Google
ブログ(iiyu.asablo.jpの検索)
ホットコーナー内の検索
 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。
 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。
 例 中村(show) ki4s-nkmr

ウェブ全体の検索

Re: マイ箸は環境保護になっているのか2008年01月14日 08時18分44秒

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558286
マイ箸は環境保護になっているのか
の続き。

===
標題: Re: マイ箸は環境保護になっているのか
---
 知人で北海道の割り箸工場の経営者の息子がいます。今は価格面で中国に押さ
れてしまい、廃業の羽目に陥りましたが、ひと頃はその知人はブラジルに割り箸
制作の技術指導者として赴いていました。
 割り箸は山の間伐材を使いますが、こうした木々の間引きは重要で、それをマ
トモにしないと、群馬県や栃木県などの北関東一円の山林のように、上空から見
ると緑の山々も、下から見ると木々が密集しているために下生えも生えぬ緑の沙
漠となります。
 北海道では農業以外にも林業が盛んだったのですが、今は細々とした状態とな
り、国有林などを管理する営林署も次々と「合理化」のため閉鎖され、山間部の
荒廃は目を覆うばかりの状態となっています。
 特に植林が行われた人工林は、現在では惨憺たる有様で、それがもとで羆や鹿
などが里に下りてきて人的な被害が生じる、という事態に至っています。札幌市
内の住宅街に羆や鹿が出没するという所にまで至っています。住宅街ですから、
実際には猟友会なども発砲が出来ませんので、駆除も不能という事になるわけで
す。原生林ならいざ知らず、人工林の放擲は、自然災害の温床となるだけではな
く、存在していた生態系にも被害を与える事となります。

 私が子供の頃には、まだ駅のそばにある国鉄の貨物基地に丸太がうずたかく積
まれ、貨物列車が60輌以上の編成で、しかもその半数が、そうした木々を運ん
で行ったものですが、今ではそうした姿も見かけなくなりました。それに伴い、
盛業だった木工所も次々と廃業し、地場産業そのものが地盤沈下をしているとい
う状態になっています。割り箸工場の息子だけではなく、知人の中にはそうした
木工所の息子もいました。
 これらの産業が、実は山林の保全を行っていたわけでもあります。
 経済効率だけを考える事が、環境に過剰な負荷を与える。その環境負荷を軽減
すると称して、様々な環境企業が助成金などを受け取る一方で、最も環境産業の
基本である一次産業が衰退に追い込まれる。そこに長年蓄積されてきた山林の保
全のための知恵が失われる。酷いマッチポンプではあります。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: マイ箸は環境保護になっているのか&大規模山火事森林火災
---
 森林つながりで、表面的な常識と違うんだなあと思ったことが、ほかにもあ
りました。
 日経サイエンスで、山火事の記事がありました。大規模森林火災の予測をや
る話。
 アメリカは国土も広いし、すべての山火事に対応するのは現実的には無理。
したがって、ほんとに手に負えない危なそうな山火事に発展しそうなものだけ
消しに行かないといけないんだそうです。そのために、火災が起きたときにど
う燃え広がっていくかコンピュータで予測するモデルなども作られているとい
うことでした。
 その中で、森林火災の専門家がいってるのがちょっと一般の人が思う常識と
違うなと。
 それは、ある程度の山火事は放置して燃やすべし、燃やさないとかえって森
に燃料として可燃物がたまってしまい、あるときに手に負えないような大火災
になるということ。
 ところがアメリカでも、どんな山火事でもすぐ消化せよというのが政治の方
針らしくて、それを変更しないと大規模火災を防げないという話でした。火災
を放置なんていうと、無責任だと追求されそうで、選挙が近い政治家は怖がる
し(笑)、政治的に人気がないのでなかなか方針転換が難しいようです。

 探したら、ありました。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0711/200711_072.html
森林火災を予測する
 要約にも、
「火事によって堆積物が一掃されれば広範囲にわたって蓄積した可燃物がなく
なるので,消火活動が不可能となるような,極めて大規模で強力な山火事はか
えって起こりにくくなる」
「森林火災は生態系を正常に保つ上でも重要だ」
という話もありますね。
 この号のあとで、アメリカ西海岸の大規模森林火災があったので、とうとう、
そうなったかと思いました。

中村(show)

儒教、「義」による経営2008年01月14日 13時25分54秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2542126
また、ねとった
で書いたNHK BS1の「2500年儒教の旅」(正確には再放送)のこと。
 その前に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2542126
また、ねとった
を再読して気づいたことを簡単に。
「テレ朝地球危機2008なんて番組が、1/4にありますが、前からいってるよう
に、番組名からしてバカ」と書きましたが、タイトルとは違って番組内容はけ
っこうまともでしたね。タイトルからして、マスコミ、それもテレビがよくや
る、また、温暖化でホッキョクグマが絶滅しそうだからなんとかしようなどと
いう安いヒューマニズムに訴える番組内容を想像していたら、そんなことはな
くてよかったです。

 さて、儒教の番組のこと。制作は儒教の国である韓国のKBS。2007年の制作
です。
 見たのは第2回の「義」による経営のことなんですが、内容をまとめようと
思ったら、すでにちゃんとまとまっていたのでそれを紹介。

<シリーズ 2500年 儒教の旅>
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071202a.html
第1回 「仁」 愛の旅路
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071202b.html
第2回 「義」 狭いが 早き道
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071209a.html
第3回 「礼」 神秘の力
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071209b.html
最終回 「智」 世のための修養
をどうぞ。

 もっと詳しい説明は、
http://www.nhk.or.jp/omoban/k/1202_16.html
BS世界のドキュメンタリー シリーズ 2500年 儒教の旅 (4回シリー
ズ)
第1回 「“仁”愛の旅路」 第2回 「“義”狭いが 早き道」
http://www.nhk.or.jp/omoban/k/1209_11.html
BS世界のドキュメンタリー シリーズ 2500年 儒教の旅 (4回シリー
ズ)
第3回 「“礼”神秘の力」 最終回 「“智”世のための修養」
をどうぞ。

 第2回は簡単にいうと、儒教ではお金や儲けを考えるのはいけないとしてい
ると思っている人が多い。多くの日本人もそんな感じね。でもそれは誤解で、
孔子は、政治の役割は民を豊かにすることだとして、経済の重要性を唱えてい
たし、弟子の子貢は大商人だし、儲けることは奨励していたと。
 ただし、義をないがしろにして利益を貪ることはだめだと。それは社会をだ
めにすると。
 誠実さ、お客や社会との信義を重んじて、お客様にいい商品なりサービスを
提供すれば、自然と儲かるし、それはいいことなんだと。ときに自分の利益を
犠牲にして、義をもって社会の利益を考える、それがまた次の利益につながっ
ていくと。
 義を忘れた利益追求だけはやってはならないと。

 韓国で制作された番組ですが、韓国だけじゃなく、香港、台湾、中国、日本
でも取材し、義による経営で大成功している企業や経営者にインタビューして
いました。
 我々の業界と関係あるところでは、中国の連想集団、そうIBMからPC事業と
ThinkPadブランドを買ったレノボ(Lenovo)が出ていました。レノボは義による
経営で世界的なグローバル企業になったと。
 脱線するけど、レノボはIBMブランドからの移行が予想より順調なので、IBM
とは5年間ThinkPadブランドを使える約束だったけど前倒しでやめるかもしれ
ないんだってね。
 つーことは、そろそろThinkPadをまた買わないと、ThinkPadのロゴが付いた
ノートパソコンがなくなっちゃうかもね。もちろん、すでにLenovoロゴですが。

注:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559911#c2561353
で、Kotobukiさんから指摘がありましたが、5年間で消えるのは、IBMロゴの
ほうで、ThinkPadは使い続けるそうです。たとえば、
http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/02/lenovo.html
をどうぞ。
 ということは、焦ってThinkPad買わなくていいのね。^^;

 日本では、義による経営をしている京都と大阪の商人たちの伝統を紹介して
いました。義による経営を京都・大阪で広めたのは、石田梅岩であり、士農工
商の社会で劣等感を感じていた商人に対して、金儲けは恥ずかしいことではな
いし、商人は立派なことをやっている、孔子の教えにも背いていない、正義と
利益は相反するものではなく整合すると唱えて、日本における義による経営の
基盤を気づいたと。

番組では何百年も続く京都の老舗という紹介でしたが、「半兵衛麩(はんべい
ふ)」なんだね。おれ、好きなんですよ、あの麩。
 今度、京都に行くから、買ってこよう。
 「半兵衛麩」は、商品もそうだけど接客が素晴らしいから、リピーターが多
いという話が出ていました。「半兵衛麩」の人が、モノ作りでは、技も重要だ
が、それ以上に心が重要だといってました。
 いま、お客様に喜ばれる感動のサービスといえば、六本木ミッドタウンにで
きたリッツ・カールトンが評判で、リッツ・カールトンに学べというので、リ
ッツ・カールトンのサービス絶賛本や研究本まで出ています。アマゾンで「リ
ッツ・カールトン」で検索すれば、そんな本が何冊も出ます。
 でも、そんなのに学ぶ前に、儒教と石田梅岩に学べってことですね。\(^O^)/
 実際、番組でも紹介していましたが、経営者たちが石田梅岩の思想を学ぶ会
を京都か大阪でやってました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/石田梅岩
http://www.joho-kyoto.or.jp/~retail/akinai/senjin/ishida.html
石田梅岩と石門心学

 おれの持論でもあるけど、ビジネス書に書いてあることなんて、論語や孫子
の兵法やらといった古今の名著や伝承に伝わるメタな知識など、とっくの昔に
先人がまとめたものがあるんですよね。そっちを学んだほうが本質であって応
用も利くんだけど、古臭いもの、時代に合わないものだと誤解して、安易に、
そして歪んだ解釈も多い入門書や通俗解説書、さらにはもっと出来の悪い、す
なわち四書五経みたいに何百年、何千年ももつ話じゃなくて、数年でだめにな
るようなビジネス書に飛びついちゃうんですよね。
 かくいうおれも四書五経も仏教経典も一冊も全部は読んでいません。\(^O^)/
 もっぱら通俗的解説書ばかりで。\(^O^)/
 だから、だめなんだよね。

 アメリカやイギリスの経済学者?たちのインタビューもあって、儒教の義に
よる経営を理解しないと、東アジアの経済発展は理解できない、市場原理主義
で欲望に振り回されて社会がおかしくなった欧米社会は、持続的成長を達成す
る社会にするために儒教を学べなんて論調でした。\(^O^)/
 サブプライムローン問題で市場原理主義、金融資本主義がガタガタになった
いま、ドンピシャの番組でしたが(笑)、ほんとにまあ、よくも、これだけ論調
が変わるもんだという気がします。^^;

 経済学者野口悠紀雄をはじめ、日本はもうモノづくりはやめて構造改革して
金融立国をといってたエコノミストやジャーナリストと称する人たち、なんか、
反論ないんですかね。黙りこくってるもんね。なんか、ずるいよね。
 ま、所詮はその程度の代物といえばそれまでだし、なにも孔子のような大思
想を彼らに期待しているわけじゃないけど、それにしてもなんだかなあと思う
ね。

スーパー職人大集合!~技能五輪に挑んだ若者たち~2008年01月14日 19時54分11秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 さっき、書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559911
儒教、「義」による経営
を関係するかもしれないけど、いま、NHKで、
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-01-14&ch=21&eid=9047&p=1
スーパー職人大集合!~技能五輪に挑んだ若者たち~
というのをやっていますね。
 昨年11月に行なわれたこの技能五輪で、日本は、金メダルを16個も取っ
て、世界ナンバー1モノ作り大国であることを証明したという話で、この大会
に挑んだ若者たちをスタジオに招いてやってますね。
 なんか、サブプライムローンで金融がだめという話になったら、あまりに急
激にがんばれモノ作り日本や日本はやっぱりモノ作りがすごいぞという論調に
なった気がしているんだけど、気のせい?

 そんなものはどうでもよくて、みんな若くてもすごい職人だね。さすが金メ
ダリスト。
 いまその超絶技巧を紹介されている畑選手は、機械の目盛りにある100分の
1ミリを超えて1000分の1ミリの精度で加工できるんですね。
 板金の水野選手もすごいなあ。毎日4時間、槌を叩きまくって腕の筋肉をつ
けたんだね。長時間寸分もぶれない精度を出すために。すごい修練だね。
 こういう若者には高い給料払わないとね。そうしないと、やる奴いなくなる
よ。

 半導体のリードフレームで有名な三井ハイテックは、新入社員には営業だろ
うが経理だろうが、ヤスリがけをやらせるんですよね。
http://www.jmtba.or.jp/02syoukai_11.html
にちょっと話がありますね。あ、新入社員だけじゃなくて全社員なのか。すご
い。

===
標題: Re: スーパー職人大集合!~技能五輪に挑んだ若者たち~
---
いやあ、職人さんの技術ってのはすごいよね。触感だけで
千分の一ミリを区別し、正確に仕上げるなんて、まあ驚き
の世界だね。

実家にも旋盤やボール盤があったけど、危ないからって触
らせてもらえなかったもの。そもそも自宅にそんなものが
あるほうが不思議なんだけど。自動カンナ盤も、圧縮機も、
溶接機も、なんだかわからないものまである。ありゃあ、
仕事じゃなくって、趣味だね。職人さんはいい仕事ができ
ると満足してしまって、原価とか利益はどーでもよかった
のが、家族から見た不満かな。

--
つばめどん

===
標題: Re: スーパー職人大集合!~技能五輪に挑んだ若者たち~
---
>職人さんはいい仕事ができると満足してしまって、原価とか利益はどーでも
よかったのが、家族から見た不満かな。

 これ、あるよね。職人は金のことなんかいうなってのが。金のことをいうの
は卑しいとかね。
 それに落語じゃないけど、宵越しの金を持たないのがいい職人とか。
 酒と女も修行とか。あれ? これ、ちょっと違う?\(^O^)/
 ま、でも、技に対する正当な報酬は要求しないと、買い叩かれるばっかりだ
もんね。

中村(show)

ホップ、ステップ、肉離れ\(^O^)/2008年01月14日 22時04分24秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 民主党を形容した言葉。

 ホップ、ステップ、肉離れ。

 うまいこというねえ。座布団10枚。
 もう先々週号? 週刊ダイヤモンド2008/1/12号、鈴木棟一の連載「新・永
田町の暗闘」のラスト。
--- ここから ---
 しかも民主党は好調のとき、こけるジンクスがある。06年の偽メール問題。
参院選のあとの小沢代表の辞任と撤回劇。野田佳彦氏の造語「ホップ、ステッ
プ、肉離れ」の再現が心配である。
--- ここまで ---
 野田佳彦氏とは、民主党幹部の野田佳彦衆議院議員のこと。
 おれは、ホップ、ステップ、ギックリ腰だもんなあ。\(^O^)/

スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ2008年01月14日 22時05分10秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/30/2536450
NHK 仕事の流儀、古澤明、植村比呂志
で書いたDVDを返しに行って、このシリーズの別のものを思って棚を見ても、
全然ない。全部、出払っているようだ。
 それであれこれ見ていたら、マジックのDVDがあった。ほとんど期待せずに、
スピリット百瀬という人のレクチャービデオ全4巻をまとめて借りてきた。や
っとこの連休で観たけど、感動した。
 ちなみ、おれ、マジックに興味はあっても、一度も練習も人前で演じたこと
もない、ど素人です。
 忘年会などの宴会でちょろっとやってみせるようなマジック集かと思ったら、
全然そうではなく、基本的な技法からかなり練習を要する高度な技法、そして
それらを巧みに組み合わせて1つのストーリー(シーケンス)にすることで、ど
うマジックを構成するかという話まであって、予想以上の発見。

 特にカード編とコイン編。おれでも知っているような基本的な技から、そん
な技があるのかと驚いた技まで、いろいろ出ている。でも、相当練習しないと、
不器用なおれではきれいにはできないと思った。
 百瀬さんは、自然な動き、かつ、お客様が美しいと感じる動きでないといい
マジックにはならないということを、ソフトな語り口ながら、折りに触れ、力
説している。
 特に感動したのは、石田天海という日本マジック界の大先輩が編み出し、世
界のマジックの歴史にその名が残ったと百瀬さんが解説した天海パームを使っ
た天海チェンジ。
 ああ、あのマジックはそういうことだったのかと。それにしても、鮮やかな
トリック。自然すぎる。あわてて、DVDを1/8秒や1/16秒スローで再生して初め
てわかった。なるほど、あそこでああなってるわ。\(^O^)/
 それとカードでは、パスはすごいと思った。ああいうコントロールするんだ
ね。これ、1/8秒スローで再生しても知ってないとわからないと思った。そん
な大胆なことがそんな瞬間で行なわれているとは。\(^O^)/
 クロースアップマジックで前田知洋さんがテレビでも有名になったけど、彼
がやる指を鳴らすと下に入れたはずのカードが一番上に浮かんでくるマジック。
あれもこのDVDで紹介されている技+紹介されてない技で成立してるんでしょ
うね。ひょっとしたら、ここで紹介されている技だけで構成されているのかも
しれず、ただ前田さんはあまりに正確かつスピーディかつ優雅にやるので気づ
かないだけかもしれない。
 コインもすごいね。天海ドロップというのもあったし、ハンピンチェンムー
ブはすごいね。これもスローでも知ってないとわからない。そんなことでそん
なことやっちゃうんですね。人間は、実験でわかってるのは、0.3秒くらいだ
っけ。それ以下の短時間でやられることって認識できないそうですね。そんな
こんなも使ってるんだなあと思いました。
 日用品編では、おなじみのスプーン曲げもあったし、ロープ編では、人間の
錯覚など心理的なトリックをうまく使ってるし、波や結び目の性質をうまく使
うんですね。

 4巻を一気に観たので、とにかく、「はうあ!」の連続だった。
 もう、タネがわかったとかそういうレベルじゃない。タネがわかっても、そ
ういうタネを生み出す想像力と演じてみせるテクニックと、それを可能にして
いる修行を想像して感動した。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZTK/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(カード編)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZTU/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(ロープ編)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZU4/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(コイン編)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FGFZUE/showshotcorne-22/
スピリット百瀬 神の手のマジシャン レクチャービデオ(日用品編)

 ああ、コインマジックは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4490205619/showshotcorne-22/
というのも評判がいいのか。

 よっしゃ、これらのDVDで修行して、歌舞伎町と中洲とススキノのお姉ちゃ
んにモテモテだぁ。\(^O^)/