GoogleのAI challengeで、Lisperが優勝\(^O^)/ ― 2011年01月13日 06時08分25秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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Franz社のメールで知ったが、GoogleのAI challengeで、Lispで書いたプロ
グラムが優勝してますね。書いたのはMelisさんは当然Lisperです。
Lispは、AI(人工知能)のための言語として長く使われてきたから、負けるわ
けがないし、負けるわけにはいかなかったということでしょうか。
優勝したMelisさんとやり取りできるウェブセミナーがあるそうな。
http://www.franz.com/services/conferences_seminars/webinar_1-20-11.lhtml
Free Webinar: Gabor Melis- Google AI Contest Winner - Conversation and
Presentation
http://ai-contest.com/rankings.php
Google AI Challenge: Final Rankings
http://www.zdnet.com/blog/burnette/hungarian-lisp-developer-walks-away-with-google-ai-contest/2131
Hungarian Lisp developer walks away with Google AI contest
http://semanticweb.com/lisp-bot-wins-google-ai-challenge-will-lisp-win-in-the-semantic-web-too_b17012
Lisp Bot Wins Google AI Challenge - Will Lisp Win in the Semantic Web,
Too?
http://www.zdnet.com/blog/burnette/its-youth-vs-experience-in-the-google-ai-challenge-and-the-kids-are-winning/2123?tag=mantle_skin;content
It's youth vs. experience in the Google AI challenge, and the kids are winning
優勝者のMelisさんが勤めている会社というのが、
http://ravenpack.com/
RavenPack
やってることを読んでみたら、ここ、大量のニュースを解析して、株の売り
買いのヒントを出すソフトとサービスを売り物にしているのね。
人間の株のアナリストが、しこしこニュースを読んで判断するより、コン
ピュータなら、何百ものニュースソースからはるかに大量のニュースを読んで、
ミリ秒で判断できるし、しかも高確率で予測が当たるといってますね。
以前書いたように、生命科学の世界では、論文やデータが量産されすぎて、
もう人間が論文を読んでいる暇がない。たとえば、勝間和代や弾さん(小飼弾)
が、月に100冊、500冊の本を読むといっても、それじゃ、遅すぎて使い物にな
らない。だから、コンピュータが読んでいる。
それと同じ事を、株、金融の世界でやってるのね。
これも、テキストマイニング、データマイニングの世界。そして、大量のデ
ータから分析してみると、専門家の職人の直感やスキルをコンピュータが凌駕
してしまうことがあるという絶対計算の世界にも思えますね。
こうやって、これまで人間の知的生産、知的能力の分野と思われているとこ
ろも、どんどんコンピュータが進出して人間を置き換えてクビしていくわけです。
たとえば、将棋の世界もコンピュータ将棋の追い上げがすごいから、人間の
プロ棋士も大変だなあと思う。
しかし、プロ棋士は、コンピュータがプロ棋士に勝つようになっても、人間
の勝負をファンに見せることがに意味があるから存在価値があるが、企業や組
織のホワイトカラーは、これから、コスト削減でどんどんクビになるでしょうね。
工場労働者ブルーカラーが、機械やロボットに置き換えられてクビになった
ように。
たぶん、少々のスキルがあってもだめでしょうね。コンピュータに勝てる武器、
魅力がないと。カモリーマンなんて、すぐクビ。
でも、勝てないと思った連中が、ラッダイト運動を起こしたりして。
Lispを勉強したい人は、本のリストを作っている時間がないので、上の検索
窓で「Lisp」や「Common Lisp」や「Scheme」で検索してください。
今回のようなケースだと、Franz社のAllegro Common LispやCLISPといった
Common Lispが使われることが多いので、「Common Lisp」で検索してみてくだ
さい。
あ、Schemeは、昨日書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/12/5634305
Scheme本、How to Design Programs: An Introduction to Programming and
Computing
が参考になるでしょう。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/01/3727989
「グーグル化」でヒトはバカになる
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/06/5625827
テキストマイニング、オライリー・ジャパンの入門自然言語処理
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/24/4966890
行動ゲーム理論入門、数学が経済を動かす(ドイツ企業篇)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/09/5630362
折り紙の算数、数学、数理、折り紙工学、一刀切り問題
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/06/16/5165608
高校生からのゲーム理論。行動経済学、これからの「正義」の話も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/13/4944017
自己啓発の嘘を暴く!? リチャード・ワイズマン「その科学が成功を決める」
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Franz社のメールで知ったが、GoogleのAI challengeで、Lispで書いたプロ
グラムが優勝してますね。書いたのはMelisさんは当然Lisperです。
Lispは、AI(人工知能)のための言語として長く使われてきたから、負けるわ
けがないし、負けるわけにはいかなかったということでしょうか。
優勝したMelisさんとやり取りできるウェブセミナーがあるそうな。
http://www.franz.com/services/conferences_seminars/webinar_1-20-11.lhtml
Free Webinar: Gabor Melis- Google AI Contest Winner - Conversation and
Presentation
http://ai-contest.com/rankings.php
Google AI Challenge: Final Rankings
http://www.zdnet.com/blog/burnette/hungarian-lisp-developer-walks-away-with-google-ai-contest/2131
Hungarian Lisp developer walks away with Google AI contest
http://semanticweb.com/lisp-bot-wins-google-ai-challenge-will-lisp-win-in-the-semantic-web-too_b17012
Lisp Bot Wins Google AI Challenge - Will Lisp Win in the Semantic Web,
Too?
http://www.zdnet.com/blog/burnette/its-youth-vs-experience-in-the-google-ai-challenge-and-the-kids-are-winning/2123?tag=mantle_skin;content
It's youth vs. experience in the Google AI challenge, and the kids are winning
優勝者のMelisさんが勤めている会社というのが、
http://ravenpack.com/
RavenPack
やってることを読んでみたら、ここ、大量のニュースを解析して、株の売り
買いのヒントを出すソフトとサービスを売り物にしているのね。
人間の株のアナリストが、しこしこニュースを読んで判断するより、コン
ピュータなら、何百ものニュースソースからはるかに大量のニュースを読んで、
ミリ秒で判断できるし、しかも高確率で予測が当たるといってますね。
以前書いたように、生命科学の世界では、論文やデータが量産されすぎて、
もう人間が論文を読んでいる暇がない。たとえば、勝間和代や弾さん(小飼弾)
が、月に100冊、500冊の本を読むといっても、それじゃ、遅すぎて使い物にな
らない。だから、コンピュータが読んでいる。
それと同じ事を、株、金融の世界でやってるのね。
これも、テキストマイニング、データマイニングの世界。そして、大量のデ
ータから分析してみると、専門家の職人の直感やスキルをコンピュータが凌駕
してしまうことがあるという絶対計算の世界にも思えますね。
こうやって、これまで人間の知的生産、知的能力の分野と思われているとこ
ろも、どんどんコンピュータが進出して人間を置き換えてクビしていくわけです。
たとえば、将棋の世界もコンピュータ将棋の追い上げがすごいから、人間の
プロ棋士も大変だなあと思う。
しかし、プロ棋士は、コンピュータがプロ棋士に勝つようになっても、人間
の勝負をファンに見せることがに意味があるから存在価値があるが、企業や組
織のホワイトカラーは、これから、コスト削減でどんどんクビになるでしょうね。
工場労働者ブルーカラーが、機械やロボットに置き換えられてクビになった
ように。
たぶん、少々のスキルがあってもだめでしょうね。コンピュータに勝てる武器、
魅力がないと。カモリーマンなんて、すぐクビ。
でも、勝てないと思った連中が、ラッダイト運動を起こしたりして。
Lispを勉強したい人は、本のリストを作っている時間がないので、上の検索
窓で「Lisp」や「Common Lisp」や「Scheme」で検索してください。
今回のようなケースだと、Franz社のAllegro Common LispやCLISPといった
Common Lispが使われることが多いので、「Common Lisp」で検索してみてくだ
さい。
あ、Schemeは、昨日書いた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/12/5634305
Scheme本、How to Design Programs: An Introduction to Programming and
Computing
が参考になるでしょう。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/01/3727989
「グーグル化」でヒトはバカになる
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/06/5625827
テキストマイニング、オライリー・ジャパンの入門自然言語処理
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/24/4966890
行動ゲーム理論入門、数学が経済を動かす(ドイツ企業篇)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/09/5630362
折り紙の算数、数学、数理、折り紙工学、一刀切り問題
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/06/16/5165608
高校生からのゲーム理論。行動経済学、これからの「正義」の話も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/13/4944017
自己啓発の嘘を暴く!? リチャード・ワイズマン「その科学が成功を決める」
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年02月17日 06時29分49秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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タイトル長くなりすぎたなあ。まあ、よい。
2011/02/13の月曜日に
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タイトル長くなりすぎたなあ。まあ、よい。
2011/02/13の月曜日に
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年11月28日 05時31分30秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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お買い上げありがとうございます。なものや、翻訳が出たのに気づ
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お買い上げありがとうございます。なものや、翻訳が出たのに気づ
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