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STAP細胞問題に関心があるなら、絶対読め! 日経サイエンス2015年3月号のSTAPの全貌!2015年01月30日 09時31分00秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 日経サイエンス2015年3月号の特集は「STAPの全貌」。
 STAP細胞問題に関心がある人は、必読。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007DIXH2/showshotcorne-22/
日経サイエンス 2015年 03月号 雑誌 2015/1/24

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201503.html
日経サイエンス 2015年3月号
特集1:STAPの全貌

 おれは、日経サイエンス2014年5月号か6月号を読んだとき、小保方晴子の
すり替えしかないと思って、彼女はサイババだ、ユリ・ゲラーだとツイートし
た。
 昨年8月にも、こんなことを書いている。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/17/7415839
アイデア商品:マジックのグッズ、タネ本。STAP細胞の予習その2
--- ここから ---
 日経サイエンスの今年の5月号くらいだったかな。
 それを読んだ途端、STAP細胞の謎が解けた。
 それで、「日経サイエンスでわかったSTAP細胞作成の秘密」というのを書こ
うと思ったが、マジックの話が長くなりそうなので、ツイッターで、小保方さ
んはサイババやユリ・ゲラーと同じだと軽く示唆するだけにした。
--- ここまで ---
 ちなみに、STAP細胞の予習その1は、こちら。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/04/30/7298340
パケット・トリック、ビル・スイッチといっても、ネットワークの用語や機器じゃないよ。

 「日経サイエンスでわかったSTAP細胞作成の秘密」というおちゃらけは、い
ずれ書くとしてといって、すでに1年近くになるが、あと、いくつかやっつけ
たら、書く予定。

 日経サイエンス2015年3月号の「STAPの全貌」は、おちゃらけじゃなくて、
ほんとに労作。
 ダイジェストはウェブにある。全文は、当該号をお買い上げの上、お読みく
ださい。

http://www.nikkei-science.com/201503_033.html
特集:STAPの全貌
編集部

http://www.nikkei-science.com/201503_034.html
特集:STAPの全貌
幻想の細胞 判明した正体
詫摩雅子(科学ライター) 古田彩(編集部)

http://www.nikkei-science.com/201503_044.html
特集:STAPの全貌
事実究明へ 科学者たちの360日
古田彩(編集部) 詫摩雅子(科学ライター)

 テレビ、新聞、週刊誌に、クソな報道が溢れていた中、日経サイエンスは科
学雑誌として、1年にわたって、しつこく追求してくれた。
 詫摩雅子さん、古田彩さんのお二人には、ご苦労様、お疲れ様&感謝感激と
申し上げたい。
 そして、理研(理化学研究所)の上層部の臭いものに蓋をしようとする態度や、
マスコミの小保方さんをいじめるなムードの中、本来の研究や仕事に差し障り
があるのに、寝食を忘れて、STAP細胞、すり替えられたES細胞の正体を探り続
け、奮闘してくださった研究者のみなさん、それを支えた関係者のみなさん。
 本当に本当に、ご苦労様、お疲れ様&感謝感激と申し上げたい。
 これがなかったら、日本の科学コミュニティは、クソのクソのクソに終わっ
ていた。
 ま、文部科学省や早稲田大学は、クソのままだが。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/12/28/7526044
STAP細胞問題:捏造の科学者、STAP細胞に群がった悪いヤツら、嘘と絶望の生命科学、論文捏造はなぜ起きたのか?
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163901914/showshotcorne-22/
捏造の科学者 STAP細胞事件 単行本 2015/1/7
須田 桃子 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00RSVS0IS/showshotcorne-22/
捏造の科学者 STAP細胞事件 (文春e-book) [Kindle版]
須田桃子 (著)
の著者、須田桃子さんも、女性ですね、
 詫摩雅子さん、古田彩さんも女性だし、STAP細胞、生物関係、生命科学関係は、
女性記者が活躍していますね。すごーい。
 この名前で、全員、男だったら、ぶっ飛ぶけどね。\(^O^)/

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/12/28/7526044
STAP細胞問題:捏造の科学者、STAP細胞に群がった悪いヤツら、嘘と絶望の生命科学、論文捏造はなぜ起きたのか?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/23/7420073
STAP細胞問題:現代思想 特集=科学者 科学技術のポリティカルエコノミー、日経サイエンスのSTAP細胞記事パック、ニュートンの記事
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/04/30/7298340
パケット・トリック、ビル・スイッチといっても、ネットワークの用語や機器じゃないよ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/08/17/7415839
アイデア商品:マジックのグッズ、タネ本。STAP細胞の予習その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/03/11/7242175
STAP細胞、万能細胞、細胞初期化の姉歯になるのか。すでに論文捏造チェックサイトにもニュースが登場

 その他の関連は、上の検索窓に「STAP」や「小保方」と入れて検索してください。

文學界、対談 筒井康隆×佐々木敦2015年01月30日 09時35分39秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のtti/salon(筒井康隆会議室)からホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 お笑い芸人ピースの又吉直樹が書いた小説「花火」が掲載されたことで、書
店で瞬間蒸発だった文学界2015年2月号。この会議室で知って、それは大変と
思って近所の書店に走りましたが、やはり、蒸発後。
 アマゾンでは、1月22日に入荷予定だったので、即注文。
 やっと来て、
特集「小説の企み、言葉の魔力」の対談、筒井康隆×佐々木敦
を、やっと読みました。

 この対談、行けなかったのが残念でしたが、行っても、一度、聞いただけで
は理解できなかったと思います。活字になって残ってよかったよかった。
 パラフィクション。活字で何度も読み直して、おぼろげに理解できました。

 223ページの図はいいですね。
 円城塔さんが、どこにいるのか問題。
 円城さんの「見たままを書いている」という言葉は、ぼくがダリの絵を初め
て観たときに感じた衝撃的な思いと似ていますね。ぼくは、ダリは現実がこう
いう風に見えていて、それをそのまま描いているんだと思いましたから。実際
に、ああ見えてないと、あんなに精密な絵は描けないだろうという思いがあっ
たので。
 円城さんは、AWとTRWの共通集合、読者のところに作者0として存在してい
るのではないかという話がありましたが、ぼくは、AWとTRWの和集合、つまり、
全域に遍在していると考えるほうが自然に思えます。
 なぜなら、現実も虚構も、人間が認識できる範囲、想像できる範囲に限られ
ているという認識の限界があるし、しかしながら、その範囲なら思考や想像は
自由自在に飛び回れるので、作者0でも作者1でも作者2でも、どういう立ち
位置、姿にも変身できると思えるからです。
 そして、読者も、読むことで、もう一度作品を自分の意識・無意識で書き直
して、新たなTAWを生産し、TRWを構築していると思えば、その人固有の世界で
は、作者0として機能しているとも思えます。それを人に話せば、新たなTRW
が別の人にも産まれてなどと考えると、佐藤勝彦先生たちが提唱した、宇宙論
のインフレーション理論が予測しているマルチバースみたいに思えます。
 この辺は、数学を考える数学であるメタ数学、ゲーデルの不完全性定理とか、
なぜ我々の宇宙は、こういう数理構造をしているのか、こういう物理定数にな
っているのか、人間原理などといった話とも通底していると思えます。

 もっというと生命科学の発達で明らかになってきたように、人間は、所詮、
分子機械ではないか。
 脳科学の発達で明らかになってきたように、自意識、自由意志は、所詮、脳
の幻想、錯覚ではないか。
 量子力学、量子論の重大な未解決問題である観測問題などからは、現実を認
識するとは何か、実在なんてないなどなど、いろんな思いが交錯します。
 なにはともあれ、目が覚めるような、大変、刺戟な対談でした。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00QU1D24O/showshotcorne-22/
文學界 2015年 2月号 (文学界) 雑誌 2015/1/7
ベストセラー1位- カテゴリ 文芸雑誌
¥ 1,374 より
¥ 1,374 より 21 中古品の出品
¥ 1,730 より 3 コレクター商品の出品
 定価970円が、すでにプレミアがついてますね。

 いま、府中は大雪です。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/12/24/7523219
ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰- 今週、金曜日まで
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/12/04/7509601
筒井康隆コレクション発刊記念 『日本SFの幼年期を語ろう』