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将棋、竜王戦第4局。渡辺竜王2連勝で2勝2敗の五分。2006年12月01日 08時58分26秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 渡辺竜王対佐藤棋聖の竜王戦。渡辺竜王が連勝で、星を五分に戻しました。
 これで、佐藤棋聖の勢いをとめましたね。まあ、先手番だからここで負ける
と大変なことになっていたわけですが。
 棋譜などは、
http://live.shogi.or.jp/ryuoh/
竜王戦中継サイト
をどうぞ。

 佐藤棋聖は後手だとゴキゲン中飛車なんですね。
 それに対して、渡辺竜王の7手目は5八金右。これは、「お前のゴキゲン中
飛車は研究済みで見切っている。いつでもかかってこいや」という挑発の一手
だそうです。
 一気に超急戦で、初日に勝負が終わるかという話もあったようですが、そう
はならず、以後、互いの玉を囲う展開。
 馬を作ってから渡辺竜王がいい展開で、佐藤棋聖も、後半かなり追い込んだ
と思いますが、渡辺竜王は穴熊に囲えたのが大きかったですね。
 佐藤棋聖は、この次の後手番のときは、どうするんでしょうか。また、ゴキ
ゲン中飛車なんでしょうか。

 佐藤棋聖は、咳がひどいみたいですね。体調がよくないんでしょうかね。
 まあ、今季はタイトル戦にも出ずっぱりだし。
 スポーツでたとえると、サッカーJリーグをやりながら、日本代表の試合に
出て、プロ野球もリーグ戦やりながら、WBCと日本シリーズにも出て、ラグ
ビートップリーグをやりながら、日本代表の試合に出ているみたいなもん。\(^O^)/
 ともかく、むちゃくちゃな強行日程ですよね。毎日、脳みそ搾り出している
みたいなもんなので、脳がしびれて、頭の中真っ白になると思うんですけど。
 そうそう、おやつは両者とも甘いものとってますよね。脳はぶどう糖ですか
らね。おやつにブドウ糖の点滴とか、要望する棋士はいないんだろうか。\(^O^)/
 佐藤棋聖も体調に気をつけていただきたいと思います。
 これで、第6局までいくことは確定。ここからほんとの勝負ですね。
 両者ともがんばっていただきたいです。

 初日、2日目とNHK BS2での中継を録画していて、それを帰宅してから観始
めたので、寝たのが午前3時過ぎ。眠たいです。^^;

アンテナハウス、PDFを解析して自動でしおりを作成できるソフトを発売2006年12月01日 08時58分58秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 アンテナハウスは、PDF製品を2つ出しました。
 1つは新製品の「アウトライナー」。日本だとPDFにあまりに目次やしおり
がないので、それを半自動的に作るソフトです。目次やしおりをちゃんと入れ
ると、PDFははるかに読みやすくなります。みなさん、これを買って、PDFをも
っと活用しましょう。\(^O^)/
 もう1つはバージョンアップの「書けまっせ!!PDF2」。これは既存PDFを帳
票に見立てて、簡単にデータを穴埋めして即印刷できるソフトです。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061129/255376/?ST=pc_news
アンテナハウス、PDFを解析して自動でしおりを作成できるソフトを発売

http://www.antenna.co.jp/news/kpd20news-20061129.htm
【「書けまっせ!!PDF2」 発売のお知らせ】
http://www.antenna.co.jp/news/outliner-news20061129.htm
【新製品「アウトライナー」発売のお知らせ】

 PDF製品以外、ぼくが関与している製品である
http://www.antenna.co.jp/news/TextPorterV4_1NewsRelease.htm
TextPorterV4.1 サーバ版
http://www.antenna.co.jp/designer/
XSL Report Designer
もよろしくお願いします。
 もちろん、メインのサーバ製品である
http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/
XSL Formatter
http://www.antenna.co.jp/news/SBC13.htm
サーバベース・コンバータ V1.3を出荷開始
http://www.antenna.co.jp/sbc/
サーバベース・コンバータ
もよろしく。
 FormatterやXSL Report Designerの売れ方は、海外のほうがいいみたいです。
 以前も書いたと思いますが、海外だと、製造業や金融・証券業もばんばん買
ってくれるんですけど、日本はさっぱり。役所がちょぼちょぼですかね。
 日本は、文書の戦略的情報化・電子化って遅れているんだなと、実感します。
このままじゃ、欧米だけじゃなく、中国にも負けそうな感じですね。^^;

古川さん、大誤爆\(^O^)/と日本のテレビ業界のこと2006年12月02日 19時10分30秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
====
標題: 潔い?
---
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!6797.entry

誤射に謝罪する古川さん。

消して知らんぷりする人とか、屁理屈並べて煙に巻く人とか
よりは潔い。
でも、間抜けではあるわねえ。

--
つばめどん

====
標題: 古川さん、大誤爆\(^O^)/と日本のテレビ業界のこと
---
>消して知らんぷりする人とか、屁理屈並べて煙に巻く人とか
>よりは潔い。

 すみません。潔くなくて。\(^O^)/

 元MS副社長の古川さんが、2chのVista WikiをMS公式サイトと勘違いして激
怒しまくったというこの話、ちょっと前に話題になってましたね。
 おれ、これ、聞いた時に、古川さん、まだまだ熱いなあと思いました。
 楽隠居できるだけの金と暇はあるのに、まるで、青年のように若くて、熱い。
 古川さんといえば、以前
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/26/538276
で、紹介した総務省の
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/tsushin_hosou/index.html
通信・放送の在り方に関する懇談会
を思い出した。
 この懇談会自体の結論は陳腐極まりなくて、どうでもいい。竹中平蔵が政権
から去って、この程度の変革すらやれないのが決定的だもんね。しかも、議事
要旨のどれかだったかな。現在の民放のビジネスモデルにも配慮をなんて発言
もあるんだよね。
 そんなこといってるから、電波利権にしがみつく日本のテレビ業界とそれと
一体化して圧力をかける電通のような広告会社は今後食われ放題になるだろう
ねなどと思うね。
 YouTubuにしろ、ソニーのロケフリ(これ1年前に書くつもりがまだ)にしろ、
こんな結論なんか関係なく世の中、どんどん変化しているもん。
 で、古川さん、この懇談会に出てて、あと、村井純もいるんだけど、議事録
要旨は、発言者の名前は書いてないんだけど、あ、これ、村井さんだとか、こ
れ、古川さんだとかわかるんだよね。かつて、古川さん、NHKに相当いじめら
れただろうなと思うしね。

 いま、jouwa/salonをfindしたら、おれ、面白いこと書いてる。幸いブログ
にも転載してあったので、直リンクがはれる。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/07/22/35334
9割がテレビCMをスキップ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/07/23/35680
5年後、MSがテレビ局を叩き潰す

 ソニーのロケフリは、
http://www.sony.jp/products/Consumer/locationfree/index.html
です。元のエアーボード。
 似た技術や商品は、内外の他社からも出てます。
 おれの知り合いは何人もが、1年以上前から、テレビやビデオ映像をこれで
好きなところに好きな時間で好き放題に飛ばしまくりだもん。電波が届く範囲
を県内に規制するなんてのは、もはや意味のないクズ規制。
 ロケフリのことは詳しく予定。年内の宿題?

中村(show)

元マイクロソフト社長、成毛の話がなぜここに?2006年12月02日 19時13分05秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 古川さんの話で、思い出した。
 マイクロソフト(Microsoft日本法人)の元社長、成毛真(または成毛眞)の説
明が、

http://www.wdic.org/w/TECH/成毛真

にあるんだよね。
 ここ、通信用語の解説なの(爆)\(^O^)/
 でもって、成毛がおれの連載に圧力をかけ、言論封殺をした電脳曼陀羅事件
のことなども、簡単な解説がある。成毛がやったその他の言論封殺である、ビ
ッグコミックスピリッツの人気連載「おいしんぼ」に対する圧力事件とかも、
あるね。

http://www.wdic.org/w/MOE/美味しんぼ%20(まんが)

http://www.wdic.org/w/TECH/Microsoft
からは、おれのホットコーナーへのリンクがあるが、マイクロソフトがやって
きたことの悪辣な商売のごく一部や電脳曼陀羅事件については、

http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty.html
暗黒の帝国マイクロソフト
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty.html#mandala
電脳曼陀羅事件
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ms-cs.html
マイクロソフトの言論弾圧とやりすぎの事例

などを参照のこと。
 いま、マイクロソフトは一生懸命広告を出して、いいイメージを作ってるけ
ど、体質はこんなもんです。少なくとも当時は、会社と成毛の体質をよく表わ
していた。体質は修正がきかないから相変わらずでしょう。

NHK教育、わくわく授業2006年12月03日 01時29分27秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 深夜たまたまテレビを観たら、NHK教育で、「わくわく授業 私の教え方」
という番組の再放送をやっていた。たったいま、終わったが、これは実に感動
したよ。

http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/
わくわく授業 私の教え方

http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/061126.html
力を合わせて解くわり算 ~諏訪友美先生の算数~
の回だ。
 小数の割り算を教える風景をやっていた。
 問題は、96÷2.4の答はどうなるかというもの。
 子供たちが出した答は、3つに分かれた。
 4, 40, 0.4の3つだ。
 子供たちはこれらの答をずいぶん悩んで出したのだが、それぞれに理屈が面
白い。
 小数をなんとかしないといけないと思ってるところはみんな一緒。
 4は、2.4だけを10倍して出した答。
 0.4は、2.4を10倍して計算したあと、さっき10倍したから10で割らないと辻
褄が合わないと思って10で割った答。
 40はもちろん96と2.4両方を10倍して出した答だ。
 3つも答が出てしまった、それぞれに理屈が通っているようなので、子供た
ちは、どれが正解なのか計算だけだともうわからない。
 そこで諏訪先生は、頭だけで考えるのはやめようと、教材として96cmのテー
プを用意していて、実際に96cmのテープを2.4cm毎に切ると何個に分かれるか
を子供たちにやらせて、確認させる。
 どの子も40個になるのが確認できるのだが、ここからがまた面白い。
 どうして、自分は 4 や 0.4 という答を出してしまったのか、子供たちは納
得がいかない。それを考えさせる。
 それ以前の授業で小数のかけ算をちゃんとやって小数のかけ算ができるよう
になっていた子ほど、2.4を10倍してしまって罠にはまっているんだね。
 その辺をcmからmmにして考えさせたり(つまり、両方を10倍することに相当)、
実に懇切丁寧に教えている。
 ずっと納得できなかったある女の子が、最後には、「あ、わかった。そうい
うことか」とつぶやき、静かに何度かうなずいた瞬間は、非常に感動的だった。
 学ぶ喜び、教える喜びがはじけた瞬間だ。

 ウェブでのフォロー
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/mail/enq-06-1126.html
諏訪友美先生Q&A
もいいね。
 こういうレベルの高い授業が全国に広がるようにするのが、教育の基本。そ
のための教育基本法であり、放送法だろう。
 民放には望むべくもないが、やはり、NHKの作り、NHK教育テレビの作りは丁
寧だね。
 こういう教師がいて、それを報道する丁寧な作りができる番組製作者がいる
間は、まだこの国にも希望があるんじゃないか。

ブラック・ショールズの公式2006年12月07日 00時05分41秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676#c983020
にささはらさんのコメントがあるが、これ、おれにはささはらさんのコメント
のほうが的外れに思えるんだけど。

> ブラック・ショールズの公式はオプション価格を求めるものです。

 これは当たり前ですよね。ぼくもその前提で書いているし、当然
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/ref=nosim
高安秀樹著「経済物理学の発見」
の高安さんだって、その前提で書いています。ぼくは、どこかで現物価格を求
める式だと書いていましたか? だれも混同してないと思うけれど。

 ブラック・ショールズのモデルでは、価格変動の分布を正規分布だと仮定しま
したよね。数学素人の考えだと、そうしないと偏微分方程式の解析解、すなわ
ちオプションの価格を求める公式が得られないから、仕方なかったんでしょう。
 それで、変動を表わす確率微分方程式の中でも、正規分布を想定するウィー
ナー過程(いわゆるブラウン運動をする確率過程)が解になる線形のもの、その
中でも幾何線形確率微分方程式というものが、現実の価格変動に近いというの
で、それを使ったそうですが。
 でも、昔と違っていまはコンピュータとネットワークの力が桁違いに向上し
ている。それで、ティック単位で為替レートの変動を調べてみたら、ブラック・
ショールズが仮定したモデルは現実には合ってないという現場の声通り、やは
り、(仕方なく)仮定した正規分布ではなく、冪(べき)分布(以下、ベキ分布)だ
ったと。
 金融工学の限界といわれてきた話は、ざっとこういう話でしょう?

 いま、部屋を探したら、「経済物理学の発見」が意外と手前にころがってい
たので、持ってきて「正規分布の限界」の辺りなど該当部分など2年ぶりくら
いで再読しました。
 同書94ページから引用すると、
--- ここから ---
金融工学で中心的な役割を担っているブラック・ショールズのオプションの公
式は、ノーベル賞の対象となり有名ですが、市場の変動を単純な確率モデルで
近似して捉えられるのは、この95%の小さなゆらぎの部分だけです。一番大事
な大きな変動の部分(中村注: 残りのたったの5%くらいの小さな部分であって
も全体に大きな影響を与えるのがベキ分布)をすっぽり無視してしまっている
ことになりますから、金融の現場では、この公式をそのまま使っている人はい
ません。リスクを過小評価することになっているからです。しかし、公式は便
利なので、公式の形はそのまま使い、式の中に入れる標準偏差の値を自分なり
の経験に基づいて修正して使用している場合が多いようです。
--- ここまで ---
 97ページから、
--- ここから ---
このように、オプションの適正価格の計算のためには、将来の市場価格の変位
の分布に関する情報が不可欠です。
 金融工学の問題点は、これまで何度も述べたように、肝心の将来の確率を計
算するところで、現実のデータとは性質が違うことに目をつぶり、計算が簡単
な数理モデルを使って、数学的にきれいな公式にしてしまっていることです。
一言で言えば、大きなリスクが発生する確率を非常に小さく見積もってしまっ
ているため、オプションの価格を安すぎる価格に見積もってしまうことになる
わけです。
--- ここまで ---

 そういえば、昔、CAPMのベータ値を使っている奴なんていないという話も、
どこかで聞いたか読んだかしましたね。
 じゃ、これらが無意味かといえば、理想モデルの理論は基礎としての価値は
ちゃんとあるわけで、たとえば、ブラック・ショールズの理論の場合、核心は、
ささはらさんがいうように、リスク中立な確率によって価格変動に関係なくオ
プション価格が決まるってことでしょう。それで、実際に公式を求めるときに
使ったモデルが間違っていたとはいえるけど、理論の核心が間違っているとい
うのは、間違いだと思いますね。
 だから、いろんなモデルが考えられ、もっといい公式はないかと研究された
けど、いまのところブラック・ショールズのオプション価格を求める公式ほど
簡便なものがないので、みんなとりあえず形だけは使っているという話ですよ
ね。おれの理解はそういう理解。
 ブラック・ショールズの公式一発でびしっと現実が計算可能みたいなことを
吹聴する奴がいたら、そいつは「あるある」や「みのもんた」のフードファデ
ィズムみたいに犯罪的なわけだし、それを信じるほうもどうかしてますよね。\(^O^)/
 金融工学って、明日の株価がわかる魔法の技術みたいに思う人っているらし
いですね。そんなのがわかるのは、おれくらい霊位が高い霊能力者だけ。\(^O^)/
 そんなの信じる奴がいるんなら、IP電話詐欺の近未來通信みたいに、近未來
トレードという詐欺会社作りましょうか。\(^O^)/
 最新金融工学、ブラック・ショールズで近未來のことなら、為替、株価、競
馬、何でもビシバシステムで予測的中。\(^O^)/
 ビシバシステムなんて覚えてる奴、いないと思うけど。^^;

 それはともかく、本書には、どこにも、ウィーナー過程とか、幾何線形確率
微分方程式なんて言葉はないな。おれ、どこから仕入れたんだろう。数理科学
の別冊のほうからかな。まさか、おれって、天才だろうか。\(^O^)/
 お前、天才どころか、この前、大嘘書いているじゃん。
 どこ?
 経済物理学が、ベキ分布を発見したなどと書いていたが、「経済物理学の発
見」を読むと話が逆だぞ。
 あ、ほんとだ。すっかり忘れてる。ミイラ取りがミイラになったみたい。^^;
 訂正します。
 価格変動がベキ分布であることは、フラクタルという概念を提唱したマンデ
ルブロが1960年代に発見していると書いてあります。というか、マンデルブロ
は、価格変動を調べたからこそ、どんなスケールでも似た構造が出てくるフラ
クタル性やベキ分布を発見できたんですね。
 本書で経済物理学が発見したと書いてあるのは、ディーラーたちが過去3分
間しかみてないこと、1日のうち5%くらい裁定機会が発生していること。と
きには10分(為替ディーラーが一仕事するには十分な時間)にも及ぶ裁定機会が
あることなどです。
 こういうのを知ると、為替レートの変動をティック単位で観測できない世界
は、天文学でいえば解像度が非常に低い望遠鏡でみた世界、顕微鏡でいえば光
学顕微鏡の倍率が大したことない世界。しかし、いまや、すばるやハッブルみ
たいな望遠鏡だったり、電子顕微鏡、走査型トンネル顕微鏡(STM)や原子間力
顕微鏡(AFM)で観測できるような世界になってきた気がするんですよね。
 為替レートでそんな面白いものが発見できたなら、リアルタイムGDP計画を
ぶち上げて、GDPも調べてみたいと思うでしょう? 経済学者って、思わない
の?
 なんなら、代わりにおれが、安倍ちゃんに言っとこうか。\(^O^)/
 「安倍ちゃん、後世に名を残したいなら、リアルタイムGDP計画しかないよ。
やろうよ」って具合。安倍政権、最大の打ち上げ花火。\(^O^)/

 それにしても、フラクタル性やベキ分布の発見は、もう40年も前なんだ。そ
れでこの程度しか発展してないのか。
 日経サイエンスなどで、気候変動の論文やらを読んでいると、地球人、残さ
れた時間はあまりないと思うんだけど。
 おれの予想では、2100年、人類、死滅しているんじゃないか。^^; まあ、お
れは死んでるから、どっちでもいいけど。\(^O^)/
 とにかく進化、進展のテンポが遅い。中性子星のチーラたちを見習え。\(^O^)/
 なんのことかは、以前も書いたとは思うが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150104689/showshotcorne-22/ref=nosim
ロバート L.フォワード著、山高昭訳「竜の卵」 (文庫)
を読めばわかります。

 すっかり忘れていたけど、「経済物理学の発見」には面白いエピソードが書
いてあります。
 マンデルブロは、数学者、物理学者、経済学者、数理生物学などいろいろ呼
ばれていたけれど、高安さんが、マンデルブロに直接、1つを選ぶとしたら何
学者と名乗るか訊いたら、「経済学者」だったそうです。すごーい。経済学者、
偉いじゃん。\(^O^)/
 「」付きというのが、意味深かもしれないけど。^^;

 それから、お前、経済現象って、量子ゆらぎが日常的にある世界みたいなこ
と書いてたが、本書には、相転移のゆらぎで説明できるんじゃないかと書いて
あるね。
 ほんとだ、すっかり忘れてる。

 それと、ノーベル賞をとった朝永振一郎先生の「くりこみ」の話が出てくる。
 こんな話も書いてあったんだ。忘れているなあ。
 今日は時間があるから、ちょっと書いておくか。
 はいはい。じゃ、もう1つのコメント片付けてからね。

伊藤清先生2006年12月07日 00時13分47秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676#c971210
 ponさんの
>> ブラック・ショールズ式
>伊藤清さんの業績が・・・・

というコメントもよくわからない。伊藤先生の名前を入れて、ブラック・ショ
ールズ・伊藤式とでもしないといけないということ? もう一人入れるんだっ
たら、マートンを入れて、ブラック・ショールズ・マートン式のほうが妥当じ
ゃないですか?
 入ってないといって、伊藤先生の業績にケチがつくわけじゃないと思うけど。
 金融工学の教科書だと、必ず、伊藤のレンマ(補題)や伊藤の公式など出てい
るわけですし。

 ついでといってはなんだが、ずっと書こうと思ってメモはとってた伊藤先生
のことも書いておこう。
 伊藤先生の名前を知ったのは、何年か前に、デリバティブ、金融工学といっ
た世界はすごく高度な数学を使うと、新聞やらに書いてあるので、どの程度難
しいのかなと思って、たまたま本屋で目にした
http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200003.htm
三浦良造著「臨時別冊・数理科学 SGCライブラリ6 デリバティブの数理」(サ
イエンス社)を買って読んだときです(いま、みたら、もうこれ品切れになって
ますね。アマゾンにもない)。
 これで、確率微積分なんて分野があるのも初めて知ったくらい。
 オプションの価格を求める話って、物理学の奇跡の年、1905年にアインシュ
タインが発表したブラウン運動の話がベースになってるのかとか、その5年前
の1900年には、フランスのバシェリエー(この別冊における表記))という人が、
もうブラウン運動をファイナンスに応用していたのかなどを知った。
 そうそう、誰かが教えてくれたか、どこかで読んで、熱伝導の偏微分方程式
って、ブラック・ショールズの偏微分方程式と形が同じなんですってね。
 それを知って、「ああ、熱の伝導って、ブラウン運動なんだ」と、すごく納
得した覚えがある。
 物理をやった人なら、ブラウン運動から熱伝導の話は直線的だろうが、無知
なおれは、ブラウン運動からブラック・ショールズを経て初めて熱伝導がブラ
ウン運動と知ったんだもんね。\(^O^)/ 遠回りだよなあ。
 考えてみれば、熱伝導って、エネルギーが拡散していく感じだもん。ブラウ
ン運動か。そうかそうか。いやあ、すごく、頭がよくなった気がする。\(^O^)/
 脱線して、ググったら出てきた、
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5174/indexb.html
ブラウン運動
は、面白いね。
 粘性が出てて思い出した。今年のどれかの日経サイエンスの冒頭のトピック
コーナーだったと思うが、ブラウン運動のモデルはちょっと修正が必要になっ
たという話があったと思う。非常に精密な観測をしたら、いまの理論モデルと
は合わないところがあるらしいです。原因は粘性の扱いらしいですけど。

 ブラウン運動ついでに、かつてのキリン・シーグラムが売り出したウイスキ
ーで、ロバート・ブラウンってありましたよね。あ、いまもキリンから出てま
すね。あれ、ブラウン運動を発見したロバート・ブラウンにちなんだネーミン
グなんでしょうか。誰か、知ってますか?

 話を戻すと、マルチンゲールやエキゾチックスなど言葉も面白いですよね。
でも、この別冊では伊藤清というフルネームは出てないのだ。
 その後、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603485/showshotcorne-22/ref=nosim
東谷暁「エコノミストは信用できるか」
を紹介したとき、英-Ranさんからメールをもらい(2004/01/12)、テレビ東京の
WBSに出ていた経済学者の伊藤元重は昔いい業績があるなど書いてあって、お
れは、ひょっとして、前述「デリバティブの数理」に出てくる伊藤とは、伊藤
元重のことなのか。コアラだとばっかり思っていたら、金融理論の中核に位置
する分野を開拓した数学の大家だったのか。おみそれしました。\(^O^)/な
どと思って、当時、あれこれ検索したら、
http://www.brl.ntt.co.jp/people/shiraki/paper/SDE.txt
コーヒーブレーク欄「私のすすめるこの一冊」に掲載
があった。これで、初めて、フルネームが伊藤清であることがわかった。そし
て、これ、書き出しが象徴的。
「アタマのいい方の伊藤のことかね?」
だもんね。アタマのいい方の伊藤が伊藤清であることは自明だが、だとすると
伊藤元重はどうなるかなどと思ったし、おれの知り合いの伊藤なんてどうなる
んだ。\(^O^)/
 おれなんか、どうなるの?
 お前、苗字、伊藤じゃないじゃん。\(^O^)/
 じゃ、やっぱ、バカなんだ(泣)。\(^O^)/

 脱線すると、もう5年くらい前のWBSって、竹中平蔵や伊藤元重が出ていて
すごいキャスティングだと思った。キャラが濃いーーーーーーーい奴ばっかだ
ったもん。
 1年以上前?から書きかけてほったらかしのもので、もうまとめることはな
いと思うので、そこから一部。
--- ここから ---
 おれが経済学に興味をもったのは、4年か5年前だろう。当時は、やれ、IT
バブルがどうのとか、デフレがどうのとか、テレビでも雑誌でも経済のことが
にぎやかだった。
 そのとき、たとえば、テレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)やテ
レ朝のサンデープロジェクトなどにも、経済学者やエコノミストという連中が
レギュラーで出てきて、あれこれいう。
 ところが、言ってることがなんじゃこりゃ。競馬の予想屋のほうがもっとま
ともじゃないかと思えるようなことばっかりいうんだよね。競馬の予想屋はあ
れはあれですごい世界があるんですけど、割愛。
 ともあれ、ひょっとして経済学者って、バカばっかり? いやいや、テレビ
に出てくるような経済学者がバカ? いやいや経済学そのものがバカ学問?
 なんにせよ、理系の学問や理系の連中に比べると、いってることもやってる
こともレベル低いなあ、こいつらなどと、いろんなことが疑問に思えるように
なったわけ。

 中でも、WBSを観るようになったときは感動した。このキャスティングはす
ごいと。
 どこの事務所の芸人さん?と本気で思ったもん。\(^O^)/
 そしたら、経済学部教授なんて肩書きがついてて、東大、慶大、早大とかな
んだよね、所属事務所が。\(^O^)/
 所属事務所かよ。
 そう、彼ら芸人さんの所属事務所。\(^O^)/
 バカだな、お前。所属事務所じゃないだろ。東京大学経済学部教授伊藤元重
などという全体が芸名なんだよ。\(^O^)/
 ま、なんにせよ、斎藤精一郎は、スターウォーズのジャバ・ザ・ハットだし、
竹中平蔵はミニラだし、中谷巌はネバーエンディングストーリーだっけ、あの
岩石の怪物だし、伊藤元重はコアラだし、ロバート・フェルドマンはダチョウ
かハゲタカだし。\(^O^)/
 植草一秀はお公家さんか三蔵法師などの坊さんを連想したが、後に手鏡覗き
わいせつ事件でミラーマンであることが判明しましたね。\(^O^)/
 まあ、それでも唯一、人間のキャラですね。\(^O^)/
 ともかくですね、よくもまあ、映画や小説に出てきたり、動物園にいるよう
なこんなキャラがずらり揃ったもんだと。
 WBSのキャスティング力はすごい!\(^O^)/
 これを供給できる日本の経済学界はすごい!\(^O^)/
 生ける鳥獣戯画。\(^O^)/
 マジ、感動しましたね。\(^O^)/
 ところが芸人のくせに、連中が話すことは、お笑い芸人ほどは面白くない。^^;
 なにしろ話の内容が、競馬の予想屋レベルだし、しかも競馬の予想屋よりつ
まらない。経済学などと学問を名乗ってるんだったら、せめて競馬の井崎脩五
郎くらいの芸はほしい。それが当時、そしてもいまも変わらぬ率直な感想。
 それから、雑誌にも経済学者のほかにエコノミストや経済アナリストと称す
る連中が登場していたでしょ。どれも読んでも文学の世界で大したことない。
\(^O^)/
 この連中が書いた単行本は、日本経済大崩壊!みたいなのばかりで、中身は
富士山大爆発とかノストラダムスの大予言とか細木数子の占い本と一緒だもん
ね。\(^O^)/

 そんなこんなで、こりゃ、経済学って相当にひどいんじゃないかと。\(^O^)/
 もしそんなにレベルが低くて、あいつら程度のことを適当に書いたりしゃべ
ったりするくらいなら、おれだってできるんじゃないか。\(^O^)/
 まあ、あとは大学教授の肩書きがあればいいな。
 九大だったら、コンピュータサイエンスと生命情報科学の教授の椅子はいつ
でも空けてあるといわれているし、ついでに経済学部の教授にもなるか。
 お前、その話、中洲で、お姉ちゃんに、モテようとして言ってる嘘八百だろ
う。
 す、すみません。中洲産業大学経済学部教授にしておきます。\(^O^)/
 じゃあ、ちょっと経済学勉強してみようと(爆笑)。

 実は、スティグリッツの教科書を読む前に、数理科学の別冊でデリバティブ
の解説を買ったりはした(この話は別の機会に)。でも、いきなりデリバティブ
から入るより、独学なら独学で正統派と思えるところから入ってみようと思っ
たわけ。
--- ここまで ---

ってことで、スティグリッツ経済学(当時は第2版)の3部作を買って読みはじ
めたわけです。なにせ、3部作で、たった、1チンポなんだもんね。
 いま、チンポ本位制でググったら、
「世界広しといえども、円広志。(Copyright (c) Shozaburo Nakamura)」\(^O^)/
「案ずるよりも、横山やすし。(Copyright (c) Shozaburo Nakamura)」\(^O^)/
 おれだけじゃん、地球でチンポ本位制って言葉を使っているの。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/20/334280
標題: ちょっと気になる本の続きと、SICPのことも再論
と、その元になったホットコーナーのウェブにあるだけ。俺様のオリジナルホ
ールドだな。

 いま、WBSはキャラが薄い人ばかりでつまらないもんね。だから、観なくな
って、テレ朝のQさまなど観てるもん。\(^O^)/
 あの嘘温泉と水泳高飛び込みが好きです。^^;
 そうじゃないと、囲碁・将棋チャンネル。^^;

 さて、脱線から戻る。
 今年、伊藤先生はめでたく第1回ガウス賞を受賞なさってます。
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/08/22/1525255&from=rss
伊藤清・京都大名誉教授、第1回ガウス賞を受賞
をどうぞ。
 栄えある第1回の受賞は、ponさん流にいうと、オプションの価格式に名前
が入ってないから、その補償ということなのかも。^^;

日経サイエンス、朝永振一郎生誕100周年記念号2006年12月07日 00時14分54秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 書こうと思って忙しくて書けなかったけど、さっき、思い出したので、勢い
で。
 朝永先生と「くりこみ」については、もう2号前になるけど
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/item.php?did=55611
日経サイエンス2006年11月号
が、朝永振一郎生誕100周年記念号です。
 「くりこみ」の話もあるんだけど、爆笑だったのは、この前ノーベル賞をと
った小柴昌俊先生の
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0611/koshiba.html
朝永先生に酒を学んだ30年

 まぁたまた、小柴さん、ウケようと思って、こんなタイトルつけやがって。
 などと思って読んだら、ほんとに、酒のことしか書いてない。\(^O^)/
 上記、リンクにある冒頭部分の抜粋にもあるけど、お二人が初めて出会うの
が防空壕なんですね。時代ですよねえ。
 物理を志してるのに、朝永先生の名前を全然知らないのも、なんだか、小柴
さんらしい気もするし。^^;

 以後、何かといえば酒を飲む間柄になる。でも、物理の話はしなかったらし
い。そして、とても書けないような話はしていたらしい。おそらく、墓場まで
もっていく類の話なんだろうね。
 酒の話しか書かない小柴さんも小柴さんなら、朝永さんも朝永さん。
 ある教え子の結婚式のスピーチで、新郎には物理を教えたが、小柴君には酒
しか教えていませんなどと話してるんだもんね。
 ほんとにそうだったんだろうね。そういう二人がノーベル賞だもんね。
 大成するには、こういうある種の鈍さ、大陸的な大らかさが必要なんだろう
なと思いましたね。

長尾真先生と今昔物語2006年12月09日 05時13分29秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/
高安秀樹著「経済物理学の発見」
をこの前再読したときに、フラクタルのマンデルブロ先生が日本国最小、お、
すごい誤変換、日本国際賞を受賞したことが書いてあって、それで、もう何ヵ
月も前だけど、放送大学で自然言語処理と画像処理の先駆者であり権威である
長尾真先生の受賞講演をやっていたのを思い出した。
 歴代受賞者は、
http://www.japanprize.jp/kako_j.htm
「日本国際賞」 歴代受賞者
をみてください。すごい人たちがずらりです。
 長尾先生の講演は、機械翻訳の初期からどういう研究をやってきたかという
話だったが、いま流行の統計的翻訳につながったんだろうなと思った先駆的な
話もあった。
 統計的翻訳については、今年の日経サイエンスにも出ていて、記事のほんの
一部だけなら、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0607/translate.html
G. スティックス(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)「ここまできた機械翻訳」
で読めます。Googleの翻訳手法も、この統計的翻訳処理なんですよね。
 で、長尾先生は電子図書館の話もなさって、講演の最後に京都大学の附属図
書館が所蔵する国宝の今昔物語を電子化したものをみせておられたんですが、
これ、我々も観ることができる。
http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/konjaku/kj_top.html
京都大学附属図書館 国宝今昔物語
をどうぞ。
 そもそも今昔物語が京都大学にあることすら知らなかったが、こういうのが
自宅にいながらにして観られるのは、いい世の中になったよなあ。
 中でも、マウスを動かすと周辺の翻刻テキストが透けて表示される透過イン
タフェース版(ガラス・ビュー)というのは、なかなかのアイデアと大変な労
作ですよね。

はやぶさ、がんばれ!2006年12月09日 05時14分04秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 小惑星イトカワに行ってサンプルを収集できたはずの探査機はやぶさですが、
ご存知の通り、死にかけていて地球に戻ってこられるかどうか予断は許しませ
ん。
 でも、なんとか、地球帰還に向けて準備に入ったそうです。
 それと、はやぶさ2という次の計画もあるそうです。
 しかし、予算がつかないかもしれないんだって。アメリカもはやぶさに刺戟
されて似たような計画をぶち上げているそうだから、予算がつかないと、負け
ちゃいますね。
 安倍ちゃん、天の声で、予算つけてくれ。\(^O^)/
 詳しくは、
http://www.asahi.com/science/news/TKY200612020308.html
小惑星探査機「はやぶさ」、地球帰還準備が本格化
http://slashdot.jp/science/06/12/01/1653255.shtml
「はやぶさ」プロジェクトサイトが「はやぶさ2」の来期予算計上を強く訴え

http://slashdot.jp/science/06/12/03/2354232.shtml
小惑星探査機「はやぶさ」が帰り支度
をどうぞ。

 上記スラドJを読んで知ったけど、DSN(深宇宙ネットワーク)という通信設備
が整ってないと、大変なんですね。無駄な道路なんか作ってる金があったら、
回せっての。
 道路特定財源の一般財源化問題。小泉のやった中途半端な改革のせいもあっ
て、自民党道路族と国土交通省の官僚からは、勝った勝ったの高笑いが聞こえ
ているそうだ。
 おれは、一般財源化する必要なしという意見。必要な道路のために使えでい
い。
 そして必要な道路とは、地上の道路ではなく宇宙の道路である。よって、も
う地上の道路は不要。宇宙開発に全部つぎ込むべし。\(^O^)/

 とにかく、はやぶさ、生きて帰ってきてくれ。

 なお、はやぶさについては、これまでも何度も書いていますが、検索するに
は、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/
に行って、Googleの検索窓があるので、iiyu.asablo.jpのラジオボタンをクリ
ックして選択しておいてから、検索キーワードに はやぶさ を入れると、検
索できます。
 www.asahi-net.or.jpは、ASAHIネット内にあるぼく以外のウェブページもひ
っかかるので、ブログのiiyu.asablo.jpを選んで検索したほうがいいです。