筒井時空論解読の鍵は鳥だった!!\(^O^)/ ― 2008年03月27日 08時50分15秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2748427
『マス・フォア・インダストリ』のご案内
の冒頭で
--- ここから ---
時空操作小説、あるいは量子力学におけるエヴェレットの多世界解釈操作小
説としておれは読んだ筒井さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (文庫)
筒井 康隆 (著)
に関係あるんだろうか。\(^O^)/
あ、単行本はもう品切れなのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145242/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (単行本)
筒井 康隆 (著)
ええ、どうしよう。おれ、単行本を買ったはずなのに、邪眼鳥よろしく亡霊
化していなくなって、文庫を買ったんだけど、これも亡霊化していなくなって、
倉敷の親戚の葬儀に出席するために家を出る直前にまた出現して、なるほど、
冒頭の葬式のシーンからの連想でこいつ実体化したなと思って、それをもって
葬儀に行きました。
おれの読み筋では、邪眼鳥は、新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本)
筒井 康隆 (著)
を読み解くには、非常に重要。っていうか、邪眼鳥を読み直したことで、筒井
時空論解読の鍵を発見できたのである。\(^O^)/
--- ここまで ---
と書いた。
その詳しい内容がいま明らかになる。アインシュタインやリサ・ランドール
もびっくり。\(^O^)/
「ダンシング・ヴァニティ」の白いフクロウ。あれ、何の隠喩なんだろう。
意味はないかもしれないが、それでも勝手に意味を求めるのが人間の脳なので、
我が脳内情報省は白いフクロウの正体を調査していた。
そしたら、あなた。心にずっと引っかかっていたんでしょうね。葬儀の帰り
の新幹線で「邪眼鳥」を読み直して、筒井時空論解読の鍵は鳥であることを発
見できた。\(^O^)/
「邪眼鳥」の多世界的世界では、邪眼鳥は時空を超える存在になっている。
これだけなら、おれは、もとい、情報省は白いフクロウとの関係に気づかなか
った。
しかし、あの赤鳥という名前の悪い奴が出てくるでしょ。この赤鳥も時空を
超える存在として描かれている! その瞬間、電撃ネットワークですわ。\(^O^)/
そうか、筒井さんの時空操作作品においては、鳥類が時空を超える存在とし
て描かれているんだ!
それで、白いフクロウなんだ!
チルチルミチルのパロディ作品として時空操作小説が書かれれば、きっと青
い鳥が出るに違いない。\(^O^)/
いまにして思えば、時空操作小説の傑作「夢の木坂分岐点」に、果たして鳥
や鳥の名前をもつ人物は出ていたか。いま手元にないので、すぐにはわからな
い。もし、出ていれば、あの頃から、鳥は時空を超える存在だったのだ。
ま、それくらい、時空操作作品においては、鳥が決め手。\(^O^)/
さてここで、話は現代物理学および宇宙論の最先端へと飛翔する(*1)。
現代理論物理学での最大の難問に、相対性理論と量子力学の統一がある。こ
れが統一できれば究極の理論たり得る。それに最も近いと目されているのが、
超ひも理論(あるいは超弦理論)。
この理論は、宇宙の究極の構成要素は粒子状のものではなく、超超超超超超
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超小さいひも、
あるいは弦であって、その弦の振動の違いによってさまざまな粒子が観測され
ているとする理論(*2)。
バイオリンの弦を想像してほしい。弦のどこを押さえるかによって振動数を
変え、さまざまな高さの音を生み出せる。すなわち、我々の宇宙は、この超超
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超小さ
いひも、あるいは弦の響きに満ちている。
なんと、音楽的であることか!
超ひも理論の研究が進んで、そこからブレーンワールド仮説、ブレーン宇宙
論というものが出てきた。
簡単にいえば、我々が暮らしているこの宇宙は、4次元時空だが、これはも
っと高次元のバルクと呼ばれる世界に漂う膜(英語のmembrane(メンブレーン)
からブレーンと略される)ではないかというのが、ブレーンワールド仮説。
ブレーンワールド仮説については、簡単なものは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレーンワールド
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレイン宇宙論
をどうぞ。
高次元のバルクに漂うブレーンを想像するために、まず、(時間の1次元は
省いて)我々の3次元空間の中にある2次元の世界を想像してみよう。
この2次元世界は、平たくいえば、といっているのだからもちろん平たくて
紙の世界。
1枚の紙の中に住民が住んでいるとして、その住民は紙1枚が全宇宙だと思
っている。彼らは決して紙の外に飛び出すことはできない。隣にもう1枚紙を
置いてあっても、隣の紙の世界には行けない。いわば、この紙がブレーン。
このブレーンというものに、我々は縛り付けられていて、決してブレーンの
外に出ることはできない。光でさえも逃げ出すことは不可能。
ところが、あなた。唯一、重力だけがブレーンを超えて他のブレーンに行け
るのである。
ここまで書けばもうお分かりだろう。
白いフクロウ、さらにいえば筒井時空操作作品群における鳥の正体は、重力
だった。\(^O^)/
鳥が重力であって、唯一ブレーンを渡り歩ける存在であることを思うと、あ
の美人の功刀(くぬぎ)さんが突如鳥が羽ばたくような格好をして走り回るシー
ンは、実に象徴的。
聡明な彼女は、自分が縛り付けられているブレーン以外にもブレーンがある
ことを直感的に理解している。それは別の4次元時空であって、そこには別の
自分がいてなどと考え始めるといてもたってもいられず、鳥=重力になって飛
んで行きたいという衝動に駆られてしまうと解釈できる。
あれ?突然、壁に向って走り出して激突する癖がある精神科医の川崎も鳥の
格好はしないけれど、他のブレーンの存在を知っているのか。
あ、ブレーンなどといわなくても、彼らは文字通り印刷物という紙の世界で
暮らしている住民であって、決して紙の外には出ていくことができない。でも、
紙の外に別の世界があることだけは知っていて、なんとか飛び出そうとしてい
ると思ってもいいのか。
ま、いいや。どうせ、テキトーだからな。\(^O^)/
そうそう、素人だますには、紙より現代物理学の最先端であるブレーンの概
念を持ち出したほうが、だましやすいしな。\(^O^)/
ちなみに、文庫版「邪眼鳥」の解説は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
東浩紀著「ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (新書)」
の東さん。この解説、感心、感動した。そういう読み筋もあるのかと。自分の
読み込みは足らんなあと。
「ダンシング・ヴァニティ」が東氏の「ゲーム的リアリズムの誕生」にイン
スパイアされて書かれたことを思えば、やはり、「邪眼鳥」は「ダンシング・
ヴァニティ」解読においても、重要な作品だろう。
さらにちなみに、超ひも理論(超弦理論)についての入門書は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498134/showshotcorne-22/
川合光著「はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く」(講談社
現代新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061546813/showshotcorne-22/
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」
あたりがいいのでは。
それぞれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/25/2836932
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論」読みました
で紹介した。
もっと分厚く詳しい入門書は、昨年のベストセラーのひとつ、個人的にはノ
ンフィクション第1位だった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
これについては、まとまった感想はなくて、あれこれ書き散らしているので、
ぼくのブログ
http://iiyu.asablo.jp/blog/
に行って、上部の検索窓で「ランドール」か「ワープする宇宙」で、森田検索
してください。
なお、川合氏が「はじめての“超ひも理論”」で試論として書いている新サ
イクリック宇宙論は、数学的、理論的な裏づけがなければ、単なるトンデモだ
が、数学的、理論的な裏づけがあって、提案されている理論。
この理論によれば、我々の宇宙はビッグバン(宇宙の始まり)とビッグクラン
チ(宇宙の終わり)を何度も繰り返していて、なんと、いまの我々は50回目の宇
宙に住んでいる。\(^O^)/
すなわち、「ダンシング・ヴァニティ」は、川合氏の新サイクリック宇宙論
を紙という2次元世界で繰り広げてみせたとも言えるのである。
言えるか。言える、言える、イェール大学。\(^O^)/
*1
鳥にかけている。
こういうの、速読で本を読むスピードを競っているような人は気づかないん
だよね。
*2
えっと、これは何か仕掛けがあるなと思って、すぐ、超の個数を数えた人、
気づきました?
普通は、こういうの明かさず、ほんとに読書ができる人、「読む」ことがで
きる人の楽しみに残しておくんだけど、勝間和代のあんなのを知的生産だとい
う詐欺、偽装がはびこっているので、少しは明かしておこうと。
一応、プランク長の、10の-35乗メートルに合わせて35個の超を並べてみま
した。\(^O^)/
再びいうが、こういうの、速読で本を読むスピードを競っているような人は
気づかないんだよね。
速読自体は、所詮、脳に記録しているだけで、読んでいることにはならない。
いずれか、もうすでにコンピュータに置き換えられてしまう処理。いずれにせ
よ、読書の楽しみを知らない。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2748427
『マス・フォア・インダストリ』のご案内
の冒頭で
--- ここから ---
時空操作小説、あるいは量子力学におけるエヴェレットの多世界解釈操作小
説としておれは読んだ筒井さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113482/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (文庫)
筒井 康隆 (著)
に関係あるんだろうか。\(^O^)/
あ、単行本はもう品切れなのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145242/showshotcorne-22/
邪眼鳥 (単行本)
筒井 康隆 (著)
ええ、どうしよう。おれ、単行本を買ったはずなのに、邪眼鳥よろしく亡霊
化していなくなって、文庫を買ったんだけど、これも亡霊化していなくなって、
倉敷の親戚の葬儀に出席するために家を出る直前にまた出現して、なるほど、
冒頭の葬式のシーンからの連想でこいつ実体化したなと思って、それをもって
葬儀に行きました。
おれの読み筋では、邪眼鳥は、新作
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本)
筒井 康隆 (著)
を読み解くには、非常に重要。っていうか、邪眼鳥を読み直したことで、筒井
時空論解読の鍵を発見できたのである。\(^O^)/
--- ここまで ---
と書いた。
その詳しい内容がいま明らかになる。アインシュタインやリサ・ランドール
もびっくり。\(^O^)/
「ダンシング・ヴァニティ」の白いフクロウ。あれ、何の隠喩なんだろう。
意味はないかもしれないが、それでも勝手に意味を求めるのが人間の脳なので、
我が脳内情報省は白いフクロウの正体を調査していた。
そしたら、あなた。心にずっと引っかかっていたんでしょうね。葬儀の帰り
の新幹線で「邪眼鳥」を読み直して、筒井時空論解読の鍵は鳥であることを発
見できた。\(^O^)/
「邪眼鳥」の多世界的世界では、邪眼鳥は時空を超える存在になっている。
これだけなら、おれは、もとい、情報省は白いフクロウとの関係に気づかなか
った。
しかし、あの赤鳥という名前の悪い奴が出てくるでしょ。この赤鳥も時空を
超える存在として描かれている! その瞬間、電撃ネットワークですわ。\(^O^)/
そうか、筒井さんの時空操作作品においては、鳥類が時空を超える存在とし
て描かれているんだ!
それで、白いフクロウなんだ!
チルチルミチルのパロディ作品として時空操作小説が書かれれば、きっと青
い鳥が出るに違いない。\(^O^)/
いまにして思えば、時空操作小説の傑作「夢の木坂分岐点」に、果たして鳥
や鳥の名前をもつ人物は出ていたか。いま手元にないので、すぐにはわからな
い。もし、出ていれば、あの頃から、鳥は時空を超える存在だったのだ。
ま、それくらい、時空操作作品においては、鳥が決め手。\(^O^)/
さてここで、話は現代物理学および宇宙論の最先端へと飛翔する(*1)。
現代理論物理学での最大の難問に、相対性理論と量子力学の統一がある。こ
れが統一できれば究極の理論たり得る。それに最も近いと目されているのが、
超ひも理論(あるいは超弦理論)。
この理論は、宇宙の究極の構成要素は粒子状のものではなく、超超超超超超
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超小さいひも、
あるいは弦であって、その弦の振動の違いによってさまざまな粒子が観測され
ているとする理論(*2)。
バイオリンの弦を想像してほしい。弦のどこを押さえるかによって振動数を
変え、さまざまな高さの音を生み出せる。すなわち、我々の宇宙は、この超超
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超小さ
いひも、あるいは弦の響きに満ちている。
なんと、音楽的であることか!
超ひも理論の研究が進んで、そこからブレーンワールド仮説、ブレーン宇宙
論というものが出てきた。
簡単にいえば、我々が暮らしているこの宇宙は、4次元時空だが、これはも
っと高次元のバルクと呼ばれる世界に漂う膜(英語のmembrane(メンブレーン)
からブレーンと略される)ではないかというのが、ブレーンワールド仮説。
ブレーンワールド仮説については、簡単なものは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレーンワールド
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブレイン宇宙論
をどうぞ。
高次元のバルクに漂うブレーンを想像するために、まず、(時間の1次元は
省いて)我々の3次元空間の中にある2次元の世界を想像してみよう。
この2次元世界は、平たくいえば、といっているのだからもちろん平たくて
紙の世界。
1枚の紙の中に住民が住んでいるとして、その住民は紙1枚が全宇宙だと思
っている。彼らは決して紙の外に飛び出すことはできない。隣にもう1枚紙を
置いてあっても、隣の紙の世界には行けない。いわば、この紙がブレーン。
このブレーンというものに、我々は縛り付けられていて、決してブレーンの
外に出ることはできない。光でさえも逃げ出すことは不可能。
ところが、あなた。唯一、重力だけがブレーンを超えて他のブレーンに行け
るのである。
ここまで書けばもうお分かりだろう。
白いフクロウ、さらにいえば筒井時空操作作品群における鳥の正体は、重力
だった。\(^O^)/
鳥が重力であって、唯一ブレーンを渡り歩ける存在であることを思うと、あ
の美人の功刀(くぬぎ)さんが突如鳥が羽ばたくような格好をして走り回るシー
ンは、実に象徴的。
聡明な彼女は、自分が縛り付けられているブレーン以外にもブレーンがある
ことを直感的に理解している。それは別の4次元時空であって、そこには別の
自分がいてなどと考え始めるといてもたってもいられず、鳥=重力になって飛
んで行きたいという衝動に駆られてしまうと解釈できる。
あれ?突然、壁に向って走り出して激突する癖がある精神科医の川崎も鳥の
格好はしないけれど、他のブレーンの存在を知っているのか。
あ、ブレーンなどといわなくても、彼らは文字通り印刷物という紙の世界で
暮らしている住民であって、決して紙の外には出ていくことができない。でも、
紙の外に別の世界があることだけは知っていて、なんとか飛び出そうとしてい
ると思ってもいいのか。
ま、いいや。どうせ、テキトーだからな。\(^O^)/
そうそう、素人だますには、紙より現代物理学の最先端であるブレーンの概
念を持ち出したほうが、だましやすいしな。\(^O^)/
ちなみに、文庫版「邪眼鳥」の解説は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
東浩紀著「ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (新書)」
の東さん。この解説、感心、感動した。そういう読み筋もあるのかと。自分の
読み込みは足らんなあと。
「ダンシング・ヴァニティ」が東氏の「ゲーム的リアリズムの誕生」にイン
スパイアされて書かれたことを思えば、やはり、「邪眼鳥」は「ダンシング・
ヴァニティ」解読においても、重要な作品だろう。
さらにちなみに、超ひも理論(超弦理論)についての入門書は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498134/showshotcorne-22/
川合光著「はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く」(講談社
現代新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061546813/showshotcorne-22/
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)」
あたりがいいのでは。
それぞれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/25/2836932
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論」読みました
で紹介した。
もっと分厚く詳しい入門書は、昨年のベストセラーのひとつ、個人的にはノ
ンフィクション第1位だった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
これについては、まとまった感想はなくて、あれこれ書き散らしているので、
ぼくのブログ
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に行って、上部の検索窓で「ランドール」か「ワープする宇宙」で、森田検索
してください。
なお、川合氏が「はじめての“超ひも理論”」で試論として書いている新サ
イクリック宇宙論は、数学的、理論的な裏づけがなければ、単なるトンデモだ
が、数学的、理論的な裏づけがあって、提案されている理論。
この理論によれば、我々の宇宙はビッグバン(宇宙の始まり)とビッグクラン
チ(宇宙の終わり)を何度も繰り返していて、なんと、いまの我々は50回目の宇
宙に住んでいる。\(^O^)/
すなわち、「ダンシング・ヴァニティ」は、川合氏の新サイクリック宇宙論
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言えるか。言える、言える、イェール大学。\(^O^)/
*1
鳥にかけている。
こういうの、速読で本を読むスピードを競っているような人は気づかないん
だよね。
*2
えっと、これは何か仕掛けがあるなと思って、すぐ、超の個数を数えた人、
気づきました?
普通は、こういうの明かさず、ほんとに読書ができる人、「読む」ことがで
きる人の楽しみに残しておくんだけど、勝間和代のあんなのを知的生産だとい
う詐欺、偽装がはびこっているので、少しは明かしておこうと。
一応、プランク長の、10の-35乗メートルに合わせて35個の超を並べてみま
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再びいうが、こういうの、速読で本を読むスピードを競っているような人は
気づかないんだよね。
速読自体は、所詮、脳に記録しているだけで、読んでいることにはならない。
いずれか、もうすでにコンピュータに置き換えられてしまう処理。いずれにせ
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年03月19日 06時22分00秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/13/
ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/13/
ねこ耳少女の量子論 萌える最新物理
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年05月25日 20時14分05秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
新宿ジュンク堂に行ったとき、理系の女の人なんでしょうね。
「銃
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新宿ジュンク堂に行ったとき、理系の女の人なんでしょうね。
「銃
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年12月29日 11時37分45秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
「ダンシング・ヴァニティ」が、筒井康隆さんからのクリスマスプ
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「ダンシング・ヴァニティ」が、筒井康隆さんからのクリスマスプ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年08月28日 23時37分49秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
日経サイエンス別冊の時間モノが出てます。
http://www.amazon.co.jp/dp/453
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日経サイエンス別冊の時間モノが出てます。
http://www.amazon.co.jp/dp/453
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年08月27日 07時31分07秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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「ビアンカ・オーバースタディ」を読んで、「聖痕」の貴夫の小鼠
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「ビアンカ・オーバースタディ」を読んで、「聖痕」の貴夫の小鼠
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年03月25日 10時19分50秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
障碍者の人たちも参加している府中の中河原にあるフラッグス・ベ
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障碍者の人たちも参加している府中の中河原にあるフラッグス・ベ
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年12月06日 09時29分15秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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知らなかったが、ペアリング暗号という暗号技術がある。
これの
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知らなかったが、ペアリング暗号という暗号技術がある。
これの
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