OralceがSunを買収 ― 2009年04月22日 09時30分41秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
7000億円を現金払いというのがすごいな。
これで、Javaは安泰でしょうが、MySQLは微妙な気がしますね。
http://slashdot.jp/it/09/04/20/1239223.shtml
Oracle、Sunを74億ドルで買収
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news014.html
IBMではなく:
OracleがSun買収でJavaとSolarisを獲得
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news045.html
脱「ソフトウェア大手」:OracleによるSun買収――アナリストに聞く
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news020.html
悪くないOracleによるSun買収
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news030.html
クラウド時代のサバイバル競争に突入
成熟して、ソフト屋、ハード屋と分かれていたものが統合される流れになっ
てきたのかも。
鍋野敬一郎氏は、
「今後、MicrosoftやSAPといったソフト専業ベンダーという業態がそろそろ終
焉を迎えるかもしれません」
ともいってますね。
ね、世の中、わからんでしょ。
これまでも何度か書いたけど、ビジネス誌やらが、パソコンやネット業界は、
水平分業が進んでいるからよい。日本企業の垂直統合モデルは時代遅れで悪と
いった論調だったのも、どうなのかなと。
ビジネス誌が書いたり、メディアに出てくる日本のエコノミストや経済学者
がいうことなんて、フローなんだよね。その場限りの思いつきと大して変わら
ない。あまり真に受けるだけ損。向こうが言ってることもフローなんだから、
こっちもテキトーに聞き流さないとね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892
いま読むべきGoogle(グーグル)本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558285
週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626096
iPhone3G騒動
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141049
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝その2
===
標題: Re: OralceがSunを買収
---
ネタのことを書き忘れた。
IBMとSunが買収の話をしていると報じられたとき、70億ドルという金額が出
ていた。
それで、
「Sunよ。もし、IBMに断られたら、おれんところに来い。おれが買ってやる。
ただし、70億ジンバブエドル(ZWD)だ」
というネタを書こうと思っていたんだよ。
で、念のため、調べたら、危ない、危ない。
ジンバブエは、今年2009年2月になんと1兆ジンバブエドルを1新ジンバブ
エドルにする12桁ものデノミをやってるのね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジンバブエドル
http://ja.exchange-rates.org/currentRates/P/ZWD
で、いま、レートをみたら、1ZWD=0.36994円ですね。ざっくり0.4円だから、
70億ZWDは、28億円くらい。
うっかり、70億ジンバブエドルで買うなどといったら、28億円くらい払わな
いとだめだった。おれ、そんな金ないもん。\(^O^)/
http://ja.exchange-rates.org/history/JPY/ZWD/T
をみると、去年の12/15が1ZWD=.00016円。12/24なんて、1ZWD=0.00004円。^^;
おれが想定していたのは、これくらいのレート。12/24のレートなら、70億
ZWDでも280,000円(28万円)だもん。これなら、買えたのに。
もう一桁ちょい違っていたら1万円くらいになって、太郎ちゃんの定額給付
金で買えたのに。\(^O^)/
ということで、危ない、危ない、うかつに書けないと思って、ネタを封印し
たのであった。
心配するだけ無駄無駄無駄無駄無駄。Sunがお前のところに来るわけないだ
ろ。
ああ、その無駄無駄無駄無駄無駄は、「ジョジョの奇妙な冒険」のディオお
得意のセリフだね。
人の話、聞いてねえよ、こいつ。
---
7000億円を現金払いというのがすごいな。
これで、Javaは安泰でしょうが、MySQLは微妙な気がしますね。
http://slashdot.jp/it/09/04/20/1239223.shtml
Oracle、Sunを74億ドルで買収
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news014.html
IBMではなく:
OracleがSun買収でJavaとSolarisを獲得
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news045.html
脱「ソフトウェア大手」:OracleによるSun買収――アナリストに聞く
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news020.html
悪くないOracleによるSun買収
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0904/21/news030.html
クラウド時代のサバイバル競争に突入
成熟して、ソフト屋、ハード屋と分かれていたものが統合される流れになっ
てきたのかも。
鍋野敬一郎氏は、
「今後、MicrosoftやSAPといったソフト専業ベンダーという業態がそろそろ終
焉を迎えるかもしれません」
ともいってますね。
ね、世の中、わからんでしょ。
これまでも何度か書いたけど、ビジネス誌やらが、パソコンやネット業界は、
水平分業が進んでいるからよい。日本企業の垂直統合モデルは時代遅れで悪と
いった論調だったのも、どうなのかなと。
ビジネス誌が書いたり、メディアに出てくる日本のエコノミストや経済学者
がいうことなんて、フローなんだよね。その場限りの思いつきと大して変わら
ない。あまり真に受けるだけ損。向こうが言ってることもフローなんだから、
こっちもテキトーに聞き流さないとね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892
いま読むべきGoogle(グーグル)本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2558285
週刊東洋経済、「北欧」はここまでやる
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626096
iPhone3G騒動
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/02/27/4141049
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝その2
===
標題: Re: OralceがSunを買収
---
ネタのことを書き忘れた。
IBMとSunが買収の話をしていると報じられたとき、70億ドルという金額が出
ていた。
それで、
「Sunよ。もし、IBMに断られたら、おれんところに来い。おれが買ってやる。
ただし、70億ジンバブエドル(ZWD)だ」
というネタを書こうと思っていたんだよ。
で、念のため、調べたら、危ない、危ない。
ジンバブエは、今年2009年2月になんと1兆ジンバブエドルを1新ジンバブ
エドルにする12桁ものデノミをやってるのね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジンバブエドル
http://ja.exchange-rates.org/currentRates/P/ZWD
で、いま、レートをみたら、1ZWD=0.36994円ですね。ざっくり0.4円だから、
70億ZWDは、28億円くらい。
うっかり、70億ジンバブエドルで買うなどといったら、28億円くらい払わな
いとだめだった。おれ、そんな金ないもん。\(^O^)/
http://ja.exchange-rates.org/history/JPY/ZWD/T
をみると、去年の12/15が1ZWD=.00016円。12/24なんて、1ZWD=0.00004円。^^;
おれが想定していたのは、これくらいのレート。12/24のレートなら、70億
ZWDでも280,000円(28万円)だもん。これなら、買えたのに。
もう一桁ちょい違っていたら1万円くらいになって、太郎ちゃんの定額給付
金で買えたのに。\(^O^)/
ということで、危ない、危ない、うかつに書けないと思って、ネタを封印し
たのであった。
心配するだけ無駄無駄無駄無駄無駄。Sunがお前のところに来るわけないだ
ろ。
ああ、その無駄無駄無駄無駄無駄は、「ジョジョの奇妙な冒険」のディオお
得意のセリフだね。
人の話、聞いてねえよ、こいつ。
将棋ネタ ― 2009年04月22日 09時32分07秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
ぼーっとしてたら、いろいろタイトル戦がありましたね。
まず、特筆すべきは、久保利明八段が念願の初タイトル。久保棋王になりま
した。
谷川浩司九段以来、17年ぶりと久々の関西のタイトルだから、関西は沸いた
でしょう。
http://kk.kyodo.co.jp/pb/kiou/kioutop.htm
久保八段が棋王位奪取、念願の初タイトル
http://www.asahi.com/culture/update/0330/TKY200903300355.html
久保八段が棋王奪取 初タイトル
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20090331k0000m040038000c.html
将棋:久保八段が奪取 佐藤7年ぶり無冠 棋王戦
振り飛車党で「さばきのアーティスト」といわれる久保さんがタイトルを奪
取したのもうれしい。おれ、振り飛車の方がしっくりくるから。最近、振り飛
車は居飛車穴熊にやられやすくて、分が悪かったからね。
関西の井上慶太八段も11期ぶりにA級復帰だし、おめでたいことが続いて
います。
それと関西は、若手四天王といわれる有望な若手がいて、今後も期待できる
んですよ。
糸谷哲郎五段、稲葉陽四段、村田顕弘四段、豊島将之四段の4人。
プロフィールなどは、
http://www.shogi.or.jp/player/index.html
現役棋士一覧
をどうぞ。
雑誌「将棋世界」は、2009年2月号から、ものすごい企画をやっています。
タイトル保持者やA級棋士と若手が、香落ちで指し、若手が勝てばさらに平
手で指すなどという「トップ棋士vs関西新鋭指し込み2番勝負!!」がそれ。
香落ちというのは、上手(強いほう)が香車という駒を使わずに戦うハンディ
キャップ戦。これに上手が勝ったら、角落ちだったと思う。下手の若手が香落
ちに勝ったら、平手といって双方同じ戦力で戦うという趣向。
角落ちと香落ちの間にはギャップがありすぎるんじゃないかという話があっ
て、これ、香落ちというハンデが正しいのかどうかという検証をする意味もあ
ります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NIDNIE/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年2月号
は、第1回 佐藤康光棋王vs村田顕弘四段 観戦記/鈴木宏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001PPQ90O/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年3月号
は、第2回 深浦康市王位vs糸谷哲郎五段 観戦記/鈴木宏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TA3KNY/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年4月号
は、第3回 渡辺明竜王vs豊島将之四段 観戦記/鈴木宏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001W1YOK8/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年5月号
は、第4回 木村一基八段vs稲葉陽四段 観戦記/鈴木宏彦
ね、見ただけですごいでしょ。この中で、深浦王位が糸谷五段に平手でも負
けちゃったんですよ。深浦さん、もう、ものすごい形相だったらしいです。
佐藤康光棋王は、長らく棋聖だったし、棋王も保持していたけれど、これで
無冠。佐藤九段になりました。
違和感あるよなあ。
森内俊之前名人が、名人を失って森内九段になったときも、すごく違和感が
あったけど。
それを考えると、羽生さんは驚異的ですね。初タイトル後、数ヵ月か半年く
らいかな。無冠の時期があったそうですが、以後、20年くらい?、何かのタイ
トルを保持し続けていますからね。
深浦康市王位が羽生善治王将に挑戦した王将戦。羽生さんをカド番に追い込
みましたが、そこから連勝で羽生王将が防衛。5連覇。すごいね。深浦王位は
初の2冠ならず。
http://www.asahi.com/culture/update/0326/TKY200903260310.html
羽生王将が5連覇 4勝3敗で深浦王位を退ける 王将戦
それと、羽生名人対郷田真隆九段の名人戦が始まりましたね。羽生さんがま
ず1勝して、いま、第2局を戦っています。
今回の名人戦、対局場を公募したので、熊本城、高野山金剛峯寺、京都の東
本願寺などというすごいところで戦います。
高野山金剛峯寺にはまだ行ったことがない空海ファンのおれとしては、高野
山金剛峯寺に観戦に行かないといけないんだけど、無理ですね。
第1局でとんだハプニングがありました。
対局中に、羽生さんに観戦記者がサインを求めるという言語道断、人道的に
も車道的にも許されない暴挙に出ました。NHKが中継しているときにこれが起
きたから大騒ぎ。
問題の場面のNHKの動画は、YouTubeにあったけど、NHKからの要求で削除さ
れています。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1247821.html
将棋名人戦対局中の羽生名人に朝日新聞委託記者がサインをねだる→厳重注意
され、記者「相手の手番と勘違いした」
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/090410/shg0904102141001-n1.htm
対局中の羽生名人に朝日委託記者がサイン求める
羽生さんの手番じゃなくて、郷田さんの手番だったとしても、許されないよ
ね。
自分は対局室に入れるという特権的地位を悪用したバカといわれても仕方な
いでしょう。特権的地位に胡坐をかくとこうなるんでしょうね。
あと、2008年シーズンの結果、記録を取り始めて初めて、後手番の勝率が上
回ったのがすごい話。
微差だけど、これまでずっと先手番のほうが勝率がよかった。それが初めて
ひっくり返ったわけ。
一手損角換わり、ゴキゲン中飛車、ワンパク中飛車や四間飛車でも角道を止
めない力戦振り飛車が後手番戦法として有力だということで、多く指された結
果らしいけれど。
ほかに「4手目3三角」「2手目3二飛」といった昔なら破門されていたよ
うな手も指されているし。
http://www.shogi.or.jp/topics/news/200903/2008_4.html
2008年度公式棋戦の対局で、統計開始以来初の後手番が勝ち越し!
実対局数2340局、先手番勝利局数1164局(勝率0.497)、後手番勝利局数
1176局(勝率0.503)だそうです。
多くの将棋ファンが言及していますが、ありすぎるので、1つだけ。
http://partyinmylibrary.cocolog-nifty.com/party_in_preparation/2009/04/post-03db.html
将棋:後手が勝ち越す
英語で海外にも配信されたんですね。
http://shogi.typepad.jp/brainstorm/2009/03/post-e92e.html
後手勝率が先手のそれを上回ったニュースが毎日で英文記事に
http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20090331p2a00m0na010000c.html
White pieces had better win-rate in last year's shogi events
囲碁には遠く及ばないけれど、日本固有の伝統芸能である将棋も、少しずつ
海外でファンを増やしています。これも、ジャパンクールかクールジャパンか
知らないけど、そういうものなんでしょう。
「2手目3二飛」は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813919
将棋の最新戦法
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/03/2944914
将棋ネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/24/3645634
2手目3二飛車!
で言及しています。
将棋最新戦法については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/18/3583317
将棋名人戦、将棋最新戦法
もどうぞ。
===
標題: Re: 将棋ネタ
---
角落ちと香落ちの間にギャップがありすぎるなら、馬になれない角という手
合い(ハンデ)はだめ?
上手の角は馬になれない。下手の角を手持ちにして打ったときも馬になれな
い。逆に下手の角は通常通り。上手の角を手持ちにして打ったときも通常通り
馬になれる。
なんか、ややこしいからだめかな。
---
ぼーっとしてたら、いろいろタイトル戦がありましたね。
まず、特筆すべきは、久保利明八段が念願の初タイトル。久保棋王になりま
した。
谷川浩司九段以来、17年ぶりと久々の関西のタイトルだから、関西は沸いた
でしょう。
http://kk.kyodo.co.jp/pb/kiou/kioutop.htm
久保八段が棋王位奪取、念願の初タイトル
http://www.asahi.com/culture/update/0330/TKY200903300355.html
久保八段が棋王奪取 初タイトル
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20090331k0000m040038000c.html
将棋:久保八段が奪取 佐藤7年ぶり無冠 棋王戦
振り飛車党で「さばきのアーティスト」といわれる久保さんがタイトルを奪
取したのもうれしい。おれ、振り飛車の方がしっくりくるから。最近、振り飛
車は居飛車穴熊にやられやすくて、分が悪かったからね。
関西の井上慶太八段も11期ぶりにA級復帰だし、おめでたいことが続いて
います。
それと関西は、若手四天王といわれる有望な若手がいて、今後も期待できる
んですよ。
糸谷哲郎五段、稲葉陽四段、村田顕弘四段、豊島将之四段の4人。
プロフィールなどは、
http://www.shogi.or.jp/player/index.html
現役棋士一覧
をどうぞ。
雑誌「将棋世界」は、2009年2月号から、ものすごい企画をやっています。
タイトル保持者やA級棋士と若手が、香落ちで指し、若手が勝てばさらに平
手で指すなどという「トップ棋士vs関西新鋭指し込み2番勝負!!」がそれ。
香落ちというのは、上手(強いほう)が香車という駒を使わずに戦うハンディ
キャップ戦。これに上手が勝ったら、角落ちだったと思う。下手の若手が香落
ちに勝ったら、平手といって双方同じ戦力で戦うという趣向。
角落ちと香落ちの間にはギャップがありすぎるんじゃないかという話があっ
て、これ、香落ちというハンデが正しいのかどうかという検証をする意味もあ
ります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NIDNIE/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年2月号
は、第1回 佐藤康光棋王vs村田顕弘四段 観戦記/鈴木宏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001PPQ90O/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年3月号
は、第2回 深浦康市王位vs糸谷哲郎五段 観戦記/鈴木宏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TA3KNY/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年4月号
は、第3回 渡辺明竜王vs豊島将之四段 観戦記/鈴木宏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001W1YOK8/showshotcorne-22/
将棋世界 2009年5月号
は、第4回 木村一基八段vs稲葉陽四段 観戦記/鈴木宏彦
ね、見ただけですごいでしょ。この中で、深浦王位が糸谷五段に平手でも負
けちゃったんですよ。深浦さん、もう、ものすごい形相だったらしいです。
佐藤康光棋王は、長らく棋聖だったし、棋王も保持していたけれど、これで
無冠。佐藤九段になりました。
違和感あるよなあ。
森内俊之前名人が、名人を失って森内九段になったときも、すごく違和感が
あったけど。
それを考えると、羽生さんは驚異的ですね。初タイトル後、数ヵ月か半年く
らいかな。無冠の時期があったそうですが、以後、20年くらい?、何かのタイ
トルを保持し続けていますからね。
深浦康市王位が羽生善治王将に挑戦した王将戦。羽生さんをカド番に追い込
みましたが、そこから連勝で羽生王将が防衛。5連覇。すごいね。深浦王位は
初の2冠ならず。
http://www.asahi.com/culture/update/0326/TKY200903260310.html
羽生王将が5連覇 4勝3敗で深浦王位を退ける 王将戦
それと、羽生名人対郷田真隆九段の名人戦が始まりましたね。羽生さんがま
ず1勝して、いま、第2局を戦っています。
今回の名人戦、対局場を公募したので、熊本城、高野山金剛峯寺、京都の東
本願寺などというすごいところで戦います。
高野山金剛峯寺にはまだ行ったことがない空海ファンのおれとしては、高野
山金剛峯寺に観戦に行かないといけないんだけど、無理ですね。
第1局でとんだハプニングがありました。
対局中に、羽生さんに観戦記者がサインを求めるという言語道断、人道的に
も車道的にも許されない暴挙に出ました。NHKが中継しているときにこれが起
きたから大騒ぎ。
問題の場面のNHKの動画は、YouTubeにあったけど、NHKからの要求で削除さ
れています。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1247821.html
将棋名人戦対局中の羽生名人に朝日新聞委託記者がサインをねだる→厳重注意
され、記者「相手の手番と勘違いした」
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/090410/shg0904102141001-n1.htm
対局中の羽生名人に朝日委託記者がサイン求める
羽生さんの手番じゃなくて、郷田さんの手番だったとしても、許されないよ
ね。
自分は対局室に入れるという特権的地位を悪用したバカといわれても仕方な
いでしょう。特権的地位に胡坐をかくとこうなるんでしょうね。
あと、2008年シーズンの結果、記録を取り始めて初めて、後手番の勝率が上
回ったのがすごい話。
微差だけど、これまでずっと先手番のほうが勝率がよかった。それが初めて
ひっくり返ったわけ。
一手損角換わり、ゴキゲン中飛車、ワンパク中飛車や四間飛車でも角道を止
めない力戦振り飛車が後手番戦法として有力だということで、多く指された結
果らしいけれど。
ほかに「4手目3三角」「2手目3二飛」といった昔なら破門されていたよ
うな手も指されているし。
http://www.shogi.or.jp/topics/news/200903/2008_4.html
2008年度公式棋戦の対局で、統計開始以来初の後手番が勝ち越し!
実対局数2340局、先手番勝利局数1164局(勝率0.497)、後手番勝利局数
1176局(勝率0.503)だそうです。
多くの将棋ファンが言及していますが、ありすぎるので、1つだけ。
http://partyinmylibrary.cocolog-nifty.com/party_in_preparation/2009/04/post-03db.html
将棋:後手が勝ち越す
英語で海外にも配信されたんですね。
http://shogi.typepad.jp/brainstorm/2009/03/post-e92e.html
後手勝率が先手のそれを上回ったニュースが毎日で英文記事に
http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20090331p2a00m0na010000c.html
White pieces had better win-rate in last year's shogi events
囲碁には遠く及ばないけれど、日本固有の伝統芸能である将棋も、少しずつ
海外でファンを増やしています。これも、ジャパンクールかクールジャパンか
知らないけど、そういうものなんでしょう。
「2手目3二飛」は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813919
将棋の最新戦法
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/03/2944914
将棋ネタ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/24/3645634
2手目3二飛車!
で言及しています。
将棋最新戦法については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/18/3583317
将棋名人戦、将棋最新戦法
もどうぞ。
===
標題: Re: 将棋ネタ
---
角落ちと香落ちの間にギャップがありすぎるなら、馬になれない角という手
合い(ハンデ)はだめ?
上手の角は馬になれない。下手の角を手持ちにして打ったときも馬になれな
い。逆に下手の角は通常通り。上手の角を手持ちにして打ったときも通常通り
馬になれる。
なんか、ややこしいからだめかな。
村上春樹「1Q84」刊行決定\(^O^)/ ― 2009年04月22日 09時33分38秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
タイトルまでは知りませんでしたが、噂になっていた村上春樹の長編小説が
いよいよ出るようです。「1Q84」というタイトル。5月29日だそうです。予約
受付中。全2冊。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534222/showshotcorne-22/
1Q84(1) (単行本)
村上春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534230/showshotcorne-22/
1Q84(2) (単行本)
村上春樹 (著)
アマゾンだとまだ値段がないけれど、bk1
http://www.bk1.jp/product/03114948
1Q84
だと、各1890円ですね。
タイトルは、ジョージ・オーウェルの1984のパロディにみえますね。
村上春樹は、20代から30代は、よく読みました。青春3部作とも鼠3部作な
どとも呼ばれる「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」
は面白かったし、そして決定的に面白く、戦慄したのが「世界の終わりとハー
ドボイルドワンダーランド」。世界の作り方がすごかった。
「ノルウェイの森」もウケました。赤と緑のクリスマスカラーで、女の子に
もウケました。
小説以外にエッセイもよく読んだが、長編では「ねぎまき鳥クロニクル」や
最近の「海辺のカフカ」は読んでいません。
以下、文庫本のリンクですが、単行本がいい人は自分で探してください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062748703/showshotcorne-22/
風の歌を聴け
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749114/showshotcorne-22/
1973年のピンボール (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749122/showshotcorne-22/
羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749130/showshotcorne-22/
羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101001340/showshotcorne-22/
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101001359/showshotcorne-22/
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062748681/showshotcorne-22/
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406274869X/showshotcorne-22/
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
あ、こんなページまである
http://www.shinchosha.co.jp/murakami/
新潮社の村上春樹ページ
年号をクリックすると、その年の作品が出ますね。
そういえば、クーリエ・ジャポンに、村上春樹の話が出ていました。
2009年4月号に、「エルサレム賞受賞スピーチを全文掲載! 村上春樹「常
に卵の側に」」という記事があります。
2009年5月号には、エルサレム賞の翌月、村上春樹がスペイン北西部の小さ
な高校に訪れたが、彼を呼んだのは高校生たちで、トヨタの販売店を通じてコ
ンタクトしたという話が出ていました。突破力のある素晴らしい高校生たち。
「日本車販売店を通じてラブコール! 「僕らの学校に村上春樹がやってきた」」
という記事です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TWSVEU/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2009年4月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0021F0VF6/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2009年5月号
ずっと村上春樹を読んでなかったが、今回は読みそうな気がする。
タイトルからして、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」的な
ものを勝手に予想しているから。大ハズレだったりして。^^;
---
タイトルまでは知りませんでしたが、噂になっていた村上春樹の長編小説が
いよいよ出るようです。「1Q84」というタイトル。5月29日だそうです。予約
受付中。全2冊。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534222/showshotcorne-22/
1Q84(1) (単行本)
村上春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534230/showshotcorne-22/
1Q84(2) (単行本)
村上春樹 (著)
アマゾンだとまだ値段がないけれど、bk1
http://www.bk1.jp/product/03114948
1Q84
だと、各1890円ですね。
タイトルは、ジョージ・オーウェルの1984のパロディにみえますね。
村上春樹は、20代から30代は、よく読みました。青春3部作とも鼠3部作な
どとも呼ばれる「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」
は面白かったし、そして決定的に面白く、戦慄したのが「世界の終わりとハー
ドボイルドワンダーランド」。世界の作り方がすごかった。
「ノルウェイの森」もウケました。赤と緑のクリスマスカラーで、女の子に
もウケました。
小説以外にエッセイもよく読んだが、長編では「ねぎまき鳥クロニクル」や
最近の「海辺のカフカ」は読んでいません。
以下、文庫本のリンクですが、単行本がいい人は自分で探してください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062748703/showshotcorne-22/
風の歌を聴け
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749114/showshotcorne-22/
1973年のピンボール (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749122/showshotcorne-22/
羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062749130/showshotcorne-22/
羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101001340/showshotcorne-22/
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101001359/showshotcorne-22/
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062748681/showshotcorne-22/
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406274869X/showshotcorne-22/
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) (文庫)
村上 春樹 (著)
あ、こんなページまである
http://www.shinchosha.co.jp/murakami/
新潮社の村上春樹ページ
年号をクリックすると、その年の作品が出ますね。
そういえば、クーリエ・ジャポンに、村上春樹の話が出ていました。
2009年4月号に、「エルサレム賞受賞スピーチを全文掲載! 村上春樹「常
に卵の側に」」という記事があります。
2009年5月号には、エルサレム賞の翌月、村上春樹がスペイン北西部の小さ
な高校に訪れたが、彼を呼んだのは高校生たちで、トヨタの販売店を通じてコ
ンタクトしたという話が出ていました。突破力のある素晴らしい高校生たち。
「日本車販売店を通じてラブコール! 「僕らの学校に村上春樹がやってきた」」
という記事です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TWSVEU/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2009年4月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0021F0VF6/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2009年5月号
ずっと村上春樹を読んでなかったが、今回は読みそうな気がする。
タイトルからして、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」的な
ものを勝手に予想しているから。大ハズレだったりして。^^;
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