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マスコミは特権階級たり得ない2009年02月07日 23時10分39秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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週刊東洋経済1月31日号特集は「テレビ・新聞陥落」。マスコミ関係の特集と
しては2008年4月12日号の「日経新聞を読む人 読まない人」以来となる。前
回の特集では、まさかの日経大賛美を展開して業界を驚かせたが、今回は明る
い話題はほとんどなし。その最たるものが在阪某放送局の経営危機の問題にな
るのだが。
現在の日本のマスコミは新聞・テレビが大きく5つの集団(注)にまとまって
いるわけだが、これが再編されるであろうというのが大方の予想である。もち
ろん、世界に打って出るための攻めの合併なんてことはなくて、下位集団が脱
落する過程における再編という後ろ向きな話である。全国紙と呼ばれる中で、
毎日新聞と産経新聞が厳しいという見方をされており、なかでも産経はフジ
サンケイグループ(FCG)における再編(フジ・メディア・ホールディングスの
発足)に加わらないという選択をしたことが注目されていたわけだが、FCG内に
おける再編は完了したわけではないというのが暗黙の了解。動こうにも、先立
つものがという悲しいお話のようである。もっとも、手元資金が潤沢で利益も
好調などという媒体がどこかに存在するわけではなく、あえて一社ずつ選ぶと
すれば、テレビはフジテレビが、新聞は日本経済新聞が好調ではあるものの、
攻めの再編を仕掛けるほどの体力があるとは思えない。
テレビに関しては、日本テレビ放送網の氏家議長インタビューにもある通り、5
つの全国ネットワークが仲良く共存できるような経済状況はちょっと予想でき
ない。勝者として生き残るのは氏家議長の言う通り、上位2~3社というのが落
ち着きどころであろう。マスメディア集中排除の原則から、単純に合併して数
あわせをすればいいというものではないのが難しいところであるが、早晩再編
は行わざるを得ないだろう。テレビ放送事業だけで食べていくことができる局
はふたつしかないのではないか、あとは小さいながらも独自路線を貫くか、関
連事業で食べていくしかないだろう。地上デジタル放送が現在の5系列のままで
整備されていくというのは、国民共有の財産であるはずの電波の有効利用とい
う観点からも見直されるべきである。破綻してから見直すよりも、前向きな再
編が待たれているのではないだろうか。
一方、新聞に関しては、勝者連合といわれるANY(朝日新聞、日本経済新聞、讀
賣新聞)連合と、「見るも無惨な弱者連合」といわれる毎日新聞と産経新聞の
連合に二分されている。しかしながら、ブロック紙・県紙などとの組み合わせ
などを考えていくと、このまま単純に二分されたままとは思えないし、勝者連
合が勝者たり得るかどうかはまだ不明である。新聞そのものが衰退産業である
以上、勝者なしという最悪の結末もあり得るのである。
新聞・テレビの重要な収入源が広告であるが、これも安泰とはいかない。広告
の効果については疑問を持ち始めた企業もあり、これまで通りの広告戦略を続
けるというのはありえない。特にマス広告については削減が避けられず、ネッ
ト広告など新たな媒体についても、新聞やテレビに取って代わる存在にはなら
ないだろう。
この国は、構造改革を迫られており、それはマスコミ業界を持ってしても逃れ
ることのできないものなのである。
--
つばめどん


(注)順不同に、讀賣新聞・日本テレビ放送網のグループ、フジテレビジョン
・産経新聞のグループ、朝日新聞・テレビ朝日のグループ、日本経済新聞・テ
レビ東京のグループと、結束は弱いながらTBS・毎日新聞のグループをまとめて
5つの集団としている。

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標題: Re: マスコミは特権階級たり得ない
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 去年、週刊ダイヤモンドでは、テレビ+新聞の再編では、フジテレビと日経
新聞がタッグを組む話を進めているというのが出ていたような。
 もう、週刊ダイヤモンド、だいぶ処分したら、確認できんが。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001PL1WRI/showshotcorne-22/
週刊東洋経済 2009年1月31日号

中村(show)

===
標題: Re: マスコミは特権階級たり得ない
---
週刊ダイヤモンド12月6日号ですね。特集「新聞・テレビ複合不況」。
私が示した5つのグループのうち、フジ・産経は新聞が弱い。日経・テレ東は
テレビが弱い。TBS・毎日は両方弱いし、結束も弱い。となると、フジと日経
の強者連合ってのは比較的簡単に導き出せるわけです。実際にはそうはならん
でしょう。産経はフジの傘下に入るのはほぼ間違いなさそうなので、ほかの組
み合わせのほうが現実的。昔からフジとTBSは仲がいいとか、日経とブロック
紙は補完しうるとか。
案外、楽天みたいに金で買ってくれるうちが花かもしれないな>TBS

--
つばめどん

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KGDUOG/showshotcorne-22/
週刊ダイヤモンド 2008年12月6日号

次世代暗号技術の最先端理論2009年02月07日 23時22分44秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 お知らせです。
--- ここから ---
■ワークショップ
『安全な社会基盤への計算量的数論の応用
            --次世代暗号技術の最先端理論より--』

■3月5日(木) 13:30--17:30
■場所: 九州大学箱崎キャンパス 数理学研究院 
     3311号室(理学部3号館3階)
  アクセス: http://www.kyushu-u.ac.jp/access/index.php#02
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html (43番で
す)

■主催: 九州先端科学技術研究所 情報セキュリティ研究室
■共催: 九州大学産業数理技術研究センター
     九州大学大学院数理学研究院
     グローバル COEプログラム「マス・フォア・インダストリ」
■謝辞: DING教授の招聘は、情報科学国際交流財団 
     外国人研究者交流助成による。

■ ワークショップ問い合わせ先
     財団法人九州先端科学技術研究所
     情報セキュリティ研究室 櫻井(室長) & 橋本 (研究員)
E-mail:isit-lab2@isit.or.jp
TEL:092-852-3454 (直通)  FAX:092-852-3465
ISITホームページ:http://www.isit.or.jp

■--- Advanced Program ---

13:30 はじめに (スポンサーへの謝辞)
    櫻井 幸一 (九州先端科学技術研究所・九大)
http://itslab.csce.kyushu-u.ac.jp/

13:40 Design and analysis of multivariable cryptosystems (Tentative)
Prof. JinTai DING (シンシナティ大 数理科学科)
http://math.uc.edu/%7Eding/

14:40 代数曲面暗号とその安全性について
  The algebraic surface cryptosystem and its security [Confirmed]
 
秋山浩一郎((株)東芝 研究開発センター)

15:40 休憩 Break(20 min)

16:10 変数の個数が方程式の個数よりも十分大きい多変数連立二次方程式の
解法について
Algorithms to solve massively under-defined systems of
multivariate
quadratic equations (Confirmed)
橋本康史(九州先端科学技術研究所(ISIT))
http://www.isit.or.jp/lab2/member/hashimoto/index.html

16:45 GF(3^n)上の関数体篩法の実装実験 (440ビット解読)
An Implementation of Function Field Sieve over
GF(3^n) (Solving 440Bits) [Confirmed]
高木剛 (はこだて未来大)
http://www.fun.ac.jp/~takagi/takagi/index.html

17:20 終了

17:30 懇親会(Dinner)
--- ここまで ---

難病児童らの夢乗せた衛星「かがやき」消息不明2009年02月07日 23時52分46秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 ちょびっと古い話ですが、H2Aの打ち上げ成功で、「まいど1号」など、い
ろんな衛星が宇宙に飛び出しました。
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090123-OYT1T00480.htm
H2A打ち上げ成功、「いぶき」など衛星8基載せて

 都立産業技術高専の輝汐(きせき)は、テレビで密着取材してました。指導に
あたっていた先生のお名前は失念しましたが、情熱の人で、生徒たちも、まさ
か自分たちが人工衛星を作れると思ってもなかったのが、とうとう、ほんとに
打ち上げにこぎつけて、種子島でみんなで打ち上げを観てました。
 人工衛星を自分たちで設計して作ったわけだから、ものすごい経験ですよね。

 いま、都立産業技術高専だけど、元は航空高専なんですね。
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090122-OYT1T00611.htm
都立高専生制作の超小型衛星「輝汐」、種子島で打ち上げへ
http://www.metro-cit.ac.jp/news/2008/news_20090123.html
本校超小型衛星KSS-1「輝汐(KISEKI)」搭載の
H-IIAロケット15号打ち上げ成功
http://www.kouku-k.ac.jp/~kks-1/
航空高専衛星プロジェクトKKS-1

 香川大学のKUKAIは、地元出身の弘法大師空海にちなんだネーミングですが、
KUとKAIに分離するんですよね。
http://www.kagawa-u.ac.jp/kagawa-u_eng/itwinfo/i1497/

 関西ではブームになりそうな気配だって。
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090129-OYT1T00583.htm
「まいど1号」に続け!小型衛星、関西の大学でブーム

 さて、ところで、最初の記事を読んだとき、気になったのが、1基だけ軌道
投入が確認されていないこと。
 本文と右の表を照らし合わせたら、「かがやき」という衛星がそれ。
 「かがやき」は、難病や障碍をもつ子供たちの手形を乗せた衛星なんですっ
てね。いまでも、消息不明のままです。
 かわいそう。残念だなあ。
 でも、子供たちも関係者も、こんなことでめげてちゃだめ。めげずにまた挑
戦してください。

http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090131-OYT1T00444.htm
難病児童らの夢乗せた衛星「かがやき」消息不明
http://www.sorun.co.jp/kagayaki/top.html
「かがやき」の公式サイト