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翔泳社 IT Architects’Archiveシリーズ2008年07月04日 09時47分13秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/03/3607518
祝Lisp誕生50周年とジェネレーティブプログラミング
で、紹介したジェネレーティブプログラミングも入っている翔泳社のIT
Architects’Archiveシリーズには、地味ながらいい本がいろいろ入ってます。
 もう一度、書くけど、
 翔泳社は、がんばって、こういう本を翻訳してくれてますよね。
 コタさん(古田島さん)のがんばりでしょうね。ありがとうございます。

 たとえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798108715/showshotcorne-22/
ソフトウェア開発の持つべき文化 IT Architects' Archive ソフトウェア開発
の課題1 (単行本)
カール・E・ウィーガーズ (著), 滝沢 徹 (著), 牧野 祐子 (著)
をはじめとした、ソフトウェア開発の課題というサブシリーズもあります。こ
の辺は重要だけど地味で数が出ないから出版社的には手を出しにくいんですよ
ね。
 これまで何度も言及したCTM、ガウディ本こと(CTMで検索してね)、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
も、IT Architects’Archiveですし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/17/1284884
オブジェクト指向入門 第2版再読
で紹介したオブジェクト指向の定番本の1つ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111112/showshotcorne-22/
バートランド・メイヤー著, 酒匂寛訳「オブジェクト指向入門 第2版 原則・
コンセプト」
も入っています。
 定番本なら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798114405/showshotcorne-22/
コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ 第4版 (IT Architects’
Archive CLASSIC MODER) (大型本)
John L. Hennessy (著), ジョン・L・ヘネシー (著), デイビッド・A・パター
ソン (著), David A. Patterson (著), 中條 拓伯 (監修, 翻訳), 吉瀬 謙二
(翻訳), 佐藤 寿倫 (翻訳), 天野 英晴 (翻訳)
も入ってますね。これ、これも IT Architects’Archiveシリーズに入ってい
る、カマーのアーキテクチャ本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798109908/showshotcorne-22/
コンピュータアーキテクチャのエッセンス (単行本(ソフトカバー))
ダグラス・E・カマー (著), Douglas E. Comer (著), 鈴木 貢 (翻訳), 中條
拓伯 (翻訳), 仲谷 栄伸 (翻訳), 並木 美太郎 (翻訳)
と合わせて紹介しようと思って、早半年くらい経ってますね。^^;
 どっちかといえば、おれはカマー本のほうが好み。
 「コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ 第4版」は、出したもの
の売れ行きはいまひとつだと以前聞いた。おれは、それを半分冗談で、「カマ
ーの呪い」と称しているが、それは、カマー本「コンピュータアーキテクチャ
のエッセンス」の推薦の辞を読むとわかる。\(^O^)/

 もひとつ定番本といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798109924/showshotcorne-22/
C++ プライマー 第4版 IT Architect’ Archive クラシックモダン・コンピュ
ーティング (IT Architects’ Archive―CLASSIC MODERN COMPUTING) (単行本)
スタンリー・B・リップマン (著), ジョゼ・ラジョワ (著), バーバラ・E・ム
ー (著), 玉井 浩 (翻訳)
は、1000ページ近くになってるけど、昔の版を出していたトッパンやアスキー
が手を引いて、名著なのに出すところがないから、出したようなもんでしょ。
 コタさんが、
「正ちゃん。リップマンのC++プライマー第4版。1000ページくらいになりそ
うで、すごく高くなりそうなんだ。8000円から1万円で、売れると思う?」
「そりゃ、名著だから、そこそこ売れるだろうけど、8000円から1万円だと学
生は買えないね。でも、仕事でC++を使っているならバカみたいに安いとも言
える。アスキーから出てた第3版も1200ページくらいあったでしょ。あれ、ど
れくらい売れたんだろう」
「そうか。その辺から調べてみるか。正ちゃんが100冊買ってくれたら、すぐ、
翻訳ゴーなんだけど」
「そうなの? なんだ、じゃ、おれが100冊買って、手売りするわ。コタさん、
行け! 翻訳ゴーだ!」
というのは、嘘ですが、\(^O^)/ まあ、それくらい大変。
 分冊にしないところが偉いよね。
 原書が分厚いと分冊にして、リスク回避で第1巻の売れ行きをみてなんてや
ることもあるけど、なんか、迫力に欠けるのね。分厚い1冊にしちゃうとコス
トもかかるし、リスクもあるし、利益の帳尻合わせが大変だと思うけど、よく
やってくれてると思うよ。
 コタさん、偉い! 外国語の読めないソフトウェア技術者は、みんな、感謝
しなさい。\(^O^)/

洋書の目利き、古田島さんのこと2008年07月04日 09時50分13秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/03/3607518
祝Lisp誕生50周年とジェネレーティブプログラミング

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/04/3609430
翔泳社 IT Architects’Archiveシリーズ
で、
「コタさん(古田島さん)のがんばりでしょうね。ありがとうございます。」
と書いた。
 かつての各誌の連載では、何度も触れたことがあるので、昔からのおれの読
者は知っているだろうが、若い人は知らないだろうから、簡単にコタさん(古
田島さん)のことを書いておこう。

 神田神保町の書泉グランデの5Fに古田島さんがいたとき、コンピュータ関
係の洋書が異様に充実していたのは、この人のおかげ。
 以前、どこかの連載で書いたように、東京に出てきた当初は、福岡に比べ、
新宿紀伊國屋や八重洲ブックセンターの洋書の充実ぶりに感動したが、たまた
ま、あるとき、グランデに行って、コンピュータ関係の洋書の棚にびっくり。
 名前だけで現物を見たことなかった、あの本もこの本もある。新宿紀伊國屋
や八重洲ブックセンターなんて目じゃない。日本一の品揃えだと思ったね。
 以来、足しげく通うんだが、目つきの悪い店員が、こいつ、万引きするんじ
ゃないかってな目で、ジロジロ、おれを見てるのね。
 おれも連載していた翔泳社から出ていたDDJ日本版に、古田島さんが売れ筋
洋書や今後の注目洋書のコーナーを書いていた。
 ああ、あの異様に充実した品揃えのキーマンは古田島さんというのか。一度
会いたいなあと思った。
 あるとき、グランデで紹介してもらったのかな。ビレッジセンターの中村満
さんが紹介してくれた? DDJ日本版編集長だった清水さんの紹介? 
 もうその辺は覚えてないけど、とにかく、あの目つきの悪い店員が古田島さ
んだった。\(^O^)/
 古田島さんも、おれのこと、怪しい奴だなと思って警戒していた。\(^O^)/

 いまは、アマゾンで直接海外から洋書は買えるから、グランデなどもそうだ
し、みんな、洋書は割りに合わなくなって縮小してますよね。
 古田島さんも翔泳社に移って、良書の日本語版をなんとか出そうと、水面下
で暗躍しているわけです。
 あと、まだいるのかどうか消息は知らないけれど、ピアソン・エデュケーシ
ョンの藤村さんとかね、一般人が知らないところで、コンピュータ関係のいい
洋書の日本語版をなんとか出せないかとがんばってる人たちは、いるわけです。
 日本のソフトウェア業界が弱いとか、なんだかんだ言われるけど、それでも、
世界トップクラスの水準である日本の経済や社会を、コンピュータのハードや
ソフトが支えていられるのは、この人たちのおかげでもあるわけ。
 古田島さんが偉いのは、自社の連中だけじゃなく、コンピュータ関係の他の
出版社の若い連中と一緒に書店を回って、若い連中に棚の作り方や目利きのや
り方を指導して、後進を育てていること。そして、神保町で酒を交わしながら、
ああでもない、こうでもないとやってる。
 若い出版人に望むことは、古田島さんから吸収できるだけ吸収して、次の世
代に精神やノウハウをつないでほしいということ。
 業界の生き字引だったプラットホームの本多の親父さんが亡くなって、いろ
いろ思うことがあった。古田島さんは、すぐ死にそうな年じゃないけど、人生、
先はわからないからね。古田島さんは、コンピュータ関係の出版、特に洋書に
関しては生き字引の一人だから、業界の若い出版人は、古田島さんが生きてい
るうちに吸収できるだけ吸収してほしいよ。

 よし、心にもなくこんなに褒めたので、次に会ったときの飲み会はコタさん
のおごりだな。\(^O^)/

ADBからUSBへ変換2008年07月04日 09時55分13秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/03/3607522
リトルウイングから新Scheme\(^O^)/
で、Appleの昔のADBキーボードをUSBに変換してつなぐことができるか書いた
ら、さっそく、教えてくださる方々が。

 SATO tsutomuさんから。
--- ここから ---
中村様

いつも楽しく拝見しております。

ADBからUSBへの変換ですが、私はこの製品を使っております。
ご参考までに。
http://www.griffintechnology.com/products/imate

HHKBのUSBハブに角形マウスを接続しておりますが問題なく動作してます。
--- ここまで ---

 内藤さんから。
--- ここから ---
中村正三郎様

 乳の詫び状楽しく拝見させて頂いております。

 2008年7月3日の記事でADB-USB変換アダプタの事が
 出ておりましたので検索してみました。

 フォーカルポイントコンピュータ株式会社という所で出しております。

 http://www.focal.co.jp/product/detail.html?id_product=17

 OSとPCに制限がある模様ですが、中村様のシステムに合う様でしたら
 如何でしょうか?

 宜しくお願い致します。

                         内藤
--- ここまで ---

 はりせんさんから。
--- ここから ---
中村正三郎様

 7/3のホットコーナーに

>>>> それともADB-USB変換アダプタなんてあるのかな。

という記述がありましたが、あります。
GriffinのiMateというものです。

 当方以前、これでWindows機にAppleKeyboardをつないでいました。
そのときの奮闘努力です。良かったら読んでください。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015862/kamashi/computer/20030721.html

 その後、仮名漢字変換のON/OFFは、ATOKの機能を利用して
Shift + Space
で行うようにしました。
 AppleKeyboardには、ファンクションキーがないので、とりあえずなしで使
っていま
したがどうしても F2 だけはほしくなり(セルの中身の書き換え/ファイル名
の変更)
、適当なキーに割り振っていた覚えがあいます。

はりせん
--- ここまで ---

 みなさま、ありがとうございます。
 でも、WindowsのノートPCにわざわざでかいAppleキーボードをつなぐと場所
ふさぎだよね。
 じゃ、Macのノートにでも、つなぐ?
 それも本末転倒。\(^O^)/