『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。 ― 2008年03月22日 11時11分53秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714533
『CORE MEMORY』の写真家・著者が来日!
で紹介した新宿ジュンク堂でのイベントに、昨夜行ってきました。
30分くらいで終わるのかと思ったら、だんだん雰囲気がほぐれてきたことも
あって、結局、1時間半くらいやりましたね。
撮影も大変、文章をまとめるのも大変、日本語版も大変といろいろと苦労話
が聞けました。
一番笑ったのが、防空システムのSAGEコンピュータ。いまとなっては壮大な
無駄ともいえるが、いろんな技術革新をもたらしたそうなんですが、最高なの
は、巨大なSAGEコンピュータには、組み込みの灰皿があったそうな。\(^O^)/
ほんまかいな。禁煙の世の中では考えられないよ。コンピュータに組み込み
の灰皿!\(^O^)/
周辺機器で撮ってみたいのはないのかという話もありました。空調システム
とか周りの環境とか。でも、歴史と美の両方があるのは、やはりマシンそのも
のなのでということでしたが。
周辺機器で、学生時代に九大の大型計算機センターの見学でみて、感動した
のが、富士通のMSS(Mass Storage System)。
これ、大容量外部記憶装置なんですが、筒状の記憶媒体があって、筒(ボビ
ン)をいっぱい蜂の巣状に収めてあるんです。
アクセスするときは、ゲームセンターのクレーンゲームを上から見ているみ
たいなもので、上下左右にボビンを引っ張り出すメカが動いて、ボビンを取り
出して、アクセスできるようにするんです。
あれなんか、とってもアート、芸術、美を感じましたね。
訳者の鴨澤眞夫さんともお話できたし、とってもうれP(死語)。
なんか、鴨澤さんがおれをえらく持ち上げてくれるので、恐縮したよ。
お前、そんなに体重軽いか?
いやいや、そういう意味じゃないだろ。お前、ほんとに隠喩ってわかってな
いね。
冗談冗談。
とにかく、おれのことを持ち上げてくれるので、恐縮してしまいました。鴨
澤さん、とっても力持ち。\(^O^)/
やっぱり、そっちかい。\(^O^)/
鴨澤さんとの話でわかったこと。
オライリーが出している電子工作やら生物実験やら、アレげな実験や制作、
すなわち、技術オタクがちょっとヘンテコなもの作ってみたりするMakeという
雑誌があって、これ、おれ、何かでオライリー・ジャパンのカタログをもらっ
たときに見て知りましたが、それも鴨澤さんがやってて、その中の電子工作を
実際に作って試している方も紹介していただきました。名前を失念、失礼。
元はアメリカの雑誌だから、部品が日本で入手できなかったり、いろいろ日
米の事情の違いがあるので、単に訳すだけではなく、実際に作ってみて検証す
るんだそうです。大変だねえ。
でも、コストがかかっても、そういう検証をちゃんとやるから、信頼感が出
てくるんですよね。これ、まだ、コンピュータやロボットにできないんです。
翻訳も単に訳すだけじゃ、知的作業じゃないもん。コンピュータにかなり侵食
される作業ですもん。
何度かちょろちょろからんでいる、週刊ダイヤモンドの勝間和代の新・知的
生産術の特集の世界は、知的作業じゃないというのはそういう意味もあるわけ。
すでにか、いずれか、コンピュータやロボットで置き換え可能な世界のどこが
知的なんだと思うんだけどね。
Makeは、日本では、第4巻まで出てますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112982/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 01 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113180/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 02 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113385/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 03 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113601/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 04 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
個人的には、第2巻の「生物をハックする」が気になりますね。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/09/2714533
『CORE MEMORY』の写真家・著者が来日!
で紹介した新宿ジュンク堂でのイベントに、昨夜行ってきました。
30分くらいで終わるのかと思ったら、だんだん雰囲気がほぐれてきたことも
あって、結局、1時間半くらいやりましたね。
撮影も大変、文章をまとめるのも大変、日本語版も大変といろいろと苦労話
が聞けました。
一番笑ったのが、防空システムのSAGEコンピュータ。いまとなっては壮大な
無駄ともいえるが、いろんな技術革新をもたらしたそうなんですが、最高なの
は、巨大なSAGEコンピュータには、組み込みの灰皿があったそうな。\(^O^)/
ほんまかいな。禁煙の世の中では考えられないよ。コンピュータに組み込み
の灰皿!\(^O^)/
周辺機器で撮ってみたいのはないのかという話もありました。空調システム
とか周りの環境とか。でも、歴史と美の両方があるのは、やはりマシンそのも
のなのでということでしたが。
周辺機器で、学生時代に九大の大型計算機センターの見学でみて、感動した
のが、富士通のMSS(Mass Storage System)。
これ、大容量外部記憶装置なんですが、筒状の記憶媒体があって、筒(ボビ
ン)をいっぱい蜂の巣状に収めてあるんです。
アクセスするときは、ゲームセンターのクレーンゲームを上から見ているみ
たいなもので、上下左右にボビンを引っ張り出すメカが動いて、ボビンを取り
出して、アクセスできるようにするんです。
あれなんか、とってもアート、芸術、美を感じましたね。
訳者の鴨澤眞夫さんともお話できたし、とってもうれP(死語)。
なんか、鴨澤さんがおれをえらく持ち上げてくれるので、恐縮したよ。
お前、そんなに体重軽いか?
いやいや、そういう意味じゃないだろ。お前、ほんとに隠喩ってわかってな
いね。
冗談冗談。
とにかく、おれのことを持ち上げてくれるので、恐縮してしまいました。鴨
澤さん、とっても力持ち。\(^O^)/
やっぱり、そっちかい。\(^O^)/
鴨澤さんとの話でわかったこと。
オライリーが出している電子工作やら生物実験やら、アレげな実験や制作、
すなわち、技術オタクがちょっとヘンテコなもの作ってみたりするMakeという
雑誌があって、これ、おれ、何かでオライリー・ジャパンのカタログをもらっ
たときに見て知りましたが、それも鴨澤さんがやってて、その中の電子工作を
実際に作って試している方も紹介していただきました。名前を失念、失礼。
元はアメリカの雑誌だから、部品が日本で入手できなかったり、いろいろ日
米の事情の違いがあるので、単に訳すだけではなく、実際に作ってみて検証す
るんだそうです。大変だねえ。
でも、コストがかかっても、そういう検証をちゃんとやるから、信頼感が出
てくるんですよね。これ、まだ、コンピュータやロボットにできないんです。
翻訳も単に訳すだけじゃ、知的作業じゃないもん。コンピュータにかなり侵食
される作業ですもん。
何度かちょろちょろからんでいる、週刊ダイヤモンドの勝間和代の新・知的
生産術の特集の世界は、知的作業じゃないというのはそういう意味もあるわけ。
すでにか、いずれか、コンピュータやロボットで置き換え可能な世界のどこが
知的なんだと思うんだけどね。
Makeは、日本では、第4巻まで出てますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112982/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 01 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113180/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 02 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113385/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 03 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113601/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 04 (大型本)
オライリー・ジャパン (編集)
個人的には、第2巻の「生物をハックする」が気になりますね。
コメント
トラックバック
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年03月22日 18時08分53秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
情報処理学会が、ちゃんと日本のコンピュータをまとめたサイ
---
情報処理学会が、ちゃんと日本のコンピュータをまとめたサイ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年03月31日 08時28分53秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
お気に入りの新宿ジュンク堂に行ったら、6Fの理工系の本も
---
お気に入りの新宿ジュンク堂に行ったら、6Fの理工系の本も
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年04月17日 22時19分17秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行って
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行って
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年09月12日 10時26分03秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
日本のコンピュータの歴史において、黎明期からスーパーハッカー
---
日本のコンピュータの歴史において、黎明期からスーパーハッカー
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。