Lisp, Scheme, Gauche, CLOS, STklos, Gaucheのオブジェクトシステム ― 2008年03月31日 08時26分02秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お気に入りの新宿ジュンク堂に行ったら、6Fの理工系の本もあるフロアの
レジ前は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
から
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
まで、4回にわたって紹介した「CORE MEMORY」がどどーんと柱のような棚に
展示してありました。
そして、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586966
「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
から、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2743564
プログラミングGauche サポートページ
まで何度か紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」
が、「Core Memory」より大々的にどどーんと陳列してありました。
ああ、首都東京新宿の大書店で、LispやSchemeの本が、こんなに大々的に陳
列してあるなんて、夢ではなかろうか。\(^O^)/
ところで、「プログラミングGauche 」をめくっていて第21章「デバッグ」
で気づいたけれど、Gaucheって、ifなどもsytaxオブジェクトというオブジェ
クトなのね。
Gaucheのオブジェクトシステムは、CLOS風なので、Common Lisp(CL)の人に
も馴染みやすいと思う。
で、それは、12ページの記述によると、STklosのオブジェクトシステムの影
響を受けていると。このSTklosのオブジェクトシステムはCLOSの影響を受けて
いる。
STklosは、Schemeの実装の1つですが、そのオブジェクトシステムについて
は、
http://www.stklos.org/Doc/html/stklos-ref-8.html#STklos-Object-System
STklos Reference Manual 8. STklos Object System
をどうぞ。
さらに興味深いのは、STklosは、Tiny CLOSの影響を受けているんですね。
Tiny CLOSを拡張し、効率的に実装したと。
で、Tiny CLOSは、以前、紹介しています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/06/1374459
Shiroさんが作ったScheme、Gaucheに関するお知らせ
をどうぞ。
今回発見できたことで、個人的に面白かったのは、Tiny CLOSは、CLのオブ
ジェクトシステムとMOP(Meta Object Protocol)を設計・実装し、AOP(Aspect
Oriented Programming)の提唱者でもあるGregor Kiczalesさんが作ったんです
ね。
紹介しておきながら、今回、読み直して気づいた。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/14/1111083
AMOPはThe Art of the Metaobject Protocolのこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
も参照。
そして、「Practical Common Lisp」で思い出しましたが、Lispboxは、もう
バージョン0.7になっています。Lispboxについてとダウンロードは、
http://www.gigamonkeys.com/lispbox/
をどうぞ。
古いバージョンのLispboxについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/21/81689
Practical Common LispのLispboxと亀井さん作のxyzz
で書いてます。
あ、すごいな。Lispboxでウェブ全体をググったら、ご本家の上記リンクの
次の第2位が、上記のおれのリンクだ。大丈夫か、LispboxかGoogle\(^O^)/
「Practical Common Lisp」は、
http://www.gigamonkeys.com/book/
で、HTMLで読めます。
その他、ネットで無料で読めるLispのオンラインテキストは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/26/88383
ネットで読めるLisp本
をどうぞ。
「中村さん、いま、円高だから、洋書を買うなら今ですよ」といわれて、
「そうか、そりゃ、そうだ」と思って、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
でメモってた奴を買おうとしていて、別のScheme本を見つけました。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262082810/showshotcorne-22/
Simply Scheme: Introducing Computer Science (ハードカバー)
Brian Harvey (著), Matthew Wright (著)
です。
これ、UCバークレーのコンピュータサイエンスの教科書のようですね。目次
は、
http://www.cs.berkeley.edu/~bh/simply-toc.html
をどうぞ。
24. Example: A Spreadsheet Program
25. Implementing the Spreadsheet Program
は、類書にはない題材でしょうね。
The Best Computer Science Book
Beyond SICP
Why Common Lisp Exists
なんてのもあるなあ。^^;
高いんだけど、本家アマゾンで買えば、円高だしと思って注文しました。の
んびり船便で数ヵ月後に来るでしょう。
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お気に入りの新宿ジュンク堂に行ったら、6Fの理工系の本もあるフロアの
レジ前は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
から
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
まで、4回にわたって紹介した「CORE MEMORY」がどどーんと柱のような棚に
展示してありました。
そして、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586966
「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ
から、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2743564
プログラミングGauche サポートページ
まで何度か紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
Kahuaプロジェクト(著), 川合 史朗 (監修)「プログラミングGauche 」
が、「Core Memory」より大々的にどどーんと陳列してありました。
ああ、首都東京新宿の大書店で、LispやSchemeの本が、こんなに大々的に陳
列してあるなんて、夢ではなかろうか。\(^O^)/
ところで、「プログラミングGauche 」をめくっていて第21章「デバッグ」
で気づいたけれど、Gaucheって、ifなどもsytaxオブジェクトというオブジェ
クトなのね。
Gaucheのオブジェクトシステムは、CLOS風なので、Common Lisp(CL)の人に
も馴染みやすいと思う。
で、それは、12ページの記述によると、STklosのオブジェクトシステムの影
響を受けていると。このSTklosのオブジェクトシステムはCLOSの影響を受けて
いる。
STklosは、Schemeの実装の1つですが、そのオブジェクトシステムについて
は、
http://www.stklos.org/Doc/html/stklos-ref-8.html#STklos-Object-System
STklos Reference Manual 8. STklos Object System
をどうぞ。
さらに興味深いのは、STklosは、Tiny CLOSの影響を受けているんですね。
Tiny CLOSを拡張し、効率的に実装したと。
で、Tiny CLOSは、以前、紹介しています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/06/1374459
Shiroさんが作ったScheme、Gaucheに関するお知らせ
をどうぞ。
今回発見できたことで、個人的に面白かったのは、Tiny CLOSは、CLのオブ
ジェクトシステムとMOP(Meta Object Protocol)を設計・実装し、AOP(Aspect
Oriented Programming)の提唱者でもあるGregor Kiczalesさんが作ったんです
ね。
紹介しておきながら、今回、読み直して気づいた。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/14/1111083
AMOPはThe Art of the Metaobject Protocolのこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
も参照。
そして、「Practical Common Lisp」で思い出しましたが、Lispboxは、もう
バージョン0.7になっています。Lispboxについてとダウンロードは、
http://www.gigamonkeys.com/lispbox/
をどうぞ。
古いバージョンのLispboxについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/21/81689
Practical Common LispのLispboxと亀井さん作のxyzz
で書いてます。
あ、すごいな。Lispboxでウェブ全体をググったら、ご本家の上記リンクの
次の第2位が、上記のおれのリンクだ。大丈夫か、LispboxかGoogle\(^O^)/
「Practical Common Lisp」は、
http://www.gigamonkeys.com/book/
で、HTMLで読めます。
その他、ネットで無料で読めるLispのオンラインテキストは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/26/88383
ネットで読めるLisp本
をどうぞ。
「中村さん、いま、円高だから、洋書を買うなら今ですよ」といわれて、
「そうか、そりゃ、そうだ」と思って、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
でメモってた奴を買おうとしていて、別のScheme本を見つけました。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262082810/showshotcorne-22/
Simply Scheme: Introducing Computer Science (ハードカバー)
Brian Harvey (著), Matthew Wright (著)
です。
これ、UCバークレーのコンピュータサイエンスの教科書のようですね。目次
は、
http://www.cs.berkeley.edu/~bh/simply-toc.html
をどうぞ。
24. Example: A Spreadsheet Program
25. Implementing the Spreadsheet Program
は、類書にはない題材でしょうね。
The Best Computer Science Book
Beyond SICP
Why Common Lisp Exists
なんてのもあるなあ。^^;
高いんだけど、本家アマゾンで買えば、円高だしと思って注文しました。の
んびり船便で数ヵ月後に来るでしょう。
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年04月11日 08時46分34秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2768032
コンパイラ本
で、名前だけは
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2768032
コンパイラ本
で、名前だけは
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年03月01日 01時33分07秒
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/19/4890951
Lispの神様 竹内郁雄教授の最終
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Lispの神様 竹内郁雄教授の最終
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年03月10日 06時50分24秒
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「
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Stuart Halloway著、川合史朗訳「
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年10月06日 23時47分21秒
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往年のScheme入門の定番、「Scheme手習い」が新しくなって出ますね。
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往年のScheme入門の定番、「Scheme手習い」が新しくなって出ますね。
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年10月16日 03時29分23秒
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件名: Scheme関連の副業を始めました。
中村正三郎様
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