日本に欠如する科学リテラシー、死ぬまでに学びたい5つの物理学、フロントランナー 挑戦する科学者、日本のカガク ― 2014年08月27日 10時06分26秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
いやあ、いちいち、ごもっともと思った。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140819/371343/?n_cid=nbptec_tecml&rt=nocnt
科学者の魂を探して
日本では科学を論じないしきたりがある
ニュートンもアインシュタインも、悟りを求めていた
片岡 義博=フリー編集者2014/08/22 00:00
http://www.amazon.co.jp/dp/4480016007
死ぬまでに学びたい5つの物理学 (筑摩選書) 単行本
山口 栄一 (著)
上記記事から。
--- ここから ---
当時の菅直人総理や内閣官房参与への就任が決まっていた日比野靖教授は、
RCIC(隔離時冷却系)が動いて何とか原子炉水位がプラスに保たれている間に、
すぐに海水注入をすべきだと提案しましたが、武黒一郎フェローをはじめ清水
正孝社長、勝俣恒久会長などの東電の経営陣は故意にそれを拒み続けました。
--- ここまで ---
出ました。武黒一郎フェロー、清水正孝社長、勝俣恒久会長。
みんな、いまは、天下って優雅に暮らしている?
福島第一原発事故の報道でも、STAP細胞問題の報道でも露呈したのは、テレ
ビ、新聞、雑誌を作っているマスコミ連中が、いかにレベルが低いか、科学リ
テラシーがないか。
そのせいで、福島や東北にいまだに風評加害(風評被害とはいわない)をやっ
ているバカがうじゃうじゃいる。STAP細胞でも、小保方さんをいぢめるなとい
う論調のバカがうじゃうじゃ。
さて、びっくりなのは、山口栄一さんは、福岡市生まれ。
情報省のスパイだ。\(^O^)/
関連書を挙げておこう。それと、TBSの夢の扉+も、科学や工学の研究者、
開発者たちの奮闘をよく採り上げるね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532520681/showshotcorne-22/
フロントランナー 挑戦する科学者 単行本
日経サイエンス編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532520649/showshotcorne-22/
茂木健一郎の科学の興奮 単行本(ソフトカバー)
茂木 健一郎 (著), 日経サイエンス編集部 (編集)
日本の科学を巡る諸問題を連載で。
http://toyokeizai.net/category/science
日本のカガク 連載目次
http://toyokeizai.net/articles/-/41087
なぜ科学に巨額な予算が必要になったのか
新しいビッグサイエンスの時代が到来
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年07月08日
http://toyokeizai.net/articles/-/43180
ビッグサイエンスを変えた"蓮舫ショック"
どのように予算措置を順位づけるか?
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年07月22日
http://toyokeizai.net/articles/-/44560
国家プロジェクトは500億円を境に国際化
ビッグサイエンスの成長戦略とは?
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年08月05日
http://toyokeizai.net/articles/-/45680
"役に立たない"基礎科学が大事なワケ
基礎研究、応用研究、開発研究の関係
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年08月19日
「蓮舫ショック」は大きかったね。
科学者たちがショックだったのは、こんなにも科学と技術で現代生活が成り
立っているのに、それを享受している一般人が、それも科学立国を標榜する日
本の民衆が、ほとんど科学研究の意義に無知だったこと。
ほかにも、数学なんて役に立たないというバカ親の言葉を真に受けて、数学
なんか勉強しないというバカな子供がいて、だから、将来、カモられる側にな
っちゃうんだよね。
プロの研究者レベルでなくても、科学的思考、論理的思考、数学的思考など
が身についていると、無駄も減り、だまされることも減り、お金も貯まり、地
位も上がるという得がいっぱいあるのにね。
「蓮舫ショック」がきっかけにはなったと思うが、一流の研究者が積極的に
新書で、その分野の入門書、啓蒙書を書いてくれて、それがベストセラーにな
ったりして、個人的には、うれしいことが多いんだけど。たとえば、村山斉さ
ん、大栗博司さんが代表例。それらの本は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/27/6993598
ニュートン別冊「現代物理学3大理論」。アインシュタインの相対性理論、量子論(量子力学)、超ひも理論(超弦理論)
をどうぞ。
おれも仕分けでタンパク3000の話が出たとき、バカだなと思ったことは、
以前、書いている。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/08/4864983
大腸菌はオープンソース\(^O^)/、事業仕分けほか、日経サイエンス2010年2月号のこと
--- ここから ---
おれ、テレビでちょろっと流れたので、バイオ、生命科学関係で、200億円
くらい使って、大した成果が出てないからといって、仕分け人の経済人らしき
人が、「民間企業で、200億円使って成果が出ないなんて許されない」などと
発言していたのを記憶している。
たぶん、タンパク3000プロジェクトのことだったと思うのね。
たとえていえば、200億円でタンパク質をわかろうなんて、200円持って銀座
の土地を全部ほしいといってるようなもんでしょ。
こいつバカだな。よし、人体実験に使って、内臓は売って、あとは、食料に
しろ!と思ったね。\(^O^)/
実に勝間和代的なバカですよね。頭の中にあるのは、短期の功利主義のみ。
それでいて、「イノベーションを起こせ」、それも「破壊的イノベーション
を起こせ」なんていうのよね、こういう連中。
イノベーション、それも破壊的イノベーションは、何の役にも立つかわから
ない基礎研究が元々あって、それが何10年か経って花開いて出てくるケース
が多いでしょ。
ノーベル賞を受賞した下村先生の蛍光タンパク質GFPも、医学、生物学、生
命科学に不可欠なもので、人類に非常に大きな恩恵をもたらしたけれど、研究
しているときは、下村先生もこんなに役立つとは全然考えてない。ひたすら、
知的好奇心と根性、根性、ど根性で研究しているんですよね。
下村先生は、日本には科学研究の金がないから、アメリカに渡って研究を続
けるわけです。それで発見したのが蛍光タンパク質GFP。
ほんとの国力、地力、底力はどこにあるかということですよ。
経済人に科学知識がなく、勝間和代的なバカで、頭の中にあるのは、短期の
功利主義のみという状況が続けば、日本経済の再生なんてないよね。
--- ここまで ---
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/07/08/7383029
日経サイエンス「フロントランナー 挑戦する科学者」、立花隆、岩田陽子「「正しく思考する」技術を磨く 立花隆の「宇宙教室」」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/08/4864983
大腸菌はオープンソース\(^O^)/、事業仕分けほか、日経サイエンス2010年2月号のこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/27/6993598
ニュートン別冊「現代物理学3大理論」。アインシュタインの相対性理論、量子論(量子力学)、超ひも理論(超弦理論)
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いやあ、いちいち、ごもっともと思った。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140819/371343/?n_cid=nbptec_tecml&rt=nocnt
科学者の魂を探して
日本では科学を論じないしきたりがある
ニュートンもアインシュタインも、悟りを求めていた
片岡 義博=フリー編集者2014/08/22 00:00
http://www.amazon.co.jp/dp/4480016007
死ぬまでに学びたい5つの物理学 (筑摩選書) 単行本
山口 栄一 (著)
上記記事から。
--- ここから ---
当時の菅直人総理や内閣官房参与への就任が決まっていた日比野靖教授は、
RCIC(隔離時冷却系)が動いて何とか原子炉水位がプラスに保たれている間に、
すぐに海水注入をすべきだと提案しましたが、武黒一郎フェローをはじめ清水
正孝社長、勝俣恒久会長などの東電の経営陣は故意にそれを拒み続けました。
--- ここまで ---
出ました。武黒一郎フェロー、清水正孝社長、勝俣恒久会長。
みんな、いまは、天下って優雅に暮らしている?
福島第一原発事故の報道でも、STAP細胞問題の報道でも露呈したのは、テレ
ビ、新聞、雑誌を作っているマスコミ連中が、いかにレベルが低いか、科学リ
テラシーがないか。
そのせいで、福島や東北にいまだに風評加害(風評被害とはいわない)をやっ
ているバカがうじゃうじゃいる。STAP細胞でも、小保方さんをいぢめるなとい
う論調のバカがうじゃうじゃ。
さて、びっくりなのは、山口栄一さんは、福岡市生まれ。
情報省のスパイだ。\(^O^)/
関連書を挙げておこう。それと、TBSの夢の扉+も、科学や工学の研究者、
開発者たちの奮闘をよく採り上げるね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532520681/showshotcorne-22/
フロントランナー 挑戦する科学者 単行本
日経サイエンス編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532520649/showshotcorne-22/
茂木健一郎の科学の興奮 単行本(ソフトカバー)
茂木 健一郎 (著), 日経サイエンス編集部 (編集)
日本の科学を巡る諸問題を連載で。
http://toyokeizai.net/category/science
日本のカガク 連載目次
http://toyokeizai.net/articles/-/41087
なぜ科学に巨額な予算が必要になったのか
新しいビッグサイエンスの時代が到来
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年07月08日
http://toyokeizai.net/articles/-/43180
ビッグサイエンスを変えた"蓮舫ショック"
どのように予算措置を順位づけるか?
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年07月22日
http://toyokeizai.net/articles/-/44560
国家プロジェクトは500億円を境に国際化
ビッグサイエンスの成長戦略とは?
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年08月05日
http://toyokeizai.net/articles/-/45680
"役に立たない"基礎科学が大事なワケ
基礎研究、応用研究、開発研究の関係
横山 広美 :東京大学大学院理学系研究科准教授 2014年08月19日
「蓮舫ショック」は大きかったね。
科学者たちがショックだったのは、こんなにも科学と技術で現代生活が成り
立っているのに、それを享受している一般人が、それも科学立国を標榜する日
本の民衆が、ほとんど科学研究の意義に無知だったこと。
ほかにも、数学なんて役に立たないというバカ親の言葉を真に受けて、数学
なんか勉強しないというバカな子供がいて、だから、将来、カモられる側にな
っちゃうんだよね。
プロの研究者レベルでなくても、科学的思考、論理的思考、数学的思考など
が身についていると、無駄も減り、だまされることも減り、お金も貯まり、地
位も上がるという得がいっぱいあるのにね。
「蓮舫ショック」がきっかけにはなったと思うが、一流の研究者が積極的に
新書で、その分野の入門書、啓蒙書を書いてくれて、それがベストセラーにな
ったりして、個人的には、うれしいことが多いんだけど。たとえば、村山斉さ
ん、大栗博司さんが代表例。それらの本は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/27/6993598
ニュートン別冊「現代物理学3大理論」。アインシュタインの相対性理論、量子論(量子力学)、超ひも理論(超弦理論)
をどうぞ。
おれも仕分けでタンパク3000の話が出たとき、バカだなと思ったことは、
以前、書いている。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/08/4864983
大腸菌はオープンソース\(^O^)/、事業仕分けほか、日経サイエンス2010年2月号のこと
--- ここから ---
おれ、テレビでちょろっと流れたので、バイオ、生命科学関係で、200億円
くらい使って、大した成果が出てないからといって、仕分け人の経済人らしき
人が、「民間企業で、200億円使って成果が出ないなんて許されない」などと
発言していたのを記憶している。
たぶん、タンパク3000プロジェクトのことだったと思うのね。
たとえていえば、200億円でタンパク質をわかろうなんて、200円持って銀座
の土地を全部ほしいといってるようなもんでしょ。
こいつバカだな。よし、人体実験に使って、内臓は売って、あとは、食料に
しろ!と思ったね。\(^O^)/
実に勝間和代的なバカですよね。頭の中にあるのは、短期の功利主義のみ。
それでいて、「イノベーションを起こせ」、それも「破壊的イノベーション
を起こせ」なんていうのよね、こういう連中。
イノベーション、それも破壊的イノベーションは、何の役にも立つかわから
ない基礎研究が元々あって、それが何10年か経って花開いて出てくるケース
が多いでしょ。
ノーベル賞を受賞した下村先生の蛍光タンパク質GFPも、医学、生物学、生
命科学に不可欠なもので、人類に非常に大きな恩恵をもたらしたけれど、研究
しているときは、下村先生もこんなに役立つとは全然考えてない。ひたすら、
知的好奇心と根性、根性、ど根性で研究しているんですよね。
下村先生は、日本には科学研究の金がないから、アメリカに渡って研究を続
けるわけです。それで発見したのが蛍光タンパク質GFP。
ほんとの国力、地力、底力はどこにあるかということですよ。
経済人に科学知識がなく、勝間和代的なバカで、頭の中にあるのは、短期の
功利主義のみという状況が続けば、日本経済の再生なんてないよね。
--- ここまで ---
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/07/08/7383029
日経サイエンス「フロントランナー 挑戦する科学者」、立花隆、岩田陽子「「正しく思考する」技術を磨く 立花隆の「宇宙教室」」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/08/4864983
大腸菌はオープンソース\(^O^)/、事業仕分けほか、日経サイエンス2010年2月号のこと
http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/09/27/6993598
ニュートン別冊「現代物理学3大理論」。アインシュタインの相対性理論、量子論(量子力学)、超ひも理論(超弦理論)
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年08月28日 11時04分25秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/27/7422627
日本に欠如する科学リテラシー、死
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日本に欠如する科学リテラシー、死
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