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プリンキピアを読む。ニュートン別冊のことなど2009年06月04日 09時05分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/01/4334857
科学雑誌「ニュートン」2009年7月号は、ニュートン力学大特集
の続き。
 そこで
--- ここから ---
この大特集は、イラスト発注するだけで大変だなあなどと変なところまで気を
回したりして。^^;
--- ここまで ---
などと書いたが、編集後記のページにあるクレジットをよく見ると(老眼でこ
んな小さな字は老眼鏡がないと読めないが)、ほとんどのイラストは、デザイ
ン部の人たちが描いているのね。ということは、社員なんだ。初めて知った。
 創刊号から、ヴィジュアルなイラストレーションでわかりやすくする方針だ
ったのは知っていたが(なにしろ創刊編集長の竹内均先生のことは、小松左京
「日本沈没」関連で知っていたし、テレビでの科学解説でもよく知っていたか
ら、創刊のころはよく買っていた)、デザイン部があり、社員イラストレータ
がいるとは知らなかった。気合いの入り方が違いますね。
 私が浅はかでした。恐れ入りました。

 さて、本題。
 前記のニュートン力学大特集の監修をした和田純夫氏の本、それもニュート
ン力学の原典であるプリンキピアの解説書が、ブルーバックスから出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576384/showshotcorne-22/
プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?
(ブルーバックス) (単行本)
和田 純夫 (著)

 前記大特集でも、折に触れ、語られているのが、ニュートン力学では扱えな
い世界があって、それを扱えるようにしたのが、20世紀物理学の人類史に残る
成果である相対性理論と量子力学なので、詳しく知りたい人は、ニュートンの
別冊という話。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518549/showshotcorne-22/
みるみる理解できる量子論 改訂版―相対論と並ぶ自然界の2大理論 ミクロの
世界では常識が通用しない!? (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキ
ストシリーズ) (大型本)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518131/showshotcorne-22/
みるみる理解できる相対性理論 改訂版―特殊相対論も一般相対論も実はむず
かしくなかった! (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)
(大型本)

 ニュートンの別冊に、数学もありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431551652X/showshotcorne-22/
 で、ゴルゴ十三 "じゅうそう" さんによれば、改訂版が出ていると。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4315518492/showshotcorne-22/
宇宙や法則がよくわかるやさしい数学の世界―黄金比、無限、銀河系の質量は?
(ニュートンムック Newton別冊) (大型本)
をどうぞ。
 モンティ・ホール問題もありますね。^^;
 こっちを買えばいいわけですね。
 ゴルゴ十三 "じゅうそう" さん、ありがとうございます。ゴルゴ十三 "じゅ
うそう" さん、好きやわ、おれ。ニックネームがコルゴ13っぽいし(笑)、本の
趣味が合って気がする。
 モンティ・ホール問題については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/23/4260476
石村園子著「やさしく学べる」シリーズ、「やさしく学べる統計学」を中心に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/16/4307521
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で触れています。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975854
数学的思考法は、そんなお勉強じゃ身に付かないってば
で書いたように、細野真宏の本なんか読むより、ニュートンの別冊のほうが、
よほどまともだと思うよ。

SQLの解説書、REXXのこともちょびっと。2009年06月04日 09時07分05秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 プログラマのためのサイトCodeZineから本が出ているんですね。
 買っている人がいて、気がつきました。SQLの本です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798115169/showshotcorne-22/
達人に学ぶ SQL徹底指南書 (CodeZine BOOKS) (単行本(ソフトカバー))
ミック (著)
 目次などは、
http://codezine.jp/article/detail/2206?p=1
を参照。
 よさげですね。SQLって、深いし、集合演算だから、ピンと来ない人もけっこういるんですよね。

 せっかくなので、SQL関係をいくつか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/20/4313713
浅井健一著「プログラミングの基礎 (Computer Science Library)」
のコメントで、武部先生が名前を出しておられた増永良文先生の本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781910246/showshotcorne-22/
リレーショナルデータベース入門―データモデル・SQL・管理システム
(Information&Computing) (単行本)
増永 良文 (著)
ですね。
 アマゾンの素人評だと、絶賛ですね。

 おれが勉強したのは、IBMでSQLの国際規格化をやったり、JIS X 3005のSQLをまとめた芝野さんが訳したデイトの本。
 たぶん、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4810180190/showshotcorne-22/
標準SQL―JIS/ANSI/ISO準拠 (アジソン ウェスレイ・トッパン情報科学シリーズ) (大型本)
C.J. デイト (著), 岸本 令子 (翻訳), 芝野 耕司 (翻訳)
のはず。あれ? 改訂第2版だな。ひょっとして初版だったかも。

 芝野さんとは、いまなきパソコン通信の日経MIXで知り合って、以後、SGML関係で付き合いが続いたけれど、会うと、「正三郎。お前は面白いけど、頭が悪いから、もっと勉強しろ」とハッパをかけられる。
 そうそう。葉っぱかけて、ドロンと逃げちゃうもんね。
 忍者か。
 あと、「電子交換機をハックすると面白いよ」とか、「IBMの漢字コードって、どうしてあんな50音順でもない変態な並びなの?」と訊いたら、「あれは出現頻度順でコード振った」とか言って、「えーっ、そんな順で決めていいんですか?」と言ったら、「文字コードの順番なんて、なんで決めたっていいんだから、別にいいじゃん。頻度順のコード表なら、最初のほうの漢字はよく使われる漢字なんだなあとわかるし、便利だろ」とか言われたしな。
 でも、もう、10年くらい会ってないな。東京外大は府中に移ってきたから、そばなんだけどね。^^;
 げっ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/芝野耕司
をみると、1999年4月から、東京外国語大学情報処理センター長だって。ほんとかよ。ということは。
 ということは?
 ということは、東京外大で情報科学を学んだ学生は、全員、情報省のスパイってことだな。
 なるほど、さすが、情報省。東京外大とは、いいところに目をつけますね。スパイは、各国語に精通してないとだめですから。
 そうそう。希少な言葉は、暗号にも使えるし、暗号解読にも必要だし。
 ナバホ族のコードトーカーの話ね。
 これで、太平洋戦争では、日本軍は、暗号が解読ができなかったんだよね。
日本軍、ナバホ族の部族語を知らないから。

http://ja.wikipedia.org/wiki/コードトーカー

 SQLに戻ると、デイト氏はRDBの理論家で、初期のRDBやSQLを作っていた人です。
 データベース・システムの解説をした「An Introduction to Database Systems」が有名。
 げっ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321197844/showshotcorne-22/
An Introduction to Database Systems (ハードカバー)
C. J. Date (著)
は、第8版なのか。1024ページもあって、いま、15,906円か。高いね。^^;
 昔は、翻訳もあったんです。あった、あった。
 原著第3版の翻訳。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621028138/showshotcorne-22/
データベース・システム概論 (単行本)
C.J.デイト (著), 藤原 譲 (翻訳)
が、いま、マーケットプレイスで、12,000円よりだって。
 原著第6版の翻訳。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621042769/showshotcorne-22/
データベースシステム概論 (単行本)
C.J.Date (著), 藤原 譲 (翻訳)
が、いま、マーケットプレイスで、25,200円よりだって。
 いくら古典的名著とはいえ、コレクター価格ですよね。^^;
 デイトさんのもっと詳しいことは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/クリス・デイト
を参照。

 どひー、芝野さんの訳したもので調べたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901366/showshotcorne-22/
REXX言語入門―プログラミングへの実践的アプローチ (ソフトウェア工学ライブラリ) (単行本)
M.F. カウリショウ (著), 村岡 洋一 (翻訳), 芝野 耕司 (翻訳)
は、いま、19,800円だって。コレクター価格としてもあんまりじゃないか。割と薄い本だったと思ったけど。

 REXXのことは、ブログだと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/20/4255411
メインフレーム実践ハンドブック z/OS(MVS),MSP,VOS3のしくみと使い方

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/19/3772070
AS/400, iSeries, 仮想記憶、単一レベル記憶(SLS)のこと
にあるInetgateさんのコメントにしか出てこないね。
 電脳騒乱節あたりか、どこかで、もうちょっと書いた気もする。ま、いいや。
 OS/2のユーザなら、PCの世代でもREXXに馴染んでいたかもしれないが。