Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―ヴィンテージコンピュータの美」 ― 2008年02月23日 06時48分46秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
に、訳者の鴨澤さん自らのコメント。ありがとうございます。
昔からの読者なんですか。昔からの読者はツッコミ厳しいから、いやだなあ。\(^O^)/
ところで、
--- ここから ---
> あのスーパーワークステーションApollo Domainかと思ったら、
> そうではなく月に行ったアポロ計画で使われたコンピュータ。
実はApollo DN-300の写真も扉の裏にあります。
--- ここまで ---
えっ、そうなんですか。と思って、あわててみる(あわてて、「みる」と
「見る」の掛詞 :-))。
ほんとだ。Apollo Computerというロゴが入ったマシンがある。たしかに
Apollo Domainだ。目次以降しかみてないから、気づいてない。^^;
Apollo Domainの右ページは何だ、これ。ハードディスクのメカの部分?
ウィンチェスターディスク? これもApollo Domainの一部?
ところで、これで、気づいたことがあります。
鴨澤さん、あとがきで、
--- ここから ---
Xerox PARC設立のきっかけとなったScientific Data Systems (SDS) が制作
していたコンピュータ、Sigma-5の写真が本書の扉の向かい(P.4)にある。写真
のマシンは1967年に製造され、XeroxがSDSを買収してXDS (Xerox Data
Systems) と改称するとネームプレートを交換され、その後カーネギーメロン
大学で2001年まで稼動していたといういわく付きのマシンだ。
--- ここまで ---
と書いておられますね。
たしかに扉の左側ページには、XDSのロゴが入ったマシン(テープドライブ)
の写真がありますが、このページ、4ページ(P.4)じゃなくて、2ページ(P.2)じ
ゃありませんか?
目次をみると、序文が8ページ(P.8)となっていて、そこから逆算すると、
XDSのマシンは2ページ(P.2)だと思うんですが。
ほんとの扉の扉というのか、とにかくめくって最初にある写真(これは1ペー
ジ目P.1だと思う)は、DECのディスク内部写真ですが、実に美しいですね。
digitalのロゴがかっちょいい。\(^O^)/
目次の前も、じっくり観察しないとだめですね。どこに謎のマシンが隠れて
いるかわかりませんからね。
あ、ひょっとして、本のカバーをとったら、その裏側にも謎のマシンの写真
があるかと思ったけど、それはなかった。^^;
メカの写真として、すごいなと思ったのは、24ページのUNIVAC I(本来ロー
マ数字の1だが、Iで代用)。メインメモリに使われた水銀遅延線によるメモリ
タンクの写真なんですが、なんかのエンジンみたい。昔の複葉機のエンジンに
似ているのかな。
これ、水銀管に音波を送ってどうのこうので処理するんだそうです。想像つ
かんわ。\(^O^)/
一応、ググって、各種メモリの説明がある
http://www2.nsknet.or.jp/~azuma/m/m0052.htm
を紹介しておきます。
ひえぇ、なんか、すごいものも見つかった。産業技術総合研究所DNA情報科
学研究グループ長の鈴木理氏による
http://otonanokagaku.net/issue/origin/vol8/index04.html
生命情報科学の基礎 第8回 焼け跡の東京:デカルトとの対話
にも、水銀遅延管メモリが出てくる。もっと驚いたのは、げげ、EDSACってタ
ンパク質立体構造の計算に使われたんだ。そんな昔からコンピュータでやって
たのか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で、GRAPEをタンパク質の構造と機能を探るために使う話が20年前からあった
ということを書きましたが、それよりもっと前からコンピュータを使っていた
んですね。それもEDSACだって。
ひぃぃ、和田英一先生の恩師であられる日本のコンピュータの最初期も最初
期から活躍された高橋秀俊先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JA298W/showshotcorne-22/
高橋秀俊(著)「電子計算機の誕生 (1972年) (中公新書)」
は、アマゾンだといま8000円から。すごい、プレミア。\(^O^)/
写真集に戻って、62ページのミニットマンの誘導コンピュータ。この写真は、
なんか、これ、筍の断面みたいで(爆)、食えるかなあなどと思ってしまいまし
た。\(^O^)/
これが、弾道ミサイルの先頭付近に積まれていたんですよね。筍がどんどん
成長して、ミサイルを突き破ったりしないんですかね。
せんせん。\(^O^)/
弾道ミサイルとミニットマンのこと、ググったら、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/balliticmissile.htm
が出ました。
これの親ページすごいね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aerospace.htm
Areospace 航空宇宙兵器
さらに親ページは、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/main.htm
現代兵器を学ぶ Weapon School
だ。
いま、東京湾で漁船をイージス艦がぶつかって沈没させて、大問題になって
ますが、もちろんイージス艦の解説もありますね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aegis.htm
イージス艦
あ、ハープーンもあった。なんか、発奮するみたいな名前で好きなんです。\(^O^)/
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/harpoon.htm
ハープーン対艦
これで、しばらく、勉強しよう。^^;
イージスの写真は、
http://members.jcom.home.ne.jp/persianopeh/research/aegis/
イージス艦て何?
が、発射シーンの写真があって迫力ですね。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
に、訳者の鴨澤さん自らのコメント。ありがとうございます。
昔からの読者なんですか。昔からの読者はツッコミ厳しいから、いやだなあ。\(^O^)/
ところで、
--- ここから ---
> あのスーパーワークステーションApollo Domainかと思ったら、
> そうではなく月に行ったアポロ計画で使われたコンピュータ。
実はApollo DN-300の写真も扉の裏にあります。
--- ここまで ---
えっ、そうなんですか。と思って、あわててみる(あわてて、「みる」と
「見る」の掛詞 :-))。
ほんとだ。Apollo Computerというロゴが入ったマシンがある。たしかに
Apollo Domainだ。目次以降しかみてないから、気づいてない。^^;
Apollo Domainの右ページは何だ、これ。ハードディスクのメカの部分?
ウィンチェスターディスク? これもApollo Domainの一部?
ところで、これで、気づいたことがあります。
鴨澤さん、あとがきで、
--- ここから ---
Xerox PARC設立のきっかけとなったScientific Data Systems (SDS) が制作
していたコンピュータ、Sigma-5の写真が本書の扉の向かい(P.4)にある。写真
のマシンは1967年に製造され、XeroxがSDSを買収してXDS (Xerox Data
Systems) と改称するとネームプレートを交換され、その後カーネギーメロン
大学で2001年まで稼動していたといういわく付きのマシンだ。
--- ここまで ---
と書いておられますね。
たしかに扉の左側ページには、XDSのロゴが入ったマシン(テープドライブ)
の写真がありますが、このページ、4ページ(P.4)じゃなくて、2ページ(P.2)じ
ゃありませんか?
目次をみると、序文が8ページ(P.8)となっていて、そこから逆算すると、
XDSのマシンは2ページ(P.2)だと思うんですが。
ほんとの扉の扉というのか、とにかくめくって最初にある写真(これは1ペー
ジ目P.1だと思う)は、DECのディスク内部写真ですが、実に美しいですね。
digitalのロゴがかっちょいい。\(^O^)/
目次の前も、じっくり観察しないとだめですね。どこに謎のマシンが隠れて
いるかわかりませんからね。
あ、ひょっとして、本のカバーをとったら、その裏側にも謎のマシンの写真
があるかと思ったけど、それはなかった。^^;
メカの写真として、すごいなと思ったのは、24ページのUNIVAC I(本来ロー
マ数字の1だが、Iで代用)。メインメモリに使われた水銀遅延線によるメモリ
タンクの写真なんですが、なんかのエンジンみたい。昔の複葉機のエンジンに
似ているのかな。
これ、水銀管に音波を送ってどうのこうので処理するんだそうです。想像つ
かんわ。\(^O^)/
一応、ググって、各種メモリの説明がある
http://www2.nsknet.or.jp/~azuma/m/m0052.htm
を紹介しておきます。
ひえぇ、なんか、すごいものも見つかった。産業技術総合研究所DNA情報科
学研究グループ長の鈴木理氏による
http://otonanokagaku.net/issue/origin/vol8/index04.html
生命情報科学の基礎 第8回 焼け跡の東京:デカルトとの対話
にも、水銀遅延管メモリが出てくる。もっと驚いたのは、げげ、EDSACってタ
ンパク質立体構造の計算に使われたんだ。そんな昔からコンピュータでやって
たのか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で、GRAPEをタンパク質の構造と機能を探るために使う話が20年前からあった
ということを書きましたが、それよりもっと前からコンピュータを使っていた
んですね。それもEDSACだって。
ひぃぃ、和田英一先生の恩師であられる日本のコンピュータの最初期も最初
期から活躍された高橋秀俊先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JA298W/showshotcorne-22/
高橋秀俊(著)「電子計算機の誕生 (1972年) (中公新書)」
は、アマゾンだといま8000円から。すごい、プレミア。\(^O^)/
写真集に戻って、62ページのミニットマンの誘導コンピュータ。この写真は、
なんか、これ、筍の断面みたいで(爆)、食えるかなあなどと思ってしまいまし
た。\(^O^)/
これが、弾道ミサイルの先頭付近に積まれていたんですよね。筍がどんどん
成長して、ミサイルを突き破ったりしないんですかね。
せんせん。\(^O^)/
弾道ミサイルとミニットマンのこと、ググったら、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/balliticmissile.htm
が出ました。
これの親ページすごいね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aerospace.htm
Areospace 航空宇宙兵器
さらに親ページは、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/main.htm
現代兵器を学ぶ Weapon School
だ。
いま、東京湾で漁船をイージス艦がぶつかって沈没させて、大問題になって
ますが、もちろんイージス艦の解説もありますね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aegis.htm
イージス艦
あ、ハープーンもあった。なんか、発奮するみたいな名前で好きなんです。\(^O^)/
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/harpoon.htm
ハープーン対艦
これで、しばらく、勉強しよう。^^;
イージスの写真は、
http://members.jcom.home.ne.jp/persianopeh/research/aegis/
イージス艦て何?
が、発射シーンの写真があって迫力ですね。
電脳曼陀羅のカバー裏 ― 2008年02月23日 07時00分42秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/23/2654047
Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core
Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
で、
--- ここから ---
あ、ひょっとして、本のカバーをとったら、その裏側にも謎のマシンの写真
があるかと思ったけど、それはなかった。^^;
--- ここまで ---
と書いたけど、実は、自分の著書で、そういうことやってるんです。
そうなんです。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/profile.html
プロフィール
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/15/75690
著書リンク改訂
にも書いてあるように、旧版の電脳曼陀羅
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704897/showshotcorne-22/
中村 正三郎 (著)「電脳曼陀羅」
は、本のカバーをはずしてカバー裏をみると、面白いんです。
いままでぼかしていたけど、今回はっきり書きましょう。
このカバー裏には、MSKK(マイクロソフト日本法人)から、1993年9月27日14
時51分に送られきたファックスが載っています。
これは、当時の社長だった成毛眞が、激怒して連載中止の圧力をかけるため
に送られたものです。出版社の技術評論社に対して、情報提供の停止や製品説
明会への参加禁止を通達するものです。
これが電脳曼陀羅事件の始まりですね。詳しくは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty.html#mandala
電脳曼陀羅事件
もどうぞ。
なお、前述「プロフィール」にはちゃんと書いてあるけど、「著書リンク改
訂」はどっちか忘れたという書き方になっています。
このカバー裏のファックスがあるのは、旧版のほうです。改訂新版の電脳曼
陀羅にはありません。それでも、カバーをはずすと、本体裏表紙には、当時、
このマイクロソフトによる言論弾圧事件を報じた新聞や雑誌の記事や見出しの
コラージュがあります。
ま、それは、旧版のカバーの裏表紙(カバー裏じゃなくて、普通にカバーを
本体にかけたときの裏表紙)も、このコラージュなんですけど。
要は、改訂新版のときは、筒井康隆さんや坂村健さんたちとの対談もあるん
で、事件に焦点を絞るような表紙やカバーにしなかったということです。
アマゾンだと、改訂新版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360489/showshotcorne-22/
中村 正三郎 (著)「電脳曼陀羅」
となっていて、改訂新版かどうかわかりにくいですが、旧版は1993年の出版、
改訂新版は1997年の出版です。
その他の書著は、アマゾンで「中村正三郎」で検索してもらえばいいんです
が、どれも版元品切れで、マーケットプレイスでは1円か0円なんですが、^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704366/showshotcorne-22/
白佐木 和馬 (著), 中村 正三郎 (著), 坂本 和也 (著), 山手 義弘 (著)「め
いきんぐスクリーンセーバーforミカンせいじんWIN3.1 ミカンせいじんの恐怖
誕生しんりゃく (単行本) 」
だけは、いま、8472円だって。なぜ?
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/23/2654047
Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core
Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
で、
--- ここから ---
あ、ひょっとして、本のカバーをとったら、その裏側にも謎のマシンの写真
があるかと思ったけど、それはなかった。^^;
--- ここまで ---
と書いたけど、実は、自分の著書で、そういうことやってるんです。
そうなんです。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/profile.html
プロフィール
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/15/75690
著書リンク改訂
にも書いてあるように、旧版の電脳曼陀羅
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704897/showshotcorne-22/
中村 正三郎 (著)「電脳曼陀羅」
は、本のカバーをはずしてカバー裏をみると、面白いんです。
いままでぼかしていたけど、今回はっきり書きましょう。
このカバー裏には、MSKK(マイクロソフト日本法人)から、1993年9月27日14
時51分に送られきたファックスが載っています。
これは、当時の社長だった成毛眞が、激怒して連載中止の圧力をかけるため
に送られたものです。出版社の技術評論社に対して、情報提供の停止や製品説
明会への参加禁止を通達するものです。
これが電脳曼陀羅事件の始まりですね。詳しくは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty.html#mandala
電脳曼陀羅事件
もどうぞ。
なお、前述「プロフィール」にはちゃんと書いてあるけど、「著書リンク改
訂」はどっちか忘れたという書き方になっています。
このカバー裏のファックスがあるのは、旧版のほうです。改訂新版の電脳曼
陀羅にはありません。それでも、カバーをはずすと、本体裏表紙には、当時、
このマイクロソフトによる言論弾圧事件を報じた新聞や雑誌の記事や見出しの
コラージュがあります。
ま、それは、旧版のカバーの裏表紙(カバー裏じゃなくて、普通にカバーを
本体にかけたときの裏表紙)も、このコラージュなんですけど。
要は、改訂新版のときは、筒井康隆さんや坂村健さんたちとの対談もあるん
で、事件に焦点を絞るような表紙やカバーにしなかったということです。
アマゾンだと、改訂新版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360489/showshotcorne-22/
中村 正三郎 (著)「電脳曼陀羅」
となっていて、改訂新版かどうかわかりにくいですが、旧版は1993年の出版、
改訂新版は1997年の出版です。
その他の書著は、アマゾンで「中村正三郎」で検索してもらえばいいんです
が、どれも版元品切れで、マーケットプレイスでは1円か0円なんですが、^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704366/showshotcorne-22/
白佐木 和馬 (著), 中村 正三郎 (著), 坂本 和也 (著), 山手 義弘 (著)「め
いきんぐスクリーンセーバーforミカンせいじんWIN3.1 ミカンせいじんの恐怖
誕生しんりゃく (単行本) 」
だけは、いま、8472円だって。なぜ?
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