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天才羽生の頭脳を探る。脳画像から心を読み取る。その他、脳科学関係2009年07月11日 21時28分50秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 いま(2009/07/11 20:00)、NHK総合の「追跡! A to Z」という番組で、脳の
中を追跡しています。

http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/
NHK 追跡! A to Z
の「脳の秘密 未来はどう変わる?」
という回です。

 最初に出てきたのは、将棋の天才、羽生名人。
 理化学研究所。田中博士といってましたが、以前に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626100
将棋脳の解明へ1歩
で紹介した
http://www.dei.brain.riken.jp/index_j.html
理化学研究所 脳科学総合研究センター 創発知能ダイナミクス研究チーム

http://www.dei.brain.riken.jp/shogiexp/
将棋を用いた脳研究:脳研究協力棋士 募集
の世界ですね。

 詰め将棋の局面を1秒毎にみせて、手を考えさせ、そのとき脳のどこが活性
化しているか調べていました。
 前頭前野が活性化するのはアマチュアでも同じだったけど、羽生名人や他の
プロは、脳のもっと深いところ、大脳基底核尾状核が活性化していました。こ
れは、行動や思考の習慣化を司っているところだそうです。
 体に染み込ませる大切さ、持続することの大切さがわかるそうです。
 ずっと書いてきた脳と身体性の話ですね。上の検索窓で「脳 身体性」で検
索してください。
 まあ、でも、プロのレベルになるには、毎日3時間、集中して訓練する必要
があるそうですが。将棋に限らず、普通、どういうジャンルでもその程度の努
力は続けないと一人前にはなりませんよね。
 他のプロの平均正解率が68%なのに、羽生名人は82%というのがすごい。1秒
で答を出さないといけない過酷なテストなので、羽生名人の瞳孔が開いてまし
た。すごく集中している証拠だそうです。
 羽生名人と他のプロとの違いは、羽生名人は、脳のもっともっと深いところ、
嗅周皮質や、もっともっともっと深い網様体も活性化しているそうです。
 嗅周皮質は記憶を司る海馬のそばにあって、記憶に関係あるそうですし、嗅
周皮質や網様体は、脳全体のネットワークを司る部分だそうです。

 次は、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の神谷之康氏の研究で、彼は世界
で初めて脳画像から心を読み取ることに成功したといって、紹介されていまし
た。
 その次は、ハーバード大学での心の傷を読み取る研究。子供のころに虐待を
受けた人を募集していました。そういう人たちは、脳のある部分が萎縮してい
るんだそうです。たとえば、いつもひどい言葉を投げつけられていると、聴覚
に関する部分が小さくなっていくんだそうです。
 オーストラリアの脳科学を使ったコマーシャルもやってましたね。これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/12/4114191
記憶、脳科学や認知科学方面の本
などで、何度か話題にした、ニューロ・マーケティングの話ですね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/09/4164002
下條信輔著「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064605/showshotcorne-22/
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)
下條 信輔 (著)
もお薦め。この本に関する他の書き込みは、上の検索窓で「サブリミナル・イ
ンパクト」で検索して下さい。

 最後は、脳科学の悪用の懸念についても、追跡していました。心を読んだり、
脳画像からその人の優劣や犯罪性まで知ることができるようになってくる時代。
果たして、人類は耐えられるのか。
 人類は、我々おとめ座銀河団星人よりはるかに民度が低いので、耐えられま
せん。人類、発狂して破滅します。\(^O^)/
 これで思い出した。買う候補になっているのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034802/showshotcorne-22/
暴走する脳科学 (光文社新書) (新書)
河野哲也 (著)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/02/4281926
プラズモン、量子力学、遺伝子工学など、本気の本ばかり売れてる。
で書いたように、萩谷さんのDNAロボットの本から、そこに出ていた参考文献
や関係する本やらもあれこれ紹介しようと思ってメモしていたけれど、いつに
なるかわからないので、リストだけ。いくつかは読んだけど、まだ買ってない
のもあります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074938/showshotcorne-22/
DNAロボット―生命のしかけで創る分子機械 (岩波科学ライブラリー) (単行本)
萩谷 昌己 (著), 西川 明男 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769371004/showshotcorne-22/
図解 ナノテクノロジーのすべて (単行本)
川合 知二
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/31/1690683
NHK「50年後の未来」、レイ・カーツワイル「加速するテクノロジー」
で紹介したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812176/showshotcorne-22/
レイ・カーツワイル―加速するテクノロジー (NHK未来への提言) (単行本)
レイ カーツワイル (著), 徳田 英幸 (著), Ray Kurzweil (原著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309906982/showshotcorne-22/
超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会 (単行本)
ラメズ・ナム (著), 西尾 香苗 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274501418/showshotcorne-22/
ブレイン・デコーディング―脳情報を読む (単行本)
「脳を活かす」研究会 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427450140X/showshotcorne-22/
ブレイン・マシン・インタフェース―脳と機械をつなぐ (単行本)
「脳を活かす」研究会 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769351348/showshotcorne-22/
ブレイン‐マシン・インタフェース最前線―脳と機械をむすぶ革新技術 (単行
本)
櫻井 芳雄 (著), 小池 康晴 (著), 鈴木 隆文 (著), 八木 透 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140813024/showshotcorne-22/
老化を止める7つの科学―エンド・エイジング宣言 (単行本)
オーブリー デグレイ (著), マイケル レイ (著), Aubrey De Grey (原著),
Michael Rae (原著), 高橋 則明 (翻訳)

 つい、最近、買って積ん読なのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772695133/showshotcorne-22/
プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか? (ハードカバー)
メアリアン・ウルフ (著), 小松 淳子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048673629/showshotcorne-22/
マインド・ウォーズ 操作される脳 (単行本)
ジョナサン・D・モレノ (著), 久保田 競 監訳 (翻訳), 西尾 香苗 訳 (翻訳)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/18/3633510
ICT業界とアスペルガー障害
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/01/3727996
考える脳 考えるコンピューター
でちょろっとだけ紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270000600/showshotcorne-22/
考える脳 考えるコンピューター (単行本)
ジェフ・ホーキンス (著), サンドラ・ブレイクスリー (著), 伊藤 文英 (翻
訳)
のもっと長い感想も書くといって書いてないね。関連が多いんですよね。関連
まで紹介するのをあきらめるのがいいんだろうけど、つい、ちょこちょこメモ
を取るもんだから。
 それでも、この本は、何度も名前を出しているので、上の検索窓で「考える
脳」で検索してください。

 ついでにいうと、ざっと眺めただけですが、買ってみて、やはり、これはい
いと思ったのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/16/4307521
ベイズな予測、パターン認識と機械学習、ベイズ理論による統計的予測
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/443110013X/showshotcorne-22/
パターン認識と機械学習 上 - ベイズ理論による統計的予測 (単行本)
C. M. ビショップ (著), 元田 浩 (翻訳), 栗田 多喜夫 (翻訳), 樋口 知之
(翻訳), 松本 裕治 (翻訳), 村田 昇 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431100318/showshotcorne-22/
パターン認識と機械学習 下 - ベイズ理論による統計的予測 (単行本)
C. M. ビショップ (著), 元田 浩 (翻訳), 栗田 多喜夫 (翻訳), 樋口 知之
(翻訳), 松本 裕治 (翻訳), 村田 昇 (翻訳)
 サポートページは、
http://ibisforest.org/index.php?PRML
PRMLのサポートページ
です。

 この1週間か2週間くらいの間で、心は幻想だと断言している科学者のこと、
また読んだか、見たんだけど、何だっけ、思い出せない。外国人だったと思う
けれど。
 脳科学のことを調べて、楽しむ前に、物忘れをなんとかしろ!\(^O^)/
 またというのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/03/4040523
心、脳、身体性
で紹介したもらった本のことや、日経サイエンスの茂木健一郎対談で前野隆司
(慶応義塾大学)が言ってる話がすでにあるからです。

 おお、ちゃんと「心、脳、身体性」には、冒頭で述べた身体性や将棋の話の
話があるじゃないですか。訳もわからず書き殴ってもちゃんと辻褄があって、
大団円を迎えるというね。やはり、おれ、天才としかいいようがないね。誰か、
おれの脳を調べてみないか。
 はい、調べました。あなたの脳は、「秘」ばかりで、中心は「休」でした。
 すげえ、あまりに当たってる!\(^O^)/ どうやって調べたんだ。
 もう2年ほど前に流行った脳内メーカーです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/20/1810407
日本の新聞はなくなるの?
で、遊んでいたころだから。
 あ、いまもある。
http://maker.usoko.net/nounai/
脳内メーカー
 ここで、名前を入れると脳内をスキャンして画像化してくれます。^^;
 おれの結果は、
http://nounaimaker.com/?a=Maker&oo=%C3%E6%C2%BC%C0%B5%BB%B0%CF%BA
をどうぞ。ね、当たってるでしょ!
 こいつらだけだな。我々おとめ座銀河団の科学に追いついているのは。