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将棋ネタ2009年09月17日 02時40分39秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 JT日本シリーズ。福岡でやった公開対局、渡辺竜王が行けなかったんですね。
 なんでも、奥様が新型インフルエンザになって、万一、渡辺竜王も感染して
いたら、子供たちも大勢来るので、うつしたらまずかろうというので、将棋連
盟に相談して、理事会で行かないように決定したそうです。
 代わりに谷川浩司九段が出場して、なんと、勝ってしまいました。\(^O^)/
 谷川ファンとしては、このまま、優勝まで突っ走ってほしいですね。

http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/index.html
JT将棋日本シリーズ
http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/professional/2009/2-3kyoku/index.html
2009年度 二回戦第三局 福岡大会

 以後・将棋チャンネルの銀河戦。おれが応援している北島忠雄六段は、今日、
阿久津七段との対戦が放送されます。収録は終わってるから結果は出ているん
だけど、なんとか、勝ってほしいなあ。そして、優勝してほしい。
 ご祝儀とお守りとして、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/29/4548180
将棋銀河戦、北島忠雄六段、橋本崇載七段に勝つ!\(^O^)/
で紹介した、北島さんの初の著作である
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4819700839/showshotcorne-22/
将棋上達の方程式 手筋の公式 基礎編 (単行本)
北島 忠雄 (著)
を買いました。
 はしがきがいいよ。
--- ここから ---
 将棋の上達法は楽しみながら基本をしっかり学ぶこと。語学の教材等には
「一日で話せる○○○」といった派手なタイトルのものがよく目に付きますが、
実力=正しい努力×時間、がどの分野においても変わらない不変の法則です。
大切なのは、楽しみながら続けること。どんなに優れたやり方でも、苦痛が伴
う様では長続きしません。ちょっと遠回りに感じますが、やさしい問題を繰り
返し解くことで将棋の本筋を学んで頂けたらと思います。
--- ここまで ---

 ね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/11/4572556
命名 カモリーマン。カモリーマンビジネスの呪縛からこうやって抜け出せ!
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/15/4580266
香山リカ著「しがみつかない生き方」。勝間和代はなぜダメか。
で書いたように、本筋をはずれた、正しくない努力をやっても無駄なのが、よ
くわかりますね。

 はしがきは、現代人が時間に追われて気持ちに余裕がなく、物質的には豊か
になったかもしれないけれど、笑顔が少なくなってきたことに触れ、
--- ここから ---
 豊かな人生とは何か? あまりに大きなテーマですが、楽しい時間をたくさ
ん過ごすということに対し否定する人はおられないのではないでしょうか。
 もし本書がお役に立ち親しいお友達、あるいは親子の間で将棋盤をはさみ、
たくさんの笑顔が広がる一助となれば著者としてこれに優る喜びはありません。
皆様のご上達を心から祈念申し上げます。

                       平成20年1月 北島 忠雄
--- ここまで ---

 ね、北島さんの穏やかで真摯な人柄がよく出ていて、いいわ。これだけで買
ってよかったわ。
 これ、将棋の駒の特性によって、どういう手筋(局所的な戦術、慣用句のよ
うな指し方)があるかをやさしく解説したものです。初心者向けです。当然、
おれに必要です。
 ほんと、お前、ペーパーアマ二段だからな。
 そういえば、将棋連盟、よほど金に困ってるんだね。いま何万円か出したら、
お前に三段の免状をやるぞというキャンペーンのお知らせが来てたよ。もちろ
ん、そんな金はないから、スルーだけど。^^;

 深浦康市王に木村一基八段が挑戦している王位戦。木村八段の3連勝で初タ
イトルかと思ったら、深浦王位は、地元長崎で1勝してから逆に3連勝。つい
に、最終局にもつれこみましたね。
 第7局は、北海道新聞がネット中継の担当ですね。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/50oui-7/
第50期王位戦7番勝負の最終局
をどうぞ。
 北海道新聞は、毎回、気合いが入ってて、なんか、いいいんですよ。

 竜王戦の挑戦者は、深浦王位と前名人の森内俊之九段の挑戦者決定戦に勝っ
た森内俊之九段に決定。
 渡辺竜王は、当時の森内俊之竜王からタイトルを奪取して、以後、5年連続
で勝ち続けて、初代永世竜王になって渡辺竜王伝説を作りました。
 その森内さんとの激突になりましたね。

 羽生善治王座に山崎隆之七段が挑戦している王座戦。羽生さん(現名人)は、
王座戦五番勝負を14連勝中だって。あ、今日も勝ったから、15連勝。すごいね。
 渡辺竜王が初めてタイトル戦に出たのは、19歳のときに出たこの王座戦。羽
生さんに負かされるんだけど、以前、千駄ヶ谷の将棋連盟でやった大盤解説会
のときに話してくれた話が爆笑でしたね。今日は、書く時間がないけど。

 で、この王座戦で何が面白いって、英語の棋譜中継があること。
http://live.shogi.or.jp/ouza/
に行くと、English Versionってあるでしょ。これに出てくる解説と日本語バ
ージョンの解説を読み比べるといろいろわかった。
 英語はチェスみたいな説明なのね。
 今日やった第2局の場合だと、たとえば、第6手目は、
--- ここから ---
遠山四段「△4四歩として、いわゆるウソ矢倉。また△4四歩~△4二飛とす
るウソ四間飛車も考えられるところでしたね。ウソ四間飛車は勿論造語です」
北島六段「△4四歩は山崎さんの棋風ではないのかな」
片上六段「彼は中盤の入口あたりから独特の指し方をしますが、超序盤はひね
らず、わりといつも同じような出だしですもんね」
--- ここまで ---
に対して、英語は、
--- ここから ---
"Instead of 6.P-8d, P-4d was possible. What we call USO-YAGURA, or
Shikenbisha(Forth File Rook) was possible also." said Toyama. "P-4d is
not Yamasaki-san's playing style, is it?" said Kitajima. "His playing
style is unique from the early in the middle game, but the early
stage of the opening is normal and predictable" said Katagami.
--- ここまで ---
 ね。めちゃ、面白いよね。素晴らしい試みと思うわ。
 Pは、チェスのPawnなのね。歩をPawnで表現してますね。飛車がRookだった
り、角がBishopだったりしてます。でも、馬をUmaと書いているときもあるし。
 それと、座標系が違うんだよね。複素平面を使ってます。←大嘘
  P-4dは、4四歩なんです。漢数字で表現する縦の座標は、アルファベット
を上から割り当ててるのね。だから、英語を読んでも、どういう手を挿してい
るか、全然とぴんと来ません。^^;

 こういうの、ほんとにいいのかな。Pawnとか置き換えずに、Fuとしたほうが
いいのか。4dなどせず、4-yonにしたほうがいいのか。
 たぶん、チェスは知っているという欧米の人に、少しでも将棋に興味をもっ
てもらうために、チェス用語を拝借しているんだと思うんだけどね。
 なんで、そんなことを考えたかというと、将棋の国際的な普及には、外国語、
特に英語で書かれたテキストが少なすぎる、というか、ほぼないそうですが、
それが大きな問題なんだそうです。
 じゃ、さっきの北島さんの本やら、もっと上級者向けの定跡書やらを訳せば
いいんだけど、そのときに、チェス用語を借りて、チェス座標で書くのか。図
もチェス座標にして、歩の代わりにPawnの絵を描くのか。それじゃ、翻訳のコ
ストがかかりすぎて大変だろうなどと思ったわけです。

 あ、思い出した。
 去年かな。NHKの囲碁講座は、マイケル・レドモンド九段による、格言で学
ぶ囲碁入門だったんです。そのとき、囲碁用語は英語で、どう表現しているか
の話があったんです。テキストに出てたのかな。
 たとえば、「カカリ」は「approach move」で、おお、なるほどと。
 でも、レドモンド九段によれば、上級者になってくると英語は使わず、その
まま、カカリというようになるそうです、 
 ということで、将棋も、ネット中継の英語は、将棋人口を増やすという意味
で、チェス用語を拝借もありということですかね。上級になってくると、4四
歩なんてのも、外国人も普通に感じるようになるんでしょうね。
 レドモンド九段の講座がまとまったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140161698/showshotcorne-22/
レドモンドの基本は格言にあり (NHK囲碁シリーズ) (単行本)
マイケル レドモンド (著), Michael Redmond (原著)
ですね。

 囲碁の話が出たから、最後は、将棋で締めくくろう。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/08/20/4525064
将棋ネタ
などで紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002FL3WVG/showshotcorne-22/
どうぶつしょうぎ (日本女子プロ将棋協会公認)
幻冬舎エデュケーション
を買ってくださった方がいて、ありがとうございます。
 どうぶつしょうぎの考案者である北尾まどか女流初段は、10月から先崎学八
段と一緒にNHKの将棋講座を担当ですね。最近、発想が自由な将棋が増えて、
かつての常識が通用しなくなってきた現代将棋、それを解説してくれるそうで
す。
 先崎さんについては、何度も書いてますけど、将棋世界を読み始めて、最初
にびっくりしたのが、こういうレベルの書き手が将棋界にいたということ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/19/1326050
将棋、佐藤棋聖、NHK杯優勝
で触れています。
 9月まで担当だった橋本崇載七段と中村桃子女流一級の講座は、「受け」、
すなわち防御のテクニック講座で、こういうの全然知らなかったから、とても
ためになりました。
 でも、3歩歩いたから、忘れました。\(^O^)/
 いや、実際に、指さないから、だめなんですよね。
 でも、終盤の絶体絶命のピンチを妙手で切り返して逆に相手を討ち取ってし
まうテクニックとか、話を聞いているだけで、すごいもんだなと思いました。
 本になれば、買うでしょうね。

 あと、子供ももちろんだけど、大人にとっても、詰め将棋はいろいろな道筋
を考える訓練にいいです。いわゆる脳の活性化、ボケ防止ですわ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/03/1623062
詰将棋、3手詰ハンドブック
で、詰め将棋作家としても有名な浦野真彦七段の詰め将棋、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4819701673/showshotcorne-22/
浦野真彦著「3手詰ハンドブック」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4819701711/showshotcorne-22/
浦野真彦著「3手詰ハンドブック2」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4819701665/showshotcorne-22/
浦野真彦著「5手詰ハンドブック」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/481970169X/showshotcorne-22/
浦野真彦著「5手詰ハンドブック2」
を紹介しましたが、これを卒業したら、最近出た、この人も詰め将棋作家とし
ても有名な北浜健介七段の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839932883/showshotcorne-22/
脳トレ7手詰 (単行本(ソフトカバー))
北浜 健介 (著)
がお薦め。
 おれ、3手詰め、5手詰めでも、トツボにハマってなかなか解けないときが
あるから、7手詰は、だいぶ大変です。
 谷川九段によれば、解けるまで答をみないということではなく、しばらく考
えて、わからないときは、答をみていいと。こういう形だとこういう手筋で詰
ますんだということを覚えていくのが大事だと。
 そうやって数多く解くことで、体に染み込ませて、直観・直感を磨くという
ことですね。

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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年09月18日 02時31分12秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/17/4582681
将棋ネタ
で紹介した将棋の銀

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年09月26日 06時46分14秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
===
標題: 王座戦18連覇
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つ、強すぎる‥‥。最後のほうなんざ、

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年11月25日 00時20分10秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 2009年JT将棋日本シリーズの決勝。
 谷川浩司九段が深浦康市

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年12月16日 07時30分27秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 将棋世界2010年1月号は、読み応えがあった。

http://www.amazon.co

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2010年01月08日 00時53分05秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 囲碁・将棋チャンネルの週刊将棋ステーションで、キャスター