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新タイプの超伝導物質発見2008年04月06日 01時46分25秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 さっき、NHK教育「サイエンスゼロ」で、東工大(東京工業大学)の細野秀雄
が発見した新タイプの超伝導物質を発見したことをやってました。
 問い合わせがすごいらしいです。
 鉄、砒素、ランタンの組み合わせだった。
 それぞれ、他の原子に置換可能で、組み合わせは1000通り以上などといって
ました。
 これまで見つかっている金属系は温度が低い。セラミックス系は温度が高い
がもろくて加工しにくい。今回の発見は、その中間だが、温度はもっと高くで
きる可能性が高いそうです。
 一番いいダイジェストは、
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20080218/index.html
新系統(鉄イオンを含む層状化合物)の高温超伝導物質を発見
高温超伝導材料の新鉱脈の発掘
ですね。
 東工大応用セラミックス研究所の広報ページ
http://www.msl.titech.ac.jp/info/publicity.html#2008
の2008/4/1にも出てますね。

http://lucid.msl.titech.ac.jp/~www/
細野・神谷研究室
をみると、やっぱ、いろいろやってるなあ。
 物性、材料、デバイスは怖いですよね。一発で世の中をひっくり返しますか
らね。野球でいえば満塁ホームランがありますからね。
 ソフトなんて、結局、それらの上で遊んでいるようなもんですからね。

佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」2008年04月06日 08時54分08秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/21/2648157
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第14巻)と「シリーズ 現代の天文学」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607222/showshotcorne-22/
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」

 紹介し忘れていたので、簡単に。
 おれ、数式萌え~~~なので、これはいい。\(^O^)/ っていうか、本書
を眺めていて、おれ、数式萌え~~~だと確信した。

 第1章は、数式ほとんどなしの宇宙論入門。文系でもわかるでしょう。
 第2章からが本格的。
 第2章は相対論的宇宙論で、フリードマン方程式ってこういう形になってる
のね。初めて知った。もう忘れたけど。\(^O^)/
 観測事実と数学的な理論から、いろんな仮定や上限、下限が出てきて、そこ
からまたいろんな問題やアイデアが出てくるのね。たとえば、ド・ジッター宇
宙やら地平線問題やら平坦性問題やらインフレーションやらも出てくるのね。
 教科書として書かれているので、たぶん、式の変形、展開もそれなりに丁寧
なんだと思う。おれにはできないけど(泣)。しかし、ポイント、ポイントでし
っかりその式の物理的な意味が説明してあるので、読んで理解できないわけで
はない。
 読み進めていると、いままで数式なしの本で読んできたいろんなことに、ち
ゃんと背骨ができてくる感じ。
 第7章はホーキングの無境界条件仮説(ハートン-ホーキングトンネル波動関
数)、超弦理論(超ひも理論)、高次元宇宙論が出てきて、当然、ブレーン宇宙
論も出てくる。実際、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
のリサ・ランドールたちのランドール-サンドラム余剰次元モデルがどういう
ものが数学的にちゃんと書いてある。
 「ワープする宇宙」で彼女は、数式なしで、あれこれ比喩を使うなどして表
現しているが、本書だと、なるほど、そういうモデルなのかと数学的にすぐわ
かる。
 「ワープする宇宙」については、まとまった感想は書いてないけれど(書こ
うとは思っているが)、上の検索窓で「ランドール」で検索してみてね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/25/2836932
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論」読みました
で、
--- ここから ---
 最近、おれ、数式は、水族館にいる魚のように見えるようになってきた。\(^O^)/
 つまり、鑑賞している。自分ではそういう数学をやれないけれど、鑑賞はで
きるようになってきた。
--- ここまで ---
と書いたけど、それを実感したのが、本書。つまり、竹内薫著「ゼロから学ぶ
超ひも理論」より前には読んでいた。紹介する時間と機会がなかっただけで。

 本書を読んでいて、数式のどこに萌えるかといえば、やっぱ、添え字でしょ
う。\(^O^)/
 女性の鎖骨フェチという趣味の男がいますが、あれと同じなのかもしれない
ぞ、添え字フェチ。
 しかも、文字通り記号そのものに萌えていて、数学的なことはさっぱりなの
で、記号消費の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書 1883)
(新書)
東 浩紀 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061495755/showshotcorne-22/
動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) (新書)
東 浩紀 (著)
に出てくる「動物化するポストモダン」そのもの。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2725375
物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
なんて、オタク消費そのものだもんね。
 つくづく思うけど、数学や物理学(の数学的な部分)は、人類の知的遺産とし
て無償公開されたものなので、趣味としてはほとんど金がかからないし、いい
ね。物理学でも、加速器を作るとなると、1兆円くらいは用意しないといけな
いから、趣味でやれるのは、おれくらいだろうね。\(^O^)/
 そういえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
には、バカなコメントがついていたね。
 ああいうのが、「動物化するポストモダン」だと、連中、気づいてないんだ
ろうね。

 添え字フェチに話を戻すと、本書に出てくる数式は、添え字ありまくり。上
下左右裏表に添え字が付きまくり。
 魚でいえば、なんか、トゲトゲ、ギザギザ、ビラビラがたくさん付いている
ハリセンボンやミノカサゴのような魚をみているような気がする。\(^O^)/
 本書で一番すごいと思った添え字は、205ページにある | という添え字。
 単に2乗などというものではなく、脚注によれば、これは「背景時空(今の
場合は平坦なロバートソン-ウォーカー時空)での共変微分を表す」そうです。
 時空そのものを背負った魚とは、どんな魚なんだろうね。\(^O^)/
 ヤドカリなのかな。^^;
 (数学の)行列は群体を思い出すし、おれにとって本書は数式水族館でした。

バイオインフォマティクス人材養成2008年04月06日 08時56分15秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で、紹介した
http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/bs_pro/index.html
生物情報科学学部教育プログラム
に行った人は気づいただろうが、東大生以外でも聴講ができる。
http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/bs_pro/japanese/f_course.html
をみると、
--- ここから ---
聴講生手続きについて

東京大学理学部生物情報科学学部教育特別プログラムでは学内の学生以外にも
広く一般の方にも門戸を開いていますので、聴講を希望される方は、東京大学
理学部の規定(理学部HP参照)により正規の手続きをして下さい。
--- ここまで ---
となっています。希望者は応募してみてください。まだ、募集しているかどう
かわからないけど。
 以前、他に調べて引っかかったのは、
http://www.bic.kyoto-u.ac.jp/egis/index_J.html
京都大学ゲノム情報科学研究教育機構
http://training.cbrc.jp/modules/tinyd0/
CBRC 生命情報科学技術者養成コース
の2つ。
 京大は、一般人は募集してないようですね。
 CBRCは、独立行政法人産業技術総合研究所の生命情報工学研究センターです。
無料コースもあるので、バイオインフォマティクスの知識と技術を知りたい人
は、応募してみてはどうでしょうか。
 速習コース1は、平日夜だから社会人も参加しやすいと思います。
 でも、終わるのは、お台場のテレコムセンターで夜9時過ぎだけどね。
 ばかー。やる前から、そんな根性なしでどうするか、きさま。
 あ、でも、もう募集満員になったみたいね。応募のリンクをクリックしても
反応がない。\(^O^)/
 ちくしょー、行きたかったなあ。
 お前、徴兵から逃げ回っていたのに、終戦後に戦争に行きたかったといって
悔しがる奴みたい。

 なお、バイオ業界は、IT業界より、給料が何割増しだったか忘れたけど、給
料はいいようです。
 IT業界の連中は、バイオインフォマティクスに必要な半分はわかっているわ
けだから、あとは分子生物学のほうを勉強すれば転職しやすいんじゃないかな。
 ただ、製薬業界は世界的な再編の中にあるから、この先、何がどうなるかわ
かりませんけれど。
 その辺、自己責任でお願いします。
 そして、めでたく転職できて給料が上がったら、おれにいっぱいおごるように。\(^O^)/
 その「いっぱい」は、グラス一杯でいいの?
 いや、たくさんという意味の「いっぱい」。\(^O^)/