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Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」2008年02月13日 06時06分17秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617277
宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」
の補足。
 NTTのIP電話トラブルについては、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20061025/251691/?ST=ipcom
ひかり電話はなぜトラブルが続くのか
に、トラブルがまとっていますね。

 Asteriskについては、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/99/asterisk/index.html
がいいですね。
 これに多く書いている高橋隆雄氏の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798011290/showshotcorne-22/
高橋隆雄著「AsteriskでつくるIP電話システム―つくって、試して、楽しむIP
電話―PCtoPCからIP‐PBXまで」
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/09/1244288
無料IP電話YouFon、オープンソースPBX Asterisk
で紹介していますが、昨年2007年には追撃本として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798017795/showshotcorne-22/
高橋隆雄著「AsteriskNOWではじめるIP電話」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798016322/showshotcorne-22/
高橋隆雄著「Asterisk徹底活用ガイド」
を出していますね。
 AsteriskNOWなど、Asteriskの種類の違いについては、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070412/268090/?ST=ipcom
AsteriskとAsterisk Business Editionの違いは何ですか?
を参照。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071211/289243/?ST=ipcom
Asteriskの2007年を振り返る
を読んでいて思ったが、Nokia(ノキア)のSIMロックフリーで、携帯+無線LAN
(WiFi)+VoIPの端末、日本でももっと出てほしいですね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071126/287908/?ST=ipcom
第27回 Asteriskと携帯電話を連携
を読むと、すごいなあ。こんなことが個人レベルでできちゃう時代なんだもん
ね。

 Nokiaの端末のOSであるSymbianについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/24/1340916
Symbian OS解説本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/20/23107
日経サイエンス別冊DVDとその検索システム
を参照。

Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」2008年02月13日 06時06分57秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617282
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827550131/showshotcorne-22/
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ! (角
川SSC新書 12)」
を、倉敷に行く新幹線で読了。
 新型インフルエンザウイルスに対して、そこらの人より気にしていて、その
脅威やパンデミック(感染爆発)が起きたときの恐怖については、ある程度知っ
ているつもりだったが、本書を読んで戦慄した。
 いかに自分が無知で甘い考えだったか、思い知らされました。

 SARSと違って、発熱などの症状が出て感染者の体外にウイルスが拡散するん
じゃないんですね。症状が出る前から、ウイルスは感染者からばらまかれる。
だから、空港など水際での防御作戦は無力。よって、高速大量輸送時代のいま、
海外で新型インフルエンザが発生すれば、数日で、日本に上陸。その感染者が
移動すれば、強い感染力をもつので、感染者が利用した交通機関、立ち寄った
場所にいた人の多くは感染した可能性が出てくる。
 当然、日本国内で発生した場合も、自宅から数百キロ離れたところの話だか
ら、安全などということはあり得ないのね。
 そして感染し、発症すれば、現状では致死率60%以上。
 普通のインフルエンザと違って、呼吸器系をやられるだけじゃなくて、ウイ
ルスが血流に乗って全身で感染状態になって、多臓器不全になるんですね。
 従来のインフルエンザをベースにした認識が、根本から間違っていること、
そんな認識では、新型インフルエンザに対しては、あなたはなすすべなく死ぬ
しかないことを、エピソードを交えながら解説してくれいます。

 1918年のスペイン風邪も当時も新型インフルエンザであって(本書では、ス
ペイン・インフルエンザという言い方もしています)、埋葬されていた遺体か
ら、遺族の子孫の許可をとってウイルスに感染した組織を調べて云々という話
が出てきます。
 この話、日経サイエンスで読んだと思って、たしかスペイン風邪と戦って亡
くなった兵士がアラスカがどこか寒いところに埋葬されていてどうのこうのと
いう話だったと思いました。
 最初に検索に引っかかったのが、2006年1月号の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0601/pandemic.html
W. W. ギブズ/C. ソアレス「新型インフルエンザ大流行に備える」
でしたが、バックナンバーを引っ張り出して調べたら、そうではなかった。^^;
 でも、この号のトピックス欄には、
http://www.nikkei-science.com/topics/bn0601_1.html
復元された殺人ウイルス
として、Nature誌に載った論文のことが出ています。でも、こんな短い記事じ
ゃないしと思ってさらに調べたら、もっと前の
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55503
日経サイエンス2005年3月号
ですね。この中の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0503/sp_1.html
1918年の殺人ウイルスを追う
です。先のNature誌に書いた人と同一人物のJ. K. タウベンバーガーさんです
ね。
 もう3年前の記事なの。おれの時間感覚、おかしいなあ。せいぜい1年半く
らい前の感覚なんだけど。
 本題に戻って、頑健な若い兵士が死ぬ?と思うかもしれないが、普通のイン
フルエンザと違って、スペイン風邪もそうだし、予想されている新型インフル
エンザは、若い人がよく死ぬのよ。もちろん、老人も子供も死ぬけどね。
 なぜ、健康な若い人ほど死ぬかといえば、免疫機構が活発だから、それが裏
目に出るんです。サイトカインという免疫機構に関係するタンパク質があるん
ですが、これが混乱して、正常細胞までやっつけるようになってしまうんです。
これをサイントカイン・ストームと呼んでいます。

 本書で初めて知ったんですが、日本でもスペイン風邪で推定45万人も死んで
るんですね。当時は、感染・発症してばたばた人が倒れたもんだから、郵便、
電話、鉄道も麻痺。物流大混乱。新聞も発行できないほどになって、紙1枚裏
表の新聞になったそうです。
 45万人の死者は関東大震災の約5倍だそうですが、関東大震災のことはよく
新聞、やテレビ、雑誌でもみかけるけれど、スペイン風邪の話はほとんど見か
けませんよね。はるかに犠牲者が多いのに。なんで?

 厚生労働省の予測では、死者64万人となっていますが、これは、なんと、ス
ペイン風邪と同様弱毒性のウイルスだった場合の予想だそうです。今度の新型
インフルエンザは強毒性だろうと強く推定されていることからすれば、過小評
価だと。それで、強毒性の場合に予測すると、死者210万人だそうです。最悪
の場合、世界で1億人4200万人死ぬそうです。

 新型インフルエンザに対しては、通常のインフルエンザのひどいもの程度の
認識では、完全に対策を誤まりますね。十分な対策を立て、早期に決断して封
じ込めないと、村や町、丸ごと住民全員死亡となっても不思議ではない世界で
す。
 なのに、日本では、国も自治体も対策の遅れが目立つそうです。そして、企
業でも一部の先進的な危機管理がでている企業以外は、ほとんど何もやってな
いそうです。企業活動がストップして倒産なんか当たり前の世界になっちゃう
のにね。
 同時多発的に発病するから、適切な対策がないと、社会活動の担い手が社会
の広範囲にわたって一気に減ってしまうんです。
 経済損失の予測は、日本でGDPの4%減、20兆円減、世界経済では、約4兆
4000億ドル(約514兆円)だそうです。
 学校も対策が遅れているところがほとんど。
 学校は、通常のインフルエンザだと欠席生徒数がある程度になったら、学級
閉鎖、学校閉鎖をしますが、それは新型インフルエンザには通用しないと。そ
んな悠長なことをやっていたら、遅いんですね。
 早期の封じ込めがいかに重要かという事例が出てきます。スペイン風邪のと
きに対照的な対応をしたセントルイスとフィラデルフィアの例です。セントル
イスは市中発生率2.2%で即非常事態宣言を出して封じ込めに成功しましたが、
フィラデルフィアは、10%を超えてやっとやったから、フィラデルフィアのほ
うが倍以上の死亡率になっています。
 当時のセントルイス市長は、最初は、非難轟々。商売はどうしてくれるんだ、
生活はどうしてくれるんだと。でも、市長は「私は市民が死ぬことは望まない」
と強い決意で決断し、後には大変な英断だったと賞賛されるようになったそう
です。

 対策の考え方は、スイス式とアメリカ式とあるそうですが、著者の岡田晴恵
さんは、スイス式を推奨しています。しかし、アメリカ式にもそれなりに一貫
性はある。どうしようもないのが、現状の日本で、アメリカ式にしようとして
いるらしいが、中途半端なので、役立たず。\(^O^)/
 お前、\(^O^)/なんて付けてるけど、笑い事じゃないよ。
 ほんと、笑い事じゃないです。官僚のたらい回しもあるんですよ。現状、法
的根拠がないから、その辺は厚生労働省にゲタを預けますなんてやってるらし
い。
 専門家は、その日が明日来てもおかしくないといってるのに、いまの福田首
相みたいに、リーダーシップゼロの奴が国家最高権力者のときに、新型インフ
ルエンザが来ると、日本、アウトなんじゃないか。

 新型インフルエンザのパンデミックがあると、社会機能が麻痺します。物流
が混乱します。NHKのドラマでもあったように、医療機関も対応できません。
 感染のピークが過ぎる数ヵ月は自分で備蓄した水や食糧、薬でなんとかやっ
ていくしかない。家族に感染者が出たら、自宅で看護するしかない。現状では、
そういう状態に陥る可能性が高いと本書は述べています。
 そのため、本書では、食料などどういうものを備蓄すればいいか、どういう
薬を買っておけばいいかなど具体的に書いてあります。簡単にいえば、地震に
備えて備蓄するよりもっと大変。長期戦になるから。

 おれ、薬の知識が皆無で、おれも家族もいつも医者から処方されたものしか
飲まず、薬局で売薬を買って飲む習慣がないから、知らなかったんですが、普
通のインフルエンザのときでも、子供にはアスピリンなどサリチル酸系のもの
はだめなんですね。
 そして、新型インフルエンザ蔓延時の外出がいかに危険か。これ、子供がい
る家庭は特に注意だそうです。つい、子供は親の目を盗んでこっそり外出しち
ゃうからね。本書で推奨されている外出時の格好や手順の面倒くささは、半端
じゃないですよ。これでも簡略化してあると思うんだけどね。
 それと、感染を疑ったときに病院に駆け込むのはだめ。ほんとに感染してい
れば、病院で感染を広げてしまうから。保健所に電話して指示に従わないとだ
めだって。
 ま、そもそも、発病者が増えれば病院は重篤患者だけしか相手にできないし、
それでも患者数が爆発して対応できないことが予想されるし、死体の処理だっ
て破綻しそうです。もう、野焼きするしかないかもね。\(^O^)/
 なので、自分で、なんとか生き延びるよりないようです。
 感染爆発はなんとしても阻止しないといけない。そのためにも、多くの人に
正しい知識と対策を知ってもらうことが必要。これを「知識のワクチン」と呼
んでいます。本書は、その「知識のワクチン」です。
 ぼくは、追加で5冊注文しました。近親者に「知識のワクチン」を注入する
ためです。

 NHKはこの前、特集をやってくれたけど、民放もワイドショーはおろか、毎
日、午後7時台から毎週、新型インフルエンザの基礎知識を流したほうがいい
んじゃないか。

ルーシー・ホーキング「宇宙への秘密の鍵」2008年02月13日 06時08分00秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 車椅子の天才物理学者といわれるスティーヴン・ホーキング博士とその娘さ
んが、子供たち向けに宇宙と宇宙物理学を題材にした冒険小説が出ましたね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265820115/showshotcorne-22/
ルーシー・ホーキング, スティーヴン・ホーキング著, さくまゆみこ訳, 佐藤
勝彦監修「宇宙への秘密の鍵」

 アマゾンだと、内容がわからないけど、bk1には、内容の一部がありました。
http://www.bk1.jp/product/02932955

 この写真、おれの大好きな馬頭星雲じゃないですか。諸星大二郎「暗黒神話」
だ!
 馬頭星雲は、オリオン座の三ツ星のところにあります。この辺は、宇宙観光
の有名観光スポットだし、おれも小学生のころ、学校の遠足で行きました。\(^O^)/
 星が活発に生まれているところなんですよね。
 ってな話を書いた記憶があるなあ。あ、あった。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/20/1442549
日本橋HD DVDプラネタリウム、オリオン、トラペジウム、馬頭星雲、暗黒神話、
天文学全集
をどうぞ。
 この中で、馬頭星雲のリンクとしてあげている
http://yumis.net/space/star/g_image/B-33.htm
の上位分類である
http://yumis.net/space/star/ori.htm
オリオン座
をみると、いかにこのエリアに観光スポットが集中しているかわかるでしょ。
 ウルトラマンのM78星雲もこの辺なんですよ。

 みなさん、この冬、夜空を見上げて、冬の大三角形を探してみませんか?
 心にそんなゆとりがほしいですね。

 なんか、気持ち悪いぞ、お前が、そんな優しい言葉をかけるなんて。
 ばかー、これが情報省のスパイが女を垂らしこむテクニックだよ。
 くどき文句は、

   「おれと、オリオン座を観に行かないか」\(^O^)/

 お前がいうと、なんか、新宿歌舞伎町の映画館みたい。^^;