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bk1のSnakeHoleはベさんなの?2009年02月12日 01時17分16秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
===
標題: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/04/4042756
Re: 心、脳、身体性
で紹介したもらった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009241/showshotcorne-22/
ユーザーイリュージョン―意識という幻想 (単行本)
トール ノーレットランダーシュ (著), Tor Norretranders (原著), 柴田 裕
之 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009780/showshotcorne-22/
神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡 (単行本)
ジュリアン ジェインズ (著), Julian Jaynes (原著), 柴田 裕之 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462207110X/showshotcorne-22/
シナプスが人格をつくる 脳細胞から自己の総体へ (単行本)
ジョセフ・ルドゥー (著), 谷垣 暁美 (翻訳)
を買おうと思って、bk1に行ったらね、SnakeHoleという人が感想文を書いてる
んです。
http://www.bk1.jp/review/0000223065
「ユーザーイリュージョン」の感想
http://www.bk1.jp/review/0000434534
「神々の沈黙」の感想
http://www.bk1.jp/review/0000467279
「シナプスが人格をつくる」の感想

 これ、どっかで読んだなあと思ったら、上記エントリでベさんが書いたよと
いってるものと同一文章なんです。
 ひょっとして、SnakeHoleって、ベさんなの?
 そうじゃないと、丸ごとコピーされてるね。
 ま、他人が書いたものを丸ごとコピーして、ブログにしちゃうのは、コンピ
ュータで自動的にアフィリエイト稼ぎをやる奴なら、もうやってそうだけどね。
 ひょっとしたら、全世界規模でやってて、毎月1000億円くらい儲かって
たりして(爆)。で、南極にデーターセンター、持ってたりして。
 あ、それは、情報省か。\(^O^)/

 ところで、SnakeHoleさんの正体が、ベさんだった場合、それをおれが表で
明かしていいの?

中村(show)

===
標題: Re: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
いや,パクリぢゃなくてワタシです。

あそこ「べ」1文字だとIDとして認めてもらえないので(笑)。

SnakeHole ってのはそういうときに昔から使ってるIDなの。

べ@SnakeHole

===
標題: Re: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
 お、さっそく、ありがとう。
 で、表に書いちゃって、バラしていい?

中村(show)

===
標題: Re: bk1のSnakeHoleはベさんなの?
---
いっすよ。 ちうか,かくしてませんし(笑)。

べ@BK1の投稿規約にも「初出のもの」とかないし。

ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガット新訳新装版2009年02月12日 01時22分20秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100391
新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」
の続き。
 おれの意識の中では、このトークショーと洋輔さんのコンサートは年のはじめの一続きのイベントだったので、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100302
2009年山下洋輔ニューイヤーコンサート
もどうぞ。

====
標題: ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガット新訳新装版
---
 新!読書生活トークショー「エンターテイメント小説の水平線」では、ヘミ
ングウェイとカート・ヴォネガットの話が出てましたが、復刊.comから送られ
たきたメールには、ヘミングウェイSFとカート・ヴォネガットの新訳本が早川
書房から2月下旬に出ることが書いてありました。

 ヘミングウェイSFとは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116997/showshotcorne-22/
ヘミングウェイごっこ (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
ジョー ホールドマン (著), Joe Haldeman (原著), 大森 望 (翻訳)
です。
 内容は、早川書房のサイトにいっても大してわからないので、アマゾンから。
--- ここから ---
ジョン・ベアドはヘミングウェイが専門の大学教員。とあるバーで論文を執筆
中、ある男からヘミングウェイの原稿の贋作づくりを持ちかけられる。これま
でも成功した贋作事件の例はある。一攫千金も夢ではない!
いつしか贋作づくりに熱中しタイプライターを打つベアドの前に、なんとヘミ
ングウェイその人が現われたことから、事態は思いもかけぬ方向へと…
ヒューゴー&ネビュラ両賞受賞の中篇を長篇化した異色時間SF。
--- ここまで ---
というもの。
 絶版になっているほう
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116997/showshotcorne-22/
ヘミングウェイごっこ (単行本)
ジョー ホールドマン (著), 大森 望 (翻訳)
の内容紹介は、もう少しだけ詳しく、
--- ここから ---
ジョン・ベアドはヘミングウェイを専門とする、しがない大学教員。常人離れ
した記憶力の持ち主であるが、絵に描いたような学者バカ。学内政治に疎く、
学者として出世する望みはほとんどない。そんなある日、キーウェストのとあ
るバーで論文をしたためていた彼は、詐欺師のシルヴェスター・キャッスルメ
インと知り合いになり、ヘミングウェイの小説の贋作作りを持ちかけられる。
ヒトラーの日記やハワード・ヒューズの自伝など過去にも贋作事件の例はある、
うまくすれば一攫千金も夢ではないのだ。最初のうちは気が進まなかったベア
ドだったが、ベトナム戦争で負傷し創作に手を染めるなど、自身の人生をヘミ
ングウェイの生涯に重ね合わせがちな彼は、いつしか我知らずのうちに贋作作
りに没頭してしまう。だが夢中になってタイプライターを打つ彼の目の前に、
なんとヘミングウェイその人が現われたことから、事態は意外な方向へ進展し
ていくのだった。消失したヘミングウェイ作品の贋作でひと儲けをしようとい
う悪だくみに、パラレル・ワールドの幻想をからめたライトなSFコメディの世
界。ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞。
--- ここまで ---

 それから、カート・ヴォネガットの代表作である「タイタンの妖女」が新訳
新装版で出ます。解説はカート・ヴォネガットのファンであり、若者にカート・
ヴォネガットを広めたらしい?爆笑問題の太田光。早川書房の2月3月の新刊
での説明は、
--- ここから ---
〈巨匠ヴォネガットの名作、新装版発売!解説:太田 光(爆笑問題)〉人類
の究極の運命を、皮肉とユーモアをまじえて描いた代表作を訳も新たにした新
装版。
--- ここまで ---
です。
 以前の訳は、浅倉久志さんですが、今度は誰なのか。そういう基本的なこと
すらわからない早川書房のウェブは問題じゃないか。
 この新訳新装版は、まだアマゾンには出てないみたい。旧作の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102627/showshotcorne-22/
タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262) (文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア (著), 浅倉 久志 (翻訳)
しか出てきませんでした。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/07/3996891
ロバート・チャールズ ウィルスン著「時間封鎖」
で書いたように、今年の正月、カート・ヴォネガット・ジュニアを読み直そう
かと思って、調べてびっくり。浦島太郎でした。
 まず、ご当人が亡くなっていたことすら知らなかった。
 さらに、もう、ジュニアをつけずに、カート・ヴォネガットと呼ぶ習わしに
なってたんですね。
 きっと、この新訳新装版。おれが、ウェブやブログで読み直そうかと書いた
がために、情報省があわてて早川書房に圧力をかけて出させたものでしょう。\(^O^)/
 正月に読み直すチャンスを逃して、かえってよかったのかも。

記憶、脳科学や認知科学方面の本2009年02月12日 09時13分33秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 最近、ほんと、脳科学や認知科学方面の本が売れてます。それも難しそうな
のが多い。
 きっと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/06/3883853
おれんところで、突然売れていた脳科学や認知心理学の本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928296
心理学や脳と哲学の本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/16/4010858
ロボット未来世紀、脳、身体性、知能ロボット、インテリジェンス・ダイナミ
クス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/04/4042756
Re: 心、脳、身体性
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/15/4057643
今井むつみ, 野島久雄著「人が学ぶということ―認知学習論からの視点」
などを書いたせいだと思うし、そこで名前を出した本も売れているんですが、
それにしても、すごい人がいっぱい来てる気がする。
 昨夜書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/12/4113797
bk1のSnakeHoleはベさんなの?
で出てくる本も、難しいそうだし。だけど、面白そうだから注文してみました。

 売れてた中で一般にも読みやすいのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575388/showshotcorne-22/
進化しすぎた脳 (ブル-バックス) (新書)
池谷 裕二 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167330032/showshotcorne-22/
精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか (文春文庫) (文庫)
立花 隆 (著), 利根川 進 (著)
でしょうね。
 「進化しすぎた脳」は、大きく前後半に分かれますが、圧倒的にライブ感が
あって内容も面白いのは、前半。ニューヨークの日本人中高生相手に講義をし
たもの。準備もよくしてあるし、講義の進め方、話しぶりもとても上手だと思
いました。
 「精神と物質」は、10年以上前に読んだと思うが、もう覚えてない。あの
頃でも、分子生物学のところはちょっと古くなってきた気がした気がするよう
な気がした気がするような気がした気がするような気がした。
 なんだよ、この文章。
 いや、それくらい、I, my, meな記憶であることの雅な婉曲表現。
 ええと、解説すると、「I, my, meな記憶」は、「曖昧な記憶」と、一人称
代名詞を使うことで、主観的記憶であることをも一度に表現した、天才の私な
らでは卓越した表現です。\(^O^)/

 次は、難しそう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762826146/showshotcorne-22/
自伝的記憶の心理学 (単行本)
佐藤 浩一 (著), 下島 裕美 (著), 越智 啓太 (著)
 これなんか、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ
筒井 康隆 (著)
とつながってるのかも。
 ダンヴァニについては、ウェブやブログの上部につけている検索窓で「ダン
シング・ヴァニティ」とやって検索してください。

 それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/10/4110922
日経サイエンス2009年3月号
で書くべきだったかもしれないが、森山さんの読書日記で採り上げられていた
のが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622074214/showshotcorne-22/
心は遺伝子の論理で決まるのか-二重過程モデルでみるヒトの合理性
キース・E・スタノヴィッチ (著), 椋田 直子 (翻訳)
と、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)
下條 信輔 (著)

 この2つはいずれ買って読んでみようと思っています。
 「サブリミナル・インパクト」は、値段が手頃だし、手にしやすい割に深い
考察が満載のように思います。
 あれ? いま、もう、アマゾンじゃ品切れになってますね。相当に売れてる
んでしょうか。
 それはともかく、内容は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
で出した話や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/28/4030161
日経サイエンスで見つけた注目本
で、神経経済学、行動経済学、ニューロマーケティング方面の本3冊として、
名前を出した、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089784/showshotcorne-22/
買い物する脳―驚くべきニューロマーケティングの世界
マーティン・リンストローム (著), 千葉 敏生 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089792/showshotcorne-22/
予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
ダン アリエリー (著), Dan Ariely (著), 熊谷 淳子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270004363/showshotcorne-22/
人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く
ティム ハーフォード (著), 遠藤 真美 (翻訳)
にもろにつながる話のようです。

 経済評論家の山崎元さん(おれの感覚の中では、経済関係じゃ、信用度が高
い)が、以前、週刊ダイヤモンドの連載で、行動経済学の知見を利用している
のは、投資家じゃなくて金融商品を売りつけている連中だと書いてましたね。
彼は控え目に書いていたけど、客をだまして商品を売りつけるために使われて
いると。
 こういうのは、詐欺師のテクニックと同じで、もちろん、マーケティングも
詐欺師と同様のことをやってるんですが、そういう人間心理を衝く手法につい
て、行動経済学によって実証的、学問的な裏付けができて、証券会社などがせ
っせと実地に応用しているわけですね。
 たとえば、理性で考えれば、複利のほうが単利よりお金の増え方が圧倒的な
のに、金融商品を買う人は、毎月分配型のような単利商品の好むと。そこには、
少しでもお金が毎月手元に来れば安心という情動的なものが、理性的、合理的
に考えれば儲かるという事実を圧倒してしまう世界があるわけですね。
 地球人って、ほんとに面白いね。

 そうそう、記憶と情動といえば、以前、読んだ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575140/showshotcorne-22/
記憶と情動の脳科学 (ブルーバックス) (新書)
L.J. マッガウ (著), 久保田 競 (翻訳), 大石 高生 (翻訳)
も面白かった。
 冒頭にすごいエピソードが出てくるんです。
 なんでも、中世ヨーロッパは、あまり文字で記録を取ってなかったらしいん
です。そのときに、どうやって大事な交渉のことを覚えるかといえば、子供を
連れて行って、交渉の間中、しっかり、言ったこと、やったことを覚えておく
ように子供にいうんだって。
 そして、交渉が終わったら、その子を川に投げ込む!!\(^O^)/
 死にそうな目に遭った子供は、交渉の細部までしっかり記憶しているんだっ
て。
 ほんとかよと思いました。でも、そうなんだって。
 アマゾンの表紙イメージには、オビに「ショッキングな記憶を忘れられない
のはなぜ?」と出ていますが、その例が、これです。
 おっとろしかこつばーい、鮎原さん。\(^O^)/