将棋名人戦、世界コンピュータ将棋選手権 ― 2008年06月16日 09時22分51秒
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いよいよ名人戦第6局。
先手番羽生2冠が勝って永世名人かつ3冠になるか、後手番森内名人がタイ
に戻すか。
羽生さんとしては、若干有利な先手番のここで決めたいでしょうね。森内名
人はここをしのげば、流れを引き戻して、防衛に近づきますからね。
ここは森内名人に勝ってもらって、第7局まで激戦を観たいですけれど。フ
ァンは勝手ですからね。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0019ML31I/showshotcorne-22/
将棋世界2008年7月号
に、第18回世界コンピュータ将棋選手権の特集があります。
いまは無きコンピュータサイエンス誌「bit」で、松原さんが解説していた
ものに比べ、将棋専門誌なので、将棋の解説は、当然ながら、濃いーーーーい
です。
この前、囲碁将棋チャンネルに勝又清和六段が出ていましたが、棋譜解説が
あった備後将棋対ボナンザはすごかった。
ボナンザは、ボナ攻めといわれる、ヤクザが執拗にからむような(笑)攻めに
特長がありますが、そのボナ攻めを備後将棋は受けの妙手連発で受けきって、
ボナンザがやる手がなくなって投了していました。\(^O^)/
もとより、ヘボのおれが思いつくわけもないのだが、それにしても、えっ、
そんな受けがあるのか、という受けを連発。
囲碁将棋チャンネルでは、今度の土曜日6/21 10時から第18回世界コンピュ
ータ将棋選手権の特集があります。
前述、将棋世界の特集でも、他の試合で、受けの妙手が出ている場面の解説
がありました。どのソフトも受けが強くなってるんですね。
この特集、「Xデーの足音が聞こえる」となっていますが、なぜかというと、
今回優勝した激指と準優勝の棚瀬将棋が、トップアマの二人と戦ったんですが、
どちらも人間の負け。\(^O^)/
アマのトップクラスでは人間が勝てなくなってきている。プロのトップクラ
スが負けるXデーが近づいているのでないかということなのです。
といっても、継続的にプロのトップクラスに勝ち続けるようになるのは、か
なり、先に思いますが。
面白かったのが、コンピュータが最近指されていない戦型(の若干変形版)に
したために、人間のほうに勘違いが出て、負けたということ。人間が疑問手を
指しているんですが、勝又さんが知り合いのプロ5人以上に聞いても、第一感
は、その疑問手だそうです。みんな、エアポケットに落ちたみたいになる盲点
なんだそうです。
さらに面白いのは、理事として来場し、これを観ていた、中川大輔七段が、
後日、この戦型を公式戦で指して勝ったこと。\(^O^)/ さらに渡辺竜王と
の対戦でもこの局面に誘導しようとしたが、渡辺竜王がそれ以前に別の手を指
して、この形にならなかったそうです。
あと、不思議だったこと。
激指対棚瀬将棋の決勝戦。実は棚瀬将棋の勝ちかと思ったら、時間切れで激
指の勝ちになったそうです。その原因が、サーバマシンの時計と棚瀬将棋のマ
シンの時計がずれていたことらしいんです。3分くらい違っていたそうです。
大会規定では、サーバの時計を優先するので、まだ時間があると思ってのん
びり指していた棚瀬将棋の負けになったそうです。
25分切れ負けだそうですが。相対時間で測ってないんでしょうか。25分の減
算カウンターみたいに。まさか、絶対時間? この場合の絶対時間というのは、
10時試合開始なら、10時25分が試合終了と設定してしまうような方法。
よーわからんが、もし、サーバマシンと会場の参加マシンの時計を揃えるな
ら、ネットで時計を合わせるNTPを使いましょう。ま、釈迦に説法でしょうけ
れど。
日本は、情報通信研究機構(NICT, ニクト)が、世界最高性能のNTPサーバを
運用しています。
サーバのアドレスは、ntp.nict.jpです。
あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409894
NICT NTP クライアントコンテスト
のコメントをみると、ニクトと読むのは、ご法度とある。\(^O^)/
この前も、わざわざ、ニクトと書いちゃった。^^;
いよいよ名人戦第6局。
先手番羽生2冠が勝って永世名人かつ3冠になるか、後手番森内名人がタイ
に戻すか。
羽生さんとしては、若干有利な先手番のここで決めたいでしょうね。森内名
人はここをしのげば、流れを引き戻して、防衛に近づきますからね。
ここは森内名人に勝ってもらって、第7局まで激戦を観たいですけれど。フ
ァンは勝手ですからね。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0019ML31I/showshotcorne-22/
将棋世界2008年7月号
に、第18回世界コンピュータ将棋選手権の特集があります。
いまは無きコンピュータサイエンス誌「bit」で、松原さんが解説していた
ものに比べ、将棋専門誌なので、将棋の解説は、当然ながら、濃いーーーーい
です。
この前、囲碁将棋チャンネルに勝又清和六段が出ていましたが、棋譜解説が
あった備後将棋対ボナンザはすごかった。
ボナンザは、ボナ攻めといわれる、ヤクザが執拗にからむような(笑)攻めに
特長がありますが、そのボナ攻めを備後将棋は受けの妙手連発で受けきって、
ボナンザがやる手がなくなって投了していました。\(^O^)/
もとより、ヘボのおれが思いつくわけもないのだが、それにしても、えっ、
そんな受けがあるのか、という受けを連発。
囲碁将棋チャンネルでは、今度の土曜日6/21 10時から第18回世界コンピュ
ータ将棋選手権の特集があります。
前述、将棋世界の特集でも、他の試合で、受けの妙手が出ている場面の解説
がありました。どのソフトも受けが強くなってるんですね。
この特集、「Xデーの足音が聞こえる」となっていますが、なぜかというと、
今回優勝した激指と準優勝の棚瀬将棋が、トップアマの二人と戦ったんですが、
どちらも人間の負け。\(^O^)/
アマのトップクラスでは人間が勝てなくなってきている。プロのトップクラ
スが負けるXデーが近づいているのでないかということなのです。
といっても、継続的にプロのトップクラスに勝ち続けるようになるのは、か
なり、先に思いますが。
面白かったのが、コンピュータが最近指されていない戦型(の若干変形版)に
したために、人間のほうに勘違いが出て、負けたということ。人間が疑問手を
指しているんですが、勝又さんが知り合いのプロ5人以上に聞いても、第一感
は、その疑問手だそうです。みんな、エアポケットに落ちたみたいになる盲点
なんだそうです。
さらに面白いのは、理事として来場し、これを観ていた、中川大輔七段が、
後日、この戦型を公式戦で指して勝ったこと。\(^O^)/ さらに渡辺竜王と
の対戦でもこの局面に誘導しようとしたが、渡辺竜王がそれ以前に別の手を指
して、この形にならなかったそうです。
あと、不思議だったこと。
激指対棚瀬将棋の決勝戦。実は棚瀬将棋の勝ちかと思ったら、時間切れで激
指の勝ちになったそうです。その原因が、サーバマシンの時計と棚瀬将棋のマ
シンの時計がずれていたことらしいんです。3分くらい違っていたそうです。
大会規定では、サーバの時計を優先するので、まだ時間があると思ってのん
びり指していた棚瀬将棋の負けになったそうです。
25分切れ負けだそうですが。相対時間で測ってないんでしょうか。25分の減
算カウンターみたいに。まさか、絶対時間? この場合の絶対時間というのは、
10時試合開始なら、10時25分が試合終了と設定してしまうような方法。
よーわからんが、もし、サーバマシンと会場の参加マシンの時計を揃えるな
ら、ネットで時計を合わせるNTPを使いましょう。ま、釈迦に説法でしょうけ
れど。
日本は、情報通信研究機構(NICT, ニクト)が、世界最高性能のNTPサーバを
運用しています。
サーバのアドレスは、ntp.nict.jpです。
あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409894
NICT NTP クライアントコンテスト
のコメントをみると、ニクトと読むのは、ご法度とある。\(^O^)/
この前も、わざわざ、ニクトと書いちゃった。^^;
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_ ホットコーナーの舞台裏 - 2008年11月18日 02時12分51秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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忙しくしていて、つばめどん合宿もやってて、気づかない間に
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忙しくしていて、つばめどん合宿もやってて、気づかない間に
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