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Re: 日本選手権準決勝2009年02月25日 00時11分09秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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数日前に、Nara Localさんの書き込みにコメントしたもの。

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標題: Re: 日本選手権準決勝
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> 今季のトップリーグを見る限り、東芝、三洋電機が抜きん出ていて、サン
> トリーがかなり差をつけられているような感じはしなくはないですが。^^;
>
>                             Nara Local

 同感です。
 今季不調とはいえ、NECを破ったリコーを59-3のノートライ。あそこまで一
方的に粉砕した三洋電機は、やはり、サントリーよりずっと強い。三洋電機と
互角に戦えるのは東芝だけだったという思いを新たにしました。
 サントリーは、何か秘策があればいいけれど、これは相当に苦しい戦いと思
います。
 守備とセットプレーの精度の高さで食いついていくのかな。三洋電機の守備
からそうは点は取れない。逆にサントリーは早稲田戦でも守備に不安を感じた
ので、なんとか、守備をがんばって、ロースコアの展開にして、終了間際秘策
の一発セットプレーで逆転して逃げ切り、そういうパターンかな。
 しかし、
http://www.nikkansports.com/sports/rugby/news/p-sp-tp0-20090223-463920.html
三洋V2王手、準決勝最多59点/ラグビー
http://osaka.yomiuri.co.jp/sp_others/20090223ks02.htm
原点回帰プレー 連覇目指す
を読むと、三洋電機は、トップリーグ決勝で東芝に惨敗した後、基本に戻って、
高校生や大学生でもやるような基本プレーばかりやり直したようですね。
 王者が慢心せず、基本に戻ってやり直すんだから、強いはずですね。
 やはり、何事も基本の繰り返しですね。
 話は、jouwa/salonのネタに飛びますが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/20/4130294
[キャリアアップ(命)男]のイタ~い言行録
で嗤われている、「勝間和代、神田昌典、中谷彰宏などの、マーケティングテ
クニックを駆使して売りまくる、中身がない安直ビジネス本の世界。彼らをカ
リスマ扱いする日本の現実と、ビジネスパーソンのスカスカな頭の中身」の連
中は、こういういいお手本が日々の生活の中にもあるのに、気づかないし、気
づいてもやろうとしないよね。
 てっとり早く目先の答、ハウツーだけでその場を乗り切ればいいというその
日暮らしの考えだから、いつまで経っても、力がつかない。

 こういうふうに王者が基本に戻ると、奇襲や奇策は通用しなくなるんですよ
ね。奇襲や奇策が通用するのは、強いほうが慢心して油断していたときと、歴
史的にも相場が決まってますからね。
 サントリー、どうなるか。

 東芝、サントリーを擁しながら、2年連続、我が府中のチームが日本選手権
を取れないことになれば、異常事態です。おれが府中市長だったら非常事態宣
言を出して、全市に戒厳令を敷きます。\(^O^)/
 それだけ三洋電機が充実しているんですけど。

西健一郎「日本のおかず」、おつまみ横丁2009年02月25日 00時12分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/21/3531875
TBS「情熱大陸」の勝間和代発言
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/11/3572169
多少反論めいたものをば
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928331
文藝春秋2008年12月号の本の特集
で書いた、勝間和代のTBS「情熱大陸」での、自分の子供に何を食べるか決め
させるのに、「1円当たり何カロリーになるか計算して、一番カロリーが高い
ものにしろと教え込んでいる。それが子供のときから経済感覚を身に付けさせ
ること」などというバカな発言。
 ほかの話題とともに書こうと思っていたけど、ちょうど、さっき、NHK「仕
事の流儀」に、新橋にある割烹の名店「京味」の西健一郎さんが出ていたので、
料理に関してだけ。
 あの発言から推測すると、勝間さんって、まともなもの食ってないと思うし、
何より子供にまともなものを食わせてないだろう。まともなものを食わせてい
たら、あんな発言が出るはずがない。あんなに本を読んでいながら、この数年
話題の食育という言葉も知らない?
 ここでいうまともなものというのは、決して高価な料理のことではない。家
庭で主に母親が作る手間をかけ、愛情を込めて作るおかずのこと。

 昨年の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BXBG3U/showshotcorne-22/
週刊ダイヤモンド2008/07/21号
で、食の特集をやっていた。経済的な話より、家庭における食の崩壊の話が面
白く、それに対する警告の形で西健一郎さんの談話が出ていた。
 簡単にいうと、無差別殺人をはじめ世の中がおかしくなっているのは、家庭
でまともなものを食ってないからじゃないかと。少しでもまともなものを食っ
てもらえるように本を出したと。そんな話だったと記憶している。
 それが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344014707/showshotcorne-22/
日本のおかず (単行本)
西 健一郎 (著)

 たまたま週刊ダイヤモンドの特集の前に、本屋で本書をみかけて、眺めてみ
たらよさげだったので、買って帰って、煮物をいくつか作ってみた。
 西さんの考え方はシンプル。レシピもシンプル。おれは行ったことはないが、
絶賛されている「京味」のレシピだから、高度な技術が必要だったり、凝った
作業が必要なレシピかと思ったら、予想外にシンプル。おれでも作れるように、
シンプルにしてくれたのかもしれないが。^^;

 作ってみておれが気づいたのは、みりんはほとんど使わない一方、酒は他の
人のレシピより多めだということ。
 それから、肉や魚と野菜を炊くときは、出汁は使わない。肉や魚から出るう
まみで十分。出汁は余計という考え方。
 博多のがめ煮(一般的には筑前煮という)を作るとき、おれは出汁(あごがあ
るときはあご出汁)を使っていたけれど(母、姉、妻もそうだった)、西さんの
レシピに従って出汁なしでやってみたが、これもうまい。
 最近、料理の本やキッチン用品を買ってくださる人がちょくちょくいるが、
そういう人にはお薦め。料理初心者でも大丈夫と思うが、料理の基本を全然知
らないのなら、別の入門書が必要。といっても、ちょっとしたおつまみが作れ
るなら、本書の料理は十分作れる。おれでもうまく作れるくらいだから。

 でも、内緒の話だけど、実はおれは料理のプロだよ。\(^O^)/
 よい子は、信じちゃいけません。
 ま、でも、姉が栄養士で料理学校の先生もやってた(教え子が北九州の有名
なところで料理長をやってたりする)し、総菜の店もしばらくやっていたこと
もあるくらい料理好きだったから、おれも子供のころは、下ごしらえをよくや
らされたし、料理学校で教えるレシピを考えるといって、実験的な料理にもい
くつも付き合わされた。その程度には料理には親しんでいる。
 あー、思い出した。一度、姉が新作を作って大失敗したことがある。
 それが、ビールを使ったスープ。本来なら、ホップの苦みも少しは感じられ
る複雑な味のスープになるはずだったのかもしれないが、実にまずかった。
 「母や妻が作ってくれる料理は、いつも、おいしい、おいしいと言って食え」
というのが父の教え。そうすれば、いつの間にか、母や妻も料理が上手になっ
て、ほんとにおいしくなるからと。
 その考えを実践していて、母や姉が作った料理に一度もケチをつけたことが
なかった父が、このときだけは、一口すすって「おい。これは、ちょっとお前」
とケチをつけた。姉は味見をちゃんとしてなかったのか、「そんなバカな」な
どと言いつつ、父の皿からスープを一口すすって、
「ほんとや。これ、だめや」\(^O^)/
 それほどまずいのかと思って、おれもすぐ一口すすって、
「ほんとや。これ、だめや」\(^O^)/

 ついでに、この前、大学の同期の連中と呑んだとき、話をしたら、やってみ
たいから教えてくれといわれた本があるので紹介する。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4262129284/showshotcorne-22/
おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185 (新書)
編集工房桃庵 (著)
 これは、昨年、売れに売れて大ヒットした。
 大ヒットしたから、続編も出た。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4262129373/showshotcorne-22/
もう一軒 おつまみ横丁―さらにおいしい酒の肴185 (新書)
瀬尾幸子 (著)
 「おつまみ横丁」が大ヒットした要因といわれているのが、どんなおつまみ
でもたった3ステップでできることにしてしまったいささか強引なレシピ。レ
イアウトも、1料理1ページにフォーマットを決めてある。そして、台所で置
き場に困らない新書サイズという料理本では珍しいサイズ。もちろん、不況で
外で呑む機会が減ったお父さんたちが、家で呑む機会が増えたというご時世に
マッチしたこと。
 西さんの「日本のおかず」は、3ステップじゃないし、判型も大きいけれど、
レシピはシンプルだし、1料理1ページだし、そのページの上半分は写真だし、
「おつまみ横丁」の影響はあるのかなと思っている。

 おれが買って実際に作ってみたのは、「おつまみ横丁」だけで「もう一軒
おつまみ横丁」は買って試してないが、「おつまみ横丁」は簡単におつまみ一
品が作れる。
 家で一杯やるときは、これをみながら自分で二品くらい作ると、お父さんも
家族から尊敬されるぞ。
 自分で作ると、少々失敗してもそれを補ってあまりあるほどうまいよ。家族
がどう思うかは別だが(笑)。
 少なくとも作った自分にはとってもうまい。だから、自信を持って挑戦すべ
し。

 他の料理の本の紹介は、また、いつか。