自分をグーグル化した情報サイボーグの末路 ― 2008年04月30日 06時10分02秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
コメントの流れは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/11/3058782
宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
の続き。
でも、別テーマ。
===
Re: 宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
--
脳内アセンブラで6809と戯れていた頃が一番楽しかった
かも。将棋や囲碁と一緒で、ルールは知ってるけど、
ゲームの組み立てがわからないの。詰め将棋とか、囲碁
の寄せなんかはわかるんだけど、そこまでに至らない。
書きたいものがないんだよね。
もうね、正規表現とかでさえググっちゃうレベルだから、
スラスラ書けるような状態じゃねえんだろうなあ。
--
つばめどん
>将棋や囲碁と一緒で、ルールは知ってるけど、
>ゲームの組み立てがわからないの。詰め将棋とか、囲碁
>の寄せなんかはわかるんだけど、そこまでに至らない。
いわゆる大局観ですね。
しかし、詰将棋や囲碁の寄せがわかるだけでもすごいじゃん。おれ、わかん
ないもん。
わかんないなりに、考えている時間は楽しいけどね。
大局観、構想力、創造性は、コンピュータが一番苦手なもの。その辺にしか、
人間の知は残ってないもんね。
勝間和代的なデータ処理的速読の世界だと、大局観は身につかない。だから
いくらやっても、知的生産ではないし、コンピュータに置き換えられていく。
おれらも置き換えるためにやってるから。\(^O^)/
そろばんができて暗算がいくら速くても、数学的能力とは別なのと一緒。暗
算が速いのは、そういう意味では知的能力ではない。電卓で簡単に置き換え可
能だから。\(^O^)/
そういう意味で、勝間和代的情報サイボーグの末路は、人間としては哀れだ
なあと思うけどね。
勝間和代の自分をグーグル化する方法の本を、本屋で立ち読みしたら(3分
で読了。その程度の内容)、冒頭に、情報ツールで武装した勝間和代の写真が
あって、もう、お笑いかと思いました。\(^O^)/
と同時に、そういう生き方を選択せざるを得ないほど、解体されたんだなあ
と。現代日本が生んだ1つの「奇形」でしょうね。ネガティブな意味じゃない
よ。ポジティブでもない。そういう意味での「奇形」。
知的生産と謳う割に、彼女には、哲学・思想・文学的・文化的な匂いがほと
んどない。そこは人間に残された数少ない知の部分なのに。週刊ダイヤモンド
の特集で、彼女が選んだ良書50冊のリストをみてもそれを感じた。ハウツー本
やビジネス本が多い。いくらビジネスマン向けのセレクションとはいえ、こん
な本しか読んできてないのか。1ヵ月100冊以上読むというけど、やっぱ、無駄
だね。よくこれで良書といって人様に披露するなあ。その厚かましさ、羞恥心
のなさが売れる理由だね。これは野口悠紀雄にも20数年前に感じたこと。
哲学・思想・文化的な匂いがあるのは、ドラッカーくらいかな。自己啓発本
なんてダイエット本と50歩100歩。マインドマップをはじめとする技法も
ダイエット法と一緒。人によって合う合わないがあるし、ほとんどはだめ。
それに、勝間は、自分のやり方を披露するだけで、一般化という知的作業を
してないし、あれでうまく行かない人もいっぱいいるよね。正規分布なら2シ
グマの上くらい。つまり、数パーセントでしょうね。
結局、彼女の世界観は利己だけだもんね。利他がないもんね。週刊ダイヤモ
ンドの特集もダイヤモンド社の売り方も、年収アップを強調して、露骨にやっ
てるしね。
彼女のような人は、人間や人生の別の価値に、この先、気づかずに死ねれば
幸せだろうけれど、下手に気づくと大変だろうね。人間は煩悩の塊だから。経
済的、社会的に成功しても、今度は別のものを求めるからね。真面目そうだか
ら、それがかえって地獄を味わうことになる。
あ、思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813919
将棋の最新戦法
で書いた、米長将棋連盟会長の週刊囲碁パラダイスへの出演。あのとき、米長
さんは囲碁の加藤正夫九段は、真面目すぎて、死んじゃったといってたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/加藤正夫
にも、殉職と書いてあるね。
勘違いするバカがいそうだからいっておくが、この前も書いたけど、勝間和
代的に成り上がるのも、金儲けも悪いことじゃないし、むしろがんばってくれ
と思う。しかし、それを知的生産などというのは詐欺。勝間の世界は、せいぜ
い知的生産ごっこ。要は、ごっこのレベル。
現代的な文脈での効率化は可能でも、やはり知的生産に王道なし。
カニかまはカニかまとしてのよさと価値がある。ただ、それを本物のカニ身
だといって売ったら、偽装、詐称、詐欺だろうというのが基本論点。勝間も週
刊ダイヤモンドもダイヤモンド社も不見識というのは、そういうこと。
それと、知的生産のほうが価値が上とか下とか、そういう価値評価をやって
いるのではない。知的生産じゃなくても社会に必要な仕事や作業はいっぱいあ
るし、実際、それがないと社会は回らないし、その価値は知的生産に劣らない。
あ、さらについてにいっておくが、勝間が1ヵ月100冊以上本を読み、お笑い
コント集団(笑)「アルファブロガー」の弾さん(小飼弾)が、1ヵ月500冊以上本
を読むそうだが、彼らの知的生産はゼロ。つまり、知的生産効率もゼロ。もち
ろん、おれも、知的生産ゼロ。
何一つ、知的なものを生んでないんです。
芸術家(画家、作家、音楽家、書家その他いろいろ)のように美を生みました
か。科学者のように自然の謎に迫りましたか。一流スポーツ選手のように肉体
の躍動の美、感動を生みましたか。創造的、創発的なことは、何一つないわけ。
よって、1ヵ月に何百冊も本を読んでも無駄。データとして記録するだけな
ら、ハードディスクのほうがよっぽどいい。\(^O^)/
特に、勝間和代の職業である公認会計士のような職業は、創造性は不要。会
計で、「創造的会計」といえば、粉飾決算のことだもんね。\(^O^)/
彼女は経済評論家でもあるそうだが、日本の経済学は、おれの実感として学
者も学生もレベルが低い。まして経済評論家、それも闇社会に手を突っ込まな
い経済評論家なんてね。
要は、既存のシステム、制度を超えようとしないもの(会計はもろにそう)、
メタじゃないものは、現代では知的には成り得ないと思うわけ。コンピュータ
は今までのところ、意識をもたないし、メタなことができないから、人間の価
値、知的というものがあるのは、その辺かなと。
さて、勝間和代本を読んで、情報サイボーグになって年収が20倍になったら、
やっぱり、堀晃さんの情報サイボーグシリーズを読まないとね。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480602
堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/13/1504472
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
をみてください。
それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報
化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/06/1559095
Re:「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情
報化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568912
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」
に出てくる西垣さんの本。特に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4002602931/showshotcorne-22/
デジタル・ナルシス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791753062/showshotcorne-22/
ペシミスティック・サイボーグ
は、勝間和代的情報サイボーグになりたい人たちは必読でしょう。
あ、西垣さん、新作が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4805108959/showshotcorne-22/
サイバーペット/ウェブ生命情報論 (単行本)
西垣 通 (著)
出版社からのコメントにある
「西垣さんは本作で、希薄化する人間の関係性に伴い、危機的状況にあるコミ
ュニケーション不全というネット社会の宿痾に、真正面から切り込みます。」
の部分。これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
から、ちょくちょくコメントしている「動物化するポストモダン」「昆虫化す
るポストモダン」「粉体化するポストモダン」などといってることと同じ問題
意識ですね。
「ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント」についたコメント、魚
拓として取ってあって、あとでコメントしようと思ってそのままだな。^^;
公開してないコメントもあって、それがもろに、生命ですらない粉体の現象。\(^O^)/
自分が何を書いているかすらわかってないんだもんね。それでも、ああいう
「空談」を書かないと、精神の均衡が保てない。彼らは、そこまで解体されて
いるわけです。
かわいそうだけど、おれは別に宗教家でも慈善事業家でも政治家でもないし、
彼らを救ってやる義理も暇もない。人間なら、自分で、気づくしかないね。そ
れができないなら、現代日本社会の制度、システムは、彼らを動物、昆虫、粉
体として扱い続けるでしょうね。
大騒ぎになってる後期高齢者医療制度なんて、はっきりそれですもん。
---
コメントの流れは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/11/3058782
宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
の続き。
でも、別テーマ。
===
Re: 宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
--
脳内アセンブラで6809と戯れていた頃が一番楽しかった
かも。将棋や囲碁と一緒で、ルールは知ってるけど、
ゲームの組み立てがわからないの。詰め将棋とか、囲碁
の寄せなんかはわかるんだけど、そこまでに至らない。
書きたいものがないんだよね。
もうね、正規表現とかでさえググっちゃうレベルだから、
スラスラ書けるような状態じゃねえんだろうなあ。
--
つばめどん
>将棋や囲碁と一緒で、ルールは知ってるけど、
>ゲームの組み立てがわからないの。詰め将棋とか、囲碁
>の寄せなんかはわかるんだけど、そこまでに至らない。
いわゆる大局観ですね。
しかし、詰将棋や囲碁の寄せがわかるだけでもすごいじゃん。おれ、わかん
ないもん。
わかんないなりに、考えている時間は楽しいけどね。
大局観、構想力、創造性は、コンピュータが一番苦手なもの。その辺にしか、
人間の知は残ってないもんね。
勝間和代的なデータ処理的速読の世界だと、大局観は身につかない。だから
いくらやっても、知的生産ではないし、コンピュータに置き換えられていく。
おれらも置き換えるためにやってるから。\(^O^)/
そろばんができて暗算がいくら速くても、数学的能力とは別なのと一緒。暗
算が速いのは、そういう意味では知的能力ではない。電卓で簡単に置き換え可
能だから。\(^O^)/
そういう意味で、勝間和代的情報サイボーグの末路は、人間としては哀れだ
なあと思うけどね。
勝間和代の自分をグーグル化する方法の本を、本屋で立ち読みしたら(3分
で読了。その程度の内容)、冒頭に、情報ツールで武装した勝間和代の写真が
あって、もう、お笑いかと思いました。\(^O^)/
と同時に、そういう生き方を選択せざるを得ないほど、解体されたんだなあ
と。現代日本が生んだ1つの「奇形」でしょうね。ネガティブな意味じゃない
よ。ポジティブでもない。そういう意味での「奇形」。
知的生産と謳う割に、彼女には、哲学・思想・文学的・文化的な匂いがほと
んどない。そこは人間に残された数少ない知の部分なのに。週刊ダイヤモンド
の特集で、彼女が選んだ良書50冊のリストをみてもそれを感じた。ハウツー本
やビジネス本が多い。いくらビジネスマン向けのセレクションとはいえ、こん
な本しか読んできてないのか。1ヵ月100冊以上読むというけど、やっぱ、無駄
だね。よくこれで良書といって人様に披露するなあ。その厚かましさ、羞恥心
のなさが売れる理由だね。これは野口悠紀雄にも20数年前に感じたこと。
哲学・思想・文化的な匂いがあるのは、ドラッカーくらいかな。自己啓発本
なんてダイエット本と50歩100歩。マインドマップをはじめとする技法も
ダイエット法と一緒。人によって合う合わないがあるし、ほとんどはだめ。
それに、勝間は、自分のやり方を披露するだけで、一般化という知的作業を
してないし、あれでうまく行かない人もいっぱいいるよね。正規分布なら2シ
グマの上くらい。つまり、数パーセントでしょうね。
結局、彼女の世界観は利己だけだもんね。利他がないもんね。週刊ダイヤモ
ンドの特集もダイヤモンド社の売り方も、年収アップを強調して、露骨にやっ
てるしね。
彼女のような人は、人間や人生の別の価値に、この先、気づかずに死ねれば
幸せだろうけれど、下手に気づくと大変だろうね。人間は煩悩の塊だから。経
済的、社会的に成功しても、今度は別のものを求めるからね。真面目そうだか
ら、それがかえって地獄を味わうことになる。
あ、思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813919
将棋の最新戦法
で書いた、米長将棋連盟会長の週刊囲碁パラダイスへの出演。あのとき、米長
さんは囲碁の加藤正夫九段は、真面目すぎて、死んじゃったといってたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/加藤正夫
にも、殉職と書いてあるね。
勘違いするバカがいそうだからいっておくが、この前も書いたけど、勝間和
代的に成り上がるのも、金儲けも悪いことじゃないし、むしろがんばってくれ
と思う。しかし、それを知的生産などというのは詐欺。勝間の世界は、せいぜ
い知的生産ごっこ。要は、ごっこのレベル。
現代的な文脈での効率化は可能でも、やはり知的生産に王道なし。
カニかまはカニかまとしてのよさと価値がある。ただ、それを本物のカニ身
だといって売ったら、偽装、詐称、詐欺だろうというのが基本論点。勝間も週
刊ダイヤモンドもダイヤモンド社も不見識というのは、そういうこと。
それと、知的生産のほうが価値が上とか下とか、そういう価値評価をやって
いるのではない。知的生産じゃなくても社会に必要な仕事や作業はいっぱいあ
るし、実際、それがないと社会は回らないし、その価値は知的生産に劣らない。
あ、さらについてにいっておくが、勝間が1ヵ月100冊以上本を読み、お笑い
コント集団(笑)「アルファブロガー」の弾さん(小飼弾)が、1ヵ月500冊以上本
を読むそうだが、彼らの知的生産はゼロ。つまり、知的生産効率もゼロ。もち
ろん、おれも、知的生産ゼロ。
何一つ、知的なものを生んでないんです。
芸術家(画家、作家、音楽家、書家その他いろいろ)のように美を生みました
か。科学者のように自然の謎に迫りましたか。一流スポーツ選手のように肉体
の躍動の美、感動を生みましたか。創造的、創発的なことは、何一つないわけ。
よって、1ヵ月に何百冊も本を読んでも無駄。データとして記録するだけな
ら、ハードディスクのほうがよっぽどいい。\(^O^)/
特に、勝間和代の職業である公認会計士のような職業は、創造性は不要。会
計で、「創造的会計」といえば、粉飾決算のことだもんね。\(^O^)/
彼女は経済評論家でもあるそうだが、日本の経済学は、おれの実感として学
者も学生もレベルが低い。まして経済評論家、それも闇社会に手を突っ込まな
い経済評論家なんてね。
要は、既存のシステム、制度を超えようとしないもの(会計はもろにそう)、
メタじゃないものは、現代では知的には成り得ないと思うわけ。コンピュータ
は今までのところ、意識をもたないし、メタなことができないから、人間の価
値、知的というものがあるのは、その辺かなと。
さて、勝間和代本を読んで、情報サイボーグになって年収が20倍になったら、
やっぱり、堀晃さんの情報サイボーグシリーズを読まないとね。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480602
堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/13/1504472
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
をみてください。
それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報
化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/06/1559095
Re:「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情
報化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568912
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」
に出てくる西垣さんの本。特に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4002602931/showshotcorne-22/
デジタル・ナルシス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791753062/showshotcorne-22/
ペシミスティック・サイボーグ
は、勝間和代的情報サイボーグになりたい人たちは必読でしょう。
あ、西垣さん、新作が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4805108959/showshotcorne-22/
サイバーペット/ウェブ生命情報論 (単行本)
西垣 通 (著)
出版社からのコメントにある
「西垣さんは本作で、希薄化する人間の関係性に伴い、危機的状況にあるコミ
ュニケーション不全というネット社会の宿痾に、真正面から切り込みます。」
の部分。これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
から、ちょくちょくコメントしている「動物化するポストモダン」「昆虫化す
るポストモダン」「粉体化するポストモダン」などといってることと同じ問題
意識ですね。
「ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント」についたコメント、魚
拓として取ってあって、あとでコメントしようと思ってそのままだな。^^;
公開してないコメントもあって、それがもろに、生命ですらない粉体の現象。\(^O^)/
自分が何を書いているかすらわかってないんだもんね。それでも、ああいう
「空談」を書かないと、精神の均衡が保てない。彼らは、そこまで解体されて
いるわけです。
かわいそうだけど、おれは別に宗教家でも慈善事業家でも政治家でもないし、
彼らを救ってやる義理も暇もない。人間なら、自分で、気づくしかないね。そ
れができないなら、現代日本社会の制度、システムは、彼らを動物、昆虫、粉
体として扱い続けるでしょうね。
大騒ぎになってる後期高齢者医療制度なんて、はっきりそれですもん。
コメント
_ とんこう ― 2008年04月30日 11時15分01秒
_ ひ ― 2008年04月30日 19時41分57秒
> 芸術家(画家、作家、音楽家、書家その他いろいろ)のように美を生みましたか。
美術活動を知的生産と位置づけたら、きっと美術屋さんは赤面してしまうでしょう。彼ら、彼女らは、絵を描いたりモノを作る行為を、ある種の排泄行為と認識しています。作らないと死んでしまうか、そうでなければ病んでしまう。
美術作家の旦那
美術活動を知的生産と位置づけたら、きっと美術屋さんは赤面してしまうでしょう。彼ら、彼女らは、絵を描いたりモノを作る行為を、ある種の排泄行為と認識しています。作らないと死んでしまうか、そうでなければ病んでしまう。
美術作家の旦那
_ miyuki ― 2008年05月06日 23時56分22秒
勝間さんの本を3~4冊読んだ者です。
「自分をグーグル化した情報サイボーグの末路」面白かったです。
彼女の本は、30代前後を中心にしたビジネスマン向け。
でも、40をゆうに越えている私にはある意味とても新鮮でした。
特殊な才能を持ち合わせてない、「普通の人」である自身には、勝間さんも中村さんも雲の上の人たちであることは一緒だから、両方共にこれからも面白く読ませて頂けるかと思います。
「自分をグーグル化した情報サイボーグの末路」面白かったです。
彼女の本は、30代前後を中心にしたビジネスマン向け。
でも、40をゆうに越えている私にはある意味とても新鮮でした。
特殊な才能を持ち合わせてない、「普通の人」である自身には、勝間さんも中村さんも雲の上の人たちであることは一緒だから、両方共にこれからも面白く読ませて頂けるかと思います。
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年05月17日 05時33分07秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/30/3416616
自分をグーグル化した情報サイ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/30/3416616
自分をグーグル化した情報サイ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年08月18日 09時33分38秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
本屋に行ったら、なるほど、こういう本が出ているのかと思う
---
本屋に行ったら、なるほど、こういう本が出ているのかと思う
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年01月03日 12時05分06秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
加藤さんから。
--- ここから ---
中村様
はじめまして。某書
---
加藤さんから。
--- ここから ---
中村様
はじめまして。某書
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年05月26日 08時30分24秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
昨年の料理本のベストセラー、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4
---
昨年の料理本のベストセラー、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年12月27日 06時49分58秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
さ・え・ら書房の「目で見る数学」というのがあって、評判が
---
さ・え・ら書房の「目で見る数学」というのがあって、評判が
55歳で創業とあります。いまさらながらすごいなあと思います。
プロトコルハンドブックが出たのが昭和60年だから23年経って
いる訳ですね。