Re: NHK Eテレ「100分 de 名著」、2019年9月は、大江健三郎「燃えあがる緑の木」\(^O^)/ ― 2019年11月27日 23時39分22秒
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/08/31/9147909
NHK Eテレ「100分 de 名著」、2019年9月は、大江健三郎「燃えあがる緑の木」\(^O^)/
を書いてから、とっくに終わったけど、面白かったね。
ゲスト講師の芥川賞作家、小野正嗣(おの・まさつぐ)さんは、大分県出身で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2018/11/22/9001814
NHK 2018年春の番組改編でわかる情報省支配。特に女子アナ。
でも指摘したように、情報省のスパイ。\(^O^)/
小野さんは、NHK Eテレの日曜美術館の司会もやっている。NHKの情報省支配が進んでいる一例。
「100分 de 名著」の大江健三郎「燃えあがる緑の木」シリーズで、爆笑だったのが、第2回と第4回かな。
司会の伊集院光さんが、自分の読み筋を披露すると、小野さんが、
「いまの、ぼくが言ったことにしてくれませんか」
と言って爆笑を誘ったり、伊集院さんが、読み筋を語って、
「そう考えると、この作品は、非常に繊細な作りになってますね」
と言うと、小野さんが、
「ああ、そうか。そうですね。そうだよ。ああ、おれは、だめだ。何にも読めてないなあ」
と、慨嘆して、爆笑を誘っていました。
これ、おれの大分県人に持っているイメージそのもの。
物静かで控えめなんだけど、時に意図せず?爆笑を誘ったり、素直に反省する。
人間が素直でねじ曲がってないのよね。人間のとてもいいところ、善性がすくすく育って、大人になった感じがある。
文学作品を読み解く、文学的読解力があると、いい作品は、いくらでも深読みできるし、逆にいろんな深読みができるしっかりした作りになっているから、いい文学作品だと言える。
いまは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/11/07/9173799
現代日本人の読解力は、文学的読解力以前のひどい状態。新井紀子「AIに負けない子どもを育てる」「【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち」、その他
で書いたように、文学的読解力以前の状態の子供や大人も多いらしいから、なおのこと、小野正嗣と伊集院光の読み合いが面白かった。
将棋では、「果たして、これはどっちが読み勝っているのでしょうか」と解説がある局面がよく出てくるが、小野さんが、
「ああ、おれは何にも読めてない」
と言ったのは、投了したみたいなもんです。
とはいえ、伊集院さんは、小野さんの読み、解説をベースに、自分が感じたことを述べたので、全体としては、小野さんのほうが読み勝っているんだけど、将棋のプロが、アマとの指導対局、局後の感想戦で、
「この手は、いい手でしたね。鋭い踏み込み。これで、こっちは参りましたよ」
と言って、アマをほめたようなもんだと思いました。
いやあ、面白かった。
■大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年9月 (NHK100分de名著)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4142231030/showshotcorne-22/
大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年9月 (NHK100分de名著) ムック – 2019/8/24
小野 正嗣 (著)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07WRX2DZV/showshotcorne-22/
NHK 100分 de 名著 大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年 9月 [雑誌] (NHKテキスト) Kindle版
NHK出版 日本放送協会 (編集)
関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/08/31/9147909
NHK Eテレ「100分 de 名著」、2019年9月は、大江健三郎「燃えあがる緑の木」\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/06/30/9109758
NHK Eテレ「100分 de 名著」、2019年7月は小松左京スペシャル\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2014/11/21/7498768
「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」刊行開始記念、大江健三郎×池澤夏樹対談
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/08/20/6060226
NHK高知放送局「仁淀川~人と川の原風景~」。大江健三郎「同時代ゲーム」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/31/5997733
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集【全30巻】完結記念リスト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/04/11/5797636
小説 TRIPPER (トリッパー) 2011春季号 大江健三郎×筒井康隆×丸谷才一
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/02/20/4892913
筒井康隆朗読会初日
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2019/08/31/9147909
NHK Eテレ「100分 de 名著」、2019年9月は、大江健三郎「燃えあがる緑の木」\(^O^)/
を書いてから、とっくに終わったけど、面白かったね。
ゲスト講師の芥川賞作家、小野正嗣(おの・まさつぐ)さんは、大分県出身で、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2018/11/22/9001814
NHK 2018年春の番組改編でわかる情報省支配。特に女子アナ。
でも指摘したように、情報省のスパイ。\(^O^)/
小野さんは、NHK Eテレの日曜美術館の司会もやっている。NHKの情報省支配が進んでいる一例。
「100分 de 名著」の大江健三郎「燃えあがる緑の木」シリーズで、爆笑だったのが、第2回と第4回かな。
司会の伊集院光さんが、自分の読み筋を披露すると、小野さんが、
「いまの、ぼくが言ったことにしてくれませんか」
と言って爆笑を誘ったり、伊集院さんが、読み筋を語って、
「そう考えると、この作品は、非常に繊細な作りになってますね」
と言うと、小野さんが、
「ああ、そうか。そうですね。そうだよ。ああ、おれは、だめだ。何にも読めてないなあ」
と、慨嘆して、爆笑を誘っていました。
これ、おれの大分県人に持っているイメージそのもの。
物静かで控えめなんだけど、時に意図せず?爆笑を誘ったり、素直に反省する。
人間が素直でねじ曲がってないのよね。人間のとてもいいところ、善性がすくすく育って、大人になった感じがある。
文学作品を読み解く、文学的読解力があると、いい作品は、いくらでも深読みできるし、逆にいろんな深読みができるしっかりした作りになっているから、いい文学作品だと言える。
いまは、
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現代日本人の読解力は、文学的読解力以前のひどい状態。新井紀子「AIに負けない子どもを育てる」「【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち」、その他
で書いたように、文学的読解力以前の状態の子供や大人も多いらしいから、なおのこと、小野正嗣と伊集院光の読み合いが面白かった。
将棋では、「果たして、これはどっちが読み勝っているのでしょうか」と解説がある局面がよく出てくるが、小野さんが、
「ああ、おれは何にも読めてない」
と言ったのは、投了したみたいなもんです。
とはいえ、伊集院さんは、小野さんの読み、解説をベースに、自分が感じたことを述べたので、全体としては、小野さんのほうが読み勝っているんだけど、将棋のプロが、アマとの指導対局、局後の感想戦で、
「この手は、いい手でしたね。鋭い踏み込み。これで、こっちは参りましたよ」
と言って、アマをほめたようなもんだと思いました。
いやあ、面白かった。
■大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年9月 (NHK100分de名著)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4142231030/showshotcorne-22/
大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年9月 (NHK100分de名著) ムック – 2019/8/24
小野 正嗣 (著)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07WRX2DZV/showshotcorne-22/
NHK 100分 de 名著 大江健三郎 『燃えあがる緑の木』 2019年 9月 [雑誌] (NHKテキスト) Kindle版
NHK出版 日本放送協会 (編集)
関連:
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2019年11月の「法華経」、面白かったと思ったら、12月は、ドストエフスキー「カラ
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もう、明日から始まるので、あわてて。
Eテレ「100分 de 名著」、2020年6月はイ
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もう、明日から始まるので、あわてて。
Eテレ「100分 de 名著」、2020年6月はイ
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今日、放送なので、あわてて書きますが、NHK Eテレ(教育テレビ)で、100分de名著「
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