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Lisp国際会議 in 京都、ガベージコレクション(GC)のことも2012年09月28日 09時50分42秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 Allegro Common Lisp (ACL)のFranz社からのメール。
 Lispの国際会議が、10月に京都で開かれます。
 残念、行けません。京都の墓参りは、11月なんです。^^;

--- ここから ---
Allegro Common Lisp (ACL) ユーザおよび関係者の皆様へ

フランツ社の小俣です。

International Lisp Conference 2012 (ILC2012)
の開催日が近づいて参りましたので、
再度ご案内させて頂きます。
ぜひご参加下さいますよう、
お願い申し上げます。

【開催日】2012年10月21日 - 24日

【会 場】京都 みやこめっせ

【詳細】http://www.international-lisp-conference.org

【プログラム】
http://www.international-lisp-conference.org/2012/schedule.html

【お申し込み】
http://www.international-lisp-conference.org/2012/registration.html

●数理システム ユーザコンファレンス会場にて
毎年開催されるLispセミナーについては、
今年度はInternational Lisp Conference 2012 にて
代えさせて頂きます。ご了承下さい。
--- ここまで ---

 歴史的Lispマシンの展示がありますね。
http://www.international-lisp-conference.org/2012/tutorials.html#sec-4

Good Old Lisp Machines (exhibition)
Touch and feel it, D-machine, Symbolics 3620, and ELIS

 和田英一先生、竹内郁雄先生のの講演もありますね。
http://www.international-lisp-conference.org/2012/speakers.html#sec-1-4
Fifty Years of a Lisp User by Eiiti Wada
http://www.international-lisp-conference.org/2012/speakers.html#sec-1-3
Lisp: a language of freedom by Ikuo Takeuchi

 湯淺太一(湯浅太一)先生たちのガベージコレクタ(GC)の話もある。
http://www.international-lisp-conference.org/2012/speakers.html#sec-2-5
Automatic and Tunable Multi-Level Locality Improvement with a Lisp
Garbage Collector

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/01/4913323
初めての人のためのLISP[増補改訂版] 、売れまくり\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/18/4954353
ガベージコレクションのアルゴリズムと実装。洋書ガベコレ本の話題も
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/07/07/5204063
動的配列の増やし方。ガベコレ(ガベージコレクション)本のことも
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/19/3772073
ガベージコレクション(GC)

 上記、関連で、

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1420082795/showshotcorne-22/
Advanced Garbage Collection:
Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management
(Chapman & Hall/Crc Applied Algorithms and Data Structures Series)
(ハードカバー)
Richard Jones (著), Antony Hosking (著), Eliot Moss (著)
新品の出品:11¥ 5,875より 中古品の出品:3¥ 6,475より

は、2010年中に出ないと書いているが、やはり出ず、2011年に出てますね。
ハードカバー: 511ページ
出版社: Chapman and Hall/CRC (2011/8/16)

 改訂前の版。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/showshotcorne-22/
Garbage Collection:
Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management [ハードカバー]
Richard Jones (著), Rafael Lins (著)
参考価格:¥ 10,284
価格:¥ 10,193
OFF:¥ 91 (1%)
ハードカバー: 404ページ
出版社: Wiley; 1版 (1996/8/26)

 和書でガベコレ(GC)は、これで決まり!\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798025623/showshotcorne-22/
ガベージコレクションのアルゴリズムと実装 (単行本)
中村 成洋 (著), 相川 光 (著), 竹内 郁雄 (監修

 Lispは、プログラマによるメモリ管理が不要な言語なのに、Lisp屋は、みん
なメモリ管理に非常に詳しいんだよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/03/18/4954353
ガベージコレクションのアルゴリズムと実装。洋書ガベコレ本の話題も
から、おれさまの至言を引用。\(^O^)/
--- ここから ---
 昔、電脳騒乱節あたりで書いた記憶があるが、Lisperって面白いよね。
 Lisp自体は、GCがあるから、メモリ管理を気にしなくていいが、Lisperは、
みんな、Lisp処理系の実装経験があるから、GCの実装経験もある。そのせいで、
メモリ管理については、そこらのC/C++のプログラマより、はるかにきちんと
知ってる。Java, Perl, Python, Ruby, PHPなどの言語を使っているだけのプ
ログラマより、はるかによく知っている。
 Lispというメモリ管理を気にしなくていい環境でプログラムできるのに、メ
モリ管理をよく知っているのが、面白いでしょ。
 よし、おれがいま、これを「Lisperのパラドックス」と命名した。\(^O^)/
--- ここまで ---

市ヶ谷のシャープ、アップル、サムスン、一本出し阿呆、もとい、一本足打法2012年09月28日 09時51分21秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 会社で話をしたら、みんな知らなかったので書いておく。

 シャープのコマーシャルのキャッチフレーズ
「目の付けどころがシャープでしょ。」
どころか、
「株価の下落がシャープでしょ。」
状態で、経営危機のシャープ。

 JR市ヶ谷駅からSHARPの看板が見える、市ヶ谷のシャープのビルが、閉鎖状
態、無人になってもう1ヵ月くらい経つかなあ。
 先々週か先週くらいにも、トラックが横付けして、何かを運び出していた。
 ショールームもあのビルにあったが、そこも当然閉鎖されている。
 シャッターに張られた張り紙から考えると、全員、芝公園のほうに集約され
たようだ。
 あそこが無人になって、周辺の飲食店、居酒屋、弁当屋、コンビニなど打撃
が大きかったのではないか。
 いまは、ショールームのガラス壁面だったところに、和服姿の吉永小百合が、
太陽光発電のSUNVISTAを宣伝している、縦横数メートルはある大きなパネルが、
2カ所、はめ込まれている。
 あのビルも売るのかな。
 吉永小百合のパネルは、タモリに売ればいいね。\(^O^)/
 サユリストは、吉永小百合のパネルがあるうちに、参拝に行きなさい。

 お前も、買えや。
 いやーん。置き場がないもん。
 そうか。お前、昔、IBMが山口智子をイメージキャラクターに使っていたこ
ろ、秋葉原のT-ZONEに、山口智子の等身大パネル(等身大POP)があって、お前
のことを知っている店員さんが、「中村さん、これ、ご自宅に送りましょうか」
などといってくれたときに、うれしいのと妻から真空飛び膝蹴りが飛んでくる
のではないかという恐怖で、パニックになったことがあるもんね。結局、遠慮
しただろう。
 はい。山口智子さんは、OS/2 Warpのテレホンカードやマウスパッドに彼女
の写真が出ているものは、集めたけどね。家の中の、どこかにあるはずなんだ
が、行方不明。
 そろそろ、断捨離せんと、いけんのやないか。

 あ、等身大パネルや等身大POPで検索すると、いっぱい制作してくれる会社
が出る。思ったより、安い。個人でも手が届く値段。
 オタクが自分用に初音ミクとか、エヴァンゲリオンの綾波レイとか、等身大
パネル、作ってるんじゃないか。

 シャープは、液晶に賭けて、一本出し阿呆、もとい、一本足打法で勝負に出
たのが、経営危機になった原因といわれる。
 サムスンは、半導体に大規模投資をして勝負に出のたが勝因。逆に、日本の
半導体メーカーの経営者は、保身に汲々とするサラリーマン経営者であって、
サムスンのようにリスクを取れなかった。それが日の丸半導体総崩れの原因と
いわれる。

 どっちもほんとなのか。ほんとだとしても所詮は結果論、後付けの屁理屈だ
ろう。単に運がよかっただけ、悪かっただけの要素が多いのではないか。
 カモリーマン向けのビジネス誌やビジネス書は、こういうのが多すぎる。
 たとえば、リーマンショックが、もっと早く来ていれば、それこそサムスン
は吹っ飛び、「ほらみたことか、大博打のような経営をしてはいかん」という
論評が後付けで出ただろうし、シャープだって、リーマンショックが来なけれ
ば、世界の液晶を席巻して、「世界の亀山モデルのさらに上を行く、世界の堺
モデル(大規模投資をした堺工場)への集中投資が素晴らしかった」と絶賛され
ていたかもしれない。
 Appleだって、いまは絶好調で、故スティーブ・ジョブズは天才経営者と絶
賛される。かつての経営危機のとき、Appleに復帰したスティーブ・ジョブズが
選択と集中により製品を絞ったことが功を奏したのが勝因ともいわれる。
 が、逆にそれは、一本足打法の経営であるといっていい状態。Appleの経営
がおかしくなったら、今度は、「ほらみたことか、一本足打法はだめだ。経営
の多角化を進めなかったのが敗因」などというに決まっている。
 そして、経営の多角化でつまづいたら、「多角化なんかやるからだめなんだ。
高コスト、水膨れ体質を改善するために、選択と集中をやれ」というに決まっ
ている。
 メディアに出てくる経済学者、エコノミスト、アナリスト、経済評論家は、
こういう後出しじゃんけんばかりだろう。
 真に受ける方がどうかしている。それでも、カモリーマンは、喜んで飛びつ
き、飲み屋で、「ジョブズの経営は、シャープの経営は、サムスンの経営は」
などと、さも自分の考えであるかのように、一席打ちたがる。
 そういう連中に暇ネタを提供していると思えば、よくできたエコシステムと
もいえる。
 カモが入れ食いなんだから、カモリーマン向けのクズな新書、クズなビジネ
ス書を粗製濫造でも投入するわな。

 シャープは、スローガン
「目の付けどころがシャープでしょ。」
を止めてからおかしくなったんじゃないか。おれ、あのスローガン好きだったのに。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/06/news023.html
「目の付けどころがシャープでしょ」から変更 シャープ、20年ぶりスローガン刷新
をみると、2010年に20年ぶりに刷新したのが、
「目指してる、未来がちがう。」
だって。全然記憶にないし、凡庸なスローガンに思える。

 シャープのコンピュータ製品は、最初に買ったパソコンが、シャープの
MZ-80Cだったから、つき合いは30年以上になる。
 いまも毎日使っているのは、Advanced/W-ZERO3 [es]。通称「アドエス」。
 物理キーボードがカシャっと出てくるギミックがいいし、キーボード自体も
便利で手放せない。買った当時は、ブラウザのOperaが使えるのもよかった。
 iPhone 4は、福岡ソフトバンクホークスの秋山監督の応援のためだけに契約
して、滅多に電源を入れないが、電源を入れるのは、ブラウザを使うとき。さ
すがに、iPhone 4のブラウザを使うと、画面が小さいアドエスのOperaは使え
ない。
 アドエスは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/WS011SH
をみると、2007年発売だから、もう5年になるのか。
 だいぶガタが来たが、まだまだ使い続けるでしょう。

 シャープにも早く復活してほしいものだ。もちろん、ソニーなど、いま、総
崩れといわれてる日本の家電、半導体、コンピュータの各社にも、復活してほ
しい。特に技術陣には、それだけの人材、潜在力があるんだから。
 活かすも殺すも、組織と経営陣。
 カモリーマン向けビジネス誌を読んで真に受けるような連中はだめ。