日経サイエンス2009年6月号、7月号 ― 2009年06月23日 09時43分56秒
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/
消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
を書いたときに、ついでに書こうと思っていて忘れていたが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00261MYEG/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 06月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00287ZBO8/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 07月号
から。
7月号は、暗黒エネルギーはないかもしれないという記事が注目。ものすご
くトリッキーな話なんだけど、そういう条件のところに地球があれば、観測す
ると暗黒エネルギーがなくてもあるように観測されてしまうってな話でした。
関連して、6月号の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_024.html
量子もつれが相対論を脅かす
D. Z. アルバート/R. ガルチェン(ともにコロンビア大学)
も、面白かった。監修者はこの記事に、これは業界のコンセンサスではないだ
ろうと批判的でしたが。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_088.html
サイエンス・イン・ピクチャー
すばるが見た渦巻銀河M33
銀河考古学の扉を開く
中島林彦(編集部)/協力:有本信雄(国立天文台)
もよかった。
つばめどんもびっくりなのが、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_044.html
ナノチューブ1本でラジオ!
E. レジス(サイエンスライター)
ナノチューブだけでラジオになるんだって!\(^O^)/
あと、この2つの号の茂木健一郎の対談、
2009年6月号 人間に近づく音声認識/峯松信明(東京大学)
2009年7月号 日本語で考える科学は亡びるか/水村美苗(作家)
は、おれには非常に示唆的で、深い話でした。
「人間に近づく音声認識」は、いろいろ示唆的な話はあったが、声は音楽と
して捉えるべきだということや身体性につながる話。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/08/4352912
Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
と関係する話ですね。
メタ知識がいかに重要かという話の部分も面白かった。
「日本語で考える科学は亡びるか」では、英語以外の言語で高度なことを考
えている民族がいることの重要性、日本だと日本語で考えることの重要性、そ
してそれを可能にした先人達の努力の話。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/15/4367996
サヨナラ 新聞、押し紙、サヨナラ 電通
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002AO59UA/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2009年 07月号
の「日本のHOPE」でも、日本のロボット研究は、一神教世界の欧米とは発想や
感覚が違うという話が出ていましたね。
お母さんたちが幼児を英語教室に通わせたりしているけど、その内実の貧し
さを茂木さんも嘆いていますね。母国語でしっかり考え、表現できる力がつか
ないと、英語ができてもだめという当たり前の話ではあるけど、それじゃ、単
に出来の悪い通訳や翻訳家でしかなく、そのうち、コンピュータの翻訳や通訳
に負けるよね。
茂木さん、あちこちで何でも脳、脳といって吹きまくってるから、批判も多
いけど、日経サイエンスの対談はレベルが維持されていて面白いです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/
消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
を書いたときに、ついでに書こうと思っていて忘れていたが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00261MYEG/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 06月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00287ZBO8/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 07月号
から。
7月号は、暗黒エネルギーはないかもしれないという記事が注目。ものすご
くトリッキーな話なんだけど、そういう条件のところに地球があれば、観測す
ると暗黒エネルギーがなくてもあるように観測されてしまうってな話でした。
関連して、6月号の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_024.html
量子もつれが相対論を脅かす
D. Z. アルバート/R. ガルチェン(ともにコロンビア大学)
も、面白かった。監修者はこの記事に、これは業界のコンセンサスではないだ
ろうと批判的でしたが。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_088.html
サイエンス・イン・ピクチャー
すばるが見た渦巻銀河M33
銀河考古学の扉を開く
中島林彦(編集部)/協力:有本信雄(国立天文台)
もよかった。
つばめどんもびっくりなのが、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0906/200906_044.html
ナノチューブ1本でラジオ!
E. レジス(サイエンスライター)
ナノチューブだけでラジオになるんだって!\(^O^)/
あと、この2つの号の茂木健一郎の対談、
2009年6月号 人間に近づく音声認識/峯松信明(東京大学)
2009年7月号 日本語で考える科学は亡びるか/水村美苗(作家)
は、おれには非常に示唆的で、深い話でした。
「人間に近づく音声認識」は、いろいろ示唆的な話はあったが、声は音楽と
して捉えるべきだということや身体性につながる話。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343420
西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/08/4352912
Re: 西アフリカのモシ族の太鼓言葉。言語と音楽。サブリミナル・インパクト
と関係する話ですね。
メタ知識がいかに重要かという話の部分も面白かった。
「日本語で考える科学は亡びるか」では、英語以外の言語で高度なことを考
えている民族がいることの重要性、日本だと日本語で考えることの重要性、そ
してそれを可能にした先人達の努力の話。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/15/4367996
サヨナラ 新聞、押し紙、サヨナラ 電通
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002AO59UA/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2009年 07月号
の「日本のHOPE」でも、日本のロボット研究は、一神教世界の欧米とは発想や
感覚が違うという話が出ていましたね。
お母さんたちが幼児を英語教室に通わせたりしているけど、その内実の貧し
さを茂木さんも嘆いていますね。母国語でしっかり考え、表現できる力がつか
ないと、英語ができてもだめという当たり前の話ではあるけど、それじゃ、単
に出来の悪い通訳や翻訳家でしかなく、そのうち、コンピュータの翻訳や通訳
に負けるよね。
茂木さん、あちこちで何でも脳、脳といって吹きまくってるから、批判も多
いけど、日経サイエンスの対談はレベルが維持されていて面白いです。
コメント
トラックバック
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2009年06月27日 03時59分07秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385575
日経サイエンス2009年6月号、
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/23/4385575
日経サイエンス2009年6月号、
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。