「人はなぜ数学が嫌いになるのか」など芳沢光雄の本と、三角関数入門 ― 2011年01月10日 12時59分14秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569790895/showshotcorne-22/
人はなぜ数学が嫌いになるのか (PHPサイエンス・ワールド新書) [新書]
芳沢 光雄 (著)
にある素人評、「日本の現状を憂う, 2010/10/11 By zenji54」は、実に面白
いね。
--- ここから ---
数学を学習する際の前提は国語力です。ことばの理解と表現がおろそかでは数
学などできるはずがありません。その基礎を形成する小学校の国語教育は満足
のいくものでしょうか。
--- ここまで ---
とか
--- ここから ---
中学校の数学の現状は歪んでいます。生徒は正答を追い求めるのみで過程をす
っ飛ばしたがります。過程を縷々説明すると生徒は不服そうに「要は答えは何
なの」ときます。
--- ここまで ---
とかね。
答だけほしがる話は、昔、テレビゲームの項略本がよく売れたとき、最後ま
で手っ取り早くたどり着くことが子供たちのテレビゲームの遊び方になってい
るのは、それでいいのかという話があったのを思い出す。
それから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/21/4961570
吉田武著「オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ」
で書いた、
--- ここから ---
勝間和代たちのカモリーマンビジネスの本は、そういう深い理解にはつなが
らない。目先の利益しか考えてないから。
カモリーマンは、公式や答だけ知りたがる。そこに至るプロセスの理解が重
要で、その過程で人間として知力がつくのに、それがわからない。
公式や答だけ天下り式にもらって覚えても、そんなのは、コンピュータがと
っくにいっぱい知ってるし、ネットにあふれている。
カモリーマンが手を出すライフハック系のノウハウもそう。
それがまったく無意味とはいわないが、ま、枝葉のこと。ビジネスパーソン
向けの本や雑誌は、それを知的生産術などといって売り込んでいるんだから、
お笑いだし、詐欺同然。
--- ここまで ---
や
--- ここから ---
東大生が立花隆に、教養はどうやったら身に付くか質問した。察するに、どう
も、これだけやればOKみたいな1つのパッケージ、公式があるかのように考え
ているらしいのね。それに立花隆が、がっくり来ているの。
--- ここまで ---
と同じ話だね。
そんなのだと、社会に出て通用しない。日本でも大体通用しないが、国際的
にはもっと通用しない。つまり、カモリーマンにしかなれないんだよね。
先の素人評に戻ると、
--- ここから ---
高校に至ってはもう無惨としかいいようがないです。文系理系のコース分けが
2年次に行われ、文系の2年次以降は全く数学をやらない生徒もわんさと居り
ます。だいたい文系を選択した理由に、数学をやらなくていいからというのが
主たる理由なのですから何をかいわんやです。
--- ここまで ---
おれが高校のときから、すでに私立文系は数学がないからいいなどといって
たから、ずっと昔からそうなのね。いわゆる受験の弊害。
でもね、たとえば経済学部なら数学が入試にないからといって受けるようだ
と、経済学すら身に付かない。統計も確率もわからず、データの読み方、モデ
ルの作り方もわからない。
数学がないと文系のサラリーマンでもやっていけないのが、現代社会。知的
なハードルがずいぶん上がっているんだよね。それくらい数学はビジネスに根
を下ろしている。数学なしでやっていくなら、よほど人間的魅力があるか、交渉
力や企画力、もっというと何度も強調してきたように、コンピュータに勝てる
人間力がないとね。
おれも数学力は全然ないが、それでも高校時代は理系コースでわからないな
りに数学をやり、大学でも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626470
デデキントの切断
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2631977
コンボリューション、畳み込み、ホプキンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2727866
留数
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)
に書いたように、数学の基礎論の部分、デデキントの切断や、イプシロン・デ
ルタ論法、複素関数の留数でさっぱりだったんだけど、人生も50年過ぎて振
り返ると、バカはバカなりに数学に触れていたことは大きな財産だったなあと
思うよ。
少なくとも、数式があるとそれだけで拒絶反応を起こすとがないだけでもよ
かったと思う。
ビジネスパーソン向けの本、特に新書レベルのものがだめなのは、数式を出
すのを怖がっているからなんだよね。数式を出すと売れない。だから、出さな
い。よって、いつまで経っても数学力が上がらない。つまり、カモリーマンの
まま。この悪循環。ま、出版社としては、ダイエットに失敗するダイエット本
を何度も出せてカモから儲けることができるのと同じ構図、メカニズムなので、
経営的にはそれでいいんだろうが、それなら、そんなので日本経済の再生なん
てふざけたことはいわないでもらいたい。
初心者向けの数学の本は、比喩を使ってあれこれ説明するが、比喩は所詮比
喩であって、数式なら揺るぎなく正確に記述してあるから、わかると理解は深
いんだよね、
ってなことをこの数年、痛感して、宇宙論や量子力学の本を読めば読むほど、
やっぱり数式でわかりたいと思うようになって、物理数学の本や基幹物理学に
手を出したのに、止まってるもんね。おれもカモリーマンだね。
今年こそ、量子力学の基礎までは独学でやるぞ。
と、年の始めにだけ、威勢がいいのもカモリーマンだね。^^;
でも、ピアノに時間を取られているんだよね。なにげに聞いていたショパン
やドビュッシーも、楽譜を見て、菊池早江子先生から解釈の仕方などを教わる
と、作曲家の意図はそういうことなのか、そんなすごいことが指示してあった
のかと、びっくりすることがある。そうやって少しずつ音楽的読解力が上がっ
てきているんだろうけど、その話は股の機械に。
まあ、「一年の計は簡単である」という坂田明の名言もあることだし、今年
は、数学を少しやります。というか、量子力学の基礎までは行きたい。ヒルベ
ルト空間やシュレーディンガーの波動方程式くらいを希望。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/09/5630362
折り紙の算数、数学、数理、折り紙工学、一刀切り問題
で紹介した
http://www.globe.asahi.com/feature/100201/
「数学という力」
の
http://www.globe.asahi.com/feature/100201/side/01_07.html
[第7回]数学には、たくさんの豊かな意味がある。それがわかれば、これほど楽
しいものはない
長岡亮介さん 明治大学客員教授
にも、数学教育の話が出ている。
--- ここから ---
1回目。1963年に施行された「数I、数学IIB、数学IIIカリキュラム」では、伝統的な初等幾何が廃止され、
--- ここまで ---
とあるから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/15/4880032
数学の広場、手を動かす幾何学、小平邦彦「幾何への誘い」
で、
--- ここから ---
35年前から40年くらい前のおれらの中学、高校時代って、もう、小平先生が
批判する教え方だったのかな。
--- ここまで ---
と書いたことは、そうだったのね。
あ、思い出した。鶴亀算で書きたいことがあったんだよね。
あ、また思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/12/5576859
楽しむ科学教室、不確定性原理、小澤の不等式、シルヴィアの量子力学
で書いた江沢洋先生の講義、観ました。それを書かないとね。
あ、またまた思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/21/5594617
プログラミングのための確率統計、プログラミングのための線形代数のPDF版
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067750/showshotcorne-22/
プログラミングのための確率統計 (単行本(ソフトカバー))
平岡 和幸 (著), 堀 玄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274065782/showshotcorne-22/
プログラミングのための線形代数 (単行本)
平岡 和幸 (著), 堀 玄 (著)
のPDFを買うのを、忘れている。
実は、PDF版だと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067890/showshotcorne-22/
プログラミングClojure (単行本(ソフトカバー))
Stuart Halloway (著), 川合史朗 (翻訳)
のPDF版
http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406789P
プログラミングClojure
が気になっているの。
おれ様がPDFを買ってやらないとオーム社も今後の展開がまずかろうなどと
思うし(夜郎自大)、PDFと違って、iPadの電子書籍は、囲い込みでほかで読め
ないから、いやなんだよね。PDFなら、買い溜めても、どのプラットフォーム
でも読めるし、国際規格でもあり、将来もあるからね。
でもさ、「プログラミングのための確率統計」「プログラミングのための線
形代数」のPDF版もそうだが、「プログラミングClojure」のPDF版もサンプル
をみると、なぜか、Ruby on Railsの本のサンプルなんだよね。
あれえ?と思って、一度は買い物カゴに入れたのに、なんか、躊躇してやめ
たままです。^^;
サンプルなんだから、それぞれの本のサンプルを入れてもらわないとね。
芳沢さんの本で、以前、売れていたときに、気になったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106036517/showshotcorne-22/
新潮選書 「3」の発想 数学教育に欠けているもの [単行本]
芳沢 光雄 (著)
本の紹介をみても、これも、なるほどという話ですね。
他の芳沢光雄本では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576775/showshotcorne-22/
新体系・高校数学の教科書 上 (ブルーバックス) (新書)
芳沢 光雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576783/showshotcorne-22/
新体系・高校数学の教科書 下 (ブルーバックス) (新書)
芳沢 光雄 (著)
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/27/5045521
芳沢光雄「新体系・高校数学の教科書」
で紹介している。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/25/5534930
数学の復習本、リハビリ本、社会人が数学をやり直す本
ここまで書いて、以前、40代半ばの知人の女性が、急に高校時代にわから
なかった三角関数がわかりたいと言っていたのを思い出した。
その人、高校時代は、おじいさん先生の数学の授業があったが、全然、話を
聞いてなかった。ご当人、東京外大に行くくらいだから、外国語は好きで、い
までも語学は堪能らしいが、なぜか、いまごろになって恥ずかしいんだけどと
言いつつ、急に数学、それも三角関数が知りたくなったそうな。
その理由はといえば、三角関数がわからずに、死んでしまうのは、なんか悔
しいんだそうだ。\(^O^)/
どういう心境なのかわからんが、まあ、女心だから、おれにわかるはずがな
い。\(^O^)/
ということで、その人には、微積分はまだ無理そうだから、もっと三角関数
に絞ったものをざっと検索してみた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816333118/showshotcorne-22/
三角関数 (図解雑学) [単行本]
佐藤 敏明 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482115126X/showshotcorne-22/
ズバリ図解 三角関数―三角関数の基本概念をわかりやすい絵で一発解説! (ぶ
んか社文庫―ズバリ図解シリーズ) [文庫]
深川 和久 (監修)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574799/showshotcorne-22/
なるほど高校数学 三角関数の物語 (ブルーバックス) [新書]
原岡 喜重 (著)
三角関数がわからずに死んでいくのが悔しい女性(と男性も)は、参考にして
ください。
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569790895/showshotcorne-22/
人はなぜ数学が嫌いになるのか (PHPサイエンス・ワールド新書) [新書]
芳沢 光雄 (著)
にある素人評、「日本の現状を憂う, 2010/10/11 By zenji54」は、実に面白
いね。
--- ここから ---
数学を学習する際の前提は国語力です。ことばの理解と表現がおろそかでは数
学などできるはずがありません。その基礎を形成する小学校の国語教育は満足
のいくものでしょうか。
--- ここまで ---
とか
--- ここから ---
中学校の数学の現状は歪んでいます。生徒は正答を追い求めるのみで過程をす
っ飛ばしたがります。過程を縷々説明すると生徒は不服そうに「要は答えは何
なの」ときます。
--- ここまで ---
とかね。
答だけほしがる話は、昔、テレビゲームの項略本がよく売れたとき、最後ま
で手っ取り早くたどり着くことが子供たちのテレビゲームの遊び方になってい
るのは、それでいいのかという話があったのを思い出す。
それから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/21/4961570
吉田武著「オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ」
で書いた、
--- ここから ---
勝間和代たちのカモリーマンビジネスの本は、そういう深い理解にはつなが
らない。目先の利益しか考えてないから。
カモリーマンは、公式や答だけ知りたがる。そこに至るプロセスの理解が重
要で、その過程で人間として知力がつくのに、それがわからない。
公式や答だけ天下り式にもらって覚えても、そんなのは、コンピュータがと
っくにいっぱい知ってるし、ネットにあふれている。
カモリーマンが手を出すライフハック系のノウハウもそう。
それがまったく無意味とはいわないが、ま、枝葉のこと。ビジネスパーソン
向けの本や雑誌は、それを知的生産術などといって売り込んでいるんだから、
お笑いだし、詐欺同然。
--- ここまで ---
や
--- ここから ---
東大生が立花隆に、教養はどうやったら身に付くか質問した。察するに、どう
も、これだけやればOKみたいな1つのパッケージ、公式があるかのように考え
ているらしいのね。それに立花隆が、がっくり来ているの。
--- ここまで ---
と同じ話だね。
そんなのだと、社会に出て通用しない。日本でも大体通用しないが、国際的
にはもっと通用しない。つまり、カモリーマンにしかなれないんだよね。
先の素人評に戻ると、
--- ここから ---
高校に至ってはもう無惨としかいいようがないです。文系理系のコース分けが
2年次に行われ、文系の2年次以降は全く数学をやらない生徒もわんさと居り
ます。だいたい文系を選択した理由に、数学をやらなくていいからというのが
主たる理由なのですから何をかいわんやです。
--- ここまで ---
おれが高校のときから、すでに私立文系は数学がないからいいなどといって
たから、ずっと昔からそうなのね。いわゆる受験の弊害。
でもね、たとえば経済学部なら数学が入試にないからといって受けるようだ
と、経済学すら身に付かない。統計も確率もわからず、データの読み方、モデ
ルの作り方もわからない。
数学がないと文系のサラリーマンでもやっていけないのが、現代社会。知的
なハードルがずいぶん上がっているんだよね。それくらい数学はビジネスに根
を下ろしている。数学なしでやっていくなら、よほど人間的魅力があるか、交渉
力や企画力、もっというと何度も強調してきたように、コンピュータに勝てる
人間力がないとね。
おれも数学力は全然ないが、それでも高校時代は理系コースでわからないな
りに数学をやり、大学でも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626470
デデキントの切断
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2631977
コンボリューション、畳み込み、ホプキンス
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2727866
留数
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/11/4052892
ちくま学芸文庫の数学と物理関係(Math & Science)
に書いたように、数学の基礎論の部分、デデキントの切断や、イプシロン・デ
ルタ論法、複素関数の留数でさっぱりだったんだけど、人生も50年過ぎて振
り返ると、バカはバカなりに数学に触れていたことは大きな財産だったなあと
思うよ。
少なくとも、数式があるとそれだけで拒絶反応を起こすとがないだけでもよ
かったと思う。
ビジネスパーソン向けの本、特に新書レベルのものがだめなのは、数式を出
すのを怖がっているからなんだよね。数式を出すと売れない。だから、出さな
い。よって、いつまで経っても数学力が上がらない。つまり、カモリーマンの
まま。この悪循環。ま、出版社としては、ダイエットに失敗するダイエット本
を何度も出せてカモから儲けることができるのと同じ構図、メカニズムなので、
経営的にはそれでいいんだろうが、それなら、そんなので日本経済の再生なん
てふざけたことはいわないでもらいたい。
初心者向けの数学の本は、比喩を使ってあれこれ説明するが、比喩は所詮比
喩であって、数式なら揺るぎなく正確に記述してあるから、わかると理解は深
いんだよね、
ってなことをこの数年、痛感して、宇宙論や量子力学の本を読めば読むほど、
やっぱり数式でわかりたいと思うようになって、物理数学の本や基幹物理学に
手を出したのに、止まってるもんね。おれもカモリーマンだね。
今年こそ、量子力学の基礎までは独学でやるぞ。
と、年の始めにだけ、威勢がいいのもカモリーマンだね。^^;
でも、ピアノに時間を取られているんだよね。なにげに聞いていたショパン
やドビュッシーも、楽譜を見て、菊池早江子先生から解釈の仕方などを教わる
と、作曲家の意図はそういうことなのか、そんなすごいことが指示してあった
のかと、びっくりすることがある。そうやって少しずつ音楽的読解力が上がっ
てきているんだろうけど、その話は股の機械に。
まあ、「一年の計は簡単である」という坂田明の名言もあることだし、今年
は、数学を少しやります。というか、量子力学の基礎までは行きたい。ヒルベ
ルト空間やシュレーディンガーの波動方程式くらいを希望。^^;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/09/5630362
折り紙の算数、数学、数理、折り紙工学、一刀切り問題
で紹介した
http://www.globe.asahi.com/feature/100201/
「数学という力」
の
http://www.globe.asahi.com/feature/100201/side/01_07.html
[第7回]数学には、たくさんの豊かな意味がある。それがわかれば、これほど楽
しいものはない
長岡亮介さん 明治大学客員教授
にも、数学教育の話が出ている。
--- ここから ---
1回目。1963年に施行された「数I、数学IIB、数学IIIカリキュラム」では、伝統的な初等幾何が廃止され、
--- ここまで ---
とあるから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/15/4880032
数学の広場、手を動かす幾何学、小平邦彦「幾何への誘い」
で、
--- ここから ---
35年前から40年くらい前のおれらの中学、高校時代って、もう、小平先生が
批判する教え方だったのかな。
--- ここまで ---
と書いたことは、そうだったのね。
あ、思い出した。鶴亀算で書きたいことがあったんだよね。
あ、また思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/12/5576859
楽しむ科学教室、不確定性原理、小澤の不等式、シルヴィアの量子力学
で書いた江沢洋先生の講義、観ました。それを書かないとね。
あ、またまた思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/21/5594617
プログラミングのための確率統計、プログラミングのための線形代数のPDF版
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067750/showshotcorne-22/
プログラミングのための確率統計 (単行本(ソフトカバー))
平岡 和幸 (著), 堀 玄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274065782/showshotcorne-22/
プログラミングのための線形代数 (単行本)
平岡 和幸 (著), 堀 玄 (著)
のPDFを買うのを、忘れている。
実は、PDF版だと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/17/4883520
Stuart Halloway著、川合史朗訳「プログラミングClojure」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067890/showshotcorne-22/
プログラミングClojure (単行本(ソフトカバー))
Stuart Halloway (著), 川合史朗 (翻訳)
のPDF版
http://estore.ohmsha.co.jp/titles/978427406789P
プログラミングClojure
が気になっているの。
おれ様がPDFを買ってやらないとオーム社も今後の展開がまずかろうなどと
思うし(夜郎自大)、PDFと違って、iPadの電子書籍は、囲い込みでほかで読め
ないから、いやなんだよね。PDFなら、買い溜めても、どのプラットフォーム
でも読めるし、国際規格でもあり、将来もあるからね。
でもさ、「プログラミングのための確率統計」「プログラミングのための線
形代数」のPDF版もそうだが、「プログラミングClojure」のPDF版もサンプル
をみると、なぜか、Ruby on Railsの本のサンプルなんだよね。
あれえ?と思って、一度は買い物カゴに入れたのに、なんか、躊躇してやめ
たままです。^^;
サンプルなんだから、それぞれの本のサンプルを入れてもらわないとね。
芳沢さんの本で、以前、売れていたときに、気になったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106036517/showshotcorne-22/
新潮選書 「3」の発想 数学教育に欠けているもの [単行本]
芳沢 光雄 (著)
本の紹介をみても、これも、なるほどという話ですね。
他の芳沢光雄本では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576775/showshotcorne-22/
新体系・高校数学の教科書 上 (ブルーバックス) (新書)
芳沢 光雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576783/showshotcorne-22/
新体系・高校数学の教科書 下 (ブルーバックス) (新書)
芳沢 光雄 (著)
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/27/5045521
芳沢光雄「新体系・高校数学の教科書」
で紹介している。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/25/5534930
数学の復習本、リハビリ本、社会人が数学をやり直す本
ここまで書いて、以前、40代半ばの知人の女性が、急に高校時代にわから
なかった三角関数がわかりたいと言っていたのを思い出した。
その人、高校時代は、おじいさん先生の数学の授業があったが、全然、話を
聞いてなかった。ご当人、東京外大に行くくらいだから、外国語は好きで、い
までも語学は堪能らしいが、なぜか、いまごろになって恥ずかしいんだけどと
言いつつ、急に数学、それも三角関数が知りたくなったそうな。
その理由はといえば、三角関数がわからずに、死んでしまうのは、なんか悔
しいんだそうだ。\(^O^)/
どういう心境なのかわからんが、まあ、女心だから、おれにわかるはずがな
い。\(^O^)/
ということで、その人には、微積分はまだ無理そうだから、もっと三角関数
に絞ったものをざっと検索してみた。
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三角関数 (図解雑学) [単行本]
佐藤 敏明 (著)
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ズバリ図解 三角関数―三角関数の基本概念をわかりやすい絵で一発解説! (ぶ
んか社文庫―ズバリ図解シリーズ) [文庫]
深川 和久 (監修)
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なるほど高校数学 三角関数の物語 (ブルーバックス) [新書]
原岡 喜重 (著)
三角関数がわからずに死んでいくのが悔しい女性(と男性も)は、参考にして
ください。
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年01月25日 09時10分57秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
最近、行ったリアル本屋だから、新宿ジュンク堂か、ブックファー
---
最近、行ったリアル本屋だから、新宿ジュンク堂か、ブックファー
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年01月31日 03時46分47秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/03/5620942
テキストマイニングで広がる看護の
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/03/5620942
テキストマイニングで広がる看護の
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年06月02日 01時30分33秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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これ、とても注目されている本なのね。
原著の初版は1942年に出
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これ、とても注目されている本なのね。
原著の初版は1942年に出
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2011年12月20日 10時20分37秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/09/29/6117268
野崎昭弘「数学で未来を予測する」
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/09/29/6117268
野崎昭弘「数学で未来を予測する」
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年04月15日 08時39分38秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
以前、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576775/showshotcorne-22/
新体系
---
以前、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576775/showshotcorne-22/
新体系
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年04月27日 07時54分11秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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実践活用編」
こんな本が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/A
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実践活用編」
こんな本が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/A
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年05月21日 09時30分06秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年12月02日 10時25分13秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
数学関連。
http://www.amazon.co
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お買い上げありがとうございます。
数学関連。
http://www.amazon.co
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年01月21日 09時43分57秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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いまからだと間に合わないと思うが、こんなのがありました。
出
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いまからだと間に合わないと思うが、こんなのがありました。
出
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年01月23日 10時01分48秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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こんなのが出ていた。知らなかった。
三省堂の数学の教科書と指
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こんなのが出ていた。知らなかった。
三省堂の数学の教科書と指
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年03月09日 14時28分37秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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Twitterで流したけど。
https://twitter.com/shownakamura/statuses/309791823344312320
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Twitterで流したけど。
https://twitter.com/shownakamura/statuses/309791823344312320
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年10月29日 02時13分28秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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3連発、怒濤のブルーバックス攻撃その2。
http://www.amazon.co.jp/exec
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3連発、怒濤のブルーバックス攻撃その2。
http://www.amazon.co.jp/exec
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年12月20日 10時04分25秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年02月11日 11時02分51秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/02/11/7219287
audio-technica ステレオターンテーブル
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/02/11/7219287
audio-technica ステレオターンテーブル
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年08月14日 10時28分44秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
先月、今月は、数学の本がま
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お買い上げありがとうございます。
先月、今月は、数学の本がま
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年11月25日 10時09分41秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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いまから、入試に間に合うような本ではないと思うが、こんな本が
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いまから、入試に間に合うような本ではないと思うが、こんな本が
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2015年05月21日 10時01分08秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
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お買い上げありがとうございます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN
_ ホットコーナー - 2017年06月14日 10時41分43秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
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数学の本が、最近、よくお買い上げがあるという話は何回か書いたけど、実際のリストは、作る暇と元気がなくて、すみません。
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数学の本が、最近、よくお買い上げがあるという話は何回か書いたけど、実際のリストは、作る暇と元気がなくて、すみません。
_ ホットコーナー - 2020年01月21日 09時46分57秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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新春恒例って、お前、新春、終わっとるぞ。
まあまあ。
新春恒例って、い
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新春恒例って、お前、新春、終わっとるぞ。
まあまあ。
新春恒例って、い
_ ホットコーナー - 2021年09月25日 09時07分13秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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お買い上げありがとうございます。
実は、最近、数学もそうだし、また、機械
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お買い上げありがとうございます。
実は、最近、数学もそうだし、また、機械
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