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うんこさんが、関西でブレイクだって!2009年06月09日 07時24分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 すごいキャラが人気になってるんですね。
 その名も「うんこさん」。
 絵をみても、うんこそのままです。\(^O^)/
 詳しくは、
http://slashdot.jp/articles/09/06/07/0234211.shtml
女子高生らの間でウンコを模したキャラが人気に
http://www.barks.jp/news/?id=1000049512
2009年夏、ブレイク必至のゆるキャラ“うんこさん”
http://unko-san.oklife.okwave.jp/
うんこさん公式サイト
をどうぞ。

 こういうのが流行るんじゃ、門司のゆるキャラ、じーも君、勝てんわ。^^;
 流行語大賞も、「チンチン出したまま!」じゃ、勝てんわ。^^;

 うんこキャラといえば、ウゴウゴルーガのプリプリはかせを思い出す。もう
誰も知らないかも。

中村(show)

===
標題: Re: うんこさんが、関西でブレイクだって!
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 公式サイトの動画までみてしまった。
 で、ボトルアタッカーをしているお友達がババくん。関西出身だろう
か。関西でババといえば・・・。
 九州方面でボボ・ブラジルがダメだったように、関西ではジャイアン
ト馬場が禁句だったのだろうか。
 連想がなぜかプロレス方面に向かうのでありました。
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たま@無精庵

ブラック・スワン関係2009年06月09日 07時31分30秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343404
ナシーム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」、まもなく出版!
に、katoさんのコメント。
 ブラック・スワンはトンデモではないかという意見もあると。なるほど、そ
うかもしれない。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905833
クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
で書いたように、クーリエ・ジャポンのタレブさんのインタビューを読むと、
この人、複雑で面白い人物。
 で、katoさんが示してくれた
http://kashino.tumblr.com/post/105040264
と、その先の
http://kashino.exblog.jp/5855312/
The Black Swan
を読んだけど、「似非科学により確率・統計学を根拠無く貶めている」は、柏
野さんの誤爆でしょう。
 理由は、塩沢由典さんがコメントに書いているとおり。
 ブラック・スワンは、未読だけど、話のポイントは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676
データや統計の罠と監視社会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985911
ブラック・ショールズの公式
あたりで書いたように、正規分布だと捉えきれない。でも、数学的に扱いやす
いから正規分布でやってみて、そこそこいいものができたのが、ブラック・シ
ョールズの公式だと思うんですよね。だから、真の北を示していなくても、北
極星を発見したという価値はとてもあると思っています。
 でも、いつの間にか、これが絶対正しいもののように扱われて、さらに毒入
り饅頭を無知な人たちにばらまくのに使われて、まあ、詐欺のツールとして金
融工学が使われたと。そういうことでしょ?
 平均とか分散とか求めても意味がないようなものや、うまく収束しない分布
ってあるでしょ。べき分布もそうですよね?
 金融のデータがべき分布なら、正規分布を使うと、リスクを過小評価してし
まう。そこに金融工学の本質的な問題があったということでしょ。

 前も書いたけど、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使い方が悪か
ったとか、使わなかったのが悪かったという議論は、通用しないと思う。金融
工学やファイナンス理論には限界があって、現実を捉えてきれていないという
本質的な欠陥が露呈したということだと思うけどね。
 野口悠紀雄も、金融工学やファイナンス理論は正しいけど、使わなかったの
が悪かったと書いてたけど、それじゃ、本質を観てないでしょ。
 ああ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008795/showshotcorne-22/
未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと (単行本)
野口 悠紀雄 (著)
の目次をみても、そういう感じね。これ、週刊ダイヤモンドの連載をベースに
しているような気がしますね。連載で読んだような話が並んでいる。
 ああ、野口さん、株や為替の予想をするのはおかしい、開幕前に行なうプロ
野球の順位予想みたいなものと批判してきたのに、この本の「日本経済の今後
の見通し」あたりでやってることは、結局、それだね。
 いまの経済学の理論は、数理的なものでも、自然科学の理論に比べて、予測
力は非常に低いので、データを分析しても、自ずと限界はあって、断言できる
ことは、ほとんどないはずのに、断言しちゃうんだよね。本来は、こうなりが
ちとか、これくらいの確率でこうなりそうとか、未来は確率的にしか記述でき
ないのに、断言しちゃう。
 こういうところが、ビジネス書が信用できないところなんだよね。でも、断
言されるとビジネスパーソンには、売れるんだよね。訳がわからなくて不安に
なってると、断言されると気持ちいいんだよね。藁だと知らずにすがっちゃう
んだもんね。
 手口としては、捏造で番組がなくなった「あるある」や、みのもんたの番組
の健康情報と大して違わないんだけどね。
 中国は、中長期的な政治的、社会的な問題はあるけど、当面、予想以上に回
復の足取りは速いみたいですね。中国に関する記述も腐っちゃうのかな。
 自己投資しろというのは、いいことですね。でも、何度も書くけど、勝間和
代に代表されるような安直ハウツー本、新書のなんとか力がすぐ身に付くとい
った類の本は、いくら読んでもだめですよ。そんなの自己投資じゃない。単な
る暇つぶし。

 これも、ブラック・スワンと似た本なのかも。ウォール街の内実の話。アマ
ゾンで買ってくださった人がいました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246671/showshotcorne-22/
市場リスク 暴落は必然か (単行本)
リチャード・ブックステーバー (著), 遠藤 真美 (翻訳)
 サブライム問題の犯人は我々です、悪いのは、我々でしたと、謝ってるとこ
ろが面白いね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2

梅田望夫や勝間和代はなぜだめか、「クラウドコンピューティングの幻想」の続き2009年06月09日 07時34分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/22/4318138
クラウドコンピューティングの幻想
に、はてブウォッチャーさんから、梅田望夫がオープンソースについて変なこ
とを書いているといって批判があるというコメント。

 はてブウォッチャーさんが示してくれたリンク
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html%23p01
の先は、
http://kazuhiko.tdiary.net/20090519.html#p01
梅田望夫さんはオープンソースを不当に貶めている
ですね。
 それから、
http://slashdot.jp/it/09/06/08/0459249.shtml
日本のWebは残念?
というのがあって、梅田望夫の発言がえらい批判されているのね。
 ウェブ進化論が出たときから、こいつ、偽者、だめだと言ってきたおれにす
れば、どっちも、梅田望夫レベルじゃ、そんなもんだろうと思うよ。

 梅田望夫は、去年の初めころかな。それとももう一昨年の暮れあたりかな。
たしか、読売新聞だったと思うが、ネットとオープンソースのことを書いてい
たんです。
 記憶だと、オープンソースは、世界中の開発者が開発に参加して成果を無料
で公開している。金銭的インセンティブもないのに、なぜ、そんなことをやる
のか。これはネットがもたらした新しい謎だ、といった内容だった。
 読んだ途端、やっぱ、バカだなと思いました。
 人間が社会を作る、社会を発展させていく中で目先の効率やインセンティブ
だけじゃない行動を取る。利己行動のみならず利他行動も取る。自己犠牲や奉
仕の精神。
 そういったものは、大昔から、哲学、文学、心理学、社会学、生物学、その
他もろもろでテーマになってきた謎。それを、梅田望夫は、ネットに無理矢理
結びつけて、新しい謎をネットが提示したなんていうのは、噴飯物。人文系の
人たちにとってみれば、こいつ、バカ?の世界でしょ。
 でも、ネットだと、梅田望夫なんかがアルファブロガーなんていって、賞賛
されるわけでしょ。ネットの連中、特に理系の連中、それも若い連中は、世の
中、知らなさすぎるよね。
 おれなんか、アルファブロガーって、吉本のお笑い芸人の名前だと思っちゃ
うもんね。言ってることも芸人のネタとしては面白いけど、真面目に聴くには、
お前、それ、ネタ?とツッコみたくなるようなこと多いもんね。
 現状をみていると、人文系のまともな人たち、まともな文学者やまともな哲
学者やまともな社会学者やまともな思想家や、そういう人たちの発言力がネット
上でもっと大きくならないと、だめだと思うけどね。いま、バランスがおかし
いよね。
 野口悠紀雄も勝間和代もそうだけど、ちょっとITやネットに詳しい、ちょっ
とネットを使える程度の人が、実力以上に持ち上げられてるよね。

 梅田望夫がだめなのは、世界観が貧弱だから。それは勝間和代にもいえるこ
と。そして、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
 Web2.0の売り込み屋やハウツー本の著者程度なら、なんとかなっても、文化、
社会、歴史、哲学といったことを語るには、頭が悪すぎる。それは、世界観が
貧しいから。
 勝間和代なんて、あんなに本を読んでいるのに、あんなに世界観が貧しいま
までいられるというのが、そっちのほうが驚異なんですよね。
 梅田望夫や勝間和代は、経済学の安直なインセンティブ論や効用論でしか、
世の中や人間を見てないんだもんね。そんなところに思考のベースを置いてる
んだもん。
 そんな思考しかできないなら、AI(人工知能)に負けちゃうよと言いたいくら
い。

 世界観が貧しいというのは、もっと簡単にいうと、教養がないということ。
これも、梅田望夫や勝間和代を信奉する連中にもいえること。
 教養がない? いつから?
 今日よ-。
 こればっか。\(^O^)/
 梅田望夫も勝間和代も、教養、特に人文系の教養は皆無にみえる。
 それで、文化、社会、歴史、哲学を語ろうというんだから、土台、無理。
 化けの皮ははがれる、ボロは出る、しっぽは出る、出版社やメディア(新聞、
テレビ)が持ち上げて捏造した虚像は崩れる、それがいま出ているということ
でしょ。
 勝間和代なんて、引き出しがなくなって、放電し尽くしたのか、運は戦略的
に強化できるとか、天才の法則があるとか、オカルトに走るしかなくなってる
もんね。哀れだなあと思いますよ。
 梅田望夫も、将棋の観戦記程度ならいいけど、将棋を通じて下手に文化なん
かを語るとボロが出ると思うよ。

 さて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774138045/showshotcorne-22/
クラウドコンピューティングの幻想 (単行本(ソフトカバー))
エリック・松永 (著)
のこと。
 ほかのクラウド関係のネタと一緒に書こうかと思っていたけど、時間がない
ので、ちょろっと。
 買って読みました。これ、なかなか面白いです。
 目次からのおれの予想はけっこう当たっていた。IBMがビジネスのクラウド
では、強いんじゃないかとか、おれの考えと同じこと書いている。
 ひょっとして、エリック・松永には、おれの霊が憑依しているんでしょうか。\(^O^)/
 日本のシステム構築業者は、クラウドをやるならやるで、もっとポジション
をはっきりさせて、お客さんのわがままを聞いて、一緒にじっくりシステムを
作り上げてきた強みをもっと活かすべきというのも、素直な考え方ですね。
 GoogleやAmazonには、ビジネスのシステムを泥臭く作る力があるとは思えな
いし、今後も無理そうだしね。
 詳しくは、「クラウドコンピューティングの幻想」を読んでください。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/05/393464
古典的バイナリサーチアルゴリズムにバグ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/23/3537111
西田圭介(著)「Googleを支える技術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作