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「はやぶさ」はいかにして危機を乗り越えたのか?2010年12月18日 22時01分38秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 まだあった川口 淳一郎はやぶさプロジェクトマネージャーのインタビュー。
http://enterprisezine.jp/article/detail/2708
「はやぶさ」はいかにして危機を乗り越えたのか?プロジェクトマネージャー
JAXA川口教授に聞く(前編)
http://enterprisezine.jp/article/detail/2718
「はやぶさ」はいかにして危機を乗り越えたのか?プロジェクトマネージャー
JAXA川口教授に聞く(後編)

http://enterprisezine.jp/article/detail/2708?p=2
から
--- ここから ---
さらに復旧にはコストも時間もかかり、JAXAとしての判断も迫られます。そこ
で、自動復旧はあり得ないと確定した時点で「長期戦になる」という発表を行
ないました。

 この時、最も意識したのが「救える可能性がある」ことを内外に発信するこ
とです。推定される状況から論理的に救出できる確率を導き出し、JAXAの理事
会でプロジェクトの継続を訴えたのです。
--- ここまで ---

 これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/28/5372845
的川泰宣「小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡」、特別メッキ版「はやぶさ」
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569792340/showshotcorne-22/
小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡 [単行本(ソフトカバー)]
的川 泰宣 (著)
に出てくる話のころですね。文科省が、プロジェクトを中止しようとしたとい
う。
 この話、この本では、電話がかかってきたことになっているが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/12/03/5552851
はやぶさ:支えた職人集団、全団体に感謝状、的川泰宣「小惑星探査機 はやぶさ物語」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140883308/showshotcorne-22/
小惑星探査機 はやぶさ物語 (生活人新書 330) [新書]
的川 泰宣 (著)
では、文科省の老化でいわれたこと、あ、うまい誤変換、文科省の廊下でいわ
れたことになっていたり、ちょっと違うんですが、両方あったと思う方が自然
でしょうね。つまり、それくらい、文科省から見込みがないなら「はやぶさ」に
税金を使うのをやめるといわれてたんだろうと推測します。
 だから、プロジェクトを中止させられないように、内外に発信して味方を作
ろうと思ったんでしょう。いい作戦でしたね。

http://enterprisezine.jp/article/detail/2718
から、
--- ここから ---
ただ、日本国内の対応については、一抹の寂しさは感じました。私たちの取り
組みをニュースとして一番に取り上げるのは、いつも米国のメディアでした。
日本のメディアは米国で報道されると追従して報道する。事業仕分けでも同様
です。

 どうして世界一でなくてはならないのだと仕分け対象になり、帰還した途端
に大騒ぎになって予算復活となりました。メディアも政治家も、自分たちの国
が行なっている国家的プロジェクトに対して、何をやっているのか、どういう
価値があるのか、価値・意義を判断できていない。つまり、絶対評価尺度をも
っていないというわけです。そうなれば、価値観もポリシーもなく他者の反応
や評価で判断が揺らぐのは当然です。

 絶対評価尺度があれば、他者からの評価に動じずに、ポリシーに基づいた判
断や行動がとれるはずです。特にリーダーが揺らぐことがなければ、チームは
安定し、対外的にも理解を得られるのではないでしょうか。一人の人間として
はもちろん、組織や国としての信頼にもつながっていくのではないかと思いま
す。
--- ここまで ---

 日本のメディアがだめのは、これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/11/08/5481445
Re; 国立科学博物館、空と宇宙展、はやぶさの帰還カプセル特別展示は明日まで
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483872103X/showshotcorne-22/
小惑星探査機 はやぶさの大冒険 (単行本)
山根 一眞 (著)
に出てくる話と同じだ。
 なぜ、日本のテレビは、こんな人類史上初の偉業なのに中継しないかといわ
れて、山根さんが、日本のテレビは、ワイドショーとお笑い芸人を使ったバラ
エティばかりやっているとは、恥ずかしくて答えられなかった話。

 評価する尺度をもってないのは、日本の文系、それも社会的地位の高い人の
科学リテラシーが低すぎるんですね。科学立国の国なのに、お笑い。
 おれの関連では、コンピュータ、ハードウェア、ソフトウェアのリテラシー
レベルも低い。何度も何度も書くが、野口悠紀雄や池田信夫あたりのレベルが
低すぎる(彼らはそれでもマシなほう)。だから、彼らを信奉するカモリーマン
のレベルも低い。彼らは偉そうに、構造改革しろ、イノベーションを起こせな
どという癖に、自分たちは変わらない、変えられない。ビジネス誌をはじめと
するビジネス言論界も、その問題を考え直さないから、レベルは低いまま。
 この問題意識は、おれだけではなく、理系の人はみんな感じているだろう。

 事業仕分けも、公務員の給料の3割削減とか、高齢者の年金の減額とかやら
ないとパフォーマンスだけになっちゃうよね。やらないからお金も出てこず、
公約も実現できない、経済も立ち直らないという悪循環。
 公務員の給料は、昔、官民格差をなくすといって民間並みに引き上げるよう
になったけど、民間が悪くなっても官のほうが下げないんだもんね。官民格差
をなくすということからすれば、おかしいよね。地方公務員の給料も高止まり
で、平均で200万円も民間より年収が上になってる自治体があるなどと聞くと、
なんだそれと思うよね。
 若者が安定志向、公務員指向なんて、国全体が大企業病、ソ連病だよ。少子
高齢化が進む中、それで日本復活なんかあるわけないよね。みんな、そんなこ
とわかってるはずなのにね。
 理屈と実際、理論と現実、頭と体は別ということなんだね。
 そこをうまくつないで折り合いをつけるのが政治なんだけどね。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/15/5348134
日本のガラパゴス化関連
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/06/27/5188136
池田信夫のずっこけモジュール論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論

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ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 川口さんの「はやぶさ」本。おれも注文したが、買ってくださった