HONDA(ホンダ)の広告「負けるもんか。」 ― 2012年05月28日 08時47分43秒
ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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JR四谷駅に、HONDA(ホンダ)の広告で「負けるもんか」というのがある。
これ、いい文章だよ。
写真を撮っている人がいる。
http://blogs.yahoo.co.jp/kenta0312/38096209.html
四谷駅の広告版「負けるもんか。」
この人が「けれど」を付ける、付けないと書いている趣旨とは別だが、「け
れど」は、ないほうがいい。
だが、字面的に、行の先頭から「それがどうした?」にしたかったのだろう。
広告コピーの場合は、四角にきっちり字数を合わせるのが、よしとされる。
だから、最後の「きのうまでのHondaを超えろ。」までで、きっちり収まるよ
うにしてあるでしょ。そのために、「昨日」は「きのう」にしたりして、字数
を調整しているし。
この文章の中で、おれがもっとも重要だと思うのが、「それがどうした?」
なんだよ。このふてぶてしさ、反骨精神。これが重要。
もっとがんばれば、「けれど」なしで、「それがどうした?」を先頭にもっ
ていけたと思うんだけどね。
テレビCMもあったが、この文字の広告のほうがずっといい。
こっちにもあった。
http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-11261082539.html
2012-05-26 17:06:20
ものすごくたくさんシェアされたホンダの広告「負けるもんか」
CM映像は、これ。メイキングは興味深いが、出来上がりは、やはり、文字の
広告ほどの力強さ、人の心を揺さぶるものがないね。
http://www.youtube.com/watch?v=SZdqcE3MLQQ
Honda CMメイキング映像「負けるもんか(プロダクト)」篇
上の世代の連中に比べて、若い人がハンデがあるのは、当たり前。
若い人は、みんな、こういう気持ちがあるはずだが、いまの日本じゃ、そう
じゃないみたいだものね。
とにかく、久々にストレートな広告だね。
寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でも食らいついている人。おれは、尊
敬するし、陰ながら応援している。
努力といっても、勝間和代、神田昌典、 中谷彰宏、本田直之などなどのク
ソなビジネス書、新書の乱発屋、あるいは、野口悠紀雄、池田信夫、藤巻健史、
森永卓郎といった、頭の悪い、筋の悪い話を連発したり、その場、その場で、
調子のいいことをいって、あとはほったらかしの無責任な経済学者、エコノミ
ストといった連中の本を読んだなんてのは、努力に入らない。
ちゃんとまっとうな基礎を丹念に根気よく続けている人、親方に叱られなが
らも、まっとうな修行を積んでいる職人の卵といった人たちのこと。あるいは、
30代、40代、50代になっても、一念発起、基礎からやり直して新たな人生を切
り開こうとしている人。そういう人たちのこと。
ホンダで鍛えられている若い技術者もそうでしょうね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/22/6453426
藤巻健史にみる、壊れた時計の正確さ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/16/6447321
クソなビジネス書乱造のカモリーマンビジネスがわかる、香山リカのエッセイ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/04/27/6426621
池田信夫のずっこけIPアドレス論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/03/10/6369631
「知の欺瞞」の文庫本が岩波から出ました。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/04/5942297
小田嶋隆「ポエムな「提言」で復興できるの?」、野口悠紀雄、池田信夫のこと
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JR四谷駅に、HONDA(ホンダ)の広告で「負けるもんか」というのがある。
これ、いい文章だよ。
写真を撮っている人がいる。
http://blogs.yahoo.co.jp/kenta0312/38096209.html
四谷駅の広告版「負けるもんか。」
この人が「けれど」を付ける、付けないと書いている趣旨とは別だが、「け
れど」は、ないほうがいい。
だが、字面的に、行の先頭から「それがどうした?」にしたかったのだろう。
広告コピーの場合は、四角にきっちり字数を合わせるのが、よしとされる。
だから、最後の「きのうまでのHondaを超えろ。」までで、きっちり収まるよ
うにしてあるでしょ。そのために、「昨日」は「きのう」にしたりして、字数
を調整しているし。
この文章の中で、おれがもっとも重要だと思うのが、「それがどうした?」
なんだよ。このふてぶてしさ、反骨精神。これが重要。
もっとがんばれば、「けれど」なしで、「それがどうした?」を先頭にもっ
ていけたと思うんだけどね。
テレビCMもあったが、この文字の広告のほうがずっといい。
こっちにもあった。
http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-11261082539.html
2012-05-26 17:06:20
ものすごくたくさんシェアされたホンダの広告「負けるもんか」
CM映像は、これ。メイキングは興味深いが、出来上がりは、やはり、文字の
広告ほどの力強さ、人の心を揺さぶるものがないね。
http://www.youtube.com/watch?v=SZdqcE3MLQQ
Honda CMメイキング映像「負けるもんか(プロダクト)」篇
上の世代の連中に比べて、若い人がハンデがあるのは、当たり前。
若い人は、みんな、こういう気持ちがあるはずだが、いまの日本じゃ、そう
じゃないみたいだものね。
とにかく、久々にストレートな広告だね。
寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でも食らいついている人。おれは、尊
敬するし、陰ながら応援している。
努力といっても、勝間和代、神田昌典、 中谷彰宏、本田直之などなどのク
ソなビジネス書、新書の乱発屋、あるいは、野口悠紀雄、池田信夫、藤巻健史、
森永卓郎といった、頭の悪い、筋の悪い話を連発したり、その場、その場で、
調子のいいことをいって、あとはほったらかしの無責任な経済学者、エコノミ
ストといった連中の本を読んだなんてのは、努力に入らない。
ちゃんとまっとうな基礎を丹念に根気よく続けている人、親方に叱られなが
らも、まっとうな修行を積んでいる職人の卵といった人たちのこと。あるいは、
30代、40代、50代になっても、一念発起、基礎からやり直して新たな人生を切
り開こうとしている人。そういう人たちのこと。
ホンダで鍛えられている若い技術者もそうでしょうね。
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/22/6453426
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/05/16/6447321
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/04/27/6426621
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今日のNHKスペシャルは、スーパーコンピュータ(スパコン)「京」とAI(
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2015/11/16/7910403
グーグル「謎多き日本法人」で起き
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