ミナミの帝王、新聞業界の闇 ― 2008年04月14日 00時51分26秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
漫画ゴラク連載中の「ミナミの帝王」。
先週までは、葬儀業界のぼろ儲けぶりの話でした。
中国でも葬儀業界はぼろ儲けでした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080403/152087/
「暴利業界ランキング」に見る中国社会の変化
暴利業界ランキングを出しているのがすごいね。
「ミナミの帝王」、最近だと、先物業界の話がエグかったですね。
さて、今週から新聞業界の闇がテーマです。
押し紙の話も出てきています。
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/20/1810407
日本の新聞はなくなるの?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898001599/showshotcorne-22/
サワダオサム, 黒藪哲哉著「新聞社の欺瞞商法―「押し紙」「折込広告」の実
態を追う」
ウェブのほうはまだブログをやる前だから、直接リンクじゃなくて、該当部
分までスクロールしてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo73.html
乳の詫び状(2003/11/01) 「標題: Re: 新聞社の詐欺商法と小森君の小説」
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo35.html
乳の詫び状(2000/08/06) 「標題: 渡邉恒雄 メディアと権力(その2)」
---
漫画ゴラク連載中の「ミナミの帝王」。
先週までは、葬儀業界のぼろ儲けぶりの話でした。
中国でも葬儀業界はぼろ儲けでした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080403/152087/
「暴利業界ランキング」に見る中国社会の変化
暴利業界ランキングを出しているのがすごいね。
「ミナミの帝王」、最近だと、先物業界の話がエグかったですね。
さて、今週から新聞業界の闇がテーマです。
押し紙の話も出てきています。
参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/20/1810407
日本の新聞はなくなるの?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898001599/showshotcorne-22/
サワダオサム, 黒藪哲哉著「新聞社の欺瞞商法―「押し紙」「折込広告」の実
態を追う」
ウェブのほうはまだブログをやる前だから、直接リンクじゃなくて、該当部
分までスクロールしてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo73.html
乳の詫び状(2003/11/01) 「標題: Re: 新聞社の詐欺商法と小森君の小説」
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo35.html
乳の詫び状(2000/08/06) 「標題: 渡邉恒雄 メディアと権力(その2)」
九州NGN研究会第1回技術セミナー ― 2008年04月14日 00時57分32秒
ウェブのほうには2008/04/11に出していたのに、こっちに転載忘れてました。
ときどきあります。^^;
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
九州NGN研究会で第1回技術セミナーがあるそうです。
詳しくは、
http://ngn.qgpop.net/
九州NGN研究会
http://ngn.qgpop.net/seminar.html
九州NGN研究会のセミナー
をどうぞ。
ときどきあります。^^;
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
九州NGN研究会で第1回技術セミナーがあるそうです。
詳しくは、
http://ngn.qgpop.net/
九州NGN研究会
http://ngn.qgpop.net/seminar.html
九州NGN研究会のセミナー
をどうぞ。
“勝ち組”以外のキャリア教育 ― 2008年04月15日 04時40分21秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
面白い連載が始まっています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152578/
“勝ち組”以外のキャリア教育
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152564/
工業高校が地方小都市を再生する(1)
~「こんにちは」が自然に響く元教育困難校
--- ここから ---
違和感の一つ目は、キャリア教育を、マニュアル化して誰にでも当てはめ可
能な教育プログラム、単に従来のカリキュラムに付け足すべき教育コンテンツ
であるかのようにとらえる風潮についてだ。これはちょっと違うのではないか。
--- ここまで ---
--- ここから ---
キャリア教育論に対するもう一つの違和感は、それが子どもたちに「勝ち組」
をめざさせる、動機付けの道具のように扱われていることだ。
--- ここまで ---
示唆的ですね。
--- ここから ---
わかりやすい例をあげよう。メディアがセンセーショナルに取り上げるキャ
リア教育実践は、都会の進学校のものが多い。キャリア教育に力を入れること
で、生徒の意欲が高まり、有名大学への進学率がアップした、といった「物語」
が目立つ。筆者もその価値をまったく認めないわけではない。しかしキャリア
教育が直面するべき今の時代の本質的課題はもっと別のところにあると思う。
--- ここまで ---
これなんか、ちょっと書き直せば、勝間和代の「自分をグーグル化する」バ
カ批判になりますね。
--- ここから ---
わかりやすい例をあげよう。メディアがセンセーショナルに取り上げる「知
的生産術」は、ダイエット本程度のものが多い。真に受けてやっても大半は失
敗し、別の「知的生産術」を求めて彷徨うのだ。知的生産術を身に付けること
で、生産性が高まり、年収がアップした、といった「物語」が目立つ。筆者も
その価値をまったく認めないわけではない。むしろお金儲け、成り上がりは大
いに賛成だ。しかしそれは知的生産とは別物だ。知的生産の本質はもっと別の
ところにある。
--- ここまで ---
おお、普段ウェブやブログ用に使っている軽い文体を使わないと、なんか、
偉くなった気分だな。\(^O^)/
コンピュータができることはコンピュータに任せて、人間しかできないこと
に人間は注力すればいいのにね。
著者の松田尚之氏は、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070621/127965/
『現代の貧困 ワーキングプア/ホームレス/生活保護』~岩田正美著(評:
松田尚之)読破時間 4:00
も書いています。
現代の貧困を扱ったもので、もう1つ注目したものが、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080403/152090/
心も体も壊れてから、申請にいらっしゃい~『生活保護VSワーキングプア』
大山典宏著(評:三浦天紗子)
北九州市の生活保護切捨てと話題になった、いわゆる北九州方式。厚生労働
省が全国に広めている方式だと知られるようになってきたが、これが、血も涙
もないやり方だと一概に批判できないという。
ヤクザが生活保護を食い物にしている現実もあるよね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063625/showshotcorne-22/
現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書 (659)) (単
行本)
岩田 正美 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569697135/showshotcorne-22/
生活保護VSワーキングプア (PHP新書 504) (新書)
大山 典宏 (著)
---
面白い連載が始まっています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152578/
“勝ち組”以外のキャリア教育
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152564/
工業高校が地方小都市を再生する(1)
~「こんにちは」が自然に響く元教育困難校
--- ここから ---
違和感の一つ目は、キャリア教育を、マニュアル化して誰にでも当てはめ可
能な教育プログラム、単に従来のカリキュラムに付け足すべき教育コンテンツ
であるかのようにとらえる風潮についてだ。これはちょっと違うのではないか。
--- ここまで ---
--- ここから ---
キャリア教育論に対するもう一つの違和感は、それが子どもたちに「勝ち組」
をめざさせる、動機付けの道具のように扱われていることだ。
--- ここまで ---
示唆的ですね。
--- ここから ---
わかりやすい例をあげよう。メディアがセンセーショナルに取り上げるキャ
リア教育実践は、都会の進学校のものが多い。キャリア教育に力を入れること
で、生徒の意欲が高まり、有名大学への進学率がアップした、といった「物語」
が目立つ。筆者もその価値をまったく認めないわけではない。しかしキャリア
教育が直面するべき今の時代の本質的課題はもっと別のところにあると思う。
--- ここまで ---
これなんか、ちょっと書き直せば、勝間和代の「自分をグーグル化する」バ
カ批判になりますね。
--- ここから ---
わかりやすい例をあげよう。メディアがセンセーショナルに取り上げる「知
的生産術」は、ダイエット本程度のものが多い。真に受けてやっても大半は失
敗し、別の「知的生産術」を求めて彷徨うのだ。知的生産術を身に付けること
で、生産性が高まり、年収がアップした、といった「物語」が目立つ。筆者も
その価値をまったく認めないわけではない。むしろお金儲け、成り上がりは大
いに賛成だ。しかしそれは知的生産とは別物だ。知的生産の本質はもっと別の
ところにある。
--- ここまで ---
おお、普段ウェブやブログ用に使っている軽い文体を使わないと、なんか、
偉くなった気分だな。\(^O^)/
コンピュータができることはコンピュータに任せて、人間しかできないこと
に人間は注力すればいいのにね。
著者の松田尚之氏は、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070621/127965/
『現代の貧困 ワーキングプア/ホームレス/生活保護』~岩田正美著(評:
松田尚之)読破時間 4:00
も書いています。
現代の貧困を扱ったもので、もう1つ注目したものが、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080403/152090/
心も体も壊れてから、申請にいらっしゃい~『生活保護VSワーキングプア』
大山典宏著(評:三浦天紗子)
北九州市の生活保護切捨てと話題になった、いわゆる北九州方式。厚生労働
省が全国に広めている方式だと知られるようになってきたが、これが、血も涙
もないやり方だと一概に批判できないという。
ヤクザが生活保護を食い物にしている現実もあるよね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063625/showshotcorne-22/
現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書 (659)) (単
行本)
岩田 正美 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569697135/showshotcorne-22/
生活保護VSワーキングプア (PHP新書 504) (新書)
大山 典宏 (著)
JavaScript, Ruby, Lisp, Scala, Java ― 2008年04月15日 04時40分49秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://d.hatena.ne.jp/brazil/20050829/1125321936
[翻訳]JavaScript: 世界で最も誤解されたプログラミング言語
から、
JavaScriptは、「Cの皮を被ったLisp」。
同じ言い方をすれば何度もいうけど、
Rubyは、「ALGOLの皮を被ったLisp」。
Scalaは、JavaVMで動くオブジェクト指向+関数型プログラミング言語。
http://www.scala-lang.org/
Scala公式サイト。The Scala Programming Language
http://ja.wikipedia.org/wiki/Scala
http://en.wikipedia.org/wiki/Scala_(programming_language)
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-scala01228.html
多忙な Java 開発者のための Scala ガイド: オブジェクト指向のための関数
型プログラミング
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-scala02198.html
多忙な Java 開発者のための Scala ガイド: クラスの動作
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0711/4/3/
【新・言語進化論】次にくる!新登場言語
第3回:オブジェクト指向と関数型を兼ね備えた「Scala」
さあ、また寝よう。
---
http://d.hatena.ne.jp/brazil/20050829/1125321936
[翻訳]JavaScript: 世界で最も誤解されたプログラミング言語
から、
JavaScriptは、「Cの皮を被ったLisp」。
同じ言い方をすれば何度もいうけど、
Rubyは、「ALGOLの皮を被ったLisp」。
Scalaは、JavaVMで動くオブジェクト指向+関数型プログラミング言語。
http://www.scala-lang.org/
Scala公式サイト。The Scala Programming Language
http://ja.wikipedia.org/wiki/Scala
http://en.wikipedia.org/wiki/Scala_(programming_language)
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-scala01228.html
多忙な Java 開発者のための Scala ガイド: オブジェクト指向のための関数
型プログラミング
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-scala02198.html
多忙な Java 開発者のための Scala ガイド: クラスの動作
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0711/4/3/
【新・言語進化論】次にくる!新登場言語
第3回:オブジェクト指向と関数型を兼ね備えた「Scala」
さあ、また寝よう。
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その3 ― 2008年04月16日 02時52分03秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
の続き。
CTMの日本語版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
の訳は、やはり問題多いね。
「6.6 状態に関する推論」では公理的意味論が出てくる。そして、「6.6.1
不変表明」(453ページ)で、precondition, postconditionをそれぞれ「前条件
(まえじょうけん)」「後条件(あとじょうけん)」(ふりがなは、索引から推測)
と訳しているが、これも標準的な訳語ではない。
普通は、事前条件、事後条件。
普通は「表示的意味論」という、「Denotational Semantics」の訳を「記述
的意味論」としていることといい、訳者の羽永洋には、プログラム基礎論の知
識がない。彼はある大学の教授らしいけれど。名前は、翔泳社の「翔泳」のヘ
ンとツクリをばらして作ったペンネームだけどね。
516ページの、
「次のクラスCは正しい。Cの中で、2つのメソッドmが使えるからである。」
は、完全に間違い。意味が通らないので、変だなと思って原書を確認した。
原文は、
「The Class C below is also illegal, since two methods m are available
in C:」
つまり、「次のクラスCも正しくない」のが正解。
逆。この人、ほんと逆に訳すね。全然、理解できてないのに訳しているから
こんなことになる。illegalをlegalだと訳すのはいくらなんでもひどいよ。そ
の前に、クラスCがillegalだという正しくない例を出してあって、それを受
けての「also」なのに。
そうか、これは、クラス継承グラフの問題を理解する以前のレベルでの間違
いですね。
delegateも、「委任」と訳しているが、プログラミングの世界では、普通は
「委譲」ですね。
夜中にうたた寝から目が覚めて、たまたま7章のオブジェクト指向プログラ
ミングを読み出したら、これだもんね。ちゃんと読むと、まだ問題箇所はあり
そうだね。
原書がいい人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of
Computer Programming」
をどうぞ。
それはそれとして、Oz/Mozartで定義するオブジェクト指向機能は、すごい
ね。好みだね。実行時クラス定義だし、リフレクションも簡単だし、メソッド
のラベル(他の言語の通常の意味ではメソッド名)は、
meth !A(bar:X)
% メソッド本体
end
のように、変数Aに入っている名前によって実行時にメソッドが動的にも定義
できるし、メソッドの選択は、メソッド頭部(たとえば、foo(a:A b:B c:C))と
のパターンマッチだし、otherwiseというどのメソッド頭部ともパターンマッ
チしなかった場合の処理メソッドもあるし。
これらのオブジェクト指向機能は、Oz/Mozartが備える基本的な言語機構か
ら構築されている。たとえば、パターンマッチは、元々、Oz/Mozartにあるユ
ニフィケーション機構とタプルを使っている。
小さな宣言的な核言語から出発して、計算モデルや技法に応じて、言語を拡
張しながら、計算モデルや技法の解説するのが本書のスタイルだけど、オブジ
ェクト指向機能の追加は、少数のよく考えられた気の利いた言語機構だけあれ
ば、強力な言語機構が簡単に実装できるよい例になっている。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
の続き。
CTMの日本語版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
の訳は、やはり問題多いね。
「6.6 状態に関する推論」では公理的意味論が出てくる。そして、「6.6.1
不変表明」(453ページ)で、precondition, postconditionをそれぞれ「前条件
(まえじょうけん)」「後条件(あとじょうけん)」(ふりがなは、索引から推測)
と訳しているが、これも標準的な訳語ではない。
普通は、事前条件、事後条件。
普通は「表示的意味論」という、「Denotational Semantics」の訳を「記述
的意味論」としていることといい、訳者の羽永洋には、プログラム基礎論の知
識がない。彼はある大学の教授らしいけれど。名前は、翔泳社の「翔泳」のヘ
ンとツクリをばらして作ったペンネームだけどね。
516ページの、
「次のクラスCは正しい。Cの中で、2つのメソッドmが使えるからである。」
は、完全に間違い。意味が通らないので、変だなと思って原書を確認した。
原文は、
「The Class C below is also illegal, since two methods m are available
in C:」
つまり、「次のクラスCも正しくない」のが正解。
逆。この人、ほんと逆に訳すね。全然、理解できてないのに訳しているから
こんなことになる。illegalをlegalだと訳すのはいくらなんでもひどいよ。そ
の前に、クラスCがillegalだという正しくない例を出してあって、それを受
けての「also」なのに。
そうか、これは、クラス継承グラフの問題を理解する以前のレベルでの間違
いですね。
delegateも、「委任」と訳しているが、プログラミングの世界では、普通は
「委譲」ですね。
夜中にうたた寝から目が覚めて、たまたま7章のオブジェクト指向プログラ
ミングを読み出したら、これだもんね。ちゃんと読むと、まだ問題箇所はあり
そうだね。
原書がいい人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of
Computer Programming」
をどうぞ。
それはそれとして、Oz/Mozartで定義するオブジェクト指向機能は、すごい
ね。好みだね。実行時クラス定義だし、リフレクションも簡単だし、メソッド
のラベル(他の言語の通常の意味ではメソッド名)は、
meth !A(bar:X)
% メソッド本体
end
のように、変数Aに入っている名前によって実行時にメソッドが動的にも定義
できるし、メソッドの選択は、メソッド頭部(たとえば、foo(a:A b:B c:C))と
のパターンマッチだし、otherwiseというどのメソッド頭部ともパターンマッ
チしなかった場合の処理メソッドもあるし。
これらのオブジェクト指向機能は、Oz/Mozartが備える基本的な言語機構か
ら構築されている。たとえば、パターンマッチは、元々、Oz/Mozartにあるユ
ニフィケーション機構とタプルを使っている。
小さな宣言的な核言語から出発して、計算モデルや技法に応じて、言語を拡
張しながら、計算モデルや技法の解説するのが本書のスタイルだけど、オブジ
ェクト指向機能の追加は、少数のよく考えられた気の利いた言語機構だけあれ
ば、強力な言語機構が簡単に実装できるよい例になっている。
Sun SPOTの解説記事 ― 2008年04月17日 02時24分09秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/30/2892138
Sun SPOT(無線センサーネットワークデバイス)
で紹介したSun SPOTの解説記事があります。
http://sdc.sun.co.jp/java/series/sunspot/index.html?cid=e5740
Sun SPOT:無線センサーデバイスの新潮流
をどうぞ。
やっぱ、リアルとつながると楽しそうだな。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/30/2892138
Sun SPOT(無線センサーネットワークデバイス)
で紹介したSun SPOTの解説記事があります。
http://sdc.sun.co.jp/java/series/sunspot/index.html?cid=e5740
Sun SPOT:無線センサーデバイスの新潮流
をどうぞ。
やっぱ、リアルとつながると楽しそうだな。
ソフトな大量監視社会 ― 2008年04月17日 02時35分22秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
センサーネットワークが、悪い方向に進めば
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/17/3147149
Sun SPOTの解説記事
と、関係あること。
情報省はセンサーネットワークに非常に関心を持っております。
人民に気づかれないような、また気づかれてもこんなに便利、あるいは犯罪
防止、危険から身を守るためなんだから監視されても仕方ないと納得していた
だける、ソフトな大量監視社会を実現するために。\(^O^)/
いま、実際にやっているのは、GoogleやMixiのようなSNSやマーケ屋のブロ
グ解析ですね。ユーザの書き込みを自然言語処理で解析していろいろやってま
す。スキャンされまくってるけど、一般の人は気づかないし、危険性より利便
性のほうが優っていると思わせることに成功しているので、受け入れられてま
すよね。実際、便利だし、人は楽なほうに流れるから。
勝間和代の自分をグーグル化するのが知的生産革命だというアホな話の週刊
ダイヤモンドの特集でも、無料で使えて便利だからとGoogleに全面依存ですも
ん。
勝間和代やジャーナリズムに欠けたあの特集担当者は、Googleがなぜ日本に
サーバというかディスクを置いてないか、考えたこともないでしょうね。いざ
というとき、Googleにある自分のデータの扱いが担保できてないと思うけどね。
グーグル八分をみてもわかるように、国や法や制度の壁は、厚いよ。
特集担当者は、片田江康男、清水量子介、藤井一、勝間和代なんだけど、藤
井さんが入ってて、あれかよと思いましたもん。
前、書いたっけ?
NTTでもKDDIでもソフトバンクでもどこでもいいけど、電話もプロバイダも
メールサーバもウェブやブログも1つの業者に頼っていると、その業者、やろ
うと思えば、特定個人についてかなりの情報を得られますよね。契約時に本人
確認しているから、本名、住所といったリアルデータはもちろん知っているし、
銀行引き落としなら口座番号もわかっているし、GPSで位置もわかるし、何時
にどこに電話したりメールしたりネットでアクセスするかという生活パターン
もわかるしね。
でね、こういう業者がSNSを始める場合、法や制度や契約の話を脇におけば、
最近1ヵ月で何度か電話した相手やメールした相手を自動的に「お友達」とし
て登録することだって可能性としては可能。
そのSNSの会員になって初めてログインしたときに、自動的に「お友達」が
登録されていることに、薄気味悪いと感じるか、まあ、なんて気が利いていて
便利なんだと感じるか。なんとなく、後者の人間が多いのではないかと。特に
若い層は。いいのかな、それでと思うんだけど。
ばかー。いいんです。もはや個人は生命ですらない「粉体化するポストモダ
ン」の消費社会ですから。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1101250
今日、買ってきた本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/03/1833800
吉本敏洋著「グーグル八分とは何か」
---
センサーネットワークが、悪い方向に進めば
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/17/3147149
Sun SPOTの解説記事
と、関係あること。
情報省はセンサーネットワークに非常に関心を持っております。
人民に気づかれないような、また気づかれてもこんなに便利、あるいは犯罪
防止、危険から身を守るためなんだから監視されても仕方ないと納得していた
だける、ソフトな大量監視社会を実現するために。\(^O^)/
いま、実際にやっているのは、GoogleやMixiのようなSNSやマーケ屋のブロ
グ解析ですね。ユーザの書き込みを自然言語処理で解析していろいろやってま
す。スキャンされまくってるけど、一般の人は気づかないし、危険性より利便
性のほうが優っていると思わせることに成功しているので、受け入れられてま
すよね。実際、便利だし、人は楽なほうに流れるから。
勝間和代の自分をグーグル化するのが知的生産革命だというアホな話の週刊
ダイヤモンドの特集でも、無料で使えて便利だからとGoogleに全面依存ですも
ん。
勝間和代やジャーナリズムに欠けたあの特集担当者は、Googleがなぜ日本に
サーバというかディスクを置いてないか、考えたこともないでしょうね。いざ
というとき、Googleにある自分のデータの扱いが担保できてないと思うけどね。
グーグル八分をみてもわかるように、国や法や制度の壁は、厚いよ。
特集担当者は、片田江康男、清水量子介、藤井一、勝間和代なんだけど、藤
井さんが入ってて、あれかよと思いましたもん。
前、書いたっけ?
NTTでもKDDIでもソフトバンクでもどこでもいいけど、電話もプロバイダも
メールサーバもウェブやブログも1つの業者に頼っていると、その業者、やろ
うと思えば、特定個人についてかなりの情報を得られますよね。契約時に本人
確認しているから、本名、住所といったリアルデータはもちろん知っているし、
銀行引き落としなら口座番号もわかっているし、GPSで位置もわかるし、何時
にどこに電話したりメールしたりネットでアクセスするかという生活パターン
もわかるしね。
でね、こういう業者がSNSを始める場合、法や制度や契約の話を脇におけば、
最近1ヵ月で何度か電話した相手やメールした相手を自動的に「お友達」とし
て登録することだって可能性としては可能。
そのSNSの会員になって初めてログインしたときに、自動的に「お友達」が
登録されていることに、薄気味悪いと感じるか、まあ、なんて気が利いていて
便利なんだと感じるか。なんとなく、後者の人間が多いのではないかと。特に
若い層は。いいのかな、それでと思うんだけど。
ばかー。いいんです。もはや個人は生命ですらない「粉体化するポストモダ
ン」の消費社会ですから。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1101250
今日、買ってきた本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/03/1833800
吉本敏洋著「グーグル八分とは何か」
観ました劇場版サンダーバードとキャプテンスカーレット ― 2008年04月17日 03時25分40秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2911974
実写版サンダーバード
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974885
実写版サンダーバードのここが見所^^
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974934
サンダーバード、キャプレンスカーレット、ジョー90、謎の円盤UFO、マッハ
GO GO GO
の関連。
笹塚の江川さん
http://www.sasahata.com/d010/index.html
<笹塚十号坂商店街>ピープル
http://d.hatena.ne.jp/pegawa/
ピープル江川映画日記
のところに行ったら、ありがたいことに、劇場版サンダーバードとキャプテン
スカーレットのビデオがあって、すぐ貸してくれました。
観たけど、サンダーバードは、なんかイマイチだね。メカ好きは、とにかく
サンダーバードやらいろんなメカが出てくるだけでうれしいだろうけど、火星
に行くロケットがテロに遭う話なんだけど、話自体はイマイチなんじゃないか
な。
これなら、似たような話なんだけど、子供のころにテレビで観た、太陽号の
話のほうがわくわくどきどきはらはらした。子供だったせいかな。いま、太陽
号の話を観てもイマイチと思うのかなあ。
ファンにとっては、サンダーバードのメカが映画館の大スクリーンに出てく
るだけで満足かもしれない。
そうそう、ペネロープの吹き替えが黒柳徹子じゃなかった。
そういえば、スタートレックの最初の劇場版では、延々とエンタープライズ
号をなめるように写しているシーンがあるんです。5分くらいあったかな。こ
れ、ファンサービスだろうけど、ファンじゃないとこのシーン退屈するんじゃ
ないかと思った。
キャプテンスカーレットは、また訳のわからん話だった。ま、敵がミステロ
ンという火星の知性体で訳がわからんせいもあるけど。結末は結局、そういう
ことなの?
でも、思い出したことがある。SIG!
会話の最後に、SIG(エスアイジー)っていうんです。たぶん、了解という意
味なのか。これ、学校でちょっと流行った。というか、おれだけ流行ったのか。
なんか、話をしたら、最後に必ず SIG という癖をつけました。\(^O^)/
みんなも、癖をつけてください。はい、一緒に、SIG!\(^O^)/
ビデオの最後に、サンダーバードやキャプテンスカーレットやジョー90や謎
の円盤UFOを作ったジェリー・アンダーソン作品の簡単な紹介があったが、ス
ティングレイを忘れていた。これも子供のころ、テレビで観ました。潜水艦モ
ノです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サンダーバード_(テレビ番組)
をみると、いろいろ調べてあるなあ。これによると、観たのは、1966年のサン
ダーバード劇場版ですね。
はうあ!!
http://www.thunderbirds.jp/
サンダーバード九州博物館
なんて、サイトがある! しかも、ドメインは、thunderbirds.jpだ。\(^O^)/
http://www.thunderbirds.jp/modern/index.html
TBモダン展inスペースワールド
http://www.thunderbirds.jp/daimaru/index.html
福岡天神大丸クリアランスモダン展レポート
http://www.thunderbirds.jp/z-side/index.html
岩田屋Z-SIDEレポート
を観ると、スペースワールドをはじめ、けっこう、九州でやってるね。
スペースワールドは、スターウォーズ展に行ったことあるんです。それで、
時計かなんか買いましたよ。シリアル番号入りの。あの時計、どこに行ったん
でしょう。\(^O^)/
スティングレイで思い出したが、おれ、子供のころから、やっぱ、潜水艦が
好きなんですよ。関門海峡を浮上航行する自衛隊の潜水艦なんてのも見たこと
あったし。この話は、写真付きで電脳騒乱節には書きましたね。
それと潜水艦ドラマでは、「原潜シービュー号」。これ、ハマりましたね。
ネルソン提督、クレイン艦長、あれ、コワルスキーは大尉だっけ? 副長の名
前はなんだっけ。フというかFがついてた記憶があるが。
フライング・サブ、好きだったなあ。原潜シービュー号の艦首部分に格納さ
れている小型潜航艇で、これ、空を飛べるんですよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/原子力潜水艦シービュー号
をみると、クレイン艦長じゃなくて、クレーン艦長なのか。副長はモートンじ
ゃん。どこにも、Fやフがないじゃん。記憶は当てにならんなあ。\(^O^)/
潜水艦漫画といえば、やはり、小沢さとるの「サブマリン707」と「青の
6号」でしょう。「青の6号」はこの10年くらいの間にリメイクというかア
ニメ化されたんですよね。観てないけど。小沢さとるといえば「エムエム三太」
も好きだったなあ。
青の6号では、ノボという海底基地の監視ロボットが見張りをしているんで
すが、あれも好きだったなあ。黙々と監視しているロボットって好きなのかな。
謎の円盤UFOでも、コンピュータ衛星シドが好きだったし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サブマリン707
http://ja.wikipedia.org/wiki/青の6号
で、江川さんとこに、借りに行ったときに話題になったこと。
横山光輝はすごいね。おれの漫画のキャラクターは、パチンコ屋に使わせる
なというのが遺言だったらしい。
道理で、あれだけパチンコやスロットにアニメ台が増えているのに、「鉄人
28号」も「ジャイアントロボ」も「伊賀の影丸」も「仮面の忍者 赤影」も
「魔法使いサリー」も「バビル2世」も「地球ナンバーV7」もないんだ。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2911974
実写版サンダーバード
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974885
実写版サンダーバードのここが見所^^
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974934
サンダーバード、キャプレンスカーレット、ジョー90、謎の円盤UFO、マッハ
GO GO GO
の関連。
笹塚の江川さん
http://www.sasahata.com/d010/index.html
<笹塚十号坂商店街>ピープル
http://d.hatena.ne.jp/pegawa/
ピープル江川映画日記
のところに行ったら、ありがたいことに、劇場版サンダーバードとキャプテン
スカーレットのビデオがあって、すぐ貸してくれました。
観たけど、サンダーバードは、なんかイマイチだね。メカ好きは、とにかく
サンダーバードやらいろんなメカが出てくるだけでうれしいだろうけど、火星
に行くロケットがテロに遭う話なんだけど、話自体はイマイチなんじゃないか
な。
これなら、似たような話なんだけど、子供のころにテレビで観た、太陽号の
話のほうがわくわくどきどきはらはらした。子供だったせいかな。いま、太陽
号の話を観てもイマイチと思うのかなあ。
ファンにとっては、サンダーバードのメカが映画館の大スクリーンに出てく
るだけで満足かもしれない。
そうそう、ペネロープの吹き替えが黒柳徹子じゃなかった。
そういえば、スタートレックの最初の劇場版では、延々とエンタープライズ
号をなめるように写しているシーンがあるんです。5分くらいあったかな。こ
れ、ファンサービスだろうけど、ファンじゃないとこのシーン退屈するんじゃ
ないかと思った。
キャプテンスカーレットは、また訳のわからん話だった。ま、敵がミステロ
ンという火星の知性体で訳がわからんせいもあるけど。結末は結局、そういう
ことなの?
でも、思い出したことがある。SIG!
会話の最後に、SIG(エスアイジー)っていうんです。たぶん、了解という意
味なのか。これ、学校でちょっと流行った。というか、おれだけ流行ったのか。
なんか、話をしたら、最後に必ず SIG という癖をつけました。\(^O^)/
みんなも、癖をつけてください。はい、一緒に、SIG!\(^O^)/
ビデオの最後に、サンダーバードやキャプテンスカーレットやジョー90や謎
の円盤UFOを作ったジェリー・アンダーソン作品の簡単な紹介があったが、ス
ティングレイを忘れていた。これも子供のころ、テレビで観ました。潜水艦モ
ノです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サンダーバード_(テレビ番組)
をみると、いろいろ調べてあるなあ。これによると、観たのは、1966年のサン
ダーバード劇場版ですね。
はうあ!!
http://www.thunderbirds.jp/
サンダーバード九州博物館
なんて、サイトがある! しかも、ドメインは、thunderbirds.jpだ。\(^O^)/
http://www.thunderbirds.jp/modern/index.html
TBモダン展inスペースワールド
http://www.thunderbirds.jp/daimaru/index.html
福岡天神大丸クリアランスモダン展レポート
http://www.thunderbirds.jp/z-side/index.html
岩田屋Z-SIDEレポート
を観ると、スペースワールドをはじめ、けっこう、九州でやってるね。
スペースワールドは、スターウォーズ展に行ったことあるんです。それで、
時計かなんか買いましたよ。シリアル番号入りの。あの時計、どこに行ったん
でしょう。\(^O^)/
スティングレイで思い出したが、おれ、子供のころから、やっぱ、潜水艦が
好きなんですよ。関門海峡を浮上航行する自衛隊の潜水艦なんてのも見たこと
あったし。この話は、写真付きで電脳騒乱節には書きましたね。
それと潜水艦ドラマでは、「原潜シービュー号」。これ、ハマりましたね。
ネルソン提督、クレイン艦長、あれ、コワルスキーは大尉だっけ? 副長の名
前はなんだっけ。フというかFがついてた記憶があるが。
フライング・サブ、好きだったなあ。原潜シービュー号の艦首部分に格納さ
れている小型潜航艇で、これ、空を飛べるんですよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/原子力潜水艦シービュー号
をみると、クレイン艦長じゃなくて、クレーン艦長なのか。副長はモートンじ
ゃん。どこにも、Fやフがないじゃん。記憶は当てにならんなあ。\(^O^)/
潜水艦漫画といえば、やはり、小沢さとるの「サブマリン707」と「青の
6号」でしょう。「青の6号」はこの10年くらいの間にリメイクというかア
ニメ化されたんですよね。観てないけど。小沢さとるといえば「エムエム三太」
も好きだったなあ。
青の6号では、ノボという海底基地の監視ロボットが見張りをしているんで
すが、あれも好きだったなあ。黙々と監視しているロボットって好きなのかな。
謎の円盤UFOでも、コンピュータ衛星シドが好きだったし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サブマリン707
http://ja.wikipedia.org/wiki/青の6号
で、江川さんとこに、借りに行ったときに話題になったこと。
横山光輝はすごいね。おれの漫画のキャラクターは、パチンコ屋に使わせる
なというのが遺言だったらしい。
道理で、あれだけパチンコやスロットにアニメ台が増えているのに、「鉄人
28号」も「ジャイアントロボ」も「伊賀の影丸」も「仮面の忍者 赤影」も
「魔法使いサリー」も「バビル2世」も「地球ナンバーV7」もないんだ。
アレゲすぎるDIY雑誌「Make」のイベントがあります\(^O^)/ ― 2008年04月17日 22時14分49秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
に書いたように、そこで初めて知った雑誌「Make」。
オライリー・ジャパンが送ってくれたんです。ありがとうございます。
第1巻、第2巻は割とちゃんと読んだ。第3巻、第4巻はさっと見た。
詳しい感想はそのうち書ければ書くけど、一言でスラドJ風にいえば、アレ
ゲすぎます。
http://slashdot.jp/
スラッシュドット・ジャパン : アレゲなニュースと雑談サイト
もう、思いついたら何でも自分で作る。それもフツー作らないようなもの、
あり得ないようなものを作る。この精神がすごい。
一歩間違えると、狂人かテロリストです。\(^O^)/
っていうか、もう、間違えちゃってるような記事もあるんだよね。\(^O^)/
そんなMakeのイベントがなんと日本であります。
4/20だから、今度の日曜日。なんで、もって早く教えんか。などといっても、
おれがいつも紹介するのが遅いからね。^^;
詳しくは、
http://jp.makezine.com/blog/
Make: Tokyo Meeting
をどうぞ。
第2回なんだもんね。去年の秋に第1回やってるのね。知らなかった。
おれ、これ↓、けっこう気になるなあ。いかにも、Make的。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/matryomin.html
マトリョミンを自動制御
あ、
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/extending_ir_range_with_b.html
双眼鏡でリモコンの射程距離を高める
も、ちょっとしたアイデアだね。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_tesla.html
歌うテスラコイル+レーザープロジェクター @ Make Tokyo Meeting
は、アレゲだね。しかし、これ↓はすごいね。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_nit.html
真空バズーカ N.I.T. 物理体感工房 @ Make: Tokyo Meeting
危ねえな、こいつら。大好き。\(^O^)/
とかやってたら、全部、書き並べることになるので、
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_schedule.html
タイムテーブル
やら、ブログのエントリやらをみてください。
20日は、たぶん、行けそうにない。残念。
あれ?
協力:YCAM InterLab(山口情報芸術センター インターラボ)
って何だよ。山口って人名じゃなくて、地名?
あ、そうだ。
http://www.ycam.jp/
をみると、山口市にある。さすが長州、おれに隠れてこんなことをやってやが
ったのか。\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
に書いたように、そこで初めて知った雑誌「Make」。
オライリー・ジャパンが送ってくれたんです。ありがとうございます。
第1巻、第2巻は割とちゃんと読んだ。第3巻、第4巻はさっと見た。
詳しい感想はそのうち書ければ書くけど、一言でスラドJ風にいえば、アレ
ゲすぎます。
http://slashdot.jp/
スラッシュドット・ジャパン : アレゲなニュースと雑談サイト
もう、思いついたら何でも自分で作る。それもフツー作らないようなもの、
あり得ないようなものを作る。この精神がすごい。
一歩間違えると、狂人かテロリストです。\(^O^)/
っていうか、もう、間違えちゃってるような記事もあるんだよね。\(^O^)/
そんなMakeのイベントがなんと日本であります。
4/20だから、今度の日曜日。なんで、もって早く教えんか。などといっても、
おれがいつも紹介するのが遅いからね。^^;
詳しくは、
http://jp.makezine.com/blog/
Make: Tokyo Meeting
をどうぞ。
第2回なんだもんね。去年の秋に第1回やってるのね。知らなかった。
おれ、これ↓、けっこう気になるなあ。いかにも、Make的。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/matryomin.html
マトリョミンを自動制御
あ、
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/extending_ir_range_with_b.html
双眼鏡でリモコンの射程距離を高める
も、ちょっとしたアイデアだね。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_tesla.html
歌うテスラコイル+レーザープロジェクター @ Make Tokyo Meeting
は、アレゲだね。しかし、これ↓はすごいね。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_nit.html
真空バズーカ N.I.T. 物理体感工房 @ Make: Tokyo Meeting
危ねえな、こいつら。大好き。\(^O^)/
とかやってたら、全部、書き並べることになるので、
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_schedule.html
タイムテーブル
やら、ブログのエントリやらをみてください。
20日は、たぶん、行けそうにない。残念。
あれ?
協力:YCAM InterLab(山口情報芸術センター インターラボ)
って何だよ。山口って人名じゃなくて、地名?
あ、そうだ。
http://www.ycam.jp/
をみると、山口市にある。さすが長州、おれに隠れてこんなことをやってやが
ったのか。\(^O^)/
読むべし!「ビューティフルコード」 ― 2008年04月17日 22時16分32秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
原書をamazon本家でみつけたとき、気にはなっていたが、エッセイだしなあ
などと思いつつ、円高、大人買いのときに買い忘れた。
しかし、買い忘れて正解。いい翻訳が出ました。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113636/showshotcorne-22/
ビューティフルコード (大型本)
Brian Kernighan (著), Jon Bentley (著), まつもとゆきひろ (著), Andy
Oram (編集), Greg Wilson (編集), 久野 禎子 (翻訳), 久野 靖 (翻訳)
です。
目次をみたら、驚くよ。綺羅、星のごとく並んだ人たちが、プログラミング
の美しいコードについて語ったエッセイ集です。
オライリー・ジャパンのサポートページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113630/
です。
目次は、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113630/toc.html
をどうぞ。
おお、なんと、太っ腹なことに、久野先生、CLUの資料をダウンロードでき
るようにしてくれてますね。懐かしの共立出版「bit」におけるCLUの連載です。
CLUは、MITのLiskov先生の設計した言語。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CLU
http://en.wikipedia.org/wiki/CLU_programming_language
日本だと東工大です。そしてそこに久野先生がいたと。管理工学研究所時代、
隈井さんは東工大出身でCLUに詳しかった。当たり前か。^^;
でも、おれはAdaの規格書や本を訳して共立出版から出したた九大牛島研究室
だったが、Adaはあまり詳しくなかったもんね。^^; ま、そこらの素人よりは詳
しいが。\(^O^)/
日本版は豪勢なことに、Rubyのまつもとさんと久野先生の対談が巻末にあり
ます。
この対談だけは、さっき、読んだ。
型のことをいってるけど、たとえば、Ozは形なしというか動的型言語だけど、
CTM(CTMは、上の検索窓で検索してね)では、型による設計の重要性をちゃんと
教えてます。
型を使って定式化すると、宣言的なプログラムが書きやすいと。
以下は目次と本文をざっと眺めた印象。
1章 正規表現マッチャ(ブライアン・カーニハン)
3章 私が決して書かなかった、一番美しいコード(ジョン・ベントリー)
は、大御所中の大御所ですね。
お、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000158.html
カーニハンが、ベントリーが、「コードの美しさ」を熱く語る珠玉のエッセイ
集、『ビューティフルコード』今春刊行予定!サンプルPDFを公開
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000164.html
『ビューティフルコード』著者、ジョン・ベントリー博士より日本の読者の方
へのメッセージ
というのもありますね。
ジョン・ベントリーのプログラミングのエッセイのことは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo84.html
乳の詫び状(2004/10/25)の「標題: 日経ソフトウェアに書きました」で書いて
ます。
昔は、ベントリーさんのCACMでの連載「Programming Pearls(プログラミン
グ言語Perlの話ではないです。Pearl、すなわち、真珠です)」をまとめたもの
といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901587/showshotcorne-22/
プログラム設計の着想 (単行本)
J.L. ベントリー (著), 野下 浩平 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901773/showshotcorne-22/
プログラマのうちあけ話―続・プログラム設計の着想 (単行本)
J.L. ベントリー (著), 野下 浩平 (翻訳), 古郡 廷治 (翻訳)
だったけど、いまは、改訂されて
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894712369/showshotcorne-22/
珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造 (単行本)
ジョン ベントリー (著), Jon Bentley (原著), 小林 健一郎 (翻訳)
になってますね。
ネタばらしになるので書かないけど(といいつつ、何度かどこかで書いた記
憶はあるが)、ベントリーの本を読んで、違う発想で問題を変形してしまうと、
とてもエレガントな解決策が得られることに、非常に感動したんです。
ちょっとネタばらししちゃうと、コンピュータの専門家だからといって、問
題解決にコンピュータを使う必要がないこともある!!
8章 画像処理のためのその場コード生成(チャールズ・ペゾルド)
は、WindowsのBitBltのことを、あの名著プログラミングWindowsのペゾルドさ
んが書いています。Windowsでは、ラスタ・オペレーションのBitBltコードを
その場で生成して実行します。そのことを書いている。
昔のコンピュータだと、自己書き換えコードはかなり当たり前だったけど、
ハードウェアやOSの監視が厳しくなって、コード領域は書き換え禁止になって
自分自身を書き換えるコードは書けなくなった。
で、どうしたかというと、スタック上にプログラムをその場で生成してそれ
を実行するわけです。実際にWindowsのBitBltはそう実装されています。って
な話も懐かしいね。
12章 BioPerlにおける美しいコードの成長(リンカーン・シュタイン)
については、BioPerlだけじゃなくて、BioRubyなどBioナントカはあれこれあ
って、BioLisp(旧名BioBike)もあるしね。いずれ、紹介しようと思っています。
23章 MapReduceでの分散プログラミング(ジェフ・ディーン、サンジェイ・
ゲマワト)
は、Googleの、かの有名なMapReduceの開発者による解説。MapしてReduceする
のは、Lisp屋の発想ですね。\(^O^)/
そうそう、Lispといえば、
25章 構文の抽象化:syntax-caseマクロ(ケント・ディヴィグ)
もSchemeのことだし、ほかにも
33章 「本」のためにプログラムを書く(ブライアン・ヘイズ)
で、Lispで書く話がありました。
24章 美しきかな、並列(サイモン・ペイトン・ジョーンズ)
は、話題のソフトウェア・トランザクショナル・メモリの話だね。トランザク
ショナル・メモリのことは、最近、書いた記憶があったけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング
に書いたかと思ったら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
でしたわ。^^;
各エッセイ、人によって、プログラミングの美、コードの美しさをどこに求
めるかは違うだろうけど、それぞれに主張があるはずなんだよね。どれに共感
するか、反発するか、それもまた楽しみ。
本書の推薦の言葉は、大御所Lisperの竹内郁雄大名人、査読はこれまた大物
Lisperでありいまや大物分子コンピュータ屋の萩谷昌己先生ですわ。
翻訳は久野(くの)先生ご夫妻。対談部分を読む限り、非常にこなれた日本語
です。
ばかー。そこは最初から日本語で対談してるだろ。\(^O^)/
つーことで、プログラミングやソフトウェアの関係者は、せめて一読してく
ださい。ほんとは、二読三読ね。
この1週間、中国で書かれた、ほんとに腐りきったウンコより汚いコードの
バグ取りをしていたので、本書は心洗われる思い。
ちっとも、AES暗号の問題じゃないじゃん。そのずっと手前が腐り切ってた
から、暗号がだめなんじゃん。ぷんぷん。\(^O^)/
ほんとに美しいコードは、速くてコンパクトでメンテナンスもしやすいんで
すよね。自分のコードに美を求める人(まっとうな人間、技術者ならそうする)
は、ヒントになること多いんじゃないかな。
アンテナハウスの人間も、中国人も読め! ぷんぷん!\(^O^)/
---
原書をamazon本家でみつけたとき、気にはなっていたが、エッセイだしなあ
などと思いつつ、円高、大人買いのときに買い忘れた。
しかし、買い忘れて正解。いい翻訳が出ました。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113636/showshotcorne-22/
ビューティフルコード (大型本)
Brian Kernighan (著), Jon Bentley (著), まつもとゆきひろ (著), Andy
Oram (編集), Greg Wilson (編集), 久野 禎子 (翻訳), 久野 靖 (翻訳)
です。
目次をみたら、驚くよ。綺羅、星のごとく並んだ人たちが、プログラミング
の美しいコードについて語ったエッセイ集です。
オライリー・ジャパンのサポートページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113630/
です。
目次は、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113630/toc.html
をどうぞ。
おお、なんと、太っ腹なことに、久野先生、CLUの資料をダウンロードでき
るようにしてくれてますね。懐かしの共立出版「bit」におけるCLUの連載です。
CLUは、MITのLiskov先生の設計した言語。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CLU
http://en.wikipedia.org/wiki/CLU_programming_language
日本だと東工大です。そしてそこに久野先生がいたと。管理工学研究所時代、
隈井さんは東工大出身でCLUに詳しかった。当たり前か。^^;
でも、おれはAdaの規格書や本を訳して共立出版から出したた九大牛島研究室
だったが、Adaはあまり詳しくなかったもんね。^^; ま、そこらの素人よりは詳
しいが。\(^O^)/
日本版は豪勢なことに、Rubyのまつもとさんと久野先生の対談が巻末にあり
ます。
この対談だけは、さっき、読んだ。
型のことをいってるけど、たとえば、Ozは形なしというか動的型言語だけど、
CTM(CTMは、上の検索窓で検索してね)では、型による設計の重要性をちゃんと
教えてます。
型を使って定式化すると、宣言的なプログラムが書きやすいと。
以下は目次と本文をざっと眺めた印象。
1章 正規表現マッチャ(ブライアン・カーニハン)
3章 私が決して書かなかった、一番美しいコード(ジョン・ベントリー)
は、大御所中の大御所ですね。
お、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000158.html
カーニハンが、ベントリーが、「コードの美しさ」を熱く語る珠玉のエッセイ
集、『ビューティフルコード』今春刊行予定!サンプルPDFを公開
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000164.html
『ビューティフルコード』著者、ジョン・ベントリー博士より日本の読者の方
へのメッセージ
というのもありますね。
ジョン・ベントリーのプログラミングのエッセイのことは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo84.html
乳の詫び状(2004/10/25)の「標題: 日経ソフトウェアに書きました」で書いて
ます。
昔は、ベントリーさんのCACMでの連載「Programming Pearls(プログラミン
グ言語Perlの話ではないです。Pearl、すなわち、真珠です)」をまとめたもの
といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901587/showshotcorne-22/
プログラム設計の着想 (単行本)
J.L. ベントリー (著), 野下 浩平 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901773/showshotcorne-22/
プログラマのうちあけ話―続・プログラム設計の着想 (単行本)
J.L. ベントリー (著), 野下 浩平 (翻訳), 古郡 廷治 (翻訳)
だったけど、いまは、改訂されて
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894712369/showshotcorne-22/
珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造 (単行本)
ジョン ベントリー (著), Jon Bentley (原著), 小林 健一郎 (翻訳)
になってますね。
ネタばらしになるので書かないけど(といいつつ、何度かどこかで書いた記
憶はあるが)、ベントリーの本を読んで、違う発想で問題を変形してしまうと、
とてもエレガントな解決策が得られることに、非常に感動したんです。
ちょっとネタばらししちゃうと、コンピュータの専門家だからといって、問
題解決にコンピュータを使う必要がないこともある!!
8章 画像処理のためのその場コード生成(チャールズ・ペゾルド)
は、WindowsのBitBltのことを、あの名著プログラミングWindowsのペゾルドさ
んが書いています。Windowsでは、ラスタ・オペレーションのBitBltコードを
その場で生成して実行します。そのことを書いている。
昔のコンピュータだと、自己書き換えコードはかなり当たり前だったけど、
ハードウェアやOSの監視が厳しくなって、コード領域は書き換え禁止になって
自分自身を書き換えるコードは書けなくなった。
で、どうしたかというと、スタック上にプログラムをその場で生成してそれ
を実行するわけです。実際にWindowsのBitBltはそう実装されています。って
な話も懐かしいね。
12章 BioPerlにおける美しいコードの成長(リンカーン・シュタイン)
については、BioPerlだけじゃなくて、BioRubyなどBioナントカはあれこれあ
って、BioLisp(旧名BioBike)もあるしね。いずれ、紹介しようと思っています。
23章 MapReduceでの分散プログラミング(ジェフ・ディーン、サンジェイ・
ゲマワト)
は、Googleの、かの有名なMapReduceの開発者による解説。MapしてReduceする
のは、Lisp屋の発想ですね。\(^O^)/
そうそう、Lispといえば、
25章 構文の抽象化:syntax-caseマクロ(ケント・ディヴィグ)
もSchemeのことだし、ほかにも
33章 「本」のためにプログラムを書く(ブライアン・ヘイズ)
で、Lispで書く話がありました。
24章 美しきかな、並列(サイモン・ペイトン・ジョーンズ)
は、話題のソフトウェア・トランザクショナル・メモリの話だね。トランザク
ショナル・メモリのことは、最近、書いた記憶があったけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング
に書いたかと思ったら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
でしたわ。^^;
各エッセイ、人によって、プログラミングの美、コードの美しさをどこに求
めるかは違うだろうけど、それぞれに主張があるはずなんだよね。どれに共感
するか、反発するか、それもまた楽しみ。
本書の推薦の言葉は、大御所Lisperの竹内郁雄大名人、査読はこれまた大物
Lisperでありいまや大物分子コンピュータ屋の萩谷昌己先生ですわ。
翻訳は久野(くの)先生ご夫妻。対談部分を読む限り、非常にこなれた日本語
です。
ばかー。そこは最初から日本語で対談してるだろ。\(^O^)/
つーことで、プログラミングやソフトウェアの関係者は、せめて一読してく
ださい。ほんとは、二読三読ね。
この1週間、中国で書かれた、ほんとに腐りきったウンコより汚いコードの
バグ取りをしていたので、本書は心洗われる思い。
ちっとも、AES暗号の問題じゃないじゃん。そのずっと手前が腐り切ってた
から、暗号がだめなんじゃん。ぷんぷん。\(^O^)/
ほんとに美しいコードは、速くてコンパクトでメンテナンスもしやすいんで
すよね。自分のコードに美を求める人(まっとうな人間、技術者ならそうする)
は、ヒントになること多いんじゃないかな。
アンテナハウスの人間も、中国人も読め! ぷんぷん!\(^O^)/
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