西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト ― 2009年06月05日 10時05分20秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
先日のNHK。「爆笑問題のニッポンの教養」は、文化人類学の巨人・川田順
造先生のところで、西アフリカのモシ族の太鼓言葉の話題。
最初、トーキングドラムの話かと思ったら、もっと深い話だった。
モシ族は文字を持たない。文明社会からみると、一見、遅れた世界にみえる
が、調べていくと、太鼓を叩いてコミュニケーションするという太鼓言葉を持
っていて、指先で微妙に太鼓の皮をミュートしたりして、文字によるコミュニ
ケーションより微妙なニュアンスさえ伝え得るそうです。
つまり、文字を持つことで得たものも大きいが、文字を持つことで失ったも
のもまた大きいことを教えてくれる世界だそうです。
面白かったのは、川田先生がモシ族の王朝年代記の研究に行ったときのこと。
王朝年代記をやるというので、録音機材を持って行った。まず、太鼓を叩き
始めた。これはイントロであって、そのうち、王朝年代記の朗唱が始まるだろ
うと思って、テープを節約するために録音せずにいたら、30分くらい太鼓を
叩いて、もう終わっちゃった。あれ?と思って、訊くと、いま太鼓で延々やっ
たのが、王朝年代記だったと。
太鼓で王朝年代記をしゃべっていたんです。\(^O^)/
もう、筒井康隆「バブリング創世記」ですわ。
楽器でセリフをしゃべって忠臣蔵をやる山下洋輔「ジャズ忠臣蔵」も真っ青
ですね。
実在するんですね、こういう民族と太鼓言葉。ほんとに王朝年代記を太鼓で
延々しゃべるんですね。しかも、モシ族の遺産として実在し、代々伝えられて
きているんですね。
あれ? でも、太鼓言葉の話、筒井さんか山下さんのエッセイか対談か何か
で読んだ気もしてきたぞ。
まあ、いい、先に進もう。
太鼓言葉は、言語と音楽の中間的な存在なんですね。
爆笑問題の太田光も、いいこと言ってました。
他人を励ますつもりで「がんばれ」と言っても、「もう、精一杯がんばって
いるのに、いまさら言うな」という否定的な受け取られ方をすることもあって、
言葉じゃ、応援したい感情が伝わらないこともある。そういうときに、「フレ
ー、フレー」と、言葉というより叫びに近い表現で、感情の伝えようとするけ
ど、あれも、言語と音楽の中間的な存在なんじゃないかと。
それで、思い出したのが、今年の前半で読んだノンフィクションでは、一番、
インパクトがあった本、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) (新書)
下條 信輔 (著)
に書いてあったこと。
言語と音楽は、人類の歴史の中で、社会のコミュニケーション手段として、
共進化してきたのではないかという説。
言葉は論理に訴えるのに便利なものだが、音楽は情動(感情)に訴えるのに便
利なもので、互いに影響し合って発達してきたのではないかと。
ぼくが去年からよく書いている言い方をすれば、言葉は脳的(大脳的)なもの
だが、音楽は身体的(小脳的)なもの。どっちが欠けても人間としてまともじゃ
ない。
サブリミナル・インパクトの前半では、印象的なエピソードがあった。
紅白歌合戦だったかな。審査員になったある作家が、どうして、小説だと原
稿用紙何百枚も使わないと伝えられない感動を、音楽はたった数分で伝えられ
るのかと感嘆する話が出てきます。
それは音楽が情動に訴えるからだろうと。
ここからさらに、現代社会は、情動操作が広範囲に行なわれていると。
たとえば、脳神経科学・認知神経科学の成果を応用し、大衆の情動に訴え、
操作することで、商品を売りまくろうとするニューロマーケティングの話や、
ワンフレーズや郵政民営化一本槍で大衆の情動に訴えて選挙に大勝した小泉純
一郎政権の話やら、いろいろ発展していくんですが。
サブリミナル・インパクトの概要や目次は、
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480064608/
をどうぞ。このページにある著者からのメッセージ、
http://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/entry/78/
ラッピング・ペーパー カルチャー/下條信輔
も面白いですね。
ソニーのウォークマンに始まって、いまのAppleのiPodに至るまで、現代人
が音楽を常に身近に持ち歩いて聴きたがるのは、生活空間の文明化・都市化・
脳化によって身体性が失われている状態を、なんとか回復してバランスを取ろ
うとしているという見方もできるかもしれませんね。
参考:
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090602.html
「爆笑問題のニッポンの教養」FILE073:「人類よ声を聴け」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400600060X/showshotcorne-22/
無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に (岩波現代文庫) (文庫)
川田 順造 (著)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」
http://www.azalai-japon.com/lexique/t.html
太鼓言葉
http://radiofly.to/wiki/?%A5%C8%A1%BC%A5%AD%A5%F3%A5%B0%A5%C9%A5%E9%A5%E0
トーキングドラム
---
先日のNHK。「爆笑問題のニッポンの教養」は、文化人類学の巨人・川田順
造先生のところで、西アフリカのモシ族の太鼓言葉の話題。
最初、トーキングドラムの話かと思ったら、もっと深い話だった。
モシ族は文字を持たない。文明社会からみると、一見、遅れた世界にみえる
が、調べていくと、太鼓を叩いてコミュニケーションするという太鼓言葉を持
っていて、指先で微妙に太鼓の皮をミュートしたりして、文字によるコミュニ
ケーションより微妙なニュアンスさえ伝え得るそうです。
つまり、文字を持つことで得たものも大きいが、文字を持つことで失ったも
のもまた大きいことを教えてくれる世界だそうです。
面白かったのは、川田先生がモシ族の王朝年代記の研究に行ったときのこと。
王朝年代記をやるというので、録音機材を持って行った。まず、太鼓を叩き
始めた。これはイントロであって、そのうち、王朝年代記の朗唱が始まるだろ
うと思って、テープを節約するために録音せずにいたら、30分くらい太鼓を
叩いて、もう終わっちゃった。あれ?と思って、訊くと、いま太鼓で延々やっ
たのが、王朝年代記だったと。
太鼓で王朝年代記をしゃべっていたんです。\(^O^)/
もう、筒井康隆「バブリング創世記」ですわ。
楽器でセリフをしゃべって忠臣蔵をやる山下洋輔「ジャズ忠臣蔵」も真っ青
ですね。
実在するんですね、こういう民族と太鼓言葉。ほんとに王朝年代記を太鼓で
延々しゃべるんですね。しかも、モシ族の遺産として実在し、代々伝えられて
きているんですね。
あれ? でも、太鼓言葉の話、筒井さんか山下さんのエッセイか対談か何か
で読んだ気もしてきたぞ。
まあ、いい、先に進もう。
太鼓言葉は、言語と音楽の中間的な存在なんですね。
爆笑問題の太田光も、いいこと言ってました。
他人を励ますつもりで「がんばれ」と言っても、「もう、精一杯がんばって
いるのに、いまさら言うな」という否定的な受け取られ方をすることもあって、
言葉じゃ、応援したい感情が伝わらないこともある。そういうときに、「フレ
ー、フレー」と、言葉というより叫びに近い表現で、感情の伝えようとするけ
ど、あれも、言語と音楽の中間的な存在なんじゃないかと。
それで、思い出したのが、今年の前半で読んだノンフィクションでは、一番、
インパクトがあった本、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) (新書)
下條 信輔 (著)
に書いてあったこと。
言語と音楽は、人類の歴史の中で、社会のコミュニケーション手段として、
共進化してきたのではないかという説。
言葉は論理に訴えるのに便利なものだが、音楽は情動(感情)に訴えるのに便
利なもので、互いに影響し合って発達してきたのではないかと。
ぼくが去年からよく書いている言い方をすれば、言葉は脳的(大脳的)なもの
だが、音楽は身体的(小脳的)なもの。どっちが欠けても人間としてまともじゃ
ない。
サブリミナル・インパクトの前半では、印象的なエピソードがあった。
紅白歌合戦だったかな。審査員になったある作家が、どうして、小説だと原
稿用紙何百枚も使わないと伝えられない感動を、音楽はたった数分で伝えられ
るのかと感嘆する話が出てきます。
それは音楽が情動に訴えるからだろうと。
ここからさらに、現代社会は、情動操作が広範囲に行なわれていると。
たとえば、脳神経科学・認知神経科学の成果を応用し、大衆の情動に訴え、
操作することで、商品を売りまくろうとするニューロマーケティングの話や、
ワンフレーズや郵政民営化一本槍で大衆の情動に訴えて選挙に大勝した小泉純
一郎政権の話やら、いろいろ発展していくんですが。
サブリミナル・インパクトの概要や目次は、
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480064608/
をどうぞ。このページにある著者からのメッセージ、
http://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/entry/78/
ラッピング・ペーパー カルチャー/下條信輔
も面白いですね。
ソニーのウォークマンに始まって、いまのAppleのiPodに至るまで、現代人
が音楽を常に身近に持ち歩いて聴きたがるのは、生活空間の文明化・都市化・
脳化によって身体性が失われている状態を、なんとか回復してバランスを取ろ
うとしているという見方もできるかもしれませんね。
参考:
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090602.html
「爆笑問題のニッポンの教養」FILE073:「人類よ声を聴け」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400600060X/showshotcorne-22/
無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に (岩波現代文庫) (文庫)
川田 順造 (著)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」
http://www.azalai-japon.com/lexique/t.html
太鼓言葉
http://radiofly.to/wiki/?%A5%C8%A1%BC%A5%AD%A5%F3%A5%B0%A5%C9%A5%E9%A5%E0
トーキングドラム
5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容 ― 2009年06月06日 23時22分06秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
週刊誌が元気がない。部数も凋落の一途。
ネットやら名誉棄損訴訟の賠償金高額化などいろいろ原因はあるだろうが、
その辺を考え、一般の人にもメディアが置かれている状況を知ってもらう、週
刊誌サミットが2009/05/15に行なわれた。
その模様を、なんと、ITMediaのビジネス誌というか、ウェブマガジン、ビ
ジネスメディア誠が詳細レポートしている。
週刊誌の元編集長や現編集長が勢ぞろい。非常に面白いし、現在の日本のメ
ディア状況の断面を知ることができる。
皮肉は皮肉。「週刊誌サミット」の模様をこんなに載せる余裕は、いまの週
刊誌には、営業的にも物理的にもない。
誠、えらい。ありがたい。
みなさんも、ぜひ、読んでほしい。
実際、彼らが出している週刊誌の記事より、内幕暴露的で面白い話が多い。\(^O^)/
大相撲の八百長に関しては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/09/1173221
ヤバい経済学と相撲の八百長
で紹介した、データ分析で八百長の存在が証明できるそうなので、それで対抗
すればいいと思うのだが、なぜ、やらないのか。ま、大相撲を取り巻く深い闇
の世界は、そんなの屁とも思わないだろうが。
なお、ヤバい経済学は、増補改訂版が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313788/showshotcorne-22/
ヤバい経済学 [増補改訂版] (単行本)
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月衛 (翻
訳)
週刊誌を含め、雑誌にはぜひ、がんばってほしい。テレビや新聞の報道が、
さまざまなタブーから真実を報道できない状態が顕著なので、そこは週刊誌、
月刊誌にがんばってほしい。
おれも本だけじゃなく、雑誌もけっこう買っているんだけどね。まあ、こう
なったら、出版社全部、おれが買い占めるしかないか。デノミ前のジンブブエ
ドルなら大金持ちなんだけどな。\(^O^)/
「週刊誌サミット」の記事を読んで改めて思うこと。
個人的には、やっぱり、ウワシン(噂の真相、噂の眞相)がほしいわ。
でも、ウワシンは岡留さんだからやれたわけで、印刷所を押えられたり、編
集部を右翼に襲われ、重傷を負ったり、ほんとに命がけだったもんね。そうい
うことも想定して、結婚もせず、家族ももたないと覚悟を決めて、創刊し、編
集長をやってたんだもんね。
ま、ガールフレンドはいろいろいたらしいが。
とか、書いちゃうと沖縄から怒られるか。もう会ってないどころか、声も数
年聴いてないかも。ウワシンのサイトで、東スポに語っているのを読むくらい
だね。
http://www.uwashin.com/2004/indexnew.html
ウワシン(噂の真相、噂の眞相)
http://www.uwashin.com/2004/indexnew.html
最新情報・お知らせ
クレームは非常に多かったらしいけど、誠意をもってうまく対応していたと
思う。右翼も岡留なら許してやれなんて言ってたもんね。でも、それでも右翼
に襲われたこともあったけど。
ウワシンのクレーム対応は、「編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応
の舞台裏―」に詳しい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202755/showshotcorne-22/
『噂の真相』25年戦記 (集英社新書) (新書)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872902254/showshotcorne-22/
「噂の真相」イズム―反権力スキャンダリズムの思想と行動 (単行本)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333421/showshotcorne-22/
岡留安則著「編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応の舞台裏―」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062133199/showshotcorne-22/
岡留安則著「『噂の眞相』おかわりっ! 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822807541/showshotcorne-22/
TVウワサの眞相 (単行本)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480039422/showshotcorne-22/
武器としてのスキャンダル (ちくま文庫) (文庫)
岡留 安則 (著)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/10/06/549995
噂の闘論外伝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/24/1044925
トヨタ絶望工場の世界は30年経っても続いているのか
で紹介した「噂の闘論外伝」はもう買えませんね。一番、面白いんだけど。^^;
■ビジネスメディア誠にある5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容
見出しやリード文は、誠からの引用だ。見出しだけだと、どの週刊誌のこと
か、誰が主に話したのかわからない部分があるので、リードも拝借した。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/19/news025.html
編集長は度胸がない+愛情がない……週刊誌が凋落した理由(前編)
発行部数の減少、名誉棄損訴訟、休刊……雑誌を取り巻く環境はますます厳し
くなっている。そんな状況を打破しようと、“週刊誌サミット”が5月15日、
東京・四谷の上智大学で開催された。第1部の座談会に登壇した、田原総一朗
氏や佐野眞一氏らは何を訴えたのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/20/news014.html
弾圧を恐がり、“感度”が鈍い編集者たち――週刊誌が凋落した理由(後編)
週刊誌が売れない原因は、どこにあるのだろう。そのヒントを見つけ出そうと、
“週刊誌サミット”が5月15日、東京の上智大学で開かれた。第1部の座談会に
登壇した、田原総一朗氏や佐野眞一氏らは何を語ったのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/21/news016.html
相撲八百長疑惑の記事に4290万円。しかしまだ戦える――『週刊現代』加藤晴
之前編集長
スクープを追い続ける週刊誌にとって、訴えられることは“日常茶飯事”の出
来事なのかもしれない。賠償請求総額が24億円を超える『週刊現代』の加藤前
編集長は、訴えられることについてどのように考えているのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/22/news005.html
なぜ週刊誌は訴えられるようになったのか?
『週刊朝日』の山口一臣編集長はこれまで、何度も訴えられてきたが、一度も
“負けた”ことがない。かつては記事のクレームに対し、話し合いで解決して
きたが、最近はいきなり訴えられるという。その背景には何が潜んでいるのだ
ろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/25/news007.html
『アサ芸』を追い詰める極道、司法、部数減……。残された道はアレしかない
極道、エロ、スキャンダルを売りにしている『週刊アサヒ芸能』。他の週刊誌
と同様、部数減に悩まされており、この10年で半減した。“逆風”が吹き荒れ
る中、元編集長の佐藤憲氏はどのような巻き返しを図っているのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/25/news009.html
やはり罪を犯しているのでは? テレビの原罪は3つ
ある引退したプロデューサーはこのように言っていた。「(自分は)取り返し
のつかない罪を犯したかもしれない」と。それは視覚への過剰依存状態へと多
くの人々を導いてしまったことと、「東京的価値観」による全国均一化。それ
ともう1つは……?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/26/news005.html
裁判だけではない……写真週刊誌を追い込む脅威とは?
1980年代に世間をにぎわせた写真週刊誌。大手出版社が相次いで写真週刊誌に
参入したが、現在では『フライデー』と『フラッシュ』しか残っていない。厳
しい状況が続いている中、今年の2月に就任した『フラッシュ』の青木編集長
が心境などを語った。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/27/news025.html
『週刊文春』も危なかった……『週刊新潮』の大誤報を笑えない理由
ある日……「私が坂本弁護士一家殺人事件の実行犯だ」と名乗る男が、『週刊
文春』の前に現れた。その男に対し『週刊文春』の編集部は、どのような取材
をしてきたのだろうか? 当時、危うく誤報を飛ばしそうになったことを、木
俣元編集長が明らかにした。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/28/news010.html
朝日を襲撃した実行犯、相撲の八百長……。それでも週刊誌が売れなかったワ
ケ「スクープは編集者が決めるものではない。読者が決めるもの」というのは、
『週刊ポスト』の海老原元編集長。かつてアニータのヌードであれば「絶対に
売れる」と判断したが、それは編集者の独りよがりだったようだ。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/29/news016.html
広告主をダマし続けていいのか? これからの『SPA!』のあり方
これまで20代~30代の読者が多かった『SPA!』に、ここ数年、異変が起きてい
る。かつて2%にも満たなかった50代の読者が、7%まで増えてきているのだ。
渡部編集長によると、今の状況は「新入生が入ってこなくて、留年生ばかりの
大学だ」という。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/02/news003.html
『週刊プレイボーイ』を悩ませていること……それは?
2009年の1月号で休刊した『月刊プレイボーイ』。集英社の『週刊プレイボー
イ』と直接関係はないが、部数は減少傾向にあり、厳しい状況に変わりはない。
「『週プレ』は“カネ食い虫”」という、樋口編集長に今度の方針などを聞い
た。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/03/news001.html
『週刊大衆』の編集長はこう考える、ヤクザと正義とヘアヌード
ヤクザの話題に興味がなければ、『週刊大衆』を読んだことがない人も多いの
では。一度も読んだことがない人でも、編集長がどんなことを考えているのか
を「知る」のは悪くないだろう。大野編集長はヤクザ、正義、ヘアヌード……
これにどう向き合っているのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/04/news003.html
訴えられたら、訴え返すだけ……これが『週刊金曜日』の生きる道(前編)
「タブーはなく、悪を批判する」という『週刊金曜日』。広告に依存せず、あ
くまで購読料だけで雑誌を発行し続けている。その北村編集長は「新聞も雑誌
もビジネスモデルとして、“終わっている”」と喝破。その理由は……?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/05/news004.html
週刊誌のタブー「コンビニ」に挑戦した『週刊金曜日』……次なるターゲット
は?(後編)
週刊誌にとって、最大のタブーは何だろうか? それは週刊誌が販売されてい
る「コンビニ」だ。しかしそのタブーに挑戦した『週刊金曜日』は、次にある
業界を狙っているという。それは……?
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週刊誌が元気がない。部数も凋落の一途。
ネットやら名誉棄損訴訟の賠償金高額化などいろいろ原因はあるだろうが、
その辺を考え、一般の人にもメディアが置かれている状況を知ってもらう、週
刊誌サミットが2009/05/15に行なわれた。
その模様を、なんと、ITMediaのビジネス誌というか、ウェブマガジン、ビ
ジネスメディア誠が詳細レポートしている。
週刊誌の元編集長や現編集長が勢ぞろい。非常に面白いし、現在の日本のメ
ディア状況の断面を知ることができる。
皮肉は皮肉。「週刊誌サミット」の模様をこんなに載せる余裕は、いまの週
刊誌には、営業的にも物理的にもない。
誠、えらい。ありがたい。
みなさんも、ぜひ、読んでほしい。
実際、彼らが出している週刊誌の記事より、内幕暴露的で面白い話が多い。\(^O^)/
大相撲の八百長に関しては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/09/1173221
ヤバい経済学と相撲の八百長
で紹介した、データ分析で八百長の存在が証明できるそうなので、それで対抗
すればいいと思うのだが、なぜ、やらないのか。ま、大相撲を取り巻く深い闇
の世界は、そんなの屁とも思わないだろうが。
なお、ヤバい経済学は、増補改訂版が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492313788/showshotcorne-22/
ヤバい経済学 [増補改訂版] (単行本)
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月衛 (翻
訳)
週刊誌を含め、雑誌にはぜひ、がんばってほしい。テレビや新聞の報道が、
さまざまなタブーから真実を報道できない状態が顕著なので、そこは週刊誌、
月刊誌にがんばってほしい。
おれも本だけじゃなく、雑誌もけっこう買っているんだけどね。まあ、こう
なったら、出版社全部、おれが買い占めるしかないか。デノミ前のジンブブエ
ドルなら大金持ちなんだけどな。\(^O^)/
「週刊誌サミット」の記事を読んで改めて思うこと。
個人的には、やっぱり、ウワシン(噂の真相、噂の眞相)がほしいわ。
でも、ウワシンは岡留さんだからやれたわけで、印刷所を押えられたり、編
集部を右翼に襲われ、重傷を負ったり、ほんとに命がけだったもんね。そうい
うことも想定して、結婚もせず、家族ももたないと覚悟を決めて、創刊し、編
集長をやってたんだもんね。
ま、ガールフレンドはいろいろいたらしいが。
とか、書いちゃうと沖縄から怒られるか。もう会ってないどころか、声も数
年聴いてないかも。ウワシンのサイトで、東スポに語っているのを読むくらい
だね。
http://www.uwashin.com/2004/indexnew.html
ウワシン(噂の真相、噂の眞相)
http://www.uwashin.com/2004/indexnew.html
最新情報・お知らせ
クレームは非常に多かったらしいけど、誠意をもってうまく対応していたと
思う。右翼も岡留なら許してやれなんて言ってたもんね。でも、それでも右翼
に襲われたこともあったけど。
ウワシンのクレーム対応は、「編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応
の舞台裏―」に詳しい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087202755/showshotcorne-22/
『噂の真相』25年戦記 (集英社新書) (新書)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872902254/showshotcorne-22/
「噂の真相」イズム―反権力スキャンダリズムの思想と行動 (単行本)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333421/showshotcorne-22/
岡留安則著「編集長を出せ!―『噂の真相』クレーム対応の舞台裏―」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062133199/showshotcorne-22/
岡留安則著「『噂の眞相』おかわりっ! 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822807541/showshotcorne-22/
TVウワサの眞相 (単行本)
岡留 安則 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480039422/showshotcorne-22/
武器としてのスキャンダル (ちくま文庫) (文庫)
岡留 安則 (著)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/10/06/549995
噂の闘論外伝
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/24/1044925
トヨタ絶望工場の世界は30年経っても続いているのか
で紹介した「噂の闘論外伝」はもう買えませんね。一番、面白いんだけど。^^;
■ビジネスメディア誠にある5月15日に開かれた“週刊誌サミット”の内容
見出しやリード文は、誠からの引用だ。見出しだけだと、どの週刊誌のこと
か、誰が主に話したのかわからない部分があるので、リードも拝借した。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/19/news025.html
編集長は度胸がない+愛情がない……週刊誌が凋落した理由(前編)
発行部数の減少、名誉棄損訴訟、休刊……雑誌を取り巻く環境はますます厳し
くなっている。そんな状況を打破しようと、“週刊誌サミット”が5月15日、
東京・四谷の上智大学で開催された。第1部の座談会に登壇した、田原総一朗
氏や佐野眞一氏らは何を訴えたのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/20/news014.html
弾圧を恐がり、“感度”が鈍い編集者たち――週刊誌が凋落した理由(後編)
週刊誌が売れない原因は、どこにあるのだろう。そのヒントを見つけ出そうと、
“週刊誌サミット”が5月15日、東京の上智大学で開かれた。第1部の座談会に
登壇した、田原総一朗氏や佐野眞一氏らは何を語ったのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/21/news016.html
相撲八百長疑惑の記事に4290万円。しかしまだ戦える――『週刊現代』加藤晴
之前編集長
スクープを追い続ける週刊誌にとって、訴えられることは“日常茶飯事”の出
来事なのかもしれない。賠償請求総額が24億円を超える『週刊現代』の加藤前
編集長は、訴えられることについてどのように考えているのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/22/news005.html
なぜ週刊誌は訴えられるようになったのか?
『週刊朝日』の山口一臣編集長はこれまで、何度も訴えられてきたが、一度も
“負けた”ことがない。かつては記事のクレームに対し、話し合いで解決して
きたが、最近はいきなり訴えられるという。その背景には何が潜んでいるのだ
ろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/25/news007.html
『アサ芸』を追い詰める極道、司法、部数減……。残された道はアレしかない
極道、エロ、スキャンダルを売りにしている『週刊アサヒ芸能』。他の週刊誌
と同様、部数減に悩まされており、この10年で半減した。“逆風”が吹き荒れ
る中、元編集長の佐藤憲氏はどのような巻き返しを図っているのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/25/news009.html
やはり罪を犯しているのでは? テレビの原罪は3つ
ある引退したプロデューサーはこのように言っていた。「(自分は)取り返し
のつかない罪を犯したかもしれない」と。それは視覚への過剰依存状態へと多
くの人々を導いてしまったことと、「東京的価値観」による全国均一化。それ
ともう1つは……?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/26/news005.html
裁判だけではない……写真週刊誌を追い込む脅威とは?
1980年代に世間をにぎわせた写真週刊誌。大手出版社が相次いで写真週刊誌に
参入したが、現在では『フライデー』と『フラッシュ』しか残っていない。厳
しい状況が続いている中、今年の2月に就任した『フラッシュ』の青木編集長
が心境などを語った。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/27/news025.html
『週刊文春』も危なかった……『週刊新潮』の大誤報を笑えない理由
ある日……「私が坂本弁護士一家殺人事件の実行犯だ」と名乗る男が、『週刊
文春』の前に現れた。その男に対し『週刊文春』の編集部は、どのような取材
をしてきたのだろうか? 当時、危うく誤報を飛ばしそうになったことを、木
俣元編集長が明らかにした。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/28/news010.html
朝日を襲撃した実行犯、相撲の八百長……。それでも週刊誌が売れなかったワ
ケ「スクープは編集者が決めるものではない。読者が決めるもの」というのは、
『週刊ポスト』の海老原元編集長。かつてアニータのヌードであれば「絶対に
売れる」と判断したが、それは編集者の独りよがりだったようだ。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/29/news016.html
広告主をダマし続けていいのか? これからの『SPA!』のあり方
これまで20代~30代の読者が多かった『SPA!』に、ここ数年、異変が起きてい
る。かつて2%にも満たなかった50代の読者が、7%まで増えてきているのだ。
渡部編集長によると、今の状況は「新入生が入ってこなくて、留年生ばかりの
大学だ」という。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/02/news003.html
『週刊プレイボーイ』を悩ませていること……それは?
2009年の1月号で休刊した『月刊プレイボーイ』。集英社の『週刊プレイボー
イ』と直接関係はないが、部数は減少傾向にあり、厳しい状況に変わりはない。
「『週プレ』は“カネ食い虫”」という、樋口編集長に今度の方針などを聞い
た。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/03/news001.html
『週刊大衆』の編集長はこう考える、ヤクザと正義とヘアヌード
ヤクザの話題に興味がなければ、『週刊大衆』を読んだことがない人も多いの
では。一度も読んだことがない人でも、編集長がどんなことを考えているのか
を「知る」のは悪くないだろう。大野編集長はヤクザ、正義、ヘアヌード……
これにどう向き合っているのだろうか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/04/news003.html
訴えられたら、訴え返すだけ……これが『週刊金曜日』の生きる道(前編)
「タブーはなく、悪を批判する」という『週刊金曜日』。広告に依存せず、あ
くまで購読料だけで雑誌を発行し続けている。その北村編集長は「新聞も雑誌
もビジネスモデルとして、“終わっている”」と喝破。その理由は……?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/05/news004.html
週刊誌のタブー「コンビニ」に挑戦した『週刊金曜日』……次なるターゲット
は?(後編)
週刊誌にとって、最大のタブーは何だろうか? それは週刊誌が販売されてい
る「コンビニ」だ。しかしそのタブーに挑戦した『週刊金曜日』は、次にある
業界を狙っているという。それは……?
Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト ― 2009年06月08日 08時16分01秒
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
の続き。
山下洋輔さん直々のコメントがついてました。
===
標題: Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
---
>私が聞いた話は、西江雅之先生からで、
>3人で太鼓を叩き始めたがよく分からない。
>あとで聞いたら、前の一人は「言葉を喋っていた」が、
>後ろの二人はそれを「音楽で伴奏」していた、というものです。
>これには驚愕して、何度も喋ったり書いたりしました。
ああ、やはり、ヤノピ様のエッセイでしたか。直々のコメント恐れ入ります。
物忘れが激しいので助かります。
モシ族の場合、太鼓を叩きながら、それに合わせて何か口でしゃべっている
んですが、川田順造先生によると、太鼓が言葉で、口でしゃべっているのは伴
奏だそうです。\(^O^)/
もっと正確にいうと、太鼓のほうが正本だそうです。口と太鼓とどっちの言
っていることが正しいかといえば、太鼓のほうだそうです。
「バブリング創世記」を初めて読んだとき、すぐにぴんと来て、ウケたんで
すが、それは人類史の深いところに根ざした作品だったからなんだと、読後約
30年経ったいまごろ、納得しました。
「ジャズ忠臣蔵」もそうですね。
中村(show)
の続き。
山下洋輔さん直々のコメントがついてました。
===
標題: Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
---
>私が聞いた話は、西江雅之先生からで、
>3人で太鼓を叩き始めたがよく分からない。
>あとで聞いたら、前の一人は「言葉を喋っていた」が、
>後ろの二人はそれを「音楽で伴奏」していた、というものです。
>これには驚愕して、何度も喋ったり書いたりしました。
ああ、やはり、ヤノピ様のエッセイでしたか。直々のコメント恐れ入ります。
物忘れが激しいので助かります。
モシ族の場合、太鼓を叩きながら、それに合わせて何か口でしゃべっている
んですが、川田順造先生によると、太鼓が言葉で、口でしゃべっているのは伴
奏だそうです。\(^O^)/
もっと正確にいうと、太鼓のほうが正本だそうです。口と太鼓とどっちの言
っていることが正しいかといえば、太鼓のほうだそうです。
「バブリング創世記」を初めて読んだとき、すぐにぴんと来て、ウケたんで
すが、それは人類史の深いところに根ざした作品だったからなんだと、読後約
30年経ったいまごろ、納得しました。
「ジャズ忠臣蔵」もそうですね。
中村(show)
動画配信サイトの閉鎖 ― 2009年06月08日 08時17分21秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
ミランカという動画配信サイトが今月一杯で終了とのこと。有料コンテンツは
購入はしていないが、無料コンテンツの一部を一時期見ていたのである。それも
記憶の断片にようやく引っかかる程度の認識しかないので、閉鎖の挨拶メールが
来た時には、これはまた数多来るSPAMの一通かと思ってしまった。
実は今はNTTのBフレッツで光TVなどを導入している。映画などは比較的最近の
作品が有料・無料取り混ぜて配信されているので、こうした配信をキャリアがや
り始めると、確かに単なる動画配信サイトではつらい。しかもGYAOのような豊富
なコンテンツを配信しているサイトと比べるとミランカは明らかに見劣りがす
る。
そんなこんなで環境がよりコンシューマ向けになるに従って、求めるコンテン
ツには多彩さが要求され、それをそろえるための原資が必要となる。新自由主義
経済のように富むものは益々富み、貧しいものは益々貧しくなるというのは、単
に一般市民だけの問題ではなく、市場に参入した企業にも言える話だが、その象
徴するような話を直接感じたのである。
やれやれ・・・。
--
たま@無精庵
===
標題: Re: 動画配信サイトの閉鎖
---
うちにも来てたけど、なに見るために登録したかな?
内村さまーず見てないし、記憶がとんとありません。
--
つばめどん
===
標題: Re: 動画配信サイトの閉鎖
---
ミランカの閉鎖通知。うちにも来ました。
おれも、何を見るために登録したのが忘れていたので、検索したら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
のうちださんのコメントにあります。それで、おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/30/1759086
Re: 武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
で書いたように、実際に見たんだ。
もうほぼ2年前だよ。そんなに前なのかとびっくり。
中村(show)
---
ミランカという動画配信サイトが今月一杯で終了とのこと。有料コンテンツは
購入はしていないが、無料コンテンツの一部を一時期見ていたのである。それも
記憶の断片にようやく引っかかる程度の認識しかないので、閉鎖の挨拶メールが
来た時には、これはまた数多来るSPAMの一通かと思ってしまった。
実は今はNTTのBフレッツで光TVなどを導入している。映画などは比較的最近の
作品が有料・無料取り混ぜて配信されているので、こうした配信をキャリアがや
り始めると、確かに単なる動画配信サイトではつらい。しかもGYAOのような豊富
なコンテンツを配信しているサイトと比べるとミランカは明らかに見劣りがす
る。
そんなこんなで環境がよりコンシューマ向けになるに従って、求めるコンテン
ツには多彩さが要求され、それをそろえるための原資が必要となる。新自由主義
経済のように富むものは益々富み、貧しいものは益々貧しくなるというのは、単
に一般市民だけの問題ではなく、市場に参入した企業にも言える話だが、その象
徴するような話を直接感じたのである。
やれやれ・・・。
--
たま@無精庵
===
標題: Re: 動画配信サイトの閉鎖
---
うちにも来てたけど、なに見るために登録したかな?
内村さまーず見てないし、記憶がとんとありません。
--
つばめどん
===
標題: Re: 動画配信サイトの閉鎖
---
ミランカの閉鎖通知。うちにも来ました。
おれも、何を見るために登録したのが忘れていたので、検索したら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
のうちださんのコメントにあります。それで、おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/30/1759086
Re: 武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
で書いたように、実際に見たんだ。
もうほぼ2年前だよ。そんなに前なのかとびっくり。
中村(show)
うんこさんが、関西でブレイクだって! ― 2009年06月09日 07時24分17秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
すごいキャラが人気になってるんですね。
その名も「うんこさん」。
絵をみても、うんこそのままです。\(^O^)/
詳しくは、
http://slashdot.jp/articles/09/06/07/0234211.shtml
女子高生らの間でウンコを模したキャラが人気に
http://www.barks.jp/news/?id=1000049512
2009年夏、ブレイク必至のゆるキャラ“うんこさん”
http://unko-san.oklife.okwave.jp/
うんこさん公式サイト
をどうぞ。
こういうのが流行るんじゃ、門司のゆるキャラ、じーも君、勝てんわ。^^;
流行語大賞も、「チンチン出したまま!」じゃ、勝てんわ。^^;
うんこキャラといえば、ウゴウゴルーガのプリプリはかせを思い出す。もう
誰も知らないかも。
中村(show)
===
標題: Re: うんこさんが、関西でブレイクだって!
---
公式サイトの動画までみてしまった。
で、ボトルアタッカーをしているお友達がババくん。関西出身だろう
か。関西でババといえば・・・。
九州方面でボボ・ブラジルがダメだったように、関西ではジャイアン
ト馬場が禁句だったのだろうか。
連想がなぜかプロレス方面に向かうのでありました。
--
たま@無精庵
---
すごいキャラが人気になってるんですね。
その名も「うんこさん」。
絵をみても、うんこそのままです。\(^O^)/
詳しくは、
http://slashdot.jp/articles/09/06/07/0234211.shtml
女子高生らの間でウンコを模したキャラが人気に
http://www.barks.jp/news/?id=1000049512
2009年夏、ブレイク必至のゆるキャラ“うんこさん”
http://unko-san.oklife.okwave.jp/
うんこさん公式サイト
をどうぞ。
こういうのが流行るんじゃ、門司のゆるキャラ、じーも君、勝てんわ。^^;
流行語大賞も、「チンチン出したまま!」じゃ、勝てんわ。^^;
うんこキャラといえば、ウゴウゴルーガのプリプリはかせを思い出す。もう
誰も知らないかも。
中村(show)
===
標題: Re: うんこさんが、関西でブレイクだって!
---
公式サイトの動画までみてしまった。
で、ボトルアタッカーをしているお友達がババくん。関西出身だろう
か。関西でババといえば・・・。
九州方面でボボ・ブラジルがダメだったように、関西ではジャイアン
ト馬場が禁句だったのだろうか。
連想がなぜかプロレス方面に向かうのでありました。
--
たま@無精庵
ブラック・スワン関係 ― 2009年06月09日 07時31分30秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343404
ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」、まもなく出版!
に、katoさんのコメント。
ブラック・スワンはトンデモではないかという意見もあると。なるほど、そ
うかもしれない。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905833
クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
で書いたように、クーリエ・ジャポンのタレブさんのインタビューを読むと、
この人、複雑で面白い人物。
で、katoさんが示してくれた
http://kashino.tumblr.com/post/105040264
と、その先の
http://kashino.exblog.jp/5855312/
The Black Swan
を読んだけど、「似非科学により確率・統計学を根拠無く貶めている」は、柏
野さんの誤爆でしょう。
理由は、塩沢由典さんがコメントに書いているとおり。
ブラック・スワンは、未読だけど、話のポイントは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676
データや統計の罠と監視社会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985911
ブラック・ショールズの公式
あたりで書いたように、正規分布だと捉えきれない。でも、数学的に扱いやす
いから正規分布でやってみて、そこそこいいものができたのが、ブラック・シ
ョールズの公式だと思うんですよね。だから、真の北を示していなくても、北
極星を発見したという価値はとてもあると思っています。
でも、いつの間にか、これが絶対正しいもののように扱われて、さらに毒入
り饅頭を無知な人たちにばらまくのに使われて、まあ、詐欺のツールとして金
融工学が使われたと。そういうことでしょ?
平均とか分散とか求めても意味がないようなものや、うまく収束しない分布
ってあるでしょ。べき分布もそうですよね?
金融のデータがべき分布なら、正規分布を使うと、リスクを過小評価してし
まう。そこに金融工学の本質的な問題があったということでしょ。
前も書いたけど、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使い方が悪か
ったとか、使わなかったのが悪かったという議論は、通用しないと思う。金融
工学やファイナンス理論には限界があって、現実を捉えてきれていないという
本質的な欠陥が露呈したということだと思うけどね。
野口悠紀雄も、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使わなかったの
が悪かったと書いてたけど、それじゃ、本質を観てないでしょ。
ああ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008795/showshotcorne-22/
未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと (単行本)
野口 悠紀雄 (著)
の目次をみても、そういう感じね。これ、週刊ダイヤモンドの連載をベースに
しているような気がしますね。連載で読んだような話が並んでいる。
ああ、野口さん、株や為替の予想をするのはおかしい、開幕前に行なうプロ
野球の順位予想みたいなものと批判してきたのに、この本の「日本経済の今後
の見通し」あたりでやってることは、結局、それだね。
いまの経済学の理論は、数理的なものでも、自然科学の理論に比べて、予測
力は非常に低いので、データを分析しても、自ずと限界はあって、断言できる
ことは、ほとんどないはずのに、断言しちゃうんだよね。本来は、こうなりが
ちとか、これくらいの確率でこうなりそうとか、未来は確率的にしか記述でき
ないのに、断言しちゃう。
こういうところが、ビジネス書が信用できないところなんだよね。でも、断
言されるとビジネスパーソンには、売れるんだよね。訳がわからなくて不安に
なってると、断言されると気持ちいいんだよね。藁だと知らずにすがっちゃう
んだもんね。
手口としては、捏造で番組がなくなった「あるある」や、みのもんたの番組
の健康情報と大して違わないんだけどね。
中国は、中長期的な政治的、社会的な問題はあるけど、当面、予想以上に回
復の足取りは速いみたいですね。中国に関する記述も腐っちゃうのかな。
自己投資しろというのは、いいことですね。でも、何度も書くけど、勝間和
代に代表されるような安直ハウツー本、新書のなんとか力がすぐ身に付くとい
った類の本は、いくら読んでもだめですよ。そんなの自己投資じゃない。単な
る暇つぶし。
これも、ブラック・スワンと似た本なのかも。ウォール街の内実の話。アマ
ゾンで買ってくださった人がいました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246671/showshotcorne-22/
市場リスク 暴落は必然か (単行本)
リチャード・ブックステーバー (著), 遠藤 真美 (翻訳)
サブライム問題の犯人は我々です、悪いのは、我々でしたと、謝ってるとこ
ろが面白いね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343404
ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」、まもなく出版!
に、katoさんのコメント。
ブラック・スワンはトンデモではないかという意見もあると。なるほど、そ
うかもしれない。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905833
クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
で書いたように、クーリエ・ジャポンのタレブさんのインタビューを読むと、
この人、複雑で面白い人物。
で、katoさんが示してくれた
http://kashino.tumblr.com/post/105040264
と、その先の
http://kashino.exblog.jp/5855312/
The Black Swan
を読んだけど、「似非科学により確率・統計学を根拠無く貶めている」は、柏
野さんの誤爆でしょう。
理由は、塩沢由典さんがコメントに書いているとおり。
ブラック・スワンは、未読だけど、話のポイントは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676
データや統計の罠と監視社会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985911
ブラック・ショールズの公式
あたりで書いたように、正規分布だと捉えきれない。でも、数学的に扱いやす
いから正規分布でやってみて、そこそこいいものができたのが、ブラック・シ
ョールズの公式だと思うんですよね。だから、真の北を示していなくても、北
極星を発見したという価値はとてもあると思っています。
でも、いつの間にか、これが絶対正しいもののように扱われて、さらに毒入
り饅頭を無知な人たちにばらまくのに使われて、まあ、詐欺のツールとして金
融工学が使われたと。そういうことでしょ?
平均とか分散とか求めても意味がないようなものや、うまく収束しない分布
ってあるでしょ。べき分布もそうですよね?
金融のデータがべき分布なら、正規分布を使うと、リスクを過小評価してし
まう。そこに金融工学の本質的な問題があったということでしょ。
前も書いたけど、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使い方が悪か
ったとか、使わなかったのが悪かったという議論は、通用しないと思う。金融
工学やファイナンス理論には限界があって、現実を捉えてきれていないという
本質的な欠陥が露呈したということだと思うけどね。
野口悠紀雄も、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使わなかったの
が悪かったと書いてたけど、それじゃ、本質を観てないでしょ。
ああ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008795/showshotcorne-22/
未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと (単行本)
野口 悠紀雄 (著)
の目次をみても、そういう感じね。これ、週刊ダイヤモンドの連載をベースに
しているような気がしますね。連載で読んだような話が並んでいる。
ああ、野口さん、株や為替の予想をするのはおかしい、開幕前に行なうプロ
野球の順位予想みたいなものと批判してきたのに、この本の「日本経済の今後
の見通し」あたりでやってることは、結局、それだね。
いまの経済学の理論は、数理的なものでも、自然科学の理論に比べて、予測
力は非常に低いので、データを分析しても、自ずと限界はあって、断言できる
ことは、ほとんどないはずのに、断言しちゃうんだよね。本来は、こうなりが
ちとか、これくらいの確率でこうなりそうとか、未来は確率的にしか記述でき
ないのに、断言しちゃう。
こういうところが、ビジネス書が信用できないところなんだよね。でも、断
言されるとビジネスパーソンには、売れるんだよね。訳がわからなくて不安に
なってると、断言されると気持ちいいんだよね。藁だと知らずにすがっちゃう
んだもんね。
手口としては、捏造で番組がなくなった「あるある」や、みのもんたの番組
の健康情報と大して違わないんだけどね。
中国は、中長期的な政治的、社会的な問題はあるけど、当面、予想以上に回
復の足取りは速いみたいですね。中国に関する記述も腐っちゃうのかな。
自己投資しろというのは、いいことですね。でも、何度も書くけど、勝間和
代に代表されるような安直ハウツー本、新書のなんとか力がすぐ身に付くとい
った類の本は、いくら読んでもだめですよ。そんなの自己投資じゃない。単な
る暇つぶし。
これも、ブラック・スワンと似た本なのかも。ウォール街の内実の話。アマ
ゾンで買ってくださった人がいました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246671/showshotcorne-22/
市場リスク 暴落は必然か (単行本)
リチャード・ブックステーバー (著), 遠藤 真美 (翻訳)
サブライム問題の犯人は我々です、悪いのは、我々でしたと、謝ってるとこ
ろが面白いね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
梅田望夫や勝間和代はなぜだめか、「クラウドコンピューティングの幻想」の続き ― 2009年06月09日 07時34分31秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/22/4318138
クラウドコンピューティングの幻想
に、はてブウォッチャーさんから、梅田望夫がオープンソースについて変なこ
とを書いているといって批判があるというコメント。
はてブウォッチャーさんが示してくれたリンク
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html%23p01
の先は、
http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html#p01
梅田望夫さんはオープンソースを不当に貶めている
ですね。
それから、
http://slashdot.jp/it/09/06/08/0459249.shtml
日本のWebは残念?
というのがあって、梅田望夫の発言がえらい批判されているのね。
ウェブ進化論が出たときから、こいつ、偽者、だめだと言ってきたおれにす
れば、どっちも、梅田望夫レベルじゃ、そんなもんだろうと思うよ。
梅田望夫は、去年の初めころかな。それとももう一昨年の暮れあたりかな。
たしか、読売新聞だったと思うが、ネットとオープンソースのことを書いてい
たんです。
記憶だと、オープンソースは、世界中の開発者が開発に参加して成果を無料
で公開している。金銭的インセンティブもないのに、なぜ、そんなことをやる
のか。これはネットがもたらした新しい謎だ、といった内容だった。
読んだ途端、やっぱ、バカだなと思いました。
人間が社会を作る、社会を発展させていく中で目先の効率やインセンティブ
だけじゃない行動を取る。利己行動のみならず利他行動も取る。自己犠牲や奉
仕の精神。
そういったものは、大昔から、哲学、文学、心理学、社会学、生物学、その
他もろもろでテーマになってきた謎。それを、梅田望夫は、ネットに無理矢理
結びつけて、新しい謎をネットが提示したなんていうのは、噴飯物。人文系の
人たちにとってみれば、こいつ、バカ?の世界でしょ。
でも、ネットだと、梅田望夫なんかがアルファブロガーなんていって、賞賛
されるわけでしょ。ネットの連中、特に理系の連中、それも若い連中は、世の
中、知らなさすぎるよね。
おれなんか、アルファブロガーって、吉本のお笑い芸人の名前だと思っちゃ
うもんね。言ってることも芸人のネタとしては面白いけど、真面目に聴くには、
お前、それ、ネタ?とツッコみたくなるようなこと多いもんね。
現状をみていると、人文系のまともな人たち、まともな文学者やまともな哲
学者やまともな社会学者やまともな思想家や、そういう人たちの発言力がネット
上でもっと大きくならないと、だめだと思うけどね。いま、バランスがおかし
いよね。
野口悠紀雄も勝間和代もそうだけど、ちょっとITやネットに詳しい、ちょっ
とネットを使える程度の人が、実力以上に持ち上げられてるよね。
梅田望夫がだめなのは、世界観が貧弱だから。それは勝間和代にもいえるこ
と。そして、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
Web2.0の売り込み屋やハウツー本の著者程度なら、なんとかなっても、文化、
社会、歴史、哲学といったことを語るには、頭が悪すぎる。それは、世界観が
貧しいから。
勝間和代なんて、あんなに本を読んでいるのに、あんなに世界観が貧しいま
までいられるというのが、そっちのほうが驚異なんですよね。
梅田望夫や勝間和代は、経済学の安直なインセンティブ論や効用論でしか、
世の中や人間を見てないんだもんね。そんなところに思考のベースを置いてる
んだもん。
そんな思考しかできないなら、AI(人工知能)に負けちゃうよと言いたいくら
い。
世界観が貧しいというのは、もっと簡単にいうと、教養がないということ。
これも、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
教養がない? いつから?
今日よ-。
こればっか。\(^O^)/
梅田望夫も勝間和代も、教養、特に人文系の教養は皆無にみえる。
それで、文化、社会、歴史、哲学を語ろうというんだから、土台、無理。
化けの皮ははがれる、ボロは出る、しっぽは出る、出版社やメディア(新聞、
テレビ)が持ち上げて捏造した虚像は崩れる、それがいま出ているということ
でしょ。
勝間和代なんて、引き出しがなくなって、放電し尽くしたのか、運は戦略的
に強化できるとか、天才の法則があるとか、オカルトに走るしかなくなってる
もんね。哀れだなあと思いますよ。
梅田望夫も、将棋の観戦記程度ならいいけど、将棋を通じて下手に文化なん
かを語るとボロが出ると思うよ。
さて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774138045/showshotcorne-22/
クラウドコンピューティングの幻想 (単行本(ソフトカバー))
エリック・松永 (著)
のこと。
ほかのクラウド関係のネタと一緒に書こうかと思っていたけど、時間がない
ので、ちょろっと。
買って読みました。これ、なかなか面白いです。
目次からのおれの予想はけっこう当たっていた。IBMがビジネスのクラウド
では、強いんじゃないかとか、おれの考えと同じこと書いている。
ひょっとして、エリック・松永には、おれの霊が憑依しているんでしょうか。\(^O^)/
日本のシステム構築業者は、クラウドをやるならやるで、もっとポジション
をはっきりさせて、お客さんのわがままを聞いて、一緒にじっくりシステムを
作り上げてきた強みをもっと活かすべきというのも、素直な考え方ですね。
GoogleやAmazonには、ビジネスのシステムを泥臭く作る力があるとは思えな
いし、今後も無理そうだしね。
詳しくは、「クラウドコンピューティングの幻想」を読んでください。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/05/393464
古典的バイナリサーチアルゴリズムにバグ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/23/3537111
西田圭介(著)「Googleを支える技術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/22/4318138
クラウドコンピューティングの幻想
に、はてブウォッチャーさんから、梅田望夫がオープンソースについて変なこ
とを書いているといって批判があるというコメント。
はてブウォッチャーさんが示してくれたリンク
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html%23p01
の先は、
http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html#p01
梅田望夫さんはオープンソースを不当に貶めている
ですね。
それから、
http://slashdot.jp/it/09/06/08/0459249.shtml
日本のWebは残念?
というのがあって、梅田望夫の発言がえらい批判されているのね。
ウェブ進化論が出たときから、こいつ、偽者、だめだと言ってきたおれにす
れば、どっちも、梅田望夫レベルじゃ、そんなもんだろうと思うよ。
梅田望夫は、去年の初めころかな。それとももう一昨年の暮れあたりかな。
たしか、読売新聞だったと思うが、ネットとオープンソースのことを書いてい
たんです。
記憶だと、オープンソースは、世界中の開発者が開発に参加して成果を無料
で公開している。金銭的インセンティブもないのに、なぜ、そんなことをやる
のか。これはネットがもたらした新しい謎だ、といった内容だった。
読んだ途端、やっぱ、バカだなと思いました。
人間が社会を作る、社会を発展させていく中で目先の効率やインセンティブ
だけじゃない行動を取る。利己行動のみならず利他行動も取る。自己犠牲や奉
仕の精神。
そういったものは、大昔から、哲学、文学、心理学、社会学、生物学、その
他もろもろでテーマになってきた謎。それを、梅田望夫は、ネットに無理矢理
結びつけて、新しい謎をネットが提示したなんていうのは、噴飯物。人文系の
人たちにとってみれば、こいつ、バカ?の世界でしょ。
でも、ネットだと、梅田望夫なんかがアルファブロガーなんていって、賞賛
されるわけでしょ。ネットの連中、特に理系の連中、それも若い連中は、世の
中、知らなさすぎるよね。
おれなんか、アルファブロガーって、吉本のお笑い芸人の名前だと思っちゃ
うもんね。言ってることも芸人のネタとしては面白いけど、真面目に聴くには、
お前、それ、ネタ?とツッコみたくなるようなこと多いもんね。
現状をみていると、人文系のまともな人たち、まともな文学者やまともな哲
学者やまともな社会学者やまともな思想家や、そういう人たちの発言力がネット
上でもっと大きくならないと、だめだと思うけどね。いま、バランスがおかし
いよね。
野口悠紀雄も勝間和代もそうだけど、ちょっとITやネットに詳しい、ちょっ
とネットを使える程度の人が、実力以上に持ち上げられてるよね。
梅田望夫がだめなのは、世界観が貧弱だから。それは勝間和代にもいえるこ
と。そして、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
Web2.0の売り込み屋やハウツー本の著者程度なら、なんとかなっても、文化、
社会、歴史、哲学といったことを語るには、頭が悪すぎる。それは、世界観が
貧しいから。
勝間和代なんて、あんなに本を読んでいるのに、あんなに世界観が貧しいま
までいられるというのが、そっちのほうが驚異なんですよね。
梅田望夫や勝間和代は、経済学の安直なインセンティブ論や効用論でしか、
世の中や人間を見てないんだもんね。そんなところに思考のベースを置いてる
んだもん。
そんな思考しかできないなら、AI(人工知能)に負けちゃうよと言いたいくら
い。
世界観が貧しいというのは、もっと簡単にいうと、教養がないということ。
これも、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
教養がない? いつから?
今日よ-。
こればっか。\(^O^)/
梅田望夫も勝間和代も、教養、特に人文系の教養は皆無にみえる。
それで、文化、社会、歴史、哲学を語ろうというんだから、土台、無理。
化けの皮ははがれる、ボロは出る、しっぽは出る、出版社やメディア(新聞、
テレビ)が持ち上げて捏造した虚像は崩れる、それがいま出ているということ
でしょ。
勝間和代なんて、引き出しがなくなって、放電し尽くしたのか、運は戦略的
に強化できるとか、天才の法則があるとか、オカルトに走るしかなくなってる
もんね。哀れだなあと思いますよ。
梅田望夫も、将棋の観戦記程度ならいいけど、将棋を通じて下手に文化なん
かを語るとボロが出ると思うよ。
さて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774138045/showshotcorne-22/
クラウドコンピューティングの幻想 (単行本(ソフトカバー))
エリック・松永 (著)
のこと。
ほかのクラウド関係のネタと一緒に書こうかと思っていたけど、時間がない
ので、ちょろっと。
買って読みました。これ、なかなか面白いです。
目次からのおれの予想はけっこう当たっていた。IBMがビジネスのクラウド
では、強いんじゃないかとか、おれの考えと同じこと書いている。
ひょっとして、エリック・松永には、おれの霊が憑依しているんでしょうか。\(^O^)/
日本のシステム構築業者は、クラウドをやるならやるで、もっとポジション
をはっきりさせて、お客さんのわがままを聞いて、一緒にじっくりシステムを
作り上げてきた強みをもっと活かすべきというのも、素直な考え方ですね。
GoogleやAmazonには、ビジネスのシステムを泥臭く作る力があるとは思えな
いし、今後も無理そうだしね。
詳しくは、「クラウドコンピューティングの幻想」を読んでください。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/05/393464
古典的バイナリサーチアルゴリズムにバグ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/23/3537111
西田圭介(著)「Googleを支える技術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
九州地域組込みシステムのセミナー、九州先端科学技術研究所ナノテクセミナー ― 2009年06月10日 03時23分34秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
九州地域組込みシステム協議会のセミナーと、九州先端科学技術研究所(九
州先端研ISIT)のナノテクのセミナーのお知らせ。
http://www.es-kyushu.jp/
九州地域組込みシステム協議会
のセミナーは、
http://www.es-kyushu.jp/doc/2009/H21SoukaiAnnai2.pdf
をどうぞ。
http://www.isit.or.jp/
九州先端科学技術研究所(九州先端研ISIT)
のナノテクセミナーは、
http://www.isit.or.jp/nano/ISIT-Nano-seminar-3-20090616.pdf
をどうぞ。
---
九州地域組込みシステム協議会のセミナーと、九州先端科学技術研究所(九
州先端研ISIT)のナノテクのセミナーのお知らせ。
http://www.es-kyushu.jp/
九州地域組込みシステム協議会
のセミナーは、
http://www.es-kyushu.jp/doc/2009/H21SoukaiAnnai2.pdf
をどうぞ。
http://www.isit.or.jp/
九州先端科学技術研究所(九州先端研ISIT)
のナノテクセミナーは、
http://www.isit.or.jp/nano/ISIT-Nano-seminar-3-20090616.pdf
をどうぞ。
雑誌「リベラルタイム」 ― 2009年06月10日 03時24分42秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
リベラルタイムという雑誌の2009年7月号。「つまらない『新聞』『テレ
ビ』は見たくない」という特集だったので、初めて買ってみました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029YSH96/showshotcorne-22/
月刊 リベラルタイム 2009年 07月号
そもそも、この雑誌の存在を知らなかった。^^;
第2特集は、世襲議員問題でした。
特集の目次はこんな感じ。
http://www.fujisan.co.jp/Product/1276354/#CM
から引用。
--- ここから ---
《第1特集》
つまらない「新聞」「テレビ」は見たくない!
◯破壊力のない「テレビ報道番組」
フリージャーナリスト◎角川 健司
◯「問題意識」より「インパクト」のテレビづくり
ジャーナリスト◎坂本 衛
◯30年前から始まっていた「テレビ離れ」
ジャーナリスト◎小田桐 誠
◯役所の広報と化した「記者クラブ」
ジャーナリスト◎粟野 仁雄
◯「権力の中枢」に入り込み出世する新聞記者
ジャーナリスト◎川岸 誠
◯「相互批判」のないメディア後進国
ビデオジャーナリスト◎神保 哲生
コラム●読者・視聴者に知らされない「大問題」
「電通」に頭のあがらないテレビ局
横行するメディアの「下請けいじめ」
テレビ局も逆らえない「芸能プロダクション」
「ネット」に食われる広告収入
「警察批判」をタブーにする大手紙
庶民感覚から乖離する「高給与」
《第2特集》
あなたが選んだ
世襲議員の是非
◯世襲議員は「1割」にすべき
政治ジャーナリスト◎岩見 隆夫
◯自民党は世襲制限 民主党は組合出身制限を
自民党選挙対策副委員長◎菅 義偉
◯平成からの内閣の世襲議員占有率の推移/
衆院議員の世襲期間「上位30名」リスト/
世襲擁護派議員の主な発言/政治家を世襲するうまみ
--- ここまで ---
http://www.l-time.com/
リベラルタイム公式サイト
ブログもあって、2009年7月号のことも出ています。
http://spn08938-01.hontsuna.net/
リベラルタイムブログ
http://spn08938-01.hontsuna.net/article/2212463.html
7月号の特集
---
リベラルタイムという雑誌の2009年7月号。「つまらない『新聞』『テレ
ビ』は見たくない」という特集だったので、初めて買ってみました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029YSH96/showshotcorne-22/
月刊 リベラルタイム 2009年 07月号
そもそも、この雑誌の存在を知らなかった。^^;
第2特集は、世襲議員問題でした。
特集の目次はこんな感じ。
http://www.fujisan.co.jp/Product/1276354/#CM
から引用。
--- ここから ---
《第1特集》
つまらない「新聞」「テレビ」は見たくない!
◯破壊力のない「テレビ報道番組」
フリージャーナリスト◎角川 健司
◯「問題意識」より「インパクト」のテレビづくり
ジャーナリスト◎坂本 衛
◯30年前から始まっていた「テレビ離れ」
ジャーナリスト◎小田桐 誠
◯役所の広報と化した「記者クラブ」
ジャーナリスト◎粟野 仁雄
◯「権力の中枢」に入り込み出世する新聞記者
ジャーナリスト◎川岸 誠
◯「相互批判」のないメディア後進国
ビデオジャーナリスト◎神保 哲生
コラム●読者・視聴者に知らされない「大問題」
「電通」に頭のあがらないテレビ局
横行するメディアの「下請けいじめ」
テレビ局も逆らえない「芸能プロダクション」
「ネット」に食われる広告収入
「警察批判」をタブーにする大手紙
庶民感覚から乖離する「高給与」
《第2特集》
あなたが選んだ
世襲議員の是非
◯世襲議員は「1割」にすべき
政治ジャーナリスト◎岩見 隆夫
◯自民党は世襲制限 民主党は組合出身制限を
自民党選挙対策副委員長◎菅 義偉
◯平成からの内閣の世襲議員占有率の推移/
衆院議員の世襲期間「上位30名」リスト/
世襲擁護派議員の主な発言/政治家を世襲するうまみ
--- ここまで ---
http://www.l-time.com/
リベラルタイム公式サイト
ブログもあって、2009年7月号のことも出ています。
http://spn08938-01.hontsuna.net/
リベラルタイムブログ
http://spn08938-01.hontsuna.net/article/2212463.html
7月号の特集
SQL本の続き ― 2009年06月10日 03時25分17秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/04/4341671
SQLの解説書、REXXのこともちょびっと。
の続き。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798114138/showshotcorne-22/
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ジョー・セルコ (著), Joe Celko (著), ミック (翻訳)
を買ってくださった人がいました。
おれには絶対解けないパズル満載の気がする。サブクエリーとか使いまくり
なのかな。わからん。
SQL以前にデータベースってなんだというところから解説している本も何冊
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ーション業務に直結した応用知識まで (Tech & Bizシリーズ) (単行本)
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谷尻 かおり (著)
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