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アンテナハウス、XSL Report Designer MR6, TextPorter, AH Formatter V52009年02月08日 09時13分46秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 ぼくが勤めるアンテナハウスでは、XSL Report Designer MR6の出荷を開始
しました。
 MR6では、下絵にPDFが使用可能になりました。これで、PDFの帳票を下絵に
してレイアウトをデザインし、下絵に使ったPDFを最終出力にも出せます。
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/designer/
XML サーバベース・レポーティング
http://www.antenna.co.jp/designer/V2_5/
XSL Report Designer V2.5
をどうぞ。

 それから、いろんなファイルからテキストを抽出するTextPorter。これも
MR6が出ています。
http://www.antenna.co.jp/AXX/
TextPoreter
をどうぞ。

 それから、FormatterのV5が今月出ます。XSL-FOだけじゃなく、CSSでも組み
版ができるようになります。詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/news/AHF50-20081208.html
XSL-FO, CSSふたつのスタイルシートをサポート
「Antenna House Formatter V5.0」
2009年2月出荷開始へ
http://www.antenna.co.jp/AHF/
Antenna House Formatter V5
をどうぞ。

 その他、サーバ向け、デスクトップ向けの製品もいろいろ出しています。
http://www.antenna.co.jp/
アンテナハウス
をどうぞ。

Javaスタイルブック、Effective Java 第2版2009年02月08日 09時14分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 Javaの定番本のひとつである「The Elements of Java Style」の翻訳がやっ
と出ました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798119202/showshotcorne-22/
Javaスタイルブック (IT Architects’ Archiveシリーズ) (単行本(ソフトカ
バー))
スコット・W・アンブラー (著), アラン・バーミューレン (著), グレゴリー・
バンガードナー (著), エルドン・メッツ (著), トレバー・ミスフェルト (著)
, ジム・シュー (著), パトリック・トンプソン (著), 滝沢 徹 (翻訳), 牧野
祐子 (翻訳)
 原著は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521777682/showshotcorne-22/
The Elements of Java Style
です。

 翔泳社にある情報は
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=10233
基本情報
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=10233&mode=spec
目次
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=10233&mode=author
著者略歴
をどうぞ。
 著者がずらずら並んでいるけれど、大体、C++やJavaのクラスライブラリで
有名なRogue Wave Softwareの人たちです。ぼくが昔お世話になったのは、
JavaじゃなくてC++のクラスライブラリでしたが。
 あ、
http://www.roguewave.com/
Rouge Wave Software
に行くと、いまはもうC++オンリーにみえますね。

 「Javaスタイルブック」は、152ページの薄い本だけど、いいことがいっぱ
い書いてあります。ソフトカバーだから、読みやすいし。お薦めします。
 ついでといってはなんですが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/05/393464
古典的バイナリサーチアルゴリズムにバグ
で言及したEffectiveシリーズのJava用Effective Javaも必読です。
 いま、第2版が出ています。初版のころからすれば、Javaの言語仕様もずい
ぶん拡張されたので、それに対応したようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489471499X/showshotcorne-22/
Effective Java 第2版 (The Java Series) (単行本(ソフトカバー))
Joshua Bloch (著), 柴田芳樹 (翻訳)

 ぼくは初版しか読んでないけど、第2版もきっといい本だと思います。

 Effectiveシリーズのこと、もっと言及しているかと思ったら、ブログだと
上記だけですね。
 ブログを始める前の2002年には少しありました。
http://www.asahi-net.or.jp/~Ki4s-nkmr/wabijo61.html
乳の詫び状
の2002/11/06, 2002/11/07, 2002/11/08あたりを読んでください。

モーツァルトのCD170枚組\(^O^)/、デジタル・プレイ・バッハ2009年02月09日 05時24分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 アマゾンで買ってくださった人がいて知りましたが、ものすごいものがあり
ますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BLI3K2/showshotcorne-22/
Wolfgang Amadeus Mozart: Complete Works [Box Set] [Box set] [Import]
[from US]
Bas Ramselarr (Bass), Bruce Abel (Bass), Christian Tchelebiev (Bass),
Christof Fischesser (Bass), Ezio Maria Tisi

 なんと、CD 170枚組。\(^O^)/
 最初、見間違いかと思いました。
 バッハもありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HRME5U/showshotcorne-22/
Bach Edition: Complete Works [Box Set] [Box set] [Import] [from US]
Georg Jelden (Baritone), Bas Ramselarr (Bass), David Thomas [bass]
(Bass), Michael George (Bass), Pierre Mak (Bass
 これは、CD 155枚組。どっちもすごいね。
 CDと同じ大きさの皿を同数買うより安いんじゃないか。\(^O^)/

 上記、モーツァルトの輸入盤の日本語版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000A0HFZS/showshotcorne-22/
モーツァルト:作品大全集(170枚組)/Mozart: Complete Works 170 CD BOX
[Box set]
モーツァルト (作曲), 指揮者多数 (指揮), 演奏者多数 (演奏)
ですね。
 爆笑なのが、指揮者多数, 演奏者多数だって。\(^O^)/
 そりゃ、170枚組だと、そう書くしかないわなあ。

2009/12/01追記:
 上記バッハの日本語版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GCG8Y4/showshotcorne-22/
J.S.バッハ:作品大全集(155枚組) [Box set]
Johann Sebastian Bach

 それに比べれば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NDEMAI/showshotcorne-22/
Beethoven: Complete Masterpieces [Germany] [Import] [from US]
なんて、たった60枚組だから、かわいいもんですね。\(^O^)/
 [Germany] [Import] [from US] だから、ドイツで作られたもののアメリカ
版の輸入盤ということなんでしょうね。ということは、内部はドイツ語じゃな
くて、英語なのか。
 つまらん、おれは英語よりドイツ語が得意なのに。
 そ、そうか。じゃ、何か、ドイツ語、しゃべってみろ。
 イッヒ、フンバルト、デルウンコ。\(^O^)/

 モーツァルトもバッハもほとんど知らないんですよね。教養がないから。
 いつから?
 今日よ。
 こればっかり。

 ただ、おれ、バッハはクラシックではなくてジャズで愛聴盤があります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005I2XD/showshotcorne-22/
デジタル・プレイ・バッハ
ジャック・ルーシエ (アーティスト), バンサン・シャルボニエ (演奏), ジャ
ック・ルーシェ (演奏), アンドレ・アルピノ (演奏)
です。
 CDの表記だと、ベースはバンサン・シャルボニエじゃなくて、ヴァンサン・
シャルボニエです。
 これ、レコードの歴史的名盤をCD化したものなのに、もう中古しか手に入ら
ないね。
 あ、でも、ジャック・ルーシェで検索して、売れ筋2位のベスト盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R0R3/showshotcorne-22/
BEST OF PLAY BACH [Best of]
ジャック・ルーシェ (アーティスト), ベノワ・デュノワイエ・デ・セゴンザ
ック (アーティスト), アンドレ・アルピノ (アーティスト), ピエール・ミシ
ェロ (アーティスト), クリスチャン・ギャロス (アーティスト)
に、デジタル・プレイ・バッハの曲は、ほとんど?それとも全部?入っている
ということなのかな?
 暇な人は、自分で確認してください。
 デジタル・プレイ・バッハは、バッハ弾きのピアニストにも評判がいいです。
バッハの曲を深く理解した上で演奏してあるといって感心していました。

 うー、またすごいのがあるなあ。ジャック・ルーシェで検索して、売れ筋1
位の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006RTN4/showshotcorne-22/
カノン100% fiore [Compilation]
オムニバス (アーティスト), クルト・レーデル (指揮), ピアレス2x2 (演奏),
クローバーベルフレンド&アンダンテ (演奏), BRR (演奏)他

 いくら楽器、アレンジ、演奏が違うといっても、「ヨハン・パッヘルベルの
カノン」だけ集めたCDなんてのが成立するのか。しかも一番売れているという
から、すごいね。
 おれにとっては、ほとんどおれおれ詐欺なんて成立するのかと思ったけど実
際に成立していると同じくらい衝撃だな、これ。\(^O^)/
 これも現代日本の病巣が出ているのかな。

東芝ブレイブルーパス、トップリーグ優勝\(^O^)/2009年02月09日 05時24分45秒

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 ラグビートップリーグのプレーオフ。東芝ブレイブルーパス対三洋電機ワイ
ルドナイツの決勝。
 壮絶な試合の末、17-6で東芝が勝ちました。\(^O^)/
 JSportsの中継を観ていましたが、両チーム、最初からエンジン全開のすご
い気合いでした。
 特に三洋電機は、ケガをしていた主力が戻ってきたこともあって、守備が実
に強い。風が強い中、風上で有利な東芝なのに、攻め入っても、ブレイクダウ
ンで三洋電機がターンオーバー(ボールを相手から奪うこと)して逆襲。
 それをまた東芝が食い止めるという、お互い、命を削り合うような行き詰ま
る試合。
 三洋電機がペナルティゴール(PG)で先制して、風上の東芝が攻めて攻めても
跳ね返されるという東芝には悪い流れでしたが、強風でハイパントのボールの
キャッチが難しい中、三洋電機がハイパントのキャッチミスから乱れて味方に
パスするのをインターセプトしてトライに結びつけました。ほんとに一瞬の出
来事。
 2トライ目は、これは東芝らしい攻撃で、キャプテン廣瀬が能力の高さを見
せつけた走りでトライ。これで12-3になったのですが、前半の終了間際、東芝
に反則があって、PG。距離があって逆風で難しい中、この前半のラストワンプ
レイを三洋電機の好調なキッカー入江が見事に決めて、12-6で折り返し。
 このPGは大きいと思いましたね。これで三洋電機は、ワントライ(5点)+ワ
ンゴール(2点)の計7点で逆転できます。しかも後半は有利な風上。このPG成
功で、試合の緊張感は高レベルで維持されたまま後半へ。
 後半はかなり東芝が三洋電機陣内でプレーしていた感じがあります。ほんと
は逆じゃないといけなくて、風上で有利な三洋電機が東芝陣内でのプレーが続
くかと思ったのですが。
 それでも、三洋電機には、接点に強いあの東芝からターンオーバーして、そ
れを一気にトライに結びつける決定力もあるから、怖い戦い。
 後半は、試合終了直前まで点が入りませんが、退屈な試合どころか、両者ギ
リギリの攻防、それも命を削り合うようなすさまじい攻防でした。
 中でも、後半30分過ぎ。東芝が三洋電機ゴール前、しつように連続攻撃を
仕掛けて、それを三洋電機が踏みとどまる攻防はすごくて3分以上攻防が続く
手に汗握るシーンでした。
 最後はゴール下で巨大人間雪玉状態になってしまって、ここでTMO(テレビマ
ッチオフィシャル)による判定、いわゆるビデオ判定。
 しかし、トライが確認できない。JSportsの中継映像では、アングルの違う
3台のカメラでも、ボールが確認できませんでしたしね。
 で、東芝ボールのスクラムでゲーム再開になったのですが、三洋電機がこの
ボールを奪って一気に攻めるシーンがあって、終了間際の逆転かと思ったので
すが、東芝が懸命に攻撃を防いで、またゴール前の攻防になって、最後はゴー
ルエリア内で三洋電機のパスが乱れたところを、キャプテン廣瀬が押さえてト
ライ。
 しかし、これもTMOになって、その結果、しっかり、廣瀬が片手で押さえた
シーンがあって、トライ認定。
 これでノーサイドになって、東芝が勝ちました。
 選手も大変だけど、これだけ高密度の試合だと、観ているだけでぐったりし
ますね。^^;
 そういう試合をやってくれた両チームの選手にはほんとに感謝感激感動です。

 JSportの中継でも解説の小林さんや村上さんも言ってましたが、後半の三洋
電機は、キックで敵陣に入ることをあまりせず、突破を狙ってそれを東芝が防
ぐ流れになったので、風上の有利さを存分に生かす展開ではありませんでした。
その辺のゲームメイキングがどうだったか。結果論ですけどね。
 司令塔であり大黒柱であるスタンドオフ(SO)のトニー・ブラウンを前半で下
げたのも、ゲームメイキングに影響があったかもしれません。
 大体、トニー・ブラウンは試合に出られる状態じゃないと思うのね、ほんと
は。この前も書いたかもしれないが、試合で脾臓が破裂しそうなくらいのケガ
をして、一時は選手生命も危ぶまれた状態。
 それが、リーグ戦の最終戦の東芝対三洋電機で、三洋電機は大敗したでしょ。
あれで火が付いてもうリハビリで間に合わせたそうです。
 でも、ジャージの下はサポーターというかコルセットというか、そういうも
のが透けて見えてましたし、ケガをする前からすれば、13キロも体重が減っ
ている状態だったそうです。
 それでいて、守備ではいろんなところに顔を出してボールを奪いに来るし、
あちこちにキックするし、さすが、トニー・ブラウンというか、とにかく、超
人的な人ですね。恐れ入ります。
 しかし、さすがのトニー・ブラウンもこれだけ激しい試合だと病み上がりの
身体では続かないという判断だったのでしょう。前半で退きました。このあと、
2連覇のかかった日本選手権もありますしね。

 個人的には、東芝の大ベテラン松田努選手が出てきたのもうれしかった。
 松田選手のことは、これまでも何度も書いているので、ウェブやブログの上
につけている検索窓で、「松田」や「村田」で検索してみてください。

 なお、この試合、ニュージーランドにも中継されたそうです。解説では、こ
ういう壮絶な試合なら、きっと本場の視聴者も満足してくれただろうといって
ました。
 実際、両解説者も自ら述べていたように、食い入るように試合を観てしまっ
て、解説の言葉が出てこなくなるほどの行き詰まる攻防が続いた試合でした。

 マン・オブ・ザ・マッチは、東芝の廣瀬俊朗選手。2トライしたからだけじ
ゃなくて、ほんとに切れ味鋭い走りを見せていました。
 そして、ぼくは、何より、不祥事が続いて動揺してチームをここまでまとめ
上げたキャプンシーが、マン・オブ・ザ・マッチにふさわしいと思いました。
 試合終了直後、前キャプテンであり名キャプテンであった冨岡鉄平選手と廣
瀬選手が涙を流して抱き合っているシーンがあって、こっちももらい泣きしま
した。
 思えば、冨岡から廣瀬にキャプテンが代わった最初の年。冨岡のキャプテン
シーとどうしても比較されるし、チームの成績も思ったほどじゃなかったし、
廣瀬キャプテンもつらかったと思うけれど、今シーズンは調子がいいし、今年
に入っての不祥事連発の中、チームをまとめ上げて、リーグ最終戦に勝ち1位
通過、そして、今日の優勝まで導いたわけで、廣瀬選手は人間的にものすごく
成長したと思います。
 東芝の他の選手たちも人間的に成長して、この逆境を乗り越えてほしいと思
います。

http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082255006-n1.htm
東芝「らしさ」発揮!攻め続けてTL制覇
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082106004-n1.htm
三洋電機、ゴール遠く無念の敗戦/MS杯
http://www.sanspo.com/rugby/topleague/playoff/20090208.html
試合経過
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082104003-n1.htm
東芝ラグビー部、王座奪還にも神妙な面持ち
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rgg0902082131004-n1.htm
ラグビー日本選手権、東芝の扱いは検討中
http://www.sanspo.com/rugby/news/090208/rga0902082130005-n1.htm
MS杯決勝、今季最多の観客1万7082人

 上記、サンスポの記事「東芝ラグビー部、王座奪還にも神妙な面持ち」の中
で、
--- ここから ---
東芝に長年勤務したという男性ファン(67)は「いったん廃部して出直すべ
きだ」と厳しい表情だった。
--- ここまで ---
というのがありますが、廃部はやり過ぎ。
 日本選手権辞退も、おれにはやり過ぎ感がある。高校野球じゃないんだから
という気もします。
 JSportsの中継では、小林さん、村上さんの両解説者も、これだけのラグビ
ーを表現できる最強チームが、日本選手権に出ないということはどうなのかと。
東芝という会社の判断で発表したわけだから、選手はそれに従うしかないけれ
ど、しかし、辞退はやり過ぎじゃないかという意見でした。
 これがプロだけのクラブチームならまた別だろうし、個人とクラブの関係、
企業スポーツのあり方、連帯責任を求める日本の精神風土のことなど、そうい
う話が出ていました。
 とにかく、大麻の反応が出たというロアマヌ選手の再検査結果を待つよりな
いですね。ロアマヌ選手がそんなものは一切やってないという言葉が結果に出
るのを祈るよりないですね。
 不祥事が発覚してからの3試合は、中でも、先日のリーグ最終戦と今日の試
合は、ほんとに胸を張っていい試合。東芝ブレイブルーパスのラグビーとは何
か、スポーツの感動は何か。意地とプライドを世界に見せつけた試合ぶり。
 これはおれのみならず、東芝ファンのみならず、ラグビーファンのみならず、
スポーツのファンはみんなそう思うほど、素晴らしい表現でありパフォーマン
スでした。
 その点は、ほんとに下を向く必要はないし、顔を上げて胸を張って堂々とし
てほしい。
 東芝の選手には、いまは体を休めて、日本選手権に出られることを信じて、
また、狼の牙をしっかり磨いておいてほしいです。
 もちろん、三洋電機ワイルドナイツの選手も、日本選手権2連覇のために、
しっかり準備してほしい。そして、最高の舞台で最高の試合をみせてほしいと
思います。

 上記「MS杯決勝、今季最多の観客1万7082人」には、
--- ここから ---
リーグ戦とプレーオフを含めた今季の年間入場者数も、過去最多だった昨シー
ズンを6万5388人上回る、過去最高の38万4954人となった。
--- ここまで ---
とありますが、こうやってラグビー人気が上がってきているのも、おれがここ
で懸命に宣伝しているからであって、すべておれ様一人のおかげです。\(^O^)/
 真面目にいうと、今年から外国人枠が3人になって、トップリーグ全体の試
合のレベルがますます上がったし、白熱した試合が増えたからでしょうね。
 それに、ラグビーは、一度、観ると、特にスタジアムで生を観ると、ほんと
興奮しますからね。肉体と肉体がぶつかり合う音が、スタンドまで聞こえてく
るんだもん。
 ルールがわかりにくいとか、密集で何があってレフリーが笛を吹いたのかわ
かりにくいとか、観戦するにはいろいろ不利なところはあると思うけれど、そ
れでもあの超人たちの肉弾戦と、そこから相手の守備陣の裏に抜けたとき、さ
らにはバックスに展開してパスがつながってトライになったときの爽快感。あ
れは、得難いですよ。
 そうそう。女の人もすごいんだ。普段、おしとやかな女性でも、応援してい
るチームがピンチになると悲鳴だし、攻撃になると「行けー、ぶっとばせ」と
叫んだり、興奮して、おっとろしかこつばい、鮎原さんです。\(^O^)/
 動物としての本能、情動を刺激されるんでしょうね。

 ああ、あとは、とにかく、東芝が日本選手権に出てほしいという気持ちだけ
ですね。
 それと、サントリーもがんばってほしい。清宮監督、なんとかせえよ。
 昨年は三洋電機が優勝して、我が府中のチームが日本選手権で優勝できなか
ったんですから。

CD付きオバマ演説本、大人気2009年02月10日 05時41分57秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/15/4057645
オバマ大統領のスピーチ
で、オバマ演説本が大人気と書いたけど、いま、bk1のベストセラーの1位と
3位がそうなのね。ほんと、すごい人気なんだね。
 1位が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425500451X/showshotcorne-22/
生声CD付き [対訳] オバマ演説集 (単行本)
CNN English Express編 (著)
 3位が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255004579/showshotcorne-22/
生声CD付き [対訳] オバマ大統領就任演説 (単行本(ソフトカバー))
CNN English Express編 (著)
 ほかに
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902091658/showshotcorne-22/
CD2枚付[完全保存版]オバマ大統領演説 (単行本)
コスモピア編集部 (著)
もあるね。
 しかし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/09/4109485
モーツァルトのCD170枚組\(^O^)/、デジタル・プレイ・バッハ
で紹介した世界の存在を知った以上、CD2枚じゃ、弱いね。\(^O^)/
 オバマ長期政権が続けば、大統領を辞めるときには、オバマ大統領演説CD
100枚ボックスセットが出ると予測します。\(^O^)/

ライヴ・イン・ヨーロッパ、チック・コリア、ジョン・マクラフリン2009年02月10日 05時42分48秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/29/4032411
チック・コリア、RTF「リターンズ リユニオン・ライヴ」
で言及した、チック・コリアとジョン・マクラフリンのファイブ・ピース・バ
ンドのヨーロッパでのライブ。
 知らぬ間に、発売になってました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NDR6NC/showshotcorne-22/
ライヴ・イン・ヨーロッパ
チック・コリア&ジョン・マクラフリン (アーティスト), チック・コリア (演
奏), ジョン・マクラフリン (演奏), クリスチャン・マクブライド (演奏),
ヴィニー・カリウタ (演奏)他

 こりゃ、私、買いますね。
 ところで、上記「チック・コリア、RTF「リターンズ リユニオン・ライヴ」」
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000XAMCWQ/showshotcorne-22/
ファイヴ・トリオBOX [Limited Edition]
チック・コリア (アーティスト, 演奏), ジョン・パティトゥッチ (演奏), エ
ディ・ゴメス (演奏), クリスチャン・マクブライド (演奏), アドリアン・フ
ェロー (演奏)他
ですが、バラ売りもありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000W05N2I/showshotcorne-22/
ワルツ・フォー・デビイ ビル・エヴァンスに捧ぐ
チック・コリア (アーティスト, 演奏), エディ・ゴメス (演奏), アイアー
ト・モレイラ (演奏)
などです。
 BOXは高いもんね。まずは大好きなビル・エヴァンスから攻める?
 でも、アマゾンの感想だと、BOXにはバラ売りにはないものが入っているら
しいよ。
 うー、お金がない。^^;

日経サイエンス2009年3月号2009年02月10日 05時43分32秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 すっかり紹介が遅れたけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001P5M9YO/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 03月号
は、個人的にはいつも以上に読みどころ満載。
 目次などは、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55903
をどうぞ。
 まず、驚いたのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_024.html
土星の月エンケラドス 噴泉の謎
C. ポルコ(米カッシーニ画像中央研究所)
 土星の衛星の1つエンケラドスに、水があるんじゃないかと。生命が存在す
るかもしれないと。

 まずいな。
 まずい、まずい。おれたちの生命を作る実験室なのに、ばれちゃったよ。
 地球人って、おれらよりはるかに劣る文明なのに、この飽くなき探求心、し
つこさがすごいよな。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_036.html
PNA 三重らせんを作る生命分子
P. E. ニールセン(コペンハーゲン大学)
 PNAなんてのがあるのね。しかも、可能性がすごいじゃないですか。

 これもまずいな。
 ほんと、まずい、まずい。おれたちがエンケラドスでやってる実験は、まさ
に、PNAでの生命構築なのに。
 なんとかエンケラドスとPNAが結びつかないように、工作が必要だな。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_046.html
なぜマジックにだまされるか
S.マルチネス=コンデ/S. L.マクニック(バロー神経学研究所)
 おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2706159
上口龍生、アキバのマジックメイド喫茶\(^O^)/
で書いたように、自分じゃできないけど、マジック好きなんです。あと、詐欺
とか、人間の心理的盲点を衝く技術は、子供の頃からずっと興味がある。なに
しろ、スパイに必須の技術だから。\(^O^)/
 で、この記事は、脳科学的にマジックを調べてる。でね、認知科学者とか神
経科学者とか脳科学者とか、脳科学をやってる研究者はマジックの技術を身に
付けようなんて言ってるのね。いいなあ、それ。
 学会で発表したと思ったら、当人が壇上から消えちゃうとか、脳科学の学会
なのか、マジックショーなのかわからなくなったりしてね。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_056.html
フィッシング詐欺から身を守る
L. F. クレーナー(カーネギーメロン大学)
 フィッシング詐欺の被害は、日本は月に数10件の報告らしいですが、これ
は多くの日本人が英語ができないため。アメリカは2007年のフィッシング被害
者は360万人,被害額は32億ドル以上と推定されているそうです。
 フィッシング詐欺は、どういうものかというのと、その対策技術の解説です。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_076.html
顕微鏡がとらえた命の美
SCIENTIFIC AMERICAN編集部
は、ほんと美しい。きれいやわあ。
 あたしの女装姿やヌードも、これくらいきれいに撮ってほしいわ。\(^O^)/

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_092.html
ノーベル賞記念連載
小林・益川理論とBファクトリー 第3回(最終回)
巨大加速器実験,日米の闘い
中島林彦(編集部)/協力:協力:高エネルギー加速器研究機構
を読むと、小林・益川理論の検証が壮絶な戦いだったことがわかります。
 三田一郎先生は、すごい突破力ですね。理論的な面でもすごいけど、何より
Bファクトリの実現に向けた執念がすさまじい。それに当時としては、Bファク
トリは大胆かつ先進的なアイデアを盛り込んだものにしたので、大変だったん
ですね。
 ほかにも、名前が出ている菅原寛孝KEK所長、髙﨑(たかさき)史彦、生出勝宣、
山内正則の各氏、そして名前が出てない人たちやメーカの人たちもど根性ですね。
みんなど根性ガエルのピョン吉ですよ。これがなかったら日本が小林・益川理論
の検証をするなんてできなかったのね。
 トリスタンでトップクォークを発見できなかったリベンジに燃えまくってい
たそうです。
 あ、トリスタンといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/04/3741480
ピンボールのリトルウイングの藤田さんと飲んだ\(^O^)/
で紹介したリトルウイングのピンボール第1作がトリスタンなんです。
 これ、おかしいエピソードがあって、夫の藤田さんは、理系だから、当然の
ように、トリスタンといえば筑波に建設された当時最高峰の巨大加速器のこと。
ところが、妻のほうは、芸術系だから、トリスタンといえば、当然のように
「トリスタンとイゾルデ」なんです。双方、いいネーミングだと思ったけれど、
実は考えてることが違うので、お互い、話がかみ合わなかったそうです。
 で、Bファクトリに話を戻すと、最後は、研究者100人くらいが総出で、加速
リングにコイルを半ば手作業で巻いたのね。それも1万個も。
 ギリギリの勝負の最後の決め手は、結局、人間の血と汗の涙なのね。
 それにしても、この連載、名古屋大学坂田昌一研究室の伝統を十二分に感じ
させる連載でした。
 2009年1月号の連載第1回
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_026.html
ノーベル賞記念連載 小林・益川理論とBファクトリー(第1回)
6元モデルへの道
中島林彦(編集部)/協力:小林 誠
には、坂田昌一研究室の坂田哲学の象徴的エピソードが、ノーベル賞受賞者の
小林誠先生によって紹介されています。なぜ、坂田研究室は「E研」と呼ばれ
たかという話で、引用するには長いので、1月号を読んでください。
 あ、でも、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KVJZLI/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 01月号
をみると、売り切れですね。
 日経サイエンスのサイトには在庫があるみたいだし、この記事だけのダウン
ロード販売もあるけど、700円するからね。1月号は
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/29/3981688
に書いたように、すばるのカレンダーも付いているから、買うなら1500円出し
て、1月号を買ったほうがいいと思います。

 そして真打ち登場。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_082.html
ノーベル賞受賞記念
対称性の自発的破れとひも理論
南部陽一郎(シカゴ大学)
です。
 戦前、戦後の苦労話やらいろいろあります。
 最後に、南部先生が仕事を始めた1950年代から1960年代は素粒子物理学の黄
金時代あるいはルネサンスの時代だった。現在は、宇宙物理、天体物理のルネ
サンス時代が始まっているという話があります。南部先生は、それに期待をか
けているし、楽しい時代だと思っていると。
 ほんとそう。特にこの20年くらいの天文学の激変ぶりはすごいですよね。

 ますます、まずいだろ、これ。
 まずい、まずい。
 大体さ、正三郎ですら、この何年も宇宙論や現代天文学の本をわかりもしな
い癖に買い漁ってるんだぜ。
 うひー。上の検索窓で「天文学」で検索したら、あのバカ、57件も書いてや
がる。
 あんまり地球人が宇宙に目を向けると、おれたちの秘密がばれちゃうぜ。な
んとか妨害工作をしないとな。

 南部先生のブルーバックスについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/08/3806202
ノーベル物理学賞
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/29/3854376
ノーベル賞受賞記念金帯ブルーバックス
などをみてください。

 「茂木健一郎と愉しむ科学のクオリア」は、守屋繁春(理化学研究所)さん
との対談でしたが、初めて知ったけど、シロアリって食えるのね。きわめて栄
養価が高くて、木に棲む種類は美味らしい。
 でね、守屋さんがなぜシロアリを求めて世界中を飛び回っているかといえば、
シロアリって木を分解するでしょ。そこに目を付けてるの。
 シロアリの体内にいる原生生物は、セルロースを分解するセルラーザを体内
にもっていて、それが80種類あるセルラーザの中でも非常に優秀なものなんだ
そうです。これを使えば、セルロースからバイオ燃料を作る過程を非常に効率
化できるんじゃないかと。
 その他、変な生物を探して、エネルギー問題や環境問題の解決にもつながる
ようなことをやってますね。
 変な生物といえば、クマムシのことを書こうと思って、もう半年以上経って
るなあ。

 塩谷喜雄「いまどき科学世評」は、「点と線と面」と題して、日本の環境技
術は、点では優れていても、線や面への展開ができてないので、日本は環境技
術が優れているという神話は嘘だと。
 この神話が、日本はもうすでに十分環境対策をやってるからCO2削減は少な
くともいいといった産業界の言い訳に使われているのはおかしいという話。
 セルロースを分解するセルラーザの話も出てきますが、いま、高性能のセル
ラーザを握っているのはアメリカ企業なんだって。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/01/1360323
地球温暖化。不都合な真実、バイオ燃料、海洋酸性化、植物からメタン
で紹介したホンダと地球環境産業技術研究機構(RITE)のセルロースエタノール
も、前段でアメリカ企業のセルラーザを使っているそうです。
 つまり、首根っこを押さえられてるわけです。
 そうか。やっぱ、守屋さんにがんばってもらって、シロアリで行くしかない
か。\(^O^)/

bk1のSnakeHoleはベさんなの?2009年02月12日 01時17分16秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
===
標題: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/04/4042756
Re: 心、脳、身体性
で紹介したもらった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009241/showshotcorne-22/
ユーザーイリュージョン―意識という幻想 (単行本)
トール ノーレットランダーシュ (著), Tor Norretranders (原著), 柴田 裕
之 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009780/showshotcorne-22/
神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡 (単行本)
ジュリアン ジェインズ (著), Julian Jaynes (原著), 柴田 裕之 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462207110X/showshotcorne-22/
シナプスが人格をつくる 脳細胞から自己の総体へ (単行本)
ジョセフ・ルドゥー (著), 谷垣 暁美 (翻訳)
を買おうと思って、bk1に行ったらね、SnakeHoleという人が感想文を書いてる
んです。
http://www.bk1.jp/review/0000223065
「ユーザーイリュージョン」の感想
http://www.bk1.jp/review/0000434534
「神々の沈黙」の感想
http://www.bk1.jp/review/0000467279
「シナプスが人格をつくる」の感想

 これ、どっかで読んだなあと思ったら、上記エントリでベさんが書いたよと
いってるものと同一文章なんです。
 ひょっとして、SnakeHoleって、ベさんなの?
 そうじゃないと、丸ごとコピーされてるね。
 ま、他人が書いたものを丸ごとコピーして、ブログにしちゃうのは、コンピ
ュータで自動的にアフィリエイト稼ぎをやる奴なら、もうやってそうだけどね。
 ひょっとしたら、全世界規模でやってて、毎月1000億円くらい儲かって
たりして(爆)。で、南極にデーターセンター、持ってたりして。
 あ、それは、情報省か。\(^O^)/

 ところで、SnakeHoleさんの正体が、ベさんだった場合、それをおれが表で
明かしていいの?

中村(show)

===
標題: Re: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
いや,パクリぢゃなくてワタシです。

あそこ「べ」1文字だとIDとして認めてもらえないので(笑)。

SnakeHole ってのはそういうときに昔から使ってるIDなの。

べ@SnakeHole

===
標題: Re: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
 お、さっそく、ありがとう。
 で、表に書いちゃって、バラしていい?

中村(show)

===
標題: Re: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
いっすよ。 ちうか,かくしてませんし(笑)。

べ@BK1の投稿規約にも「初出のもの」とかないし。

ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガット新訳新装版2009年02月12日 01時22分20秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100391
新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」
の続き。
 おれの意識の中では、このトークショーと洋輔さんのコンサートは年のはじめの一続きのイベントだったので、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100302
2009年山下洋輔ニューイヤーコンサート
もどうぞ。

====
標題: ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガット新訳新装版
---
 新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」では、ヘミ
ングウェイとカート・ヴォネガットの話が出てましたが、復刊.comから送られ
たきたメールには、ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガットの新訳本が早川
書房から2月下旬に出ることが書いてありました。

 ヘミングウェイSFとは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116997/showshotcorne-22/
ヘミングウェイごっこ (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
ジョー ホールドマン (著), Joe Haldeman (原著), 大森 望 (翻訳)
です。
 内容は、早川書房のサイトにいっても大してわからないので、アマゾンから。
--- ここから ---
ジョン・ベアドはヘミングウェイが専門の大学教員。とあるバーで論文を執筆
中、ある男からヘミングウェイの原稿の贋作づくりを持ちかけられる。これま
でも成功した贋作事件の例はある。一攫千金も夢ではない!
いつしか贋作づくりに熱中しタイプライターを打つベアドの前に、なんとヘミ
ングウェイその人が現われたことから、事態は思いもかけぬ方向へと…
ヒューゴー&ネビュラ両賞受賞の中篇を長篇化した異色時間SF。
--- ここまで ---
というもの。
 絶版になっているほう
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116997/showshotcorne-22/
ヘミングウェイごっこ (単行本)
ジョー ホールドマン (著), 大森 望 (翻訳)
の内容紹介は、もう少しだけ詳しく、
--- ここから ---
ジョン・ベアドはヘミングウェイを専門とする、しがない大学教員。常人離れ
した記憶力の持ち主であるが、絵に描いたような学者バカ。学内政治に疎く、
学者として出世する望みはほとんどない。そんなある日、キーウェストのとあ
るバーで論文をしたためていた彼は、詐欺師のシルヴェスター・キャッスルメ
インと知り合いになり、ヘミングウェイの小説の贋作作りを持ちかけられる。
ヒトラーの日記やハワード・ヒューズの自伝など過去にも贋作事件の例はある、
うまくすれば一攫千金も夢ではないのだ。最初のうちは気が進まなかったベア
ドだったが、ベトナム戦争で負傷し創作に手を染めるなど、自身の人生をヘミ
ングウェイの生涯に重ね合わせがちな彼は、いつしか我知らずのうちに贋作作
りに没頭してしまう。だが夢中になってタイプライターを打つ彼の目の前に、
なんとヘミングウェイその人が現われたことから、事態は意外な方向へ進展し
ていくのだった。消失したヘミングウェイ作品の贋作でひと儲けをしようとい
う悪だくみに、パラレル・ワールドの幻想をからめたライトなSFコメディの世
界。ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞。
--- ここまで ---

 それから、カート・ヴォネガットの代表作である「タイタンの妖女」が新訳
新装版で出ます。解説はカート・ヴォネガットのファンであり、若者にカート・
ヴォネガットを広めたらしい?爆笑問題の太田光。早川書房の2月3月の新刊
での説明は、
--- ここから ---
〈巨匠ヴォネガットの名作、新装版発売!解説:太田 光(爆笑問題)〉人類
の究極の運命を、皮肉とユーモアをまじえて描いた代表作を訳も新たにした新
装版。
--- ここまで ---
です。
 以前の訳は、浅倉久志さんですが、今度は誰なのか。そういう基本的なこと
すらわからない早川書房のウェブは問題じゃないか。
 この新訳新装版は、まだアマゾンには出てないみたい。旧作の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102627/showshotcorne-22/
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262) (文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア (著), 浅倉 久志 (翻訳)
しか出てきませんでした。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/07/3996891
ロバート・チャールズ ウィルスン著「時間封鎖」
で書いたように、今年の正月、カート・ヴォネガット・ジュニアを読み直そう
かと思って、調べてびっくり。浦島太郎でした。
 まず、ご当人が亡くなっていたことすら知らなかった。
 さらに、もう、ジュニアをつけずに、カート・ヴォネガットと呼ぶ習わしに
なってたんですね。
 きっと、この新訳新装版。おれが、ウェブやブログで読み直そうかと書いた
がために、情報省があわてて早川書房に圧力をかけて出させたものでしょう。\(^O^)/
 正月に読み直すチャンスを逃して、かえってよかったのかも。

記憶、脳科学や認知科学方面の本2009年02月12日 09時13分33秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 最近、ほんと、脳科学や認知科学方面の本が売れてます。それも難しそうな
のが多い。
 きっと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/06/3883853
おれんところで、突然売れていた脳科学や認知心理学の本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928296
心理学や脳と哲学の本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/16/4010858
ロボット未来世紀、脳、身体性、知能ロボット、インテリジェンス・ダイナミ
クス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/04/4042756
Re: 心、脳、身体性
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/15/4057643
今井むつみ, 野島久雄著「人が学ぶということ―認知学習論からの視点」
などを書いたせいだと思うし、そこで名前を出した本も売れているんですが、
それにしても、すごい人がいっぱい来てる気がする。
 昨夜書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/12/4113797
bk1のSnakeHoleはベさんなの?
で出てくる本も、難しいそうだし。だけど、面白そうだから注文してみました。

 売れてた中で一般にも読みやすいのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575388/showshotcorne-22/
進化しすぎた脳 (ブル-バックス) (新書)
池谷 裕二 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167330032/showshotcorne-22/
精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか (文春文庫) (文庫)
立花 隆 (著), 利根川 進 (著)
でしょうね。
 「進化しすぎた脳」は、大きく前後半に分かれますが、圧倒的にライブ感が
あって内容も面白いのは、前半。ニューヨークの日本人中高生相手に講義をし
たもの。準備もよくしてあるし、講義の進め方、話しぶりもとても上手だと思
いました。
 「精神と物質」は、10年以上前に読んだと思うが、もう覚えてない。あの
頃でも、分子生物学のところはちょっと古くなってきた気がした気がするよう
な気がした気がするような気がした気がするような気がした。
 なんだよ、この文章。
 いや、それくらい、I, my, meな記憶であることの雅な婉曲表現。
 ええと、解説すると、「I, my, meな記憶」は、「曖昧な記憶」と、一人称
代名詞を使うことで、主観的記憶であることをも一度に表現した、天才の私な
らでは卓越した表現です。\(^O^)/

 次は、難しそう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762826146/showshotcorne-22/
自伝的記憶の心理学 (単行本)
佐藤 浩一 (著), 下島 裕美 (著), 越智 啓太 (著)
 これなんか、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ
筒井 康隆 (著)
とつながってるのかも。
 ダンヴァニについては、ウェブやブログの上部につけている検索窓で「ダン
シング・ヴァニティ」とやって検索してください。

 それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/10/4110922
日経サイエンス2009年3月号
で書くべきだったかもしれないが、森山さんの読書日記で採り上げられていた
のが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622074214/showshotcorne-22/
心は遺伝子の論理で決まるのか-二重過程モデルでみるヒトの合理性
キース・E・スタノヴィッチ (著), 椋田 直子 (翻訳)
と、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)
下條 信輔 (著)

 この2つはいずれ買って読んでみようと思っています。
 「サブリミナル・インパクト」は、値段が手頃だし、手にしやすい割に深い
考察が満載のように思います。
 あれ? いま、もう、アマゾンじゃ品切れになってますね。相当に売れてる
んでしょうか。
 それはともかく、内容は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
で出した話や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/28/4030161
日経サイエンスで見つけた注目本
で、神経経済学、行動経済学、ニューロマーケティング方面の本3冊として、
名前を出した、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089784/showshotcorne-22/
買い物する脳―驚くべきニューロマーケティングの世界
マーティン・リンストローム (著), 千葉 敏生 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089792/showshotcorne-22/
予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
ダン アリエリー (著), Dan Ariely (著), 熊谷 淳子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270004363/showshotcorne-22/
人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く
ティム ハーフォード (著), 遠藤 真美 (翻訳)
にもろにつながる話のようです。

 経済評論家の山崎元さん(おれの感覚の中では、経済関係じゃ、信用度が高
い)が、以前、週刊ダイヤモンドの連載で、行動経済学の知見を利用している
のは、投資家じゃなくて金融商品を売りつけている連中だと書いてましたね。
彼は控え目に書いていたけど、客をだまして商品を売りつけるために使われて
いると。
 こういうのは、詐欺師のテクニックと同じで、もちろん、マーケティングも
詐欺師と同様のことをやってるんですが、そういう人間心理を衝く手法につい
て、行動経済学によって実証的、学問的な裏付けができて、証券会社などがせ
っせと実地に応用しているわけですね。
 たとえば、理性で考えれば、複利のほうが単利よりお金の増え方が圧倒的な
のに、金融商品を買う人は、毎月分配型のような単利商品の好むと。そこには、
少しでもお金が毎月手元に来れば安心という情動的なものが、理性的、合理的
に考えれば儲かるという事実を圧倒してしまう世界があるわけですね。
 地球人って、ほんとに面白いね。

 そうそう、記憶と情動といえば、以前、読んだ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575140/showshotcorne-22/
記憶と情動の脳科学 (ブルーバックス) (新書)
L.J. マッガウ (著), 久保田 競 (翻訳), 大石 高生 (翻訳)
も面白かった。
 冒頭にすごいエピソードが出てくるんです。
 なんでも、中世ヨーロッパは、あまり文字で記録を取ってなかったらしいん
です。そのときに、どうやって大事な交渉のことを覚えるかといえば、子供を
連れて行って、交渉の間中、しっかり、言ったこと、やったことを覚えておく
ように子供にいうんだって。
 そして、交渉が終わったら、その子を川に投げ込む!!\(^O^)/
 死にそうな目に遭った子供は、交渉の細部までしっかり記憶しているんだっ
て。
 ほんとかよと思いました。でも、そうなんだって。
 アマゾンの表紙イメージには、オビに「ショッキングな記憶を忘れられない
のはなぜ?」と出ていますが、その例が、これです。
 おっとろしかこつばーい、鮎原さん。\(^O^)/