多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号 ― 2008年03月01日 08時31分42秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
jouwa/salonでは、昨日2008/02/29朝に書いたもの。
標題: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
---
定期購読で送られてきてから1週間くらい経って
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0013LOIDA/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2008年 04月号 [雑誌] (雑誌)
をやっと読み始めた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2568444
これって常識?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607997
Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で名前だけ出して、まだ感想を書いてない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
と大いに関係ある話なので、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_086.html
エヴェレットの多世界
P. バーン(ジャーナリスト)
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_096.html
多世界から生まれた計算機
古田 彩(日本経済新聞科学技術部)
の2つから読み始めたが、おれ、すごく感動した。
量子力学の観測問題をどう考えるか、これは哲学的にも宇宙論的にも非常に
大きな問題ですが、世界は無限に分岐していく、並行宇宙があるんだというエ
ヴェレットの多世界解釈は有名だけど、エヴェレットその人のことは全然知ら
れてないし知らなかったから、なるほどそういう人かと思ったのが1つ。よく
も悪くもとんでもない人ですね。
エヴェレットは、多世界解釈が妄想扱いされて物理学の世界からは離れたの
ね。
そして創業した会社の名前がラムダ。Lisperなのかも。\(^O^)/
指導教官のホイーラーはエヴェレットの天才を惜しんで、コペンハーゲン解
釈、量子力学の大御所中の大御所のボーアのところまで論文の草稿をもって説
明に行ったり、その後もなんとかエヴェレットが物理学に戻ってきてほしいと
いろいろやってるんですね。
いい奴じゃん、ホイーラー。\(^O^)/
なお、ホイーラーは、ブラックホールという言葉の発明者であり、あらゆる
ものは情報からできているという意味の、"It From Bit."という言葉を残し、
量子情報科学に道を拓いた大物理学者。
2011/01/24 追記:
ホイーラーは、ビッグバンという言葉の発明者と書いていましたが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677368
の、こがらしさんのコメントにあるように、ホイーラーは、ブラックホールや
ワームホールの命名者。ビッグバンの命名者は、フレッド・ホイルです。
訂正してお詫びします。
ラグランジュの未定乗数法を大幅改良したエヴェレット・アルゴリズムとい
うのがあるのね。やっぱ、Lisperなんじゃないか。\(^O^)/
ま、年代的にまだLispはできてないのかな。^^;
そして、あなた、古田彩「多世界から生まれた計算機」が出色。おれはこれ
を読んで雷撃を受けたように感動した。
量子現象を使ったコンピュータの可能性を指摘したのは、物理学の巨人にし
て名講義や名エッセイで有名なファイマンが最初だそうですが、具体性をもっ
て提唱したのが天才ドイチェ。
彼が、ホイーラーの下で研究を始め、量子コンピュータにたどり着くまでの
話が実にドラマチックだった。特に、量子暗号でも有名なベネットとの何気な
い会話から、雷に打たれたがごとく天啓を得るシーンなど、感動のあまり、お
れも雷に打たれて失神した。\(^O^)/
おれも、初めて、腹の底から、色即是空、空即是色がわかったね。\(^O^)/
ボーア、ハイゼンベルグ、フォン・ノイマンといった量子力学を確立した巨
人が推奨したコペンハーゲン解釈が主流で多世界解釈はSFでは当たり前だけど、
物理学の世界ではほとんど忘れられた存在かと思っていたけど、以前、日経サ
イエンスの何かの記事で、多世界解釈もかなり支持を集めていて、そうなのか
と思った記憶がある。
そして、量子コンピュータやら量子情報科学やらの研究者になると、すべて
が量子力学なんだという多世界解釈のほうが支持が多いみたいなのね。量子現
象と古典的な現象を無理につないで、そのつないでいる部分は不可知論でわか
りませんといってるコペンハーゲン解釈より、統一性があるし、合理的だとい
うことなんでしょうね。
SFと多世界解釈、並行宇宙といえば、P. バーンの記事には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488711014/showshotcorne-22/
宇宙消失 (創元SF文庫) (文庫)
グレッグ イーガン (著), Greg Egan (原著), 山岸 真 (翻訳)
が出てますね。
これについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/01/1547352
興味のある基礎研究、合成生物学、iGEM、分子コンピュータなど
で書いてますね。あ、ディアスポラを積読のままと書いたら、早く読んでくだ
さい、すごいからと、わざわざメールをくださったファンの方がいたんです。
すみません。まだ、読んでいません。というか、どこに行ったんだろう、あの
本。\(^O^)/
そして、いま、映画が公開されている「ライラの冒険」3部作も出ています。
原作は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102024115/showshotcorne-22/
黄金の羅針盤〈上〉ライラの冒険 (文庫)
フィリップ プルマン (著), Philip Pullman (原著), 大久保 寛 (翻訳)
など。
ははあ、文庫だと上下2冊になるから、全部で6冊になるのか。
この作品、並行宇宙モノのファンタジーなのね。作品中でエヴェレットが多
世界解釈を話しているそうです。
映画、観に行くかなあ。
以下は、これから読みます。
カミオカンデの4半世紀を振り返る短期連載が今月から始まってます。カミ
オカンデ・スーパーカミオカンデの現場実質親分の戸塚洋二東大特別名誉教授
の全面協力ですね。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_026.html
短期集中連載
カミオカンデとスーパーカミオカンンデ
物理学を変えた四半世紀
地の底から見えたニュートリノ宇宙
中島林彦(編集部)/協力:戸塚洋二(東京大学)
あと、セマンティックウェブの記事もあります。翻訳は慶応の村井純さんた
ちです。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_076.html
離陸するセマンティックウェブ
L. ファイゲンバウム(ケンブリッジセマンティックス)/I. ヘルマン(ワー
ルド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)
T. ホングサーメイヤー(パートナー健康科学システム)
E. ニューマン(クリニカル・セマンティックス・グループ・コンサルティン
グ)/S. スティーブンズ(イーライリリー)
何度もいうけど、オントロジーは大事だよ。いまのうちに勉強しておいたほ
うがいいよ。最近もちょろっと書いたから、検索窓に「オントロジー」を入れ
て検索してみて。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2616646
情報通信法の衝撃
で
--- ここから ---
第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。
--- ここまで ---
と書いたこととも関係があるのよ。
ほんと、あんなのが知的生産革命で、勝間和代の本が売れているなんてのは、
バカげている。あとでひどい目に遭いそうなんだけどね。止めろといっても、
奴隷は自ら地獄に行きたがるもんね。\(^O^)/
jouwa/salonでは、昨日2008/02/29朝に書いたもの。
標題: 多世界解釈、量子コンピュータ、日経サイエンス2008年04月号
---
定期購読で送られてきてから1週間くらい経って
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0013LOIDA/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2008年 04月号 [雑誌] (雑誌)
をやっと読み始めた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2568444
これって常識?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607997
Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で名前だけ出して、まだ感想を書いてない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
と大いに関係ある話なので、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_086.html
エヴェレットの多世界
P. バーン(ジャーナリスト)
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_096.html
多世界から生まれた計算機
古田 彩(日本経済新聞科学技術部)
の2つから読み始めたが、おれ、すごく感動した。
量子力学の観測問題をどう考えるか、これは哲学的にも宇宙論的にも非常に
大きな問題ですが、世界は無限に分岐していく、並行宇宙があるんだというエ
ヴェレットの多世界解釈は有名だけど、エヴェレットその人のことは全然知ら
れてないし知らなかったから、なるほどそういう人かと思ったのが1つ。よく
も悪くもとんでもない人ですね。
エヴェレットは、多世界解釈が妄想扱いされて物理学の世界からは離れたの
ね。
そして創業した会社の名前がラムダ。Lisperなのかも。\(^O^)/
指導教官のホイーラーはエヴェレットの天才を惜しんで、コペンハーゲン解
釈、量子力学の大御所中の大御所のボーアのところまで論文の草稿をもって説
明に行ったり、その後もなんとかエヴェレットが物理学に戻ってきてほしいと
いろいろやってるんですね。
いい奴じゃん、ホイーラー。\(^O^)/
なお、ホイーラーは、ブラックホールという言葉の発明者であり、あらゆる
ものは情報からできているという意味の、"It From Bit."という言葉を残し、
量子情報科学に道を拓いた大物理学者。
2011/01/24 追記:
ホイーラーは、ビッグバンという言葉の発明者と書いていましたが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/01/2677368
の、こがらしさんのコメントにあるように、ホイーラーは、ブラックホールや
ワームホールの命名者。ビッグバンの命名者は、フレッド・ホイルです。
訂正してお詫びします。
ラグランジュの未定乗数法を大幅改良したエヴェレット・アルゴリズムとい
うのがあるのね。やっぱ、Lisperなんじゃないか。\(^O^)/
ま、年代的にまだLispはできてないのかな。^^;
そして、あなた、古田彩「多世界から生まれた計算機」が出色。おれはこれ
を読んで雷撃を受けたように感動した。
量子現象を使ったコンピュータの可能性を指摘したのは、物理学の巨人にし
て名講義や名エッセイで有名なファイマンが最初だそうですが、具体性をもっ
て提唱したのが天才ドイチェ。
彼が、ホイーラーの下で研究を始め、量子コンピュータにたどり着くまでの
話が実にドラマチックだった。特に、量子暗号でも有名なベネットとの何気な
い会話から、雷に打たれたがごとく天啓を得るシーンなど、感動のあまり、お
れも雷に打たれて失神した。\(^O^)/
おれも、初めて、腹の底から、色即是空、空即是色がわかったね。\(^O^)/
ボーア、ハイゼンベルグ、フォン・ノイマンといった量子力学を確立した巨
人が推奨したコペンハーゲン解釈が主流で多世界解釈はSFでは当たり前だけど、
物理学の世界ではほとんど忘れられた存在かと思っていたけど、以前、日経サ
イエンスの何かの記事で、多世界解釈もかなり支持を集めていて、そうなのか
と思った記憶がある。
そして、量子コンピュータやら量子情報科学やらの研究者になると、すべて
が量子力学なんだという多世界解釈のほうが支持が多いみたいなのね。量子現
象と古典的な現象を無理につないで、そのつないでいる部分は不可知論でわか
りませんといってるコペンハーゲン解釈より、統一性があるし、合理的だとい
うことなんでしょうね。
SFと多世界解釈、並行宇宙といえば、P. バーンの記事には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488711014/showshotcorne-22/
宇宙消失 (創元SF文庫) (文庫)
グレッグ イーガン (著), Greg Egan (原著), 山岸 真 (翻訳)
が出てますね。
これについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/01/1547352
興味のある基礎研究、合成生物学、iGEM、分子コンピュータなど
で書いてますね。あ、ディアスポラを積読のままと書いたら、早く読んでくだ
さい、すごいからと、わざわざメールをくださったファンの方がいたんです。
すみません。まだ、読んでいません。というか、どこに行ったんだろう、あの
本。\(^O^)/
そして、いま、映画が公開されている「ライラの冒険」3部作も出ています。
原作は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102024115/showshotcorne-22/
黄金の羅針盤〈上〉ライラの冒険 (文庫)
フィリップ プルマン (著), Philip Pullman (原著), 大久保 寛 (翻訳)
など。
ははあ、文庫だと上下2冊になるから、全部で6冊になるのか。
この作品、並行宇宙モノのファンタジーなのね。作品中でエヴェレットが多
世界解釈を話しているそうです。
映画、観に行くかなあ。
以下は、これから読みます。
カミオカンデの4半世紀を振り返る短期連載が今月から始まってます。カミ
オカンデ・スーパーカミオカンデの現場実質親分の戸塚洋二東大特別名誉教授
の全面協力ですね。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_026.html
短期集中連載
カミオカンデとスーパーカミオカンンデ
物理学を変えた四半世紀
地の底から見えたニュートリノ宇宙
中島林彦(編集部)/協力:戸塚洋二(東京大学)
あと、セマンティックウェブの記事もあります。翻訳は慶応の村井純さんた
ちです。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0804/200804_076.html
離陸するセマンティックウェブ
L. ファイゲンバウム(ケンブリッジセマンティックス)/I. ヘルマン(ワー
ルド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)
T. ホングサーメイヤー(パートナー健康科学システム)
E. ニューマン(クリニカル・セマンティックス・グループ・コンサルティン
グ)/S. スティーブンズ(イーライリリー)
何度もいうけど、オントロジーは大事だよ。いまのうちに勉強しておいたほ
うがいいよ。最近もちょろっと書いたから、検索窓に「オントロジー」を入れ
て検索してみて。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2616646
情報通信法の衝撃
で
--- ここから ---
第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。
--- ここまで ---
と書いたこととも関係があるのよ。
ほんと、あんなのが知的生産革命で、勝間和代の本が売れているなんてのは、
バカげている。あとでひどい目に遭いそうなんだけどね。止めろといっても、
奴隷は自ら地獄に行きたがるもんね。\(^O^)/
放課後の電子工作 ― 2008年03月01日 08時32分29秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
jouwa/salonでは、昨日2008/02/29に書いたもの。
放課後の電子工作
===
標題: 自作っていう発想そのものがなかったなあ
---
http://www.chiaki.cc/Timpy/rev60.html
ヘッドセット部分ならまだしも、液晶付きリモコンまで
自作するとはすごいもんだ。市販品を使ってここまで
できるんだから、創意工夫ってのはしてみるもんだねえ。
いまだに、回路図の抵抗やコンデンサの値がどうやって
決まってるかわからない人。いからしさん曰く、「あ、
それテキトー」だそうですが、そんなもんか?
--
つばめどん
===
標題: 放課後の電子工作
---
すごーい。いやあ、これぞ、知的な活動。\(^O^)/
こういうことできる人って、うらやましいよね。
http://www.chiaki.cc/Timpy/rev60.html
【Timpy Rev6.0 - クリップ型MP3プレーヤ+インナーイヤーヘッドフォン】
もいいけど、
http://www.chiaki.cc/Timpy/index.htm
からみると、変遷がわかっていいですね。
さらに驚きは、
http://www.chiaki.cc/index.html
放課後の電子工作
のページにある「Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ]」。
これ、マンデルブロ集合を描画するためだけの専用ハード。\(^O^)/
すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。
こんなの作っちゃうんだもんね。
http://www.chiaki.cc/Pyxis/index.htm
Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ]
に行って、左の各項目から辿ると、すさまじいですね。
361個のTTLの塊で、おれもラッピング配線を少しやったからわかるけど、
5000から6000本も配線するなんて、聞いただけでめまいがして失神しますね。
http://www.chiaki.cc/Nacom/index.htm
初めて作った思い出のマイコン [ Nacom-68 ]
http://www.chiaki.cc/Lynx/index.htm
デュアル Z80 CP/Mマシン [ Lynx ]
もいいなあ。
そして、また、
http://www.chiaki.cc/Omake/index.htm
おまけ クリップ電車
が、いいアイデアですね。
こういうのみると、豊かな人生だなと思うね。
「放課後の電子工作」の世界は、勝間和代本をいくら読んでも、1ヵ月に500
冊本を読んでも決して到達できない世界。仮に電子工作の分野で勝間和代本が
あっても、その分野の本を毎月500冊読んでも無理。
あっちは創造性がない世界。知的じゃない世界だもん。知的活動とは関係な
いつまらない効率性だけ考えてるから、人生を豊かにする体験もないしね。
>いまだに、回路図の抵抗やコンデンサの値がどうやって
>決まってるかわからない人。いからしさん曰く、「あ、
>それテキトー」だそうですが、そんなもんか?
いや、計算したよ、おれ。真空管とかトランジスタとか、ゲインをどれくら
い取ってどうのこうので。中学のときかな。あと無線だって、計算するでしょ。
インピーダンスがどうのこうのって。データシートみながらやったけど、もう、
全部、忘れた。\(^O^)/
もうとっくにないけど、小倉の嘉穂無線、それも小倉駅の近くに狭くなって
移転する前の、もっと遠いところにあった広いころから、よく通ったもんね。
ただ、そういう基礎レベルを超えて達人の域になると、経験と勘の世界らし
いです。特にアナログ系は。
20数年前、ソニーに就職した奴がいってたもん。アナログの世界はすごい。
達人、名人の世界。
アンプなんてさ、なんか、音がビミョーに濁ってる。基板を見ながら、じゃ
あ、こことここにこれくらいのコンデンサを入れてみてと、達人、名人がいう
から、その通りにしたら、ばっちりだったとか、そんな話がごろごろなんだっ
てね。
どこでノイズを抑えるなどというのは、けっこう経験なんでしょうね。
そういうアナログ技術者が定年を迎えて、日本の誇るアナログ技術が失われ
るというので、問題になってましたよね。どうなったんだろう、その後。
あ、そうそう、達人、名人で思い出した。中島敦のこと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/13/1906668
酒見賢一「墨攻」と中島敦
で書きましたが、新宿ジュンク堂で、じっくり見比べて、結局よくわからず、
値段の割りにいろんな作品が入っていると思った
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003114515/showshotcorne-22/
中島敦著「山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)」
を買いました。
まだ読んでいない。どこに行ったんだろ。^^;
中村(show)
===
標題: Re: 放課後の電子工作
---
そうだよねえ。適当なわけないよねえ。ウソ教えちゃ
いかんなあ>欠席裁判ですまんな、いからしさん
インピーダンスとかリアクタンスとかインダクタンス
とか言葉だけは記憶の奥底に残ってるもんな。計算上
の数値を当てはめてもうまくいかないところはあるの
かもしれないけどさ。
でもまあ、金帯と銀帯の抵抗器を取り間違えても、動
作しちまうんだろうなあ。
--
つばめどん
===
標題: ううむ懐かしい
---
ガキの頃、アマチュア無線だのBCLだのやってて、ハンダごても握りましたよ。
でも結局、僕は自作よりもDX(海外との交信)のほうに行ってしまって、自作の
ほうはあんまり熱心にやりませんでした。
もちろん、抵抗だのバリコンだのコンデンサだのの知識はきれいさっぱり全部
頭から消えてしまいました(自爆)。
あの頃はインターネットなんて影も形もなかったなあ。
ぶる
jouwa/salonでは、昨日2008/02/29に書いたもの。
放課後の電子工作
===
標題: 自作っていう発想そのものがなかったなあ
---
http://www.chiaki.cc/Timpy/rev60.html
ヘッドセット部分ならまだしも、液晶付きリモコンまで
自作するとはすごいもんだ。市販品を使ってここまで
できるんだから、創意工夫ってのはしてみるもんだねえ。
いまだに、回路図の抵抗やコンデンサの値がどうやって
決まってるかわからない人。いからしさん曰く、「あ、
それテキトー」だそうですが、そんなもんか?
--
つばめどん
===
標題: 放課後の電子工作
---
すごーい。いやあ、これぞ、知的な活動。\(^O^)/
こういうことできる人って、うらやましいよね。
http://www.chiaki.cc/Timpy/rev60.html
【Timpy Rev6.0 - クリップ型MP3プレーヤ+インナーイヤーヘッドフォン】
もいいけど、
http://www.chiaki.cc/Timpy/index.htm
からみると、変遷がわかっていいですね。
さらに驚きは、
http://www.chiaki.cc/index.html
放課後の電子工作
のページにある「Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ]」。
これ、マンデルブロ集合を描画するためだけの専用ハード。\(^O^)/
すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。
こんなの作っちゃうんだもんね。
http://www.chiaki.cc/Pyxis/index.htm
Mandelbrot集合描画支援ハードウェア [ Pyxis ]
に行って、左の各項目から辿ると、すさまじいですね。
361個のTTLの塊で、おれもラッピング配線を少しやったからわかるけど、
5000から6000本も配線するなんて、聞いただけでめまいがして失神しますね。
http://www.chiaki.cc/Nacom/index.htm
初めて作った思い出のマイコン [ Nacom-68 ]
http://www.chiaki.cc/Lynx/index.htm
デュアル Z80 CP/Mマシン [ Lynx ]
もいいなあ。
そして、また、
http://www.chiaki.cc/Omake/index.htm
おまけ クリップ電車
が、いいアイデアですね。
こういうのみると、豊かな人生だなと思うね。
「放課後の電子工作」の世界は、勝間和代本をいくら読んでも、1ヵ月に500
冊本を読んでも決して到達できない世界。仮に電子工作の分野で勝間和代本が
あっても、その分野の本を毎月500冊読んでも無理。
あっちは創造性がない世界。知的じゃない世界だもん。知的活動とは関係な
いつまらない効率性だけ考えてるから、人生を豊かにする体験もないしね。
>いまだに、回路図の抵抗やコンデンサの値がどうやって
>決まってるかわからない人。いからしさん曰く、「あ、
>それテキトー」だそうですが、そんなもんか?
いや、計算したよ、おれ。真空管とかトランジスタとか、ゲインをどれくら
い取ってどうのこうので。中学のときかな。あと無線だって、計算するでしょ。
インピーダンスがどうのこうのって。データシートみながらやったけど、もう、
全部、忘れた。\(^O^)/
もうとっくにないけど、小倉の嘉穂無線、それも小倉駅の近くに狭くなって
移転する前の、もっと遠いところにあった広いころから、よく通ったもんね。
ただ、そういう基礎レベルを超えて達人の域になると、経験と勘の世界らし
いです。特にアナログ系は。
20数年前、ソニーに就職した奴がいってたもん。アナログの世界はすごい。
達人、名人の世界。
アンプなんてさ、なんか、音がビミョーに濁ってる。基板を見ながら、じゃ
あ、こことここにこれくらいのコンデンサを入れてみてと、達人、名人がいう
から、その通りにしたら、ばっちりだったとか、そんな話がごろごろなんだっ
てね。
どこでノイズを抑えるなどというのは、けっこう経験なんでしょうね。
そういうアナログ技術者が定年を迎えて、日本の誇るアナログ技術が失われ
るというので、問題になってましたよね。どうなったんだろう、その後。
あ、そうそう、達人、名人で思い出した。中島敦のこと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/13/1906668
酒見賢一「墨攻」と中島敦
で書きましたが、新宿ジュンク堂で、じっくり見比べて、結局よくわからず、
値段の割りにいろんな作品が入っていると思った
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003114515/showshotcorne-22/
中島敦著「山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)」
を買いました。
まだ読んでいない。どこに行ったんだろ。^^;
中村(show)
===
標題: Re: 放課後の電子工作
---
そうだよねえ。適当なわけないよねえ。ウソ教えちゃ
いかんなあ>欠席裁判ですまんな、いからしさん
インピーダンスとかリアクタンスとかインダクタンス
とか言葉だけは記憶の奥底に残ってるもんな。計算上
の数値を当てはめてもうまくいかないところはあるの
かもしれないけどさ。
でもまあ、金帯と銀帯の抵抗器を取り間違えても、動
作しちまうんだろうなあ。
--
つばめどん
===
標題: ううむ懐かしい
---
ガキの頃、アマチュア無線だのBCLだのやってて、ハンダごても握りましたよ。
でも結局、僕は自作よりもDX(海外との交信)のほうに行ってしまって、自作の
ほうはあんまり熱心にやりませんでした。
もちろん、抵抗だのバリコンだのコンデンサだのの知識はきれいさっぱり全部
頭から消えてしまいました(自爆)。
あの頃はインターネットなんて影も形もなかったなあ。
ぶる
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