極私的日経サイエンスダイジェスト ― 2012年09月21日 07時26分44秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/14/6573388
宇宙ニュース、火星移住者を募集、GoogleMapsのケネディ宇宙センター、日経サイエンス
の関連。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008W7W7B8/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 10月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201210.html
日経サイエンス 2012年10月号
http://www.nikkei-science.com/201210_038.html
特集:マイクロバイオーム
細菌に満ちた私
http://www.nikkei-science.com/201210_040.html
究極のソーシャルネット
J. アッカーマン(サイエンスライター)
マイクロバイオームが、究極のソーシャルネットワークというのは、まさに
そうだなと思った。人体にいるたくさんの最近がいかに複雑なソーシャルネッ
トワークを作っていて、それで人体の健康が保たれているかという話。
思い出した。
日本と国交のないころにブータンにダムを建設に行った福岡県立門司高校の
同級生、阿南君の仮説。
彼は、ブータンだけじゃなくて、アフガニスタンにも(傭兵と一緒に写真を
撮っていた)、アフリカにも、その他、発展途上国のあちこちに、ダムや橋や
港を作りに行っている。
阿南がいうには、日本から途上国に行くでしょ。すると2,3週間は下痢をし
たりする。生水を飲まないように気をつけていてもそうなる。でも、それを過
ぎると、現地の人と同様に、生水を飲んでも平気。面白いのは、発展途上国よ
り清潔な日本に帰ってきても、2,3週間は、下痢をしたりする。
それで、阿南が考えたのは、この2,3週間で、腸内細菌が、現地のものと入
れ替わるのではないかと。入れ替えのために下痢を起こしているのではないか
と。
なるほどなあと思った。
これについては、Ringのメンバーと飲んだとき、慶応の桜田君が、別の解釈
も言ったんだよ。思い出せない。鈴木さんに聞いたら、わかるかな。
なんで、鈴木さんに聞くんだよ。
いや、鈴木さんもいたし、鈴木さんは何でも覚えているから。
鈴木さんより、桜田君に聞けよ。
ああ、思い出した。あれは、イーツリーズ・ジャパンの弓手さんがまだ元気
だったときに、虎ノ門で飲んだときだ。
肝心のことは思い出せず、周辺のことばかり思い出すね、お前は。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/25/3542066
訃報:弓手大之さん、株式会社イーツリーズ・ジャパン社長
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/14/3576447
Re: 訃報:弓手大之さん、株式会社イーツリーズ・ジャパン社長
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/15/3628949
弓手さんのご親類から
をみると、弓手さんが亡くなって、もう4年も経つ。はあ。ため息。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/11/02/6183238
阿南君、藤原紀香、マラリア
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/07/5946653
阿南君が藤原紀香さんとテレビに\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/11/5950538
Re: 阿南君が藤原紀香さんとテレビに\(^O^)/
次世代シーケンサーのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/11/16/6204419
バイオ関係
で書いているのね。じゃ、もう、いいや。^^;
あ、
--- ここから ---
いいねえ。サイボーグ酵母。
1号から9号まで揃えて、サイボーグ009にしてほしいわ。\(^O^)/
--- ここまで ---
だって。
抗生物質が流行って、有用な細菌まで死んでしまって、免疫系がおかしくな
っているという話もあった。アメリカでは帝王切開が増えて、赤ちゃんが母親
の産道を通らずに生まれる例が激増して、赤ちゃんが産道を通るときに有用な
細菌を獲得できなくなっている話もあった。
そういうのが、アレルギーの話にもつながる。
無菌社会で思い出すのは、「光速エスパー」。
おれが小学校の時か、松本零士の「光速エスパー」の実写ドラマがテレビで
放送されていた。印象に残っている回があって、それはこんな話。
地球が清潔社会、無菌社会になって、これで病気がなくなるといって、みん
な喜ぶ。ところが、無菌社会になって人間の免疫が弱くなったから、宇宙人に
簡単に征服されそうになる。そこで光速エスパーが活躍して地球の危機を救う
の。
細菌は絶対悪者だと思っていた小学生だったおれには、衝撃的だった。
ああそうか。細菌は悪者、殲滅すべし、そういう一面的な見方、短絡した考
えじゃ、逆にやられちゃうんだなと。
細菌のお母さん、もとい、最近のお母さん、ばっちいからと子供に砂場で遊
ばせない、泥遊びさせないというでしょ。異常な潔癖症に思えるくらい、清潔
志向でしょ。あれ、バカですよ。無知故の放射能怖い怖い症候群や風評被害と、
同じ構図。無知は罪ですよ。
アンパンマンのバイキンマンだって、ばい菌は悪いだけじゃないと、教えて
いるんだよ。お母さんたち、気づいているかな。
幼いころに、適当にばい菌を体に入れて、免疫系をうまく作らないといけな
いのに、その機会を奪っているものね。あれ、絶対、アトピーとか、アレルギ
ーの子供を作っていると思う。これは、けっこう正しい仮説らしいです。それ
は、この特集を読んでも、そう思う。
自然のバランスは、目先のことだけ考えていると、すぐ崩れるんですね。
あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/アレルギー
をみると、環境が清潔すぎると、アレルギーが増えるという考えは、衛生仮説
というんだね。
ところで、同じ号に、
新連載 ヘルス・トピックス
1型糖尿病増加の謎 M. マッケンナ
がある。
1型糖尿病についても衛生仮説は成り立っているという状況証拠はあれこれ
あるが、そこに別の仮説が出てるのね。
あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/光速エスパー
をみると、テレビ版と松本零士版は、かなり違うんだね。知らなかった。
おれ、エスパーの肩に、ぴょこんと出てくる小鳥がいるんだけど、あれにな
りたかった。あの小鳥は、なんというのか。
あ、わかった。
http://www.st.rim.or.jp/~val/esper.html
光速エスパー
をみると、チカというのか。
それにしても、このページやWikipediaの説明を読むと、情報省そのものや。
府中に工場がある東芝がスポンサーで、両親は宇宙人で地球より遙かに進ん
だ科学をもつ世界から来ている。どう考えても、これ、情報省が作らせた番組
でしょう。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/201210_050.html
個人差を生むマイクロバイオーム
服部正平(東京大学)
すごいのは、人体にいる細菌の種類や量が人によって違うので、個人識別の
手がかりになること。
たとえば、キーボードを触って2週間くらい経っても、キーボードから細菌
を採取して調べ、容疑者のマイクロバイオームと比べることで、誰が犯人か特
定する手がかりにできるわけ。
しかも、遺伝情報が同じ一卵性双生児でも、違いがわかるという。
これ、絶対、ミステリーで使われるね。というか、もう使われているかも。
From nature ダイジェスト
暗黒物質のフィラメントを検出
クモがバッタをにらむと植物の腐敗が遅くなる
SPICE野外試験中止で注目される地球工学関連特許の問題
は、どれも面白かった。
「クモがバッタをにらむと植物の腐敗が遅くなる」は、イグ・ノーベル賞かと
思った。
砂漠の駝鳥 当世かがく考
「明るい廃炉」は夢だろうか 滝順一
も考えないといけない問題。
福島などに原発を金で押しつけるだけ押しつけて、自分たちは快適な生活を
手に入れていい気でいたくせに、いざ、原発事故が起こると、無知、無学、無
教養、無神経、無関心、自分を中心に半径50センチだけよければいいという自
分勝手、知性、理性、悟性なしから発する福島差別、風評被害だもんね。
こいつら、人間のクズ。人間モドキだよ。
http://www.nikkei-science.com/201210_062.html
特集:極地が融ける
http://www.nikkei-science.com/201210_064.html
南極メルトダウン
D.フォックス(フリーライター)
http://www.nikkei-science.com/201210_074.html
グリーンランドに氷上湖出現
S. パーキンズ(サイエンスライター)
を読むと、もう、地球、終わったなと思う。\(^O^)/
海洋酸性化がほんとなら、それだけでも、終わったなと思っているが、こう
もあれこれ出てくると、やっぱり、終わったな。^^;
テキトー、嘘が多いと悪評の武田邦彦が、地球温暖化への反論で、南極は降
雪量が増えているといってた記憶があるんだが、これを読むと、たしかに以前
より降雪量は増えたが、それよりも溶けてる量が多いのね。
それにしても、極地の観測は命がけ。軍隊の装備と屈強な兵隊たちと一緒に
行っても、大変な世界。研究者も命がけ。
あと、
http://www.nikkei-science.com/?p=27707
極湖底の「コケ坊主」~日経サイエンス2012年10月号より
も面白かったよ。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/07/356600
脳年齢、はやぶさ、海洋酸性化、プリオン説?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
バックナンバーをみてると、もっと前の号から、書きたいことがいっぱいあ
ったのを思い出す。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008JFO12Q/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 09月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201209.html
日経サイエンス 2012年9月号
2012年9月号は、ヒッグス粒子の特集が力が入っていたが、一番、興味津々
で読み、感銘を受けたのが、東日本大震災で大きな被害を受けた東北の博物館
を復旧させる戦い。
http://www.nikkei-science.com/201209_102.html
自然史標本を救え 東北の博物館の戦い
滝順一(日本経済新聞社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0089200TW/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 08月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201208.html
日経サイエンス 2012年8月号
この号は、なんといっても、特集の太陽異変ですね。
http://www.nikkei-science.com/201208_030.html
特集:太陽異変
銀河宇宙線やカレントシートの話は、すごいわ。
地球が生命を育める、よくもまあ、こんな絶妙なバランスがと思う。
ま、おれが、この太陽系を作ったときの計算通りなんだけど。\(^O^)/
マウンダー極小期のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/13/6509552
消えた「グリーン・ニューディール」 世界の低炭素化は正念場
でも、書いたね。
そういえば、北九州の震災がれき処理。
これまで、868回も市民説明会をやったんだって。
NHKで流れた、市民説明会の模様では、どこぞのおばちゃんが、
「九州は放射能ゼロです。放射能ゼロの九州に放射能を持ち込まないでくださ
い」
と意見を述べていたが、東京や東北の人たちからみると、天動説を力説してい
る感じで、もうね、中世ヨーロッパの暗黒時代をみる思いだろう。
太陽からの放射線も九州に降り注いでいるし、ラドン温泉やラジウム温泉も
あるし、おばちゃんも健康にいいといって、温泉水を飲んだことがあるじゃな
いか。
リスクゼロじゃないと心配で仕方がないなら、ガンマ線バースト(GRB)が起
きて地球を直撃する心配もしろって。GRBのことも書くといって書いてないね。
NHKの放送では、市庁舎のホールには、震災がれきと焼却後の灰を置いて、
市民が自分の線量計で測れるようにもしている様子も出ていた。
空間線量を観測するモニタリングポストを設置したんだってね。ご苦労様と
いいたいが、これにしろ、ホールでの展示にしろ、まともな放射線リテラシー
があれば不要なことに、無駄な税金を使っているともいえるわけで、教育の重
要性を再認識した。まともな教育が行き届いていると、こういう無駄が減るん
だもんね。
以前も言ったとおり、安全は客観の世界だが、安心は主観の世界だから、
コストは無限になり得るんだよね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/19/6578071
北九州市の震災がれき処理。中核派が関与
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/03/6563472
福島・相馬の高校生ら慟哭の舞台「今 伝えたいこと(仮)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007HOD7N4/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 05月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201205.html
日経サイエンス 2012年5月号
ホログラフィック原理の「ホログラフィック宇宙を検証する」が、おれのツ
ボに入ってました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0081T6FHE/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 07月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201207.html
日経サイエンス 2012年7月号
量子重力という、おれの好物の特集だが、なんといっても、東京スカイツリ
ーの話が、いやあ、驚く話ばっかり。そんな画期的な建築方法だったのかと、
びっくりした。そして、東日本大震災のときの様子。すごいね。ま、おれの念
力で倒れないようにしたんだが。\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/14/6573388
宇宙ニュース、火星移住者を募集、GoogleMapsのケネディ宇宙センター、日経サイエンス
の関連。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008W7W7B8/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 10月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201210.html
日経サイエンス 2012年10月号
http://www.nikkei-science.com/201210_038.html
特集:マイクロバイオーム
細菌に満ちた私
http://www.nikkei-science.com/201210_040.html
究極のソーシャルネット
J. アッカーマン(サイエンスライター)
マイクロバイオームが、究極のソーシャルネットワークというのは、まさに
そうだなと思った。人体にいるたくさんの最近がいかに複雑なソーシャルネッ
トワークを作っていて、それで人体の健康が保たれているかという話。
思い出した。
日本と国交のないころにブータンにダムを建設に行った福岡県立門司高校の
同級生、阿南君の仮説。
彼は、ブータンだけじゃなくて、アフガニスタンにも(傭兵と一緒に写真を
撮っていた)、アフリカにも、その他、発展途上国のあちこちに、ダムや橋や
港を作りに行っている。
阿南がいうには、日本から途上国に行くでしょ。すると2,3週間は下痢をし
たりする。生水を飲まないように気をつけていてもそうなる。でも、それを過
ぎると、現地の人と同様に、生水を飲んでも平気。面白いのは、発展途上国よ
り清潔な日本に帰ってきても、2,3週間は、下痢をしたりする。
それで、阿南が考えたのは、この2,3週間で、腸内細菌が、現地のものと入
れ替わるのではないかと。入れ替えのために下痢を起こしているのではないか
と。
なるほどなあと思った。
これについては、Ringのメンバーと飲んだとき、慶応の桜田君が、別の解釈
も言ったんだよ。思い出せない。鈴木さんに聞いたら、わかるかな。
なんで、鈴木さんに聞くんだよ。
いや、鈴木さんもいたし、鈴木さんは何でも覚えているから。
鈴木さんより、桜田君に聞けよ。
ああ、思い出した。あれは、イーツリーズ・ジャパンの弓手さんがまだ元気
だったときに、虎ノ門で飲んだときだ。
肝心のことは思い出せず、周辺のことばかり思い出すね、お前は。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/25/3542066
訃報:弓手大之さん、株式会社イーツリーズ・ジャパン社長
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/14/3576447
Re: 訃報:弓手大之さん、株式会社イーツリーズ・ジャパン社長
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/15/3628949
弓手さんのご親類から
をみると、弓手さんが亡くなって、もう4年も経つ。はあ。ため息。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/11/02/6183238
阿南君、藤原紀香、マラリア
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/07/5946653
阿南君が藤原紀香さんとテレビに\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/11/5950538
Re: 阿南君が藤原紀香さんとテレビに\(^O^)/
次世代シーケンサーのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/11/16/6204419
バイオ関係
で書いているのね。じゃ、もう、いいや。^^;
あ、
--- ここから ---
いいねえ。サイボーグ酵母。
1号から9号まで揃えて、サイボーグ009にしてほしいわ。\(^O^)/
--- ここまで ---
だって。
抗生物質が流行って、有用な細菌まで死んでしまって、免疫系がおかしくな
っているという話もあった。アメリカでは帝王切開が増えて、赤ちゃんが母親
の産道を通らずに生まれる例が激増して、赤ちゃんが産道を通るときに有用な
細菌を獲得できなくなっている話もあった。
そういうのが、アレルギーの話にもつながる。
無菌社会で思い出すのは、「光速エスパー」。
おれが小学校の時か、松本零士の「光速エスパー」の実写ドラマがテレビで
放送されていた。印象に残っている回があって、それはこんな話。
地球が清潔社会、無菌社会になって、これで病気がなくなるといって、みん
な喜ぶ。ところが、無菌社会になって人間の免疫が弱くなったから、宇宙人に
簡単に征服されそうになる。そこで光速エスパーが活躍して地球の危機を救う
の。
細菌は絶対悪者だと思っていた小学生だったおれには、衝撃的だった。
ああそうか。細菌は悪者、殲滅すべし、そういう一面的な見方、短絡した考
えじゃ、逆にやられちゃうんだなと。
細菌のお母さん、もとい、最近のお母さん、ばっちいからと子供に砂場で遊
ばせない、泥遊びさせないというでしょ。異常な潔癖症に思えるくらい、清潔
志向でしょ。あれ、バカですよ。無知故の放射能怖い怖い症候群や風評被害と、
同じ構図。無知は罪ですよ。
アンパンマンのバイキンマンだって、ばい菌は悪いだけじゃないと、教えて
いるんだよ。お母さんたち、気づいているかな。
幼いころに、適当にばい菌を体に入れて、免疫系をうまく作らないといけな
いのに、その機会を奪っているものね。あれ、絶対、アトピーとか、アレルギ
ーの子供を作っていると思う。これは、けっこう正しい仮説らしいです。それ
は、この特集を読んでも、そう思う。
自然のバランスは、目先のことだけ考えていると、すぐ崩れるんですね。
あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/アレルギー
をみると、環境が清潔すぎると、アレルギーが増えるという考えは、衛生仮説
というんだね。
ところで、同じ号に、
新連載 ヘルス・トピックス
1型糖尿病増加の謎 M. マッケンナ
がある。
1型糖尿病についても衛生仮説は成り立っているという状況証拠はあれこれ
あるが、そこに別の仮説が出てるのね。
あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/光速エスパー
をみると、テレビ版と松本零士版は、かなり違うんだね。知らなかった。
おれ、エスパーの肩に、ぴょこんと出てくる小鳥がいるんだけど、あれにな
りたかった。あの小鳥は、なんというのか。
あ、わかった。
http://www.st.rim.or.jp/~val/esper.html
光速エスパー
をみると、チカというのか。
それにしても、このページやWikipediaの説明を読むと、情報省そのものや。
府中に工場がある東芝がスポンサーで、両親は宇宙人で地球より遙かに進ん
だ科学をもつ世界から来ている。どう考えても、これ、情報省が作らせた番組
でしょう。\(^O^)/
http://www.nikkei-science.com/201210_050.html
個人差を生むマイクロバイオーム
服部正平(東京大学)
すごいのは、人体にいる細菌の種類や量が人によって違うので、個人識別の
手がかりになること。
たとえば、キーボードを触って2週間くらい経っても、キーボードから細菌
を採取して調べ、容疑者のマイクロバイオームと比べることで、誰が犯人か特
定する手がかりにできるわけ。
しかも、遺伝情報が同じ一卵性双生児でも、違いがわかるという。
これ、絶対、ミステリーで使われるね。というか、もう使われているかも。
From nature ダイジェスト
暗黒物質のフィラメントを検出
クモがバッタをにらむと植物の腐敗が遅くなる
SPICE野外試験中止で注目される地球工学関連特許の問題
は、どれも面白かった。
「クモがバッタをにらむと植物の腐敗が遅くなる」は、イグ・ノーベル賞かと
思った。
砂漠の駝鳥 当世かがく考
「明るい廃炉」は夢だろうか 滝順一
も考えないといけない問題。
福島などに原発を金で押しつけるだけ押しつけて、自分たちは快適な生活を
手に入れていい気でいたくせに、いざ、原発事故が起こると、無知、無学、無
教養、無神経、無関心、自分を中心に半径50センチだけよければいいという自
分勝手、知性、理性、悟性なしから発する福島差別、風評被害だもんね。
こいつら、人間のクズ。人間モドキだよ。
http://www.nikkei-science.com/201210_062.html
特集:極地が融ける
http://www.nikkei-science.com/201210_064.html
南極メルトダウン
D.フォックス(フリーライター)
http://www.nikkei-science.com/201210_074.html
グリーンランドに氷上湖出現
S. パーキンズ(サイエンスライター)
を読むと、もう、地球、終わったなと思う。\(^O^)/
海洋酸性化がほんとなら、それだけでも、終わったなと思っているが、こう
もあれこれ出てくると、やっぱり、終わったな。^^;
テキトー、嘘が多いと悪評の武田邦彦が、地球温暖化への反論で、南極は降
雪量が増えているといってた記憶があるんだが、これを読むと、たしかに以前
より降雪量は増えたが、それよりも溶けてる量が多いのね。
それにしても、極地の観測は命がけ。軍隊の装備と屈強な兵隊たちと一緒に
行っても、大変な世界。研究者も命がけ。
あと、
http://www.nikkei-science.com/?p=27707
極湖底の「コケ坊主」~日経サイエンス2012年10月号より
も面白かったよ。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/07/356600
脳年齢、はやぶさ、海洋酸性化、プリオン説?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/20/1738477
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
バックナンバーをみてると、もっと前の号から、書きたいことがいっぱいあ
ったのを思い出す。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008JFO12Q/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 09月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201209.html
日経サイエンス 2012年9月号
2012年9月号は、ヒッグス粒子の特集が力が入っていたが、一番、興味津々
で読み、感銘を受けたのが、東日本大震災で大きな被害を受けた東北の博物館
を復旧させる戦い。
http://www.nikkei-science.com/201209_102.html
自然史標本を救え 東北の博物館の戦い
滝順一(日本経済新聞社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0089200TW/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 08月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201208.html
日経サイエンス 2012年8月号
この号は、なんといっても、特集の太陽異変ですね。
http://www.nikkei-science.com/201208_030.html
特集:太陽異変
銀河宇宙線やカレントシートの話は、すごいわ。
地球が生命を育める、よくもまあ、こんな絶妙なバランスがと思う。
ま、おれが、この太陽系を作ったときの計算通りなんだけど。\(^O^)/
マウンダー極小期のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/07/13/6509552
消えた「グリーン・ニューディール」 世界の低炭素化は正念場
でも、書いたね。
そういえば、北九州の震災がれき処理。
これまで、868回も市民説明会をやったんだって。
NHKで流れた、市民説明会の模様では、どこぞのおばちゃんが、
「九州は放射能ゼロです。放射能ゼロの九州に放射能を持ち込まないでくださ
い」
と意見を述べていたが、東京や東北の人たちからみると、天動説を力説してい
る感じで、もうね、中世ヨーロッパの暗黒時代をみる思いだろう。
太陽からの放射線も九州に降り注いでいるし、ラドン温泉やラジウム温泉も
あるし、おばちゃんも健康にいいといって、温泉水を飲んだことがあるじゃな
いか。
リスクゼロじゃないと心配で仕方がないなら、ガンマ線バースト(GRB)が起
きて地球を直撃する心配もしろって。GRBのことも書くといって書いてないね。
NHKの放送では、市庁舎のホールには、震災がれきと焼却後の灰を置いて、
市民が自分の線量計で測れるようにもしている様子も出ていた。
空間線量を観測するモニタリングポストを設置したんだってね。ご苦労様と
いいたいが、これにしろ、ホールでの展示にしろ、まともな放射線リテラシー
があれば不要なことに、無駄な税金を使っているともいえるわけで、教育の重
要性を再認識した。まともな教育が行き届いていると、こういう無駄が減るん
だもんね。
以前も言ったとおり、安全は客観の世界だが、安心は主観の世界だから、
コストは無限になり得るんだよね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/19/6578071
北九州市の震災がれき処理。中核派が関与
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/03/6563472
福島・相馬の高校生ら慟哭の舞台「今 伝えたいこと(仮)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007HOD7N4/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 05月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201205.html
日経サイエンス 2012年5月号
ホログラフィック原理の「ホログラフィック宇宙を検証する」が、おれのツ
ボに入ってました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0081T6FHE/showshotcorne-22/
日経 サイエンス 2012年 07月号 [雑誌]
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201207.html
日経サイエンス 2012年7月号
量子重力という、おれの好物の特集だが、なんといっても、東京スカイツリ
ーの話が、いやあ、驚く話ばっかり。そんな画期的な建築方法だったのかと、
びっくりした。そして、東日本大震災のときの様子。すごいね。ま、おれの念
力で倒れないようにしたんだが。\(^O^)/
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2012年10月14日 12時18分14秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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みなさん、テレビ朝日「集団行動3時間スペシャル」を観ましたか
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みなさん、テレビ朝日「集団行動3時間スペシャル」を観ましたか
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2013年08月08日 06時20分49秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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今年の夏の映画、個人的には、この3つ、この順で期待している。
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今年の夏の映画、個人的には、この3つ、この順で期待している。
_ ホットコーナーの舞台裏 - 2014年04月24日 08時40分42秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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北九州市出身、すなわち、情報省のスパイである漫画家の松本零士
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北九州市出身、すなわち、情報省のスパイである漫画家の松本零士
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