財務省問題を郵政にすり替える小泉 ― 2005年09月04日 11時35分53秒
ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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いま、テレ朝でサンデープロジェクトで、おれ、あんまり評価してないです
が、経済評論家の紺谷典子が、郵政民営化によって郵政資金が特殊法人に流れ
るのが変わって特殊法人改革になるというが、それは嘘で、それなら財務省改
革をやらないといけないといってましたが、珍しく正論ですね。
この前、紹介した野口悠紀雄の「財投債の問題は郵政の経営形態とは関係な
い。問題は、「郵貯を民営かするか否か」ではなく、「財投債を継続するか否
か」。問題は、日本郵政公社にあるのではなく、財務省にある」というのも、
同じ主張。
小泉改革が遅々として進まないのは、結局官僚丸乗り、特に旧大蔵省、財務
省の言いなりだから。
小泉は、官僚の聖域、とくに財務省にはメスを入れないんだもん。
これじゃ、役人の焼け太りになるだけで、ほんとには改革できない。実際、
特殊法人改革も看板変えただけで給料・人件費は増えたしね。
しかも小泉は来年9月には総裁を辞めると明言しているので、自民党の改革
反対派勢力はターミネーター2のように復活する。
結局、根から絶たないとだめなわけで、自民党をいっぺん政権から落とさな
いと何も変わらない。
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いま、テレ朝でサンデープロジェクトで、おれ、あんまり評価してないです
が、経済評論家の紺谷典子が、郵政民営化によって郵政資金が特殊法人に流れ
るのが変わって特殊法人改革になるというが、それは嘘で、それなら財務省改
革をやらないといけないといってましたが、珍しく正論ですね。
この前、紹介した野口悠紀雄の「財投債の問題は郵政の経営形態とは関係な
い。問題は、「郵貯を民営かするか否か」ではなく、「財投債を継続するか否
か」。問題は、日本郵政公社にあるのではなく、財務省にある」というのも、
同じ主張。
小泉改革が遅々として進まないのは、結局官僚丸乗り、特に旧大蔵省、財務
省の言いなりだから。
小泉は、官僚の聖域、とくに財務省にはメスを入れないんだもん。
これじゃ、役人の焼け太りになるだけで、ほんとには改革できない。実際、
特殊法人改革も看板変えただけで給料・人件費は増えたしね。
しかも小泉は来年9月には総裁を辞めると明言しているので、自民党の改革
反対派勢力はターミネーター2のように復活する。
結局、根から絶たないとだめなわけで、自民党をいっぺん政権から落とさな
いと何も変わらない。
コメント
_ 半日庵 ― 2005年09月05日 09時57分15秒
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当たり前ですよ。小泉さんは大蔵族だったはずです。
首相になってやったことも大蔵族が他の族議員の力をそいで旧大蔵省の省益を増すことばかりです。公共事業の削減なんか、旧大蔵省の主張通りの政策だと思いますよ。
なぜかマスコミは小泉さんも族議員だということを言わないんです。野党もそのことを追及すればいいのになぜですかねえ。