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注目のコンピュータサイエンス本2008年02月29日 00時32分49秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 amazonが、「お前、わかりもしねえのに、コンピュータサイエンス関係の本
を買いやがって、生意気な奴。もっと教えてやるよ、この野郎」といって、推
奨してきた本がいくつもあるんですが、その中で、個人的に注目の本がありま
した。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0470229055/showshotcorne-22/
The Annotated Turing: A Guided Tour Through Alan Turing's Historic
Paper on Computability and the Turing Machine (ペーパーバック)
C. Petzold (著)
 チューリングマシンの、あのアラン・チューリングの論文に注釈をつけて解
説しているもののようです。
 しかも、著者のPetzoldさんは、1990年代前半のWindowsがようやく実用にな
ってきた時期に多くのプログラマがお世話になった、あのプログラミング
Windows、いわゆるペゾルド本のペゾルドさんのようです。
 2008年5月出版予定だから、まだだいぶ先ですけど。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/052103311X/showshotcorne-22/
Compiling With Continuations (ペーパーバック)
Andrew W. Appel (著)
 これは、継続渡しスタイル(CPS, Continuation Passing Style)でコンパイ
ルする話です。目次などは中身検索をみてください。
 関数型言語の始祖といっていいのか、大親分といっていいのか、Standard
ML/New Jersey(SML/NJ)は、CPSで最適化コンパイラを書いてあるが、CPSでコ
ンパイラを書くのは、MLだけではなく他の言語のコンパイラを書くのにも非常
に有効。
 おれが教えてやるけん、勉強しんしゃいという本です。
 SML/NJのコンパイラはML自身で書いてあるけど、本書でも多くのコードはML
で書いてあるそうです。
 なんか、わくわくしてきますね。変態?\(^O^)/
 変態だろうがなんだろうが、プログラミング言語マニア、コンパイラマニア
必読でしょう。

訂正:2008/03/01
 関数型言語の始祖は、やっぱ、バッカス先生のFPでしょうね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/038720248X/showshotcorne-22/
Parsing Techniques (Monographs in Computer Science) (ハードカバー)
Dick Grune (著), Ceriel J. H. Jacobs (著)
 これは、構文解析(パージング)だけに絞った本です。これも、プログラミン
グ言語マニア、コンパイラマニア必読でしょう。
 いろんなパージングアルゴリズムが出ていますが、恥ずかしながら、CYKは
知りませんでした。というか、もう忘れてたのかも。
参考:
http://en.wikipedia.org/wiki/CYK_algorithm

 本書は第2版(2nd Edition)ですが、初版(1st Edition)は、著者の一人、
Dick GruneさんのサイトでPSとPDFで配ってありますね。
http://www.cs.vu.nl/~dick/PTAPG.html
をどうぞ。
 2nd Editionのサポートページは、
http://www.cs.vu.nl/~dick/PT2Ed.html
です。
 1st Editionは、1990年の発売だから、2nd Editionはその後のこの分野の発
展をフォローして大幅拡張した内容のようです。
 著者のサイトに行って初めて気づきましたが、Dick Gruneさんは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471976970/showshotcorne-22/
Modern Compiler Design (Worldwide Series in Computer Science) (ペーパ
ーバック)
H. E. Bal (著), Ceriel J. H. Jacobs (著), Koen G. Langendoen (著),
Dick Grune (著, 編集)
の著者の一人であり、編集責任者ですね。

 「Compiling With Continuations」はイギリスだし、「Parsing Techniques」
は、オランダの大学なんですね。何度も書くけど、ヨーロッパはちゃんとこう
いうのやってて、本も出てるよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で書いたけど、日本はプロセッサ(アーキテクチャ)もコンパイラも捨てちゃっ
たみたいになっちゃったけど、欧米は基盤のところをずっとやってるよね。
 日本は、技術の継承がうまくいかず、断絶しちゃった形だから、関数型言語
ブームもちょっと浮ついた感じがするんですよね。前述「Erlang, Oz/Mozart,
Prolog, 単一化」で書いたように、関数型を知ってて論理型を知らない、関
数型を教えて論理型を教えないなんてのは、ちょっと考えられないしね。

 もう1冊は、アーキテクチャがらみで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1598291246/showshotcorne-22/
Transactional Memory (Synthesis Lectures on Computer Architecture) (ペ
ーパーバック)
James R. Larus (著), Ravi Rajwar (著)
です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング
で書いたように、マルチコア時代になって、こういう技術もますます重要とい
うことでしょうかね。

参考:
http://en.wikipedia.org/wiki/Transactional_memory
http://en.wikipedia.org/wiki/Load-Link/Store-Conditional
http://ja.wikipedia.org/wiki/Software_transactional_memory
http://ja.wikipedia.org/wiki/Lock-freeとWait-freeアルゴリズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/コンペア・アンド・スワップ

 amazonの推奨で面白いなと思ったのは、上記の本は、いずれもおれが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
で書いたように(その他、Erlangについては、検索窓で検索してみてね)、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」
を買ったからなんです。
 「Transactional Memory」は、並列・並行の世界だからわかるんですが、
「Compiling With Continuations」と「Parsing Techniques」は、なぜ推奨な
んでしょうかね。Erlangの本なんて買ったから、プログラミング言語マニアと
思われた?

 もっと変だなと思ったのが、Knuth先生の定番本の補足分冊
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321335708/showshotcorne-22/
The Art of Computer Programming, Fascicle 4: Generating All Trees --
History of Combinatorial Generation (Art of Computer Programming) (ペ
ーパーバック)
Donald E. Knuth (著)
を推奨する理由が、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521545668/showshotcorne-22/
Christian Queinnec著「Lisp in Small Pieces」
を買ったからなんです。どういう関係?

 もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと変だと思
ったのは、ハリー・ポッターの第7巻「Harry Potter and the Deathly
Hallows」を推奨してきたこと。そう、日本では今年の夏に出る予定の完結編
「ハリー・ポッターと死の秘宝」です。その原書を推奨してきたんです。
 その理由がとんでもなくて、前述「The Reasoned SchemerとLisp, AI本」で
紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0130803022/showshotcorne-22/
Stuart J. Russell, Peter Norvig著「Artificial Intelligence: A Modern
Approach (Prentice Hall Series in Artificial Intelligence)」
を買ったからなんです。\(^O^)/
 ハリー・ポッターは、LispやAIと関係があるんでしょうか。\(^O^)/
 死の秘宝って、Lispのことなの?\(^O^)/
 おれにとって非常に深刻な問題は、我が情報省とイギリスの魔法省との秘密
の関係が、amazonにはバレているんじゃないかということ。\(^O^)/
 えっ、情報省とハリー・ポッターに出てくる魔法省は、関係あるの?
 国際政治の超トップシークレットだけど、情報省と魔法省は、10年以上前か
ら業務提携しているのよね。\(^O^)/
 その秘密は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980115/showshotcorne-22/
インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書) (新書)
手嶋 龍一 (著), 佐藤 優 (著)
のことを書く機会があれば。\(^O^)/

佐伯の寿司は世界一!!2008年02月29日 19時24分24秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 テレ朝の夕方の番組
http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
スーパーJチャンネル
で、大分県の佐伯の寿司は世界一という特集をやっていた。
 佐伯出身の野々下君、そうなの?
 野々下~~~~、今度、佐伯の寿司、教えてくれよ。
 伊豆の天城荘の次は、佐伯に寿司ツアー行くか。\(^O^)/
 あ、天城荘の河津は、いま、河津桜でしょうね。美季さん、行けなくてごめ
んね、
 それはそうと、野々下~~~、ステファニーちゃんのサイン入りCDはどうな
ったんだ。もう100年経ってるぜ。\(^O^)/ おれの寿命、あと50億年しか残
ってないのに。^^;

 番組の言い方だと、佐伯の寿司は世界一というのは、豊後水道の魚種の多さ
からそういってるらしいです。250種以上市場に上がるらしい。
 太刀魚の寿司、うまそうだったなあ。そして、太刀魚の天ぷら寿司もすごか
ったなあ。
 豊後アジはうまそうだったなあ。
 細工寿司は錦鯉のお寿司はきれいだったなあ。
 やたらとネタが大きい寿司もあったなあ。

 ドバイの日本領事館から呼ばれて、佐伯の寿司職人が行って、ドバイの王族
にふるまって絶賛されてから、世界一を堂々というようになったみたいにみえ
ました。
 「佐伯 寿司 世界一」などで検索するといろいろ出てくるね。地元じゃ、
いろいろ放送しているんだね。

http://lovelylife.junglekouen.com/e29676.html
大分ラブリー生活覚書
http://summit.yoka-yoka.jp/e75009.html
佐伯の「すし」世界デビュー!
とか、
http://rf-tansho.com/video/video.html
には、動画があります。
 おお、番組名がOBSカボスタイム! さすが大分、一村一品運動のカボスか。\(^O^)/

 野々下~~~、佐伯は、シャコはないの、シャコ。
 おれ、大好物。東京じゃ、シャコ食えないのよ。あってもひからびたみたい
のしかなくて。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/08/357032
Re: シャコ証明
という話もあるし。
 おれ、塩茹でしたてのシャコをバケツいっぱい食いたいんだけど。\(^O^)/
 お、自分のブログを「シャコ」で検索したら、シャコしゅうまいとかいろい
ろ書いているなあ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/02/350574
博多にわか、シャコしゅうまい

 我ながらうまいね。\(^O^)/
 痔が爺さん。\(^O^)/