レオナルド・サスキンド「ブラックホール戦争」に関連して ― 2009年10月05日 00時58分21秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/02/4609427
ブラックホール戦争、なぜか、福岡ソフトバンクホークスも
の関連。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283658/showshotcorne-22/
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い (単行本)
レオナルド・サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
で、書き忘れ。
本書のテーマである、ブラックホールによる情報喪失問題について、ホーキ
ング博士は、賭けをしていて、結局、負けたんですよね。たとえば、
http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/24774293.html
ブラックホールとホーキングとキップ・ソーンの賭け
をどうぞ。
ほかにも、賭けをしていて、
http://sci-tech.jugem.jp/?eid=1022
ホーキング博士の賭け癖、またしても…
に、少し、書いてありますね。
おれ、知らなかったんだけど、LHCではヒッグス粒子は見つからないという
賭けをしているんですね。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2515286/3313292
ホーキング博士、「LHC実験で神の素粒子は見つからない」に100ドルの賭け
ヒッグス機構については、たびたび紹介したけど、書きたい感想はまだ書い
てない(泣)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
が、一番面白かった。
「ブラックホール戦争」について、アマゾンの商品説明に出てくるホログラ
フィック原理については、ホログラフィック宇宙論として、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/
アニメ「時をかける少女」と「ダンシング・ヴァニティ」
で紹介しています。
日経サイエンスの記事へは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0311/hologram.html
ホログラフィック宇宙
J. D. ベッケンスタイン
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0602/gravity.html
重力は幻なのか? ホログラフィック理論が語る宇宙
J. マルダセナ
をどうぞ。
ところで、「ことばこ」の
http://59.106.109.168/index.php/超弦理論
は、Wikipediaを引用しているという、すごい他人のふんどしなんだが、いま
の
http://ja.wikipedia.org/wiki/超弦理論
とは、全然、内容が違うね。履歴を追っかける時間がないから、やらなかった
けど、「ことばこ」のは、だいぶ、古いバージョンみたいね。
すでに削除されてなくなったのであろうエピソードが、嘘かほんとか面白い
ね。
「ブラックホール戦争」の著者、サスキンド博士の名前も出てくる。
--- ここから ---
エピソード
最初の超弦理論に相当する理論は、1968年ジュネーブにあるCERNに居た若き物
理学者ガブリエーレ・ヴェネツィアーノと鈴木真彦によって、オイラーのベー
タ関数から見出され(ミチオ・カク p.227)、その後アメリカの物理学者レナー
ド・サスキンド(現スタンフォード大学教授)によって振動する弦と結びつけ
られた。The Elegant Universe によれば、サスキンドの論文[1]ははじめは査
読の際に却下され、出版されるまで時間がかかったようである。また、現在超
弦理論の父とも呼ばれるジョン・シュワルツにしても、そのアイディアをカリ
フォルニア工科大学大学院時代にリチャード・ファインマンに語ったところ、
後々まで「シュワルツ君、君は今何次元に居るんだい?」と笑われたそうであ
る[要出典]。実際、1980年代初頭に超弦理論が台頭し出すまで、4次元より高
次の次元を理論に盛り込もうとする学者は皆、トンデモ(crackpot)扱いされ
ると言う風潮があったとElegant Universeでは説明されている。
--- ここまで ---
ウィキペディアのノートには、ベータ関数じゃなくて、ガンマ関数じゃない
かなどと、やり取りがありますね。おれの数学力では、当然、理解不能だが、
ここでも、オイラーかと。
文中、ミチオ・カクで参照されているのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140810866/showshotcorne-22/
ミチオ・カク著, 斉藤隆央訳「パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ」
です。
これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/28/4030161
日経サイエンスで見つけた注目本
に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501518
サイエンスZERO。すごーい\(^O^)/
など、この本をネタにした書き込みへのリンクがあります。
またまた、ところで、「ブラックホール戦争」の著者、サスキンド博士は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482228252X/showshotcorne-22/
宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す (単行本)
レオナルド・サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
の著者なのね。
調べたら、おれ、買って積ん読だった。\(^O^)/
すぐ飛びつくだけ飛びついちゃう。猫にマタタビ、おれに宇宙論だね。
そんなだから、積ん読ばっかりだし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/19/4190504
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
などで紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794217005/showshotcorne-22/
宇宙を織りなすもの 上 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794217013/showshotcorne-22/
宇宙を織りなすもの 下 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
も途中で止まってるし(苦笑)、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/13/4507960
基幹物理学、やっと第2章終了
の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886990177/showshotcorne-22/
基幹物理学 こつこつと学ぶ人のためのテキスト
星崎 憲夫著 町田 茂著 町田 茂監修
も1ヵ月以上、止まってるもんね。情けない。
いま、幾何学にえらい興味が出ちゃって、そっちを大人買いしたりしてるし。
それもまた積ん読なんだけど。
お前、カモリーマンと一緒じゃんよ。
ほんとだよねえ。時間がほしいのぉ。
母の3回忌を終えて今月を乗り切れば、だいぶ時間ができると思うけど、そ
れまでは週末九州との往復です。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/02/4609427
ブラックホール戦争、なぜか、福岡ソフトバンクホークスも
の関連。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283658/showshotcorne-22/
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い (単行本)
レオナルド・サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
で、書き忘れ。
本書のテーマである、ブラックホールによる情報喪失問題について、ホーキ
ング博士は、賭けをしていて、結局、負けたんですよね。たとえば、
http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/24774293.html
ブラックホールとホーキングとキップ・ソーンの賭け
をどうぞ。
ほかにも、賭けをしていて、
http://sci-tech.jugem.jp/?eid=1022
ホーキング博士の賭け癖、またしても…
に、少し、書いてありますね。
おれ、知らなかったんだけど、LHCではヒッグス粒子は見つからないという
賭けをしているんですね。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2515286/3313292
ホーキング博士、「LHC実験で神の素粒子は見つからない」に100ドルの賭け
ヒッグス機構については、たびたび紹介したけど、書きたい感想はまだ書い
てない(泣)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
が、一番面白かった。
「ブラックホール戦争」について、アマゾンの商品説明に出てくるホログラ
フィック原理については、ホログラフィック宇宙論として、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/
アニメ「時をかける少女」と「ダンシング・ヴァニティ」
で紹介しています。
日経サイエンスの記事へは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0311/hologram.html
ホログラフィック宇宙
J. D. ベッケンスタイン
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0602/gravity.html
重力は幻なのか? ホログラフィック理論が語る宇宙
J. マルダセナ
をどうぞ。
ところで、「ことばこ」の
http://59.106.109.168/index.php/超弦理論
は、Wikipediaを引用しているという、すごい他人のふんどしなんだが、いま
の
http://ja.wikipedia.org/wiki/超弦理論
とは、全然、内容が違うね。履歴を追っかける時間がないから、やらなかった
けど、「ことばこ」のは、だいぶ、古いバージョンみたいね。
すでに削除されてなくなったのであろうエピソードが、嘘かほんとか面白い
ね。
「ブラックホール戦争」の著者、サスキンド博士の名前も出てくる。
--- ここから ---
エピソード
最初の超弦理論に相当する理論は、1968年ジュネーブにあるCERNに居た若き物
理学者ガブリエーレ・ヴェネツィアーノと鈴木真彦によって、オイラーのベー
タ関数から見出され(ミチオ・カク p.227)、その後アメリカの物理学者レナー
ド・サスキンド(現スタンフォード大学教授)によって振動する弦と結びつけ
られた。The Elegant Universe によれば、サスキンドの論文[1]ははじめは査
読の際に却下され、出版されるまで時間がかかったようである。また、現在超
弦理論の父とも呼ばれるジョン・シュワルツにしても、そのアイディアをカリ
フォルニア工科大学大学院時代にリチャード・ファインマンに語ったところ、
後々まで「シュワルツ君、君は今何次元に居るんだい?」と笑われたそうであ
る[要出典]。実際、1980年代初頭に超弦理論が台頭し出すまで、4次元より高
次の次元を理論に盛り込もうとする学者は皆、トンデモ(crackpot)扱いされ
ると言う風潮があったとElegant Universeでは説明されている。
--- ここまで ---
ウィキペディアのノートには、ベータ関数じゃなくて、ガンマ関数じゃない
かなどと、やり取りがありますね。おれの数学力では、当然、理解不能だが、
ここでも、オイラーかと。
文中、ミチオ・カクで参照されているのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140810866/showshotcorne-22/
ミチオ・カク著, 斉藤隆央訳「パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ」
です。
これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/28/4030161
日経サイエンスで見つけた注目本
に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501518
サイエンスZERO。すごーい\(^O^)/
など、この本をネタにした書き込みへのリンクがあります。
またまた、ところで、「ブラックホール戦争」の著者、サスキンド博士は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482228252X/showshotcorne-22/
宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す (単行本)
レオナルド・サスキンド (著), 林田 陽子 (翻訳)
の著者なのね。
調べたら、おれ、買って積ん読だった。\(^O^)/
すぐ飛びつくだけ飛びついちゃう。猫にマタタビ、おれに宇宙論だね。
そんなだから、積ん読ばっかりだし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/19/4190504
ブライアン・グリーン「宇宙を織りなすもの」、その他宇宙の謎関連
などで紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794217005/showshotcorne-22/
宇宙を織りなすもの 上 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794217013/showshotcorne-22/
宇宙を織りなすもの 下 (単行本)
ブライアン・グリーン (著), 青木 薫 (翻訳)
も途中で止まってるし(苦笑)、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/13/4507960
基幹物理学、やっと第2章終了
の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886990177/showshotcorne-22/
基幹物理学 こつこつと学ぶ人のためのテキスト
星崎 憲夫著 町田 茂著 町田 茂監修
も1ヵ月以上、止まってるもんね。情けない。
いま、幾何学にえらい興味が出ちゃって、そっちを大人買いしたりしてるし。
それもまた積ん読なんだけど。
お前、カモリーマンと一緒じゃんよ。
ほんとだよねえ。時間がほしいのぉ。
母の3回忌を終えて今月を乗り切れば、だいぶ時間ができると思うけど、そ
れまでは週末九州との往復です。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/10/05/4615384/tb
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年03月14日 03時53分09秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
もう10年くらい前のものかな。キヤノンのデジカメが調子が悪
---
もう10年くらい前のものかな。キヤノンのデジカメが調子が悪
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年07月18日 08時51分44秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
科学雑誌「ニュートン」は、創刊30周年なんですね。
2011年8月号
---
科学雑誌「ニュートン」は、創刊30周年なんですね。
2011年8月号
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年07月26日 02時19分53秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
出たあ。ブライアン・グリーンの最新刊。
今度は、最先端の宇宙
---
出たあ。ブライアン・グリーンの最新刊。
今度は、最先端の宇宙
_ ホットコーナー - 2021年01月18日 05時54分41秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2020/12/26/9330852
数理科学2021年1月号「時空概念と物理学の発展」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2020/12/26/9330852
数理科学2021年1月号「時空概念と物理学の発展」
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。