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Re: 最近の雑誌から2008年10月23日 04時20分07秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837328
最近の雑誌から
の続き。

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
>  最近の本だと、
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980883/showshotcorne-22/
> ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書 う 2-1) (新書)
> 上杉 隆 (著)
> が、日本のジャーナリズムの腐敗。特に日本独特の報道カルテル制度である記
> 者クラブの腐敗をよく伝えています。
>  マスコミ、ジャーナリズムに興味がある人は必読。
>  ウワシンも、もちろん、必読だったんだけど、休刊して復活する気配ないし
> ね。
> http://www.uwashin.com/
> 噂の眞相(ウワシン)

 「噂の眞相」の広告営業は大変だったでしょうねぇ。ヴィレッジセンターのよ
うなシンパシーを持つ企業ばかりではなく、大手広告代理店とつながっているよ
うな企業では、搦め手からの圧力もあっただろうし。シンパシーを持っているよ
うな経営者でも、その息子は電通だとか博報堂などの広告代理店に人質として勤
務していたりする事が多いわけですから。

 フジテレビの「とくダネ」では上杉隆をコメンテーターとして使っていますが、
あれも経営トップは苦虫状態なんでしょう。ただ、そこそこの視聴率を取ってい
るから、スタッフなどが推すメンバーに対してあまり強く言えない。更に言えば
上杉本人だって「書く」ような場面では過激に振る舞えても、ああした場では人
間関係に縛られるし、話題部分にしかコメントが言えないから、あまり過激に振
る舞えないという縛りがある。牙を隠した状態で身過ぎ世過ぎに終始しなければ
ならないという局面でもわるわけです。

 鳥越俊太郎だってモーニングショーでは言葉を濁す。逆に「ザ・スクープ」で
は相当に(とは言ってもテレビ的にソフィストケートされているけど)突っ込む。
過激そうに見えて、実体は電波芸者となっている田原総一朗とは明らかに違うス
タンスですけどね。

--
たま@無精庵

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
> 「噂の眞相」の広告営業は大変だったでしょうねぇ。ヴィレッジセンターのよ
>うなシンパシーを持つ企業ばかりではなく、大手広告代理店とつながっているよ
>うな企業では、搦め手からの圧力もあっただろうし。シンパシーを持っているよ
>うな経営者でも、その息子は電通だとか博報堂などの広告代理店に人質として勤
>務していたりする事が多いわけですから。

コラージュ事件以来、広告収入には依存しない体質にしていたと
思うけどね。総会屋系雑誌みたいに、媒体さえあれば中身は何が
書いてあってもいいってわけでもないわけだし。


>過激そうに見えて、実体は電波芸者となっている田原総一朗とは明らかに違うス
>タンスですけどね。
「過激そう」と「過激」は違いますからね。本人はそんなこと認
めたくないでしょうが。
同じアンソニー・ホプキンス相手のインタビューなのに、久米宏
と筑紫哲也で全く別人へのインタビューのようにみえたのは、い
つのことだったかしら。ああ、今日から久米宏はインタビューも
する番組を開始するそうですよ。ふふふ。

--
つばめどん

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
 そういえば、何周年かの記念号で、読者から、「せっかくいい記事がたくさ
ん載っているいい雑誌なのに、広告にエロ系のものが多くて、子供がいる家庭
ではリビングに置いておけません。なんとかならないでしょうか」みたいな質
問があって、岡留さん、なんか答えていました。
 つばめどんも書いているように、たぶん、コラージュ事件で、取次から広告
主から印刷所から一気にやられて、広告もエロ系も入れて、リスク分散したと
思います。
 岡留さんの答も、そんな感じだったと思う。
 あれ以後、印刷所の名前も出してなかったですし。
 ウワシンは、「過激そう」と「過激」の虚実ないまぜのバランス感覚が、時
代に合っていて優れていたんだと思いますよ。岡留流の演出のうまさなんでし
ょうね。

中村(show)

ダンボー2008年10月23日 04時21分45秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837323
リボルテック ダンボーって何?
の流れ。

===
標題: ダンボー
---
> さすがの草野君も、こういうのまでは持ってないだろうな。
持ってますよー。
玄関に飾っております。

ダンボーといえば、
60坪書店日記というブログで定期的にネタになってて面白かったです。
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/searchdiary?word=%A5%C0%A5%F3%A5%DC%A1%BC

KUSANO, Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>

===
標題: Re: ダンボー
---
>持ってますよー。
>玄関に飾っております。

 はっ、はは......草野くん......

                      穂高


===
標題: Re: ダンボー
---
ヤマト運輸の段ボールを使って、ネコハウスを作るのが
一部で流行しているのだが。

たぶん、それとはちがうのだな。

--
つばめどん

===
標題: Re: ダンボー
---
 はうあ!!
 こういうのも、もってるのか。しかも、玄関に。。。
 2次元専門じゃないじゃんよー。
 おっとろしかこつばーい、鮎原さーん。\(^O^)/

http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/searchdiary?word=%A5%C0%A5%F3%A5%DC%A1%BC
のダンボー、すばらしいね。
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080211/1202754920
日販ダンボー、大地に立つ
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080214/1202989494
大阪屋ダンボーも大地に立つ
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080218/1203350901
トーハンダンボー爆誕
で、ついに、
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080324/1206362618
6神合体ゴッド取次ダンボー
 なんか、感動した、おれ。
 元ネタと書いてあった、
http://members9.tsukaeru.net/ty1_toys/sakuhin/DANBOARD.htm
リボルテック・ダンボー5体合体 『グレートダンボー』
もすごいね。

 しかし、ダンボーって、すごいなあ。なんか、楽しそう。
 ダンボールを使っている業界なら、どの業界でも、業界ダンボーありだもん
な。そして、ダンボールを使ってない業界はない。
 野口悠紀雄が「ITは、GPT(General Purpose Technology)」とかいってるけ
ど、ダンボーこそ、GPTだね。\(^O^)/

中村(show)

100円パソコン2008年10月23日 04時23分30秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 この前、府中のコジマに行ったら、ASUSのEeePC。いわゆるネットPCとかい
われている、低価格のミニノートパソコン。
 あれが、100円だった。台数限定、期間限定で。
 少しいいモデルは、4980円だったかな。
 定価が5万円強するのに、なんで、そんなに安いのかと思ったら、イーモバ
イルとの抱き合わせ販売なのね。
 イーモバイルの何のプランか忘れたけど、2年間くらい縛りがあるプランだ
ったと思う。
 そうやって、第一印象の安さを強調して売ってるのね。
 だいぶ前の、携帯電話の販売で、1円携帯とかあった、あれを思い出すね。
 100円パソコンの場合、誰が、踏み倒されるリスクをかぶるの?
 イーモバイル? それともどこかのクレジット会社や保険会社?

 ヤクザが目をつけそうだけど、当然、対策はされているんでしょうね。台数
限定、期間限定だし。
 それでも、ソッコーで、運転免許証や保険証を偽造しまくって、手下を集め
て、学生だましまくって、契約させまくって、100円や5000円で仕入れたもの
を3万円や3万5000円くらいで闇に転売して、一儲け?
 1万台さばけば3億円か。\(^O^)/

 あ、エプソンも出すんだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/21/news078.html
エプソンもミニノートPCに参入

テキスト入力小型マシン「ポメラ」2008年10月23日 04時24分12秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 思い切ったマシンが出ました。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/21/news069.html
入力はテキストデータだけ――折りたたみ式キーボード搭載の「ポメラ」

 なんか、ジェフ・ラスキンのオリジナルマッントッシュを思い出しますね。
 これについては、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo89.html
の「乳の詫び状(2005/03/05)」にある「オリジナルMacチームのJ・ラスキンが
死去」をどうぞ。

放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得2008年10月23日 04時24分43秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 すごいのぉ。予想されたこととはいえ、やっぱり、こういう技術がどんどん
出てきますね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/21/news051.html
放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
をどうぞ。

中村(show)

翔泳社のSE Books Review2008年10月23日 04時25分14秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 翔泳社が自社が出しているコンピュータ関係の本を紹介する小冊子を出しま
した。それにぼくが書いています。
 表紙には、「気鋭のレビュアーによる書籍紹介!」となっていますが、もち
ろん、ぼくはレビュアーではない。単なる紹介者。
 書評やレビューという言葉は、非常に安くなっていますね。安直に用いられ
ています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
の続きを書こうとは思っているが、「弾さんが書いているものが書評? 冗談
だろう」ってな話は、そのときに、詳しく書きましょう。

 で、本題。訂正があります。
 SE Books Review Vol 001の4ページ、左段の真ん中やや下。


 おれは英語が読めない。だから、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が出
てほしいと思っていたが、10年経って、昨年ようやく出た。

 おれは、「英語が読めない、特に若い技術者のために」、ぜひ日本語版が出
てほしいと思っていたが、10年経って、昨年ようやく出た。

 渡した原稿の当該部分。
--- ここから ---
 おれは、英語が読めない、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が出てほし
いと思っていたが、なかなか出ないのであきらめた。ところが、10年経って、
昨年ようやく出た。
--- ここまで ---

 多忙なときにコタさんから頼まれて、時間がなくて書けるだけ書いて原稿を
渡し、校正や分量に収めることなど、あとのことは編集者任せで校了にしてゲ
ラをみなかったのが失敗。
 句点と読点を勝手に変え、「だから」を勝手に入れて、文意を全然変えてし
まうとは思わなかった。担当した編集者は、編集者としての最低の常識もない
のかな。

 分量を削るため、「なかなか出ないのであきらめた。ところが、」を削って、
「が」にしたのは正しい。
 しかし、
「おれは、英語が読めない、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が」

「おれは英語が読めない。だから、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が」
に変えてしまうのは、ひどい。
 読点を句点に変えちゃったから、おれが英語が読めないことになっている。
しかも、勝手に「だから」でつないでやがる。
 「英語が読めない」は、「技術者」にかかる。それを明示するために、句点
ではなく読点にしている。そんな書き手の意図を読めないのね。
 驚いたな。この人、編集者なのに、文学的文盲です。勝間和代的な、データ
処理的な読み方しかできないのかな。

 文芸の編集者は、句点や読点ひとつを変えるのも、作家にお伺いを立てて確
認を取るのが常識とされていて、それくらい1文字、1つの記号にも気を遣う。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」
にも書いたように、役者も、言葉にそれくらい気を遣う。

 コンピュータ関係が主力の翔泳社だから、そこの編集者には、そこまで求め
ないが、それにしても今回のは、ひどかった。責了にしちゃったおれも悪いん
だけどね。
 30年くらい前から、アスキー、ソフトバンク、日経BP、技術評論社、翔泳社、
朝日新聞などなど、パソコン関連出版の編集者は、たとえば、文藝春秋、新潮
社、朝日新聞でも学芸部などの文芸の編集者に比べて、言葉を扱う意識やスキ
ルが低く、仕事が雑だなと思うことがよくあって、電脳争乱節などで批判した
ことがあったが、30年経っても変わらないのかな。
 会社の中で、そういう基本的なところを鍛えて、後輩、新人に伝える人がい
ないんでしょうかね。

 ってなわけで、上記の訂正したものは、文章を読めない人のために、わざわ
ざ「と」でくくってみました。
 ほんとは、そこまでするのは、ダサすぎるんだよね。

中村(show)

===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
> 30年くらい前から、アスキー、ソフトバンク、日経BP、技術評論社、翔泳社、
>朝日新聞などなど、パソコン関連出版の編集者は、たとえば、文藝春秋、新潮
>社、朝日新聞でも学芸部などの文芸の編集者に比べて、言葉を扱う意識やスキ
>ルが低く、仕事が雑だなと思うことがよくあって、電脳争乱節などで批判した
>ことがあったが、30年経っても変わらないのかな。

ここ,激しく同意。「……ことが出来し」と書いた原稿を「……ことができし」
と直され,そればかりか「フジモトさぁん,この『できし』って変ぢゃないです
かね?」と確認されたときは仰天したっけ。

> 会社の中で、そういう基本的なところを鍛えて、後輩、新人に伝える人がい
>ないんでしょうかね。

いないんでしょう。出てるのがそういうヒトがいるような本には見えないもの。

べ@「勝間 vs 弾 対談」批判,期待してるよん。

===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
出版社の話じゃないよね?だって、出版社は未だに「重版出来」って
言うし、書くじゃないの。編集は流通にかかわらないって?そういう
セクショナリズムが大企業病の始まりではないのさ。

--
つばめどん