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幽体離脱を作る! 臨死体験。なぜか、川端康成「雪国」、シェイクスピアも2012年04月25日 04時24分17秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 さっき、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/04/25/6424842
ハイゼンベルグの不確定性原理、小澤の不等式の関連本
を書いたが、小澤の不等式特集が載った日経サイエンス2012年4月号で、おれ
が、びっくりしたのは、幽体離脱状態を作ることに成功している話が出ている
こと。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0076NHRBE/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2012年 04月号 [雑誌] [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201204.html
日経サイエンス 2012年4月号

 いま、日経サイエンスには、これまた有名な科学雑誌「ネイチャー(Nature)」
のダイジェストが載っている。この号の「From Nature ダイジェスト」は、
「身体の錯覚を自由に操る科学者」。これが幽体離脱を作り出す話。
 この実験装置を使えば、誰でも幽体離脱が体験できるというもの。
 トンデモやインチキではない。
 人間の脳がいかにだまされやすいか、意識、自己認識、身体感覚というもの
が、いかにテキトーなものかがわかる実験装置。
 脳って、体というセンサーの情報しかないんだよね。体だけが頼り。
 だから、嘘情報を流し込んでやるとだまされる。自分を後ろ、かつ、上のほ
うから、見下ろしている状態の情報を流し込むと、幽体離脱して、自分を後ろ
から見下ろしていると思うわけ。ほんとに、意識が体から抜けて、上から自分
を見ていると思い始めるわけ。
 おれも体験してみたいと思った。

 さて、幽体離脱といえば、臨死体験。
 走馬燈のように人生を一瞬で回想してしまうとか、暗いトンネルを通ったと
か、三途の川を渡ろうとしたら、亡くなった父や母が、「お前はまだこっちに
来るな」というから引き返したら、息を吹き返して助かったとか、いろいろあ
る。
 走馬燈のような人生の回想は、死の直前、脳が大混乱して、脳内情報がでた
らめに再生されたと考えるのが自然。三途の川や、きれいなお花畑があったと
かも、同様。

 いまは亡き父が、腹部大動脈瘤破裂で死にかけたときの話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/12/11/4750278
レンジでゆたぽん。懐かしのトンデモ本。サンマーク出版本。
で書いているが、もうちょっと補足。
 母が入院していたので、父は実家で一人暮らしをしていたときに、腹部大動
脈瘤破裂で倒れた。
 腹がおかしい、これは尋常ではないと思って、姉に電話した。救急車は、自
分で呼んだのか、姉が呼んだのかは思い出せないが、姉が駆けつけたときには、
もう、だいぶ危ない。
 そのときに、父が姉に、金庫の鍵はどこそこ、自分が死んだらあれとあれは
ああしろ、これはこうしろ、正三郎にはどうしろなどと、一気に指示を出して、
姉がそれを必死で書きとめたことは、上記で書いた。
 その時点で、生き残る確率はだいぶ低かったらしい。この状態だと、北九州
市の病院に運んでも、設備や技術の面から、もしかしたら助からないかもしれ
ない。福岡市の香椎にある和白病院なら、助かるかもしれない。でも、北九州
市門司区大里から、福岡市東区香椎の和白病院までは、救急車で高速を飛ばし
ても1時間くらいかかる。病院に着く前に死ぬかもしれない。北九州の病院に
運ぶのと比べると、和白まで行くのは、生きて病院に着く確率は4分の1。全体
として、生き残る確率は16分の1に下がる。さあ、どうしますか?
 姉は、ためらいなく、「和白に運んでください。父には、それくらいの生命
力はあります」\(^O^)/
 すごいよなあ。おれだったら、動転して「どうしよう、どうしよう」になっ
て、「あ、こいつ。立ったまま、失禁してやがる」になっていたと思う。
 おれ、姉は勝負師だと思ったよ。

 トンネルを通るといえば、
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。駅長さーん。
は、川端康成の雪国だけど。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101001014/showshotcorne-22/
雪国 (新潮文庫 (か-1-1)) [文庫]
川端 康成 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003108132/showshotcorne-22/
雪国 (岩波文庫) [文庫]
川端 康成 (著)

 母は、昔、まだ、目が見えていたときに、映画かドラマで雪国を観たとき、
冒頭の「駅長さーん」というシーンが非常に印象に残っていると、生前、語っ
ていた。その「駅長さーん」を、女優の真似をしてわざわざ声に出して、母が
何度か「雪国」のことを話してくれたのは、覚えている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/雪国_(小説)
をみると、
テレビドラマ
1962年 - 文芸シリーズ「雪国」
(TBS系列、連続7回、出演:池内淳子、山内明岸久美子、阿部寿美子ほか)
か、
映画
1957年 - 「雪国」(製作:東宝、監督:豊田四郎、出演:池部良、岸惠子、
八千草薫、森繁久彌、加東大介、浦辺粂子、市原悦子ほか)
1965年 - 「雪国」(製作:松竹、監督:大庭秀雄、出演:岩下志麻、
木村功、加賀まりこ、沢村貞子、早川保、柳沢真一、岩崎加根子、
東山千栄子ほか)
のどれかだろう。

 どんどん脱線するが、先週、某所で川端康成の雪国の話がちらと出て、外国
人(たぶん、ヨーロッパ人を念頭に置いた発言と思う)は、「夜の底が白くなっ
た」のような感覚的な表現は、すごく好きなんだという話があった。文学性、
芸術性を感じるんだそうだ。
 メタファー、隠喩(暗喩)の力ですね。これ、AI(人工知能)が苦手なんです。
いまのところ、隠喩によるイメージ喚起は、人間の知性を感じさせるものなん
です。いずれ、AIが追いつき、追い抜くかもしれないが。^^;

 ほぉ。
http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/5751/1/1-0001.pdf
川端康成『雪国』の「底」をどう訳すか : 隠喩の翻訳をめぐる一考察
今野 喜和人
は、面白いね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4939138089/showshotcorne-22/
小森収「はじめて話すけど… 小森収インタビュー集」(フリースタイル)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410603672X/showshotcorne-22/
深読みシェイクスピア (新潮選書) [単行本]
松岡 和子 (著)
を読んで、シェイクスピアを翻訳する話もすごい話がごろごろしていて、たま
がったが、これもすごい話だな。
 「深読みシェイクスピア」、感想書いてないね。小森君、ごめんね。
 ちょっとやってしまおう。

 大体、冒頭に出てくる、イギリスの上流階級言語はフランス語だった(だっ
て、フランスの王様がイギリスを制服しただもんね)が、シェークスピアの時
代になって、やっとイギリスの統一言語として英語が普及してきて、そういう
時代にシェークスピアは登場し、英語で素晴らしい作品を書いたので、彼は国
民的作家になり得たという話に、おれ、教養がないから、
いつから?
今日よ-。\(^O^)/
で、びっくりし、例によって役者が直観、肉体で、翻訳者の松岡和子さんが気
づいていなかったシェイクスピアの意図を見抜いてしまう(大脳脳的情報処理、
論理的思考ではなく、小脳的、身体性による直観的理解)の話が何例か出てび
っくりし、日本語に訳すときにいつも悩ましいものにジェンダーの問題がある
など、興味深い話がいっぱいあった。
 ジェンダー関連では、坪内逍遙が訳したものでは、女性の一人称が、なんと
「わし」だもんね。\(^O^)/
 たしかに、おれが子供の頃(約50年前)のおばあちゃんたちは、自分のことを、
「わし」といってた人も多かった気がする。いまでも、地方に行くとそうかも
しれない。
 「わし」と訳したのは、名訳で、ジェンダー問題を軽々と超えている。
 ジェンダー問題でいうと、現代の男性翻訳者が訳すと、「~だわ」とか、い
かにも女性が使いそうな語尾をつけるでしょ。中には、女性から観て、違和感
のある、すなわち、男が女はこういう言い方するよねと思い込んでいる、そし
て、女からみると、そんな言い方しないという、語尾がつくことがあるわけ。
 逆に、松岡和子さんが、男の台詞を「~だぜ」と訳したときに、男の役者た
ちから、「松岡さん。いまどき、「~だぜ」は、ないよ。「~だぜ」は」と指
摘されて、恥じ入る話もあった。
 最初、感想を書くとき紹介したい、ポイントになる部分をメモに書き出そう
とした。そしたら、毎ページのようにあって、途中でやめたほど、いろいろと
面白い話が詰まっていた。3歩歩いたから、忘れて、思い出せたのは、上記の
いくつかだけ。
 シェイクスピアに興味がある人はもちろん、言葉や翻訳に興味がある人は、
ぜひ、読んでみてください。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/03/05/5722521
小森君、ありがとう。松岡和子「深読みシェイクスピア」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」

 さあ、やっと、臨死体験に戻る。
 臨死体験については、立花隆が、かつて月刊文藝春秋で連載を始め、しばら
くは付き合っていたが、立花隆のいつもの癖で、膨大な取材を重ね、延々と連
載を続けるもんだから、こっちが根負けして、途中で止めた。
 その後、連載は、本になっている。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163492607/showshotcorne-22/
臨死体験〈上〉 [ハードカバー]
立花 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163492704/showshotcorne-22/
臨死体験〈下〉 [単行本]
立花 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/416352200X/showshotcorne-22/
証言・臨死体験 [単行本]
立花 隆 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167330091/showshotcorne-22/
臨死体験〈上〉 (文春文庫) [文庫]
立花 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167330105/showshotcorne-22/
臨死体験〈下〉 (文春文庫) [文庫]
立花 隆 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167330113/showshotcorne-22/
証言・臨死体験 (文春文庫) [文庫]
立花 隆 (著)

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