CD付きオバマ演説本、大人気 ― 2009年02月10日 05時41分57秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/15/4057645
オバマ大統領のスピーチ
で、オバマ演説本が大人気と書いたけど、いま、bk1のベストセラーの1位と
3位がそうなのね。ほんと、すごい人気なんだね。
1位が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425500451X/showshotcorne-22/
生声CD付き [対訳] オバマ演説集 (単行本)
CNN English Express編 (著)
3位が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255004579/showshotcorne-22/
生声CD付き [対訳] オバマ大統領就任演説 (単行本(ソフトカバー))
CNN English Express編 (著)
ほかに
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902091658/showshotcorne-22/
CD2枚付[完全保存版]オバマ大統領演説 (単行本)
コスモピア編集部 (著)
もあるね。
しかし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/09/4109485
モーツァルトのCD170枚組\(^O^)/、デジタル・プレイ・バッハ
で紹介した世界の存在を知った以上、CD2枚じゃ、弱いね。\(^O^)/
オバマ長期政権が続けば、大統領を辞めるときには、オバマ大統領演説CD
100枚ボックスセットが出ると予測します。\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/01/15/4057645
オバマ大統領のスピーチ
で、オバマ演説本が大人気と書いたけど、いま、bk1のベストセラーの1位と
3位がそうなのね。ほんと、すごい人気なんだね。
1位が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/425500451X/showshotcorne-22/
生声CD付き [対訳] オバマ演説集 (単行本)
CNN English Express編 (著)
3位が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255004579/showshotcorne-22/
生声CD付き [対訳] オバマ大統領就任演説 (単行本(ソフトカバー))
CNN English Express編 (著)
ほかに
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902091658/showshotcorne-22/
CD2枚付[完全保存版]オバマ大統領演説 (単行本)
コスモピア編集部 (著)
もあるね。
しかし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/09/4109485
モーツァルトのCD170枚組\(^O^)/、デジタル・プレイ・バッハ
で紹介した世界の存在を知った以上、CD2枚じゃ、弱いね。\(^O^)/
オバマ長期政権が続けば、大統領を辞めるときには、オバマ大統領演説CD
100枚ボックスセットが出ると予測します。\(^O^)/
ライヴ・イン・ヨーロッパ、チック・コリア、ジョン・マクラフリン ― 2009年02月10日 05時42分48秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/29/4032411
チック・コリア、RTF「リターンズ リユニオン・ライヴ」
で言及した、チック・コリアとジョン・マクラフリンのファイブ・ピース・バ
ンドのヨーロッパでのライブ。
知らぬ間に、発売になってました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NDR6NC/showshotcorne-22/
ライヴ・イン・ヨーロッパ
チック・コリア&ジョン・マクラフリン (アーティスト), チック・コリア (演
奏), ジョン・マクラフリン (演奏), クリスチャン・マクブライド (演奏),
ヴィニー・カリウタ (演奏)他
こりゃ、私、買いますね。
ところで、上記「チック・コリア、RTF「リターンズ リユニオン・ライヴ」」
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000XAMCWQ/showshotcorne-22/
ファイヴ・トリオBOX [Limited Edition]
チック・コリア (アーティスト, 演奏), ジョン・パティトゥッチ (演奏), エ
ディ・ゴメス (演奏), クリスチャン・マクブライド (演奏), アドリアン・フ
ェロー (演奏)他
ですが、バラ売りもありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000W05N2I/showshotcorne-22/
ワルツ・フォー・デビイ ビル・エヴァンスに捧ぐ
チック・コリア (アーティスト, 演奏), エディ・ゴメス (演奏), アイアー
ト・モレイラ (演奏)
などです。
BOXは高いもんね。まずは大好きなビル・エヴァンスから攻める?
でも、アマゾンの感想だと、BOXにはバラ売りにはないものが入っているら
しいよ。
うー、お金がない。^^;
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/12/29/4032411
チック・コリア、RTF「リターンズ リユニオン・ライヴ」
で言及した、チック・コリアとジョン・マクラフリンのファイブ・ピース・バ
ンドのヨーロッパでのライブ。
知らぬ間に、発売になってました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NDR6NC/showshotcorne-22/
ライヴ・イン・ヨーロッパ
チック・コリア&ジョン・マクラフリン (アーティスト), チック・コリア (演
奏), ジョン・マクラフリン (演奏), クリスチャン・マクブライド (演奏),
ヴィニー・カリウタ (演奏)他
こりゃ、私、買いますね。
ところで、上記「チック・コリア、RTF「リターンズ リユニオン・ライヴ」」
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000XAMCWQ/showshotcorne-22/
ファイヴ・トリオBOX [Limited Edition]
チック・コリア (アーティスト, 演奏), ジョン・パティトゥッチ (演奏), エ
ディ・ゴメス (演奏), クリスチャン・マクブライド (演奏), アドリアン・フ
ェロー (演奏)他
ですが、バラ売りもありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000W05N2I/showshotcorne-22/
ワルツ・フォー・デビイ ビル・エヴァンスに捧ぐ
チック・コリア (アーティスト, 演奏), エディ・ゴメス (演奏), アイアー
ト・モレイラ (演奏)
などです。
BOXは高いもんね。まずは大好きなビル・エヴァンスから攻める?
でも、アマゾンの感想だと、BOXにはバラ売りにはないものが入っているら
しいよ。
うー、お金がない。^^;
日経サイエンス2009年3月号 ― 2009年02月10日 05時43分32秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
すっかり紹介が遅れたけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001P5M9YO/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 03月号
は、個人的にはいつも以上に読みどころ満載。
目次などは、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55903
をどうぞ。
まず、驚いたのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_024.html
土星の月エンケラドス 噴泉の謎
C. ポルコ(米カッシーニ画像中央研究所)
土星の衛星の1つエンケラドスに、水があるんじゃないかと。生命が存在す
るかもしれないと。
まずいな。
まずい、まずい。おれたちの生命を作る実験室なのに、ばれちゃったよ。
地球人って、おれらよりはるかに劣る文明なのに、この飽くなき探求心、し
つこさがすごいよな。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_036.html
PNA 三重らせんを作る生命分子
P. E. ニールセン(コペンハーゲン大学)
PNAなんてのがあるのね。しかも、可能性がすごいじゃないですか。
これもまずいな。
ほんと、まずい、まずい。おれたちがエンケラドスでやってる実験は、まさ
に、PNAでの生命構築なのに。
なんとかエンケラドスとPNAが結びつかないように、工作が必要だな。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_046.html
なぜマジックにだまされるか
S.マルチネス=コンデ/S. L.マクニック(バロー神経学研究所)
おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2706159
上口龍生、アキバのマジックメイド喫茶\(^O^)/
で書いたように、自分じゃできないけど、マジック好きなんです。あと、詐欺
とか、人間の心理的盲点を衝く技術は、子供の頃からずっと興味がある。なに
しろ、スパイに必須の技術だから。\(^O^)/
で、この記事は、脳科学的にマジックを調べてる。でね、認知科学者とか神
経科学者とか脳科学者とか、脳科学をやってる研究者はマジックの技術を身に
付けようなんて言ってるのね。いいなあ、それ。
学会で発表したと思ったら、当人が壇上から消えちゃうとか、脳科学の学会
なのか、マジックショーなのかわからなくなったりしてね。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_056.html
フィッシング詐欺から身を守る
L. F. クレーナー(カーネギーメロン大学)
フィッシング詐欺の被害は、日本は月に数10件の報告らしいですが、これ
は多くの日本人が英語ができないため。アメリカは2007年のフィッシング被害
者は360万人,被害額は32億ドル以上と推定されているそうです。
フィッシング詐欺は、どういうものかというのと、その対策技術の解説です。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_076.html
顕微鏡がとらえた命の美
SCIENTIFIC AMERICAN編集部
は、ほんと美しい。きれいやわあ。
あたしの女装姿やヌードも、これくらいきれいに撮ってほしいわ。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_092.html
ノーベル賞記念連載
小林・益川理論とBファクトリー 第3回(最終回)
巨大加速器実験,日米の闘い
中島林彦(編集部)/協力:協力:高エネルギー加速器研究機構
を読むと、小林・益川理論の検証が壮絶な戦いだったことがわかります。
三田一郎先生は、すごい突破力ですね。理論的な面でもすごいけど、何より
Bファクトリの実現に向けた執念がすさまじい。それに当時としては、Bファク
トリは大胆かつ先進的なアイデアを盛り込んだものにしたので、大変だったん
ですね。
ほかにも、名前が出ている菅原寛孝KEK所長、髙﨑(たかさき)史彦、生出勝宣、
山内正則の各氏、そして名前が出てない人たちやメーカの人たちもど根性ですね。
みんなど根性ガエルのピョン吉ですよ。これがなかったら日本が小林・益川理論
の検証をするなんてできなかったのね。
トリスタンでトップクォークを発見できなかったリベンジに燃えまくってい
たそうです。
あ、トリスタンといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/04/3741480
ピンボールのリトルウイングの藤田さんと飲んだ\(^O^)/
で紹介したリトルウイングのピンボール第1作がトリスタンなんです。
これ、おかしいエピソードがあって、夫の藤田さんは、理系だから、当然の
ように、トリスタンといえば筑波に建設された当時最高峰の巨大加速器のこと。
ところが、妻のほうは、芸術系だから、トリスタンといえば、当然のように
「トリスタンとイゾルデ」なんです。双方、いいネーミングだと思ったけれど、
実は考えてることが違うので、お互い、話がかみ合わなかったそうです。
で、Bファクトリに話を戻すと、最後は、研究者100人くらいが総出で、加速
リングにコイルを半ば手作業で巻いたのね。それも1万個も。
ギリギリの勝負の最後の決め手は、結局、人間の血と汗の涙なのね。
それにしても、この連載、名古屋大学坂田昌一研究室の伝統を十二分に感じ
させる連載でした。
2009年1月号の連載第1回
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_026.html
ノーベル賞記念連載 小林・益川理論とBファクトリー(第1回)
6元モデルへの道
中島林彦(編集部)/協力:小林 誠
には、坂田昌一研究室の坂田哲学の象徴的エピソードが、ノーベル賞受賞者の
小林誠先生によって紹介されています。なぜ、坂田研究室は「E研」と呼ばれ
たかという話で、引用するには長いので、1月号を読んでください。
あ、でも、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KVJZLI/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 01月号
をみると、売り切れですね。
日経サイエンスのサイトには在庫があるみたいだし、この記事だけのダウン
ロード販売もあるけど、700円するからね。1月号は
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/29/3981688
に書いたように、すばるのカレンダーも付いているから、買うなら1500円出し
て、1月号を買ったほうがいいと思います。
そして真打ち登場。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_082.html
ノーベル賞受賞記念
対称性の自発的破れとひも理論
南部陽一郎(シカゴ大学)
です。
戦前、戦後の苦労話やらいろいろあります。
最後に、南部先生が仕事を始めた1950年代から1960年代は素粒子物理学の黄
金時代あるいはルネサンスの時代だった。現在は、宇宙物理、天体物理のルネ
サンス時代が始まっているという話があります。南部先生は、それに期待をか
けているし、楽しい時代だと思っていると。
ほんとそう。特にこの20年くらいの天文学の激変ぶりはすごいですよね。
ますます、まずいだろ、これ。
まずい、まずい。
大体さ、正三郎ですら、この何年も宇宙論や現代天文学の本をわかりもしな
い癖に買い漁ってるんだぜ。
うひー。上の検索窓で「天文学」で検索したら、あのバカ、57件も書いてや
がる。
あんまり地球人が宇宙に目を向けると、おれたちの秘密がばれちゃうぜ。な
んとか妨害工作をしないとな。
南部先生のブルーバックスについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/08/3806202
ノーベル物理学賞
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/29/3854376
ノーベル賞受賞記念金帯ブルーバックス
などをみてください。
「茂木健一郎と愉しむ科学のクオリア」は、守屋繁春(理化学研究所)さん
との対談でしたが、初めて知ったけど、シロアリって食えるのね。きわめて栄
養価が高くて、木に棲む種類は美味らしい。
でね、守屋さんがなぜシロアリを求めて世界中を飛び回っているかといえば、
シロアリって木を分解するでしょ。そこに目を付けてるの。
シロアリの体内にいる原生生物は、セルロースを分解するセルラーザを体内
にもっていて、それが80種類あるセルラーザの中でも非常に優秀なものなんだ
そうです。これを使えば、セルロースからバイオ燃料を作る過程を非常に効率
化できるんじゃないかと。
その他、変な生物を探して、エネルギー問題や環境問題の解決にもつながる
ようなことをやってますね。
変な生物といえば、クマムシのことを書こうと思って、もう半年以上経って
るなあ。
塩谷喜雄「いまどき科学世評」は、「点と線と面」と題して、日本の環境技
術は、点では優れていても、線や面への展開ができてないので、日本は環境技
術が優れているという神話は嘘だと。
この神話が、日本はもうすでに十分環境対策をやってるからCO2削減は少な
くともいいといった産業界の言い訳に使われているのはおかしいという話。
セルロースを分解するセルラーザの話も出てきますが、いま、高性能のセル
ラーザを握っているのはアメリカ企業なんだって。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/01/1360323
地球温暖化。不都合な真実、バイオ燃料、海洋酸性化、植物からメタン
で紹介したホンダと地球環境産業技術研究機構(RITE)のセルロースエタノール
も、前段でアメリカ企業のセルラーザを使っているそうです。
つまり、首根っこを押さえられてるわけです。
そうか。やっぱ、守屋さんにがんばってもらって、シロアリで行くしかない
か。\(^O^)/
---
すっかり紹介が遅れたけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001P5M9YO/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 03月号
は、個人的にはいつも以上に読みどころ満載。
目次などは、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55903
をどうぞ。
まず、驚いたのは、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_024.html
土星の月エンケラドス 噴泉の謎
C. ポルコ(米カッシーニ画像中央研究所)
土星の衛星の1つエンケラドスに、水があるんじゃないかと。生命が存在す
るかもしれないと。
まずいな。
まずい、まずい。おれたちの生命を作る実験室なのに、ばれちゃったよ。
地球人って、おれらよりはるかに劣る文明なのに、この飽くなき探求心、し
つこさがすごいよな。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_036.html
PNA 三重らせんを作る生命分子
P. E. ニールセン(コペンハーゲン大学)
PNAなんてのがあるのね。しかも、可能性がすごいじゃないですか。
これもまずいな。
ほんと、まずい、まずい。おれたちがエンケラドスでやってる実験は、まさ
に、PNAでの生命構築なのに。
なんとかエンケラドスとPNAが結びつかないように、工作が必要だな。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_046.html
なぜマジックにだまされるか
S.マルチネス=コンデ/S. L.マクニック(バロー神経学研究所)
おれ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/07/2706159
上口龍生、アキバのマジックメイド喫茶\(^O^)/
で書いたように、自分じゃできないけど、マジック好きなんです。あと、詐欺
とか、人間の心理的盲点を衝く技術は、子供の頃からずっと興味がある。なに
しろ、スパイに必須の技術だから。\(^O^)/
で、この記事は、脳科学的にマジックを調べてる。でね、認知科学者とか神
経科学者とか脳科学者とか、脳科学をやってる研究者はマジックの技術を身に
付けようなんて言ってるのね。いいなあ、それ。
学会で発表したと思ったら、当人が壇上から消えちゃうとか、脳科学の学会
なのか、マジックショーなのかわからなくなったりしてね。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_056.html
フィッシング詐欺から身を守る
L. F. クレーナー(カーネギーメロン大学)
フィッシング詐欺の被害は、日本は月に数10件の報告らしいですが、これ
は多くの日本人が英語ができないため。アメリカは2007年のフィッシング被害
者は360万人,被害額は32億ドル以上と推定されているそうです。
フィッシング詐欺は、どういうものかというのと、その対策技術の解説です。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_076.html
顕微鏡がとらえた命の美
SCIENTIFIC AMERICAN編集部
は、ほんと美しい。きれいやわあ。
あたしの女装姿やヌードも、これくらいきれいに撮ってほしいわ。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_092.html
ノーベル賞記念連載
小林・益川理論とBファクトリー 第3回(最終回)
巨大加速器実験,日米の闘い
中島林彦(編集部)/協力:協力:高エネルギー加速器研究機構
を読むと、小林・益川理論の検証が壮絶な戦いだったことがわかります。
三田一郎先生は、すごい突破力ですね。理論的な面でもすごいけど、何より
Bファクトリの実現に向けた執念がすさまじい。それに当時としては、Bファク
トリは大胆かつ先進的なアイデアを盛り込んだものにしたので、大変だったん
ですね。
ほかにも、名前が出ている菅原寛孝KEK所長、髙﨑(たかさき)史彦、生出勝宣、
山内正則の各氏、そして名前が出てない人たちやメーカの人たちもど根性ですね。
みんなど根性ガエルのピョン吉ですよ。これがなかったら日本が小林・益川理論
の検証をするなんてできなかったのね。
トリスタンでトップクォークを発見できなかったリベンジに燃えまくってい
たそうです。
あ、トリスタンといえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/04/3741480
ピンボールのリトルウイングの藤田さんと飲んだ\(^O^)/
で紹介したリトルウイングのピンボール第1作がトリスタンなんです。
これ、おかしいエピソードがあって、夫の藤田さんは、理系だから、当然の
ように、トリスタンといえば筑波に建設された当時最高峰の巨大加速器のこと。
ところが、妻のほうは、芸術系だから、トリスタンといえば、当然のように
「トリスタンとイゾルデ」なんです。双方、いいネーミングだと思ったけれど、
実は考えてることが違うので、お互い、話がかみ合わなかったそうです。
で、Bファクトリに話を戻すと、最後は、研究者100人くらいが総出で、加速
リングにコイルを半ば手作業で巻いたのね。それも1万個も。
ギリギリの勝負の最後の決め手は、結局、人間の血と汗の涙なのね。
それにしても、この連載、名古屋大学坂田昌一研究室の伝統を十二分に感じ
させる連載でした。
2009年1月号の連載第1回
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_026.html
ノーベル賞記念連載 小林・益川理論とBファクトリー(第1回)
6元モデルへの道
中島林彦(編集部)/協力:小林 誠
には、坂田昌一研究室の坂田哲学の象徴的エピソードが、ノーベル賞受賞者の
小林誠先生によって紹介されています。なぜ、坂田研究室は「E研」と呼ばれ
たかという話で、引用するには長いので、1月号を読んでください。
あ、でも、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KVJZLI/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2009年 01月号
をみると、売り切れですね。
日経サイエンスのサイトには在庫があるみたいだし、この記事だけのダウン
ロード販売もあるけど、700円するからね。1月号は
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/29/3981688
に書いたように、すばるのカレンダーも付いているから、買うなら1500円出し
て、1月号を買ったほうがいいと思います。
そして真打ち登場。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0903/200903_082.html
ノーベル賞受賞記念
対称性の自発的破れとひも理論
南部陽一郎(シカゴ大学)
です。
戦前、戦後の苦労話やらいろいろあります。
最後に、南部先生が仕事を始めた1950年代から1960年代は素粒子物理学の黄
金時代あるいはルネサンスの時代だった。現在は、宇宙物理、天体物理のルネ
サンス時代が始まっているという話があります。南部先生は、それに期待をか
けているし、楽しい時代だと思っていると。
ほんとそう。特にこの20年くらいの天文学の激変ぶりはすごいですよね。
ますます、まずいだろ、これ。
まずい、まずい。
大体さ、正三郎ですら、この何年も宇宙論や現代天文学の本をわかりもしな
い癖に買い漁ってるんだぜ。
うひー。上の検索窓で「天文学」で検索したら、あのバカ、57件も書いてや
がる。
あんまり地球人が宇宙に目を向けると、おれたちの秘密がばれちゃうぜ。な
んとか妨害工作をしないとな。
南部先生のブルーバックスについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/08/3806202
ノーベル物理学賞
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/29/3854376
ノーベル賞受賞記念金帯ブルーバックス
などをみてください。
「茂木健一郎と愉しむ科学のクオリア」は、守屋繁春(理化学研究所)さん
との対談でしたが、初めて知ったけど、シロアリって食えるのね。きわめて栄
養価が高くて、木に棲む種類は美味らしい。
でね、守屋さんがなぜシロアリを求めて世界中を飛び回っているかといえば、
シロアリって木を分解するでしょ。そこに目を付けてるの。
シロアリの体内にいる原生生物は、セルロースを分解するセルラーザを体内
にもっていて、それが80種類あるセルラーザの中でも非常に優秀なものなんだ
そうです。これを使えば、セルロースからバイオ燃料を作る過程を非常に効率
化できるんじゃないかと。
その他、変な生物を探して、エネルギー問題や環境問題の解決にもつながる
ようなことをやってますね。
変な生物といえば、クマムシのことを書こうと思って、もう半年以上経って
るなあ。
塩谷喜雄「いまどき科学世評」は、「点と線と面」と題して、日本の環境技
術は、点では優れていても、線や面への展開ができてないので、日本は環境技
術が優れているという神話は嘘だと。
この神話が、日本はもうすでに十分環境対策をやってるからCO2削減は少な
くともいいといった産業界の言い訳に使われているのはおかしいという話。
セルロースを分解するセルラーザの話も出てきますが、いま、高性能のセル
ラーザを握っているのはアメリカ企業なんだって。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/01/1360323
地球温暖化。不都合な真実、バイオ燃料、海洋酸性化、植物からメタン
で紹介したホンダと地球環境産業技術研究機構(RITE)のセルロースエタノール
も、前段でアメリカ企業のセルラーザを使っているそうです。
つまり、首根っこを押さえられてるわけです。
そうか。やっぱ、守屋さんにがんばってもらって、シロアリで行くしかない
か。\(^O^)/
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