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ラグビーネタ2008年06月13日 10時30分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のkick/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 サッカーのユーロ2008が大騒ぎの中、ラグビーネタですみません。
 しばらく、ラグビーから離れていたので、浦島状態。
 新ルールは、
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200805020250.html
ラグビー、8月から試験的に新ルール
にちょろっと書いてありますが、
--- ここから ---
(1)スクラムのオフサイドラインをスクラム最後尾より5メートル後ろに下
げる
(2)自陣22メートル内に自ら戻した球を直接タッチにけり出すと、けった
地点に戻されてラインアウト
--- ここまで ---
は、影響でかいでしょうね。
 (1)は、スクラムからボールが出たときに、すぐつぶしにいけなくなって、
攻撃側がボールを回したり、複雑な攻撃を仕掛ける時間が増えるんでしょうね。
 (2)は、ピンチのとき、後ろにボールを回して、自陣22メートル内にいる選
手にボールを渡して、その選手がタッチキックを蹴ってピンチを逃れるという
技が使えませんね。従来のルールだと、22メートル内からのタッチキックは、
ボールがタッチラインを横切ったところでラインアウトなのに、今度は、蹴っ
た地点だもんね。全然、陣地を挽回できん。\(^O^)/

 攻撃側有利にして、わくわくするゲーム内容にするための改正なのかな。
 キックよりボールを回すラグビーにするための改正のようにも思えますね。

 名キッカーだった、トヨタの司令塔、広瀬選手が引退したんですね。お疲れ
様でした。
http://www.asahi.com/sports/spo/NGY200804140009.html
ラグビー・トヨタ SO広瀬が引退

 東芝ブレイブルーパスは、マクラウド選手が引退するのはすでに知ってまし
たが、スクラム・ハーフの伊藤護選手が退部して、東芝での仕事に専念という
のは、驚きました。お疲れ様でした。

http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/topics/index.htm
東芝ブレイブルーパス トピックス一覧
http://blogs.yahoo.co.jp/kazzkyo0815/archive/2008/4/11
東芝が王座奪回へ7人補強!NO・8ベイツはNZ代表経験あり

 サントリーサンゴリアスは、栗原徹選手が退部なんですね。この数年、ケガ
に泣かされてきたからなあ。引退じゃないみたいだけど、別のチームでやるん
でしょうか。
 栗原が、ワールドカップのとき、でかい外国の選手が突破してくるのを、最
後の砦であるフルバック(FB)として、小さな体(でかい外国選手に比べて)で、
勇猛果敢に何度も何度もタックルに行ってたのをみて、その勇気と責任感あふ
れるプレーに感動で涙が出ました。

http://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/news/2008c/20080319.html
サントリーサンゴリアス 2008年度入部内定者および退部選手のご案内
http://rug-neko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_364f.html
池田&栗原&角濱は何処へ?

 ラグビー日本代表は、パシフィック・ネーションズカップ2008(パシフィッ
ク杯)を戦っています。初戦のオーストラリアA代表には完敗。でも、去年より
はいいらしい。
http://www.sanspo.com/rugby/news/080608/rgd0806081812001-n1.htm
日本は黒星発進/パシフィック杯ラグビー
http://www.sanspo.com/rugby/news/080609/rgd0806090301000-n1.htm
カーワン日本、進化証明/パシフィック杯

 日本で戦う、トンガ戦、フィジー戦は、勝ってほしいです。

Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号2008年06月13日 10時31分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/03/3559155
Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
のさらに続き。

===
標題: Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
---
> ほんと、困ったもんだ、勝間和代。インデックスファンドを薦めるのは、い
>いとして、インデックスファンドのことを知りたいなら、勝間本よりもっとい
>い本が、あ、別の本の紹介が長くなるから、先に進むね。いつか、紹介できれ
>ば。

インデックスファンドがそんなにいいものだとは思えないん
ですがねえ。ファンドの運用パフォーマンスはインデックス
と比較して良し悪しが判断される訳なので、インデックス運
用をしているかぎりは運用パフォーマンスが悪くなりようは
ないわけなんだけど、だからといってインデックスファンド
を買うということはオススメできない。なぜなら、インデッ
クスファンドは手数料がかかるから。
投信会社が運用しているインデックスファンドは、購入時に
手数料、保有しているあいだに信託報酬、解約時にも手数料
と信託財産留保なんてものまであったりするわけで、他人の
懐を潤すというのはあまり気分がよくない。
上場投信(ETF)であれば、格段に手数料は安くなるが、投資
信託である以上はやっぱり手数料がかかる。
売買時に手数料というのは株式でも発生するので、せめて、
保有コストだけでもなんとかできないものか。と、考えると
日経平均なんかの先物を買うか、個別銘柄数銘柄を組み合わ
せてインデックスに対するβ値を極力1に近づけたポート
フォリオを自分で買ったほうが長期保有になればなるほどコ
ストは軽減される。

まあ、ある程度の資金と知識と余裕がないと、投信を買った
ほうが安くて早い(うまいとは限らないな)かもしれません
けれども。

--
つばめどん

===
標題: Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
---
 日本のファンドが異常に手数料や信託報酬が高くて、ぼったくり状態という
ことだと思うけど。
 銀行や郵便局で売ってるような投資商品は総じてそうでしょ?
 ネット証券なら、だいぶ、安いところもありますけどね。アメリカに比べる
とまだまだ高いんじゃないかな。
 インデックスファンドのようなパッシブファンドより、アクティブファンド
は手数料や信託報酬高いし、それなのにパッシブファンドよりパフォーマンス
が悪いという、アクティブファンド買った客は、踏んだり蹴ったりじゃないで
すか。^^;
 ま、でも、金融工学の理論通りの結果ですね。\(^O^)/

 個別銘柄数銘柄を組み合わせて自分でインデックスファンドみたいにするん
だったら、最低数百銘柄買わないと意味がないんじゃない? リスク分散がう
まくできないと思うけど。そんな資力と銘柄入れ替えの暇はない。だったら、
インデックス・ファンドがお気楽ということでしょう。
 そうか、それなら、TOPIXとかのインデックスのETFのほうがいいのか。^^;

 あ、そうそう。金融、投資方面で、粉体化したポストモダンの話があったの
で、そのうち書きますね。

中村(show)

===
標題: Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
---
> 個別銘柄数銘柄を組み合わせて自分でインデックスファンドみたいにするん
>だったら、最低数百銘柄買わないと意味がないんじゃない?

日経平均やTOPIXとのβ値を厳密に1に近づけるのであればまだ
しも、おおよそ1に近づけばいいのであれば、10銘柄も必要な
いです。
週刊ダイヤモンド 2007年10月20日号
http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=20243102007
ここの特集Part2に実際の例があります。

ETFのほうが安くて楽ちんだというのはいうまでもなくその通り
ですわね

--
つばめどん

Re: 多少反論めいたものをば2008年06月13日 10時32分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/12/3573660
Re: 多少反論めいたものをば
の続き。

===
標題: Re: 多少反論めいたものをば
---
 ん?熱が出そう?

#15018
>紙と鉛筆でしこしこと微分方程式を解き、フーリエ
>解析までざっとやったの。

 知恵熱かも......。

                           穂高
===
標題: Re: 多少反論めいたものをば
---
 仰せの通りググって、
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis100/e_dis091.html
カールソン・パーキン法によるインフレ期待の計測と諸問題
をみたら、2004年3月で、「日本における期待物価上昇率計測の試みはまだ始
まったばかりである」と書いてありますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アーヴィング・フィッシャー
をみると、フィッシャーの『増価と利子』は、1896年ですね。この中で、後に
フィッシャー方程式と呼ばれる考え方が出たんでしょう?
 100年以上経ってるのに、まだ、観測・計測がうまくいかない?
 天文学でいうセファイド変光星に相当するものを、まだ、見つけられない状
態なんですね。
 天文学も100年前はけっこうひどいのよ。でも、100年の間に、相対性理論と
量子力学の成果を貪欲に吸収し、そして、技術革新の成果も貪欲に吸収し、革
新的な理論や観測装置を作り上げて、ものすごく精密な科学になったもんね。
 現代宇宙論や観測技術はすさまじいレベルになっています。それでもなお、
わからないことだらけなんだけどね。
 それに比べ、経済学は人間相手ということを割り引いても、理論と技術の革
新が進んでないと思うのね。経済学者やエコノミストの連中は、イノベーショ
ンとか革新とか説教垂れるけど、一番、イノベーションが必要なのは、お前ら
だろとツッコミたくなるんだよね。

 だったら、別のところに行け。
 太陽黒点数の変化率が期待インフレ率とリンクしている。\(^O^)/
 どっかで聞いたようなオカルトだな。\(^O^)/

 以前から何度もいってるように、新聞、雑誌、特にテレビに出てくる日本の
経済学者やエコノミストやアナリストや経済評論家たちのいうことは、あまり
信用しないけど、学問として経済学自体は、かなり信用してますよ。物理学で
いえば、まだニュートン力学かその手前かなと思いつつも。

 そういえば、デフレ論議のときも、フィッシャー方程式出てきたよね。イン
フレターゲットがいいんだ、悪いんだ。いいデフレ、悪いデフレがある。そん
ないい悪いなんかない、デフレはみんな悪い。構造改革派だ、リフレ派だなど
と、えらく騒がしかったけど、あれ、どうなったの?
 結局、誰の主張が一番妥当で、誰のが一番トンデモだったの?
 全員、妥当? 全員、トンデモ?
 そういうフォローが全然わからない。週刊ダイヤモンドや週刊エコノミスト
や週刊東洋経済レベルじゃだめ?
 ハーバード・ビジネス・レビュー? でも、あの雑誌は経営面の話が多いも
んね。
 科学系だと、一般向けの日経サイエンスやニュートンのようなレベルでも、
詳しくいろいろフォローがあるし、パソコンやIT関係の一般向け雑誌だって、
大きな話題になった話は、その後のフォローがあるけどね。
 そういう面でも、日本の経済論壇や経済ジャーナリズムに不満。

 そうそう。あのころ、バーナンキの背理法なんてのを、リフレ派の人が、一
生懸命、ネットで吹聴してたでしょ。
 おれ、バーナンキの背理法、後述、「エコノミスト・ミシュラン」で知った
とき、えっ、これでいいの?と思ったもん。
 我々おとめ座銀河団の知性体よりはるかに遅れているとはいえ\(^O^)/、
地球人は一応、20世紀に相対性理論と量子力学を理解したわけですよ。それな
のに、よく、こんなもん信じられるなあと思って。あんな荒い弱い論理だけで、
こいつら、何を得意げに吹聴しているんだろうと思ったんですよ。
 たしかに背理法自体は強力な論法だけど、適用するところを間違っている。\(^O^)/
 現実に適用する話は別次元でしょ。背理法を適用して、何かを証明した気に
なっても、おれには説得力が弱すぎると思ったね。1億人を超える日本国民の
生活がかかっているのに、こんなレベルで論議をしていていいの? 本気で考
えてないね、こいつらと思いました。
 そのとき、バーナンキの背理法にからめたネタを思いついたんだけど、思い
出したら書くね。

 あの頃、教わって、読んだ、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872337956/showshotcorne-22/
エコノミスト・ミシュラン (単行本)
田中 秀臣 (著), 野口 旭 (著), 若田部 昌澄 (著)
は、とっても面白かった。
 バーナンキの背理法は、現在FRB議長になってるバーナンキが言ったことを
野口旭たちがまとめたんですよね? この本で「バーナンキの背理法」を説明
している部分を読んだとき、前述のように感じたし、おれがここで書いている
ヨタ話のような、お笑いのネタかと思いました。\(^O^)/
 これでいいんだったら、世の中、楽勝だなと。バーナンキも怪しいなと。実
際、FRB議長に名前が上がったとき、大丈夫かなと思いました。そして、いま
のところ、全然、大丈夫そうじゃないですね。^^;
 前FRB議長のグリーンスパンの尻拭いをさせられているかわいそうな面もあ
るけど、現実の政策運営の中じゃ、何億人もの生活と命がかかっているから、
論理のレベルや理想だけじゃ、通用しない面も多いでしょうね。
 インフレターゲットの導入に消極的なのは、先進国では日本とアメリカくら
いだそうですが、バーナンキ議長はインフレターゲット論者として有名だし、
たぶん、リフレ派の人たちは、彼がFRB議長になったことで、アメリカへのイ
ンフレターゲット導入を期待しているのかもしれないけど、どうなるんでしょ
うね。
 話はそれるが、グリーンスパンといえば、以前は神様扱い。いまはサブプラ
イムローン問題を引き起こした悪魔扱い。あれだけ民衆が熱狂的に支持してた
のに、いまや、格差社会や後期高齢者医療制度を作った悪魔扱いの小泉純一郎
とそっくりだね。この前、テレビで巣鴨のおばあちゃんたちにインタビューし
てたけど、「小泉にだまされた」といってたもんね。あの熱狂も粉体化したポ
ストモダンだね。
 昔から言ってることだけど、株屋は、株の上げ下げで客に売買させてその手
数料で儲けるでしょ。メディア、マスコミは、人物や話題の上げ下げで儲ける
のよ。

 「エコノミスト・ミシュラン」の冒頭で、若田部昌澄は、世の中にはびこる
ビジネスマン(政治的に正しくない言い方。政治的に正しいのは、ビジネスパ
ーソンだけど慣習でビジネスマンね)向けの経済書は、トンデモが多いと。せ
めて、スティグリッツ経済学(当時の日本語版は第2版。おれが読んだのも第2
版。第3版はご祝儀的に買って積読^^;)のような標準的な教科書を読めと。ト
ンデモに引っかかるなと。「エコノミスト・ミシュラン」は、トンデモ経済本
で毒された頭を浄化する本であると。そんなことが書いてあったのよ。
 いいこと言うなあと思ったのよ。よし、この3人の言うことを信じようと。\(^O^)/
 でも、インフレの話の部分で、インデックス債はだめだとか、インフレに対
応するんじゃなくて退治せよ。デフレも対応するんじゃなくて退治せよなどと、
あれこれ書いてあるんだけど、それって、インフレの部分は、スティグリッツ
経済学に書いてあることと整合しないと思ったんだよね。スティグリッツは、
インデックス債の効用も認めているし、30年かかって経済学は、インフレに対
応する方法を学んだというの全体の論調だったから。

 じゃ、若田部も、トンデモじゃないか。
 かもしれん。
 単にトンデモじゃなくて、こいつら、全員、詐欺師じゃないか。\(^O^)/
 そ、そうなのか。
 もし、詐欺師としたら、それ、悪質な詐欺師だぜ。\(^O^)/
 どういうことだ?
 詐欺に引っかかった被害者をさらにハメる詐欺師っているだろ。
 うんうん。
 被害者は心が弱ってるから、「詐欺に遭われて大変ですね。騙し取られたお
金、私が取り返してあげますよ」といわれると、引っかかりやすい。それを狙
って、さらに骨の髄までしゃぶり尽くす連中だ。それと同じで、腐ったトンデ
モ経済本に引っかかった連中に、救ってあげますよといって近づいてきて、こ
いつら、さらに詐欺にハメようしてるんじゃないのか。\(^O^)/

 そんなこんなはあっても、この本、とてもよかったです。
 日本の経済論壇のムラ社会ぶり、ダメさ加減がよくわかる。
 それとよかったのは、おれは、リフレ派と構造改革派に分けたら、中身の60%
くらいが構造改革派かなと、自分の考えがどの辺の位置にあるのか、わかった
こと。
 で、結局、リフレ派と後続改革派の主張が、どっちが正しかったの? 両方
とも嘘? 両方とも正解?
 最初は中国発デフレなどといってたけど、中国やインドなど新興国の経済発
展で需要が伸びて、いわば神風が吹いて、鉄鋼などの重厚長大産業が復活した
から、結果オーライ?
 要は、経済学なんかどうでもよくて、運のよしあしだけの問題?\(^O^)/
 となると、結果オーライを礼賛して、その時々の風向きで、言うこととスタ
ンスをころころ変えるのが、合理的ということになるよね。処世術としては。
 それで、そういう奴が、メディアに出てくるエコノミスト、経済学者、アナ
リストに多いのね。\(^O^)/

 デフレギャップを新興国の需要が解消したのなら、リフレ派の主張が正しい
と思えるけどね。
 だから、構造改革派の野口悠紀雄が、構造改革すべきだった日本の古い産業
構造が温存されてしまった。これじゃ、日本はだめだだめだだめだと息巻いて
いるんだね。
 自然や生物をみていると、環境適応能力、構造改革(身体や生命そのものの
構造改革)能力がないと、生き残れないというのはベースとしてあるので、そ
の辺に訴える構造改革派の言い分も妥当に思えてくるよね。そんなものは腐っ
た世間知だとリフレ派は主張するだろうけど。
 そうはいっても、野口悠紀雄が見習えといった、先進的だったはずのアメリ
カやイギリスの金融もぼろぼろでしょ。どっちに転んでも地獄なら、少しでも
生きやすい地獄のほうがいいってこともあるよね。
 政治や経済は結果責任だもんね。サブプライムローン問題だって、南ヨーロ
ッパのほうは、金融工学がわからない金融機関が多くて、昔ながらの人と人の
つながりで融資するような旧態依然とした世界だったのが、今回は幸いしたそ
うなんだ。
 ま、結果オーライだったら、すべてよしってことになりがちだよね。
 とはいえ、また風向きが変わると、やっぱ、そんな古いやり方でやってるか
らだめになったんだって言われるようになるんだよね。
 そんなこんなで、経済学なんて役に立たんということになっちゃうんだよね。
運の太い奴を見つけるオカルトのほうが役に立つということになる。\(^O^)/
 それなら、太陽の黒点やフレアの観測だけしっかりやっておけばいいと。\(^O^)/
 ばかー。情報省はとっくにそのことに気づいていて、情報通信研究機構
(NICT, ニクト)の宇宙気象情報センター(SWT)に、太陽観測衛星を使った観測
をやらせているんだよ。\(^O^)/

http://www.nict.go.jp/
情報通信研究機構
http://swc.nict.go.jp/contents/index.php
宇宙気象情報センター

 小泉政権が、構造改革と声高に叫び、メディアが尻馬に乗った一方で、実際
は構造改革路線とは反対の円安誘導というリフレ策をとってたわけですよね。
そこだけみれば、リフレ派が正しかったといえるし、実践的には一見矛盾する
ような政策パッケージはあってもいいと、おれは思う。
 ところで、ちょっとレンジを広げると、超低金利と円安政策といったリフレ
政策が、円キャリートレードや円安バブルにつながり、さらにはそれがサブプ
ライムローン問題になったとも考えられるわけですよね。
 そう決めてしまえば、日本のデフレを退治するために、リフレ派の連中の主
張通りにやったら、日本だけじゃなく、全世界に毒をばらまいて、被害を拡大
することになり、世界が不幸になった。やっぱ、リフレ派の主張は間違ってい
たとも主張できるよね。構造改革派からすれば。
 構造改革派の野口悠紀雄の新刊、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478005699/showshotcorne-22/
円安バブル崩壊―金融緩和政策の大失敗 (単行本)
野口 悠紀雄 (著)
は、まさにその路線に思えるね。
 野口悠紀雄は、まともなほうとは思うけど、ITに関しては、おれの学生だっ
たら落第点しかやれないレベルの話を書いてるから、これもどうなのかなと思
うけどね。

 なんだか、因果関係を辿る範囲の設定の仕方、時間軸の設定の仕方で、どう
とでも自分の主張に都合のいいことをでっち上げられるね。
 ばかー。いまごろ気づいたのか。それをずっとやってきて、これからもやり
続けるのが、日本の経済論壇なんだよ。\(^O^)/ そして、その路線で乱発
されるのが、経済誌に出る論文や主張やトンデモなクソビジネス本なんだよ。
 ああ、なるほど。仕掛けてるほうからみれば、ビジネスマンなんて、バカな
カモばかりで、その程度の餌を食わせておけば十分ビジネスと成立するから、
万事OK、ノープロブレムってことね。\(^O^)/
 よーできとるのぉ。経済論壇と、経済誌や出版社の共犯関係。\(^O^)/
 じゃ、ほんとに構造改革が必要なのは、日本の経済学ムラ、経済論壇ムラな
んだね。\(^O^)/

 なんと申しましょうか。地球人のやることは、どこまでいっても、鳥獣戯画
ね。
 ばかー。しょこたん(中川翔子)風にいうなら、鳥獣ギザ!\(^O^)/

http://blog.excite.co.jp/shokotan/
しょこたんぶろぐ

 日経サイエンスの表2(表紙裏)か目次近辺のページに宣伝が出ていることが
多いけど、彼女は、ラジオで科学番組をやっていて、中川翔子のG(ギザ)サイ
エンスといいます。聴いたことなくてすみません。^^;

http://www.1242.com/giza/
中川翔子のG(ギザ)サイエンス

 1242.com。ほぉ、周波数ドメイン。\(^O^)/

 表2(表紙裏)の見開きの宣伝といえば、「ニュートン」では、日本ガイシが、
家庭でできる科学実験をシリーズで出しているんです。日本ガイシ、偉い!\(^O^)/

http://www.ngk.co.jp/
日本ガイシ

 ウェブでも実験のやり方を公開しています。日本ガイシ、偉い!\(^O^)/
http://www.ngk.co.jp/site/index.html
日本ガイシ サイエンスサイト
をどうぞ。
 クロロフィルの話、すごいねえ。おぉ、そんな風にみえるんだ。
 あ、ブラックライト。なるほどねえ。
 この2つを踏まえて、暗闇で光るスライムなのか。りん光(燐光)ね。

中村(show)

===
標題: Re: 多少反論めいたものをば
---
経済学の論文が今すぐ役に立つなんてことはありえねー
と思ってます。週刊ダイヤモンドや週刊東洋経済や日経
ビジネスや毎日エコノミスト(正式には週刊エコノミス
トだが、「エコノミスト」と略するのはTheEconomist誌
であるべきと思っているので、あえてこう書きます)
なんかには論文そのものが掲載されることはないので、
あまりそういう方面での期待はしないでいただきたいな
と思います。
経済学者やエコノミストや経済評論家なんてのは、資格
も実績も必要のない肩書きですので、肩書きで中身を判
断してはいけません。そんなに先が見通せるなら、後期
高齢者医療保険なんて法案成立時に批判すべきでしょ。
それとも医療保険なんて経済とは関係ないと思いますか?

--
つばめどん

ウォール街のランダム・ウォーカー2008年06月13日 10時35分31秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/03/3559155
Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
で、「インデックスファンドのことを知りたいなら、勝間本よりもっといい本
が」といったのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532352606/showshotcorne-22/
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理 (単行本)
バートン マルキール (著), 井手 正介 (翻訳)

 これ、去年、母がまだ生きていて、何度か見舞いに北九州と往復してたとき
に、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/30/1879024
コンピュータ本の棚
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/10/1901921
喜久屋書店
で、紹介した小倉の喜久屋書店で、たまたま見つけて買ったの。小倉の伊勢丹、
もうなくなって、コレット井筒屋というのになったはずだけど。
http://www.blg.co.jp/kikuya/f-kokura.htm
をみると、まだ、喜久屋書店はあるみたいね。
 それはともかく、けっこうページ数のある単行本だから、荷物になるなあと
躊躇したが、行動経済学についての章が追加されているというので、買ってみ
たわけ。面白くて、帰りの飛行機と電車の中で読み終えた。
 この本の著者、バートン・マルキールはプリンストン大学教授で、インデッ
クスファンドの考案者だそうで、この本は初版から投資のベストセラー本。今
回出たのが原著第9版の訳。30年近く?売れ続けているらしいです。
 いろんな投資法があるけど、長期でみれば、市場平均を継続的に上回るよう
な投資法はないと。ランダム・ウォークである確率過程をベースにした金融工
学のいう通りという話になっちゃうんだけど。^^;
 チャートやロウソク足を使うようなのは、細木数子の予言みたいなもんで、
使い物にならないのは、わかってたけど、コテンパンで気持ちいい。\(^O^)/
 占い師や霊能力者の言葉を信じる奴がいるから、そいつらをカモにできると
いうことを考えれば、チャートを信じる連中がいるから、それを逆手にとって
儲けようとする連中もいるわけで、それはそれで面白いんだけどね。
 行動経済学の章がどう扱われているかは、読んでのお楽しみです。

 おれ、投資云々より、書き方がいいなと思ったのは、実名で批判しているこ
と。
 クリントン政権時のアメリカ。ITで経済が景気循環論から脱して、従来の経
済学説が通用しない新しい時代になったなどというニューエコノミー論が持て
囃されたでしょ。そして、ITバブルを煽った連中。そういう連中の名前が実名
で出てくる。
 日本だと、どこに遠慮しているのか、まあ、日銀や財務省やら経済論壇ムラ
に遠慮しているんだろうけど、実名批判はなかなかないもんね。
 実名で書いてないと、誰がだめかどうか、読者はわからないもんね。ま、共
犯だから、しょうがないか。そういう意味でも、日本の国民は不幸ですよね。
 経済評論で、継続的に実名でばりばり批判しているのは、佐高信くらいじゃ
ないか。バブル期、投機をやらない経営者はバカだという論調を張ってバブル
を煽った長谷川慶太郎をばっさり斬ったりしてね。
 あと、おれが読んだ範囲では、この前、紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872337956/showshotcorne-22/
エコノミスト・ミシュラン (単行本)
田中 秀臣 (著), 野口 旭 (著), 若田部 昌澄 (著)
や、ずっと前に紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603485/showshotcorne-22/
東谷暁著「エコノミストは信用できるか」(文春新書)
くらいかな。

 分散投資のインデックスファンドがいいといっても、ある国の市場平均に連
動するものを買うということは、長期的にその国の経済発展に賭けるというこ
とだからね。
 そうそう、アメリカはファンドの手数料や信託報酬が安いね。日本は暴利。
特に日本の銀行や郵便局で売ってるような投資信託を買うのは、バカって感じ。
 そんなこんなで、この本のいう、(アメリカの)インデックスファンドを買え
というのは、この本が出版された国がアメリカで、アメリカは経済成長を続け
てきたことと、手数料や信託報酬が安いから、成り立ってきた話なんだなあと。
 それと、ある国の経済に賭けるより、さらにリスクを分散するなら、多くの
国の経済に賭けたほうがいいわけで、国際分散投資の話も出てきます。

 ばかー、それだから、地球人はだめなんだよ!
 はあ?
 国際分散投資といっても、所詮、地球全体の経済発展に賭けるわけだろ。地
球文明という滅亡リスクの高いものに賭けるなんて、正気の沙汰じゃないぞ。
 はあ?
 我々の出身地であるおとめ座銀河団には数千の銀河があって、それぞれに数
千億の恒星を抱えている。だから、我々の世界では、ギャラクシーファンドと
いうのがあって、数千億の文明に分散投資できるようになっておる。\(^O^)/
 そんな必要あるの?
 あるよ、もちろん。大体、地球の時間単位でいう100万年から1000万年くら
いで考えると、けっこう、文明は滅びてるんだぞ。地球の文明1つに賭けるな
んて、危なくてしょうがない。\(^O^)/
 あのー、おれら、あんたらみたいに、そんなに長生きしないんですけど。\(^O^)/

 おまけ。
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セイラー教授の行動経済学入門 (単行本)
リチャード・セイラー (著), 篠原 勝 (翻訳)
という本があるでしょ。
 書店でみたときに、推薦してたのが、たしか、バートン・マルキールだった。
行動経済学をやっつけたのに、推薦していて面白いなと思った。
 日本だと、山崎元も推薦しているけどね。
 おれは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/23/1674171
「投信バブルは崩壊する!」「行動経済学」「実験経済学入門」
などで、紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033547/showshotcorne-22/
友野典男著「行動経済学 経済は「感情」で動いている」
で当面十分だと思っているので、買わなかったけど。