Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD) ― 2009年06月12日 09時03分23秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/4355721
消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
の続き。
===
標題: Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
里山の減少とか、山林の荒廃とか、色々関係しそうですね。山林の荒廃は実は
海の豊かさを阻害するとか。人間の生存環境に必要なものは、実は自然の中で人
間が整備に手を尽くさなければならない。
すべて自然が良いと放置していては、逆に人間の絶滅につながってしまう。耕
作放棄地の荒廃も山林の荒廃も、近未来の人間の生活環境の大きな破壊要因とな
る。
海岸にある干潟が、実は海の浄化作用にとって、極めて重要なものだと分かっ
たのが最近のことです。豊穣の海が死の海となった背景には、埋め立てによる干
潟の減少があったわけです。
石狩湾新港の造成によって、10キロは離れている小樽ドリームビーチの海岸線
の砂浜が侵食されているなど、思いもよらぬ不具合が起きています。一つの現象
の原因が思いも寄らぬところに隠れていて、そんなバカな、などというところに
つながってしまう可能性は大きいわけです。
この世界の良く見知っていると思われる事象に関しても、因果律などは分かっ
ていないことがほとんどで、分かっていることは経験が積み重ねられて伝統と
なっていることが多く、それがその地の伝統的なライフ・スタイルとなっていま
す。これを無下に古い因習としてとらえ、切り捨てるだけではなく、もう少しそ
の地では「何故」にそうした習慣や生活方式があるのか、というとらえ方をしな
いと危ないのかもしれません。
--
たま@無精庵
===
標題: Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
自然は複雑系ですからね。
人間がこれが自然保護にいいだろうと思ってやったことだって、実は、思わ
ぬところから自然破壊につながってしまうこともありますよね。
中村(show)
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/06/10/4355721
消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
の続き。
===
標題: Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
里山の減少とか、山林の荒廃とか、色々関係しそうですね。山林の荒廃は実は
海の豊かさを阻害するとか。人間の生存環境に必要なものは、実は自然の中で人
間が整備に手を尽くさなければならない。
すべて自然が良いと放置していては、逆に人間の絶滅につながってしまう。耕
作放棄地の荒廃も山林の荒廃も、近未来の人間の生活環境の大きな破壊要因とな
る。
海岸にある干潟が、実は海の浄化作用にとって、極めて重要なものだと分かっ
たのが最近のことです。豊穣の海が死の海となった背景には、埋め立てによる干
潟の減少があったわけです。
石狩湾新港の造成によって、10キロは離れている小樽ドリームビーチの海岸線
の砂浜が侵食されているなど、思いもよらぬ不具合が起きています。一つの現象
の原因が思いも寄らぬところに隠れていて、そんなバカな、などというところに
つながってしまう可能性は大きいわけです。
この世界の良く見知っていると思われる事象に関しても、因果律などは分かっ
ていないことがほとんどで、分かっていることは経験が積み重ねられて伝統と
なっていることが多く、それがその地の伝統的なライフ・スタイルとなっていま
す。これを無下に古い因習としてとらえ、切り捨てるだけではなく、もう少しそ
の地では「何故」にそうした習慣や生活方式があるのか、というとらえ方をしな
いと危ないのかもしれません。
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たま@無精庵
===
標題: Re: 消えたミツバチの謎。蜂の大量死 蜂群崩壊症候群(CCD)
---
自然は複雑系ですからね。
人間がこれが自然保護にいいだろうと思ってやったことだって、実は、思わ
ぬところから自然破壊につながってしまうこともありますよね。
中村(show)
新型インフルエンザ、国内感染者500人突破 ― 2009年06月12日 09時04分26秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
なんとなく、沈静化した気分でいたのに、いつの間にか、国内感染者500人
突破ですね。
1週間くらい前は、350人程度だったと思ったけど、なんか、あっという間
に増えた気がします。
福岡で感染者がどんどん出てますね。今月末、行くのに。^^;
ま、おれが行く前に、先遣隊のスパイがウイルス撒き散らしているんでしょ
う。
お前は、なんかのボスキャラか。
そうそう。物産展好きのおれは大発見をした。
なんだ、言ってみろ。
バイオテロは、物産展を狙え!\(^O^)/
えっ?
北海道物産展とか物産展は、試食がいっぱいあるでしょ。だから、それまで
マスクしてても、はずすのね。おれも店の人から試食を勧められると、マスク、
はずして食べちゃうのよ。そのとき、「はっ、ここを狙われたらひとたまりも
ない!」
あぬなあ。ほんとのバイオテロだったら、お前がしてるようなマスクじゃ防
げないって。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/05/4286960
新型インフルエンザで、小倉智昭、バカ発言
に、かいさんやひろさんのコメントがあるけど、普通以上に気をつけないとい
けない人って案外多いんだけどね。
小倉さんだって、糖尿病でしょ。致死率、上がるんだけどね。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090611-OYT8T00223.htm
新型インフル第2波に備え、厚労省が素案
によれば、
--- ここから ---
素案では、ウイルスの毒性を〈1〉現在流行している新型と同等(軽度)〈2
〉アジアかぜと同等(中等度)〈3〉スペインかぜと同等(重度)――の3段
階に区分。被害が最も少ない「軽度」でも、米国での流行状況からみて、国内
ではワクチンがなければ3200万人が感染して23万人が入院し、感染者の
0・15%にあたる約5万人が死亡すると試算している。
--- ここまで ---
おれ、宝くじ当たらないのに、こういうのに当たりそうなんだよね。5万人
のうちに入ったら、やだなあ。裁判員制度も当りそうだしさあ。
ワクチン、間に合ってくれ。
間に合ったと思ったら、別の新型インフルエンザがやってきて、作ったワク
チン、ほとんどだめという罠。
ああ、こういうひどい話もあるんだね。
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200906090278.html
新型インフルに便乗、派遣切り横行 渡航こじつけ解雇も
ひどいことやってる連中、身柄確保して人体実験に使えばいいんだけどね。^^;
改めて
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報
をどうぞ。
---
なんとなく、沈静化した気分でいたのに、いつの間にか、国内感染者500人
突破ですね。
1週間くらい前は、350人程度だったと思ったけど、なんか、あっという間
に増えた気がします。
福岡で感染者がどんどん出てますね。今月末、行くのに。^^;
ま、おれが行く前に、先遣隊のスパイがウイルス撒き散らしているんでしょ
う。
お前は、なんかのボスキャラか。
そうそう。物産展好きのおれは大発見をした。
なんだ、言ってみろ。
バイオテロは、物産展を狙え!\(^O^)/
えっ?
北海道物産展とか物産展は、試食がいっぱいあるでしょ。だから、それまで
マスクしてても、はずすのね。おれも店の人から試食を勧められると、マスク、
はずして食べちゃうのよ。そのとき、「はっ、ここを狙われたらひとたまりも
ない!」
あぬなあ。ほんとのバイオテロだったら、お前がしてるようなマスクじゃ防
げないって。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/05/4286960
新型インフルエンザで、小倉智昭、バカ発言
に、かいさんやひろさんのコメントがあるけど、普通以上に気をつけないとい
けない人って案外多いんだけどね。
小倉さんだって、糖尿病でしょ。致死率、上がるんだけどね。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090611-OYT8T00223.htm
新型インフル第2波に備え、厚労省が素案
によれば、
--- ここから ---
素案では、ウイルスの毒性を〈1〉現在流行している新型と同等(軽度)〈2
〉アジアかぜと同等(中等度)〈3〉スペインかぜと同等(重度)――の3段
階に区分。被害が最も少ない「軽度」でも、米国での流行状況からみて、国内
ではワクチンがなければ3200万人が感染して23万人が入院し、感染者の
0・15%にあたる約5万人が死亡すると試算している。
--- ここまで ---
おれ、宝くじ当たらないのに、こういうのに当たりそうなんだよね。5万人
のうちに入ったら、やだなあ。裁判員制度も当りそうだしさあ。
ワクチン、間に合ってくれ。
間に合ったと思ったら、別の新型インフルエンザがやってきて、作ったワク
チン、ほとんどだめという罠。
ああ、こういうひどい話もあるんだね。
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200906090278.html
新型インフルに便乗、派遣切り横行 渡航こじつけ解雇も
ひどいことやってる連中、身柄確保して人体実験に使えばいいんだけどね。^^;
改めて
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報
をどうぞ。
ちょっといい話 ― 2009年06月12日 09時06分55秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
米バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんのお母
さんのこと。
http://www.chugoku-np.co.jp/Tenpu/Te200906100074.html
音
をどうぞ。
宇宙飛行士
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/TKY200906080213.html
宇宙飛行士・若田光一のお母さん タカヨさん:1
我慢教えた「給料日のやりとり」
1だから、まだ続きがあるんだろうけど。バックナンバー一覧は、
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/
天才の育て方 バックナンバー
天才の育て方というのは、嘘っぽいタイトルですね。いかにも、お母さんた
ちが引っ掛かりそうなタイトルで。
ほんとの天才って、才能、努力、環境のほかに、運と時代性も大きいのです。
時代性とは、こういうこと。
時代に先駆け過ぎていて、死んで何年も経って、天才と評価される人もいる
し、逆に100年前なら天才でなければ成し遂げられなかったことも、凡人でも
簡単にできるようになることもある。そういうこと。
運については、たとえば、勝間和代が運は戦略的に強化できるなどというの
は、単にオカルト。戦略的に強化できるものは実力。戦略的に強化できないも
のを運と呼ぶ。
運と時代性に天才が左右される以上、天才に育てようと思っても、まず、そ
うならない。そういう育て方をすること自体は、有意義だろうけど、実際に、
天才になるかどうかは別問題。そこに再現性の高い法則性はない。天才の育て
方なんてのは、所詮、後付けの理屈だもんね。
「天才の育て方」にある育て方は、まっとうな大人に育てるにはいいだろう
けど、子供が天才になるかどうかは全く別次元の話ということ。占いのいうと
おりにしても成功することもあるし、失敗することもあるでしょ。結局、占い
と同レベルの話になっちゃうのね。
天才の法則といえば、今週火曜日に放送された囲碁・将棋チャンネルの将棋
まるごと90分のゲストは、前名人の森内俊之九段。勝間和代が訳した、天才の
法則みたいな本を読んで感心したなどといってたけど、森内さん、ああいうの
に感心しているようじゃ、名人復帰は難しいんじゃないか。森内さんも、子供
が3歳になったというので、読んだのかもしれないが、それがすでに罠にはま
ってるんだよね。
まあ、しょうがないけど。
---
米バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんのお母
さんのこと。
http://www.chugoku-np.co.jp/Tenpu/Te200906100074.html
音
をどうぞ。
宇宙飛行士
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/TKY200906080213.html
宇宙飛行士・若田光一のお母さん タカヨさん:1
我慢教えた「給料日のやりとり」
1だから、まだ続きがあるんだろうけど。バックナンバー一覧は、
http://www.asahi.com/edu/student/tensai/
天才の育て方 バックナンバー
天才の育て方というのは、嘘っぽいタイトルですね。いかにも、お母さんた
ちが引っ掛かりそうなタイトルで。
ほんとの天才って、才能、努力、環境のほかに、運と時代性も大きいのです。
時代性とは、こういうこと。
時代に先駆け過ぎていて、死んで何年も経って、天才と評価される人もいる
し、逆に100年前なら天才でなければ成し遂げられなかったことも、凡人でも
簡単にできるようになることもある。そういうこと。
運については、たとえば、勝間和代が運は戦略的に強化できるなどというの
は、単にオカルト。戦略的に強化できるものは実力。戦略的に強化できないも
のを運と呼ぶ。
運と時代性に天才が左右される以上、天才に育てようと思っても、まず、そ
うならない。そういう育て方をすること自体は、有意義だろうけど、実際に、
天才になるかどうかは別問題。そこに再現性の高い法則性はない。天才の育て
方なんてのは、所詮、後付けの理屈だもんね。
「天才の育て方」にある育て方は、まっとうな大人に育てるにはいいだろう
けど、子供が天才になるかどうかは全く別次元の話ということ。占いのいうと
おりにしても成功することもあるし、失敗することもあるでしょ。結局、占い
と同レベルの話になっちゃうのね。
天才の法則といえば、今週火曜日に放送された囲碁・将棋チャンネルの将棋
まるごと90分のゲストは、前名人の森内俊之九段。勝間和代が訳した、天才の
法則みたいな本を読んで感心したなどといってたけど、森内さん、ああいうの
に感心しているようじゃ、名人復帰は難しいんじゃないか。森内さんも、子供
が3歳になったというので、読んだのかもしれないが、それがすでに罠にはま
ってるんだよね。
まあ、しょうがないけど。
観た、感動。泣いた。「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」\(^O^)/ ― 2009年06月12日 09時47分34秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
小惑星イトカワに行き、瀕死の重傷を負いながらも、いま、懸命に地球に戻ってきている探査機「はやぶさ」のCG映画「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」を、週末に府中の郷土の森にあるプラネタリウムで観てきた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/14/4175457
大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/01/4218773
Re: 大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/17/4248738
はやぶさの映画が府中に来る。\(^O^)/
で話題にし、一人で脳みそ沸騰状態だったが、実際、すごかった。
上記、「Re: 大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも」で、古林敬一さんが書いている通り。
感動した。泣いた~~~~~。
おれ、ほんと、ハンカチで何度も涙をぬぐいました。
でも、終わって場内が明るくなったら、泣いてたのおれ一人みたいで、恥かしかった。^^;
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html
に、いま、
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」
が出ています。
2024/09/26 注:
プラネタリウム上映番組のブルーレイがあります。「はやぶさ」3部作です。
https://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/
HAYABUSA BACK TO THE EARTH
https://www.live-net.co.jp/hayabusa_comp/index.htm
HAYABUSA 3部作を完全収録 コンプリートバージョン
アマゾンだと。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B09DCPRL8T/showshotcorne-22/
HAYABUSA COMPLETE VERSION Blu-ray&サントラCDセット
上坂 浩光 (監督, プロデュース) 形式: Blu-ray
あと、いま、銀河鉄道の夜と銀河鉄道999もやってます。
銀河鉄道の夜は、何度もアンコール上映してますね。おれも一度、観に行ったけど、途中で寝てました。\(^O^)/
ほんと、あそこのリクライニングは、寝ちゃうのよね。今回の「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」は、最後までちゃんと起きてました。
CGすごいね。
プラネタリウムを使った大画面だから、とても、飛翔感、浮遊感がある。ちょー気持ちいい。
はやぶさが秒速30kmという高速で飛んでいる話は、東京・大阪の間をわずか15秒で飛んでしまうなどとわかりやすいね。
そんな猛スピードで地球上空の直径たった1キロの穴に突っ込んでいって行なう地球スイングバイは、高い精度の制御が必要なこともCGでよくわかった。
なぜ、小惑星イトカワに調査に行かねばならないのかという説明も感動した。
宇宙の創成から説き起こし、太陽系ができていく過程まで手際よく解説していました。その中で、我々の体に、星のかけらが入っているんだ。我々の命を作っているのは、星が作った元素なんだという話が出てきて、もう感動して泣きました。
星のかけらのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/04/1368396
「一家に一枚」シリーズ。今度は宇宙図\(^O^)/
で書いてますね。
いま、宇宙図は、
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/week/uchuu.htm
一家に1枚 宇宙図 2007第2版について
にありますね。
それと、はやぶさが地球を離れるときだったかな。
青い地球が宇宙の中でいかにちっぽけな存在かを語り、地球がちっぽけな存在に思えるのは、君がもっと広い世界を知ったからなんだよと。でも、そんなちっぽけな地球に、人々の喜びも悲しみも全部詰まっているんだよと。
このナレーションで、また、泣いた。
小惑星イトカワのCGがまたすごい。
プラネタリウムの大画面で観るから、迫力満点。イトカワをいろんな角度から見せてくれるし、イトカワの地表をなめるように飛んでいくんですよ。ちょー気持ちいい。
さて、いよいよイトカワへのタッチダウンとサンプル採取のシーン。
最初のタッチダウンのとき、すでに、3つあるリアクション・ホイールのうち2つが故障していて、姿勢制御が簡単にはできなかったのね。だから、残り1つと化学エンジンの噴射でなんとかする話が出ました。
それだけで、もう泣いた。
で、最初のタッチダウンのときに、何かアクシデントが起こって、30分くらいイトカワにとどまってたでしょ。そのCGは、はやぶさが横倒しになってて、必死にエンジンを吹かしてイトカワから離脱しようとする様子だった。
そこで、また、泣いた。
このとき、地球では、はやぶさを見失ってるんですよね。で、気づいたら、イトカワから20kmも離れたところで発見されたんですよね。はやぶさは、自分で考えて一人で悪戦苦闘して必死でそこまで逃げたんだね。
そう思うと、またまた、泣いた。
すでに体ぼろぼろだったと思うんだけど、それでも、イトカワのサンプル採取のために、決死の覚悟で2回目のタッチダウンに挑戦。実際に、サンプルが採集できたかどうかはわからないけど、なんとかタッチダウン。
でも、これで、またまた重傷を負って、瀕死状態。
化学エンジンからの燃料が漏れたり、リチウムイオンバッテリがいくつか使えなくなったりで、通信が1ヵ月以上が途絶えました。
宇宙の藻屑になったのかと心配したよ、ほんと。そのときのことを思い出して、もう、泣く泣く。
その後、はやぶさチームの超人的な粘りでなんとか姿勢を制御し、通信を回復し、地球帰還軌道に乗って、いま、満身創痍のまま、帰ってきているところです。
タッチダウンのころのことは、
http://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/No.297/isas-hayabusa.html
はやぶさ近況 前人未踏の挑戦 タッチダウンに成功!
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1128.shtml
「はやぶさ」のいちばん長い日
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/relate/kinkyo.shtml
「はやぶさ」関連情報一覧:ISASニュース「はやぶさ近況」
をどうぞ。
それと、
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/backnumber.html
にある
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_37.html
「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_39.html
「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_41.html
はやぶさ探査機の状況について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_42.html
はやぶさ探査機の状態について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_44.html
「はやぶさ」探査機の状況について
にも詳しいです。
あれ?
「「はやぶさ」の第2回着陸飛行後の探査機の状況について 11月29日Up!!」
の
リンク先であるindex_40.htmlの内容は、「「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画について」であるindex_39.htmlと同じですね。
何か、間違ってますね。
おれのブログだと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/02/163732
はやぶさ、大丈夫か。しっかりしろ、はやぶさ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/27/156713
「はやぶさ」、イトカワのサンプル採取成功!
あたりかな。
イトカワは、姿がラッコに似ているといわれるでしょ。でも、おれ、今回CGを観ていて、明太子や餃子だと思った。イトカワは、予想より軽いというので、映画では、中は空洞が多いのだろうと解説が流れたけれど、真実を知るおれの考えは、違う。
なんだ、言ってみろ。
イトカワは、明太子餃子だった。\(^O^)/
おお、すごいぜ、正ちゃん。普通の小惑星は、明太子のようにびっしり詰まっているが、イトカワは明太子の小さな粒とひき肉の大きな粒が混じっているということだな。なるほど、なるほど。ちゃんと科学的な説明になっている。
じゃあさ、イトカワができたと考えられている火星と木星の間にある小惑星帯は、「かねふく」の明太子の工場や、「餃子の王将」の餃子製造工場だったということなの?
おお、それはまた大胆かつ斬新なアイデア!
あのぉ、数ある博多明太子の中で、なぜ、「かねふく」?
この前、久々に京王線笹塚の商店街を通ったら、「かねふく笹塚直売所」というのができていてびっくりしたから、頭に残ってた。^^;
ほんとだ。「かねふく笹塚直売所」で検索したら、ちゃんとあるね。
おい、そんなことより、もっと大変なことがわかったぞ。
http://www.kanefuku.co.jp/company/outline.htm
かねふく 会社概要
http://www.ohsho.co.jp/company/about.html
餃子の王将 会社概要
をみても、工場は、小惑星帯にはないぞ。
えっ、じゃ、せっかく盛り上がったのに、小惑星帯が、明太子や餃子の工場という仮説は否定されたということですか。
バカだなあ、お前ら。秘密工場に決まってるだろ。秘密基地があると地図に載らない町があったりするだろ。旧ソ連でもあっただろ。Googleだってデータセンターのありかを秘密にするだろ。あれと一緒だよ。会社概要に載せるわけがない。
そうか。だとすれば、やはり、工場が小惑星帯にあると思って間違いないんだ。ああ、よかった。せっかく盛り上がったのに、ぽしゃったらどうしようかと思った。
ぴぴーん。セレンディピティ、来ました。セレンディピティ、来ました。セレンディピティ、来ました。
おい、どうしたんだ。大丈夫か。おい、しっかりしろ。
勝間和代の本を読んだり、書いたり言ってることを信じて、おかしくなったんじゃないの?
大丈夫、大丈夫。すごいひらめきの瞬間が訪れたんです。すべての謎は解けました。
なんだ、言ってみろ。
小惑星帯が明太子や餃子の工場だと考えると、ほかにも工場として考えられるものがあるじゃないですか。
小惑星帯と似たもので? 太陽系に?
あ、エッジワース・カイパーベルトだわ!
おお、それなら、オールトの雲もあるぞ!
そうか、太陽系の外縁にあって、そこから彗星がやってくるとされるエッジワース・カイパーベルトやオールトの雲も何かの工場だということか。
餃子が出た以上、あの辺は、シュウマイ工場でしょうし、彗星はシュウマイだと考えるのが妥当でしょう。
ということは、エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲は、横浜の崎陽軒のシウマイ工場なんだ。
お、ちゃんと、崎陽軒のときは、シュウマイじゃなくてシウマイにしたな。細かいところまで気を抜いてないな。神は細部に宿る。こういうアインシュタインを超える、人類がびっくりするような壮大なヴィジョンを考えるときこそ、細部まで気を配らないとな。
ああ、そうだったのね、そうだったのね。やっとわかったわ。彗星の正体が。
えっ、どういうことですか? さっき、彗星はシュウマイだとわかったじゃないですか。違うんですか?
もっと深い話よ。あのあたりがシュウマイ工場だとすると、彗星は、工場の検査ではじかれた不良品が太陽系に捨てられていると考えられるわよね。
おお、たしかに論理的に考えると、そうなりますね。スタートレックのスポックもびっくりの実に論理的な思考ですね。
ほんと、ほんと。素晴らしい! いやあ、実に話の辻褄が合う!
理論的な整合性も完璧ですね。 もう、これしかないです。
太陽系の歴史、いや、存在理由すらも根底から覆す素晴らしい理論だな。さっそく、ネイチャーやサイエンスに論文を投稿しよう。\(^O^)/
はやぶさは、来年2010年6月に地球に帰還する予定ですが、実際に戻ってくるのは、ひょっとしたらイトカワの物質が入っているかもしれない回収カプセルだけです。母船は、地球を通り過ぎて、どこかに行っちゃうそうです。
でも映画では、演出なんでしょう。母船がばらばらになって大気圏で燃え始めて流れ星になりました。
注:
これは、演出ではなく、実際に母船(はやぶさ本体)は、大気圏でバラバラになり燃えて流れ星になりました。
これで、漫画のサイボーグ009のラストシーンを思い出して、また泣いた。
009と002が大気圏で燃え尽きて流れ星になるんですよね。それを地上から見ていた子供の姉と弟がいて、流れ星に願い事をします。弟は銃がほしいというんですが、お姉さんは、平和がほしいというんですよね。感動したなあ。
http://merci.blogzine.jp/merci/2008/09/post_1299.html
をみると、おもちゃのライフルだったのか。ちょっと違ってますね。^^;
ま、そんなこんなで、来年には、はやぶさのカプセルが回収できるでしょう。
そして、2010年6月、すなわち来年6月といえば。
来年6月といえば、何?
ばかー。日本代表が世界で一番早く出場を決めたサッカーワールドカップ南アフリカ大会だろうが、このぉ。
どう、はやぶさと話がつながるんだ。
岡田監督は、ベスト4になって世界を驚かすといってるけど、だめだめ。そんなんじゃ、世界は驚かない。
じゃ、優勝するのか。
だめだめ。そんなんじゃ、世界は驚かない。
えっ、日本の優勝より、すごいことってあるのか。
あるある。日本代表は奇跡的な勝利を続けて、とうとう、決勝戦。それももう後半ロスタイム。双方得点がなく、このまま試合終了かと思ったときに、空から、はやぶさの回収カプセルが降ってくる。そして、それがそのまま相手ゴールに突き刺さる。ゴォォォォォォォ-ル! その場の勢いで審判は得点を認め、これが決勝点となって、日本、奇跡の初優勝!
なるほど。それは想像もできない劇的な初優勝だな。それなら、世界が驚くぞ。
ばかー。だから、お前らはだめなんだ。そんなんで世界が驚くわけがない。
えっ、これより、すごいことがあるのか。じゃ、一体どうなるんだ。
いいか、よく聞け。相手ゴールに突き刺さり、決勝ゴールとなったはやぶさの回収カプセルを開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
ここで、CM、入る。
おいおい、みのもんたのファイナルアンサーじゃないんだから、いいところで、CM、入れるなよ。
さ、CM終了。相手ゴールに突き刺さり、決勝ゴールとなったはやぶさの回収カプセルを開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
なんと、カプセルの中から、ワールドカップ3回優勝記念としてブラジルが永久に保有することになったものの、盗まれて行方不明になっていた優勝カップ、ジュール・リメ杯が入っていた。\(^O^)/
ぎゃあああ。すごすぎ、正ちゃん。あんた、天才だよ。真の天才マジシャンだよ。数十年にわたって行方不明だったジュール・リメ杯が、実はイトカワに埋められていて、それをはやぶさが回収してきたということなんだね。
ほんと、すごすぎ。これなら、世界が腰を抜かして驚くよ。
全人類は、フォースされていた。\(^O^)/
マジシャンが使うフォースを知らない人は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325509
マジシャン、マーカ・テンドーさん、亡くなる。フォーシング辞典にびっくり!
をどうぞ。
おれがこの映画を観て泣いたのは、絶体絶命のピンチでも絶対にあきらめず、最大限の努力を歯をくいしばって続けるはやぶさプロジェクトの関係者たちの姿、驚異的かつ超人的な粘り、プロジェクトにかける執念を、はやぶさという機械を通じて、感じるからなんです。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/weekly.shtml
今週のはやぶさ君
の2009年5月28日に、
--- ここから ---
新年度を迎え、はやぶさ君を支えるチームにも新メンバーが加わりました。はやぶさ君にとっても、地上のメンバーにとっても、まだまだ頑張り所が続きます。それに備えるべく、新メンバーへの技術伝承が行われています。
--- ここまで ---
とあるでしょ。
はやぶさが地球を飛び立ったのは、2003/05/09だもんね。人は代替わりしていっても、はやぶさの魂は受け継がれるわけですね。
プラネタリウムの出たところに、はやぶさ関連のちょっとした展示がありました。はやぶさの模型やら回収カプセルの説明パネルやらいろいろ。子供たちが、一所懸命、見てました。この子たちの中から、また、はやぶさの魂を受け継ぐ人が出てくるといいなあと思って、また、泣いた。
上映後、トイレに行ったとき、鏡を見たら、おれの頬には、黒い涙の流れた跡があった。
おほほほ、黒い涙。おぬしが、普段、いかに心が薄汚れているか。邪悪な心で生活しているかよくわかるわいな。
ほんとだよ。でも、感動の涙を流して、おれは心が洗われました。はやぶさの映画は、心のデトックスにいいですね。\(^O^)/
でもさあ、黒い涙って、単にアイラインに入れてたマスカラが涙で流れて黒い涙になっただけじゃない? わたしも泣いたとき、そうなるよ。
えっ、正ちゃん、アイライン、入れてるの?
入れてねえよ。
はやぶさの本も紹介しておこう。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1042009
吉田武「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980158/showshotcorne-22/
吉田武著「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」(幻冬舎新書)
を読んでから行くと、感動もひとしおですよ。
http://moon.jaxa.jp/ja/muses-c/fun.html
はやぶさファン!
に、
http://moon.jaxa.jp/ja/muses-c/hayabusa_kun.pdf
はやぶさ君の冒険日誌2007
なんてものがあるじゃん。知らなかった。
おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/25/1136308
おれも勝手に、イトカワ、はやぶさ特集号
で、スクリーンセーバーを手に入れてから、ここを見てなかったのか。
怠慢だなあ!
月探査に行って、数多くの成果を上げた「かぐや」。予定通り、月面に落下
させましたね。お疲れ様でした。
http://www.kaguya.jaxa.jp/index_j.htm
月周回衛星「かぐや(SELENE)」
http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/communication/KAGUYA_Lunar_Impact_j.htm
「かぐや」月面落下日時・場所
はやぶさが、イトカワに打ち込んだターゲットマーカーには149カ国88万人の名前が刻まれていましたが、おれ、応募してなかったんです。でも、かぐやのネームシートプレートを名前を記載し、月に置いてくるキャンペーンには応募して、おれの名前が入ってますよ。
つーことは、さっきのジュール・リメ杯出現トリックのような世界を驚かすトリックの仕込みが終わったということだな。
くく、くくく、うはははははははははははははははははは。\(^O^)/
最後に改めて、映画の詳しいことは、
http://hayabusa-movie.jp/
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- はやぶさ・バックトゥジアース
をどうぞ。上映情報は、
http://hayabusa-movie.jp/theater.html
をどうぞ。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml
今週のはやぶさ君
のチェックも忘れずにね。
おれ、また、観に行こうっと。
お前、邪悪すぎるから、一回観ただけじゃ、心の闇が洗い流せないもんね。
DVDにもなってほしいなあ。そうしたら、上映が終了しても、心のデトック
スができるもんね。
---
小惑星イトカワに行き、瀕死の重傷を負いながらも、いま、懸命に地球に戻ってきている探査機「はやぶさ」のCG映画「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」を、週末に府中の郷土の森にあるプラネタリウムで観てきた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/14/4175457
大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/01/4218773
Re: 大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/04/17/4248738
はやぶさの映画が府中に来る。\(^O^)/
で話題にし、一人で脳みそ沸騰状態だったが、実際、すごかった。
上記、「Re: 大阪市立科学館で、はやぶさのCG映画が公開\(^O^)/。プラネタリウムのことも」で、古林敬一さんが書いている通り。
感動した。泣いた~~~~~。
おれ、ほんと、ハンカチで何度も涙をぬぐいました。
でも、終わって場内が明るくなったら、泣いてたのおれ一人みたいで、恥かしかった。^^;
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html
に、いま、
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」
が出ています。
2024/09/26 注:
プラネタリウム上映番組のブルーレイがあります。「はやぶさ」3部作です。
https://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/
HAYABUSA BACK TO THE EARTH
https://www.live-net.co.jp/hayabusa_comp/index.htm
HAYABUSA 3部作を完全収録 コンプリートバージョン
アマゾンだと。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B09DCPRL8T/showshotcorne-22/
HAYABUSA COMPLETE VERSION Blu-ray&サントラCDセット
上坂 浩光 (監督, プロデュース) 形式: Blu-ray
あと、いま、銀河鉄道の夜と銀河鉄道999もやってます。
銀河鉄道の夜は、何度もアンコール上映してますね。おれも一度、観に行ったけど、途中で寝てました。\(^O^)/
ほんと、あそこのリクライニングは、寝ちゃうのよね。今回の「ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」は、最後までちゃんと起きてました。
CGすごいね。
プラネタリウムを使った大画面だから、とても、飛翔感、浮遊感がある。ちょー気持ちいい。
はやぶさが秒速30kmという高速で飛んでいる話は、東京・大阪の間をわずか15秒で飛んでしまうなどとわかりやすいね。
そんな猛スピードで地球上空の直径たった1キロの穴に突っ込んでいって行なう地球スイングバイは、高い精度の制御が必要なこともCGでよくわかった。
なぜ、小惑星イトカワに調査に行かねばならないのかという説明も感動した。
宇宙の創成から説き起こし、太陽系ができていく過程まで手際よく解説していました。その中で、我々の体に、星のかけらが入っているんだ。我々の命を作っているのは、星が作った元素なんだという話が出てきて、もう感動して泣きました。
星のかけらのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/04/1368396
「一家に一枚」シリーズ。今度は宇宙図\(^O^)/
で書いてますね。
いま、宇宙図は、
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/week/uchuu.htm
一家に1枚 宇宙図 2007第2版について
にありますね。
それと、はやぶさが地球を離れるときだったかな。
青い地球が宇宙の中でいかにちっぽけな存在かを語り、地球がちっぽけな存在に思えるのは、君がもっと広い世界を知ったからなんだよと。でも、そんなちっぽけな地球に、人々の喜びも悲しみも全部詰まっているんだよと。
このナレーションで、また、泣いた。
小惑星イトカワのCGがまたすごい。
プラネタリウムの大画面で観るから、迫力満点。イトカワをいろんな角度から見せてくれるし、イトカワの地表をなめるように飛んでいくんですよ。ちょー気持ちいい。
さて、いよいよイトカワへのタッチダウンとサンプル採取のシーン。
最初のタッチダウンのとき、すでに、3つあるリアクション・ホイールのうち2つが故障していて、姿勢制御が簡単にはできなかったのね。だから、残り1つと化学エンジンの噴射でなんとかする話が出ました。
それだけで、もう泣いた。
で、最初のタッチダウンのときに、何かアクシデントが起こって、30分くらいイトカワにとどまってたでしょ。そのCGは、はやぶさが横倒しになってて、必死にエンジンを吹かしてイトカワから離脱しようとする様子だった。
そこで、また、泣いた。
このとき、地球では、はやぶさを見失ってるんですよね。で、気づいたら、イトカワから20kmも離れたところで発見されたんですよね。はやぶさは、自分で考えて一人で悪戦苦闘して必死でそこまで逃げたんだね。
そう思うと、またまた、泣いた。
すでに体ぼろぼろだったと思うんだけど、それでも、イトカワのサンプル採取のために、決死の覚悟で2回目のタッチダウンに挑戦。実際に、サンプルが採集できたかどうかはわからないけど、なんとかタッチダウン。
でも、これで、またまた重傷を負って、瀕死状態。
化学エンジンからの燃料が漏れたり、リチウムイオンバッテリがいくつか使えなくなったりで、通信が1ヵ月以上が途絶えました。
宇宙の藻屑になったのかと心配したよ、ほんと。そのときのことを思い出して、もう、泣く泣く。
その後、はやぶさチームの超人的な粘りでなんとか姿勢を制御し、通信を回復し、地球帰還軌道に乗って、いま、満身創痍のまま、帰ってきているところです。
タッチダウンのころのことは、
http://www.isas.jaxa.jp/ISASnews/No.297/isas-hayabusa.html
はやぶさ近況 前人未踏の挑戦 タッチダウンに成功!
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1128.shtml
「はやぶさ」のいちばん長い日
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/relate/kinkyo.shtml
「はやぶさ」関連情報一覧:ISASニュース「はやぶさ近況」
をどうぞ。
それと、
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/backnumber.html
にある
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_37.html
「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_39.html
「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_41.html
はやぶさ探査機の状況について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_42.html
はやぶさ探査機の状態について
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_44.html
「はやぶさ」探査機の状況について
にも詳しいです。
あれ?
「「はやぶさ」の第2回着陸飛行後の探査機の状況について 11月29日Up!!」
の
リンク先であるindex_40.htmlの内容は、「「はやぶさ」の第2回着陸飛行の結果と今後の計画について」であるindex_39.htmlと同じですね。
何か、間違ってますね。
おれのブログだと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/02/163732
はやぶさ、大丈夫か。しっかりしろ、はやぶさ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/27/156713
「はやぶさ」、イトカワのサンプル採取成功!
あたりかな。
イトカワは、姿がラッコに似ているといわれるでしょ。でも、おれ、今回CGを観ていて、明太子や餃子だと思った。イトカワは、予想より軽いというので、映画では、中は空洞が多いのだろうと解説が流れたけれど、真実を知るおれの考えは、違う。
なんだ、言ってみろ。
イトカワは、明太子餃子だった。\(^O^)/
おお、すごいぜ、正ちゃん。普通の小惑星は、明太子のようにびっしり詰まっているが、イトカワは明太子の小さな粒とひき肉の大きな粒が混じっているということだな。なるほど、なるほど。ちゃんと科学的な説明になっている。
じゃあさ、イトカワができたと考えられている火星と木星の間にある小惑星帯は、「かねふく」の明太子の工場や、「餃子の王将」の餃子製造工場だったということなの?
おお、それはまた大胆かつ斬新なアイデア!
あのぉ、数ある博多明太子の中で、なぜ、「かねふく」?
この前、久々に京王線笹塚の商店街を通ったら、「かねふく笹塚直売所」というのができていてびっくりしたから、頭に残ってた。^^;
ほんとだ。「かねふく笹塚直売所」で検索したら、ちゃんとあるね。
おい、そんなことより、もっと大変なことがわかったぞ。
http://www.kanefuku.co.jp/company/outline.htm
かねふく 会社概要
http://www.ohsho.co.jp/company/about.html
餃子の王将 会社概要
をみても、工場は、小惑星帯にはないぞ。
えっ、じゃ、せっかく盛り上がったのに、小惑星帯が、明太子や餃子の工場という仮説は否定されたということですか。
バカだなあ、お前ら。秘密工場に決まってるだろ。秘密基地があると地図に載らない町があったりするだろ。旧ソ連でもあっただろ。Googleだってデータセンターのありかを秘密にするだろ。あれと一緒だよ。会社概要に載せるわけがない。
そうか。だとすれば、やはり、工場が小惑星帯にあると思って間違いないんだ。ああ、よかった。せっかく盛り上がったのに、ぽしゃったらどうしようかと思った。
ぴぴーん。セレンディピティ、来ました。セレンディピティ、来ました。セレンディピティ、来ました。
おい、どうしたんだ。大丈夫か。おい、しっかりしろ。
勝間和代の本を読んだり、書いたり言ってることを信じて、おかしくなったんじゃないの?
大丈夫、大丈夫。すごいひらめきの瞬間が訪れたんです。すべての謎は解けました。
なんだ、言ってみろ。
小惑星帯が明太子や餃子の工場だと考えると、ほかにも工場として考えられるものがあるじゃないですか。
小惑星帯と似たもので? 太陽系に?
あ、エッジワース・カイパーベルトだわ!
おお、それなら、オールトの雲もあるぞ!
そうか、太陽系の外縁にあって、そこから彗星がやってくるとされるエッジワース・カイパーベルトやオールトの雲も何かの工場だということか。
餃子が出た以上、あの辺は、シュウマイ工場でしょうし、彗星はシュウマイだと考えるのが妥当でしょう。
ということは、エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲は、横浜の崎陽軒のシウマイ工場なんだ。
お、ちゃんと、崎陽軒のときは、シュウマイじゃなくてシウマイにしたな。細かいところまで気を抜いてないな。神は細部に宿る。こういうアインシュタインを超える、人類がびっくりするような壮大なヴィジョンを考えるときこそ、細部まで気を配らないとな。
ああ、そうだったのね、そうだったのね。やっとわかったわ。彗星の正体が。
えっ、どういうことですか? さっき、彗星はシュウマイだとわかったじゃないですか。違うんですか?
もっと深い話よ。あのあたりがシュウマイ工場だとすると、彗星は、工場の検査ではじかれた不良品が太陽系に捨てられていると考えられるわよね。
おお、たしかに論理的に考えると、そうなりますね。スタートレックのスポックもびっくりの実に論理的な思考ですね。
ほんと、ほんと。素晴らしい! いやあ、実に話の辻褄が合う!
理論的な整合性も完璧ですね。 もう、これしかないです。
太陽系の歴史、いや、存在理由すらも根底から覆す素晴らしい理論だな。さっそく、ネイチャーやサイエンスに論文を投稿しよう。\(^O^)/
はやぶさは、来年2010年6月に地球に帰還する予定ですが、実際に戻ってくるのは、ひょっとしたらイトカワの物質が入っているかもしれない回収カプセルだけです。母船は、地球を通り過ぎて、どこかに行っちゃうそうです。
でも映画では、演出なんでしょう。母船がばらばらになって大気圏で燃え始めて流れ星になりました。
注:
これは、演出ではなく、実際に母船(はやぶさ本体)は、大気圏でバラバラになり燃えて流れ星になりました。
これで、漫画のサイボーグ009のラストシーンを思い出して、また泣いた。
009と002が大気圏で燃え尽きて流れ星になるんですよね。それを地上から見ていた子供の姉と弟がいて、流れ星に願い事をします。弟は銃がほしいというんですが、お姉さんは、平和がほしいというんですよね。感動したなあ。
http://merci.blogzine.jp/merci/2008/09/post_1299.html
をみると、おもちゃのライフルだったのか。ちょっと違ってますね。^^;
ま、そんなこんなで、来年には、はやぶさのカプセルが回収できるでしょう。
そして、2010年6月、すなわち来年6月といえば。
来年6月といえば、何?
ばかー。日本代表が世界で一番早く出場を決めたサッカーワールドカップ南アフリカ大会だろうが、このぉ。
どう、はやぶさと話がつながるんだ。
岡田監督は、ベスト4になって世界を驚かすといってるけど、だめだめ。そんなんじゃ、世界は驚かない。
じゃ、優勝するのか。
だめだめ。そんなんじゃ、世界は驚かない。
えっ、日本の優勝より、すごいことってあるのか。
あるある。日本代表は奇跡的な勝利を続けて、とうとう、決勝戦。それももう後半ロスタイム。双方得点がなく、このまま試合終了かと思ったときに、空から、はやぶさの回収カプセルが降ってくる。そして、それがそのまま相手ゴールに突き刺さる。ゴォォォォォォォ-ル! その場の勢いで審判は得点を認め、これが決勝点となって、日本、奇跡の初優勝!
なるほど。それは想像もできない劇的な初優勝だな。それなら、世界が驚くぞ。
ばかー。だから、お前らはだめなんだ。そんなんで世界が驚くわけがない。
えっ、これより、すごいことがあるのか。じゃ、一体どうなるんだ。
いいか、よく聞け。相手ゴールに突き刺さり、決勝ゴールとなったはやぶさの回収カプセルを開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
ここで、CM、入る。
おいおい、みのもんたのファイナルアンサーじゃないんだから、いいところで、CM、入れるなよ。
さ、CM終了。相手ゴールに突き刺さり、決勝ゴールとなったはやぶさの回収カプセルを開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
開けてみれば。
なんと、カプセルの中から、ワールドカップ3回優勝記念としてブラジルが永久に保有することになったものの、盗まれて行方不明になっていた優勝カップ、ジュール・リメ杯が入っていた。\(^O^)/
ぎゃあああ。すごすぎ、正ちゃん。あんた、天才だよ。真の天才マジシャンだよ。数十年にわたって行方不明だったジュール・リメ杯が、実はイトカワに埋められていて、それをはやぶさが回収してきたということなんだね。
ほんと、すごすぎ。これなら、世界が腰を抜かして驚くよ。
全人類は、フォースされていた。\(^O^)/
マジシャンが使うフォースを知らない人は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/05/27/4325509
マジシャン、マーカ・テンドーさん、亡くなる。フォーシング辞典にびっくり!
をどうぞ。
おれがこの映画を観て泣いたのは、絶体絶命のピンチでも絶対にあきらめず、最大限の努力を歯をくいしばって続けるはやぶさプロジェクトの関係者たちの姿、驚異的かつ超人的な粘り、プロジェクトにかける執念を、はやぶさという機械を通じて、感じるからなんです。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/weekly.shtml
今週のはやぶさ君
の2009年5月28日に、
--- ここから ---
新年度を迎え、はやぶさ君を支えるチームにも新メンバーが加わりました。はやぶさ君にとっても、地上のメンバーにとっても、まだまだ頑張り所が続きます。それに備えるべく、新メンバーへの技術伝承が行われています。
--- ここまで ---
とあるでしょ。
はやぶさが地球を飛び立ったのは、2003/05/09だもんね。人は代替わりしていっても、はやぶさの魂は受け継がれるわけですね。
プラネタリウムの出たところに、はやぶさ関連のちょっとした展示がありました。はやぶさの模型やら回収カプセルの説明パネルやらいろいろ。子供たちが、一所懸命、見てました。この子たちの中から、また、はやぶさの魂を受け継ぐ人が出てくるといいなあと思って、また、泣いた。
上映後、トイレに行ったとき、鏡を見たら、おれの頬には、黒い涙の流れた跡があった。
おほほほ、黒い涙。おぬしが、普段、いかに心が薄汚れているか。邪悪な心で生活しているかよくわかるわいな。
ほんとだよ。でも、感動の涙を流して、おれは心が洗われました。はやぶさの映画は、心のデトックスにいいですね。\(^O^)/
でもさあ、黒い涙って、単にアイラインに入れてたマスカラが涙で流れて黒い涙になっただけじゃない? わたしも泣いたとき、そうなるよ。
えっ、正ちゃん、アイライン、入れてるの?
入れてねえよ。
はやぶさの本も紹介しておこう。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/22/1042009
吉田武「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980158/showshotcorne-22/
吉田武著「はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語」(幻冬舎新書)
を読んでから行くと、感動もひとしおですよ。
http://moon.jaxa.jp/ja/muses-c/fun.html
はやぶさファン!
に、
http://moon.jaxa.jp/ja/muses-c/hayabusa_kun.pdf
はやぶさ君の冒険日誌2007
なんてものがあるじゃん。知らなかった。
おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/25/1136308
おれも勝手に、イトカワ、はやぶさ特集号
で、スクリーンセーバーを手に入れてから、ここを見てなかったのか。
怠慢だなあ!
月探査に行って、数多くの成果を上げた「かぐや」。予定通り、月面に落下
させましたね。お疲れ様でした。
http://www.kaguya.jaxa.jp/index_j.htm
月周回衛星「かぐや(SELENE)」
http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/communication/KAGUYA_Lunar_Impact_j.htm
「かぐや」月面落下日時・場所
はやぶさが、イトカワに打ち込んだターゲットマーカーには149カ国88万人の名前が刻まれていましたが、おれ、応募してなかったんです。でも、かぐやのネームシートプレートを名前を記載し、月に置いてくるキャンペーンには応募して、おれの名前が入ってますよ。
つーことは、さっきのジュール・リメ杯出現トリックのような世界を驚かすトリックの仕込みが終わったということだな。
くく、くくく、うはははははははははははははははははは。\(^O^)/
最後に改めて、映画の詳しいことは、
http://hayabusa-movie.jp/
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- はやぶさ・バックトゥジアース
をどうぞ。上映情報は、
http://hayabusa-movie.jp/theater.html
をどうぞ。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml
今週のはやぶさ君
のチェックも忘れずにね。
おれ、また、観に行こうっと。
お前、邪悪すぎるから、一回観ただけじゃ、心の闇が洗い流せないもんね。
DVDにもなってほしいなあ。そうしたら、上映が終了しても、心のデトック
スができるもんね。
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