囲碁でもコンピュータが人間に勝つ? ― 2007年07月01日 07時07分43秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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コンピュータが人間のトップクラスに勝つのは時間の問題といわれる将棋と
は違って、囲碁ではまるでコンピュータは歯が立たないといわれてきましたが、
雲行きが変わってきたのかもしれません。
今月の日経サイエンス。すなわち、2007年8月号の冒頭のトピックスによる
と、新アルゴリズムが開発されて、10年以内にプロに勝てる可能性が出てき
たなんて話が出ています。
オンラインでは全然読めませんが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/item.php?did=55708
日経サイエンス 2007年8月号
のNEWS SCANの「待ったなし、シリコンの一手」がその記事です。
おれは、囲碁は将棋より、はるかに弱い以前の状態で、何がなんだかわから
ん。昔、書いたように、ガキのころ、じいちゃんから囲碁でいぢめられたトラ
ウマでしょうか(爆)。
日本棋院の
http://www.nihonkiin.or.jp/play/index.html
にある九路盤ソフトのソフトでも全然勝てません(泣)。
くやしいから、「ま、正式の十九路盤に比べて、九路盤だから探索範囲が狭
くて、コンピュータに有利だからな。十九路盤でやれば勝つ」などと、絶対あ
り得ないことをほざいております。
おれにとって、囲碁の面白さは、何より言葉の面白さ。
国際大会の解説をよくしている黄孟正さんの解説が好きで、囲碁将棋チャン
ネルで見るけど、
「先生、ここで黒がきるとどうなるんですか?」
「じゃ、ちょっとやってみましょう。黒がきると、白はさがって、(以後、黒
白の順)、あてて、ついで、のぞいて、すべって、まがって、のびて、はねて、
こすんで、おさえて、つけて」
などいう調子で、10手以上やって、黄さんが
「で、どうですか。こうなってみると、白は右上から下にかけて模様がいいで
すよね」
訳がわからん。\(^O^)/
でも、囲碁の訳のわからなさって、いやなもんじゃないね。なんか、脳みそ
の皺がかゆくなるような感じだけど、なんか、いいのね。
その黄さんを、この前、市ヶ谷駅前で見た。日本棋院は市ヶ谷にあって、ア
ンテナハウスも市ヶ谷だから。思わず、握手してもらおうかと思ったけど、急
いでらっしゃるようで、早足で歩いておられたので、遠慮しました。^^;
ところで、日経サイエンスの記事は、アメリカのサイエンティックアメリカ
ンの記事の翻訳なので、チェスは、IBMのディープブルーがカスパロフに勝っ
て、
「コンピューターが人間に及ばないゲームは実質上ただ1つ。囲碁だけになっ
た」
などと書いてある。将棋は眼中にない。\(^O^)/
羽生さんもいってたけど、統一ルールによる将棋の国際化って、もはや無理
なんだってね。アジア各国に将棋はあるけど、もうルールがずいぶん違うし、
それは各国の歴史や文化が背景にあるので、統一ルールができるような状態で
はないみたい。
羽生さんは、各国の将棋を指してみて、それを実感したそうです。
経済評論をやってる山崎元という人がいますよね。おれ、この人、たとえば、
投資信託なんて手数料が高すぎてダメなんて書いてくれるので合理的で好きな
んですが(バクチやりたいのに、合理的過ぎて面白くないという言い方もある
かも)、以前、日経CNBCを観ていたら、山崎さんの番組があった(いまもあるの
かどうか知らないけど)。
自分の番組をもっていることにも驚いたが、将棋連盟会長の米長さんがゲス
トに来たのにも驚いた。そして、何より、山崎さん、大の米長ファンなのに驚
いた。
なぜかといえば、彼、東大将棋部だったのね。
それで、スタジオに自分がもっている米長グッズを嬉々として並べていまし
た。山崎さんの意外な一面をみましたね。
で、山崎さんが米長さんに将棋の国際化について質問したら、米長さんは、
将棋は日本の伝統芸能なので、国際的に認知されるようにするにしろ、日本の
将棋として普及させるなどと答えていました。
将棋の国際化。これについては、おれに秘策があるが、それは国家秘密なの
で、しばらく伏せておく。
単に書く余裕がないだけだろ。
はい。^^;
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コンピュータが人間のトップクラスに勝つのは時間の問題といわれる将棋と
は違って、囲碁ではまるでコンピュータは歯が立たないといわれてきましたが、
雲行きが変わってきたのかもしれません。
今月の日経サイエンス。すなわち、2007年8月号の冒頭のトピックスによる
と、新アルゴリズムが開発されて、10年以内にプロに勝てる可能性が出てき
たなんて話が出ています。
オンラインでは全然読めませんが、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/item.php?did=55708
日経サイエンス 2007年8月号
のNEWS SCANの「待ったなし、シリコンの一手」がその記事です。
おれは、囲碁は将棋より、はるかに弱い以前の状態で、何がなんだかわから
ん。昔、書いたように、ガキのころ、じいちゃんから囲碁でいぢめられたトラ
ウマでしょうか(爆)。
日本棋院の
http://www.nihonkiin.or.jp/play/index.html
にある九路盤ソフトのソフトでも全然勝てません(泣)。
くやしいから、「ま、正式の十九路盤に比べて、九路盤だから探索範囲が狭
くて、コンピュータに有利だからな。十九路盤でやれば勝つ」などと、絶対あ
り得ないことをほざいております。
おれにとって、囲碁の面白さは、何より言葉の面白さ。
国際大会の解説をよくしている黄孟正さんの解説が好きで、囲碁将棋チャン
ネルで見るけど、
「先生、ここで黒がきるとどうなるんですか?」
「じゃ、ちょっとやってみましょう。黒がきると、白はさがって、(以後、黒
白の順)、あてて、ついで、のぞいて、すべって、まがって、のびて、はねて、
こすんで、おさえて、つけて」
などいう調子で、10手以上やって、黄さんが
「で、どうですか。こうなってみると、白は右上から下にかけて模様がいいで
すよね」
訳がわからん。\(^O^)/
でも、囲碁の訳のわからなさって、いやなもんじゃないね。なんか、脳みそ
の皺がかゆくなるような感じだけど、なんか、いいのね。
その黄さんを、この前、市ヶ谷駅前で見た。日本棋院は市ヶ谷にあって、ア
ンテナハウスも市ヶ谷だから。思わず、握手してもらおうかと思ったけど、急
いでらっしゃるようで、早足で歩いておられたので、遠慮しました。^^;
ところで、日経サイエンスの記事は、アメリカのサイエンティックアメリカ
ンの記事の翻訳なので、チェスは、IBMのディープブルーがカスパロフに勝っ
て、
「コンピューターが人間に及ばないゲームは実質上ただ1つ。囲碁だけになっ
た」
などと書いてある。将棋は眼中にない。\(^O^)/
羽生さんもいってたけど、統一ルールによる将棋の国際化って、もはや無理
なんだってね。アジア各国に将棋はあるけど、もうルールがずいぶん違うし、
それは各国の歴史や文化が背景にあるので、統一ルールができるような状態で
はないみたい。
羽生さんは、各国の将棋を指してみて、それを実感したそうです。
経済評論をやってる山崎元という人がいますよね。おれ、この人、たとえば、
投資信託なんて手数料が高すぎてダメなんて書いてくれるので合理的で好きな
んですが(バクチやりたいのに、合理的過ぎて面白くないという言い方もある
かも)、以前、日経CNBCを観ていたら、山崎さんの番組があった(いまもあるの
かどうか知らないけど)。
自分の番組をもっていることにも驚いたが、将棋連盟会長の米長さんがゲス
トに来たのにも驚いた。そして、何より、山崎さん、大の米長ファンなのに驚
いた。
なぜかといえば、彼、東大将棋部だったのね。
それで、スタジオに自分がもっている米長グッズを嬉々として並べていまし
た。山崎さんの意外な一面をみましたね。
で、山崎さんが米長さんに将棋の国際化について質問したら、米長さんは、
将棋は日本の伝統芸能なので、国際的に認知されるようにするにしろ、日本の
将棋として普及させるなどと答えていました。
将棋の国際化。これについては、おれに秘策があるが、それは国家秘密なの
で、しばらく伏せておく。
単に書く余裕がないだけだろ。
はい。^^;
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年04月21日 05時19分49秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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きょう(中村注:2012/04/17)の日経夕刊文化面(最終面)は囲碁ソフト
につ
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きょう(中村注:2012/04/17)の日経夕刊文化面(最終面)は囲碁ソフト
につ
_ ホットコーナー - 2016年02月03日 10時13分43秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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少し前のニュースですが、AI(人工知能)の父、マーヴィン・ミンスキー先生が亡くなっていました。
https://twitter.com/shownakamura/status/6921
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https://twitter.com/shownakamura/status/6921
_ ホットコーナー - 2025年02月01日 07時54分33秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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情報省を知らない人は、最後を読んでね。
短めのネタから順に。1つ1つバラ
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情報省を知らない人は、最後を読んでね。
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