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文章が駄目ならシステムも駄目、形式仕様記述(フォーマルメソッド)のことも2011年09月19日 08時43分37秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
 日経ITproから来たメールに【文章が駄目ならシステムも駄目】があって、
--- ここから ---
 「文章が駄目ならシステムも駄目」とは、情報システムに関する文章が不正
確であるならそのシステムの出来は悪いという意味である。具体例をいくつか
挙げてみる。
 仕様書が駄目ならシステムも駄目である。「こういうシステムにしたい」と
いう要求を整理して記述した仕様書が間違っていたり誤解を招く文章で書かれ
ていたりすれば、それに基づいて作られたシステムに間違いや不具合が生じる。
 設計書が駄目ならそれに基づいて作られたり修正されたソフトウエアにバグ
が発生する。報告書が駄目ならそれに基づいて遂行されたプロジェクトは滞る。
操作マニュアルが駄目ならシステムを利用したり運用したりする際に間違いが
起きやすくなる。
 「システムも駄目」になっては困るから、情報システムの開発や運用の現場
を支えるSEやマネジャは「文章が駄目」にならないように苦労している。同僚
や後輩あるいは協力会社のSEが書いた文章を査読する。分かりにくい点や情報
が足りない点を問いただす。間違いがあれば修正する。相当な時間と金を費や
さざるを得ないが「システムも駄目」にする訳にはいかない。
 とはいえ個々の開発プロジェクトのたびに文章修正に時間と金を費やすのは
いかがなものか。同じ時間と金をSEの文章力を向上させる研修やトレーニング
にあらかじめ投じてはどうか。急がば回れであり、SEがしっかりした文章を書
けるようになることがシステムの開発や運用を成功させる道である。

 このように「文章を良くすればシステムも良くなる」と考えたのが日本情報
システム・ユーザー協会(JUAS)でソフトウエア文章化プロジェクトのリーダ
ーを務めた福田修氏(テクノロジー・オブ・アジア代表取締役)である。ソフ
トウエア文章に関するプロジェクトの成果は『SEを極める 仕事に役立つ文章
作成術』( http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/nc/books/bunsyou/ )にまと
められた。
福田氏は同書に基づくソフトウエア文章作法を3000人のSEやSEマネジャに指導
してきた。
--- ここまで ---

 こういうのは、よくあるよね。
 簡単な仕様だからと思って、まとめろといっても、いつまで経っても書いて
こない。やっと書いてきたと思ったら、箇条書きでペラ一枚。いっぱい見落と
し、抜けがある。
 文章が書けないんだと思って、図でもいいよというと、またいつまで経って
も出てこない。描いてきた図は、また、見落としいっぱい、必要なことが抜け
まくり。
 何年、この仕事をやってるんだ、新人じゃないんだからと思うが、いつまで
もつきあってはいられない。そいつが、飛ばされようが、首になろうが、知っ
たこっちゃないからね。\(^O^)/
 以下でリストする本は、文章や図解のテクニック本で、スキルを身に付ける
と、文章や図解ができるようになるという前提だが、そこに落とし穴がある場
合もある。
 前述の仕様書や図が描けないケースでは、なぜ、文章や図解がだめかという
と、もっと根本的な問題、すなわち、考える力がないのが原因。
 文章や図にするネタを考え出す力がないのだ。これは、表面的なテクニック
では補えない。論理的な思考力や想像力、経験がないとね。
 そんなレベルのSEと称する連中が掃いて捨てるほどいて、日本のITがだめな
原因の1つになっている。

 もう1点は、仕様書を自然言語、日本語でしっかり書けばいいと思っている
点。自然言語は、正確性に欠けるのだ。
 仕様書なら、本来は、これまで何度も紹介している形式仕様記述(フォーマ
ルメソッド、Formal Methods)で、数学的に仕様記述をするのがいい。
 モバイルFeliCa、つまり、EdyとかSuicaなどのICカードをやっているソニー
のフェリカネットワークスは、フォーマルメソッドの素晴らしい実例。
 つまり、みんなが通勤や通学で日々使っているICカードは、形式仕様記述
(フォーマルメソッド)を駆使して作られたということ。

関連;
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/07/29/5254545
VDM++によるオブジェクト指向システムの高品質設計と検証
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/07/29/5254556
フォーマルメソッド(形式仕様記述、Formal Methods)の教科書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/20/491884
形式仕様記述(フォーマルメソッド、Formal Methods)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/08/10/5277689
地球なう。おれのサンプルリターンは大成功\(^O^)/

 という2点を念頭に置いた上であれば、以下のリストにある本で紹介されて
いるスキルは役立つと思う。

 その前に、関連して、少し。
 どこで読んだか忘れたが、電気系で素晴らしい実績を残した技術者の一言で、
「休日に1時間、仕事の勉強を10年続けた人と何もしなかった人で、どれくら
い差がつくかわかりますか」
といったものがあった。
 我々の業界のように変化が激しい世界では、1年でも大きな差がつくだろう。
 週休2日だとして、1ヵ月で8時間。12ヵ月で96時間だから、ざっと100時
間。けっこう差がつきますね。
 自腹を切って本を買って勉強したり、ソフトを調べたり、プログラミングを
やったり、分析、設計の手法を学んだり、セミナーや勉強会に出かけたり、そ
ういうことを継続している人は、どんどん先に行っちゃう。
 ワークライフバランスを目指して、休日に仕事のことは一切何もしないのも、
1つの生き方だが、景気が悪くなったとき、我々の業界では、休日に何も努力
してこなかった人は、職を失う可能性が大。それだけの差がついてるから。
 我々の若いときは、日本はバブル景気。こつこつやってた人も遊びほうけた
奴も同じように給料がもらえた。でも、景気が悪くなったとき、遊びほうけて
スキルを磨いてこなかった奴は、首になったり、飛ばされたり。
 それは、当然の成り行き。努力が報われないとおかしいもんね。
 何もやってこなかった奴が、あわてて、スキルを身に付けようと思っても、
若いときからこつこつやってきた人とは大きな差がついてるから、生き残る
のは難しい。また、そうでないとおかしい。繰り返しになるが、ワークライ
フバランスで遊んでた奴は切り捨てて、努力してきた人には報いないと。

 九大(九州大学)、九州つながりで、
http://www.isit.or.jp/
九州先端技術研究所 ISIT
が流してくるメールにあるセミナーや勉強会は、一部をたまに紹介しているが、
実はいっぱいある。
 紹介しきれないので、Lisp関係とか、ISIT関係の一部とか、目についたとき、
思い出したときに書いているだけ。
 たとえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778843
Shibuya.lisp結成と第1回テックトークイベント
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/22/4712709
Lispセミナー、甘利俊一先生の数理脳科学、情報幾何学
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/06/17/5167668
Shibuya.lispとLL Tiger
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/07/31/5997747
Scala勉強会 in 渋谷
とかね。
 お、
http://shibuya.lisp-users.org/
Shibuya.lisp
をみると、10/22日(土)にテクニカルトーク#7があるのね。
https://groups.google.com/group/Shibuyalisp
をみても、スタッフが決まった段階で、一般の募集はまだみたいね。久々に若
い人の話を聴きに行きたい気がするが。
 LL(Lightweight Language)も長く続けているよね。今年はどうなってるんだ
と思って、
http://ll.jus.or.jp/2011/
Lightweight Language
をみたら、Lightweight Language Planetsが8月20日にもう終わってた。^^;

 東京は、やはりセミナー、勉強会、読書会などが多いからいいよね。
 九大の講義に行ったとき、学生には、東京はいいよねとうらやましがるんじ
ゃなくて、なければ自分らで勉強会をやれと話している。東京の連中だって、
口を開けて誰かがやってくれるのを待ってるわけではなく、自分たちで動いて、
勉強会などやってるわけ。
 いまはネットも発達しているので、自分の住む地域でセミナーや勉強会がや
ってなくても、やりようはいくらでもある。
 自分たちでやる人は、ほんとに伸びるんだよ。勉強会やセミナーを組織して
実行・運営すると、いろんな折衝を経験して、技術的な部分だけではなく、人
間的にも伸びる。体験を通じてできた人脈も将来の財産になるだろうしね。
 ってなことを書いて、思い出した。おれ、IT勉強会カレンダーを紹介してる
じゃん。おれってば、偉い。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/09/27/5372117
IT勉強会カレンダー。温泉でやるのもあるのね。\(^O^)/

 では、リスト。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822207978/showshotcorne-22/
SEを極める 仕事に役立つ文章作成術―百戦錬磨のプロマネが伝授するドキュ
メント作成の極意 [単行本]
福田 修 (著), 日本情報システムユーザー協会 (編集)
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/nc/books/bunsyou/
SEを極める 仕事に役立つ文章作成術

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774141445/showshotcorne-22/
SEの文章術 【第二版】 (技評SE選書) [単行本(ソフトカバー)]
克元 亮 (著)
http://gihyo.jp/book/2010/978-4-7741-4144-2
SEの文章術 【第二版】

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774132861/showshotcorne-22/
SEのための図解の技術、文章の技術 [単行本(ソフトカバー)]
谷口 功 (著)
http://gihyo.jp/book/2007/978-4-7741-3286-0
SEのための図解の技術、文章の技術

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798104787/showshotcorne-22/
SEのための図解技術 (ネクストエンジニアSELECTION) [単行本(ソフトカバー)
]
開米 瑞浩 (著)
http://www.seshop.com/product/detail/4164/
SEのための図解技術

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798025224/showshotcorne-22/
図解入門 よくわかる最新システム開発者のための要求定義の基本と仕組み
(How‐nual Visual Guide Book) [単行本]
佐川 博樹 (著)

 あと、文章力や読解力、特に文学的読解力の強化は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/20/5030582
文章読本など、私の文章修行(爆笑)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/16/1658941
高校生のための文章読本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/15/5018444
井上ひさし作品のこと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/17/5024624
Re: 井上ひさし作品のこと。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2010/04/18/5028234
Re: 井上ひさし作品のこと。 その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2011/06/24/5925512
NASAのテクニカルライティング、ASD Simplified Technical English, 理系の
ための英語、論文、国際学会の英語
あたりを参考にしてね。

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ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
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 来年1月16日-17日に「形式手法導入パイロット教育コース」というの

_ ホットコーナー - 2018年10月30日 02時21分50秒

ASAHIネット(http://asahi-net.jp )のjouwa/salonから。
---
 世の中、まだ、テスト駆動開発(TDD)しか知らず、形式手法(フォーマルメソッド、Formal Methods)を知らない人が多い。
 以前書いたけど
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