翔泳社のSE Books Review その2 ― 2008年10月31日 09時10分33秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839832
翔泳社のSE Books Review
の続き。
しげっちさんのコメント。
--- ここから ---
素人ながらコメントさせていだだきます。
「が」の使い方はムズイので「が」の連発が誤解を生んでいると推察します。
ちなみに冒頭の「翔泳社が自社が出している...」もわかりにくいっす。
出版されたら買いたいと思います。
--- ここまで ---
ごもっとも。反省します。
なお、「SE Books Review」は、販促材料として、無料で配られているはず。
もう出ているので、どこか、コンピュータ系の本が多くある大きな書店やコン
ピュータ系専門書店に行って、店員に聞けばもらえると思います。レジあたり
に積んであるかもしれません。とにかく無料。
ま、おれが書いているということで、ヤクオクや楽天のオークションで、1
冊1億円で取引されるでしょうが。\(^O^)/
って、出品するの、お前じゃないの。株大暴落の損を取り戻そうとして。そ
ういえば、ジーワン、ジーワンと騒いで、競馬のG1で稼ぐから、高い本を買っ
ても大丈夫といってたのは、どうなったんだ。
えーと、菊花賞はすっかり忘れていました。だって、その日、母の一周忌で
九州にいたんだもん。ま、秋華賞で、1000万円馬券を取ったからいいけどね
(大嘘、号泣)。
大口獏さんからのメール。2008/10/24です。紹介が遅くなってすみません。
--- ここから ---
中村さま
ザベの頃からの一読者です。
私も以前はつまらない原稿をつまらない場所に出すことがあって、
ときおり、編集者の誤読による推敲に泣かされたことがありました。
中村さんのような方でもこういう目に遭われることがあるのですね。
それはさておき。
標題の件ですが、問題の原稿の中の「英語が読めない」を「英語の
読めない」としておけば、編集者に誤読されることもなかったのか
しらん?と思ったことでした。
以上、つまらない用件でメールなど差し上げて申し訳ありませんで
した。
私自身は、コンピュータやネットとは全く関係のない仕事をしてい
る人間なのですが、いつもいつも楽しく読ませていただいて、何か
と刺激をいただいています。
中村さんのますますの御健筆をお祈り申し上げます。
--- ここまで ---
はい、おっしゃる通りです。
それでも、ああ書き直されたかもしれないという不安はぬぐえませんが。^^;
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839832
翔泳社のSE Books Review
の続き。
しげっちさんのコメント。
--- ここから ---
素人ながらコメントさせていだだきます。
「が」の使い方はムズイので「が」の連発が誤解を生んでいると推察します。
ちなみに冒頭の「翔泳社が自社が出している...」もわかりにくいっす。
出版されたら買いたいと思います。
--- ここまで ---
ごもっとも。反省します。
なお、「SE Books Review」は、販促材料として、無料で配られているはず。
もう出ているので、どこか、コンピュータ系の本が多くある大きな書店やコン
ピュータ系専門書店に行って、店員に聞けばもらえると思います。レジあたり
に積んであるかもしれません。とにかく無料。
ま、おれが書いているということで、ヤクオクや楽天のオークションで、1
冊1億円で取引されるでしょうが。\(^O^)/
って、出品するの、お前じゃないの。株大暴落の損を取り戻そうとして。そ
ういえば、ジーワン、ジーワンと騒いで、競馬のG1で稼ぐから、高い本を買っ
ても大丈夫といってたのは、どうなったんだ。
えーと、菊花賞はすっかり忘れていました。だって、その日、母の一周忌で
九州にいたんだもん。ま、秋華賞で、1000万円馬券を取ったからいいけどね
(大嘘、号泣)。
大口獏さんからのメール。2008/10/24です。紹介が遅くなってすみません。
--- ここから ---
中村さま
ザベの頃からの一読者です。
私も以前はつまらない原稿をつまらない場所に出すことがあって、
ときおり、編集者の誤読による推敲に泣かされたことがありました。
中村さんのような方でもこういう目に遭われることがあるのですね。
それはさておき。
標題の件ですが、問題の原稿の中の「英語が読めない」を「英語の
読めない」としておけば、編集者に誤読されることもなかったのか
しらん?と思ったことでした。
以上、つまらない用件でメールなど差し上げて申し訳ありませんで
した。
私自身は、コンピュータやネットとは全く関係のない仕事をしてい
る人間なのですが、いつもいつも楽しく読ませていただいて、何か
と刺激をいただいています。
中村さんのますますの御健筆をお祈り申し上げます。
--- ここまで ---
はい、おっしゃる通りです。
それでも、ああ書き直されたかもしれないという不安はぬぐえませんが。^^;
自発的対称性の破れ、その2 ― 2008年10月31日 09時11分19秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3830628
自発的対称性の破れ
の続き。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3822336
祝物理本特需、趣味で物理学の本、EMANの物理学、物理のかぎしっぽなど物理
学サイト紹介
についたguruさんのコメント。
ほんとは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3830628
自発的対称性の破れ
につけたかったんでしょうが、そのときは、ウェブからブログに転載し忘れて
ました。guruさんは、「祝物理本特需・・・」のほうに、仕方なくつけたんで
すね。すみません。
guruさんのコメントは、
--- ここから ---
Hot Corner の方ですけど、「自発的対称性の破れ」というのは誤訳で、正し
くは「自発的な 対称性の破れ」です。「自発的な」は「対称性の破れ」にか
かります。「自発的対称性」が「破れ」るわけではありません。
--- ここまで ---
「自発的」が「破れ」に係るのは、ちょっと素粒子物理や量子力学をやった
人は、みんな知ってますよね。だから、guruさんが誤訳という「自発的対称性
の破れ」でも、彼らには正しく意味が伝わっていると思います。しかし、たし
かにひっかかる表記なので、一般の人には、guruさんのおっしゃるように、
「対称性の自発的破れ」のほうが、正しい意味が通りやすい。でも、ノーベル
賞を報じた新聞などメディアのニュースでは、意外と「自発的対称性の破れ」
の記事も多いと感じたんです。
たとえば、
http://www.asahi.com/special/08015/TKY200810100139.html
超伝導理論に疑念、契機 南部陽一郎さんインタビュー
を参照。
それで、元メッセージで、
--- ここから ---
一般の人にも名前が知られるようになった「自発的対称性の破れ」あるいは
「対称性の自発的破れ」。
--- ここまで ---
と書いて、前半はちまたにあふれている表記、後半は意味が通りやすく直した
表記という意図をこめて併記したんです。
ウェブでどうなのかは、いつだったか日付はメモに残っていないけれど、元
メッセージを書く前か、コメントが書かれたとき、すぐ調べて、メモしていま
した。だから、2008/10/16前後だと思う。そのときは、こんな感じ。Googleで
検索した結果です。
自発的対称性の破れ 約162,000件
自発的な対称性の破れ 約 574件
対称性の自発的破れ 約 60,800件
「自発的対称性の破れ」が多数派。「対称性の自発的な破れ」は、調べてい
ませんでした。
今日、2008/10/31の朝、同じくGoogleで調べたら、こんな感じ。
自発的対称性の破れ 約122,000件
自発的な対称性の破れ 約 33,500件
対称性の自発的破れ 約373,000件
対称性の自発的な破れ 約293,000件
「対称性の自発的破れ」「対称性の自発的な破れ」が多数派になってますね。
「自発的対称性の破れ」が162,000から122,000に減っているのは、なぜなん
でしょうか。ブログなどを書き直したんでしょうかね。
そのきっかけは?
もちろん、guruさんのコメントでしょう。\(^O^)/
ほんまかいな。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3830628
自発的対称性の破れ
の続き。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3822336
祝物理本特需、趣味で物理学の本、EMANの物理学、物理のかぎしっぽなど物理
学サイト紹介
についたguruさんのコメント。
ほんとは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3830628
自発的対称性の破れ
につけたかったんでしょうが、そのときは、ウェブからブログに転載し忘れて
ました。guruさんは、「祝物理本特需・・・」のほうに、仕方なくつけたんで
すね。すみません。
guruさんのコメントは、
--- ここから ---
Hot Corner の方ですけど、「自発的対称性の破れ」というのは誤訳で、正し
くは「自発的な 対称性の破れ」です。「自発的な」は「対称性の破れ」にか
かります。「自発的対称性」が「破れ」るわけではありません。
--- ここまで ---
「自発的」が「破れ」に係るのは、ちょっと素粒子物理や量子力学をやった
人は、みんな知ってますよね。だから、guruさんが誤訳という「自発的対称性
の破れ」でも、彼らには正しく意味が伝わっていると思います。しかし、たし
かにひっかかる表記なので、一般の人には、guruさんのおっしゃるように、
「対称性の自発的破れ」のほうが、正しい意味が通りやすい。でも、ノーベル
賞を報じた新聞などメディアのニュースでは、意外と「自発的対称性の破れ」
の記事も多いと感じたんです。
たとえば、
http://www.asahi.com/special/08015/TKY200810100139.html
超伝導理論に疑念、契機 南部陽一郎さんインタビュー
を参照。
それで、元メッセージで、
--- ここから ---
一般の人にも名前が知られるようになった「自発的対称性の破れ」あるいは
「対称性の自発的破れ」。
--- ここまで ---
と書いて、前半はちまたにあふれている表記、後半は意味が通りやすく直した
表記という意図をこめて併記したんです。
ウェブでどうなのかは、いつだったか日付はメモに残っていないけれど、元
メッセージを書く前か、コメントが書かれたとき、すぐ調べて、メモしていま
した。だから、2008/10/16前後だと思う。そのときは、こんな感じ。Googleで
検索した結果です。
自発的対称性の破れ 約162,000件
自発的な対称性の破れ 約 574件
対称性の自発的破れ 約 60,800件
「自発的対称性の破れ」が多数派。「対称性の自発的な破れ」は、調べてい
ませんでした。
今日、2008/10/31の朝、同じくGoogleで調べたら、こんな感じ。
自発的対称性の破れ 約122,000件
自発的な対称性の破れ 約 33,500件
対称性の自発的破れ 約373,000件
対称性の自発的な破れ 約293,000件
「対称性の自発的破れ」「対称性の自発的な破れ」が多数派になってますね。
「自発的対称性の破れ」が162,000から122,000に減っているのは、なぜなん
でしょうか。ブログなどを書き直したんでしょうかね。
そのきっかけは?
もちろん、guruさんのコメントでしょう。\(^O^)/
ほんまかいな。
Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」 ― 2008年10月31日 09時15分28秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/30/3856565
NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
の続き。
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
> 日米の考え方や手法の違い、お互いとまどい、衝突し、苦労し、そしてお互
> いをなんとか認めるようになって、少しずつ、物事ができていく過程が非常に
> よくわかりますね。
日本は比較的文化背景が同一あるいは近似であるコミュニティばかりなので、
前提条件の「説明」が不要なんですよね。だから、異文化に対する説明を省い
たところから物語りが始められるし、背景やら考え方の説明も不要なんです。
ところが多民族国家であり、文化的に乖離しているコミュニティにも訴求し
なければ、アメリカでのヒットは難しい。子供向け番組でもアストロボーイの
勧善懲悪だけは通じるけど、微妙なアトムのロボットと人間との相剋なんぞは
単純にロボットは道具と割り切った考えをしている人々には理解不能でしょう。
日本の歴史の中では万物に神は宿るわけです。つまりは八百万の神。そして
そうした基盤は、ロボットという物質に対する精神性の希求と実存というとこ
ろにまで行き着く。アトムの悩みはそうした点にあります。
2001年宇宙の旅でHALが錯乱したのは、人間の持つ「嘘」の構造による
論理矛盾から引き起こされますが、実はアトムは完全にHALを凌駕していたり
します。これも実は日本特有のものなのかも知れません。
--
たま@無精庵
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
ジャパニメーションを支えるワーキングプアについても
語ってくれたのかしら。原画と原画の間の画を描く人た
ち(動画さんだ)なんて、個人事業主で、一枚なんぼの
出来高制なんです。もちろん、数をこなせば収入は増え
るんだけど、質が悪いと仕事は来なくなるわけ。莫大な
製作予算は、広告代理店だの放送局を通るたびにピンハ
ネされて、現場に来るお金は笑っちゃうほど少ないの。
クリエイターがいなくちゃジャパニメーションはできな
いっつってんのに、ピンハネ屋のほうが儲かるんだよな
あ。
しかも、それでも制作費が高いとかで海外に製作丸投げ
なんてのもめずらしくない。
その辺は元社長のほうが詳しそうだから譲ろう。
ADSL不可の物件なもんだから、ずっと光だけど、NTTだ
から大した進歩はないね。料金とかインセンティブは
違ってるようだけど、スピードは昔のまんま。しかも、
VDSLだから、雷ノイズとかには弱いんだ。
スピードに困ることはないし、帯域制限されることも
ないけど、安く早くなってくれる分には大歓迎だね。
--
つばめどん
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
>微妙なアトムのロボットと人間との相剋なんぞは単純にロボットは道具と割
り切った考えをしている人々には理解不能でしょう。
> 日本の歴史の中では万物に神は宿るわけです。つまりは八百万の神。
昔、日本の自動車工場などに産業ロボットが入り始めたとき、人間の姿とは
似ても似つかぬロボットに、「愛ちゃん」だとか「健太君」だとか、愛称をつ
けて一緒に働く仲間として迎えていたというのが、欧米先進国というかキリス
ト教、ユダヤ教など一神教が支配している世界の人からみると、ものすごいこ
とだったらしいですね。
それらの国の労働者の考えでは、ロボットは自分たちの職を奪う憎むべき敵
であって、愛称をつけたりするなど、もってのほかとのことでした。
日本人がそうならず、ロボットに親近感を持っているのは、鉄腕アトムのお
かげであるという説もよく言われていました。
実際、いま、ロボット研究で活躍している人は、子供の頃、アトムを読んだ
り、観たりしてその道に進んだ人も多いし、そのあとの世代はガンダムですね。
中村(show)
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
アマゾンで、アニメ関係の本を買ってくださる人もけっこういるんです。そ
れもけっこう高い本を。
アニメの原作になったマンガを買っているんじゃなくて、アニメの技術や製
作法の本。
ざっと列挙だけしておきます。いずれも買ってないし、未読なんですが、や
っぱプロの世界は違うなと思うことがあります。最初の「アニメーション教科
書」は、演技指導の本だというので、蒙を啓かれた思いがしました。
なるほど。上手に絵が描けるなんてのは、プロなら当たり前。その先、どう
演技させるかが勝負なのかと。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862460046/showshotcorne-22/
アニメーション教科書 (大型本)
Ed Hooks (著), 加藤 諒 (編集), 菅野 嘉則 (翻訳), 益田 英子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766114221/showshotcorne-22/
アニメーターズ・サバイバルキット (大型本)
リチャード ウィリアムズ (著), Richard Williams (原著), 郷司 陽子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/493900760X/showshotcorne-22/
テクスチャ教科書―Texture Imaging (単行本)
武田 哲也 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759457/showshotcorne-22/
人体のしくみ―CGデザイナーのためのグラフィックバイブル (CG world+
digital video special book) (大型本)
飯島 貴志 (著), CG WORLD編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759635/showshotcorne-22/
アニメ作画のしくみ―キャラに命を吹き込もう! (CGWORLD SPECIAL BOOK) (大
型本)
尾沢 直志 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862670024/showshotcorne-22/
アニメ作画のしくみ〈2〉動物篇 (CG WORLD SPECIAL BOOK) (大型本)
尾澤 直志 (著), CGWORLD編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772600795/showshotcorne-22/
アニメーションの本―動く絵を描く基礎知識と作画の実際 (単行本)
アニメ6人の会 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766115686/showshotcorne-22/
誰でもわかる!アニメの基本バイブル 人物の動き編 (単行本)
奥田 誠治 (著), 村上 豊 (著), 宮尾 岳
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861005787/showshotcorne-22/
アニメーションをはじめよう―動画見本115 (単行本)
鈴木 伸一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066878/showshotcorne-22/
FLASHアニメーション制作バイブル (大型本)
A.e.Suck (著)
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/30/3856565
NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
の続き。
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
> 日米の考え方や手法の違い、お互いとまどい、衝突し、苦労し、そしてお互
> いをなんとか認めるようになって、少しずつ、物事ができていく過程が非常に
> よくわかりますね。
日本は比較的文化背景が同一あるいは近似であるコミュニティばかりなので、
前提条件の「説明」が不要なんですよね。だから、異文化に対する説明を省い
たところから物語りが始められるし、背景やら考え方の説明も不要なんです。
ところが多民族国家であり、文化的に乖離しているコミュニティにも訴求し
なければ、アメリカでのヒットは難しい。子供向け番組でもアストロボーイの
勧善懲悪だけは通じるけど、微妙なアトムのロボットと人間との相剋なんぞは
単純にロボットは道具と割り切った考えをしている人々には理解不能でしょう。
日本の歴史の中では万物に神は宿るわけです。つまりは八百万の神。そして
そうした基盤は、ロボットという物質に対する精神性の希求と実存というとこ
ろにまで行き着く。アトムの悩みはそうした点にあります。
2001年宇宙の旅でHALが錯乱したのは、人間の持つ「嘘」の構造による
論理矛盾から引き起こされますが、実はアトムは完全にHALを凌駕していたり
します。これも実は日本特有のものなのかも知れません。
--
たま@無精庵
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
ジャパニメーションを支えるワーキングプアについても
語ってくれたのかしら。原画と原画の間の画を描く人た
ち(動画さんだ)なんて、個人事業主で、一枚なんぼの
出来高制なんです。もちろん、数をこなせば収入は増え
るんだけど、質が悪いと仕事は来なくなるわけ。莫大な
製作予算は、広告代理店だの放送局を通るたびにピンハ
ネされて、現場に来るお金は笑っちゃうほど少ないの。
クリエイターがいなくちゃジャパニメーションはできな
いっつってんのに、ピンハネ屋のほうが儲かるんだよな
あ。
しかも、それでも制作費が高いとかで海外に製作丸投げ
なんてのもめずらしくない。
その辺は元社長のほうが詳しそうだから譲ろう。
ADSL不可の物件なもんだから、ずっと光だけど、NTTだ
から大した進歩はないね。料金とかインセンティブは
違ってるようだけど、スピードは昔のまんま。しかも、
VDSLだから、雷ノイズとかには弱いんだ。
スピードに困ることはないし、帯域制限されることも
ないけど、安く早くなってくれる分には大歓迎だね。
--
つばめどん
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
>微妙なアトムのロボットと人間との相剋なんぞは単純にロボットは道具と割
り切った考えをしている人々には理解不能でしょう。
> 日本の歴史の中では万物に神は宿るわけです。つまりは八百万の神。
昔、日本の自動車工場などに産業ロボットが入り始めたとき、人間の姿とは
似ても似つかぬロボットに、「愛ちゃん」だとか「健太君」だとか、愛称をつ
けて一緒に働く仲間として迎えていたというのが、欧米先進国というかキリス
ト教、ユダヤ教など一神教が支配している世界の人からみると、ものすごいこ
とだったらしいですね。
それらの国の労働者の考えでは、ロボットは自分たちの職を奪う憎むべき敵
であって、愛称をつけたりするなど、もってのほかとのことでした。
日本人がそうならず、ロボットに親近感を持っているのは、鉄腕アトムのお
かげであるという説もよく言われていました。
実際、いま、ロボット研究で活躍している人は、子供の頃、アトムを読んだ
り、観たりしてその道に進んだ人も多いし、そのあとの世代はガンダムですね。
中村(show)
===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
アマゾンで、アニメ関係の本を買ってくださる人もけっこういるんです。そ
れもけっこう高い本を。
アニメの原作になったマンガを買っているんじゃなくて、アニメの技術や製
作法の本。
ざっと列挙だけしておきます。いずれも買ってないし、未読なんですが、や
っぱプロの世界は違うなと思うことがあります。最初の「アニメーション教科
書」は、演技指導の本だというので、蒙を啓かれた思いがしました。
なるほど。上手に絵が描けるなんてのは、プロなら当たり前。その先、どう
演技させるかが勝負なのかと。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862460046/showshotcorne-22/
アニメーション教科書 (大型本)
Ed Hooks (著), 加藤 諒 (編集), 菅野 嘉則 (翻訳), 益田 英子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766114221/showshotcorne-22/
アニメーターズ・サバイバルキット (大型本)
リチャード ウィリアムズ (著), Richard Williams (原著), 郷司 陽子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/493900760X/showshotcorne-22/
テクスチャ教科書―Texture Imaging (単行本)
武田 哲也 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759457/showshotcorne-22/
人体のしくみ―CGデザイナーのためのグラフィックバイブル (CG world+
digital video special book) (大型本)
飯島 貴志 (著), CG WORLD編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759635/showshotcorne-22/
アニメ作画のしくみ―キャラに命を吹き込もう! (CGWORLD SPECIAL BOOK) (大
型本)
尾沢 直志 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862670024/showshotcorne-22/
アニメ作画のしくみ〈2〉動物篇 (CG WORLD SPECIAL BOOK) (大型本)
尾澤 直志 (著), CGWORLD編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772600795/showshotcorne-22/
アニメーションの本―動く絵を描く基礎知識と作画の実際 (単行本)
アニメ6人の会 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766115686/showshotcorne-22/
誰でもわかる!アニメの基本バイブル 人物の動き編 (単行本)
奥田 誠治 (著), 村上 豊 (著), 宮尾 岳
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861005787/showshotcorne-22/
アニメーションをはじめよう―動画見本115 (単行本)
鈴木 伸一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066878/showshotcorne-22/
FLASHアニメーション制作バイブル (大型本)
A.e.Suck (著)
今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル ― 2008年10月31日 09時19分07秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
たまにしか読まなくなった少年マガジンですが、昨日、読んだら、絶望先生
はすごかった。
最初に損してあとで儲けるビジネスモデルがいっぱい出てくる。
・プリンタは本体は安いけど、インクで儲けてる。
・コピー機などは、もの凄い安値で入札して、メンテ費で儲ける。
そうそう。ゼロックスのビジネスモデルの素晴らしかったところは、消耗品
のトナーやコピー用紙で儲けるところですね。
・増毛は体験増毛で1000本無料でも、植えたら戻るに戻れずもの凄く金がかか
る。
カツラ、増毛、発毛業界、それで訴訟を起こされたりしてますね。
・毎号パーツがついてくる週刊雑誌は、創刊号は安いけど後は高い。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/18/2445575
恐るべし、週刊分冊百科の世界
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/26/2665730
「マンガの達人」「週刊 マイ ミュージック スタジオ」
で紹介したデアゴスティーニなどの世界ですね。
・リゾートマンションがタダ同然のお買い得も 管理費が月10万でローン払っ
てるのと一緒だったり!
あるある。
・3か月無料の●ートン先生が、ある時から オレいなくなったら ヤバイよ
を連発 結局 買うハメに!
●ートンは、シマンテックのノートンでしょうね。
このあと、「絶望した」の決めぜりふとともに、小さな字でいろんな事例が
びっしり。
わからなかったのが、
・この性能ではバーゲンプライス車→でもニスモのパーツが五百万
調べたら、ニスモって有名なパーツ屋なんですね。知らなかった。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839828
100円パソコン
のネタもありました。
うまいと笑ったのが、
・「お金がなくても将来値段があがるのであなたでも家が買えますよ」→世界
終了
世界終了がいいよね。サブプライムローン問題を、さらっとこの一言で片付
けるセンス。
・質素でお金のかからない女の子だからと付き合い始めたら
よくある話ですわ。\(^O^)/
一番深い表現だと、感心したのが、
・入浴料はあくまで入浴料です
これ、AI(人工知能)じゃ、意味を読み取って、笑うことはできませんね。
AIに絶望した。\(^O^)/
勝間和代(あるいは弾さん、小飼弾)的データ処理的な読み方をする人間も、
無理でしょう。
あ、ベさんから、週刊ダイヤモンドの勝間和代・小飼弾対談批判に期待とあ
ったけど、当面無理。連休、山に合宿に行って、留守にするから。
眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
込んで、熊を倒してくるぞ。
極真空手の大山倍達か、お前は。
http://ja.wikipedia.org/wiki/大山倍達
===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>・この性能ではバーゲンプライス車→でもニスモのパーツが五百万
改造しまくって500万、お金が無くなって結局その車を売るハメに
なった人が地元にいた。車好き多かったからなぁ。
私も23年で15台乗り継いだけど、一番面白かったのは幌のジムニー
(350cc、2サイクル)だなぁ。屋根とドアを取ってフロントガラス倒し
てフルオープン(ノーマル車でできる)、ウォークマンで音楽聴くだ。
サングラスは必需品。運転をしながらソフトクリームを食べたら酷い
目に遭った(東京でオープンは乗りたくないな)。
>眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
>込んで、熊を倒してくるぞ。
連休が終わっても帰って来られなかったりして。
明日はドライブ行くぴょん(運転しないけど) 穂高
===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
プリンタやコピー機のビジネスモデルはまさにそうだね。
近所のホームセンターでインクカートリッジを買おうと
したら、ベラボーに高くてびっくりしたら、通販でも
だいたいそんなもんだった。レーザープリンタ安いなあ
とグラッときたときもあったけど、トナーが高いんだよ
ね。そもそも、毎分何十枚も印刷しないし。
--
つばめどん
===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>幌のジムニー(350cc、2サイクル)だなぁ。
350ccとは恐れ入りあした。
>>眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
>>込んで、熊を倒してくるぞ。
>
> 連休が終わっても帰って来られなかったりして。
両方の眉毛を剃って降りてくるのでは。眉が両方なくても別に変ではないから。
五九郎
===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>350ccとは恐れ入りあした。
360cc(未満)の間違いだった(正確には35?ccだけど)。当時玩具代わりに
中古を25万で買ったんだけど、現在買うと思うともっと高いっす。
穂高
---
たまにしか読まなくなった少年マガジンですが、昨日、読んだら、絶望先生
はすごかった。
最初に損してあとで儲けるビジネスモデルがいっぱい出てくる。
・プリンタは本体は安いけど、インクで儲けてる。
・コピー機などは、もの凄い安値で入札して、メンテ費で儲ける。
そうそう。ゼロックスのビジネスモデルの素晴らしかったところは、消耗品
のトナーやコピー用紙で儲けるところですね。
・増毛は体験増毛で1000本無料でも、植えたら戻るに戻れずもの凄く金がかか
る。
カツラ、増毛、発毛業界、それで訴訟を起こされたりしてますね。
・毎号パーツがついてくる週刊雑誌は、創刊号は安いけど後は高い。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/18/2445575
恐るべし、週刊分冊百科の世界
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/26/2665730
「マンガの達人」「週刊 マイ ミュージック スタジオ」
で紹介したデアゴスティーニなどの世界ですね。
・リゾートマンションがタダ同然のお買い得も 管理費が月10万でローン払っ
てるのと一緒だったり!
あるある。
・3か月無料の●ートン先生が、ある時から オレいなくなったら ヤバイよ
を連発 結局 買うハメに!
●ートンは、シマンテックのノートンでしょうね。
このあと、「絶望した」の決めぜりふとともに、小さな字でいろんな事例が
びっしり。
わからなかったのが、
・この性能ではバーゲンプライス車→でもニスモのパーツが五百万
調べたら、ニスモって有名なパーツ屋なんですね。知らなかった。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839828
100円パソコン
のネタもありました。
うまいと笑ったのが、
・「お金がなくても将来値段があがるのであなたでも家が買えますよ」→世界
終了
世界終了がいいよね。サブプライムローン問題を、さらっとこの一言で片付
けるセンス。
・質素でお金のかからない女の子だからと付き合い始めたら
よくある話ですわ。\(^O^)/
一番深い表現だと、感心したのが、
・入浴料はあくまで入浴料です
これ、AI(人工知能)じゃ、意味を読み取って、笑うことはできませんね。
AIに絶望した。\(^O^)/
勝間和代(あるいは弾さん、小飼弾)的データ処理的な読み方をする人間も、
無理でしょう。
あ、ベさんから、週刊ダイヤモンドの勝間和代・小飼弾対談批判に期待とあ
ったけど、当面無理。連休、山に合宿に行って、留守にするから。
眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
込んで、熊を倒してくるぞ。
極真空手の大山倍達か、お前は。
http://ja.wikipedia.org/wiki/大山倍達
===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>・この性能ではバーゲンプライス車→でもニスモのパーツが五百万
改造しまくって500万、お金が無くなって結局その車を売るハメに
なった人が地元にいた。車好き多かったからなぁ。
私も23年で15台乗り継いだけど、一番面白かったのは幌のジムニー
(350cc、2サイクル)だなぁ。屋根とドアを取ってフロントガラス倒し
てフルオープン(ノーマル車でできる)、ウォークマンで音楽聴くだ。
サングラスは必需品。運転をしながらソフトクリームを食べたら酷い
目に遭った(東京でオープンは乗りたくないな)。
>眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
>込んで、熊を倒してくるぞ。
連休が終わっても帰って来られなかったりして。
明日はドライブ行くぴょん(運転しないけど) 穂高
===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
プリンタやコピー機のビジネスモデルはまさにそうだね。
近所のホームセンターでインクカートリッジを買おうと
したら、ベラボーに高くてびっくりしたら、通販でも
だいたいそんなもんだった。レーザープリンタ安いなあ
とグラッときたときもあったけど、トナーが高いんだよ
ね。そもそも、毎分何十枚も印刷しないし。
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つばめどん
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標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
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>幌のジムニー(350cc、2サイクル)だなぁ。
350ccとは恐れ入りあした。
>>眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
>>込んで、熊を倒してくるぞ。
>
> 連休が終わっても帰って来られなかったりして。
両方の眉毛を剃って降りてくるのでは。眉が両方なくても別に変ではないから。
五九郎
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標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
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>350ccとは恐れ入りあした。
360cc(未満)の間違いだった(正確には35?ccだけど)。当時玩具代わりに
中古を25万で買ったんだけど、現在買うと思うともっと高いっす。
穂高
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