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あなたが知らない(かもしれない)、マリオの恐るべき秘密10選2010年04月01日 02時31分55秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 知らないことばかり。でも、よー遊んだよね、昔。
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1003/10/news089.html
あなたが知らない(かもしれない)、マリオの恐るべき秘密10選

中村(show)

===
標題: Re: あなたが知らない(かもしれない)、マリオの恐るべき秘密10選
---
 ついで「ピクミン」に出て来る"オリマ"は、"マリオ"を逆に読んだ
名前だったりする。

         ピクミンのクリアまだ10日目も切れない 穂高

アフラックと調布市タッグ 障害者のパン販売に一役2010年04月01日 02時32分27秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 昔、調布駅のそばにでかいビルの建設が始まって、何だろうと思ったら、ア
フラックだった。でも、ビルにAFLACと銘打たれていても、何の会社か、みん
なわからなかったの。
 外資保険がまだ知名度が低いころだったから。

 アヒルのCMで知名度が上がったよね。
 でも、いまの猫とアヒルが出るCM。なんか気持ち悪い。特に猫が気持ち悪い。
 あの猫、完全に不気味の谷ですね。
 おれには、勝間和代と同じくらい人造的で気持ち悪くみえる。

 そんなアフラックですが、前、テレビで地元の障害者の番組をやっていて、
彼ら、パンを焼いているのね。それをアフラックの人が喜んで買ってるシーン
があった。
 無理して、お情けで買ってるんじゃないのが、いい。
 うまいから、買ってる。
 探したら、
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100223/bsd1002230918011-n1.htm
アフラックと調布市タッグ 障害者のパン販売に一役
がありました。

Metaprogramming Ruby2010年04月01日 04時40分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 こういう本がありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1934356476/showshotcorne-22/
Metaprogramming Ruby: Program Like the Ruby Pros (Facets of Ruby) (ペーパーバック)
Paolo Perrotta (著)
 出版社にある目次などは、
http://pragprog.com/titles/ppmetr/metaprogramming-ruby

 メタプログラミングは、最近、やっとRubyなどで盛んになって、Rubyがわか
るプログラマにも注目されてきた。
 しかし、メタプログラミングは、大昔からLispの得意技。独擅場だったとい
ってもいい。
 メタプログラミングは、Lispで始まり、Lispでトドメを刺す。50年経っても、
これは変わってない。最初から、S式という、表現の一等地を押さえ、計算メ
カニズムの根源をプログラマに開放しているから。しかも、マクロにより、あ
まりに簡単かつ強力なメタプログラミングができる。
 これは、他の言語、かなわないよ。
 宇宙論的にも、他の言語は、Lispにかなわない。\(^O^)/
 これは何度か述べたが、この宇宙の基本は、地球文明でいえば、超ひも理論
(超弦理論)が予言している超ひもだが、まだ、地球人が知らないだけで、超ひ
もの正体は、実はLispのS式なんだよ。\(^O^)/
 S式を試行錯誤で揉んでいるうちに、car, cdr, consやevalが誕生し、マク
ロが誕生し、マクロによってメタプログラミングが盛んになって、宇宙が生成
されるようになり、そうやって生成された宇宙のひとつ、いま、君たちが住ん
でいる宇宙である。\(^O^)/
 これ、おとめ座銀河団では、小学生でも知っていること。\(^O^)/

 メタプログラミングは、中級から上級の世界、あるいはマニアの世界だから、
わかってないプログラマも多い。
 おれも、Rubyは忘れたころにちょっと書く程度だったから、Rubyのメタプロ
グラミングはわからないし、いまさら分かる気もない。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/12/4938896
また出るScala本
で書いた通り、もう、RubyやPerlは捨てたから。\(^O^)/

 とかいいつつ、Rubyでメタプログラミングをする人のために探してみたら、
http://www.vanderburg.org/Speaking/Stuff/oscon05.pdf
Metaprogramming Ruby
があった。
 あと、
http://en.wikipedia.org/wiki/Metaprogramming
をどうぞ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/11/4169022
JVM上新Lisp Clojureのこと, Scalaも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/01/4913323
初めての人のためのLISP[増補改訂版] 、売れまくり\(^O^)/

また出るClojure本のコメントにびっくり!2010年04月01日 04時42分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/12/4938899
また出るClojure本
の続き。
 いまごろ、気づいたが、これについたFogusさんのコメント。
 あたかも、そこで名前を出した
http://www.manning.com/fogus/
The Joy of Clojure
の著者の一人、Michael Fogusさんであるかのような書き込み。
 まさか。ご本人? こんなに日本語にも堪能?
 ほんとなら、胆汁、出まくるでぇ(読み筋は胆嚢)。
 それにしても、洒落てるね。
 Fogusの名前をクリックした、
http://joyofclojure.com/
The Joy of Clojure
に飛ぶようにしてある。

コンピュータ将棋関連のネタ。なぜか西川和久さんのことも2010年04月01日 04時43分00秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://www.konami.jp/am/shogi/index.html
天下一将棋
 ゲームセンターでできるオンライン将棋みたいです。
 とっても、ど派手な将棋です。^^;
 Bonanzaとも対戦できるみたい。

http://shogi.yaneu.com/index.php?%A5%B3%A5%F3%A5%D4%A5%E5%A1%BC%A5%BF%BE%AD%B4%FD%B4%D8%CF%A2%A4%CE%CF%C0%CA%B8
コンピュータ将棋関連の論文
 FPGAを使う話があるけど、FPGAって、ハードウェアのFPGAですよね。
 やっぱ、そうなるか。最後は、専用ハードの高速性に頼ると。
 でも、すごいのぉ。自分たちでVHDLでFPGAをプログラムして、チップを作っ
てるわけだ。

 脱線する。
 どこかで書いたはずだが、昔、ファミコン用に森田将棋が出たとき、ビレッ
ジセンターが出していた電脳情報の座談会に森田さんが来て、「ファミコンの
森田将棋には、ROMカートリッジにDSPを入れて、計算を高速化したんですよ。
DSP、めっちゃ面白いですよ。中村さんもDSPのプログラムしましょうよ」など
と言ってたことを思い出した。
 違っていたらすみませんが、このときの座談会を収録したのは、たぶん、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704145/showshotcorne-22/
激突!98対DOS/V―「98は問う、DOS/Vは答える」に関する大放言〈vol.1〉 (単行本)
 ウィキペディアにも
http://ja.wikipedia.org/wiki/DOS/V#PC-98_.E5.AF.BE_DOS.2FV
なんてのがあるね。

 もうどんどん脱線する。
 西川さん(西川和久)も、上記、座談会に出ていて、あのころ、ほんと、面白
かったね。西川さんが書いている記事、たまに読むけど、元気そうで何より。
 先週くらいかな。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100120_343336.html
■西川和久の不定期コラム■
ThinkPad X31の後釜にピッタリ!? レノボ「ThinkPad X100e」

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100127_344892.html
■西川和久の不定期コラム■
ThinkPadの新ラインナップ! 「レノボ ThinkPad Edge 13"」
を読んだせいなのか、数日前、なぜか、西川さんが夢に出てきたの。もう10年
以上会ってないから、会いたいと思ったのかなあ。
 それが、夢ならではのとんでもない話。
 朝早く、おれ、家の近所を散歩しているの。おれは現実には府中に住んでい
るが、どうも場所は代官山っぽい。西川さんのオフィスは代官山にあるからだ
ろう(いまもあればだけど)。
 散歩していたら、こんなとこに店があったのかと思う中華料理屋を見つける。
 その厨房に西川さんそっくりの男がいて、一生懸命になんか小麦粉をこねて
いるのが見える。ああ、朝の仕込みなのかと思い、あまりに西川さんそっくり
なので、思わず、「あのぉ、すみません」などと言って厨房の男に声をかけた
ら、なんと、西川さん本人!!
「えーっ、いま、中華料理屋やってるの?」
「いやいや、中華料理屋は、コックを雇ってやらせていて、朝だけ、おれが
工房として使ってる」
「はあ? 話がみえない」
ということで、西川さんが説明してくれたところによると、彼が小麦粉をこ
ねて作っている直径10センチくらいのお好み焼き状のものは、半導体製造に
欠かせないものなんだって。\(^O^)/
 それで、サムスンやらエルピーダやらが買いに来る。
 しかも、1個100万円。\(^O^)/
 しかもしかも、なぜか、西川さんがこねて作らないと、使えるものにならな
い。他の人が作ると単なるお好み焼きの焼いてない状態(笑)。
 しかもしかもしかも、西川さんでもなぜか1日20個しか作れない。21個
目からはいくら作っても、単なるお好み焼きの焼いてない状態にしかならない。
 半導体メーカーでも、なんとか自分たちで作れないかといろいろやったが、
だめ。いくら成分を調べても、単に小麦粉。\(^O^)/
 しかし、西川さん、1日20分やって20個作って毎日2000万円の売り
上げ。\(^O^)/
 「はうあ!! そりゃ、すげえ。試しに、おれもやってみていい?」
 「いいよいいよ。やってみ」
ということで、やってみたら、あっさり、使えるものができた。\(^O^)/
 「ひぇぇ。ライバル出現。おれ、showさんと商売敵になりたくないよ」
 「じゃ、一緒に会社作ろうか」
などという話になったところで、目が覚めた。
 それにしても、あのお好み焼き。半導体製造のどこで使うんだろう。

http://blog.livedoor.jp/shogitygoo/archives/51595969.html
「コンピュータ将棋を用いた棋譜の自動解説と評価」について
 これ、いいねえ。
 NHK杯の解説に、初音ミクみたいなヴァーチャルアイドル棋士が出て、解説
する日が来るのも、案外近いのか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0038MZ1LA/showshotcorne-22/
将棋世界 2010年 04月号 [雑誌]
のコンピュータ将棋の連載。
 これまた、コンピュータ将棋の致命的弱点の話。
 要は、既存の棋譜から学んだこと以上の創発的な手が指せないってこと。
 弾(小飼弾)さんが、昔、渡辺竜王の本の感想を書いていたときに、コンピュ
ータはプロの棋譜から学ぶから、プロは自分で自分の首を絞めているといった
ことを書いていたが、弾さん、AI(人工知能)のことも、機械学習のことも、ほ
とんど知らないなと思った。
 あったあった、これこれ。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50942633.html
電脳がいつかは人脳に勝つ理由 - 書評 - ボナンザVS勝負脳

「電脳が人脳に勝つ日は、棋士たちが頑張れば頑張るほど近づくのだ」
「過去の棋譜をどんどんプログラムに食わせればいい。プログラムは、食えば
食うだけ強くなる」

 そんな簡単な話だったら、誰も苦労しないってば。一定のレベルまではこう
いうので割と簡単に行けるが、AIでみんな苦労していた&いまも苦労している
のは、その先。
 Googleがやってるような大量コーパスによる統計的な機械翻訳でも、人間の
翻訳にはかなわないでしょ。
 将棋に限って言っても、新手が出て、定跡は日々覆っているし、時代感覚も
あって、局面の評価でも以前は先手よしだったのが、後手よしになったり、棋
譜からの学習だけじゃ、矛盾が出るし、バランスがおかしくなる。
 お手本を超えて創発的な手が指せるようにと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385139
将棋ネタ、名人戦、瀬川四段、どうぶつしょうぎ、世界コンピュータ将棋選手

で紹介した、漫遇将棋(まんぐうしょうぎ)のようなアプローチを考える人も出
てくる。
 詰みを発見する力など終盤力は、圧倒的にコンピュータ有利だろうが、A級
棋士が、本気で特定のコンピュータ将棋の棋風や弱点を研究したら、終盤に入
る前に、もう勝負がついてしまっていて、コンピュータはまだまだ継続的に人
間には勝てないと思う。
 コンピュータ囲碁がランダム性を入れて強くなったように、なんか、アルゴ
リズム的にも、もう一段ブレークスルーがないと、継続的にトッププロに勝つ
のは、まだまだ難しいと思う。

ポアンカレ予想のDVDが出ます\(^O^)/とそのNHKスペシャルの本2010年04月02日 00時58分22秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/31/4985328
リーマン予想のDVDが出ます\(^O^)/
の関連。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003AM2U6M/showshotcorne-22/
ポアンカレ予想・100年の格闘 ~数学者はキノコ狩りの夢を見る~ [DVD]
を予約してくださった人がいて、気づきました。
 これ、NHKスペシャルでやったポアンカレ予想のDVD化。
 ポアンカレ予想に挑戦した数々の数学者と、解決したグリゴリ・ペレリマン
の物語でもある。
 グリゴリー・ペレルマンという表記もあるが、今回は、NHKの表記に従う。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003AM3BZG/showshotcorne-22/
リーマン予想・天才たちの150年の闘い ~素数の魔力に囚われた人々~ [DVD]
と同じく、発売予定日は2010年5月28日だそうです

 NHKにある番組の内容紹介は、
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090309.html
100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~
 ついでに、もう一度、リーマン予想の番組内容紹介は、
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091115.html
魔性の難問 ~リーマン予想・天才たちの闘い~

 おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/16/4950139
政治を数学で語ろう\(^O^)/
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812826/showshotcorne-22/
NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 (単行本)
春日 真人 (著)
を買って読んだんです。
 番組の記憶が甦る。取材の裏側もあれこれ書いてある。それと数学的な説明
も簡単ながらある。
 番組の映像を写真にして使っているが、写真が小さいし、モノクロなので、
細部がよくわからない。そこはやはり、DVDを観るべき。
 あの番組をみたときの感想は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/29/1877162
Re: ポアンカレ予想
で書いたが、やっぱり、一番印象的なのは、トポロジーじゃ解けず、時代遅れ
と思われていた微分幾何学で解けちゃったということ。
 トポロジーはポアンカレが切り開いた分野。当然、ポアンカレ予想は、トポ
ロジーの問題であり、トポロジーで解けるとみんな思った。
 まさか、数学の王様とも呼ばれ、数学の王者になったトポロジーに押しのけ
られ、もう時代遅れの古くさい微分幾何学なんかで解けるとは誰も思わなかっ
た。
 これですよね。ブレークスルーがよく起きるのは。あるいは、イノベーショ
ン。それも破壊的イノベーションが起きるのは。
 ペレリマンは、高校時代、数学と同等以上に物理がよくできたから、熱伝導
方程式(本書では、熱方程式といっている)に親しんでいた。それで、リッチフ
ロー方程式と形が似ているので、ここに解決のヒントがあると直感できた。
 こういう、専門タコツボを超えた複数のジャンルをまたがる知識と経験が、
ブレークスルー、イノベーション、破壊的イノベーションを起こすのも、よく
あること。
 「境界領域に新世界あり。周縁に新時代あり」ですね。
 お、いま、思いつきで書いたけど、
「境界領域に新世界あり。周縁に新時代あり」
は、なんかかっちょいいね。よし、おれの専売特許にしよう。\(^O^)/
 ってか、クリエイティブ・コモンズにしろよ。
 まあ、好きに使ってちょ。

 ベレリマンの証明は、微分幾何学や物理学の手法を駆使しているから、トポ
ロジーが専門の数学者にはちんぷんかんぷんで、トポロジストたちは、悔しい
やら情けないやらで、ひどく落ち込んだというのも、ドラマですね。
 いまでも、トポロジーで解けないのは、数学的に美しくないというので、ま
だトポロジーで解こうとしてる人もいるそうです。そういうもんなのでしょう
か。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/27/4910560
少女素数、リーマン予想、数学セミナー増刊「リーマン予想がわかる」
で感想を書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002U22YZK/showshotcorne-22/
数学セミナー増刊 リーマン予想がわかる 2009年 11月号 [雑誌] (雑誌)
で、リーマン予想は解決したのは、数学者ではなく、量子コンピュータを駆使
した宇宙プログラマだという設定になっているのも、そういうことなんでしょ
うね。

問 「そういうこと」とは、どういうことか、10文字以内で説明せよ(答は
最後に)。

 番組を観たとき気づかず、本書で改めて知ったが、ペレリマンは、微分幾何
学の中でも、アレクサンドルフ空間という特殊分野の第一人者なんだそうです。
 これで、また、キャバ嬢を煙に巻く言葉を仕入れたぜ。\(^O^)/
 本書では、この分野の世界的権威として東北大学の塩谷隆教授が登場して、
アレクサンドルフ空間のことを説明しています。特異点を持った空間で、この
分野は、人によっては、数学のゲテモノというそうです。
 こういうの番組にあった?
 それと、筑波大学の山口孝男教授が出てきて、ペレリマンの人となりも語っ
ています。
 これも番組にあった?
 ゲテモノが、ブレークスルー、イノベーション、破壊的イノベーションを起
こすという話もよくある話で、示唆的ですよね。

 番組にあった記憶がないことが、まだある。
 スティーブン・スメール博士。モスクワでの会見が原因で、彼は、ソ連当局
(まだ冷戦時代)に連行された話は、あった?
 ウィリアム・サーストン博士。「サーストンの幾何化予想」の人。
 写真が出ているから、番組にはあったはずだが、記憶がないのが、葉っぱを
使って曲率の説明をしている話。

 本書には、サーストン博士の言葉でこういうのがある。
 「幼い頃は、自分のやりたいことをやって世界を体験し、色々なオモチャに触
れることが重要だと思います。大人が言葉にしたり説明できることは、子ども
が身をもって体験することに比べれば、極めて限られています。子どもに教え
込もうとするのは間違っています。質問に答えるのは大切ですが、細かいノウ
ハウ、例えば掛け算を教えるなんてことは重要ではありません」
 脳と身体性の話だし、勝間和代などのカモリーマン向けハウツーの世界がダ
メな理由だね。^^;
 もうひとつ、サーストン博士で考えさせられる話。
 サーストン博士は天才で、めちゃめちゃ証明ができる。葉層構造論という分
野で、次々と証明しまくった。そしたら、葉層構造論は、サーストンが全部一
人でやっちゃうから、この分野を研究しても自分のキャリアの先がないという
ので研究者がいなくなった。まだ、やらなけれいけないことがいっぱいある分
野だったのに。
 池に鯨が来たから、池の魚が押し出されたということですね。
 それで、サーストン博士は研究態度をがらりと変えた。もう、証明はしない。
アイデア、予想を出すだけ。それを他の人に証明してもらって、その人の業績
にしてもらう。
 みんなが求めていたのは、結果ではなく過程だったと。
 武部先生の本にも、数学者が理解するというのは、どういうことかというの
で、似た話が書いてありましたね。
 これも、最近、よく書いている、公式の暗記より、プロセスの理解ですね。
 上の検索窓に「公式 プロセス」を入れて、検索してみて。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/05/11/2473
女性専用車両とポアンカレ予想
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/19/1736166
ポアンカレ予想を解いた数学者
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/16/1856390
ポアンカレ予想
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/29/1877162
Re: ポアンカレ予想


 「つまり、そういうこと」

bit誌の連載「マルチパラダイム言語 TAO」が公開されている\(^O^)/2010年04月02日 01時03分01秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 100万年ぶりに、
http://www.nue.org/nue/index.html
NUE
に行ったら、一番下の部分で、竹内郁雄さんが、かつてbit誌で連載していた
TAOの連載が公開されていることを発見。
 ちょー、懐かしいです。TAO/ELISの中身がよくわかって、Lisp好きは、当時、
みんな、食い入るように読んでいました。

http://www.nue.org/nue/tao/bitao/index.html
マルチパラダイム言語 TAO
竹内 郁雄

 TAOは、LispマシンELISで動く、鵺的なんでもありLispで、Lispの関数型、
Prologの論理型、Smalltalkのオブジェクト指向の3つのプログラミングパラ
ダイムの調和平均を取ったLispだという触れ込みでした。
 たしか、おれ、ACMのSIGPLANで論文をみて、いきなり東洋思想が出てきて、
こんなのありかと思った記憶がある。
 あー、あったあった。
Major publications

97 I. Takeuchi, H.G. Okuno, and N. Osato: "TAO - A harmonic mean of
Lisp, Prolog and Smalltalk", SIGPLAN Notices, Vol.18, No.7 (1983), ACM.
にありますね。
 これこれ。ちゃんと、harmonic meanと書いてあるでしょ。調和平均。
 算術平均じゃなくて、ちゃんと3つのパラダイムの調和・融合ができている
というシャレなんです。

 あ、こんなのもある。
http://www.dreamsongs.com/NewFiles/Hopl2.pdf
The Evolution of Lisp
 あ、日本語訳がある。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/okshirai/HOPL2-Uncut-j.txt
Lispの進化

 TAOが出てきた背景がわかると思います。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/17/145926
Lisp特別イベント
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613199
Gauche Night
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813545
日本のLispマシン
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837328
最近の雑誌から
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4890951
Lispの神様 竹内郁雄教授の最終講義。「初めての人のためのLISP 増補改訂版」

テルモの生命科学DOKIDOKI研究室2010年04月02日 01時24分18秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 テルモ科学技術振興財団が生命科学DOKIDOKI研究室というサイトをやってる
んですね。
 中高生が生命科学に親しむためのサイト。
 中高生向けということは、社会人、特に文系社会人にもぴったりということ。
 これ、岩波ジュニア新書が中高生向けといいながら、実は、社会人によく読
まれているのと一緒。

http://www.terumozaidan.or.jp/labo/
生命科学DOKIDOKI研究室

 ミドリムシでクッキーやベーグル作るんだね。
http://www.terumozaidan.or.jp/labo/technology/04/index.html
ミドリムシクッキーを食べたことがありますか?
 食べてみたーい。

 東北大学大学院歯学研究科 大隅典子教授のインタビューがある。
http://www.terumozaidan.or.jp/labo/interview/04/index.html
第4回 脳の発生の探求から、心の病の予防・治療までも視野に
東北大学大学院医学系研究科 大隅典子 教授

 大隅先生のお薦めは、
脳科学者たちが読み解く脳のしくみ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822284182/showshotcorne-22/
脳科学者たちが読み解く脳のしくみ 3ポンドの謎 (単行本)
シャノン・モフェット (著), 藤井 留美 (翻訳)
 おれが買おうと思っていた本と同じだ。
 と思ったら、あれれ? おれが狙っている本とは、表紙が違う。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492800816/showshotcorne-22/
最新脳科学で読み解く 脳のしくみ (単行本(ソフトカバー))
サンドラ・アーモット(Sandra Aamodt) (著), サム・ワン(Sam Wang) (著),
三橋智子(みつはし ともこ) (翻訳)
のことだと勘違いしていた。
 なるほど。両方買えというセレンディピティか(爆)。
 もう、毎日、朝から晩までセレンディピティやわ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/30/4983278
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)

iPadとウォズのインタビュー2010年04月02日 05時09分35秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 「iPadがすべてを変える」という特集が話題の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003BW214C/showshotcorne-22/
Newsweek ( ニューズウィーク日本版 ) 2010年 4/7号
 個人的には、ウォズ(ジョブズとともにAppleを創業したウォズニアック)の
インタビューがウォズらしくて傑作。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4890972
iPadのこと。iPhoneプログラミング本の続きも少し
で話題にした、iPhoneのマルチタスク問題も関連あり。
 解決策は、ウォズらしい実戦的なやり方だね。だから、iPadも。。。という
ことなのね。
 同じ傾向の号は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002UTONES/showshotcorne-22/
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 11/18号
で、特集は、「本と雑誌と新聞の未来」。

 お、翻訳して掲載している人がいるね。
http://maclalala2.wordpress.com/2010/03/31/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/25/4026151
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141049
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝その2

 ひぃぃ。もう1年以上前か。
 それに、今年だってもう4月だし。
 おっとろしかこつばい、鮎原さん。

その2: ポアンカレ予想のDVDが出ます\(^O^)/とそのNHKスペシャルの本2010年04月04日 20時02分20秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/02/4989495
ポアンカレ予想のDVDが出ます\(^O^)/とそのNHKスペシャルの本
の続き。
 武部先生からコメントが。
 武部先生、よっぽど暇なのか。
 おいおい。わざわざコメントしてくださったのに。すみません。こいつ、バ
カで。あとでリサイクルに回しますので、お許しください。
 リサイクルってどうするの?
 まず、人体実験に使う。次に、臓器工場にして造らせた臓器を売って、作れ
なくなったら食料にする。
 あれ? この前まで臓器工場にするという話は入ってなかったじゃん。
 あ、それ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/29/4981457
NHKスペシャル「人体“製造”~再生医療の衝撃~」
で、豚で臓器を造る話を思い出したから。どうせなら、人間に造らせる方がい
いなと思って。
 なるほど。ちゃんと有効利用を常に考えているね。
 あったりまえじゃん。で、お前、リサイクルね。\(^O^)/

 さっそく、
http://mathsoc.jp/publication/tushin/index14-2.html
「数学通信」第14巻第2号目次

http://mathsoc.jp/publication/tushin/1402/1402kasuga.pdf
春日真人「数学を伝えるという“難問”~ポアンカレ予想取材記~」
を読みました。
 最初の節は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812826/showshotcorne-22/
NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 (単行本)
春日 真人 (著)
にも、取材裏話として出てきますね。
 ハイビジョン特集(110分)とNHKスペシャル(60分)があるのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003AM2U6M/showshotcorne-22/
ポアンカレ予想・100年の格闘 ~数学者はキノコ狩りの夢を見る~ [DVD]
のデータには、109分と書いてあるから、ハイビジョンのほうなのかな。
 とにかく、ぼくが観たのは、NHKスペシャル。
 番組の記憶にないことが本に書いてあるのは、単に、ぼくが3歩歩いたので
忘れたからだと思います。