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祝、埼玉西武ライオンズ優勝2008年11月11日 08時41分55秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 プロ野球の日本シリーズ第7戦。片岡の足でもぎ取った1点は、野球の怖さ、
醍醐味でしたね。大一番の終盤で、ノーヒットで同点ですもんね。
 かつて、読売ジャイアンツ相手のLG対決日本シリーズで、辻選手が披露した
好走塁を彷彿させる点の取り方。片岡の足も、これも辻の好走塁と同様、日本
シリーズの歴史的な1点として、長く語り継がれるように思います。
 何より、ホームランで点が取れる打撃のチームというイメージの中で、ああ
いう点の取り方ができたところ、それも日本シリーズ第7戦の終盤かつ劣勢の
ときにできたところに、価値があります。
 長年のパ・リーグファン。いまは福岡ソフトバンクホークスファンでもあり
ますが、西鉄ライオンズからのパ・リーグファンでもあるので、やはり、ライ
オンズが日本一になるとうれしいです。

 ところで、就任1年目の渡辺の采配。短期決戦向きの見事な采配を披露しま
したね。第5戦で、ラミレスが激走で2ベースにして、それがきっかけに点が
入ったのに涌井を続投させました。短期決戦じゃ、見切りも早いほうがいいの
にと思ったけど、案の定、取り返しのつかない失点してしまいました。
 渡辺監督、短期決戦苦手かと思ったけれど、第6戦は開き直って、岸のリリ
ーフ。第7戦もリリーフも代打もがんがん行きましたね。
 WBCの日本代表監督は、渡辺監督が引き受けないといって、原監督になった
そうですが、日本シリーズの采配を見る限り、短期決戦の采配は渡辺監督のほ
うがよさそうですけどね。

グーグルは、ストリートビューの撮影で私道に勝手に入っている2008年11月11日 08時42分21秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 何かと問題視されるストリートビュー。
 いやあ、グーグル、ずさんですね。
 スラドJ経由で知ったけど、高木さんの
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081004.html
グーグル社曰く「撮影作業員は公道私道を区別するデータを持たずに走行して
いる」
をどうぞ。
 対応がいかにも外資。
 人事も予算も本社を握っていて日本法人は、トカゲのしっぽ。
 よって、こういう問い合わせで、公式見解を出せとか、判断しろと言われて
も、日本法人は何もできない。お茶を濁して、泣き寝入りさせるか、時間稼ぎ
するのがせいぜい。

参考:
http://slashdot.jp/security/comments.pl?sid=426171&cid=1452278
Re:個人情報保護法違反
は、ネット企業の体質ですね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/09/3899099
Googleマイマップで個人情報漏れまくり! 削除しても復活!

クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)2008年11月11日 08時43分05秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 週刊ダイヤモンドの定期購読をやめて、定期購読を始めたクーリエ・ジャポ
ン2008年12月号が送られてきました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001JNGB3W/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2008年12月号
 目次は、
http://moura.jp/scoop-e/courrier/
クーリエ・ジャポン
をどうぞ。
 ちょっと脱線。いま、サイトにいって、すごい話だと思ったのが、
http://blog.moura.jp/courrier_koga/2008/10/post-f1e9.html
ボーダータウンで何が起きている?
ですね。

 特集は、金融危機後の世界でした。いろいろあるんだけど、金融危機世界一
周の記事もよかった。各国の雑誌がどう報道しているか、集めたもの。
 ニューヨークのレズビアンバーが影響受けた話は、ネタの拾い方に感心。
 ここんとこ、ITと金融立国で調子がよかったのが、トンデモIT論を連発する
経済学者野口悠紀雄が熱弁をふるっていたアイルランド、そしてアイスランド
だけど、金融危機で大変。特にアイスランドは全銀行国有化などという国家的
な危機で、ロシアに接近したり、獅子てんや瀬戸わんや。そのアイスランドを
報じる記事の書き出しが印象に残った。
「アイスランドという国には、銀行と魚のどちらが先に存在したのか? 当然、
魚だ」
 いいねえ。
 アイスランドのデータセンターの話、書いてないね。草野君の結婚式の2次
会のときに、Ringのメンバーと話したことで、なんていう話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/23/3537111
西田圭介(著)「Googleを支える技術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
にちょろっとあって、書いてないねということも書いているのね。^^;
 野口さんがいう、「ITと金融がアイルランドの奇跡的な経済発展を支えた。
日本もそうなれ」という礼賛は、去年の暮れあたりからもうダメだったのでは
ないかという話を、5月に書こうと思ってたんだけど、もう半年も経ってる。

 特集以外にも面白い記事が多くて、楽しかった。
 日本人は日本人論が好きで、世界からどう見られているか非常に気にすると
は、昔からいわれていることですが、この雑誌には、世界の雑誌が日本をどう
報道しているかを集めた「世界が見たNIPPON」というコーナーがあります。
 その中に、ロシア人力士の大麻疑惑問題を、ロシアのアガニョークという雑
誌が報じた記事が掲載されていたけれど、思ったより冷静な記事でした。最近
のロシアの強気ぶりからして、てっきり、東京湾に放射能漏れを起こした原潜
を突入させるべしなどという論調かと思っていたから。^^;
 びっくりなのが、音楽CDが付いていたこと。これ、坂本龍一氏と民族音楽研
究家でキングレコードの民族音楽シリーズをプロデュースしている星川京児氏
の対談のところに、キングレコードの民族音楽シリーズのエッセンスを収録し
たCDが付いています。まだ、聴いてないけど、楽しみ。
 音楽でいえば、iPod普及で音楽が大音量になってつまらなくなっているとい
う記事もあった。iPodのイヤホンの再現音域が狭いので、結局、売るためには、
音量で勝負するしかなく、ダイナミックレンジの狭い音楽になって、つまらな
くなっているそうです。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001227/showshotcorne-22/
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか (単行本)
ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (翻訳)
や「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・ニコラス・タレブのインタビュー
もあった。タレブという人は、独特の世界観と生活習慣の持ち主なのね。面白
いなあ。
 なお、このインタビューでは、書名は「ブラック・スワン」ではなく「黒い
白鳥」となっています。
 この本、いま大学や大学院の経済関係で教えられている金融工学がいかにだ
めかという話で、マンデルブロの主張と通じるものがあるようですが、出たと
きの書評は、酷評が多かったそうです。それが、サブプライムローン問題が爆
発して、一気に絶賛の嵐になって世界的な大ベストセラーになったようですね。
もうすぐ、邦訳が出るそうですが。
 タレブ氏、不確実性の時代をいかに生きるかを語る思想家、哲学者として引
っ張りだこになって、次回作の前払い金は400万ドル以上、講演は1回6万ド
ルだそうです。

 昔のヨーロッパでは白鳥は白しかいないのが常識。しかし、世界に目を広げ
るとオーストラリアに黒い白鳥がいることがわかって、常識が覆されたという
話が出てきますが、それと関連する話。
 佐賀には白いカラスがいるんです。カチガラス、あるいはカササギと呼ばれ
るカラス。
 大学に入って、びっくりしたのが、佐賀の奴(ひょっとして馬場君?)が、カ
ラスをみて、「あの鳥、何?」なんていうから、「カラスだろ」というと、
「嘘。カラスは白いよ」などというので、こっちがびっくり。
 「嘘ばっかり言いやがって、白いカラスなんかいるわけねえだろう」などと
みんなから突っ込まれたと思うけど、ほんとにいて、びっくり。
 この話、どこかで書いた記憶があったけど、ウェブやブログの検索じゃ、出
てこなかった。jouwa/salonに書いただけで表に出してなかったのか。面倒な
ので、もう調べません。

http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka/bunka/bunkazai/katinew1.htm
カササギ (カチガラス)コーナー
をみて、またまたびっくりなのが、佐賀にしかないのかと思ったら、世界的に
はけっこう分布していて、北半球ではポピュラーな鳥なのね。カラスが黒いと
思ってる日本人のほうが、ひょっとしたら世界的には少数派なのかも。^^;

 なるほど、ここで正三郎は、クーリエ・ジャポンの記事から黒い白鳥の話を
拾って、それと類似した話題で白いカラスを出して、白いカラスが日本では珍
しくても実は北半球ではポピュラーだという話をして、世界に目を向ける話と、
世界の雑誌記事を集めて世界に目を向ける助けになっているクーリエ・ジャポ
ンとを、最後にちゃんと結びつけているわけね。そういう構想で、この文章は
書かれていたのか。なるほど、いつも「チンチン出したまま!」などというバ
カなことしか書いてないようにみえて、少しは考えてるじゃん。
 ってなことが、さっと読めるようになるのが、文学的な読解力。

 ほんとは、こんな種明かしをすると、わかってる人は白けるし、芸が臭くな
るからやらないほうがいいけど、勝間和代や弾さん(小飼弾)みたいに、ああい
うデータ処理的な読み方しかできない人が増えているみたいだからね。