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日経サイエンス、ニュートリノ物理学特集、消えた天才物理学者マヨラナ、マヨラナ粒子、マヨラナ質量2013年07月25日 05時19分23秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 この前、テレビのニュースで、ニュートリノのことをやっていて、へえ、珍
しいと思って、それで、日経サイエンス2013年8月号、ニュートリノ物理学特
集を思い出した。ちょっと感想を書こうと思った。
 ニュースはこれ。
http://news.tbs.co.jp/20130720/newseye/tbs_newseye5388102.html
ニュートリノ 「電子型」への変化を初確認
 ニュートリノの型が変化する、ニュートリノ振動自体は、もう、確認されて
いたでしょ? そのうち、ミュー型から電子型に変化するのが、世界で初めて
確認されたということ?
 ニュートリノ振動の発見は、ノーベル賞ものといわれてたけど、戸塚先生は
亡くなったものね。ノーベル賞を受賞するのに、一番重要なのは、長寿ですよ
ね。
 日本がノーベル賞受賞者を増やすには、ノーベル賞を受賞しそうな人たちの
サイボーグ化を進めて、200歳くらいまで生きるようにせんといけんね。
 よし、情報省に任せろ。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/11/3619723
ノーベル賞候補、戸塚洋二先生、お亡くなりに

 さて、日経サイエンス2013年8月号は、ニュートリノ物理学特集だった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DC69MX0/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2013年 08月号

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201308.html
日経サイエンス 2013年8月号
特集:ニュートリノ物理学

 これ、知らんことがいっぱい出てきたわ。一番、知らんのは、マヨラナ。
 何、それ? サヨナラ?
 いうと、思ったわ。
 おれは、マヨで始まると、マヨネーズかと思うわ。マヨネギとか。
 じゃ、マヨラナは、マヨネーズと何になるん?
 マヨネーズ、ラーメン、納豆かな。
 気持ち悪いわ。\(^O^)/
 マヨラナは、忽然と姿を消した天才物理学者のこと。マヨラナ粒子とか、マ
ヨラナ質量に名前を残しているんだって。
 それも初耳だったし、ディラック質量とかも、初めて聞いたわ。
 マヨラナさんについては、ちゃんと、タイミングよく本が出ていて、日経サ
イエンスにも広告が出ていた。
 その本がこれ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140816058/showshotcorne-22/
マヨラナ―消えた天才物理学者を追う [単行本]
ジョアオ・マゲイジョ (著), 塩原 通緒 (翻訳)
 竹内薫が、「物理屋でこの男の名を知らぬ者はいない」という推薦の言葉を
寄せていたが、おれ、知らんわ。
 いやいや、お前が、物理屋だったことは、1秒たりもない。
 1ミリ秒くらい、ない?
 ないない。1フェムト秒すらない。
 そうですね。\(^O^)/

 特集では、宇宙の不均衡を1としたら、対称性の自発的破れという革命的ア
イデアを出した南部陽一郎先生とともにノーベル賞を受賞した小林誠、益川敏
英両先生の小林・益川理論で説明できるのは、1000兆分の1とか、そういう話
も出ていた。あとから、そんなこと、言われてもなあ。
 そうよねえ。宇宙の始まりのとき、物質(粒子)と反物質(反粒子)が同じくら
いあったのに、いまは、物質ばかり。その不均衡はなぜ?という説明をつけた
のは、小林・益川理論みたいに、報道されてたでしょ。
 似た話は、ヒッグス粒子の大騒ぎでもあったわよ。質量は、ヒッグスが全部
与えてるかのような解説が満ちあふれて。
 そうそう、おれ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576805/showshotcorne-22/
質量はどのように生まれるのか (ブルーバックス) (新書)
橋本 省二 (著)
を読んで、ヒッグス粒子で説明がつくのは、質量の2%だけというのにびっく
り。専門家のいうことは、テレビや新聞がいうことと、全然、違うやん。これ
だけ騒いで、いまさら、そんなことを言われてもなあという感じ。
 万物に質量を与える粒子とかいって、水飴みたいなものみたいなこと、新聞、
テレビが解説してて。
 あの解説は大嘘で、ヒッグス先生自身、非常に嫌っている説明だというのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344982932/showshotcorne-22/
強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く(幻冬舎新書) [新書]
大栗 博司 (著)
に出ていた。
 Kindle版はこれ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00B97HCMC/showshotcorne-22/
強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く [Kindle版]
大栗博司 (著)
 この本、非常に面白かった。素粒子物理学の歴史を、コンパクトかつ丁寧に、
豊富なエピソードを交えて解説してあった。以前、話題にした大栗先生自らの
イラストも、人物スケッチにほぼ限定してあったし。^^;
 索引がないのが、相変わらず、バカだけど。読者をなめてるよね、文系の出
版社は。
 本書を読んで改めて思ったのは、南部陽一郎の「対称性の自発的な破れ」は、
とんでもない発想。将棋でいえば、革命を起こした藤井猛九段の「藤井システ
ム」みたいなもんや。藤井システム以後、将棋に対する考え方が、革命的にす
っかり変わったというけど、「対称性の自発的な破れ」もそんな感じ。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/10/28/6614519
アマゾン、Kindleストアの分類、おかしいね。萌え系虚数・複素数、物理学、相対性理論、量子力学
 これ、書いたのは、去年の10月だって。今年だと思っていたが。なんか、時
間感覚が変だね。年のせいだね。

 ちゅうことで、新聞、テレビなどマスコミの連中はバカばっかりで、一般人
に嘘を教えているというのが、素粒子物理の専門家の意見だね。
 科学もダメ、経済学もダメで、新聞やテレビの記者は、生きてる価値がある
のか。政治部記者で、政治家と料亭で飲み食いするしか能がないんやないか。
 早く情報省にリサイクルされたほうが、いいんやないか。\(^O^)/
 さすがに、NHK教育テレビの「サイエンスZERO」では、竹内薫が、ヒッグス
粒子じゃなくて、ヒッグス場といってたけどね。

 そして、おれは、この特集で、大発見をしたが、それは股の機械に。
 もう次の号が来ちゃったから、早く書かないとね。

関連本:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572052/showshotcorne-22/
クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)
南部 陽一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571749/showshotcorne-22/
消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス)
小林 誠 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573946/showshotcorne-22/
ニュートリノ天体物理学入門 ― 知られざる宇宙の姿を透視する (ブルーバックス)
小柴 昌俊 (著)

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/09/21/4590132
虚数、量子力学、量子情報科学
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/03/22/4198380
南部陽一郎「南部陽一郎 素粒子論の発展」、戸塚洋二先生のことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/11/3619723
ノーベル賞候補、戸塚洋二先生、お亡くなりに
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/29/3854376
ノーベル賞受賞記念金帯ブルーバックス

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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年09月25日 10時13分45秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 NHKスペシャルの「神の数式」。理論物理学の世界でしたね。
http://ww

_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年05月30日 10時46分04秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 日経サイエンス2014年7月号に「ニュートリノ望遠鏡」の記事があっ

_ ホットコーナー - 2021年07月18日 09時24分05秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のブログサービス、アサブロ(https://asahi-net.jp/asablo/ )を使っています。
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 昨日、郡和範(こおり かずのり)先生のニュートリノの講義を聴いた。
 講義では