ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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　宇宙が加速膨張していることを明らかにしたことが、ノーベル物理学賞につ
ながったことで、ダークエネルギー(暗黒エネルギー)の話題が増えた。本も増
えた。

　お買い上げ、ありがとうございます。おれ、これ、注文する。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797365781/showshotcorne-22/
4％の宇宙　宇宙の96％を支配する“見えない物質”と
“見えないエネルギー”の正体に迫る [単行本]
リチャード・パネク (著), Richard Panek (著), 谷口 義明 (翻訳)

　上記が4％なら、こっちは、100% - 4% = 96%が前に来た本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4044052026/showshotcorne-22/
宇宙「96%の謎」 宇宙の誕生と驚異の未来像 (角川ソフィア文庫) [文庫]
佐藤 勝彦 (著)

　4%は、普通の物質とエネルギー。23%がダークマター(暗黒物質)、残りの73%
がダークエネルギー。
　宇宙にある星、銀河などを全部足しても、宇宙にある物質・エネルギーのた
った4%にしかならない。残りは、正体不明のダークマター、ダークエネルギー
なんだから、すごい話でしょ。
　もちろん、おとめ座銀河団の超科学では、とっくにわかっているし、おれも、
わかっている。
　でなきゃ、太陽系レベル、銀河系レベルのエネルギーや重力を自由に操れな
いもんね。
　そうそうそ。いまだに原発ひとつ、操れない地球人の原始的な文明とは違う
よ。＼(^O^)／

　以下、関連本。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334036422/showshotcorne-22/
宇宙のダークエネルギー　「未知なる力」の謎を解く (光文社新書) [新書]
土居 守 (著), 松原 隆彦 (著)

　次は、出たばかりだね。未購入、未読。買おう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334036678/showshotcorne-22/
宇宙に外側はあるか (光文社新書) [新書]
松原　隆彦 (著)

　次は、購入済みで積ん読。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4863131089/showshotcorne-22/
神の素粒子　宇宙創成の謎に迫る究極の加速器 [単行本]
ポール・ハルパーン (著), 小林 富雄 (監修), 武田 正紀 (翻訳)

　これも、割と最近出たのね。知らなかった。買おう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796683100/showshotcorne-22/
宇宙で最初の星はどうやって生まれたのか (宝島社新書) [新書]
吉田 直紀 (著)
　たしか、サイエンスZEROだったかな。著者の吉田直紀さんは、東大の柏キャ
ンパスにあるIPMU(数物連携宇宙研究機構、Institute for the Physics and
Mathematics of the Universe)で、ファーストスターが誕生するコンピュータ
シミュレーションをやった人。
http://www.ipmu.jp/ja
IPMU 数物連携宇宙研究機構

　最近の宇宙の話題でいえば、オリオン座のベテルギウスも最近話題だね。だ
から、こんなタイトルの本も出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344982398/showshotcorne-22/
ベテルギウスの超新星爆発　加速膨張する宇宙の発見 (幻冬舎新書) [新書]
野本 陽代 (著)

　去年の暮れか、今年の正月かな。ケーブルテレビのディスカバリーチャンネ
ルで観た。デススターといって、地球を襲う宇宙の怖い星の話で、出たと思う。
　ベテルギウスが超新星爆発すると、ガンマ線バースト(GRB)を起こすから、
それが地球を直撃すれば、生命死滅という話。ほかに、射手座のWR 104も危な
いという話。
　どっちも、いつ爆発してもおかしくない状態だそうだ。
　ベテルギウスは、サイエンスZEROでもやっていた。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp367enc.html
爆発が迫る！？ 赤色超巨星・ベテルギウス
　この話は、別途、股の機械に。

　次の２つは、感想は書いてないけど、ダークマター(暗黒物質)、ダークエネ
ルギー(暗黒エネルギー)のことを含む、最新宇宙論の入門書。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062577313/showshotcorne-22/
宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス) [新書]
村山 斉 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062577232/showshotcorne-22/
宇宙進化の謎 (ブルーバックス) [新書]
谷口 義明 (著)

　谷口さんの暗黒ネタでは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574969/showshotcorne-22/
暗黒宇宙の謎 (ブルーバックス) [新書]
谷口 義明 (著)
も。

　おお、村山さん、出しまくりやな。こんなも、つい、この前、出している。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797672234/showshotcorne-22/
宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)
[単行本（ソフトカバー）]
村山 斉 (著)

　IPMUの機構長として多忙だろうに、よく時間があるなあ。ゴーストライター
なのかな。まさかな。
　そうそう。数日前に来た日経サイエンスの2012年4月号で、村山のリーダー
シップが賞賛されていたよ。アメリカの著名なカブリ財団からの資金提供も受
けるようになったという話も出ていた。それで、冠がついて、4月から「カブ
リ IPMU」になる。
　ほぉ。IPMUが、ゆるキャラになるわけか。
　なるほど。かぶり物だもんね。＼(^O^)／

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0076NHRBE/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 04月号

　この号は、量子力学の基本原理になっているハイゼンベルグの不確定性原理
に対する理解に修正を迫ることになった「小澤の不等式」の特集。めちゃ、面
白いわ。股の機械に。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054045936/showshotcorne-22/
宇宙のしくみ―わかったことわからないこと最新宇宙論
IPMUの6人の頭脳がわかりやすく解説 (学研雑学百科) [単行本]
東京大学数物連携宇宙研究機構 (監修), 東京大数物連携宇宙研究機構,
数物連携宇宙研究機構, IPMU

関連：
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/01/17/5639445
最近の素粒子論、宇宙論の一般向け入門書いろいろ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/26/5984354
出たあ。ブライアン・グリーン「隠れていた宇宙」＼(^O^)／
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/27/5985382
村山斉「宇宙は本当にひとつなのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/26/155685
谷口義明著「暗黒宇宙の謎」(講談社ブルーバックス)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/06/25/5928129
ブルーバックスの獄死的、もとい、極私的注目新刊。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/05/23/5876426
ＴＶシンポジウム「常識の壁を打ち破れ」、FIRSTサイエンスフォーラム
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/13/5346372
今日のクローズアップ現代のダークマター論は、間違っていた。宇宙論の本紹介
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/15/5348147
Re: 今日のクローズアップ現代のダークマター論は、間違っていた。宇宙論の本紹介
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/10/15/5414083
佐藤勝彦先生の新刊や宇宙論の新刊