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FFmpeg オープンソースの動画録画・変換・配信ソフト2008年07月18日 06時35分35秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 FFmpegというオープンソースの動画録画・変換・配信ソフトがあるそうです。

http://ffmpeg.mplayerhq.hu/index.html
動画録画・変換・配信ソフトウェアFFmpeg
 APIの解説記事は、
http://codezine.jp/a/article/aid/2444.aspx
FFmpeg APIで、さまざまな動画を操る - 前編
http://codezine.jp/a/article/aid/2622.aspx
FFmpeg APIで、さまざまな動画を操る - 後編
です。
 解説本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483992466X/showshotcorne-22/
FFmpegで作る動画共有サイト (単行本(ソフトカバー))
月村 潤 (著), 本間 雅洋 (著), 堀田 直孝 (著), 原 一浩 (著), 足立 健誌
(著), 尾花 衣美 (著), 堀内 康弘 (著), 寺田 学 (著)

中村(show)

===
標題: Re: FFmpeg オープンソースの動画録画・変換・配信ソフト
---
 日本語のAPIの記事は見逃していたので参考になりました。
別にプログラムを作成するとかそんな話ではありませんが、
MacOSXで少しコードを書いてみようかと思っていたりする
もので・・・・。makeできない理由が分かっただけでも十分
です。はい。

--
たま@無精庵

Re: iPhone3G騒動2008年07月18日 06時38分10秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626096
iPhone3G騒動
の続き。

===
標題: Re: iPhone3G騒動
---
うちのケータイはソニーエリクソンなのに、ウォークマン
携帯でもないし、VRAVIA携帯でもない。どうせ、ソニエリ
にとっちゃ極東の特殊市場だけどさ。
でも、ケータイを充電機能付きのUSBケーブルで接続すれ
ば、ドラッグ&ドロップでファイルをコピー・移動できる
のは便利。専用ソフトを使えなんて機械は却下じゃ。
ワンセグはほとんど見ないんでどーでもいいけど、緊急
時に情報収集として使えるのなら、まあよしとしてやる
か。

--
つばめどん

===
標題: Re: iPhone3G騒動
---
私は iPhone 3G は見送りましたが、発売当初に入手した iPod touch の
ファームウェアをアップデートして、電話機能のない iPhone みたくなり
ました。

無線LAN経由でしかネットに繋げないので、激しく電池を消耗しますが、
面白くなってきましたね。チャット系のサービスや、ニュースのヘッドラインを
見たり、ビデオをながらで見たりするにはいい感じです。

これに刺激されて面白い端末が他のキャリヤやメーカーから出てくるといいな。

KUSANO, Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>

===
標題: Re: iPhone3G騒動
---
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/14/news073.html
「iPhoneが欲しくない」と言えない
は、こういう集団ヒステリーみたいな状況をみると、共感しますね。
 トラックバックみてたら、すごい話がありますね。
http://d.hatena.ne.jp/Loewe/20080715/1216051755
否定的な記事が無かったのが不思議でしょうがない
からリンクされている
http://www.tanteifile.com/newswatch/2008/07/14_01/index.html
ソフトバンクショップ、iPhoneの価格に勝手に上乗せ!?
なんて、勝手に金取られてますね。^^;
 iPhoneほしくても、ソフトバンクだからなあという御仁も多かったでしょう
けど、こういうことやってちゃ、ますますね。
 せっかく、白い犬のお父さんのCMで企業イメージ上がってるのに。
 そうそう。江川さん。あの白い犬のお父さんの声、北大路欣也でした。
http://www.j-cast.com/tv/2007/12/18014667.html
CMホワイト家族「お父さん」犬 「影武者必要」意外な理由

 代役に妹犬がいるとは知らなかった。
 なんか、昔のフジテレビとかが製作して大ヒットした子猫物語で、主役のチ
ャトランの猫が何匹もいて滝のシーンで何回か取り直して、何匹もそのまま流
れて死んだという話を思い出しました。
 あ、ちゃんと話が出てますね。
http://dr.komagi.com/edu/200112-2.htm

「12月27日(木)映像文化論「してはいけない“2本立て”についての考察」
(3)」
です。
 あ、子猫の足を折ったという話は、江川さんからも聞いたな、たしか。そん
なシーンを収めたメイキング版があるんだ。すごいな、それも。^^;

 あ、iPhoneネタに戻ると、
http://pepeneta.blog78.fc2.com/blog-entry-717.html
【保障は】買ったばかりのiPhoneを落とすと修理に63500円取られる【効きま
せん】
の落として壊れたときの話もすごいけど、そこに書き込まれた
13 名前: A球悪菌(久留米)[] 投稿日:2008/07/13(日) 07:36:50.07 ID:
Iycrl73w0
iPhoneのすばらしい仕様

63 名前:白ロムさん[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 01:15:41 ID:hHbUAa8a0
>>31
新機能はすばらしいけど、ざっと思いつくだけでもこんなに悪いところがある
んだから評判悪くて当然でしょ。
もすごいね。
 メールが「30日で自動的に削除されます。以後は見ることができません」は、
便利かも。:-)

 催眠状態のカモには、いっても無駄でしょうけど。

 タッチで操作できる携帯といえば、台湾のHTCのTouch Diamondは日本で採用
するキャリアがあるんでしょうか。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/07/news026.html
HTC、iPhone対抗の新スマートフォン「Touch Diamond」発表
http://japanese.engadget.com/2008/05/03/htc-touch-diamond-vga-windows-mobile/
HTC Touch Diamond 正式発表

中村(show)

===
標題: Re: iPhone3G騒動
---
>【保障は】買ったばかりのiPhoneを落とすと修理に63500円取られる【効きま
せん】
の落として壊れたときの話もすごいけど、

これに関する詳しい情報は

iPhone 3G」の修理費用、重度損傷で約6万円に
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40916.html

に記事になっていますね。

携帯を買ったというより、家電かPCを買ったといったところでしょうか?
そう思えばこの保証の範囲はわかるような。
携帯を買ったと思った人は、激怒かもしれないけれど。

問題の電池に関しては、
> またバッテリーの機能低下に対して、アップルでは「iPhoneバッテリー交換プログラ
ム」を用意している。価格は9800円で、バッテリー交換ではなく、本体交換となっており


ということは上手に使えば何年かに一回は新品に交換してくれる?

>内部のデータはユーザー自身が事前にバックアップして、移行することになる。

でも、面倒ね。

といった感じでしょうか?

この記事から考えると、
分解結果からのiPhone 3Gの原価
iPhone 3Gの推定原価は173ドル,粗利益率は従来機を上回る見通し
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080626/309502/

New iPhone Carries $173 BOM and Manufacturing Cost, According to a Preliminary E
stimate From iSuppli
http://www.isuppli.com/news/default.asp?id=9028&m=6&y=2008
より、噂にあるiPhone 3Gの原価は一万円説に説特力を感じちゃうな。

100万台もでればコストへの影響も大きいしね。

FAT'N

Re: なにがしたいわけ?2008年07月18日 06時39分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/15/3628897
Re: なにがしたいわけ?
の、さらに続き。

===
標題: Re: なにがしたいわけ?
---
> 今年の夏は、みなさま、暑中見舞いを内容証明で。\(^O^)/

 内容証明の暑中見舞いを封書で送って、中を見たら婚姻届だったら
ストーカーみたいで凍りついて涼しくなっていいかも。(^o^)

                            穂高

===
標題: Re: なにがしたいわけ?
---
私つばめどん(以下「甲」とする)は、中村(show)(以下「乙」
とする)に対し、暑中お見舞いの意思を表明するものであるが、
乙がその意志を受け入れた旨の表明がないことに対し、ここに
抗議するものである。この書状到着後速やかに暑中見舞いまた
は残暑見舞いを送付するよう、ここに強く要請するものである。

とかって、暑中見舞いの返事を催促するのはいやだなあ。金も
かかるし。しかも、オプションで特別送達とかつけちゃったり
して。うわあ、仰々しいぞお。

#そんなことしてるヒマがあったら、はやく配当金を受け取っ
 てこいよ。

--
つばめどん

===
標題: Re: なにがしたいわけ?
---
 Suzukiさんからの調査報告書メール。
 Suzukiさん、ありがとうございます。
 2007/07/15にもらったメールですが、遅くなってすみません。
 内容は素晴らしい! 即、情報省のスパイに採用決定!\(^O^)/

--- ここから ---
 中村様、いつも楽しく読ませていただいております。既に同様の情報が多数
届いているかも知れませんが、「なにがしたいわけ?」の件について面白かっ
たので少し調べてみました。コメントに書くのは少し憚られたのでメールにさ
せていただきました。このメールの公開/非公開はお任せします。
 ただ私のメールアドレスは非公開でお願いいたします。

 このサイトはインフォシーズジャパンという会社の石田健氏が販売している
SEO(検索エンジン最適化)用のブログ自動投稿ソフトで作成したダミーブログ
で目的は競艇予想ソフト Zenith の紹介ページのページランクアップのようで
す。
 ですから中村様の最初の推定でかなり細部まで当たりだと思います。

 正直なところこのようなサイトを公にするのが良いのか悪いのかよく分かり
ません。結果的に彼らを利する事は他の無関係な検索にノイズを混ぜる結果に
なるのではないかという気もします。これがコメントに書かなかった理由です
が。検索エンジンの上位に表示されるようなテクニックは以前からよく語られ
て来ましたが、ソフトウエアを使ってここまで大規模にやる世界があるとは知
りませんでした。

--------
 元の
http://2222fudousan.sblo.jp/
ですが、同様の姉妹サイトが山ほどあります。
http://1afr.sakura.ne.jp/okini/
 「1afr.sakura.ne.jp」で検索するとこのドメインにはブログだけでなく、
静的コンテンツの怪しいページが沢山あるのですが、設定が甘いようでディレ
クトリ構成ごと見ることが出来ます。
http://1afr.sakura.ne.jp/rss/
 それによると静的コンテンツは「ガバチョ! Auto page creator」というソ
フトで作成したらしく、
http://1afr.sakura.ne.jp/rss/help/template/temp.html
 この作者がインフォシーズジャパンという会社の石田健氏です。
http://www.infoseasjapan.com/gabacho/
 セミナーもやってます:-)
 で、つばめどん氏のページを引用したのはこの石田氏の別の作、「ロボット
君」というブログ自動投稿ソフトです。
http://www.infoseasjapan.com/robot/top.html
 8月には音声セミナーもやるようです:-)

 元の1afr.sakura.ne.jpですが、競艇で生活するというサイトがあります。
http://1afr.sakura.ne.jp/shimonoseki/profile/
 ○○競艇の○○の部分が違うだけで中身は同じページが山ほどあります。
 そのページの目的は Zenith という競艇の予想ソフト紹介ページへのリンク
のようです。またこの1afr.sakura.ne.jp内のコンテンツは Yahoo! ソーシャ
ルブックマークなどを通じてリンクしており、全体として Zenith 紹介ページ
のページランクを上げるようになっているみたいです。なお、この Zenith と
いうソフトはウィニングエッジという北九州の会社の作のようです。
http://winningedge.jp/company/tokutei.html

 さて、この会社が石田氏のカモなのかというとそれがはっきりしません。
 ここで「競艇 ソフト 石田健」で検索すると異常に多くのサイトが出てきま
す。
 そしてそのサイトの多くはブログで、判で押したように同じ石田氏の他上記
競艇ソフトや「○○必勝法」のような三文情報などを紹介しています。
http://xveqcrjdcemyb2.blog.so-net.ne.jp/2008-05-22
 これら三文情報や各種ソフトも含めて全てが石田氏によるものなのか、石田
氏のソフトを使用して一種独特の世界を作っているのか、その辺は分かりませ
ん。
 ただ、人間が書いたらしいサイトも数多く見つかるのでファン(カモ?)は多
いようです。
--- ここまで ---

 こういう情報を出していいのかということでいえば、ページランクのアップ
が目的なら、Googleの連中は、こういうのすでに知っていて対策を取っている
だろうし、取っていないなら、今回の情報で対策を取ればいいしと思っていま
す。
 SEOのビジネスって、ほとんど詐欺だと思ってます。
 手口はすぐ知られて対策されてのいたちごっこで、SEOの会社に金を払って
も、SEO対策でそんなに継続的にページランクが上がることは、何年か前から、
もはやないでしょう?
 どうせ金を払うなら、スポンサードリンクやAdWordsに金をかけるほうが、
確実性が高いと思いますけどね。

 この手のソフトを買ってウェブサイトを作ったら、大儲けできると思ってい
る人は、その時点でカモですよね。
 ほんとに大儲けできるなら、他人に売らずに自分だけでAdSenseなりで大儲
けしますよね。他人に知られたら、それだけ儲けるのが難しくなるわけだし。
 それなのに売りに出しているということは、言うほど儲からないか、以前は
自分だけ儲けたけど、手口が知られて儲からなくなって、ソフトを売りに出し
てカモから金を巻き上げようとしているかだと思います。

 それにしても、
http://1afr.sakura.ne.jp/rss/
をみると、アートネイチャーと高須クリニックのディレクトリがいっぱいあり
ますね。彼らから金をもらってるのかな。
 しっかし、ハゲを治す、おっぱいを大きくする、早漏、ダイエットと、見事
に人間の見栄やコンプレックスを商売にしているところを狙ってますね。
 こういうのは、引っかかる人が多いからね。
 女性誌の後ろのほうの広告、エストとダイエットの広告が死ぬほど載ってる
もんね。カモがいっぱいなんですね。

中村(show)

===
標題: Re: なにがしたいわけ?
---
すごいねえ。イット革命はすすんでるねえ。

むかし、Yahoo!のサングラスマークを付けたいがために、
いろいろと工作している人がいたけど、いまはロボット
が勝手に決めちゃうからある意味では公平よね。うちの
サイト(http://www.asahi-net.or.jp/~tm2k-sgwr/link.html
はいまだにYahoo!では低順位なんだよね。Yahoo!なんか
なくなっても困らないからどーでもいいんだけど。百度
なんかのほうが高順位なのよね。

Yahoo!のディレクトリに載せるために金を払うサービス
(サービスか?)ってまだあるのかねえ。

--
つばめどん

===
標題: Re: なにがしたいわけ?
---
あ、ちなみに、さくらインターネット曰く。
連絡先を明示していないのはユーザが悪い。
再発防止策はユーザがなんとかするもの。
なんだそうだ。

花見の場所取りみたいなもんだな。揉めても
オラ知らねえ、ゴミ置きっぱなしでも知った
ことじゃないし、金さえもらえれば場所は提
供しまっせ、ということなんだね。

--
つばめどん

ICT業界とアスペルガー障害2008年07月18日 06時40分48秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
コンピュータの生みの親はアスペルガー障害の人じゃないか、
と書いてあります。

http://www.computerworld.jp/news/trd/111349.html

なかなか興味深い内容ですけど、日本の業界にもあてはまる
のでしょうか。

古林 敬一

===
標題: Re: ICT業界とアスペルガー障害
---
 古林さん、大変、遅くなりました。アスペルガーのことだけじゃなくて、最
近、思っていることもまとめて書いちゃったから、えらい時間がかかった。

 日本だけ、そういう人が特に少ない分布になっているとは考えにくいから、
日本の業界にもあてはまるんじゃないかな。あ、日本にいてもICT業界に同じ
ようにいるかどうかは、また別問題か。日本や女性や障碍者の社会進出が遅れ
ている国だもんね。
 古林さんが紹介してくれたリンク先の記事にも書いてあるけど、ビル・ゲイ
ツはアスペルガー説。これは、Allegro Common LispのFranz社のFritz Kunze
社長は、完全にそうだと断言していました。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/23/1337051
うぉぉ、「On Lisp」日本語版が来たぁぁ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
で紹介した、日本語版が出た(オーム社さん、ありがとうございます)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066371/showshotcorne-22/
Paul Graham著、野田開訳「On Lisp」
の著者、ポール・グレアムもアスペルガーと断言していました。\(^O^)/
 Lisp屋にはアスペルガーの比率が高いという説もいってたような。

 あれ?
http://www.franz.com/about/
をみると、Fritz Kunzeさん、Advisory Board Chairman and Co-Founderで、
Jans Aasmanさんが、President and CEOになってますね。いつから? もうず
っと前?
 話はずれますが、上記ページに名前があるJohn Foderaroさんが、ものすご
いLispハッカーなんです。アスペルガーなのかな。^^;

 古林さんが紹介してくれた記事には、驚異的な記憶力や、でも、「物事を文
字どおりに(つまり、空気を読まずに)解釈してしまう」という話が出てるで
しょ。物事を文字どおりにに解釈してしまうというのは、比喩、中でも隠喩・
暗喩がわからないってことなんです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/08/319426
右脳、左脳は迷信。ドロドロ血、サラサラ血も迷信
で、日経サイエンスの サヴァン症候群の記事を紹介したけど、サヴァンの人
もそういう傾向があるみたいです。日経サイエンスにも出ているけど、キム・
ピークという人が一番有名ですね。
 あ、いま、気づいた。サヴァン症候群と名づけたのは、ダウン症を発表した
ジョン・ラングドン・ダウンなんですね。

 アスペルダーやダウン症などを知るために大事な本のシリーズを紹介してお
きます。
 ミネルヴァ書房に「発達と障害を考えるシリーズ」がある。
 おれは子供がダウン症だから、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623048500/showshotcorne-22/
ふしぎだね!?ダウン症のおともだち (発達と障害を考える本) (大型本)
森のくじら (イラスト), くどう のぞみ (イラスト), 玉井 邦夫 (監修)
しか持ってないけど、もちろん、アスペルガーの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623045536/showshotcorne-22/
ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち (発達と障害を
考える本) (大型本)
安倍 陽子 (編集), 諏訪 利明 (編集), 内山 登紀夫
もあるし、ほかにも、自閉症の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623045528/showshotcorne-22/
ふしぎだね!?自閉症のおともだち (発達と障害を考える本) (大型本)
諏訪 利明 (編集), 安倍 陽子 (編集), 内山 登紀夫
などや
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623051099/showshotcorne-22/
ふしぎだね!?視覚障害のおともだち (発達と障害を考える本) (大型本)
大倉 滋之 (編さん)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623051080/showshotcorne-22/
ふしぎだね!?聴覚障害のおともだち (発達と障害を考える本) (大型本)
のような身体障害も扱っています。
 シリーズ全体のことは、ミネルヴァ書房の
http://www.minervashobo.co.jp/obstacle/index.html
発達と障害を考えるシリーズ
をどうぞ。

2009/12/09 追記:
 発達と障害を考える本のシリーズのリンクは、以下になっています。
http://www.minervashobo.co.jp/search/s2292.html
発達と障害を考える本

 このシリーズ、第10回(2008年度)の学校図書出版賞の大賞を受賞している優
れもので、シリーズ累計で36万部突破だそうです。
 学校の先生、特に幼稚園・保育園、低学年を受け持つ先生は必読だと思うし、
子供たちにも読み聞かせてあげてほしいものです。全国の小中学校にはシリー
ズ一式を揃えていいんじゃないか。
 ほんと、こういう本が売れてほしいよね。安直なビジネス本、自己啓発本な
んかより。

 そういえば、お笑いコント集団アルファ・ブロガー(半分冗談だけど、半分
は本気。この前も書いたが、この日本語として浮いた言葉は、おれには吉本興
行所属のお笑いコント集団の名前として思えない)でがんばっている弾さん(小
飼弾)に、昔、「弾さん、サヴァン症候群みたいな感じなの?」って、訊いた
ことがある。
 そしたら、若いころはたしかにそんな傾向があったと言ってましたけど。
 そうか、それで弾さん、隠喩・暗喩がわからない傾向があるのかな。
 隠喩・暗喩は文学ですからね。弾さん、文学苦手そうだもんね。数学もそん
なにできるふうじゃないしね。数学がさほどできないから、理論物理学者にな
るのをあきらめたといってたような。
 じゃ、おれの最近の人間性の定義によれば、数学(科学)も文学(芸術)もでき
ない弾さん、人間じゃないね。\(^O^)/
 えっ、お前、最近、そういう定義なの? その定義だとお前も人間じゃない
し、世の大半の人も人間じゃないよね。
 そうだよ。かつて人間ならではの活動と思われていたものも、機械に置き換
えられてきたのが歴史だし、この先、いま、人間ならでは活動と思われている
ことも、技術革新によってどんどん機械が置き換えていくから、機械と同じこ
としかできないなら、人間じゃない。それで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/08/3018395
宮台・東対談『動物化するポストモダン』を読む
などで何度か書いてきた、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061495755/showshotcorne-22/
動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) (新書)
東 浩紀 (著)
は、うまいこと言ったなあと思ってね。
 おれの感覚だと、おれも含めて世の中のほとんどの人間は、「動物化するポ
ストモダン」じゃなくて、さらに進んで、「昆虫化するポストモダン」であり、
さらに進んでもはや「粉体化するポストモダン」という感じすらするわけ。あ、
「する」じゃなくて、もはや「した」じゃないといけないレベルか。すなわち、
「動物化したポストモダン」「昆虫化したポストモダン」「粉体化したポスト
モダン」の世界。
 おい、忘れてるよ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/15/3628943
不思議な量子をあやつる―量子情報科学への招待 (別冊日経サイエンス)
で書いてたボース・アインシュタイン凝縮体(BEC)化したポストモダンのこと。
 あ、すまんすまん。BEC化したポストモダンね。機械、特にコンピュータが
発達していけば、いままでなら人間ならではと思われていた知的活動の世界に
もコンピュータが進出していくから、知の水準が上がっちゃって、それ以下の
人間は、人間であって人間じゃなくなる。これの逆をいうなら、コンピュータ
やロボットを人間と認めることが必要だが、これが地球人にはなかなかできな
い。無生物が自分たちと知的に同等と考えるには、感情的抵抗が大きいし、人
は人の上に人を作り、人の下に人を作りたがるから。
 まだ人間に残っている知の世界には、たとえば、どういうのがある?
 たとえば、コンピュータは、まだ、数学(科学)や文学(芸術)ができない。真
理の探究や美の探究の世界ね。そこがまだ人間に残されている知的活動、知的
生産の領域かなと。だから、勝間和代などの安直ビジネス本を知的生産と称し
て売っているのは、詐欺だし、ほんとに知の前線で奮闘している人たちに対す
る侮辱だよね。あの手の本が受けているのは、バカだなあと思うし、解体され
て「BEC化したポストモダン」な連中が操作されているだけにみえる。
 どうして?
 たとえば勝間和代は、自分を改造してグーグル化すればビジネスで有利に立
てる、金持ちになれると言ってカモを食ってるけど、おれは、そんな安直な世
界は技術革新が駆逐していくと思っているから。彼女が扇動・先導する方向は、
コンピュータに駆逐され、その結果として、失業するか、安い給料しかもらえ
ない付加価値の低くなっていく領域だと思うのね。そこに最適化するように、
自分を改造しろといってるふうにみえる。あれが成立するとすれば、公務員や
弁護士、会計士といった国の制度に守られた世界だろうけど、そこは知的生産
とは無関係の世界だし、その世界もこれからもっと解体されて、制度内のぬる
ま湯に浸かっていられなくなると思っているけど。
 ITのツールを使いこなそうなんていうのは、それ自体は間違ってないでしょ?
 だーかーらー。そういうのは、知的生産のずっと手前。修業のレベル。料理
の世界でいえば、皿洗い、下働きの世界。それを知的生産とは言わない。
 安直なビジネス本、自己啓発本に頼っていたら、今後、アウトだと?
 そう。ああいう本は、以前も書いたように、何度もやっても失敗するダイエ
ット本と同じ。話のネタや楽しみに読むなら別だが、結局、枝葉のことを付け
焼刃でやるだけだもん。おれに言わせれば、読んでも時間と金のムダ。
 そうなると、あの手の本を読む人って、「じゃあ、どうしたらいいんですか?」って
聞くでしょ。
 だから、それがもうアウト! 「じゃあ、どうしたらいいんですか?」じゃ
なくて、「じゃあ、どうしようか」と自分で考えないと。ヒントだけいえば、
本気でやるなら、基本に戻ったほうが早い。学校に通うか、中学・高校の教科
書的な本を独学するか、いろいろ方法はあると思う。基本を時間をかけて体系
的に学ばないと身に付かないことは、いろいろあって、数学だって、論理的思
考力だって、語学だって、料理だって、手芸だって、工作だってそう。そして、
そういうものって体系的な教育はちゃんとあるんだよね。その際たるものが、
学校教育で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/22/3589649
おれでも漫画が描けるようになる?
でも書いたように、カリキュラムやシラバスはよくできてる。文部科学省の官
僚をはじめ、こういうの作ってる連中は、安直ビジネス本や自己啓発本の著者
よりバカとは思えないし、他国の体系もちゃんとみてるからだろうと思うけど
ね。ただ、せっかくいいカリキュラムやシラバスがあっても、ほとんどの人は、
学校教育で身に付けて来なかったわけで、それであわてて安直ビジネス本や自
己啓発本に走っちゃうんだよね。だから、基本に戻るときに、安直なビジネス
本や自己啓発本には手を出さないという制約を自分に課すというのも一案。
 あのさ、どんどん脇道にそれるけど、東大のJavaアプレットを使ったシラバ
ス間の関係をネットワーク表示するMIMAは面白いよ。詳しくは、
http://ciee.t.u-tokyo.ac.jp/MimaSearch/manual/mima/index.html
をどうぞ。実際にやってみるには、
http://catalog.he.u-tokyo.ac.jp/catalog/engineering.html
授業カタログ
に行って、検索キーワードを入れるか学部毎の授業一覧からMIMAを使えばいい
んだけど、おれ、「量子力学」「情報工学」「情報科学」といったキーワード
で検索してネットワークを表示して、楽しんだというか、あっけにとられたと
いうか、こんな分野とも関係しているんだと思うことがいろいろあった。
 あれ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/シラバス
によると、シラバスって、言葉として変なのね。^^;
 あとは、社会人の場合、体系的に学ぶ金と時間をどうひねり出すかだね。特
に時間ね。
 お前がいうと、説得力ないもんな。なんとかしろよ、そのメタボな腹。
 ほんとだよ。多摩川を歩いたり走ったりするといいつつ、やれ、寒い、暑い、
雨が降ったといっては、行かずにごろごろしてるもんね。最後は言うに事欠い
て、今日は天気がいいから寝てるだもんね。\(^O^)/
 お前、数学とか物理とか、趣味でやり始めたでしょ。この手の世界は、体系
化が進んでいるし、いい教科書や参考書も多いから、時間さえあれば独学でき
るはずだけど、実際は、その時間をなかなか取ってないもんね。お前の本気度
のなさがよくわかるよ。
 すみません。それでも亀のように少しずつ前進はしているのよ。
 論理的思考力はどうする?
 ほんとは小中高と国語と算数・数学をちゃんとやり直せば身に付く。算数・
数学だけじゃなくて国語が入っているところがミソ。でも、論理学者になるん
じゃなければ、楽しみながら囲碁か将棋をやってれば、いいんじゃないか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626100
将棋脳の解明へ1歩
で書いたように、論理的思考と直感・直観と両方鍛えられるから。
 あ、先崎さん、子供向けの入門だけじゃなくて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270001534/showshotcorne-22/
先崎学著「やりなおしの将棋 (岩波アクティブ新書)」
なんてのも書いてる。大人はこれか。\(^O^)/
 囲碁は、紹介するといってずっと書いてない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034101/showshotcorne-22/
東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく (光文社新書 309) (新書)
石倉 昇 (著), 梅沢 由香里 (著), 黒瀧 正憲 (著), 兵頭 俊夫 (著)
かな。おれでも、第3章くらいまではよくわかった。もう忘れたけど。\(^O^)/
 読解力も体系的に身に付けるには、小中高と国語と算数・数学をちゃんとや
り直すことだと思うんだよね。国語だけじゃなくて算数・数学が入っているの
がミソ。
 一般には、論理的思考力は理系的数学的世界で、読解力は文系的国語的世界
に思われてるでしょ。でも、実際に、数学をやり直していて思うけど、世間的
な理解より数学は感覚の世界、直感・直観の力が占める割合が大きい。逆に、
文学は、小説はもちろん、詩のような感覚的なものでも、ベースにしっかり理
論的なものがあると感じる。
 スポーツ選手は、運動能力だけじゃなくて頭脳が大事、芸術家はセンスだけ
じゃなくて体力が大事というのに似てるね。
 昔、王選手(王監督)が、「野球は体力・運動神経だと思われてるけど、体よ
りも頭が疲れる。頭を使えない選手は一流になれない」などといってたのを覚
えているし、たしか、ジャズ・ピアニストの秋吉敏子さんだったかな。「ピア
ニストは運動神経だ」などといってたのも覚えている。結局、人間の活動でい
いものは、脳と体、論理と直観の総合的なバランスがいいものなんだと思う。
 で、読解力だけど、速読で月に何百冊も読むなんてのはどうでもいい。そう
いう知識を詰め込んだり、ポイントだけつかむというデータ処理的な本の読み
方は、今後、コンピュータに駆逐されていく世界だから。サヴァンやアスペル
ガーの人が本を大量に正確に記憶して瞬時に呼び出せるというのは、人間とし
ては驚異の能力であっても、本がどんどん電子テキスト化され、コンピュータ
で瞬時に検索できるようになってきたら、それだけじゃ、機械にかなわなくな
ってくる。囲碁や将棋のプロが抜群の記憶力で、過去の棋譜を覚えているのは、
対局中は過去の棋譜を調べてはいけないという(暗黙の)ルールがあるからなん
だよね。しかし、一般人の日常では、そんなルールは存在しない。いくらでも
コンピュータで調べていい。
 人間に残されている読解力は、データ処理的な読解力ではなくて、文学的な
世界をも読み解ける読解力だと思ってる。俳句を1日で百首読みました(詠み
ましたではない!)なんていって、数を誇っても無意味でしょ。象徴的にいえ
ば、一首の俳句をどれだけ深く読み取って、豊かな世界を自分の中に構築でき
るか。世界観の豊かさにつながる、そういう読解力。
 こういう真に読む力をつけるには、作者が、読者を飽きさせず楽に読めるよ
うにきっちりお膳立てしてくれているエンターテインメント作品ばかり読んで
てもだめ。読者は受身でいいから。
 お膳立てされたディズニーランドのアトラクションが提供している「冒険」
と、自然の中に入って、一歩間違えると死につながるほんとの冒険とは、次元
が違うのと同じようなものだと。
 だから、文学作品を読み解くのは難しいし、正解はないといっていいけど、
そういう読解力を身に付けるきっかけは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/05/3562782
Re: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路その2
をはじめ、何度も紹介している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480917047/showshotcorne-22/
梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博編「高校生のための文章読本」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480917055/showshotcorne-22/
梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博編「高校生のための批評入門」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480917098/showshotcorne-22/
梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博編「高校生のための小説案内」
あたりが、手ごろじゃないかなと。
 直感・直観を身に付けるには、これはもう、本物を数多く浴びるしかない。
音楽、絵画、詩、小説、演劇、映画、書、さらにいえば数学だって物理だって
スポーツや囲碁・将棋だってそうだし、ジャンルを問わないけど。
 その意味では、日本は豊かで恵まれてるよね。本物を浴びたいと思っても、
できない暮らしをしている人がいる国は、世界にいっぱいあるもん。

 あれこれ書いたけど、いわば、いずれ、地球温暖化で干上がる湖に向って、
進め、進めと言ってるような本がベストセラーになってあちこちから同工異曲
の本が出て、出版業界もビジネス本の救世主扱いで乗っかってるけど、おれに
言わせると、そういう現象の総体がアホで、どこが知的生産なんだと思うのね。
人間のバカさを露呈している現象にみえるのね。そういうことばっかりやって
ると、もっと早く機械に追い越されちゃうぞと。
 でも、コンピュータに文学がわからないのはいいとして、数学はそれこそお
前の好きなLispで書いた数式処理ソフトや定理証明ソフトやFORTRANで書いた
方程式を数値解析で解くソフトは昔からあるじゃん。
 いや、それでできてるのは、決まったパターンだけ。コンピュータのソフト
が新しい数学を発見・創造することはないし。コンピュータに絵を描かせたり、
作曲させたり(楽譜ソフトじゃなくて曲を創るということ)、小説を書かせたり
といった試みは昔からあるけど、達成できたのはごくわずかな領域でしょ。AI
(人工知能)が達成したのもごくわずかな領域。
 そうはいっても、そのわずかな領域でも、ネットワークやハード・ソフトの
進化でコンピュータの処理が全世界的に展開できるようになると、大きな変化
が起きそうでしょ。
 それはそう。すでに起き始めている。たとえば、全世界のネット上にあるデ
ータをかき集めて処理しているGoogleがいい例だけど、自然言語処理は、人類
史上ありえないほど大量のコーパスを使って解析ができるようになった。いわ
ば全人類の記憶を使って何かできないかとやってるわけだから、コンピュータ
が大きな成果を上げる可能性は十分ある。
 結局、人間に残っている知的な部分はメタ思考の部分?
 当分はそこは残りそうだよね。コンピュータは、形式論理で動いているから、
ゲーデルの不完全性定理やチューリングマシンの停止問題から考えると、枠を
飛び越えるような飛躍がないよね。それがないなら、自律的、能動的に美の探
究や真理の発見ができるとは思えないし。
 メタ思考ができるためには、意識がないとね。コンピュータやロボットはま
だ意識を持ってないから、自己認識ができないし、厳しい内観もできない。そ
ういうものや直観がないと知的生産、新しいものが創造できないもの。そんな
こんなでサヴァンやアスペルガーといった人たちを研究することは、脳や心の
研究、人間性とは何か、機械と人間の違いとは何かを考えることにもつながっ
ているわけ。
 なんか、やっと最初の話題に戻ってきたね。\(^O^)/
 だからお前は甘いんだよ。すぐ脇道に脱線するぞ。こうやって、脳のことを
書いていると、あ、こんな本を買ってくださった人がいた。なんという偶然。
ラッキー。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270000600/showshotcorne-22/
考える脳 考えるコンピューター (単行本)
ジェフ・ホーキンス (著), サンドラ・ブレイクスリー (著), 伊藤 文英 (翻
訳)
 ジェフ・ホーキンスは、PDAのPalm Pilotを作った人ですね。こういう研究
をやりたいために金儲けしたのか。偉いなあ。素人評にある「特異点」の話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/31/1690683
NHK「50年後の未来」、レイ・カーツワイル「加速するテクノロジー」
で紹介したことですね。
 安直ビジネス本やらで勉強している気になってると簡単にコンピュータに追
い越されちゃうよってな意識は大昔からずっとあったけど、1年前のこのころ
にも書いているのね。徳田先生のいう制度の話も、今回、書いた制度のことと
つながってるし。
 それでお前、勝間和代みたいな出来の悪いのがベストセラーになって持て囃
されてカチンと来たのか。
 なるほどねえ。日記として読み直すと面白いね。ってな内省、内観がコンピ
ュータにはまだできない。\(^O^)/
 ジェフ・ホーキンスの本には、甘利先生の推薦の言葉まである。こりゃ、読
まないとまずいか。^^;
 甘利先生のことは
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/19/2520496
統計科学のフロンティア
でちょっと書いたが、甘利先生といえば、おれ、以前から気になっているけど、
読むまでには至ってないのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130643061/showshotcorne-22/
シリーズ脳科学6 精神の脳科学 (シリーズ脳科学 (6)) (単行本)
加藤 忠史 (編集), 甘利 俊一 (監修)
をはじめとする、シリーズ脳科学。
 シリーズ全体は、
http://www.utp.or.jp/series/brain.html
シリーズ脳科学[全6巻]
をどうぞ。
 この中で、やはり、「第1巻 脳の計算論」、「第3巻 言語と思考を生む脳」
が気になるんだけど、未刊なんですよね。
 この路線で気になっているのが、さっきのは東大の出版だけど、こっちは京
大の出版で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876988307/showshotcorne-22/
脳の情報表現を見る (学術選書 30 心の宇宙 6) (単行本)
櫻井 芳雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487698834X/showshotcorne-22/
脳科学のテーブル (学術選書 34) (単行本)
外山 敬介 (編さん)
 目次などは、
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876988303
学術選書030 心の宇宙6
脳の情報表現を見る
櫻井 芳雄
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876988341
学術選書034
脳科学のテーブル
外山敬介・甘利俊一・篠本滋 編/神経回路学会 監修
をどうぞ。
 京大の学術選書には、小さいお子様をお持ちのご家庭には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876988021/showshotcorne-22/
子どもの脳を育てる栄養学 (学術選書) (単行本)
中川 八郎 (著), 葛西 奈津子 (著
なんてのもあります。目次は、
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?isbn=9784876988020
学術選書002
子どもの脳を育てる栄養学
中川八郎・葛西奈津子 著
をどうぞ。
 ただし、結果に責任をもつわけではありません。\(^O^)/
 年頃のお嬢さんがいて、ダイエットに励んでいる場合、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/14/523175
鷺一雄著「また、「あるある」にダマされた」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061327801/showshotcorne-22/
頭がよくなる栄養学―情報栄養学のすすめ (ブルーバックス) (新書)
中川 八郎 (著)
が役に立つかも。
 先週ね、府中のイタ飯屋で昼飯食ってたら、隣の隣のテーブルに家族がいて、
女の子が、太るから食べないと言ってるのが聞こえてきた。そしたら、お母さ
ん、偉かったねえ。
「太るなんて、まだ気にしなくていいの。20歳くらいになってから気にしな
さい。それまではしっかり食べて太っていいの」と、ピシャリ。\(^O^)/
 その家族が帰るときにみたら、なんとその女の子。まだ、小学校1年生くら
いなの。そんなころから、太ること気にしているのかと、びっくり。解体され
てBEC化されそうなのを、お母さんが、かろうじて守ったという図式ですね。
 あ、小学校1年生くらいの女の子の話といえば、たまさん合宿では話したけ
ど、スーパーで遭遇した別のネタがあるけど、それはまたいつか。
 脳には栄養以外に五感を使って刺激を与えるのも重要で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/16/1188058
図工とゆとり教育と社会の残酷さの話
もいいこと書いてるなあ、おれ。\(^O^)/
 うちの子の場合、ダウン症で知的障碍があることがわかっていたから、本な
どから知識を得て、自らの心を育てるということがほぼ無理。そこで妻がやっ
たことは、さすがは母はすごいと思いましたね。
 専門家の先生からも、いろんな刺激を与えてあげてくださいとはアドバイス
は受けていたけど、妻がやったのは、ずっと話しかけること。言葉なんかわか
るわけがない生まれて間もないころから、日常を実況中継するかのごとく、
「これがスープンだよ」「今日は天気がいいね」「部屋の掃除をするね」「バ
バナだよ。黄色いよ。おいしいよ」からなんから、いろんな言葉をかけていた。
 そして、機会を逃さず、冷たいもの、温かいものに触らせたり、猫や犬に触
らせたり、草花の匂いをかがせたり、あれこれ口に入れてなめさせたり。大げ
さにいえば、ヘレン・ケラーとサリヴァン先生。\(^O^)/
 妻のあの努力・献身にはほんと頭が下がる思いだったし、感謝しています。
口に出さないから、おれ、怒られっぱなしだったけどね。^^;
 言うは易し。横山やすし。\(^O^)/
 母は強し。西川きよし。\(^O^)/

Peter Seibel著「実践Common Lisp」2008年07月18日 08時12分11秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615975
Lisp本ネタ
のコメントに、
--- ここから ---
ごぶさたしております。
オライリー・ジャパン 矢野でございます。

Lisp本といえば、中村さんもウィジェットのくるくるに加えられている
"Practical Common Lisp"(Peter Seibel, A-Press)の日本語版が
今月オーム社より発売予定となっています。
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-06721-1
まだ発売日は確定していないようですが、楽しみです!
--- ここまで ---

 はうあ! そげな本が出るとですかあ、鮎原さん!
 鮎原さんは、いいってば。それに矢野さんだし。^^;
 矢野さん、心広いなあ、他社の本の宣伝までして。
 よし、オライリー・ジャパン、矢野のボーナス増やしてやれ。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067211/showshotcorne-22/
実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー))
Peter Seibel (著), 佐野匡俊 (翻訳), 水丸淳 (翻訳), 園城雅之 (翻訳), 金
子祐介 (翻訳)
ですね。
 表紙がオリジナルとは全然違いますね。カンディンスキーでしたっけ。あの
画家の絵にちょっと似た雰囲気がありますね。
 実践Common Lispの原書、Practical Common Lispについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
をはじめ、何度も言及しているので、「Seibel」で検索してみてください。
 そうか、書いたの、2005年9月なのか。ほぼ3年前。早いねえ。
 著者のサイトは、
http://www.gigamonkeys.com/book/
です。
 実践Common Lispが出る前に、LispBoxを準備しておきましょう。そして、
Lisperはみんな本書を買うように。\(^O^)/

http://www.gigamonkeys.com/book/lispbox/
Lispbox

 ところで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615975
Lisp本ネタ
でご祝儀といった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627836090/showshotcorne-22/
対話によるCommon Lisp入門 POD版 (単行本)
栗原 正仁 (著)
ですが、やっと来ました(以下、栗原本)。
 bk1で買ったんですが、最初は、お取り寄せになりますというメールが来ま
した。
 そりゃ、そうですよね。注文があってから印刷するPOD(Print On Demand)版
ですから。

 ざっとみたんですが、この本は、薄いけど(いや薄いから?)いい入門書と思
います。
 「実践Common Lisp」が、多くのコードを提示しながら、アプリを作ってみ
せるのに比べ、栗原本は、コードの提示は少ないけれど、対話でテンポよく進
めています。
 Common Lipsの基本的な部分だけではなく、CLOSまでカバーしているし、ダ
ジャレなど細かいギャグがいっぱい入っているのも、おれの好み。
 本書中のやり取り1.5にある、Lispのいい入門書は?という質問に、再帰的
なギャグで答えているところなど秀逸。
 それにしても、Lisperが書くLispの本は会話型のものが多いのかな。Lispが
対話的言語だから?
 竹内郁雄さんの往年の爆笑Lisp本かつ名著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781904548/showshotcorne-22/
初めての人のためのLISP (ソフトウェアライブラリ (3)) (単行本)
竹内 郁雄 (著)
もそうだし(竹内本)。
 はうあ! 竹内本は、いま、amazonのマーケットプレイスで11,469円からだ
って。バブルだなあ。

 栗原本には、竹内本のような強烈なキャラの人物は登場しません。よってギ
ャグもドタバタも控え目です。竹内本のような世界を期待してはかわいそうで
す。

 ところで、栗原本で知ったのですが、沖電気系の沖テクノシステムズラボラ
トリの五味弘氏たちは、タキオンCommon Lisp(Tachyon Common Lisp)という
Lispを作ってたんですね。実行がCより速いというのが売りだったとか。
 タキオンは、光速より速いという粒子(存在は確認されていないし、光速を
超える粒子を認めない立場もある)。光速が C で表わされることと、プログラ
ミング言語 C とをかけて、遅いといわれるLispでもCより速いコードを出すコ
ンパイラがあると訴えるLispだったようですね。