新しいものづくり。Prototyping Lab, Mad Science ― 2010年05月28日 07時18分58秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
オライリー・ジャパンの矢野さん、ありがとうございます。
送ってもらって、特にPrototyping Labは、小林茂さんの文章を読んで、新
しいものづくりについて、いろいろ思っていたことを代弁してもらえていると
ころ、まだまだ言いたいなと思うことも、時間がなくて、いつまでも紹介すら
しないのはまずいので、とりあえず、名前だけは出しておきます。
まずは、オープンソースハードウェアArduino(アルドゥイーノ、アーデュイ
ーノ)を使って、自分でいろいろ作ってみる本。フィジカルコンピューティン
グやパーソナル・ファブリケーションと呼ばれている世界。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873114535/showshotcorne-22/
Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (大型本)
小林 茂 (著)
オライリー・ジャパンの紹介ページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114538/
Prototyping Lab――「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ
序文は、Tom Igoe. この人、誰?と思ったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113849/showshotcorne-22/
Making Things Talk ―Arduinoで作る「会話」するモノたち (大型本)
Tom Igoe (著), 小林 茂 (監訳) (監修), 水原 文 (翻訳)
の著者だ。
冒頭には、小林茂さんたちが、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)
で試行錯誤して作り上げた作品集がある。完成品だけをみせているわけではな
く、デザインのスケッチや試作品など、途中の経過もみせている。本書のタイ
トルのように、プロトタイプを作って試行錯誤している様子がわかるようにな
っている。
作品集の作品は、どれも「かっちょいい」「素敵だな」と思えるが、特に
「うぉぉ」と思ったものを2つだけ挙げる。
1つ目は、一つ目小僧。
そういう小ネタ要らんから、先に行きなさい。
いや、文体が5行以上という長期にわたって真面目だったから、つい。^^;
1つ目は、ニキシー管デジタルクロック。ニキシー管でデジタル表示なのが、
おしゃれ。味わいがいい。
ニキシー管なんて、いまどきあるのかと思ったら、とうに生産中止になって
いるので、やはり、ネットで高くやり取りされているらしい。しかし、これを
作った佐々木友介さんは、「Make: Tokyo Meeting 02」の会場で、ロシア製の
IN-12Bというニキシー管を安く入手できたんだそうだ。
2つ目は、編みロボ(企画設計製作:岩崎修、編みぐるみ:妻鳥花子)。
毛糸で編み上げた地球に、アメンボの脚みたいな細長い脚を付けてある。こ
れで編み物の地球が歩くのよ。
毛糸の質感がいい。手芸とフィジカルコンピューティングの幸せな出会い。
この方向性は、日本から世界的なものが出そうな予感がある。たとえば、染
物や和紙など日本の伝統的な素材とコンピュータ、センサ、アクチュエータを
組み合わせるといったことを想像しているのだが。
おもちゃメーカーはすぐやるんじゃないか。クールジャパンなおもちゃとし
て。
この本で知ったことがいくつかある。
Arduinoは、イタリアのIveraというところで作られたそうです。どういうと
ころなんだと思ったら、タイプライターなどで有名なOlivettiの街なんですっ
て。Olivettiの経営がおかしくなって街も元気がなくなったいたが、ものづく
りの伝統は残っていて、Arduinoを生み出して、いま活気が戻ってきているそ
うです。
デザインも、「design for people(人々のためにデザインする)」から
「design with people」(人々と共にデザインする)に変わってきているという
話。
DIY(Do It Yourself. 自分で作る)ではなく、DIWO(Do It With Others:他の
人と一緒に作る)やDIT(Do It Together:みんなで作る)に変わってきていると
いう話もある。
これは、ネットの発達と、工作機械が安くなってきたことも影響しています
ね。
みんなで作る話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/30/4464182
ミラーニューロン、クラウドソーシング、ハヤカワ新書juice、ビジネス書の
作られ方、売られ方
で感想をちょっと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224587X/showshotcorne-22/
ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ (単行本)
ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ (著), 井口 耕二 (翻訳)
とも通じますね。
パーソナル・ファブリケーションについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/23/5106777
週刊ダイヤモンドの電子工作特集
で名前を出したが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333146/showshotcorne-22/
ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け (単行本)
ニール・ガーシェンフェルド (著), 糸川 洋 (著)
次は、過激な実験をやってみせた写真集。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873114543/showshotcorne-22/
Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54 (大型本)
Theodore Gray (著), 高橋 信夫 (翻訳)
オライリー・ジャパンの紹介ページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114545/
Mad Science――炎と煙と轟音の科学実験54
食塩を作ろうといって、いきなり、ナトリウムと塩素を反応させて爆発状態
なんだもんね。絶対危険とか書いてあるけど、もうね、すごいよ。
全編カラー写真だから、きれいですね。
やっぱり、ついでだから新しいものづくりについて、少しだけ。
よく、経済学者、評論家、エコノミスト、アナリストの連中は、ものづくり
の時代は終わって、これからはサービスの時代だ、日本企業のものづくりはだ
めで、サービス業になれなどというでしょ(*1)
ああいう感覚が不思議なんだよね。
Amazonの商売は何? 小売業?
Googleの商売は何? 広告業?
おれにとっては、どっちも、ものづくり企業。製造業なんだよね。
彼らがやっているネット上の小売業、サービス業だって、規格があって、工
学があって、科学があって、数学があって、仕様があって、実装があって、テ
ストがあって、品質管理があるんだよ。これ、フツーに製造業でしょ。
AmazonやGoogleは、技術のある製造業の企業が、「たまたま」小売業や広告
業をやってるふうにしかみえないけどね。卓越した技術開発をやって、高付加
価値を生み出しているわけでしょ。
いまのサービス業、小売業がものづくりじゃないってどういうこと?
製造業、小売業、サービス業といった分類がすでに時代に合ってないんじゃ
ないか。
堺屋太一の知価社会じゃないけど、高度な知的作業で高付加価値を生み出し
ている企業かどうかの評価軸は、必要だと思うよ。
おれ、知識社会という言葉はあまり好きじゃないのね。知識というと、生き
ている感じがせず、単にデータとして頭に貯め込んだだけで、固定されて死ん
でいる感じがする。
そんな「知識」で他社からリードを奪えるなんてあり得ないからね。
それと、日本はソフトが弱いからこれからはソフトを強化しろなんてのもい
うでしょ。
あの言い方は、ソフトをハードにあとから接ぎ木するようなニュアンスを感
じる。あの感覚もわからない。
ハードもソフトも工業デザインも最初から一体としてあるものでしょ。
Appleが調子がいいもんだから、急にAppleのものづくりが賞賛されているが、
何度も書くように、Appleは昔からハード・ソフトの一体設計・一体開発。倒
産の危機に瀕してもそこは変えなかった。経済評論家、経済学者、エコノミス
ト、アナリストの連中からぼろくそに言われたけどね。
いまはAppleの調子がいい。すると、どうだ。経済評論家、経済学者、エコ
ノミスト、アナリストの連中は、今度は、Apple万歳、Appleのものづくりは新
しいだって。こいつらバカか。
Appleは、いま、プロセッサも自社でやっている。A5というプロセッサね。
それはなぜかってこと。IBMもプロセッサとコンパイラ技術は捨ててないどこ
ろか、継続的に投資している。それはなぜかってこと。
経済評論家、経済学者、エコノミスト、アナリストといった目先しか見えな
い、そして技術理解力が皆無の連中のいう水平分業論や投資効率からいえば、
無駄なことをずっと何10年もやり続けている。それはなぜかってこと。
日本のメーカーはその辺、ほとんど捨てたちゃったもんね。経営陣がバカで、
経済評論家、経済学者、エコノミスト、アナリストの言うことを真に受けたん
じゃないか。
ちょっと脱線するが、AmazonやGoogleがソフトだけやってるように思ってい
る人がいて、驚く。梅田望夫、野口悠紀雄もその口だった。
Amazonは、Kindleという一般向けのハードも出して、ハードもやっているこ
とが目に見える形になったが、Googleもほとんど情報は出てこないけれど、ハ
ードもやっている。
Andoroid携帯の話じゃなくて、自社のデータセンターで使うものは、自社で
設計して特注品を使っているんだよね。
その特注品は、たとえば、熱発生が少なく冷却の電力消費を抑えられるなど
という代物なのね。Googleレベルになると、何10万台、何100万台分の注文に
なるから、コスト的にも見合うし、製造する会社もあるわけ。
結局、いくらネットだ、ソフトだといったところで、物理的法則には逆らえ
ないし、物理的な制約からは逃れられない。特にエネルギーとエントロピーか
ら逃れようがない。コストを下げて利益を出そうと思ったら、ソフトもハード
も考えるはずだよね。
梅田望夫が、「ウェブ進化論」を書いたころだってそうなんだよ。彼にはみ
えないだけ。あれで技術コンサルタントをやってられるというのが、ある意味、
素晴らしいよ。
もっと脱線するが、ライブドアが大騒ぎだったころ、マスコミの論調、出て
くる評論家連中は、ライブドアは虚業で何をやってるかわからない怪しい会社
という情報操作、印象操作を繰り返したよね。
何をやってるかわからないのは、ライブドアが、ネットのポータルや証券や
らあれこれやってたからだそうだが、じゃ、たとえば、おれが毎日お世話にな
っている京王電鉄グループはどうなの?
鉄道だけじゃなくて、不動産、本屋、パン屋、ネット屋、あらゆることをや
ってるよ。それでなぜ、何をやってるかわからない会社にならないの?
ライブドアは、ネット上の電鉄会社だと思えば、なんてことないよというこ
とは、書いたよね。
楽天だって、証券やらあれこれやってるよ。なぜ、何をやってるかわからな
い会社にならないの?
要は、あのときのマスコミや評論家は、バカばっかりだったということでしょ。
目先しか見えない、そして技術理解力が皆無の連中が、やれ、構造改革しろ
だの、イノベーションを起こせだの、破壊的イノベーションを起こすにはこう
しろだの、これからはなんとかの時代などと騒ぐ。
バカの底が知れないよ。
お前らの脳味噌こそ、構造改革しろ。破壊的イノベーションを起こしてなん
とかまともにせえよ。
この前、池田信夫はバカじゃないかと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/13/5083400
渕一博―その人とコンピュータサイエンス
でも書いたが、こういうカモリーマンな世界をみると、ほんと、日本の経済学
と経済学部に税金を投入してきたのが、最大の無駄だったなと思えてくる。
*1
特に経済学者の野口悠紀雄など、金融立国だ、金融サービス業だと騒いでた
よね。アイルランドを見習えともいっていた。でも、リーマンショックの金融
危機以後、アイルランドはボロボロ。彼は、そこは知らんふりで責任も取らな
い。でも、野口悠紀雄は、一番まともな部類だっていうから、他はどんだけレ
ベルが低いんだ。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/19/5095458
日本発のArduino互換機ジャパニーノ(Japanino)。でも、入手困難?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/20/5098418
雑誌「Make」のイベントがある。週刊ダイヤモンドが電子工作特集\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/23/5106777
週刊ダイヤモンドの電子工作特集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/09/5006068
MS(Microsoft, マイクロソフト)がダメになった理由
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/13/5083400
渕一博―その人とコンピュータサイエンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/04/4675192
オープンソースハードウェアArduino(アルドゥイーノ、アーデュイーノ)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/25/4026151
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141049
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝その2
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オライリー・ジャパンの矢野さん、ありがとうございます。
送ってもらって、特にPrototyping Labは、小林茂さんの文章を読んで、新
しいものづくりについて、いろいろ思っていたことを代弁してもらえていると
ころ、まだまだ言いたいなと思うことも、時間がなくて、いつまでも紹介すら
しないのはまずいので、とりあえず、名前だけは出しておきます。
まずは、オープンソースハードウェアArduino(アルドゥイーノ、アーデュイ
ーノ)を使って、自分でいろいろ作ってみる本。フィジカルコンピューティン
グやパーソナル・ファブリケーションと呼ばれている世界。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873114535/showshotcorne-22/
Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (大型本)
小林 茂 (著)
オライリー・ジャパンの紹介ページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114538/
Prototyping Lab――「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ
序文は、Tom Igoe. この人、誰?と思ったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113849/showshotcorne-22/
Making Things Talk ―Arduinoで作る「会話」するモノたち (大型本)
Tom Igoe (著), 小林 茂 (監訳) (監修), 水原 文 (翻訳)
の著者だ。
冒頭には、小林茂さんたちが、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)
で試行錯誤して作り上げた作品集がある。完成品だけをみせているわけではな
く、デザインのスケッチや試作品など、途中の経過もみせている。本書のタイ
トルのように、プロトタイプを作って試行錯誤している様子がわかるようにな
っている。
作品集の作品は、どれも「かっちょいい」「素敵だな」と思えるが、特に
「うぉぉ」と思ったものを2つだけ挙げる。
1つ目は、一つ目小僧。
そういう小ネタ要らんから、先に行きなさい。
いや、文体が5行以上という長期にわたって真面目だったから、つい。^^;
1つ目は、ニキシー管デジタルクロック。ニキシー管でデジタル表示なのが、
おしゃれ。味わいがいい。
ニキシー管なんて、いまどきあるのかと思ったら、とうに生産中止になって
いるので、やはり、ネットで高くやり取りされているらしい。しかし、これを
作った佐々木友介さんは、「Make: Tokyo Meeting 02」の会場で、ロシア製の
IN-12Bというニキシー管を安く入手できたんだそうだ。
2つ目は、編みロボ(企画設計製作:岩崎修、編みぐるみ:妻鳥花子)。
毛糸で編み上げた地球に、アメンボの脚みたいな細長い脚を付けてある。こ
れで編み物の地球が歩くのよ。
毛糸の質感がいい。手芸とフィジカルコンピューティングの幸せな出会い。
この方向性は、日本から世界的なものが出そうな予感がある。たとえば、染
物や和紙など日本の伝統的な素材とコンピュータ、センサ、アクチュエータを
組み合わせるといったことを想像しているのだが。
おもちゃメーカーはすぐやるんじゃないか。クールジャパンなおもちゃとし
て。
この本で知ったことがいくつかある。
Arduinoは、イタリアのIveraというところで作られたそうです。どういうと
ころなんだと思ったら、タイプライターなどで有名なOlivettiの街なんですっ
て。Olivettiの経営がおかしくなって街も元気がなくなったいたが、ものづく
りの伝統は残っていて、Arduinoを生み出して、いま活気が戻ってきているそ
うです。
デザインも、「design for people(人々のためにデザインする)」から
「design with people」(人々と共にデザインする)に変わってきているという
話。
DIY(Do It Yourself. 自分で作る)ではなく、DIWO(Do It With Others:他の
人と一緒に作る)やDIT(Do It Together:みんなで作る)に変わってきていると
いう話もある。
これは、ネットの発達と、工作機械が安くなってきたことも影響しています
ね。
みんなで作る話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/07/30/4464182
ミラーニューロン、クラウドソーシング、ハヤカワ新書juice、ビジネス書の
作られ方、売られ方
で感想をちょっと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482224587X/showshotcorne-22/
ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ (単行本)
ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ (著), 井口 耕二 (翻訳)
とも通じますね。
パーソナル・ファブリケーションについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/23/5106777
週刊ダイヤモンドの電子工作特集
で名前を出したが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333146/showshotcorne-22/
ものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明け (単行本)
ニール・ガーシェンフェルド (著), 糸川 洋 (著)
次は、過激な実験をやってみせた写真集。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873114543/showshotcorne-22/
Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54 (大型本)
Theodore Gray (著), 高橋 信夫 (翻訳)
オライリー・ジャパンの紹介ページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114545/
Mad Science――炎と煙と轟音の科学実験54
食塩を作ろうといって、いきなり、ナトリウムと塩素を反応させて爆発状態
なんだもんね。絶対危険とか書いてあるけど、もうね、すごいよ。
全編カラー写真だから、きれいですね。
やっぱり、ついでだから新しいものづくりについて、少しだけ。
よく、経済学者、評論家、エコノミスト、アナリストの連中は、ものづくり
の時代は終わって、これからはサービスの時代だ、日本企業のものづくりはだ
めで、サービス業になれなどというでしょ(*1)
ああいう感覚が不思議なんだよね。
Amazonの商売は何? 小売業?
Googleの商売は何? 広告業?
おれにとっては、どっちも、ものづくり企業。製造業なんだよね。
彼らがやっているネット上の小売業、サービス業だって、規格があって、工
学があって、科学があって、数学があって、仕様があって、実装があって、テ
ストがあって、品質管理があるんだよ。これ、フツーに製造業でしょ。
AmazonやGoogleは、技術のある製造業の企業が、「たまたま」小売業や広告
業をやってるふうにしかみえないけどね。卓越した技術開発をやって、高付加
価値を生み出しているわけでしょ。
いまのサービス業、小売業がものづくりじゃないってどういうこと?
製造業、小売業、サービス業といった分類がすでに時代に合ってないんじゃ
ないか。
堺屋太一の知価社会じゃないけど、高度な知的作業で高付加価値を生み出し
ている企業かどうかの評価軸は、必要だと思うよ。
おれ、知識社会という言葉はあまり好きじゃないのね。知識というと、生き
ている感じがせず、単にデータとして頭に貯め込んだだけで、固定されて死ん
でいる感じがする。
そんな「知識」で他社からリードを奪えるなんてあり得ないからね。
それと、日本はソフトが弱いからこれからはソフトを強化しろなんてのもい
うでしょ。
あの言い方は、ソフトをハードにあとから接ぎ木するようなニュアンスを感
じる。あの感覚もわからない。
ハードもソフトも工業デザインも最初から一体としてあるものでしょ。
Appleが調子がいいもんだから、急にAppleのものづくりが賞賛されているが、
何度も書くように、Appleは昔からハード・ソフトの一体設計・一体開発。倒
産の危機に瀕してもそこは変えなかった。経済評論家、経済学者、エコノミス
ト、アナリストの連中からぼろくそに言われたけどね。
いまはAppleの調子がいい。すると、どうだ。経済評論家、経済学者、エコ
ノミスト、アナリストの連中は、今度は、Apple万歳、Appleのものづくりは新
しいだって。こいつらバカか。
Appleは、いま、プロセッサも自社でやっている。A5というプロセッサね。
それはなぜかってこと。IBMもプロセッサとコンパイラ技術は捨ててないどこ
ろか、継続的に投資している。それはなぜかってこと。
経済評論家、経済学者、エコノミスト、アナリストといった目先しか見えな
い、そして技術理解力が皆無の連中のいう水平分業論や投資効率からいえば、
無駄なことをずっと何10年もやり続けている。それはなぜかってこと。
日本のメーカーはその辺、ほとんど捨てたちゃったもんね。経営陣がバカで、
経済評論家、経済学者、エコノミスト、アナリストの言うことを真に受けたん
じゃないか。
ちょっと脱線するが、AmazonやGoogleがソフトだけやってるように思ってい
る人がいて、驚く。梅田望夫、野口悠紀雄もその口だった。
Amazonは、Kindleという一般向けのハードも出して、ハードもやっているこ
とが目に見える形になったが、Googleもほとんど情報は出てこないけれど、ハ
ードもやっている。
Andoroid携帯の話じゃなくて、自社のデータセンターで使うものは、自社で
設計して特注品を使っているんだよね。
その特注品は、たとえば、熱発生が少なく冷却の電力消費を抑えられるなど
という代物なのね。Googleレベルになると、何10万台、何100万台分の注文に
なるから、コスト的にも見合うし、製造する会社もあるわけ。
結局、いくらネットだ、ソフトだといったところで、物理的法則には逆らえ
ないし、物理的な制約からは逃れられない。特にエネルギーとエントロピーか
ら逃れようがない。コストを下げて利益を出そうと思ったら、ソフトもハード
も考えるはずだよね。
梅田望夫が、「ウェブ進化論」を書いたころだってそうなんだよ。彼にはみ
えないだけ。あれで技術コンサルタントをやってられるというのが、ある意味、
素晴らしいよ。
もっと脱線するが、ライブドアが大騒ぎだったころ、マスコミの論調、出て
くる評論家連中は、ライブドアは虚業で何をやってるかわからない怪しい会社
という情報操作、印象操作を繰り返したよね。
何をやってるかわからないのは、ライブドアが、ネットのポータルや証券や
らあれこれやってたからだそうだが、じゃ、たとえば、おれが毎日お世話にな
っている京王電鉄グループはどうなの?
鉄道だけじゃなくて、不動産、本屋、パン屋、ネット屋、あらゆることをや
ってるよ。それでなぜ、何をやってるかわからない会社にならないの?
ライブドアは、ネット上の電鉄会社だと思えば、なんてことないよというこ
とは、書いたよね。
楽天だって、証券やらあれこれやってるよ。なぜ、何をやってるかわからな
い会社にならないの?
要は、あのときのマスコミや評論家は、バカばっかりだったということでしょ。
目先しか見えない、そして技術理解力が皆無の連中が、やれ、構造改革しろ
だの、イノベーションを起こせだの、破壊的イノベーションを起こすにはこう
しろだの、これからはなんとかの時代などと騒ぐ。
バカの底が知れないよ。
お前らの脳味噌こそ、構造改革しろ。破壊的イノベーションを起こしてなん
とかまともにせえよ。
この前、池田信夫はバカじゃないかと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/13/5083400
渕一博―その人とコンピュータサイエンス
でも書いたが、こういうカモリーマンな世界をみると、ほんと、日本の経済学
と経済学部に税金を投入してきたのが、最大の無駄だったなと思えてくる。
*1
特に経済学者の野口悠紀雄など、金融立国だ、金融サービス業だと騒いでた
よね。アイルランドを見習えともいっていた。でも、リーマンショックの金融
危機以後、アイルランドはボロボロ。彼は、そこは知らんふりで責任も取らな
い。でも、野口悠紀雄は、一番まともな部類だっていうから、他はどんだけレ
ベルが低いんだ。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/19/5095458
日本発のArduino互換機ジャパニーノ(Japanino)。でも、入手困難?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/20/5098418
雑誌「Make」のイベントがある。週刊ダイヤモンドが電子工作特集\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/23/5106777
週刊ダイヤモンドの電子工作特集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/09/5006068
MS(Microsoft, マイクロソフト)がダメになった理由
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/05/13/5083400
渕一博―その人とコンピュータサイエンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/04/4675192
オープンソースハードウェアArduino(アルドゥイーノ、アーデュイーノ)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/25/4026151
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141049
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝その2
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年06月21日 09時44分34秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/06/09/5148911
週刊ダイヤモンド2010/06/12号は、宇
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/06/09/5148911
週刊ダイヤモンド2010/06/12号は、宇
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年06月22日 09時22分21秒
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100602/348687/
スペック以外で人を魅了するアップルの姿勢
何度も書いていることと同じですね。詳しくは、以下の関連を。
Macintoshのdpi(ppi)は
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100602/348687/
スペック以外で人を魅了するアップルの姿勢
何度も書いていることと同じですね。詳しくは、以下の関連を。
Macintoshのdpi(ppi)は
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年06月27日 22時01分58秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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池田信夫の「ずっこけスパコン論」や「ずっこけ第5世代コンピュ
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池田信夫の「ずっこけスパコン論」や「ずっこけ第5世代コンピュ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年07月05日 08時58分23秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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国立情報学研究所(NII)が、こんなことを始めたんですね。
http://webcat
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国立情報学研究所(NII)が、こんなことを始めたんですね。
http://webcat
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年08月16日 08時39分41秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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「はんだづけカフェ」というのができたんですね。
http://www.itmedia.
---
「はんだづけカフェ」というのができたんですね。
http://www.itmedia.
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年01月08日 12時10分03秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/04/5622428
大人の科学マガジン Vol.30、テオ・
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/04/5622428
大人の科学マガジン Vol.30、テオ・
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年04月18日 01時57分58秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110413/219422/?rt=nocnt
原子力発電の代
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http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110413/219422/?rt=nocnt
原子力発電の代
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年06月22日 06時12分54秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年06月28日 05時37分51秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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以前紹介した「ドリトルで学ぶプログラミング」の第2版が出ていま
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以前紹介した「ドリトルで学ぶプログラミング」の第2版が出ていま
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年07月19日 10時09分38秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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これまで何度か紹介してきた電子アートやデザインで人気が高いプ
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これまで何度か紹介してきた電子アートやデザインで人気が高いプ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年08月25日 03時26分08秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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フジテレビに対して、反韓流のデモがあったのね。
営業右翼と揶
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フジテレビに対して、反韓流のデモがあったのね。
営業右翼と揶
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年09月02日 01時05分34秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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あさはらさんから。ありがとうございます&遅くなってすみません
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あさはらさんから。ありがとうございます&遅くなってすみません
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年09月04日 10時58分20秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4861006708/ref=
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お買い上げありがとうございます。
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年12月08日 07時17分27秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/12/03/6230616
大人の科学マガジンVol.32 電子ブロ
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大人の科学マガジンVol.32 電子ブロ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年12月10日 07時23分48秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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最近、Arduino(アルドゥイーノ、アーデュイーノ)のことで書きたいこ
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最近、Arduino(アルドゥイーノ、アーデュイーノ)のことで書きたいこ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年12月28日 10時27分02秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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ちょっと前のもあるけど、オライリー・ジャパンが新刊をどどどど
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ちょっと前のもあるけど、オライリー・ジャパンが新刊をどどどど
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年01月05日 05時17分05秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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Arduino(アルドゥイーノ、アーデュイーノ)関係が大量に売れていまし
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Arduino(アルドゥイーノ、アーデュイーノ)関係が大量に売れていまし
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年01月17日 05時49分41秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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高額な商品。お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/
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高額な商品。お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年04月28日 10時15分48秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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日経Linuxに、こんな記事がありました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/C
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日経Linuxに、こんな記事がありました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/C
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年06月11日 09時53分39秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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リンクのみで失礼。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120608/401161/
オ
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リンクのみで失礼。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120608/401161/
オ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年09月19日 08時50分12秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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アメリカは、量的緩和第3弾(QE3)をやるというので、株が上がってい
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アメリカは、量的緩和第3弾(QE3)をやるというので、株が上がってい
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年08月05日 10時36分48秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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3Dプリンタの普及で、ネットと3Dプリンタで、一人でもメーカーにな
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3Dプリンタの普及で、ネットと3Dプリンタで、一人でもメーカーにな
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年08月15日 10時24分54秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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メイカーズ革命といえば、3Dプリンタとなるけど、実は、さまざまな
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メイカーズ革命といえば、3Dプリンタとなるけど、実は、さまざまな
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年05月13日 23時31分24秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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全然別のことを調べていて、Apache Spark以外にSparkがあったので、メモ
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全然別のことを調べていて、Apache Spark以外にSparkがあったので、メモ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年10月22日 10時55分26秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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Kindle版、全巻、大人買い、お買い上げありがとうございます。
「
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Kindle版、全巻、大人買い、お買い上げありがとうございます。
「
_ ホットコーナー - 2017年05月24日 10時25分23秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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お買い上げありがとうございます。
大人買いっぽいけど、最初、名前からは、どういうものか、さっぱりわからなかった。電子工
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お買い上げありがとうございます。
大人買いっぽいけど、最初、名前からは、どういうものか、さっぱりわからなかった。電子工
_ ホットコーナー - 2021年06月27日 11時28分05秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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以前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2020/09/20/9297643
電子工作神業ガイド、研究室ですぐに
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以前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2020/09/20/9297643
電子工作神業ガイド、研究室ですぐに
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